コロナ“現地対策本部長”橋本議員 写真削除で露呈した無能
2020.2.21 日刊ゲンダイ
厚労省は20日、クルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」に乗っていた日本人2人が新型コロナウイルスに感染して死亡したと発表。
船内の感染対策に批判が殺到する中、集中砲火を浴びているのが“現地対策本部長”の橋本岳厚労副大臣だ。
「現在、当選4回、“厚生族のドン”として総理大臣にまで上り詰めた故・橋本龍太郎の次男です。
しかし、2009年の衆院選では比例復活もかなわず、まさかの落選。
永田町では『総理大臣の息子が負けるなんて……』との評価でした」(政界関係者)
“親の七光”もあってか、厚労副大臣の肩書を得ているが、落選したように、政界での評判は「エラソーだ」などと良くない。
過去には夫人へのDV騒動が週刊誌にすっぱ抜かれた。
コロナ対策でも、船内の管理体制のずさんさを動画で告発した神戸大学医学研究科感染症内科の岩田健太郎教授を「承知していない」との理由で船外に追い払っている。
■不潔・清潔の根拠がサッパリ不明
岩田教授は動画で船内の様子について、ウイルスのいそうな「レッドゾーン」と、そうでない「グリーンゾーン」がゴチャゴチャの「悲惨な状態」だと指摘。
この告発への反論なのか、橋本氏は21日、自身のツイッターに、〈左手が清潔ルート、右側が不潔ルート〉(原文ママ)との説明と一緒に船内の様子を収めた一枚の写真を投稿(現在は削除済み)。
隣接する「清潔ルート」と「不潔ルート」の扉の写真を、岩田教授からツイッター上で〈この手前(写真撮ってるとこ)が清潔不潔が完全にクロスするゾーンになる、ということがおわかりいただけますでしょうか〉と皮肉られる始末だった。
山野美容芸術短大客員教授の中原英臣氏(感染症学)がこう言う。
「クルーズ船内で検疫を始めた当初から『レッドゾーン』と『グリーンゾーン』をきちんと分けていたら、船内が武漢と同じような状態になるわけがありません。
同じ空間内でどこが『不潔』で、どこが『清潔』なのかも根拠が不明です。
そもそも専門家なら『不潔』や『清潔』といった言葉を使いません。
船内にいる人に不快感や不安感を与えてしまうからです」
20日は厚労省の40代男性職員と内閣官房の30代男性職員の感染も発覚。
副大臣として官邸に出入りする橋本氏は、感染しないように、十分に気を付けているのだろうか。
いろんなイベントも次々中止に追い込まれ
お花見もどうなることやら・・・
早く収束してほしいです。
正しく恐れるためには、正確な情報が必要なハズなのに 後追いの対策感は否めません。
本当に早く終息して欲しいです。