2025年02月17日

がん闘病中の岸博幸氏、高額療養費引き上げに怒り「ふざけんじゃねえ」 2年利用し「いかに優れた制度か」

がん闘病中の岸博幸氏、高額療養費引き上げに怒り「ふざけんじゃねえ」 2年利用し「いかに優れた制度か」
2/16(日) スポニチアネックス

 元経産官僚で経済学者、慶大大学院教授の岸博幸氏(62)が16日放送のテレビ朝日系「ビートたけしのTVタックル」(日曜正午)に出演。
医療費が高くなった患者の負担を抑える「高額療養費制度」の負担上限額の引き上げについて、がん闘病中の立場からコメントした。

 岸氏は2023年1月、人間ドック受診がきっかけで多発性骨髄腫が判明。
その後出演した番組の中で「余命10年」と宣告されたと公表した。

 患者負担上限額の引き上げについて「真面目に、ふざけんじゃねえよと思ってます」と憤りを吐露。
自身も高額療養費制度を2年間使っていると明かし、「この制度がいかに優れた制度か誰よりも実感しているつもり」と話した。

 「私は年とってるからいいですが、この制度の一番影響受けるのは40〜50代で家庭を持っていて子育てにお金がかかる世代、これ一番影響がある。
本当に重篤な病気の人が治療を諦める、特に働いている若い世代が。そういうバカなことを平気でやるんですか?理解できません」と政府方針への怒りを語った。

 社会起業家の安部敏樹氏が高額な治療薬の問題が背景にあると説明すると、「そこは新しい薬をどこまで医療保険が適用するかっていう問題だから、そこは分けて考えた方がいい」と岸氏。
「大事な問題は今国民の2人に1人はがんにかかる時代なんです。長期の治療が必要なんです。そういう現実を考えないとダメです」と訴えた。

 社会学者の古市憲寿氏が「岸さんぐらいお金があっても治療費高いなと思うってことですか?」と聞くと、岸氏は「まずね、俺お金ないから。大学教授の給料は安いです」と笑いを誘っていた。
posted by 小だぬき at 04:37 | 神奈川 ☁ | Comment(0) | TrackBack(0) | 健康・生活・医療 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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