高リスクな開催時期
台風が東京五輪を直撃したらどうなる
2019/10/25 日刊ゲンダイ
台風19号によって、ラグビーW杯は3試合が中止になった。
同大会では史上初の判断だが、ここで気になるのは来年の東京五輪・パラリンピックだろう。
開催期間の7月24日〜8月9日(パラリンピックは8月25日〜9月6日)は台風や集中豪雨のリスクも高い。
こうした気象への対策はどこまで進んでいるのか。
2020年東京五輪・パラリンピック組織委員会は、大会招致の際、〈この時期の天候は晴れる日が多く、かつ温暖であるため〉としていた。
猛暑だけでも一大事だが、この時期は14年広島豪雨(8月20日)、15年関東・東北豪雨(9月9〜11日)、17年九州北部豪雨(7月5日)、18年西日本豪雨(6月28日〜7月8日)など毎年のように集中豪雨による災害が起きている。そうなったらオリンピックどころの騒ぎではない。
組織委員会は今年6月から9月まで、本番に備えたテスト大会を開催している。
その結果、たとえば「ゴルフ」は本番会場の埼玉県川越市の霞ケ関カンツリー倶楽部で8月15日にテスト大会を行ったところ、雷の影響でプレーが3回中断した。
9月9日に江東区の本番会場で行う予定だった「カヌースプリント」の公式練習も台風15号の影響で中止になった。
マラソン・競歩は猛暑対策で会場が札幌市に移ったが、台風や豪雨はもっと深刻。
海が荒れたらヨットやサーフィンもできない。
東京・神奈川・山梨・静岡の1都3県を通る自転車ロードレースは土砂災害で通行止めになる可能性がある。
「台風などの悪天候による想定とそれによるスケジュールの変更は競技によってルールが異なります。
そのルールは現在策定中で、未定です。
ただ実際に、非常時になれば、国際オリンピック委員会(IOC)などと協議し、試合の遅延、延期、中断などの判断をすることになります」(組織委戦略広報課の担当者)
基本は、競技によって日程変更も視野に入れる。
ただし、IOCの憲章には「大会期間は16日を超えてはならない」としていて延長はできない。
最終日のマラソンなどは、もしもに備えて関係者は頭を抱えている状況だ。
ゴルフ場が洪水でドロドロになっても代替会場はなし
もうひとつ懸念がある。
代替会場の問題だ。
予備日が1日しか設けられていない「ゴルフ」の会場がある川越市では、先日の台風19号で越辺川の堤防が決壊。
近くの特別養護老人ホームが浸水し、200人以上が孤立する事態となった。
入間川の脇にあるゴルフ場もそうならないとは限らないが……。
「お答えできません。たとえば野球も豪雨で中止したから別会場とはならない。
現実的に会場が使えなかったらということは考えていません」(前出の担当者)
目下、対応に追われているようだ。
とはいえ東京五輪・パラリンピックには選手のほか、8万人のボランティアがいる。
大会組織委員会が保険の加入を検討しているが、どんな補償内容か気になる。
「一般的なボランティア保険の『基本タイプ』でも、台風などの水害による被害や使用していた備品を壊してしまうなど過失の補償は可能です。
ただ、万が一を考え、地震や津波、噴火などあらゆる災害でも補償される『天災タイプ』(500円)が安心です」(社会福祉協議会ボランティアセンターの担当者)
今回の場当たり的なマラソン会場変更と同様、これから大いにモメそうだ。
旅行の疲れを 十分に癒してくださいね。
非日常的な旅行は、心身に負荷がかかるものですから・・。
今日も素敵な一日に。
ただ先日の楽天ペイ事件以来、
ずっと捜査に時間を取られてヘトヘトです。
多分、裁判しないと戻らないかも。
弁護士費用だけでも大変ですが
泣き寝入りも悔しいので・・・
でも、おかげで美味しいモーニング食べられました!
雨の被害がなく ホットしています。
楽天ペイの不正引き落としの件、加害者特定がカギになりますね。刑事事件としても「詐欺罪」か「窃盗罪」微妙なカード犯罪。
今の法制だとカード会社に責任を問うのは難しそうですし・・・。
「泣き寝入りをしない」最善の方法を 弁護士に相談してくださいね。
キャンディままさんへ
素泊まりは、冒険でしたね。
幸いに お店が開いていたから良かったですが、最近は「閉店」も多い。
いい旅の記録で 追試が可能な所も嬉しいです。