良質な睡眠とは
物音がしても起きず
死んだように眠ってる状態
2017.02.13 16:00 NEWSポストセブン
質の良い睡眠は、疲れをしっかり取って、心と体を回復するのにとても有効だ。
免疫力アップにも重要で、寝ている間に、成長ホルモンや副腎皮質ホルモンが分泌され、免疫細胞が活性化し、病気の予防と治療を手助けしてくれる。
このときに大切なのは、睡眠の“量”より“質”だと、芝大門いまづクリニック院長で医学博士の今津嘉宏さんは話す。
長く眠ったからといって、その分、免疫細胞が活性化するわけではない。
「人によって異なりますが、睡眠時間の目安は7〜8時間。
短くても平気な人は、回復が早く、免疫力が高めの人です。
少しくらい物音がしてもまったく起きず、まるで死んだようにぐっすり眠っているのが、質の良い理想の睡眠です。
このように深く眠った後は、疲れがすっかり取れて、スッキリしています」
快適な睡眠を得るためには、遮光の工夫や、自分に合った寝具を整えるなどの環境づくりも大切。
寝つきにくい人は、就寝30分前に入浴を済ませ、体がポカポカ温まった状態で布団に入ると入眠しやすい。
※女性セブン2017年2月23日号