2012年07月20日

「私の言うことはみなウソだ」 さてホントかウソ…

余録:「私の言うことはみなウソだ」。
                     さてホントかウソ…  

毎日新聞 2012年07月20日 00時05分

           
 「私の言うことはみなウソだ」。さてホントかウソか−−この手の話をパラドックス(逆説)という。
この「ウソつきのパラドックス」を考えたのは古代ギリシャの哲学者エウブリデスという

▲今日「砂山のパラドックス」と呼ばれる逆説もこの人の作といわれる。
−−砂山がある。その砂1粒を取っても砂山である。
砂山から1粒取っても依然砂山というのであれば、さらに1粒、さらに1粒……といつか最後の1粒になってもそれは砂山ということになる

▲「ばかばかしい」と怒られそうだが、これは論理学の問題として大まじめに論じられたテーマだそうだ。
砂粒を取るうちにやがて砂山でなくなるが、どの1粒の時かは決められない。

なにやら議員が1人、また1人と離党していく民主党を思い浮かべた方もおられよう

▲「離党ドミノ」なる言葉がメディアに躍り、小沢一郎氏のグループが党を飛び出た後も離党者に歯止めがかからない民主党である。
消費増税法案の衆院採決後の離党届提出者は計55人になった。
さしもの政権与党の砂山も誰の目にも分かるほど一まわり小さくなった

目立つのは、この間の離党理由の広がりだ
原発再稼働や環太平洋パートナーシップ協定参加への反対から尖閣諸島問題の対応への不満まで、政権の抱える争点ごとに離党者が出ては首相も党執行部もたまらない。
もともと結束を欠く砂の集まりのような党の宿命か

▲なおも離党予備軍を抱える首相には「自壊」と隣り合わせの政権運営が続く。
さて与党はどこまで減れば与党でなくなるか。奇妙なパラドックスには事欠かぬ政界だが、こちらはいずれはっきりする。

posted by 小だぬき at 08:12| Comment(0) | TrackBack(0) | 社会・政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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