在宅でヒマを持て余す会社員に欠けている視点
2020年4月29日 東洋経済オンライン (安井元康)
こんにちは。40代会社員をしております。
世の中“コロナ協奏曲”の様相を呈しており、在宅勤務とか外出自粛が敢行されているわけですが、ざっくばらんに言うと以前よりも時間が余っている状態です。
飲みにも行かず、仕事にも行かず、それはそれで今までの生産性を見直すよい機会だと思っている一方で、正直ヒマです。
こうなってくると何か自宅でできる趣味を持っているといいなと思うこの頃ですが、恥ずかしながら仕事一筋だった自分は趣味らしい趣味もなく、時間つぶしの方法がわかりません。
今までは仕事帰りは飲み会にカラオケに忙しくしていた反動か、ストレスがたまります。
とはいえこのピンチをいい機会だと捉え、これを機に趣味や時間つぶしについて真剣に検討してみようかと思いますが、どうやって見つけるのか、何をすればいいのかが正直わかりません。
安井先生の仕事以外の楽しみや余暇の過ごし方をご参考までに教えていただけますでしょうか。
よろしくお願いします。 会社員 頑張り太郎
「まずはやってみる」の精神で幅広く取り組む
仕事が多くの人にとって「やらなくてはいけないこと」であるのに対して、趣味などは「やらなくてもいいこと」を「あえてやる」というところに、その対象を探す難しさがありますよね。
とはいえ、仕事と同様で趣味についても完璧な趣味がいきなり見つかるわけではありませんから、「まずはやってみる」の精神で幅広く取り組んでみてはいかがでしょうか。
確かにおっしゃるとおり、多くのビジネスマンが仕事に費やす時間がなくなると、「何をしていいかわからない」という状態になるのは今に始まったことではありません。
そして、「引退したら◯◯(ゴルフ、釣りなどの趣味のアクティビティ)ざんまいで過ごす」と言い続けて、結局定年退職しても何もしない、というケースは昔から散見されるものです。
仕事と仕事以外、つまりオンとオフの両輪の充実を図ることが望ましい――。
これは誰もが同意することでしょう。
ところが、そう簡単に器用な生き方をできる人は決して多くはなく、実際はこれが非常に難しいのが事実です。
私自身も自分が器用なほうではないのは理解していましたので、35歳までは仕事を中心に生活し、仕事以外のことは最小限に抑え、まずは仕事での実績を創ることに注力する。
そして、職業人としてのアイデンティティーを少しは確立したのちに、趣味を含めその他の時間への目配せを開始する。
そういった塩梅で人生計画を立て、実際にそのとおりに今のところ生きてきています。
プライベートの時間でやっていること
私の場合、現在趣味やプライベートの時間でやっているのは、過去やっていたことで中断していたこと、またはずっと時間ができたらやりたいと考えていたこと、のいずれかになります。
対象は複数あるのですが、共通して意識しているのは以下のとおりでしょうか。
□基本的に1人でできることを中心にそえる(社会人は忙しいので、日程調整を経て人数調整が前提だとそのうち面倒になりやらなくなるので)
□異なる性質のものを散りばめる(新しい発見や物事の視点を養うだけでなく、天候や体調等に左右されない時間つぶしの選択肢をつねに持つため)
□年齢を重ねてもできる対象、逆に今だからこそできる対象の両方に触れてみる(継続性の意識と後年の後悔を避けるため)
□時間とお金をあまりかけずにできることを選ぶ(取り掛かるにあたっての、または継続するにあたってのハードルを上げないため)
もちろん上記をすべてまねする必要はありませんが、考えるにあたっての参考にはなるかと思います。
冒頭で申し上げたとおり、趣味やプライベートの時間は、仕事と異なり「やらなくてもいいこと」を「あえてする」という性質のものだと思っています。
仕事であれば生活のための「せざるをえないもの」であるがゆえに、ある程度の我慢をする、という人が多いかと思いますが、趣味は「あえてやる」がゆえに、まさにそこには自分なりの個性や性格が表れるものなのです。
つまり、何を選ぶも自分次第で、誰かが教えてくれるわけでもありませんし、自分自身で自分に合う対象を探すしかないのです。
何をしているときが自分は楽しいのか、どんなことに自分は興味を持っているのか――。
まさに趣味探しとは自分探しそのものであり、自分自身を深く理解する必要があるものですから、仕事探し以上にクリエイティブになる必要はあります。
「一歩踏み出してみる」という挑戦スピリットを持つ
とはいえ、そんなにまじめに考えることもなく、冒頭申し上げたとおりに「まずはやってみる」でいいのだと思います。
挑戦してやってみないことには「自分にとっての正解」はわかりません。
むしろ、そうやって「まずは一歩踏み出してみる」という挑戦スピリットを持つことが趣味を見つける、または継続するための重要なポイントなのです。
普段と同じことの繰り返しでは、新しい対象たる趣味はいつまでたっても見つからないでしょう。
「あえてやる」と先ほど申し上げましたが、まさにあえて遠回りしてみる、あえてまったく知らない世界に飛び込んでみる。 そういった好奇心が大事であり、事前のバイアスなく好奇心さえ持ち続ければ、たとえ趣味という趣味がなくとも、「華のある人生」になりうるのではないでしょうか?
趣味人の友人や知り合いの趣味をまねしてみる、ネット上で趣味に生きる人の動画などを見て、自分の興味の対象を探してみる。
待っていてもこればかり誰かが正解を提示してくれるわけではありませんから、仕事でも発揮されているリサーチ力で、まずは興味のありそうな対象をリスト化して、関連書籍や動画などで具体的なイメージを膨らませて行くとよいでしょう。
頑張り太郎さんがそのような好奇心をきっかけに、仕事だけでなくプライベートも充実した人生を送られるであろうことを応援しております。
ミシンをつかうのはいつ以来かしら、、、
「保健体育」も日々学習中ですね。
無理せず地道に体力をつけていきましょう・・・。
私は昼夜逆転ぎみで 矯正努力中です。
4/29. 今日の応援 完了です ゙(*・・)σ ポチッ♪
やっと! マスク作りを始めました〜♪
暫く初夏のような陽気になるみたいですが
ステイホームですもんねぇ・・
マスク姿が 一般的になっていますが 品不足が解消されたら マスクの柄やつけ方に個性を追求するようになるような気がします。
今日は糖尿内科への通院です。
そば処のサービス券が今日までなので 天そばでも食べたいと思います。