笠井信輔「配慮と余計なお世話 なかなか難しい」路上徘徊する薄着の高齢男性への声かけで悩む
2/24(土) 日刊スポーツ
元フジテレビのフリーアナウンサー笠井信輔(60)が、冬の夜に路上で薄着の高齢男性と遭遇し、心配して声をかけた出来事の顛末(てんまつ)を明かした。
笠井は24日、「徘徊老人との遭遇」とのタイトルでブログを更新。
冬の寒い夜、薄いパジャマ姿で歩く高齢男性を帰り道で見かけたという。
気になって「お宅はどちらですか」や「送りましょうか」などと声をかけたところ、相手の返事は「そこだよ」「なんで、いいよ、歩いてるだけなんだから」といったものだった。
笠井は、「もしかして認知症なのかもしれないと思い私は何とかその方の自宅に連れて行こうとしましたが、ご本人がこのままで良いと言うので無理に連れて行くわけにはいかない私も帰宅しました」とつづっている。
5年ほど前にも、認知症らしき高齢女性を苦労して自宅に送り届けた経験がある笠井。
それだけに今回の男性のことが気にかかり、帰宅後に警察に通報。
しかし警察は該当する高齢男性を見つけることができず、彼がどうなったかは不明のままだった。
そして数日後、その男性と日中にまた遭遇。
しっかりとした足取りだったそうで、「近所の人だったんですね 正直、ほっとしました とても暖かそうなジャンバーを着ていたので、安心しました」と安堵(あんど)した様子を示し、「そうしたご老人にどれだけ関わればいいのか 配慮と余計なお世話 なかなか難しいですね」と配慮のバランスの難しさについて記した。