共産党は伸び悩み
志位委員長
「大局的には野党共闘は成功だった」
10/23(月) 6:35配信 THE PAGE
共産党の志位和夫委員長は、22日に投開票された衆院選の大勢が判明した23日未明に東京都内の党本部で会見した。
野党共闘した立憲民主党が躍進し、共産党は解散時より議席を減らす情勢について「大局的な見方では野党共闘は成功だった」と語った。
今回の衆院選を振り返り、「沖縄1区で赤嶺政賢候補が勝ったことは喜ばしいが、比例区では伸びを欠き、現有議席を割った。
ひとえに力不足だったと思う。捲土重来を期したい」と述べた。
共産党は伸び悩んだ一方で、立憲民主党は大きく議席を伸ばした。
共産党は野党共闘のために67の選挙区で候補者を取り下げたが、「候補者を一本化した選挙区では29もの立憲民主党もしくは無所属の候補が小選挙区で勝っている。
結果的に野党共闘が実った成果だと言えるだろう」との見方を示した。
そして、共産党が憲法改正の阻止に絡め、「今回の総選挙は市民と野党が協力して戦うことができた。
共産党の議席は減ったが立憲民主党が議席を伸ばしたことで野党第一党を確保した。
自民党も野党第一党の合意がなければ改憲を進まないと言っている。
大局的な見方では野党共闘は成功だったと言える。
野党共闘に悔いはない。
今後も、野党共闘を発展的に進めて、安倍政権の暴走を食い止めたい」と強調した。
党勢拡大に向けて、これまでは「ほかに入れるところがないから共産党という消極的な支持も多い」と分析した上で「これからは積極的に共産党に入れる層の拡大を図りたい」とした。
それまで野党で進めてきた共闘を、民進党の前原代表が反故にして、事実上の希望の党への合流を決めたことには
「背信的な行為だ。そうした行為に怒り心頭している」
「希望の党ができて、民進党が合流することで野党が分断されてしまった。
共産党は大きな負担を負わされた」と不満を述べたが、「民進党には参議院議員も残っており、考え方が合えば連携できる部分はあるかもしれない」と語った。
成程って感じね^^;
志位さんの言葉を 素直に受け入れるには 党員や後援会の活動にもっと敬意を払って欲しい。
本来は、長すぎる「指導部」を 若手に譲って、党名・綱領・規約の改定を望みたい。
支部交流できない 自由に党の話題を話せないという組織防衛と分派禁止の規約は 野党共闘の参加制限にもなりかねません。党員が市民の会の会合に参加しても 他支部の党員なら顔も名前も知らないのです。
内閣支持率が低下しても 自民党が強いのは、まだリベラルな党人がいる、そしてなんとか生活できているという幻想があるからだと思います。
歴史をみても「鬼畜米英」から敗戦後見事に「対米従属」に転向した政治家・官僚らが作った政党。
戦争責任や戦争の総括をきちんとしなかった日本の歪みが今でています。
憲法が押し付けというなら、憲法を無視して占領軍命令で組織された「警察予備隊→保安隊→自衛隊」も見直しの対象にならないと 論理矛盾になります。
「売国奴」「非国民」という言葉がでない 異論や少数派を包含できる国にしていくように 諦めないで粘り強く「否」の心は 持ち続けましょうね。