非常識な「子持ち様」にイライラが止まらない。子持ちじゃない勢“心の中”の攻防
更新日:2024/08/23 日刊ゲンダイ
最近よく耳にするワード「子持ち様」。
「特別扱いされて当たり前」「子持ちの方が偉いでしょ」と勘違いした態度を取っている親を揶揄するニュアンスで使用されます。
こんな言葉がある通り、独身なら正直「これだから子連れは…」と心の中で毒づいたことは一度くらいあるのではないでしょうか。
ここでは、よくある非常識な子持ち様エピソードを5つ紹介します。独身や・子なしの方なら頷けるはず!
1. 公共交通機関で大騒ぎ
うるさいなあ(C)コクハク
電車や飛行機、新幹線などの公共交通機関で、ギャーギャーワーワー騒いでいる子ども、よくいますよね。
「子どもだし、まあ仕方ない」と思えるのは、親が騒いでいる子どもにしっかり注意している場合。
騒いでいる子どもを放置もしくは一緒になって大騒ぎしている子持ち様には、「早く注意しろよ!」とイライラしてしまいますよね。
2. 暴れる子どもをほったらかし
危ないなあ(C)コクハク
ショッピングモールや旅館などを公園と勘違いされるのも困りもの。
人が大勢いるなか、全力で鬼ごっこをしたり床に寝転んでみたりして、大はしゃぎしている子どもたち…。
周りが迷惑そうにしていても、我関せずと知らん顔を貫く親もいます。
「子どもなんだから迷惑かけても仕方ないでしょ」と言わんばかりの態度で暴れる我が子をほったらかしにしている子持ち様を見ると、「この親にしてこの子あり…」と言いそうになります。
3. ベビーカーで歩道を通せんぼ
通りにくい…(C)コクハク
ベビーカーを押しながら横に並んで歩いている子持ち様にのも、正直イラッ!
青山・表参道ぐらい広い歩道ならまだしも、幅狭めの歩道でベビーカーを並走させていたら、それはもはや通せんぼです。
さらに許せないのが、後ろから「すみません、通らせてください」と声をかけると「はあ?」と訝しげな表情をしてくる人。これは子持ち様といわれても仕方ないとうなずけます。
4. 広い席=子持ちの席の認識
以前話題にもなりましたが、カフェなどで1人で広めの席に座っていると「こちらは子どもがいるので、その席譲ってください」と声をかけてくる子持ち様もいるんだとか。
いや、独女だって小さい子に譲ったり育児に協力したりする気持ちは持っているんですよ?
でも「広い席=子持ち専用席」かのような認識で声をかけられるのは、なんか違う〜!
上から目線で言ってくるのは非常識極まりないですよね。
5. 土足だっこ
靴は脱がせてほしい(C)コクハク
最近、とあるパン屋さんが子どもを土足のまま抱っこした状態での入店を禁止して話題になりました。
この“子どもの土足抱っこ”も非常識な子持ち様の代表例です。
混んでいる電車やショッピングモールなどで土足の子どもを抱えていると、靴底が付近の人に触れてしまうのに…。
誰だって他人の靴が自分の肌や服に触れたらいい気はしません。ましてや、食べ物屋さんでは衛生面に気を配ってほしいものです。
子持ち=非常識と思われない行動を
子どもに手がかかるのもわかります。
「子どもはみんなで育てる社会の宝」たしかにごもっとも。
独身や子どものいない夫婦だって、子どもとママ・パパが嫌いなわけではないんです!
でも「こっちは子連れで大変なんだし、大人だけのそっちが少しくらい我慢してよねッ!」という態度でこられると、「でたでた、また子持ち様か」とうんざりしてしまうのが本音。
「子持ち様」と子持ちじゃない勢の攻防は、まだまだ終わらなさそうな予感です…。
(コクハク編集部)