2018年01月20日

0点だった漢字のテスト、小学男児の柔らか発想に「これは100点あげたい」

0点だった漢字のテスト、
小学男児の柔らか発想に
「これは100点あげたい」
2018年01月19日  おたくま経済新聞

 小学校の漢字のテストで解答用紙に書き込まれた漢字が「なるほど確かに間違っていないかも!」と見た人をうならせています。

 「【天才降臨】幼馴染の次男君、0点だった国語の解答が天才だった。
先生様、これは100点だと思う。」という言葉とともにそのテストの回答をツイッターに投稿したjinさん。

 その漢字テストの問題文には「つぎの 日づけの ひらがなを かん字に なおしましょう」。
その隣には12問のひらがなで書かれた日付が並んでいます。
 下に正答を書くようになっていて次男くんが書いた答えは、12問中11問が「設問に書かれている日付の翌日を漢字で書いたもの」。

例えば問題が「さんがつみっか」なら「三月四日」と。

 小学校低学年でこの柔軟な発想。
この発想はなかった、というか、なるほどと妙に納得。
そして日本語、難しい……。
次の漢字テスト.jpg
 ちなみにこの0点のテストにショックを受け肩を落とす次男くんに「俺が〇にしてやるよー!」と長男くんが再採点してくれたというホッコリなエピソードのおまけつき。
次男君の法則でも実は1問「しちがつ」を「四月」と記載するうっかりミスがあったのですが、それでも長男くんのナイスフォローで次男くんも元気になったかな?

 このツイートにリプライで色々と意見が出ていますが、設問がもうちょっと分かりやすければ良かったかもという意見や日本語はややこしいという意見も。

「つぎ」が何を指すかが子供にとって明確ではなかったと考えるとこんな発想に繋がるのも頷けます。
 ちなみに、この設問文をそのままGoogle翻訳に入力すると、この次男くんの解釈と同様の結果を出すという……。
やはり日本語、難しい……。

<記事化協力> jin(@jinn_n)さん
※本稿は投稿者様および、幼馴染の方両方の許可を得て執筆しております。
      (梓川みいな)
posted by 小だぬき at 08:14 | 神奈川 ☔ | Comment(2) | 教育・学習 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント

こんにちは
いつも興味深くブログを拝見しています

この子、すごいです!!
先生の柔軟性も問われる気がします
そして出題につかう言葉のむずかしさも・・・
Posted by ぴっぴあの at 2018年01月20日 13:25
ぴっぴあのさん、ありがとうございます。
担任していると頭を抱える回答があるのです。
日本語の難しさですね。
反対語の問題のとき、上手→下手 上→下 右→左などの時 見事に「上手でない」「上でない」「右でない」などと「〜ない」で答えた子がいました。
初期の時計の読み取りでも 10時の10分前を10時10分と答えた子がいて、設問と日常用語に「思考のつまずき」の原因があるように感じたものです。
この子の発想は、作成者の大人の想像を超えるもので「つぎの」ではなく、「漢字でかきましょう」なら 正答したでしょう。
 コンビニ本で「誤答集」などを見て、多くは読解に起因することがわかります。
元職としては、今年度からの英語やITプログラム導入より 日本語の確実な習得を 子どもたちに身につけさせたいです。
Posted by 小だぬき at 2018年01月20日 17:12
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