マイナ保険証、4割超で不具合 運用開始した医療機関
2022/11/30 共同通信
健康保険証とマイナンバーカードを一体化した保険証(マイナ保険証)の運用を既に開始した医療機関の4割超が、カードの読み取り機が起動しないなどの不具合を経験していたことが30日、医師、歯科医でつくる全国保険医団体連合会(保団連、会員約11万人)の調査で分かった。
政府は昨年10月からマイナ保険証の運用を開始。
現行の健康保険証を2024年秋に廃止してマイナ保険証に一本化する方針を示している。
厚生労働省は今年11月、マイナ保険証の読み取り機の起動時に「ネットワークエラー」と表示される不具合が一部医療機関であったとし、原因を分析している。