2023年12月29日

自民の"悪しき体質"を問題視

自民の“悪しき体質”に批判次々
2023年12月28日 日刊ゲンダイDIGITAL

 東京・江東区の区長選挙をめぐる公職選挙法違反事件で、東京地検特捜部が28日午前、公選法違反容疑で前法務副大臣、柿沢未途衆院議員(52)を逮捕した。
 柿沢容疑者は、同区長選で木村弥生前区長(58)=辞職=の票の取りまとめのために区議らに現金を配るなどした疑いが持たれている。
 特捜部はこれまでに柿沢容疑者を複数回、任意で事情聴取。
柿沢容疑者は「現金は区議選への陣中見舞いだった」などと、買収の趣旨を否定。
一方、複数の区議は特捜部に区長選の買収の趣旨だったことを認めていた。

 議員側からカネを渡す買収事件で現職の国会議員が逮捕されるのは、2019年の参院選広島選挙区で、地元議員らに現金を配ったとして公選法違反容疑で逮捕、起訴された河井克行元法相(60)と妻の案里元参院議員(50)以来だ。

■買収に使っていたカネは政策活動費だったのか…
「買収目的」か「陣中見舞い」なのかを巡り、識者らの間でも立件の可否について様々な意見が飛び交っていた今回の事件。果たして起訴、有罪に至るのだろうか。
「広島の大規模買収事件でも、河井元法相は『陣中見舞い』などと否定していましたが、地元議員らの証言もあって起訴、有罪となりました。
柿沢容疑者の事件も広島のケースと類似性が高いでしょう。
さらに柿沢容疑者の場合、木村前区長陣営の運動員に対する報酬の支払いなども明らかになっており、特捜部は悪質性が高いと判断したとみられます」(司法記者)

 忘れてならないのは、離党したとはいえ、柿沢容疑者が自民党に所属していたことだ。
《自民党の、しかも法務副大臣が大っぴらにカネを配っていたという異常》
《買収に使っていたのは例の政策活動費とかいうカネだったのでは。やっぱり自民党だよ》
《資金の出どころ。カネの流れ。ついでに自民党の裏金についても明らかにしてほしい》

 SNS上では改めて、政治資金パーティーをめぐる裏金事件でクローズアップされた自民党の悪しき体質を問題視する声が出ている。
posted by 小だぬき at 00:00 | 神奈川 ☁ | Comment(0) | TrackBack(0) | 社会・政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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