コロナ禍でも満額受給 国会議員のボーナスに血税23億円!
2020/06/09 日刊ゲンダイ
コロナ禍で多くの国民の収入がガタ減りしているのに、国会議員が巨額のボーナスをシレッと受け取ることが分かり、大炎上している。
それでも安倍政権は早々に国会を閉じ、ボーナス削減の議論すらせず、逃げ切るつもりだ。
“上級国民”の国会議員には、「働かざる者食うべからず」ということわざは耳に届かないらしい。
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国会議員のボーナス受給については、6日のTBS系「新・情報7days ニュースキャスター」で、ビートたけしが「ボーナス返せよ、この野郎!」と激怒したことで火がついた。
プロレスラーの大仁田厚は〈いまコロナの影響で苦しんでいる人たちがたくさんいる〉〈こんな時だからこそ国民と寄り添う姿勢を見せてもらいたいのだ!〉とツイート。
タレントの鈴木紗理奈も「なんで国民にガマンさせんの! すごいメチャメチャ腹立ちます」と民放番組で発言している。
衆参両院の事務局によると、国会議員は毎年6月30日と12月10日にボーナスを受け取ることが、「国会議員の歳費及び期末手当の臨時特例に関する法律」によって規定されている。
今月30日には、議員1人当たり318万9710円が満額支給される。
衆参合計で議員は713人。
単純計算で約23億円の血税がボーナスとして議員らの懐に入ることになる。
批判が噴出するのも当然だ。
大多数の国民が不信感を募らせているのは、巨額のボーナスを受け取るクセに安倍政権がさっさと国会を閉じようとしていることだ。
コロナ禍で多くの国民は苦しんでいる。
一律10万円の支給も、中小、個人事業主への持続化給付金も、手続きが煩雑で支給が滞っている。
生活保護受給者も増加傾向である。
政治家は、国会を閉じて「ステイホーム」を決め込む前に、国民を救うための審議を常に国会でするのが筋なのではないか。
高千穂大教授の五野井郁夫氏(国際政治学)はこう言う。
「国民と痛みを共有するというなら、国会議員はボーナスの受け取りを辞退すべきでしょう。
満額受給は理解できません。
そればかりか、今月17日には早々と通常国会を閉じるというのだから、これは怠慢です。
政府は今後もコロナ対策を打っていくと明言しています。
それならば、常時国会を開き、コロナ対策予算の妥当性を審議しなければなりません。
ただでさえ、持続化給付金の事業費を“幽霊法人”が中抜きしていると指摘されています。
今、議会で予算のチェックをしなくてどうするのでしょう。
国会閉会で『逃げ切り』は許されません」
国会は表向き、歳費の2割カットを決定している。
しかし、実際は報酬の1割にも満たない。
文書通信交通滞在費など“諸手当”を含めると、国会議員の年収は約4000万円にも上るからだ。
「歳費2割」は実質、全体の8%にしかならない。
国会を閉じて仕事もせず、「ボーナス満額」でウハウハとは、国民をなめるにもほどがある。
国会って三権分立必要な機関のはず。
それが今や給与泥棒の場と化してると思われても仕方ない。
休んでも審議しなくても給与安泰。
審議中に読書・スマホをあり。
政治屋でなく政治家何人いるのだろう?
身を切る改革なんて死語ですね。
何時もありがとうございます。
野党も攻撃型の質問ではなく 時には提案型の質問も工夫して欲しいと 中継を見ていて思います。
この点、公明党の女性議員の質問は 上手いと感じます。
小さい事でも「〇〇は必要ですよね、どうでしょぅ」と必ず回答を引き出す方法を 民主党は学んで欲しいものです。
野党の支持率が上がらないのも 相手が聞く耳をもたないのに攻撃ばかりで 実がとれない 不毛な論戦のための論戦をしているように見えるからだと思います。
国会議員の通信簿、中継時の議員全員の氏名字幕などができれば、少しは改善されるのでしょうが・・・。
私は 自分たちの理想を実現するために政党があるのだとすると 議会の歳費は無くし政党負担が建前だと思うのですが・・・。
政治家も「娑婆」の大変さを学ぶ努力はして欲しいですね。
いいな〜
ボーナス貰える人が羨ましいわ
「年金」にボーナス制度が欲しいな・・・。
ちゃんと食べていますか??