2016年12月01日

原発避難いじめ 「事件化できない」神奈川県警の存在意義

原発避難いじめ
「事件化できない」
神奈川県警の存在意義
2016年11月30日 日刊ゲンダイ

「事件化はできないと判断した」―
―神奈川県警の言い分に、ネット上の大炎上が止まらない。

福島原発事故で横浜市に自主避難した男子児童が同級生にいじめられ、不登校になった問題。
あらましはこうだ。
 2014年5月、当時小5の男子児童がいじめられ、加害児童3人から約10万円巻き上げられるトラブルが複数回あったと、両親が学校に相談。
同年7月、小学校から報告を受けた神奈川県警は同級生などから聞き取り調査を実施したが、加害児童側が「被害者が自発的に金を渡した」と主張したため、県警は同年11月、学校と保護者側に「事件化はできない」と説明したという。

「男子児童は、日常的に殴る蹴るの暴行を受け、加害児童の3人から遊興費として計150万円を巻き上げられたといいます」(捜査事情通)
 男子児童側は今月15日に、いじめがあった当時の手記を公表。
〈3人から…お金をもってこいと言われた〉
〈ていこうすると またいじめがはじまるとおもってなにもできずに ただこわくてしょうがなかった〉
〈ばいしょう金あるだろうと言われ むかつくし、ていこうできなかったのもくやしい〉

 それなのに県警は今月18日の会見で、「金銭の授受はあったが、いじめの事実は把握できず、事件化はできないと判断した。
当時は適正な処理をしたと考えている」などと釈明したもんだから、ネット住民も「おかしいだろ」とカンカン。
炎上は拡大の一途だ。

■事件化できないのは「県警の怠慢」

 これが事件じゃなければ、何をもって事件化できるのか。
弁護士の山口宏氏もこう言って憤る。
「小学生の間で150万円もの大金がやりとりされていたわけです。
立派な恐喝ですよ。
加害者の一方的な主張をうのみにして事件化できないなんて、やる気がないというか県警の怠慢です。
警察の信頼を失うばかりか、存在意義がなくなる。
しかもいじめが発覚してから、すでに2年以上経っています。
その間、万一のことが起きたら誰が責任を取るのか。

『向こうが勝手に金を払ったから』なんて主張がまかり通るなら、同様のカツアゲが蔓延します。
ほかにつらい思いをしている原発避難児童が、またいじめの被害に遭ったらどうするんですか」  

被害児童は手記で〈しんさいでいっぱい死んだからつらいけどぼくはいきるときめた〉ともつづっていた。
県警は日刊ゲンダイの取材に「発表事案ではないので回答できません」(広報県民課)とけんもほろろ。
まったくどうかしている。
posted by 小だぬき at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 社会・政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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