2010年07月14日

すぐウトウトの1日でした。

今日は、外科の消毒が午後からなので、朝いったん薬を飲んで朝寝??

外科に午後1番に入るも、救急車が入り 外科の臨時手術が入り 2時間待ち。
ソファーでウトウトしていたハズが 起こされたときは ソファーに横になってタオルケットまで掛かっているではありませんか・・・

看護師さんに聞いたら 余りにも気持ちよさそうに寝ているので、寝かせていたとのこと。
「ありがとうございます」といって診察室に・・・

医院長、疲れているようだね。来週には終了のメドが立つと思うよ とのこと。

今週の金曜日に消毒し来週の予定を相談しようと、まさか「軽い気持ちでの切開」が こんなに長期にわたる通院を余儀なくされるとは思ってもいませんでした。

最近の天気、関東でもおかしいです。昨晩・朝と心地よい風だったのに、昼間は真夏日の気温と熱風。
ただでさえ外出の意欲を出すのに苦労するのに、こんな天気では・・・。
九州をはじめ西日本では 豪雨とのこと。生活のライフラインの維持が大変でしょうね。
お互い 条件は違いますが 天気なんかに負けないようファイト!!
posted by 小だぬき at 17:22 | Comment(2) | TrackBack(0) | うつ病について | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年07月16日

警戒心なしのおばさん

今日は午前中の消毒通院(明日も)

病院の入り口で「すみませんがよろしいですか?」と同年配くらいの方に声をかけられました。

「ハイ」と答えたら 「実は携帯電話で いくら電話してもつながらないのです。みていただけますか?」とのこと。

気安くいいですよといったものの 私の機種と操作が違う(私は大竹しのぶCMの簡単携帯)。

でも、画面をみたら 市外局番が入っていない、これなら何とかなりそうと 市外局番を修正・アドレス帳保存して 着信するか発信ボタンを 見事につうじたのですが、そのご婦人に診察券の代理を頼んだので今はいない。

ご婦人の名前を聞いていなかったので シドロモドロの応答。
すぐ戻ってくれたので 着信先を確かめてもらってokに・・・。

直したのに発信ボタンを 自分で押してしまうオッチョコチョイをしてしまいました。
これは「うつ病」のなせる技と 責任転嫁。

でも「すみません」と声をかけてくれたのはいいのですが、携帯を他人に預けることは 私にはできません。
携帯が通じて 喜んで感謝してくれたからいいものの のぞく気になれば個人情報も知らせることになってしまう。
わたしのような善人を見つける才能を持ったおばさんなのだと感心(爆笑)

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偶然の一致か、夕刊フジに「死刑執行書署名」について記事があったそうで、ネットで調べて「勝った・・・」などと 自己満足。

「夕刊フジ」では、死刑執行待機が100人以上、施設・収容能力の限界。千葉氏執行 0人と。
私は、死刑囚の人権を問題に・・・・。

つまらないことのようですが、ものの見方を どの視点でみるかの違いです。
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病院にくる人だから・・・・、制服を着ているから・・・、声が似ているから・・・などと安心してしまう、警戒心がなくなる。
このような時・人が 「オレオレ詐欺」や「置き引き」「寸借詐欺」に騙されてしまうのかな・・・と思いました。

善人は貴重ですが 「万が一」の警戒心も持つようにして欲しいと思った1日です。
posted by 小だぬき at 13:59 | Comment(0) | TrackBack(0) | うつ病について | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年07月17日

店全体の人情に助けられる

今日は 午前中 消毒通院。

川崎駅Beの有隣堂も快調に本の立ち読み。

信濃そば店に入り、鉄火丼そばセットを頼み 横に座っていたご夫婦の赤ちゃんが 私になついてくれて申し訳ないと思いながら赤ちゃんと遊んでいました。

ご夫婦が食べ終わり帰る時 その子にバイバイと握手。

そこまでは絶好調だったはずなのに・・・・。鉄火丼を食べ終わり 咳をしたとたん 洟水が溢れ、胃液も上に・・・・
結局 30分近く ティシュやタオルを さりげなくおいてくれる店員さんに感謝しつつ 戻し続けました。

いくらか落ち着いた時に 「歩けるようでしたら トイレでやすみましょう」と 一人付き添ってくれて「女子トイレ、に。
はじめ躊躇していたのですが、「男子トイレでは 私が入れない」と車イス用大型スペースの個室に。
10分ほど吐き続けて 落ち着いた時にまた 連れ添ってくれて店に。

そうしたら、私の座っていたテーブルは 見事に清掃され、予約席の札。
本当に 身体がラクになるまでここで休んでくださいね そして 治ったら お会計は入らないですから 自由にお帰り下さいとの配慮。

