室井佑月氏 防衛費増で消費税UP≠警戒「『国民から幅広く』って言葉が怪しい」
12/9(金) 東スポWEB
作家の室井佑月氏が9日、文化放送「大竹まことゴールデンラジオ!」に出演。
防衛費増額の財源確保のため消費税が上がるのではないか?と勘ぐった。
岸田文雄首相は8日、2027年度までの防衛費の財源について、27年度まで複数年かけて段階的な増税実施を検討すると明言した。
現行と比べ4兆円増える27年度以降の防衛費は、1兆円強を増税でおぎなう方針だ。
一方で23年度は増税を実施しない見込み。
税収が多い法人税、所得税、消費税のうち与党内では「所得税や消費税の増税は難しい」との意見が強く、税目の検討は、法人税を軸とする案が有力だ。
だがこのニュースに室井氏は「だから、23年度は地方選があるでしょ。で、今うわさだけど解散もあるかもしれないって言われてるでしょ。だから言えないだけ」とばっさり。
また新聞報道では財源について首相が「幅広く国民にお願いする」と語っていたと指摘。
「『幅広く』って言ったら、消費税しかなくない? 防衛費を増額するというのだけ決めて、(詳細な財源を)どうするかというのが言えないのが怪しいんだよ。
選挙終わったらそう(消費増税)しようと思ってるとしか思えない」と切り捨てた。
さらに「国を安全にしたいっていうのは分かるけど、財布って1個だから。結局、増税するか、どこか切り詰めるか、借金の棚上げしかないんだよ」と訴え「棚上げっていうのはあんまりしちゃうとまずいじゃん、超少子高齢化なんだから。
どこか削るっていっても今足りないところいっぱいあるでしょ。あと増税しかない。
本当に怪しいよ『国民から幅広く』っていう言葉が怪しい。それ以外ないような気がしてる」と推測していた。
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