2012年10月06日

政治評論家・筆坂秀世氏 「共産党は一貫した護憲勢力」か

政治評論家・筆坂秀世氏 「共産党は一貫した護憲勢力」か
2012.9.30 17:10  MSN産経新聞

皆さんは共産党を一貫した「護憲勢力」と考えていないだろうか。
「必ずしもそうではなかった」と説明すると、大抵の人は目を丸くする。
私は18歳で入党し、平成17年に離党するまでナンバー4と言われる政策委員長などを務めた。
党の憲法政策にも深く関わってきたが、党の歩みは「護憲一辺倒」ではなかった。


 象徴的な例として9条を挙げたい。
中央委員会議長を務めた野坂参三さんは憲法制定時、自衛権まで否定するかのような書きぶりに猛反対した。

ところが、時の吉田茂首相は「戦争は国家防衛の名で行われてきた」と取り合わなかった。


 衆院選で野党第二党に躍進した1970年代以降
、他党との連立政権樹立を念頭に、「憲法違反の自衛隊は解散させるが、国民の合意があれば憲法を改正し、最小限の自衛措置は取る(軍隊を持つ)」という方針を打ち出した時期もある。


 「9条堅持」を明確に打ち出すようになったのは90年代に入ってからだ。
「冷戦が終わり、軍隊無しにやっていける世界が来た」と考えたからだ。
いま党はかたくなに「護憲」を掲げているが、現実的な憲法論に立っていた時代もあったということだ。


 憲法改正の是非を大いに論じたらいい。
憲法は神棚に上げておくものではない。
護憲派にその傾向が強い。
特に9条の検証は急がねばならない。
これは明らかに日本の属国化を前提にした条文だ。


 「戦力を保持しない」と規定した理由は、単に戦前の日本軍に代わる米軍が憲法制定時は駐留していたからだ。


 占領が終わり、独立国になった現在の日本にとってふさわしい条文なのか、日米安保体制のあり方も含めて議論が必要だ。

posted by 小だぬき at 16:43| Comment(0) | TrackBack(0) | 社会・政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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