救急車の手配もしてくれるとのことだったのですが、私は断りました。
鉄火丼を食べてすぐ なのですから その店の責任はないのに 店により多く迷惑をかけそうだから・・

おしぼりや水で 少しずつ吐き気を確かめ、なくなった所で 会計。
食べられなかったざるそばの料金を引いてくれて 会計。
吐き気に襲われている時は「このまま 死ぬのかな・・」「そば屋でとは・・・」と思うほどの苦しみ。

数年前 ハルシオンを200錠近くをのみ「自殺未遂」をおこし、胃洗浄されたときを思い出すほどの吐き気でした。

私に握手した赤ちゃんは大丈夫かな。
そして、当たり前のように 私の吐き気が収まるまで 介抱してくれた「信濃そば」の店員さんありがとう。
そば屋さんで 吐き気患者なんて イヤだっただろうに、みなさんの温かさでなんとか日記がかけています。

今、日記を書いている時は 胃の中が空っぽのハズなのに 空腹感なし。
皆さんの善意が 吐き気を収めてくれました。 

家では時々あったのに外出時は始めて・・・。
帰りのバスに乗るときは 余程具合の悪そうな顔色だったのでしょう。最初に乗せてくれました。

電車やビルの冷房と 外気温の違いに 自覚しないうちに 疲労が「吐き気」になったのかな・・・。

何か 1日で天国と地獄をみて 人間界に舞い戻れた気分です。
posted by 小だぬき at 14:49 | Comment(2) | TrackBack(0) | うつ病について | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年07月19日

暑〜い、寒〜い、中間がない・・

外出すると感じるのが 極端から極端に変わる温度変化。

道を歩いていると目まいがするような気温、コンビニに入るとクーラーガンガンの寒さ。
日陰を見つけて少し休もうと思っても 日陰なしの商店街。
駅(バス)のホームも地獄の暑さの中での待ち時間、乗車してからの冷房のきつさ。
通院するときのうだるような暑さと 院内の冷房の強さ。

私は 冷房がしっかりとしている点では コンビニ・デパート・電車・バスなどには感謝しています。
でも、寒さ→暑さ→寒さ→暑さの極端から極端の温度変化について行けない自分の心身。

アパートの前の道路で元気に「鬼ごっこ」やボール遊びをしている子ども達は 「別世界の人間」ではないかと思う位です。

ましてや 車優先のためにつけられた歩道橋なども 手すりをつかもうとしても太陽に熱せられてつかめない・・・、一段一段が「よいしょ、よいしょ」のかけ声で上り下りをする始末。

緑が街に合った頃、土が多くあった頃は こんなにシンドクはなかったのに・・・・・。

勤務していた頃は暑さがシンドクても体育・ブール、教室授業ができたのは、学校という空間が 土の多い運動場・自然の木々・学年園での植物・花」などの自然が残され(昔とさほど環境が変わらず)ていて、休職・退職後のように家での引きこもりでなく、「暑い時間帯」には学校に勤務していたためだと思われます。

今、長時間いても可能なのは 図書館くらいですが、うつ病をもつと長く座るのは困難で横になれる場所が欲しくなります。

防犯上難しいのでしょうが、寝台車両の冷暖房付き客車解放とか、警察の留置場「ただいま何人までなら休憩可能」とか デパートの託児場所のように寝具売り場で 休憩スペースを作ってくれたりしてくれたらなぁ・・・と夢想するのです。

何か病気を持ったり 年齢を重ねると、若いときは何でもなかったことが とても不自由や不適応を起こすことが でてくるのです。

何か このあたりの意見を集約してくれると ベンチャー企業として成功するネタがありそうですよ。

ついでですが 食事も 少なめ・普通・大盛りくらいで分けて注文できると嬉しいです。
昔のしつけで「残せない」世代には、はじめから食べられる量で注文できると嬉しいのですが・・・。 
posted by 小だぬき at 14:19 | Comment(2) | TrackBack(0) | うつ病について | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年07月20日

良いこと 3つ

1つ目は、池井戸潤 著の「民王(たみおう)」を 読み切れたこと。
政治屋が本当の政治家になるまでのユーモア?小説。
ここ4日、小説に集中できたことが嬉しい。

2つ目は、もものキズ消毒に個人処置用軟膏が処方されたこと。
金曜日で外科を卒業できそう・・・

3つ目は、帰り 暑さが酷いので 駅前のセブンイレブンで大量の「水・ポカリスエットなど」を買い バスの降車ドアー近くに立ち、荷物を床に置いたら
バスがカーブするとき 買い物袋の中身が床に・・・、ただただ慌てる私に 若き女性がスッーと手助けしてくれて 大丈夫ですか? と手際よく拾ってくれました。
「ありがとうございます」といったら「近くに座っていたのが私だから 気にしないで・・・」と、なんて最近人情に触れる事の多い小だぬき。もちろん、とびっきりの美人に見えました。

