【精神科医が教える】人生の選択に迷ったとき、後悔しないたった1つの方法
8/23(水) ダイヤモンドオンライン
誰しも悩みや不安は尽きない。
寝る前にイヤなことを思い出して、眠れなくなるなんてことも……。
そんなときの助けになるのが、『精神科医Tomyが教える 40代を後悔せず生きる言葉』(ダイヤモンド社)だ。
ゲイのカミングアウト、パートナーとの死別、うつ病の発症……苦しんだ末にたどり着いた、自分らしさに裏づけられた説得力ある言葉。
心が落ち込んだとき、そっと優しい言葉を授けてくれる。Voicy「精神科医Tomyきょうのひとこと」の“言葉の精神安定剤”で、気分はスッキリ、今日がラクになる!
● 「選択」と「決断」の連続
人生は「選択」と「決断」の連続です。
目の前にその都度訪れるさまざまな選択肢から、どの道をチョイスするかを決断する。
そうやって一歩一歩前に進んでいきます。
しかし、その選択と決断が、つねに正しいわけではありません。
結果として、選択を見誤るケースも多いです。
選択を見誤っても、そこから反省点を見出せば糧にできますが、単なる失敗の連続に陥る人もいます。
それは、一時の感情で決断しがちな人に多いです。
● “感情優先”の落とし穴
感情は、ものすごく気まぐれです。
ついさっきまでイライラしていたのに、なにかの拍子に機嫌がよくなったり、逆に機嫌がよかったのに急にイライラし出したりすることもあります。
その日によって感情の起伏があるというレベルではなく、場合によっては秒単位で変化する。
感情というものは、それほど不安定だということです。
そんな不安定な感情によって選択と決断をすれば、失敗しがちなのは当たり前。
そのときの感情で決めたことには、反省点も見い出せません。
● あえてすぐ決断しない
ほんの数秒後に感情が変わったら、選択と決断も違ってくるほど、なんの根拠もないからです。
とくに感情が高ぶったところで決断を強いられると、見誤ることが多いです。
なので、あえて時間をおく。
そして、自分をクールダウンする。
何かしようと思っても、あえてすぐに取りかからない。
1分でも3分でもいい。
ちょっとだけ間を空けるだけでも、選択と決断の精度が上がるはずです。
※本稿は『精神科医Tomyが教える 40代を後悔せず生きる言葉』(ダイヤモンド社)の著者が日々お届けする“心のサプリメント”です。
精神科医 Tomy