2024年01月16日

気分が晴れない理由は季節性のうつ病!?知っておきたい「冬季うつ」の特徴3つ

気分が晴れない理由は季節性のうつ病!?
知っておきたい「冬季うつ」の特徴3つ
1/15(月)   YAHOOニュース

冬は気分がふさぎやすい時期です。
冬に現れるうつ症状を「冬季うつ」「ウィンターブルー」ともいわれています。
これらは「季節性感情障害(SAD)」という名前の疾患で、日本人の有病率は約2%、世界的には1〜10%前後という報告があります。
決して珍しいものではなく、身近な疾患の1つです。

この記事で紹介すること
・冬季うつの特徴3つ
・予防できるの?
・冬季うつの特徴3つ

❶冬季のみ
毎年秋から冬にかけて現れる症状で、春になると症状は軽減されてくる傾向です。
冬は日照時間が低下し、日光を浴びる機会が減ることが原因の1つといわれています。
冬季うつの有病率は地域差があり、日照時間の短い北国では割合が高いとされています。
北国の方、室内で過ごす時間が長い方は特に注意が必要です。

❷眠気、睡眠時間の増加
通常のうつ病は不眠症状を伴うことがありますが、冬季うつ(SAD)では過眠傾向になります。
夜の睡眠時間の増加に加え、日中の眠気も感じやすくなるといわれています。
たっぷり寝ても朝起きにくかったり、日中も眠気を感じたりするのは、冬季うつの影響かもしれません。

❸食欲が増す
うつ症状に加え、過食傾向になるという特徴を持ちます。
特に炭水化物や甘いものが欲しくなる傾向にあるようで、太りやすくなってしまうともいわれています。
この時期体重が増えるのは、単なる正月太りではなく、冬季うつの影響かもしれません。

・予防できるの?
予防策としては、朝起きて太陽の光を浴びる、規則正しい生活を心がける、ビタミンやミネラルなどバランスの良い食事を心がける、適度な運動を行う などが挙げられます。
冬は寒さと日照時間の低下という条件がそろうため、うつ症状がでやすい時期です。
寒くて引きこもりがちな時期ですが、適度に外出して規則正しい生活を心がけましょう。

さいごに 冬は季節性のうつ症状が出やすい時期といわれています。
特に日照時間の短い地域の方やおうち時間が長い方は、意識的に対策を行うことをおすすめします。
また予防も大切ですが、気になる症状、つらい症状があれば早めに医療機関を受診しましょう。

rina 睡眠インテリア
睡眠健康指導士/インテリアコーディネーター
/薬剤師 上級睡眠健康指導士、
インテリアコーディネーター、薬剤師。
睡眠に不調を抱える働き世代の方へ、睡眠の質と生活の質を上げるインテリアコーディネートをオンラインでご提案したり、健康系やインテリア系記事のライターをしたり、薬局で勤務したりしています。
posted by 小だぬき at 00:00 | 神奈川 ☀ | Comment(0) | TrackBack(0) | 健康・生活・医療 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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