2014年07月09日

生命力の大きさ

父が倒れて 6日目、やっと 父が 懸命に生命を持ちこたえている意味が 分かり始めてきました。

病院での寝泊りを 止めて 自分のアパートで入浴・睡眠。

朝早くから 葬儀社に「万が一」の場合の 説明を受けに行き、帰宅中 道路にてめまいがして転倒。

近所のおばさんが 余程 私の顔色が悪かったのか 「急に起き上がらない」「救急車呼ぼうか・・」、

すみません、暑さでよろけただけのようです。ありがとうございますと返答。

「ちゃんと睡眠をとってくださいね」にはいと返事。

その後、実家に寄り、母のディーケアーの見送り(嫁いでいる妹の助けの大きさに率直に感謝)

写真の確定と 水戸 菩提寺の和尚さんに「父の状況連絡と万が一の場合、 戒名と法事のお経の手続き依頼)

病院へ 

「ムリしているようですね、今日は短時間の声がけにして、寝ておいてください」「ここは川崎市の市立救急救命専門部です」

「本人の心臓が動き、生き続けようとしている限り 万全の体制で看護していますから・・・」と。

午後16時30分、アパート帰宅。携帯電話を充電器につなぎ「ON」に。


父は いろいろな意味で 考えたり・動く時間を 残してくれているのだと思うようになりました。

「脳死」というものを 父の今のすべすべした身体と心臓の鼓動を聞く限り 受け入れることは 困難だと思いました。

ケースバイケースなのでしょうが、私は 命の完全に閉じるまでは 「生きている」としたいです。

「脳死」とはいえ、呼吸管理と血圧管理で 心臓は動いている。

人間の体の不思議と偉大さだと思います。

まだまだ 完全には 「脳」の働きのすべては 解明されていない、だって立派に心臓は動いているし 身体にできた傷も治っ

てきているのですから・・・。

多くの 皆さんから 励ましや激励をいただき 嬉しく思います。

コメントには、落ち着いたら 必ず 返事を書きますからね・・・。

明日は 口からいれていた 酸素を のどから入れられるように手術です。

神経の反射とはいえ 声がけに時々 涙が出ていたり、握手をすると握り返してきたような力を感じると このまま幸せな夢を

見続けて欲しいとも思うのです。

母の衰弱もひどく、父の後追いにならないように 気をつけていきたいです。

私の朝の血圧 210-112が 今の時点で 145-100まで 下がってきました。

父の「しっかりと 仏に旅立たせる準備が 私や妹 叔母にできるまでは、死ねないぞ!!」と 病床にいながら なんらかの願い

を 発信し続けてくれているように思われる 6日目です。
posted by 小だぬき at 16:53 | Comment(3) | TrackBack(0) | 健康・生活・医療 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
お父様は考える時間を下さってるんです。
私の心が弱いのを知ってた母は、あっと言う間でした。
泣いたのは・・・何日後だったでしょうか。
小だぬきさんのお父様も素晴らしい家族思いですね。
心の準備が出来るまで逝かないわよ
小だぬきさんも無理しないでね
送る人が、しっかりしなくっちゃ・・・です。
Posted by みゆきん at 2014年07月09日 21:00
おはようございます。

小だぬきさま、毎日伺っております。
小だぬきさまが、どれ程ご両親を大切に思っていらっしゃるか、ひしひしと伝わってきます。
仲の良いご家族ですね。

ご家族のことを話される小だぬきさまは、他の記事に見られる鋭さと打って変わって、とてもお優しい人柄が滲み出ていますね。

お父さまとのお時間が少しでも長くなるように祈っております。

小だぬきさまもご自愛下さいませ。
Posted by マモエ at 2014年07月10日 08:23
無理してないかな?
Posted by みゆきん at 2014年07月10日 14:47
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