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今日、終業式の学校が多かったのか、通院途中(12:30 自宅出発)  イヤに学生が多い日だなぁ・・・・、と思っていたら 元同僚より「暑い中体育館での終業式が終わりました」とのメール。

夏休みに入る子ども達へ、
交通事故や水難事故、ケガのない「一生に一度しかない今年の夏休み」を後悔がないように過ごしてくださいね。
posted by 小だぬき at 18:54 | Comment(2) | TrackBack(0) | うつ病について | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年07月21日

なんともな・・

暑い・・・暑い・・・。

電車やバスで背広上下で汗一つかかずにいる人をたまにみます。

南国生まれの人なのか・・・・
体温調節機能がマヒしているのか・・・
いつもは冷房ガンガンの部屋で働いていて身体を壊したのか・・・
など
「凄い!!」「さすが紳士・淑女」と感じるより この人どうなっているの??という方がいます。
これは、老若を問わずです(羨ましいというか 今度機会があれば聞いてみたい)。


それに反して、だらしなく電車の中で無防備になる外回りの人はイヤですね・・・。
話の内容で会社名が解り その会社に好感を持てなくなります。

これは、教員時代「どこで誰がみているか解らない」節度を持つようにと 仲間達で誓い合った言葉をふと思い出すのです。
きついいい方かも知れませんが 営業職こそ 人の目の届かない所でダラーッとして欲しい。

あと、可哀想だなぁと思うのは、明らかにリクルートスーツの学生さん。

企業も 「将来我が社の戦力になる方々を 熱中症にさせるわけにはいきません。上着は社内の冷房対策に必要な方以外は 着用無用です」くらいは 面接通知で通知して欲しいな・・と 感じてしまいます。

電車一両の乗客を見渡すだけでも いろいろと感じてしまうのは「病のせい」なのかな・・・
まぁ、我が身も偉そうには 言えないのは確かですが・・・。

結構 電車やバスでは、無防備な「本当の姿」がでてしまうのかもしれませんね。

余談ですが、車内で化粧をする女性も多くみられますが、緊急ブレーキがかかったら どんな顔になるのか 怪談より怖い想像です。

posted by 小だぬき at 15:06 | Comment(0) | TrackBack(0) | うつ病について | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年07月22日

突然TV画面・音声ダウン

昨日は 夕飯を実家で食べ、久しぶりにTVでも見せて貰おうと行ったのですが、私が座るタイミングと同じに突然画面・音声がダウン。

あまりにもタイミングがいいので「ヤバイ、リモコンでも尻で壊したのか・・・・と リモコンを見るとテーブルに。
何か自分が訪問したために写らなくなったのかと「罪悪感」、後でネットで調べても 初期故障以外 同じような事例がみつからず困惑。
こんな時、町の電器屋さんがないというのは 困ったものです。

余りにも座るタイミングとTVがダウンのタイミングのよさに 気持ちが動揺。

そのためか、ご飯と牛肉を3口 口に入れたとき またのどにご飯がひっかかると 信濃そばと同じ症状。

何か、実家になまじ顔をだしたために かえって両親に心配をかけてしまいました。

今まで 胃のムカムカとの闘い。

この猛暑の中で 良く眠れると思うほど 睡魔が襲ってきます。

明日の通院のために 今日は 「熱中症予防の日」として ダウンを決め込みます。
単身者には、実家のご飯でもむせる、外食は怖くて出来ない。

コンビニのそーめんとそばを 買ってきて 恐る恐る口に入れる日々です。

posted by 小だぬき at 14:17 | Comment(0) | TrackBack(0) | うつ病について | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年07月23日

赤ちゃん肌、ただの不衛生??

今日 午前中 内科と外科の通院。

内科は 明日 精神科に早く行く自信がないので 前主治医の診察日だったので 血圧、高脂血、尿酸値を抑える薬などを貰いました。

問題は外科です。
今までの真面目な通院のおかげで 切開したおできの治り具合は良好。
昨日、汗と絆創膏があたったところが痒いのでボリボリかいてしまったのですが、朝、しっかりとおできに・・・。 
先生に「実は別な場所にもおできが・・」というと、なんの躊躇もなくメス。

抗生剤を出しておくけれど こま目に消毒してくださいと 月曜日が通院日に。

明日の精神科では またまた「1日おきくらいの通院で あらたな所を切開したので 病院に通院が増えそうです」と報告かな・・

互助会の医療費担当、今月分で目をまわすかな・・・。

31日まで 何回の通院が 必要になるか・・・、退職互助会資格のある あと6ヶ月で悪いところを全て治療をしようかな とつぶやいたら カルテを見て 医院長「まぁ、焦らずにいきましょうや」ですもの??

