2013年03月29日

自分で考える力が必要!将来出世する子どもの育て方3つ

自分で考える力が必要!将来出世する子どもの育て方3つ
2013.03.28 23:00   NEWSポストセブン

景気の先行きが不透明で、終身雇用もなくなり、税金はアップ。
まさに激動の時代です。
お子さんがいる方は、お子さんが大きくなったころはどうなっているんだろう……と心配していらっしゃるかもしれません。


親御さんが経験してきた時代とは、また違う時代を進むことになる可能性が高いため、親御さんの成功談や失敗談をそっくりそのまま伝えて同じようにさせてしまうと、お子さんが大人になったときに通用しない危険性があります。


そこで、青山社中株式会社筆頭代表(CEO)である朝比奈一郎さんの著書『やりすぎる力』を参考にしながら、これからの時代で活躍できる人にするために、お子さんにさせておくと良さそうなことを3つあげてみました。


■1:ディスカッションをしてみる


<わが国の教育に何が欠けてしまっているのか。
それは、私見では、一言でいえば、「議論」(ディスカッション)ということになる。
(中略)「やり過ぎる」ためには、志を同じくする人同士での団結がひとつの鍵になるところ、これではそうした動きは望むべくもない。
互いに率直に議論し合ってこそ、ともに行動に向けて歩み出すことができるというものである。

という指摘にもあるように、”話し合い”をする機会は非常に重要だと思われます。

親が四六時中「○○しなさい」「○○はそういうものだから、つべこべ言わないの!」などと一方的に考え方や行動を押し付けていると、お子さんは与えられたことしかできなくなってしまうかもしれません。


「なんでそれが必要だと思う?」「どうすればいいと思う?」などと、話し合いする機会を持って、自分で考える力をつけさせてあげたいですね。


■2:偉人の”伝記”を読んであげる


<方法論だけでは、「次代を切り開くリーダー」になるノウハウは得られないのが現実だ。
「やり過ぎる力」を得るには、リーダーとしての理論だけでなく、実践面での話が必要なのだ。
それも切り取られた「逸話」程度ではなく、全体像が。
いわば、人生の「ケーススタディ」である。
すなわち、「伝記」だ。過去の偉人の「生き様」を一緒に学ぶことで、「理論」が活きてくる。

とありますように、何もないところに飛び込み、偉業を成し遂げた人の”伝記”を子どもに読んであげることも良さそうです。
偉人の言動や考え方に触れることで、ゼロから作り上げることのケーススタディをなんとなく心にとめてくれるはずです。


■3:何か疑問が出たら、それを突き詰めさせてみる


<何か社会のあり方や組織のあり方を「オカシイ」と思う力である。
(中略)今の日本社会を見ても、「なんだかんだ言ったって、まあ、多くの人は食えているし、あえて何かアクションを起こさなくても」と思っている人がほとんどであろう。そうした中で心からやりたいことを見つけて「やり過ぎる」ことは一般的には困難だ。>

子どもは様々なことを疑問に思います。
「なんで○○なの?」と聞かれたとき、「そういうものなのよ」などと適当に返事をしていると、だんだん自分で考えないようになってしまうでしょう。


「なぜだろう?」と疑問がわいたことにたいして、
「なんでだと思う?」「どうしたらいい?」「何を変えたらよくなる?」などと、
時間が許す限り、考えさせるクセをつけることも、 重要と言えそうです。


いかがでしたでしょうか? お子さんが社会に出たときに、さまざまな困難に自分で打ち勝つために、精神力や思考力を小さいうちから磨いておいてあげることも重要ですね
よろしかったらぜひ、参考にしてみてくださいね。



【取材協力】

※ 朝比奈一郎・・・青山社中株式会社 筆頭代表CEO/中央大学(公共政策研究科)客員教授。1973年東京都生まれ。東京大学法学部卒業。ハーバード大行政大学院修了(修士)。経済産業省でエネルギー政策、インフラ輸出政策などを担当。2010年11月15日、青山社中株式会社設立。著書に『やり過ぎる力』(ディスカヴァー・トゥウェンティワン)、共著に『霞ヶ関構造改革・プロジェクトK』(東洋経済新報社)、『霞ヶ関維新』(英治出版)など。

posted by 小だぬき at 05:12 | Comment(2) | TrackBack(0) | 教育・学習 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
私の時代は道徳の授業があった
道徳の授業が消えて、子供の非行が増えたので、道徳の授業復活だと
何か違うと思うのは私だけかな?
Posted by みゆきん at 2013年03月29日 15:34
道徳は 本来 生活や学習習慣を通じて身につけるものです。
3歳までのしつけが重要と言われています。
完全な人間はいないのですから、ケンカや身近な人との触れ合いで身につけると思うのです。
へたすると 授業A、人間性・道徳性Eなどと へんな人間が育ちかねません。
みゆきんさんの おっしゃる通りだと思います。
Posted by 小だぬき at 2013年03月30日 07:01
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