インフルエンザ、
昨年比約4.6倍の流行…
咳エチケットに留意を
2016年11月07日 16時15分 リセマム
厚生労働省は11月7日、平成28年第43週(平成28年10月24日〜30日)におけるインフルエンザの発生状況について発表。
定点あたり報告数総数は2,329で、昨年同時期の498に比べ約4.6倍の数値となった。
インフルエンザによる学年閉鎖、学級閉鎖は9月以来最高の58施設。
インフルエンザとは、インフルエンザウイルスに感染することによって起こる病気。
38度以上の発熱や頭痛、関節痛、筋肉痛など、全身の症状が突然現れ、普通の風邪と同じような喉の痛み、鼻汁、咳などの症状も見られる。
インフルエンザの原因となるインフルエンザウイルスは、大きくA型、B型、C型の3つに分類にされ、このうちA型とB型が大きな流行の原因となる。
厚生労働省が発表した発生状況によると、インフルエンザ定点あたり報告数がもっとも多いのは沖縄県で661。
ついで、東京都159、埼玉県142、神奈川県119、北海道113。
インフルエンザを原因とする全国的な休校や学年閉鎖、学級閉鎖数も報告されており、第36週(平成28年9月5日〜11日)における第1報では施設数合計3だったところ、第43週にあたる第8報では58へ増加している。
インフルエンザのおもな感染経路は、咳やくしゃみの際に口から発生される小さな水滴(飛沫)による飛沫感染。
よって、厚労省はインフルエンザの予防には「咳エチケット」を心掛け、咳やくしゃみが出るときはできるだけマスクをするよう呼びかけている。
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