「薬は体にとって毒」と断言
2014.02.13 07:00
※週刊ポスト2014年2月21日号
世界第2位の製薬会社ノバルティスファーマが白血病治療薬の臨床研究に不正な圧力をかけていた問題が波紋を広げているが、日本人の薬に対する信頼感はいまだ大きい。
2009年には大衆薬のコンビニ販売が解禁され、昨年11月には約99%の大衆薬のネット販売を認める方針を政府が打ち出した。
今後、薬はますます身近な存在になり、体の不調を感じたらすぐに手を伸ばす気軽な商品になっていくだろう。
そんななか、薬を調剤・処方する、いわば「薬のプロ」であるはずの薬剤師から衝撃的なアドバイスが飛び出した。
昨年12月に発売され、医学界で話題を呼んでいる『薬剤師は薬を飲まない』(廣済堂出版刊)の著者で薬剤師、そして栄養学博士でもある宇多川久美子氏は次のようにいう。
「私自身、35歳から40歳過ぎまで頭痛や肩こりに悩まされ、毎日10数種類の薬を飲んでいました。
しかし、あるとき、すべての薬を手放して生活習慣を改善したところ、薬を飲まなくとも症状が軽減されていったのです」
そもそも“薬が効く”ということ自体がとても怖いことだと宇多川氏はいう。
「たとえば、火事が起きたら消防車を呼びますが、消防車は火事の家だけに放水します。
しかし、薬は体の不調なところにだけピンポイントで作用するわけではありません。
飲み下された薬は胃で消化され、全身を駆け巡ります。
言うなれば、住宅街をくまなく回り、火事でない家にも放水して屋根や壁を痛めつけているようなものです。
そうした薬の本当のメカニズムを知っているからこそ、私は薬を飲まないのです」
宇多川氏が「飲んではいけない」と唱える理由を挙げてもらった。
体調が悪いときに飲むものなのだから、体に悪いはずがない
―薬についてそう思う人も多いだろう。
しかし、宇多川氏は「薬は体にとって毒」だと断言する。
「薬は自然界には存在しない合成品です。
薬には、石油から合成して作られたものが多くあります。
つまり、元をたどればプラスチックと同じ成分から作られているのです。
そうした合成品は体にとって異物。
効き目があるところにはよいですが、全く無関係のところに行き渡れば重い副作用を及ぼす毒になるのです」(宇多川氏)
けど無くても困る
薬の副作用で亡くなる人もいるし
何事もなく助かる人の方が多いから,今は見守るしかない・・・かな?
薬、毒と分かっていても飲むと、血圧が下がったり、痛みが止まったり、血圧がサラサラになって体調が、
良くなれば良いのではないでしょうか、
健康人は(病気を持っていない人)、薬は毒に見えるでしょう?、しかも薬の専門家であれば、余計思われるでしょう?。
血圧の薬、30年も40年も飲んで居ます、体調を維持してくれています。
毒と分かっていても体調維持の為には飲んだ方が良いと思います。
今日もお元気にお過ごし下さい。
だから、なくても回復できるような生活習慣や体力づくりを普段から心がけようと思ってます。
自己回復する体力がない時や、緊急の時はやっぱり頼らないと仕方がないと思います。
(副作用はあるものなので、なるべく頼りたくないですが^^;)
私も 診断の際 薬手帳を医師に見せ 薬処方をしてもらっています。高血圧や抗鬱剤などは 飲んでいます。
ネット販売や薬局で買う市販薬なども 薬剤師と相談の上 購入です。
この著者の主張 そのものは「正しい」と思うのですが、近藤誠医師の「癌もどき」理論同様に 盲信だけは危険と感じています。
できうる限り 薬手帳を元に 主治医が処方箋でだした薬を信じるしかありません。
著者は医師の処方箋なく、ネット販売や自己判断での薬の服用に対して警告をしているのだと思うのです。
精神科にとっては、特に基準が明確でなく 薬の多剤処方が問題になっています。
本当に必要なのか、「副作用」を念頭に入れて 薬依存にならないように気をつけたいですね。