2015年01月26日

辺野古で何が起きている

【私説・論説室から】
辺野古で何が起きている
2015年1月26日 東京新聞

「戦争のできる国」へと向かう改憲はいらないと、赤いファッションの女たちが国会前で人間の鎖を作った十七日。

沖縄から「基地・軍隊を許さない行動する女たちの会」の高里鈴代さんと、沖縄戦研究者の宮城晴美さんが駆けつけた。

二人が訴えたのは、今まさに名護市辺野古で起きている“戦争”だった。

 米軍普天間飛行場移設に伴う基地建設準備が進む現地では、反対派市民に海上保安庁などが暴力をふるい、けが人が続出している。

県民は米軍キャンプ・シュワブ前に徹夜で座り込む。
各地と辺野古をつなぐ「島ぐるみ会議バス」も走る。

戦後沖縄で、米軍基地化に抵抗した「島ぐるみ闘争」再来のようだ。

 辺野古に基地を造らせないという県民の意志は固い。
昨年の名護市長選から、同市議選、知事選、衆院沖縄選挙区と、すべての選挙で「ノー」が示された。
それでも安倍首相は辺野古移設を変えない。
米国の戦争に日本も加担できるようにする集団的自衛権の行使容認が直結しているようにみえる。

 沖縄戦から戦後もずっと、基地に苦しめられてきた沖縄は、一度だって「平和憲法」に守られてこなかった。
辺野古に基地が新設されれば、恒久的に被害の島として、加害の島としてあり続けることになる。
 国会開会前日の二十五日、辺野古移設反対の人間の鎖が作られた。
主権者は誰かと問うた青は、沖縄の海の色だった。 
            (佐藤直子)
posted by 小だぬき at 09:29 | Comment(2) | TrackBack(0) | 社会・政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
沖縄は私にとって遠い海外
近い海外は北海道
大事な日本の一部なのに・・・。
Posted by みゆきん at 2015年01月26日 12:21
日本の沖縄に対する意識が「沖縄戦は本土の捨石」という日本本土からの沖縄除外発言。

今でも基地があって当然とする 御用学者・評論家の声が出ている始末。

いつまで 利用すればいいのだろう・・・。普天間などの多くの基地が 戦後 アメリカ占領下でつくられた基地で 無条件撤去が当然のことなのに・・・。
Posted by 小だぬき at 2015年01月26日 12:57
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