2012年09月14日

憂楽帳:もう一度考えよう

憂楽帳:もう一度考えよう
毎日新聞 2012年09月12日 13時57分


昨年の3月11日は、山形県内の実家にたまたま戻ってきていたという。
テレビで甚大な被害を目にした宮城県の名取市閖上(ゆりあげ)地区や南三陸町は、仕事で何度も足を運んだ場所だった。
一般道路を何時間もかけて、とにかく戻った仙台市宮城野区内の自宅や事務所は、激しい揺れの影響で足の踏み場もなかった。

「人間1人の、自分の無力さを、つくづく思い知らされた」

 先日知り合った、山形県南部に住む男性(50)から聞いた言葉だ。

「町おこし」を、民間の立場で支える仕事などをしていた彼は今、山形県内で仕事をしながら時間を作っては、復興支援やその相談のため、以前の仕事先を訪問している。
「こっちは仕事度外視で続けている。
人として当たり前のことをしているだけだから」と笑った。


 本紙9日付朝刊で掲載した被災42市町村の首長アンケートでは「震災・被災地への関心の薄れ」を懸念する声が最も多かった。
「もう一度、一人一人が『自分には今、何ができるのか』を考え直すべきではないか
」。
笑顔は消え、目に涙が光った。【熊田明裕】

posted by 小だぬき at 07:20| Comment(0) | TrackBack(0) | 社会・政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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