2016年11月23日

福島沖でまた…この地震大国で原発を次々再稼働する安倍政権と規制委は正気なのか? 玄海原発でも耐震性不足が

福島沖でまた…この地震大国で
原発を次々再稼働する
安倍政権と規制委は正気なのか?
玄海原発でも耐震性不足が
2016.11.22 LITERA編集部

 本日早朝、福島県沖を震源とするM7.4の地震が発生。
東日本沿岸に津波がおしよせる事態となった。
東日本大震災から5年しか経っていないのに、同じような震源地で大規模地震が発生するとはほとんどの人が思っていなかっただろう。
しかし“まさか”という事態は現実に起きるのだ。
そして、そうなれば、福島第一原発の事故と同じような原発の重大事故が起きることも十分ありうる。

 実際、福島第一原発の事故要因はいまだ解明されておらず、事故当時の福島第一原発所長の故・吉田昌郎氏の調書からも東日本壊滅の危機を免れたのはたまたまの幸運に過ぎなかったことが明らかになっているのだ。

 にもかかわらず、安倍政権と電力会社は原発の再稼働を次々と進めている。
政府や電力会社は「世界一厳しい安全基準」などといっているが、地震大国である日本の現状をまったく勘案せずに、穴だらけのまま、無理やり再稼働しているのが実態だ。

 たとえば、11月9日には、原子力規制委員会が佐賀県の九州電力玄海原発3・4号機の審査で合格の内定を出したが、玄海原発をめぐっても、住民訴訟で九州電力が想定地震規模を過少評価していて耐震性が不足していること、フィルターベントや第2制御室が未完成であること、配管の損傷検査がきちんと行われていないことなどが指摘されている。

 すでに再稼働している鹿児島県の川内原発、愛媛県の伊方原発、福井県の高浜原発にも、耐震性の不足や住民の避難の困難さ、火山噴火への対策をまったくしていないことなど、様々な問題がある。

 本サイトはこれまで、再稼働の動きのたびに、各原発の危険性を指摘し、再稼働を進める安倍政権と原子力規制委員会、そして電力会社の利権に群がるマスコミの実態を指摘してきた。
その記事を以下に再掲載するので、いま、進行している事態の危険性を改めて認識してもらいたい。 (編集部)

村上春樹が原発推進派を徹底論破!
15万人の人生を踏みつける“効率”に何の意味がある?


原発に懸念示すだけで「地震の政治利用」と
炎上…ネット世論に騙されるな!


川内、伊方原発で高まる大地震の可能性

川内原発にこの規模の地震が直撃していたら…
再稼働した原発の甘すぎる地震対策

桜島噴火で“再稼働”川内原発が危ない!
火山専門家が警告するも原子力規制委・田中委員長が無責任対応


再稼働した伊方原発は日本で一番危険な原発だ!
安全審査をした原子力規制委の元委員長代理が「見直し」警告


もう一度言う、福島原発事故の主犯は安倍晋三だ!
第一次政権時に地震対策拒否、事故後もメディア恫喝で隠蔽…

新潟県知事選で原発再稼働反対の米山隆一候補が当選した理由…官邸の謀略と東電のデタラメに県民が怒り

NHKの生番組で解説委員が反乱!? 7人の委員のうち6人が政府の原発政策を徹底批判する快挙!

NHKディレクターが原発報道への圧力を明かした! 経営委員会で原発推進の番組をつくれという指示が

再稼働ドミノに待った! 原発訴訟ですべての原発は止められる! 大飯、高浜原発を止めた弁護士が明かす法廷戦術と訴訟の舞台裏
posted by 小だぬき at 01:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | 社会・政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]


この記事へのトラックバック