2015年09月30日

内閣法制局は安倍政権の手先 「解釈改憲」容認裏付け資料なし

内閣法制局は安倍政権の手先
「解釈改憲」容認裏付け資料なし
2015年9月29日 日刊ゲンダイ

「法の番人」という看板は一刻も早く下ろすべきだ。
毎日新聞が28日スクープした、昨夏に安倍政権の「解釈改憲」を認めた内閣法制局が、内部資料を公文書で残していなかった問題。

法制局がどういう根拠で「解釈改憲」を認めるに至ったのかが全く検証できず、非公開の密室会議と同じ。
とても法治国家とは思えない。

 安倍政権が集団的自衛権の行使を可能とする憲法9条の解釈改憲を閣議決定したのは昨年7月1日。
閣議前日の6月30日、国家安全保障局から審査の閣議決定案文を受け取った法制局は、憲法解釈を担当する第1部の担当参事官が「意見ナシ」と電話で回答したという。

法制局自らが「法の安定性」をブチ壊した審査時間が「たった1日」とはビックリ仰天ではないか。
 しかも、保存されている関連文書は、安倍首相の私的諮問機関「安全保障の法的基盤の再構築に関する懇談会(安保法制懇)」や、与党協議会の資料、閣議決定の原案――の3種類だけ。

横畠裕介長官は、閣議決定後の参院予算委で「部内でも9条に関する過去の国会答弁や質問主意書、答弁書などの政府見解を精査していた」と言い、今年6月の参院外交防衛委でも「法制局内で議論した」とか言っていたが、“裏付ける”資料はナ〜ンも残っていないのだ。

政治評論家の山口朝雄氏はこう言う。
法制局は、どんなに屁理屈をこね上げても『解釈改憲は合憲』との結論を導き出せなかったのではないか。
そのため、意図的に公文書を残さなかったのだと思う。
裏を返せば、それだけ今の安保法が論理破綻している証左です」

 安保法の問題点を指摘してきた弁護士の倉持麟太郎氏は「プロセスを軽視する政権の姿勢がよく表れている」と断じ、こう続けた。
米国議会で(安保法成立を)約束してきてから国会で審議する、公聴会の報告もなく強行採決する……。
今の政権はことごとく手続きを軽んじてきました。
それが如実に表れた一件だと思います」

「法の番人」である法制局が「政権の番犬」となって法律を勝手に書き換える――。
まるで、イギリスの作家ジョージ・オーウェルの風刺小説「1984」に出てくる「真理省」ソックリだ。
横畠長官は即刻、クビだ。
posted by 小だぬき at 00:00| Comment(2) | TrackBack(0) | 社会・政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
本当ですね
即刻クビにして欲しいです。
Posted by みゆきん at 2015年09月30日 14:49
憲法や法律、過去の答弁などを継承するか 変えるにしても変えるべき資料、内部意見、法的整合性、立法事実などが 残されていないと 歴史の検証に耐えません。政府の番犬・下辺なら 法制局の存在そのものを否定することになります。
潔く辞任すべきですね。
Posted by 小だぬき at 2015年09月30日 16:06
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