2017年01月24日

池上彰と佐藤優が教える、新聞・雑誌・ネット、それぞれの最強インプット

池上彰と佐藤優が教える、
新聞・雑誌・ネット、
それぞれの最強インプット
2017.01.23 Business Journal

 知識がないのに知ったかぶりをしている人に、偏った情報に凝り固まった人。
こういった人の話の何とも言えない薄っぺらさは、きっと多くの人が経験上わかっているはずだ。
 知識や情報それ自体には意味がない。
とはいえ、質の高いアウトプットやコミュニケーション上の説得力には、知識と情報が不可欠なのもまた真実である。
その意味では、「いかにインプットするか」について、自分なりの方法を持っておくべきだろう。

■毎日10紙以上読む池上彰、佐藤優がすすめる
「最強の新聞の読み方」
 池上彰氏と佐藤優氏という日本を代表する知識人2人は、『僕らが毎日やっている最強の読み方 新聞・雑誌・ネット・書籍から「知識と教養」を身につける70の極意』(東洋経済新報社刊)で、自身の情報インプット術を明かしている。

 池上氏も佐藤氏も、10紙以上の新聞に日々目を通しているが、一般人がここまでやるのはさすがに難しい。
ただ、両者は一般の読者にも「複数紙を併読してほしい」としつつも「時間が取れない人は2紙でもいい」としている。
 その意図は、情報や論調のクロスチェックだ。情報源が一つだけだと、どうしてもその論調に影響されやすくなる。
視点の違う2誌を読み比べることで、こうした偏りを少なく留めることができる。

■「見たくないものは見えない」
ネットで情報収集することの最大の弊害
 この「新聞は紙で、併読」という習慣は、ネット全盛の今こそ身につけておくべきものかもしれない。
 「プリズム効果がある」と佐藤氏が語るように、ネットは特定の情報が大きく見え、別の情報が見えなくなる空間だ。
 興味のある記事をクリックするというインターネットの性質上、えてして情報収集は「見たくないものは見ない。自分の意見と近いものや自分の意見を補強する情報を探す」という方向に向かいやすい。
これでは、やはりインプットされる情報は偏ってしまう。
 見たくない記事や自分とは相容れない意見が否応なしに目に入る紙の新聞はアナログだが、アナログなりのメリットは確かに存在する。

■池上・佐藤はなぜ雑誌を読むのか
 知は、本来長い時間をかけて広げ、深めていくもの。
となると、偏りのない情報を得るだけではなく、知識の幅を広げ、深めていくことも重要だろう。
 特に知識を広げる点において、池上・佐藤両氏がともに「役立つ」としているのが雑誌だ。  

やはり、一般誌・専門誌合わせ10誌以上に目を通す両氏だが、その狙いは興味や関心、視野を広げ、世の中のおおまかなトレンドをおさえること。
目に入るままページをめくっていると意外な情報に出会うことがあるという雑誌の特性は、大いに生かすべきだ。
 ただ、雑誌の場合、あくまで「娯楽として読む」という遊び心も必要。
あまり堅苦しく考える必要はない点も指摘している。

 ここでは、新聞や雑誌、そしてインターネットにおける池上・佐藤両氏の一般的な情報収集術を紹介したが、具体的に何を、どう読んでいるのかということも本書では詳しく明かされている。
特筆すべきは、両者ともにどんなメディアにも利用価値を見出している点だ。
そこには「読売は政権の機関紙」「朝日は反日」といった、ネット上でよく見かける決めつけも、「タブロイド誌は信用できない」「スポーツ紙は内容が薄い」などの一般論も存在しない。

あるのは、「それぞれの媒体をどう読めば有益な情報を得られるか」という視点だけだ。
 自分に合ったインプット方法を見つけ、深みのある知識を作っていくために、自らの知を肥やすことに多大な努力をしている二人のやり方は参考になる点が多いはずだ。
(新刊JP編集部)
※本記事は、「新刊JP」より提供されたものです。

posted by 小だぬき at 00:00| Comment(2) | TrackBack(0) | 社会・政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
何が真実で正しいのかは、ほんとに多面的な努力が必要ですね。池上氏、佐藤氏は今日本を代表するような方がたで、わたしなどのような者には、只々勉強させられるのみです。小だぬきさんのブログは、きずかないことをよく調べ書いてくださっていますので、知的なものを深めるのに助けられ感謝しています。。。

スピリアルな世界は、言葉として断定しないだけにインパクトは弱いです・・・が 実在し流れていてこれも真実とわたしは思っています。

人はそれぞれに違ったものを頂いているとわたしは感じています。限られた時間と体力を大切に努力していこうと思っています。サデイスションを頂いているような今日のくだりを読んでこんな感想を書きたくなりました。不要でしたら削除してください。
Posted by moon at 2017年01月24日 11:42
moonさん、ありがとうございます。
私も 池上・佐藤氏のような情報収集方法は、時間的にも金銭的にも不可能です。
基軸にしているのは いつも「疑問を持つ」「少数派として情報をクロスチェックする」ということです。

いい例が 共産党員の時は気づきもしませんでしたが、離党してから 創立95年たっても政権に近づけないのは、庶民感覚・労働者の生活感覚を 中央は政策化できていないということでした。
正しいと今ベストは違うという相対的感覚てす。

スピリアルな感覚があるからこそ 先祖を大切にしたり
自然と墓参りもできると思っています。
恥ずかしいのですが 幽霊が存在するのなら父母や弟が会いに来てほしいと理屈抜きに思います。

科学万能主義は 人間の奢りだと思います。
情やまだ解明されていないことの存在は謙虚に認めるべきと考えています。 
Posted by 小だぬき at 2017年01月24日 12:15
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

この記事へのトラックバックURL
http://blog.seesaa.jp/tb/446231156

この記事へのトラックバック