昨日、父の介護認定変更が通知されました。
要介護1から要介護5にです。
老々介護で 寝不足・食欲不振・歩行困難な時こそ 介護が必要だったのに、その時は 要介護1。
心停止で低酸素脳症で 寝たきりになったら 要介護5。
はっきりいって 今 初期認知症から症状が進行している母は 要介護2。
一番 介護を必要としている時期に 介護認定が低く、寝たきりになったら要介護5とは・・・
本来の趣旨で言えば 痴呆症や病気・ケガ・障害で苦労している人にこそ 介護保険が重要なのに 判定は低くでて、寝たきりになって 介護度が上がる。
ちょっと違うのではないのかな・・・とも思います。
本来、日常生活に支障が出ている人の 認定が重く、寝たきりになりになった段階の人の方が 軽くが本来の姿のように思うのです。
認知症で徘徊のある方の介護の困難さや身体が不自由で動けない人が 介護保険を有効に使うためにも 介護認定基準を見直す必要があると思います。
寝たきりも大変だけど、一時も目を離せない状況の認知症の方などの大変さは、段違いなのに・・
家族間の介護が 原則というのであれば、経済的にもサポートについても 介護疲労を産まない施策が大切なハズです。
父のように自分が倒れるまで母の介護を「自分が好きで結婚した相手だから」とし続けるにはムリが生じます。時として「老々介護」での殺人の気持ちがわかるような気がする といった現実は変えなければなりませんね。