2014年08月15日

敗戦から学ばない政府・政治家

今日は敗戦から 69年目の「終戦記念日」

太平洋戦争時、陸海軍の占領地 各諸島の戦闘において 補給線が維持できなかったために 各島の戦闘において悲惨な玉砕・全滅で多くの民間人・軍人が 飢えと病死で亡くなった史実を 政治家は学んでいないらしい。

今 奄美への自衛隊駐屯や各離島に自衛隊駐屯を目指す方針が 権力によって推進されようとしています。

また 自衛隊員を孤立させ 戦死させる気かと怒りさえ覚えます。

兵力・武器・弾薬・食糧などの集積、輸送を真剣に検討した上での「離島防衛」なのか、疑問なのです。

1度の反撃・持久戦・ゲリラ戦で 自衛隊員を闘わせようというのであれば 局地戦すら全滅は時間の問題です。

全面戦争を避け 局地戦で済ますには 仮想敵に戦争を決意させない緻密な計画と圧倒的な兵力の機動展開で「仮想敵」の戦闘力を上回る必要があります。

今の自衛隊にその能力があるのか、また勇ましく「離島防衛」をいう政治家にその覚悟があるのか 疑わしい限りです。

「仮想敵」に想定しているのは、中国・北朝鮮でしょうが、共に弾道ミサイルを持つ国です。

その国との戦いに 島での局地戦・上陸阻止で終わると考える頭の構造が理解できないのです。

現代、防衛戦を決意するばあい 太平洋戦争時の「沖縄戦」を 全土に拡大して想定しなければ 軍事的にも政治的にも「戦争ごっこ」で 真に国民の命は守れません。

スイスのように 全国民が退避できるシェルター、ゲリラ戦・正規戦を戦う 全国土・全国民の武装化が最低限の条件になります。

今の日本は、真面目に防衛を考えているとは 到底いえないと思うのです。

離島防衛は 補給の確保が課題ですし、本土では 国民の避難や継戦能力維持のためのインフラ整備が課題になります。

どれ一つ、歴代政権は まともに議論した形跡はなく、外洋型の「旧帝国陸軍・海軍」の変形でしかない「自衛隊」整備で終わっている。

日本の軍隊の欠陥であった 国民の生命・財産の保護の観点がスッポリと抜け落ちているのです。

今日の「終戦記念日」という呼称すら 太平洋戦争の悲惨な惨禍を 風化させるものと考えます。

今の時点で 国民的な議論が必要なのは、「固有の自国防衛権」の内容や質です。

富士の陸上自衛隊の火力演習や各自衛隊の訓練が 真にいきるためには、その想定のもとで 国民をどう避難させ守るかが土台になければなりません。

本来の政治家の役目とは、勇ましい軍事議論の前に 国民保護のための施策の検討でなければなりません。

そうでなければ 現場の自衛官は「防衛」のための武力行使はできないと 冷静に議論をすることです。

「武力のみで国民をまもれるのか?」との根源的な問いをする1日であって欲しい。
posted by 小だぬき at 07:23 | Comment(3) | TrackBack(0) | 社会・政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
国民の安全の為って言ってたのに、方向が違ってきた?
Posted by みゆきん at 2014年08月15日 13:41
自然の脅威や犯罪・事故の脅威からさえ 国民を守れない国が 外敵からの防衛を論じることさえ恥ずかしい。

福島第一原発の原子核燃料は 今どこにあるのでしよう・・。

軍事産業と結びついた 国防論なんて御免です。
Posted by 小だぬき at 2014年08月15日 15:25
好戦好きな政権保持者はますます増長してますなぁ。

Posted by 紋狗 悠之輔 at 2014年08月16日 14:00
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