5月病より危ない「6月病」。
連休明けで祝日なし、
ジメジメした気候が原因で…
2015.06.02 R-30<取材・文/週刊SPA!編集部>
長い連休が明け、いざ本格始動、と分かっていても、どうにも気が乗らない。
頭が重く、体の節々も痛む。
周囲にボヤけば、「今さら5月病?」と一笑に付されてしまう。
そんな悩みをお持ちの読者はまず、下記の6項目に目を通して頂きたい。
この中に当てはまるものがあれば、あなたは「6月病」を発症している可能性がある。
<こんな人は6月病になっているかも……>
(1)責任が増えて不安を感じる
(2)なかなか職場に馴染めない
(3)連休明けの疲れが取れない
(4)休みのない日が続いている
(5)仕事にうまく集中できない
(6)イライラすることが多い
◆春先の環境の変化が積み重なりうつ状態に
「昨年の春に昇進し、大きなプロジェクトを任されることになったんです。
やり甲斐がある反面、周りのプレッシャーもあり、大きな溜息を吐くことが増えて……。
6月は休みがなく疲れているはずなのに、毎日1、2時間しか眠れません。
食欲も失せ、無理に食べればお腹を下す。
気づけば体重は5キロ近く減っていました……」というのはIT企業に勤める吉田博志さん(仮名・34歳)。
彼は部署の異動や役職へのプレッシャーでまんまと6月病になってしまったケースだ。
なぜこの6月に心身の異変として表れやすいのだろうか?
精神科医の春日武彦氏は次のように分析する。
「6月はGWの休み明けで、季節の変わり目、このダブルパンチで誰もが嫌にはなるのは当然。ニュースで最終日に成田空港に到着した日本人のお父さんが、『スッキリしたんで明日からがんばります!』とか言うけど、絶対辛いと思いますよ(笑)。
マジメな人ほど、『俺はダメな奴だ……』と、余計に自分を責めてしまいがちです。
この昇進した男性も、上司に守られてきたのに、急に風上に立たされたプレッシャーが心身に影響して、まず不眠として6月に表れているのではないでしょうか。
これは新人だけの話ではありません。
ベテランでも寝つきが悪い、熟睡感がない、朝起きられないなどは、精神が落ち着いていない証です」
連休明け、祝日なし、季節の変わり目、ムシムシと湿気が増す季節……。
環境の変化で生じた5月病がより悪化してしまうのがこの季節なのだ。
6/2発売の週刊SPA!「[6月病]が危ない」では、精神面での不調のみならず、この季節特有のカビや埃による悪影響まで「6月」という季節が持つ「病のタネ」に焦点を当てている。
<取材・文/週刊SPA!編集部>

