顔と名前を《覚えてもらいやすい人》が、密かに実践している“3つの行動”… メリットは「人間関係」全般に
1/27(月) LASISA
会ったことのある人から、また名刺を渡されそうになる悲劇
顔と名前を覚えてもらうために、すぐできるちょっとした一工夫とは?
仕事や日常生活においては「名前や顔をすぐに覚えてもらえる人」と「なかなか覚えてもらえない人」がいます。
どうすれば相手の記憶に残る存在になれるのか。
顔や名前を覚えてもらいやすい人が実践している3つの行動を紹介します。
相手に覚えてもらえるだけでなく、コミュニケーションがスムーズになりその後の関係構築も楽になるはずです。
初対面の場では、まず相手に好印象を与えることが重要です。
そのために大切なのが「目を合わせて話す」こと。目を合わせることで、自然と親近感が生まれます。
相手に対して「こちらに興味を持ってくれている」という印象を抱かせ、「自分もこの人のことをもっと知りたい」「覚えておきたい」と思ってもらえるきっかけになるのです。
ただし、じっと見つめ過ぎると相手にプレッシャーを与えてしまいます。
適度に視線を外しながら、会話の要所要所でしっかりと目を合わせるように心掛けましょう。
特にあいさつや自己紹介の際に目を合わせると、相手に好印象を与えられます。
なお、初対面の人と目を合わせるのは難しいと感じる人は、相手の目と目の間(眉間の辺り)や鼻などを見ると、相手は目が合っているように感じてくれるのでおすすめです。
顔や名前を覚えてもらいやすい人は、初対面での自己紹介が上手です。
名前を一度伝えただけでは、相手の記憶に残りにくいので「〇〇と申します」と伝えた後、もう一言付け加えてみましょう。
自己紹介後、「よくある名字なんですが、人気スポーツ選手の〇〇(自分の名字)と同じで、下の名前は有名アイドルの××と同じなんです!」「実は〇〇という名字、××県に多いそうなんです」など、何かしら付け加えることで場が温まり、距離感が縮まります。
「〇〇という名字は覚えにくいと思うので、この顔だけでも覚えていただければ」と表現して、あえて顔を覚えてもらうのもアリです。
また、会議中などに「〇〇も一つ意見をよろしいでしょうか?」と、会話の中で自分の名前を使うのも一つの手です。
余裕があれば、相手の名前を呼ぶこともやってみましょう。
「××さんはどう思いますか?」と相手の名前を積極的に声に出すことで、自然と相手もこちらの名前を言う流れとなり、自分の名前も覚えてもらいやすくなります。
さらに、覚えてもらいやすい人は、会話の中でも「何か印象的な話」を残しています。
自分にまつわるユニークなエピソードや趣味などをさらっと話すことで「〇〇さんといえば□□だよね」と相手に覚えてもらえるきっかけになるのです。
ここで大事なのが、伝え方。
「私、カフェ巡りが好きなんです」だけでは「へぇ、そうなんですね」で終わってしまうので、「カフェ巡りが好きなんですが、絶対に30分以上は滞在しないようにしています」などと、相手から「え、どういうこと?」と興味を持ってもらえるように話してみましょう。自然と会話が続いていきます。
また自分の出身地を使うのもおすすめです。
「私、〇〇県出身なんですけどちょっと訛(なま)っていませんか? 大丈夫ですか?」「〇〇県出身なのでこの食べ方にはちょっとこだわりがあって」と地名を絡ませると、「あ、そこ観光で行ったことあります」「△△で有名なところですよね」などと会話が続き、印象が残りやすくなります。
もちろん、相手の話にも耳を傾けて共感を示すことも大切です。
「この人とは話しやすかったな」と思ってもらえるように、楽しい時間や共感を共有しましょう。
相手の記憶に残る大きな要素となります。
顔や名前を覚えてもらいやすい人になるには、ほんの少しの工夫がポイントです。
上記のどれかを意識するだけでも、あなたの存在感は確実にアップします。
初対面の相手に覚えてもらえることで、仕事や人間関係もスムーズに進みやすくなります。
ぜひポイントを取り入れて「忘れられない人」を目指してみてください。
オダカシオリ