「賃貸 vs 持ち家は永遠のテーマ」
現在においては圧倒的に持ち家派が優勢との結果
2023年03月21日 Sirabee
新入学・新生活を控えた3月は、引っ越しシーズンのピーク。
一般的には賃貸物件の引っ越しが多いかもしれないが、このタイミングで持ち家から賃貸へ、賃貸から持ち家へと住み替える人もいるだろう。
■賃貸 vs 持ち家は永遠のテーマ
住まいは資産が残る持ち家が理想か、ローン金利の負担がなく転居もしやすい賃貸がよいのか、常に意見がわかれるテーマだ。
時代がインフレ方向にあるのか、デフレの渦の中にあるのかでも、その判断は変化するだろう。
どちらも一理ある考え方ではあるが、現代の日本人はどのように考えているのだろうか。
■持ち家派が賃貸派の2倍に
Sirabee編集部が、全国10〜60代男女1,000名を対象に調査したところ、理想の住まい方は「持ち家」とした人は全体の66.7%。ちょうど2/3となった。
賃貸派は33.3%で、持ち家派の半分だった。
今回の調査では、現在においては圧倒的に持ち家派が優勢という状況がうかがえる。
■近畿では賃貸派も優勢
東西南北に細長い日本列島では、都会と地方の格差も大きい。
地域によって持ち家・賃貸の比率に違いはあるのか、
検証してみると…。 最も持ち家派が優勢だったのは、北信越で80.0%。中国・四国が77.0%で続く。
どちらも大都市は少なく過疎化が進む地域を含むエリアだ。
一方、賃貸派が最も多かったのは近畿で40.5%。全国で唯一4割を超えた。歴史ある大都市が多い一方、必ずしもそこに根を下ろさずに自由に暮らしたい人も多いのかもしれない。
記事まとめ
・Sirabee編集部によると、理想の住まい方は「持ち家」とした人は全体の66.7%だった
・最も持ち家派が優勢だったのは、北信越で80.0%。中国・四国が77.0%
・賃貸派が最も多かったのは近畿で40.5%で、全国で唯一4割を超えていた