2012年12月10日

道路だけじゃない 老朽化原発にもアンカーボルトはワンサカある

道路だけじゃない 老朽化原発にもアンカーボルトはワンサカある
2012年12月6日  日刊ゲンダイ掲載


台湾では金属疲労で大騒ぎ

人が亡くなった中央道「笹子トンネル」の天井板崩落事故は、劣化した構造物のモロさと怖さをあらためて感じさせた。

中日本高速道路は、事故後、トンネル最上部と天井板をつっていた「つり金具」を固定するアンカーボルト(23センチ)が抜け落ちていた事実を明かし、これが事故の原因につながった可能性が高い。

 4日に崩落現場を視察した国交省の調査検討委員会によると、ボルト自体に目立った腐食は見られなかったといい、今後はボルトの埋め込みに使われた接着剤の劣化などを含めて詳細な調査を行う。

 アンカーボルトはトンネルに限らず、橋梁(きょうりょう)やビルなど、ありとあらゆる構造物に使われている。いわば「基礎」そのものだ。
基礎」を失った構造物がいかにヤワで壊れやすいか。今回の事故で、それがよく分かった。

 となると、当然、あの重大施設に使われているボルトの劣化が不安になってくる。老朽化した「原子力発電所」である。

40年近くにわたって原発問題に取り組んでいるNPO法人「原子力資料情報室」も原発で使われているボルトの耐久性について警鐘を鳴らす。

「笹子トンネルと同タイプではないにしても、タンクや配管、鉄塔などの固定にアンカーボルトは多く使われています。強度は計算されているでしょうが、地震が続けば耐久性が持つのかどうかは分かりません」

 原発施設で使用されているボルト劣化の懸念は決して大げさじゃない。実際、台湾第2原発では、3月にアンカーボルト7本の破損が判明して大騒ぎになった。台湾電力の調査で、原因は「金属疲労」だった

 日本では77年の笹子トンネル開通よりも前に運転を開始した老朽化原発がゴロゴロある。

事故を起こした「福島原発」や「敦賀原発」「美浜原発」「高浜原発」「玄海原発」などだ。
これらの施設に使われているボルトが原発稼働中に一斉に外れたら……なんて、考えただけでゾッとする。
やっぱり「廃炉」しかない
posted by 小だぬき at 09:07| Comment(0) | TrackBack(0) | 社会・政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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