2012年04月23日

整理:基本は「選択」 「今」に基準合わせ、モノ管理

整理:基本は「選択」 「今」に基準合わせ、モノ管理
毎日新聞 2012年04月22日 東京朝刊

門出と出会いの春。新しい衣類や生活用品を購入し、慣れ親しんだものを処分しなくては。
でもそこで「捨てられない」壁に突き当たる。できるだけ捨てずに、気持ち良く手放せないものか。プロフェッショナルに極意を尋ねた。【山崎明子】


 4月中旬の朝。「暮らしっく工房」(東京都杉並区)代表の福田美保子さんが同区の1LDKマンションに乗りこんだ。


 天井近くまである衣装ケースは衣類でパンパン。子どものおもちゃをその上に置いている。本棚は奥と手前の2列使いで、ベッドの下に日用品、カウンターキッチンの下に趣味の手芸用品が詰めこまれている。


 福田さんは都内を中心にハウスクリーニングや整理技術の指導をしている。

夫と2、4歳の子どもの4人暮らしの女性(31)が「一人では整理できない」と思いつめ、片づけコーチを頼んだ。


 福田さんはまずこう言った。「整理の基本は、捨てることではなく選択すること。自分が管理できる範囲に収まるよう基準を作ってくださいね」

福田さんによると、手元に残す基準は▽今使っている▽思い入れがある▽とにかく好き−−なモノ
逆に手放すのは▽今は必要ないがいつか使うかも▽もったいない▽要不要を判断できない−−と感じるモノだ。

「今」に基準を合わせることがモノを増やさないカギ。

もらったお土産は感謝しながら処分する。非常時用のストックは時期を見て入れ替える。どうしても決められないモノは日付入りの段ボール箱の中に。1年たって使わなければ「不要品」と判断する。


 福田さんの指摘に従って、女性はもてあましていた手芸材料、賞味期限切れドレッシングなどを見切っていく。どんどん表情が輝いていった。

 ◇リサイクルで有効活用

 片づけたモノをごみにせず、有効に生かすのがリサイクル

関東の1都4県でリユースショップ60店を展開する「トレジャー・ファクトリー」(本社・東京都足立区)は、家庭にあるもの全てを買い取る。

買い取り基準は電気製品は製造から、家具は購入から7年以内が目安。

家具はデザインやキズの有無で値段が変わる。

衣類はそのままの状態で売り場に並ぶのでクリーニングした方が評価は高い。

同社広報の小谷真由子さんは「持ち込む時、親しい友人に喜んでもらう気持ちが必要です」とアドバイスする。

 故繊維リサイクル業「ナカノ」(事業本部、横浜市南区)は09年、古着原料の特殊紡績手袋「よみがえり」(378円)を開発した。
女性用の「よみがぁ〜る」と合わせてこれまでに約70万セットを販売した。厚手で灰色の布地には赤や青、金ラメの繊維が混じる。


 横浜市内で集めた古着が主原料。伝統のモノ作り技術を生かしたシティーブランド「ヨコハマ・グッズ(横濱001)」に認定された。同社には宅配便でも古着が送られて来る。
事業企画室の窪田恭史さん(38)は「衣類には気持ちがこもっている。ごみではありません。知恵を出してその思いに応えたい」という。


 古着を送る場合の問い合わせは秦野工場電話0463・75・0564。

posted by 小だぬき at 10:25| Comment(0) | TrackBack(0) | 社会・政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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