2016年06月06日

小2男児無事保護も “虐待大国ニッポン”に世界が厳しい目

小2男児無事保護も
“虐待大国ニッポン”に
世界が厳しい目
2016年6月5日 日刊ゲンダイ

 本当に無事で何よりだが、これにて一件落着とはいきそうにない。
北海道七飯町の“しつけ置き去り”騒動。
先月28日から行方不明だった小2の田野岡大和君(7)がきのう(3日)、6日ぶりに無事保護され、日本はもとより、AP通信や英BBC放送など欧米の主要メディアも相次いで速報した。
この騒動、世界の注目度も高い。

 日本でも、教育評論家の“尾木ママ”こと尾木直樹氏が先月30日付の自身のブログで、父親が林道に7歳児を置き去りにしたことについて〈悪いしつけの見本です……虐待です〉などと憤慨。
しつけか虐待かで議論になっているが、“世界の目”はもっとシビアだ。

 AP通信は無事保護の一報を受け、〈親バカや専業主婦といった先入観があるが、それよりはるかに(日本では)子どもの遺棄や虐待が一般的〉などと伝えている。
 大和君の捜索の模様を連日報じていた英BBC放送も〈しつけ〉を〈as a punishment〉=〈罰として〉などと報じていた。

そもそもpunishmentには、罰のほかに虐待という意味もある。
欧米では今回の一件が明らかに虐待と映っているのだ。

 国際ジャーナリストの堀田佳男氏は「大和君が無事で何よりですが」と前置きしてこう言う。
「とりわけ米国は幼児虐待に敏感で、親に対して厳しい態度で臨みます。
ささいなことでも当局が緊急介入し、親と子どもが引き離されるというのも珍しい話ではない。有罪判決も出やすい。

置き去りについても、欧米では『許される一線を越えた』という見方が強い。
欧米の価値基準をそのまま当てはめる必要があるとは思いませんが、日本と欧米の間に温度差があることは確かです」

 大和君の父親はきのうの会見で、「本当に行き過ぎた行動だったと深く反省している」
「今まで以上に息子と一緒に……息子の成長を見守っていきたいと思う」などと謝罪していたが、それで欧米メディアが納得するかどうか、だ。

 日大名誉教授の板倉宏氏(刑法)も一般論として「保護責任者遺棄罪に問われる可能性がある」と指摘していた。
〈見つかって良かった〉〈すごいサバイバル能力だ〉でチャンチャンでは、欧米から“袋叩き”にされるかもしれない。
posted by 小だぬき at 10:00 | Comment(2) | TrackBack(0) | 社会・政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
いきすぎた報道も問題だけど
子供の道徳観念が不足してるかも
何で怒られたのかが何処にいっちゃったんだろう?
虐待とか叱り過ぎ
違った躾
色々とあるけど
間違った事をした子供を親が叱るのは当然
ただ方法が間違ったのよね
無事で見つかったから良いようなもの
子供に何かあったら親は犯罪者
叱ったら犯罪者扱いも困ったものだわね
Posted by みゆきん at 2016年06月06日 16:31
小学校の中学年位までは、まわりの大人の価値観が絶対です。反抗期を堺に思春期・青年期を経て 自分の価値観・思想・信条を作り上げる・・・。

怒ると叱るの違いや しつけと服従・強要を 多くの親が勘違いしているように思います。

残念ながら まともなしつけができていない未熟さゆえの
叱るより怒るになっていた親子関係の歪だったと思います。
Posted by 小だぬき at 2016年06月06日 21:41
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