「あなたを嫌う人の9倍、あなたを応援する人がいる」精神科医が断言する人間関係の教え
2020.8.8 ダイヤモンドオンライン
樺沢 紫苑:精神科医、作家
好意の1対2対7の法則
人から嫌われたくない人は、多くいることでしょう。
「誰からも嫌われたくないか」と質問したある調査によると、42%が「はい」と答えました。
特に20代女子では嫌われたくない傾向が強く、54.6%にも及んでいます。
その対処法について説明していきましょう。
次の一節を、初めて読んだとき、私はドキッとしました。
「10人の人がいるとしたら、そのうちの1人はどんなことがあってもあなたを批判する。
あなたを嫌ってくるし、こちらもその人のことを好きになれない。
そして10人のうちの2人は、互いに全てを受け入れ合える親友になれる。
残りの7人は、どちらでもない人々だ。 ―」(ユダヤ教の教え、『嫌われる勇気』より)
私の経験でも、SNSのネガティブなコメント1に対して、好意的なコメントは2倍以上あり、そして7割ほどはコメントせずにただ読むだけの「サイレントマジョリティ」であると感じていました。
「嫌い1、好意2、中立7」。
これを「好意の1対2対7の法則」と呼びましょう。
この「サイレントマジョリティ(物言わぬ多数派)」は、積極的な意見は出しませんが、自分をフォローしている人たちです。
だから、明らかに好意です。
「中立」は、「プチ好意派」と考えてよいのです。
すると、あなたを嫌い、批判する人が1人いる場合、あなたを応援している人は9倍もいるわけです。
職場の人間関係に当てはめよう
「好意の1対2対7の法則」は、あなたの周囲にも当てはまると思います。
職場に20人いるとしたら、あなたを嫌う人は2人くらいで、親しい人が4人という数字になるのではないでしょうか。
いろいろな性格や考え方の人がいます。
あなたと気の合う人もいれば、気の合わない人もいる。
それは、当然です。
「全員と気が合う」ということもなければ「全員と気が合わない」ということもありません。
そんな状況の中で、「誰からも嫌われない」とか「全員と仲良くする」というのは不可能です。
あなたを嫌う人の2倍、好意的な人がいるし、まったく嫌っていない人がその7倍もいるのです。
たった1人からの誹謗中傷を受けて、SNSの投稿をやめてしまう人がいます。
しかし、その9倍の人たちが、あなたの投稿を楽しみに待っているとすると、とても残念なことです。
あなたは「嫌いな1割」の人に迎合することを優先し、その他の人を犠牲にするのですか。
それとも、あなたのことを大好きな2割の人を大切にして生きますか。
どちらが幸せに生きられるかは歴然としています。
「1対2対7の法則」をイメージするだけで、「自分には味方がいる!」ということが明確になり、勇気が湧いてくるのです。
「ストレスへの対処法」は不変のスキルだ!
私の臨床経験では、「几帳面でまじめな人ほどうつになりやすい」傾向を感じます。
なぜなら、ストレスの原因を真正面から受け止め、不安になり、悩み続け、リセットできないからです。
悪いストレスをなくしていくことが、「ストレスフリーな人」になるためには重要です。
あなたの「考え方」「受け止め方」を少し変えるだけで、ストレスを受け流せるようになります。それだけで、「不安」や「悩み」の9割は消すことができます。
一人の女性が、隣の男性に話しかける。
「仕事上の相談」もちろん男性はその女性には興味はない
後ろの席の男性は その女性が大好きで・・その男性に嫉妬する。(誤解・恨み・妬み発生)
その他の部下「2名」は、相談を受けている男性のアドバイスは信頼できるモノだと感じている。
残りの7名は 視線だけ向けて 修羅場どうなるかハラハラして見守っている
↑ ┃電柱┃゜艸゜)ジー
隣の男性に 相談したからと言って 嫉妬されたら正常な業務などできなくなりますよね。
サークルと企業活動を混同しているし ストーカーの素質十分。
彼女の意思が不明な段階、たとえ彼女も好きとしたなら、公私の
区別のつく彼女の方が大人。
この場ぬんでは、後ろの席の男性を諫める役割の人が必要になると思います。