2018年01月23日

「友がいつの間にか離れていく人」の3大特徴

「友がいつの間にか
離れていく人」の3大特徴
2018年1月22日 東洋経済オンライン

友人からいつの間にか
距離を置かれてしまう人の共通点は?

こんにちは。
生きやすい人間関係を創る「メンタルアップマネージャⓇ」の大野萌子です。

何でも話せる親友だと思っていたのに、みんなが知っている友人の話題を知らなかった。
気の合う人とめぐり会え、親密度が増してきた矢先、相手の対応が冷たく感じるようになった。このような経験はありませんか?

自分が親しいと思っていた友人からそっけない対応をされたり、相手は親しいと感じていなかったことを知ってショックを受けたという相談は、後を絶ちません。

何かトラブルが
あったわけではないのに…
男女間の恋愛とは違い、友情は多数に分散され、それぞれに違った付き合い方や距離感が生まれるので、仲間外れの感覚に悩まされる人も少なくありません。
もちろん、気の合う合わないはあるでしょうが、何か大きなトラブルがあったわけでもないのに、いつの間にか距離を置かれてしまう人には、ある共通点が存在します。

特徴@「ダメだから」
人間関係は、お互い承認し合うことによって信頼を深めていきます。
それを真っ向から否定する言動がこれです。
たとえば、友人の「こないだデートで観覧車に乗ったの」という発言に対し、「あ、私、高いところダメだから」と言ってしまうようなケースです。
これは、相手の話をいきなりシャットアウトする行為で、急激に友人との心の距離を作るNGワードです。

冬のアウトドアの話をしようとする友人に「俺、寒いのダメだから」などと、ぶっちゃけトーク風に切り込んではいないでしょうか。
もし、このように対応していることがあれば、相手に有無を言わせず、話を遮る行為だという自覚が必要です。
高いところがダメだろうが、寒いところがダメだろうが、それは、友人の話とは関係なく、相手の話を無視し、興味ないと言っていることと同じで、相手は、非常に嫌な感じを持つでしょう。

特徴A「私はね……」
このフレーズを使い、相手の話を取って、すべて自分の話にしてしまう傾向があります。
友人が、「今日、朝イチに課長に嫌味言われちゃって、1日気分が悪かった」と話し出したことに対して、「私はね、朝から電車が止まって大変だったのよ!」と自分の話をかぶせてくるような言動です。
特に女性に多いとも言えます。

例1) 友人「新しいバッグ買ったのよ。ちょっと高かったんだけど、前から欲しかったし……」 自分「私なんか、この前○○の新作バッグ衝動買いしちゃったわ」 (自嘲ぎみに自慢する)

例2) 友人「この前、話題になってたケーキの店に行ったら、1時間待ちだったの」
自分「ねぇ、聞いて聞いて、私なんてこの前、○○で3時間も待ったのよ!」
いわゆるマウンティングの1つでもあり、自分のほうが大変だった、高いモノを買ったなどと、良いことにしても悪いことにしても、「自分のほうがすごいアピール」をする行為です。
たび重なれば、嫌気を起こされること必至です。

ただ、自分の話をかぶせている本人に悪気はなく、相手の話に乗って(合わせて)いるだけというように、自覚のない方も多いので、要注意です。

相手の気を引くために
過激な発言をする

特徴B「値踏み」
うわさ話がすべて悪いとは言いませんが、とにかく「値踏み」のスタンスで、他人の話題を振る人がいます。
仕事ぶりや、学歴、収入、住んでいる場所、パートナーの容姿、洋服の趣味や態度など、あらゆることに及びます。
「知ってた? あの人○○なんだって」
「あの人、この前○○なこと言ってたんだけど、信じられる?」

相手の気を引きたい思いで、ちょっと過激な発言をしてしまう人もいるようですが、このようなことを頻繁に話題にする人は、人をそういう目で見るのだな、きっと自分のこともこんなふうにほかの人に言っているのでは、と思われても仕方がありません。
相手が距離を取りたくなるのも当然です。

人との関係をうまく作れないという相談を受けるときに感じることは、自分の対応は悪くないと思っている人が多いことです。
無意識に、相手を不快な思いにしているとしたら、改善のしようがありません。
人との関係性が築きにくいと思われる方は、ちょっと、ご自身の言動を振り返ってみましょう。

そして、いつも自分が話しすぎているかも、と感じる方は、相手7:自分3くらいのバランスを意識して話してみましょう。
もちろん、正確に計測できるわけではありませんので、あくまでイメージです。
話を聞くことは、気持ちを受け止めることです。

まずは、相手の話したことを遮らずに受け止め、それから、自分のことを話すということが大切です。
相手も、自分の話をきちんと受け止めて聞いてくれた人の話には、耳を傾けてくれるものです。
そうすると、お互いWIN-WINな関係を築け、心地よい時間を過ごせることで、また会いたい、話したいと思う気持ちが必然的に起こり、信頼関係も深まっていくと思います。

複数のコミュニティを作る
気持ちのキャッチボールができるようになると、親しいと思っていた友人が「いつの間にか離れてしまう」ことは減り、反対に、「いろいろな人から声が掛かる」ことに変化していくと思います。
そうなれば、気持ちにゆとりができ、ひとりの人や、ひとつのコミュニティに執着することも少なくなり、肩の力を抜いて、自然体で接することができるようになります。
それによって、交友関係を豊かにする好循環を生むことにもつながっていきます。

友人の数が多いことがよいこととは限りませんが、バランスよく心地よい関係を作っていくには、さまざまな人との関係性の中で培われる汎用性が必要で、そのためには、複数のコミュニティを作ることも大切なのです。
よりよい友人関係を構築する一助になればと願っています。
posted by 小だぬき at 00:00 | 神奈川 ☁ | Comment(2) | 健康・生活・医療 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
友が離れてく最大の理由
それは死です
私の友人は早死に
私もかも・・・・
Posted by みゆきん at 2018年01月23日 12:31
みゆきん、友達が本来の残りの「命」を プレゼントしてくれていると考えてはどうでしょう・・・。

私も鬱発症以来 命への執着はなくなっていますが、老衰でいい夢を見ながら この世との別れがしたいなとは思っています。
じっちゃんのためにも長生きですよ。11周忌くらいまでは
親をきちんと弔いたいものですものね。
Posted by 小だぬき at 2018年01月23日 19:03
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