自分を責めると大損すること5つ
2014.02.10 17:00 NEWSポストセブン
「自分はなんてダメなんだろう……」
「私ってダメママかも……」と、真面目な性格や完璧主義の人ほど、自分を責める人は多いもの。
でも自分を責めることにメリットはあるのかといえば……冷静に考えれば、ほとんどないのです。
むしろ自分を許さないと、反省を活かして変わることはできませんし、場合によっては大損してしまうことになります。
今回は、つい自分を責めてしまうとお悩みの方のために、
“自分を責めると大損する5つのこと”についてお伝えします。
■1:目の前の仕事のパフォーマンスが下がる
自分を責めると、落ち込みや自己嫌悪、自己否定など、マイナスの感情で頭はいっぱい。
当然今やるべき、目の前の仕事のパフォーマンスは下がります。
■2:満足なフォローができなくなってしまう
自分を責める事態が起きたということは、何かしらフォローをする必要があるでしょう。
たとえば迷惑をかけた取引先や、怒り過ぎてしまった子どもに謝るなど。
しかし自分を責めると、「私ってなんてダメなのだろう」「社会人失格だ」など、頭の中は“自分”でいっぱい。
相手の立場に立って考えることができず、満足のいくフォローができません。
■3:一緒にいる人も息が詰まってしまう
マイナスの感情は、表情や態度から一緒にいる相手にも伝染します。
■4:愚痴や不満が増える
自分を許せない人は、他人も許せません。
自分と同じだけ他人への評価も厳しくなり、愚痴や不満を抱えやすくなります。
■5:美容や健康に悪影響をおよぼす
自分を責めると緊張状態で体が強張り、息が浅くなります。
血液が十分に循環せず、肩こりや便秘、さらに肌荒れを起こしやすくなります。
以上、“自分を責めると大損すること”について5つお伝えしましたが、いかがでしたか?
反対に、“自分を許す”ことのメリットは、上記の反対になります。
つまり、目の前の仕事のパフォーマンスが上がり、満足なフォローができるようになり、一緒にいる人の負担が減り、愚痴が減り、美容や健康に良い影響がある、と、いいことづくめですね。
もちろん、ときには反省することも必要です。
でも、そんな時にも、自分を責めるような感情を入れることはお勧めしません。
そもそも頭の中が自己嫌悪や自己否定でいっぱいの状態で、果たして冷静に反省できるでしょうか?
失敗を反省して改善するには、“精神的な落ち着きと余裕”が必要です。
自分を許すことで心に余裕ができ、はじめて冷静に物事を見て、変わることができるのです。
冷静な状態で、客観的に物事を考えて反省するようにしましょう。