2013年11月29日

参院審議入り 賛成政党も「拙速」懸念

参院審議入り
 
賛成政党も「拙速」懸念
2013年11月28日 東京新聞朝刊

 

国民の「知る権利」が侵害される恐れのある特定秘密保護法案は二十七日、参院本会議で審議入りした。

質疑では、与党の自民、公明両党と衆院で賛成したみんなの党の議員が法案への懸念を示し、慎重な審議を求めた。

会期が残り十日に満たない今国会での成立にこだわる政府・与党の異常さを「身内」が批判したものだ。

だが、与党は二十七日、参院国家安全保障特別委員会での審議入りを職権で決定。国会での発言と国会運営がかけ離れる「言行不一致」となった。 (金杉貴雄)


 「成立ありきの拙速な審議とのあらぬそしりを受けぬよう国会論戦をお願いする」

 「国民にいまだ不安や懸念があることを、政府は真摯(しんし)に受け止めなければいけない。
法案が不可欠な理由を説明しきれていない」


 参院で最初に質問に立った自民党の宇都隆史氏は苦言を呈した。
与党自身が多くの野党と合意のないまま衆院で採決し、参院で審議入りさせた姿勢と矛盾するが、国会周辺で法案反対のデモが連日続き、衆院で採決を強行したことへ批判が高まっていることを意識した発言だ。


 宇都氏は法案の必要性を主張する一方で、問題点も指摘。
「政府に都合の悪い情報を恣意(しい)的に指定し、隠蔽(いんぺい)を図る行為は漏えいと同様に罪が重い」と、政府が不正に秘密を指定することへの罰則を設けるよう求めた。


 公明党の矢倉克夫氏も「特定秘密の定義は主観的基準が多い」「過失での漏えいまで処罰される」と法案を批判した。


 みんなの党の真山勇一氏は、衆院での採決強行を「(議論に)水を差した」とし「国民は不安を抱いている。急がず審議を」と慎重審議を求めた。
党内には、十分な成果を得ぬまま与党と修正合意したことに不満を持つ参院議員も少なくない。


 こうした発言は、衆院で可決された法案にこだわらず、参院が「良識の府」として熟議を尽くすべきだと訴えているようにも聞こえる。

だが、政府・与党は民主党など野党との合意を得ずに、強引に特別委での審議を進めようとしている。

posted by 小だぬき at 00:00| Comment(2) | TrackBack(0) | 社会・政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
国民の声は届かないのね(ーー;)
Posted by みゆきん at 2013年11月29日 15:31
本当に 選挙の時だけ 国民は大事にされる国のようですね。
Posted by 小だぬき at 2013年11月29日 17:27
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