2014年06月26日

300年分エネルギー滞留 富士山周辺で不気味な地震続発

300年分エネルギー滞留
富士山周辺で不気味な地震続発
2014年6月25日 日刊ゲンダイ

 噴火のキケンが迫っているのか、富士山周辺が騒がしくなってきた。

 22日午前3時半ごろ、静岡県東部を震源とする地震が発生。
富士市で震度2を観測した。

先週は17日午前3時、伊豆で震度1、20日午前2時にも伊豆で震度2の揺れが起きている。いずれも規模こそ小さいが、富士山のお膝元で地震が頻発しているのだ。

そこで心配されているのが、富士山噴火の可能性である。

 過去、世界で起きたM9.0以上の巨大地震6例では、すべて4年以内に近くの火山が噴火している。

武蔵野学院大特任教授・島村英紀氏(地震学)が言う。
「小さな揺れでも、地震が頻発した後、火山が噴火する可能性は十分あります。
3・11大地震の直後、富士山付近で地震が増えました。
昨年から活動が活発化しはじめた箱根山も、富士山と地下マグマでつながっていると考えられます。
気がかりなのは、3・11以降、噴火の予兆とされる山体膨張が富士山で続いていることです」

■噴火まで1年切った!?

 さらに昨年末、小笠原諸島・西之島付近で海底火山が噴火、新しい島ができた。
これも富士山を刺激するという。

「最近の伊豆の地震は、フィリピン海プレート上で起きています。
同プレートの活動は活発化していて、新しい島も同プレート上にある。
同じ富士火山帯の一角ですから、富士山に影響を与える可能性はあるでしょう」(島村英紀氏=前出)

 富士山の噴火は、1707年の宝永の大噴火が最後。

島村氏は、約300年分のエネルギーが放出される分、被害は大きくなるという。いよいよカウントダウンか。
posted by 小だぬき at 00:00 | Comment(4) | TrackBack(0) | 健康・生活・医療 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
八甲田山も不気味よ(ーー;)
Posted by みゆきん at 2014年06月26日 12:03
日本という国は、自然との共存で成り立ってきた歴史ですね。
自然の猛威・脅威に謙虚に 立ち向かうしか手はないのですが・・・。

自然に生かされている人間で争い事などしている現状に神仏は 苦笑しているのでしょうね。
Posted by 小だぬき at 2014年06月26日 13:10
小だぬきさん こんにちは。

何時も有り難うございます。
富士山の300年滞留してるエネルギー計り知れないものがあると感じます。
300年前とは経済が発展し人口も多くなっていると思います。
被害甚大。
噴火は怖いですね〜。
秒読みに入りましたか?。
Posted by masa at 2014年06月26日 17:03
予知が数週間の余裕で 発表されれば 被害想定区域に住む住民の判断ができるのですが・・・。

リスクを考えると 予知連も権力も事前でしか発表をしないでしょうね。

masaさんの秒読みですか?は、現実時計では そんなに差し迫ってはいないようですが、歴史的な時間では秒読みに入っているとしか思えません。それが 月・年単位なのか 数十年なのかは・・・。
Posted by 小だぬき at 2014年06月26日 19:34
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