2015年02月03日

「自分が正しい」と思い込む攻撃者への対処法を精神科医解説

「自分が正しい」と思い込む攻撃者への
対処法を精神科医解説
2015.02.03 07:00 NEWSポストセブン

 パワハラやDV、虐待、ネット上の中傷など、現代社会は多方面からの攻撃のリスクに溢れている。
こういった不条理な攻撃に対し、我々はどう対処すれば良いのか?
 精神科医の片田珠美さんが解説する。
 * * *
 先行き不透明な社会状況を反映してか、「攻撃の連鎖」と見られる事例が相次いでいます。

パワハラ、DV、児童虐待、ネット上の誹謗・中傷の書き込み、駅員への暴言・暴行などは、自分が他から攻撃されて溜まったフラストレーションのはけ口を、より弱い相手に向けていると言える。

問題は、八つ当たりのように「攻撃の連鎖」に加担する人、あるいは逆に攻撃されて心身を壊す人が多いことです。

 実際、精神科外来や企業のメンタルヘルス相談で話を聞くと、職場や家庭など身近に攻撃者が潜んでいるケースが実に多い。
しかも、本人は心身に不調をきたすまで気付かないのです。

“正義”を振りかざして罪悪感に訴えてきたり、偶然かワザとかわからないような陰湿な方法で追い詰めてきたり……中には味方のような顔をした「フレネミー(フレンドとエネミーの造語:友を装う敵)」もいるからです。

 攻撃に対しては戦うか逃げるかですが、攻撃者が職場の上司だったりすると、どちらも現実的ではない。

私は、間をとって「ちょっと戦う」「ちょっと逃げる」ことを提案します。

できるだけ顔を合わせないようにするとか、飲みの誘いを丁重に断るとか、できることは意外と多い。
言葉を真に受けずスルーするにも、攻撃に気付くかそうでないかで心的負担はずいぶん違います。
心身に不調をきたすまで破壊されずにすむし、さらに弱い相手を攻撃せずにすむ。

「いつかは自分をわかってくれる」「やめてくれる日がくる」など、攻撃者に期待するのは間違い。
現実と願望を混同してはいけません。

理想や正義を掲げている人ほど注意が必要。
自分が「絶対正しい」と思っている“根性曲がり”につけるクスリはないのです。

※SAPIO2015年2月号
posted by 小だぬき at 11:18 | Comment(2) | TrackBack(0) | 健康・生活・医療 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
根性曲がりは沢山います(・_・;
Posted by みゆきん at 2015年02月03日 14:38
宗教にしても政党にしても ご近所の方でも「自分が正しい」と聞く耳を持たない人は 始末に悪いですね。
典型は 今の政府国会答弁です。
Posted by 小だぬき at 2015年02月03日 16:38
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