こんな症状が出たら注意!
脳梗塞が起こると
現れるサインを見逃すな!
2014.1.3 NHK出版
*小だぬきも「ロレツがまわらない」、「左腕のしびれ、右指の震え」「急に仰向けに倒れる」「歩くのがつらい」症状が出たので 一昨年から脳外科と整形外科でMRI検査を定期的にしながら 薬で血流を良くしています。
脳外科では小さな脳梗塞、整形外科では頸部血管・神経の狭窄」が発見されました。
ただ症状の出方から「精神科」とも連携して「薬」でコントロールをしています。
杖の使用と転ばないようになどの注意を言われています。
整形外科には、4月中旬まで手術を延ばせないか今日 10日に要望しました。
情けないことに左親指が痛いと申告したところ 腱鞘炎で注射を打たれ、帰宅後 爆睡してしまいました。
「脳梗塞」とは、脳の血管が詰まって血流が途絶える病気を言う。
早期治療が重要であるため、東京女子医科大学 主任教授の内山真一郎(うちやま・しんいちろう)さんは、「脳梗塞が疑われる症状が現れた場合は、直ちに救急車を呼んで専門の医療機関に搬送してもらいましょう」と説く。
早く適切な治療を受けるために知っておきたい「脳梗塞のサインとなる主な3つの症状」を内山さんにうかがった。
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■脳梗塞とは 脳梗塞とは、脳の血管が詰まる病気で、命に関わるだけでなく、病後に重い後遺症を残すこともあります。
脳の表面には、頚(けい)部から伸びる太い血管が張り巡らされています。
さらに、太い血管から分かれた細い血管が、脳の奥へ縦横に伸びています。
このように脳全体が血管に覆われることによって、脳の隅々まで血液が供給されます。
脳の血管が詰まると、そこから先には血液が流れていかなくなるため、脳が壊死(えし)してしまいます。
その結果、壊死した部位が司(つかさど)る機能が失われて、「手足の麻痺(まひ)」や「言語の障害」といった症状が起こってきます。
■脳梗塞が起こると 脳梗塞が起こると、体の左右どちらか片側に突然症状が現れます。特に多いのが、「体の片側の腕や脚が麻痺する」「顔がゆがむ」「ろれつが回らないなどの言語の障害」の3つです。
これらの症状は脳梗塞の重要なサインですから、少しでも異変を感じた場合は、次の要領で素早くチェックします。
◎体の片側の麻痺の場合−−症状は片方の腕や脚に現れます。
腕の場合は手のひらを上に向けて両腕を前に伸ばすと、麻痺のある側が下がってきます。
脚の場合は片脚ずつで立ってみます。
麻痺のある側ではふらついてうまく立てません。
◎顔のゆがみがある場合−−症状が強い場合は、ゆがみがある側の口角が垂れ下がるため外見で判断できます。
わかりにくい場合は、にっこり笑ったり、「いー」と発音したときに、左右の口角のどちらかが垂れ下がっていたり、動きが悪ければ顔にゆがみがあると判断します。
◎言語に障害がある場合−−「らりるれろ」と発音したり、「パタカ、パタカ……」と反復して言ってみます。
障害があると、言いにくかったり、もつれたりします。
また、「言いたいことを言葉にできない」
「発話はできても相手の言葉が理解できず、話のつじつまが合わない」といった「失語症」が現れることもあります。
そのほか、「視野の異常」「ふらつき」もよく見られます。
視野の異常は、両目で見ても左右どちらかの目で見ても、同じ側の視野の半分が欠けます。
目の病気ではなく、脳梗塞によって起こる症状です。
ふらつきの場合は、手足の麻痺がないのに立てない、歩けないなどの特徴があります。
◆次の症状は現れないことも多い 「頭痛」も多いように思われていますが、脳梗塞で頭痛が起こることはあまりありません。
今まで経験したことがないような激しい頭痛が現れた場合は、むしろ、くも膜下出血が疑われます。
また、重篤な脳梗塞では、意識が低下したり意識を失うこともありますが、必ず現れるとは限らないため、意識があっても油断できません。
■『NHKきょうの健康』2014年1月号より
突然、ひっくり返り 短時間でも意識を失うからです。
早めの通院・検査で 各科 連携して症状を見てくれています。
何か異変があれば 即救急車という宣告は 歳のせいか・・。
みゆきんも十分に気をつけてくださいね。