2014年02月24日

福島原発“敷地ごと崩壊”危機

汚染水で脆い地盤がユルユル…
福島原発“敷地ごと崩壊”危機
2014年2月22日 日刊ゲンダイ掲載

 ソチ五輪のお祭りムードを吹き飛ばす驚愕のニュースではないか。
福島原発の貯水タンクから高濃度の汚染水100トンが漏水していた問題だ。

 事態を20日に公表した東京電力によると、原発敷地内の「H6」というタンク群の1基(容量1000トン)で、ふたと側面の継ぎ目付近から漏水し、周辺の地面に流れ落ちているのが確認されたという。

東電は「海への流出はない」なんてノンキなことを言っているが、冗談ではない。

 漏水に含まれる放射性物質のストロンチウム濃度は1リットル当たり2億4000万ベクレルで、国の基準値のナント、400万倍だ。

「海に流れていないからOK」で済む話ではないし、敷地の地中に染み込んだこと自体も大問題なのだ。

 もともと福島原発の下は大量の地下水でユルユルだという。そこにどんどん水が入れば、プラントはグラグラになってしまう。

「67年に発行された『土木技術』(22巻9、10号)の『福島原子力発電所土木工事の概要』を読むと、福島原発は地下水が豊富で、地盤がもろいかが分かります。

著者は当時の佐伯正治・東電福島原発土木課長で、〈土工事にとって最も重要な問題は排水処理である。

当所でもこの問題には大いに悩まされた〉と振り返り、福島原発の設置工事は湧水続きで難しかったことが記されています。
地盤についても〈湿潤化した場合泥土化してゆるくくずれやすくなる〉とも書いています」(科学ジャーナリスト)

 民主党の辻元清美衆院議員は、昨年10月の経産委員会で福島原発の地下水問題を取り上げ、〈地下水の水圧に押され(略)建屋が浮いてこないように1日850トンもの水を汲み上げて(略)防いできた地層〉と指摘していた。

これが本当なら、福島原発はプールの中に箱が“浮いている”ようなもの。

汚染水のダダ漏れで“プールの水位”が上昇を続ければ、ある日突然、福島原発は敷地ごと“崩壊”しかねない。

原子炉ごと海に向かって倒れ込み、誰にも制御できないまま沈んでしまう危険性もある。

 タダでさえ、地下水がジャブジャブな敷地に大量の汚染水をあふれさせるなんて愚の骨頂だ。
まったく「アンダーコントロール」されていない。
posted by 小だぬき at 00:00| Comment(2) | TrackBack(0) | 社会・政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
ありえない、お粗末な仕事してますよね。
Posted by みゆきん at 2014年02月24日 13:23
汚染水貯蔵タンクの土台からして 手抜きがあるとのこと、おまけにタンクも簡易組み立て。
もし原子炉ごと崩落したら 海洋資源は全滅。悪い事に海はつながっている・・。放射能汚染テロ国家になりかねない。
今の政府に危機感がまるで感じられない。東電債務の第一順位を国にして 全力で地下水の誘導路を作るしかない。
こんな状態で再起動を言う人は信じられない。テレビ放映の時間制限、ネオン消灯、早期帰宅の奨励などをした上で 核物質を早期に取り出すしか手はない。手遅れになる前に・・・。
Posted by 小だぬき at 2014年02月24日 15:15
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