健康が何よりの自分への「貯金」「投資」だったハズなのに 収入減で思い知る現実の医療費の高さ。
みなさん、患者も家族も 症状の軽いうちに 治すようにしましょう・・

何か 私では説得力ないなぁと感じるだけ うつが今 軽いのかな?? と苦笑です。

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2010年07月24日

ちょっと無理しすぎですよ・・・

今日、精神科の受診日。

相変わらず 外科の消毒通院が続いていることを話したら、「医院長に言って 自己処理の仕方を聞いて 週1回くらいにしないと心身ともに無理が来ますよ、もうきているでしょう」と厳重警告。

もう少ししたら 甲子園が始まるから ゆっくりと観ながら静養ですよ、とクギをさされました。

今日は 受付の子の髪の毛カットに気付き、さっぱりとした髪になったね、私もそろそろ床屋に行かなくちゃという気持ちになりましたよ、といったら 気付いてくれたの小だぬきさんだけと寂しそうでした。

病院のスタッフの男達の見る目がないぞ!! と 叱りたいくらいでした。

それにしてもサウナに入っているような日中。

精神科のリハビリのつもりでなくては、消毒通院なんて段々きつくなる一方。
勇気をだして 月曜日 医院長に聞かなくては・・・と思いました。

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今の小だぬきさんの状態では 2週に1度の通院でも辛いかな・・・・と思っているのに、外科の今の通院は「うつの人には到底無理としか思えません」「よく1ヶ月以上 通えたと言えます。限界に近い疲れが出始める頃ですから 要注意」とのこと。

今日は昼寝で熟睡し また夕食後 薬をのみ熟睡です。
今日も 自分に 二重丸◎です。
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2010年07月27日

外科、様子見に。ネットの嫌がらせ

昨日は 通院以外 1日ダウンして 喉が渇いた時起きる状態でした。

午前中、外科の「消毒通院」をしたのですが、精神科からの要請があったらしく しばらく様子をみることにしましょう。化膿したらまたすぐきてくれればいで・・・、条件付き通院終了。

その時は「ヤッター」と元気だったのですが、帰宅して「明日からは外科がないんだ」と思ったとたん、気力低下。
通院してもシンドイし 通院が定例通院だけで済むとわかっても 気力低下では 私の心身は どんな時落ち着くのか・・、トホホ状態。

昨日は ネット友達の娘さんやペット、乳児の姿を見てイヤされました。

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ネットの不埒者

・他人のブログを見て、住居・氏名などを特定できると わざわざコメントする人がいるそうです。
私のような「うつ病」以上にヒマな方がいらっしゃるらしい。
私のプログなどは ちょっと事情を知っている人ならすぐ特定できます。そのように書いているからです。

それを あなたのブログ分析でほぼ貴方のことは 掌握できる、犯罪に気をつけてください。
などと書かれたら 純粋な人ほど恐怖ですよね。
私なら 迷わず 県警HPを開いて「ネット犯罪取締課」「ハイパーテロ対策課」に相談し、書き込みをした方に 警察から「警告」してもらう方法をとっています。
アダルト系なども即 プリントアウト(証拠)→警察に通報してから 削除してます。

・昨日から「少年法」に関する小説を読み始めているのですが、日本人というのは 不思議だなぁと思います。
作中の主人公は 犯罪被害者はプライバシーもなく顔や実名報道、嫌がらせ匿名電話などで 報道の二次被害を受ける。
でも加害者は「匿名で顔もでず、短期で少年院をでる」、
今の少年法では加害者を守るだけなのかとの問題提起です。

私も いっそのこと ブログは「実名」でと一時考えたのですが、ある方から 匿名性の暴力と被害という話を聞いて止めました。

<ネット犯罪や迷惑を受けている方へ>

残念なことに私がとても癒されていたブログが 昼から停止状態に追い込まれました。
ある◇の「個人情報」の危うさの警告がエスカレートして 犯罪予告の一歩手前にまでなり、安全のための一時避難です。
ブログ=日記 のハズです。 その自由な表現を事実上葬った ◇に腹がたちます。
見たくなければ、アクセスを止めればいいのに・・・、人を恐怖にさらすなんて愚かなブロガーもいるものだと怒り一杯です。

匿名性で人に迷惑・恐怖を与える行為は、今通信記録法などで 発信者までたどり着けます。
何の躊躇もなく 各地方の県警察本部のネット犯罪対策課(各県によって名称はことなるようです)のHPにアクセスして 相談をしましょう。
posted by 小だぬき at 11:42 | Comment(2) | TrackBack(0) | うつ病について | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年07月28日

うつと死

日本TVのアナウンサー 山本 真純さんの死が 「産後うつ」が原因といわれています。

うつ病の出方は ひとそれぞれですが、私の自殺未遂時の精神状態を振り返ると 「やってもやっても何かが足りない気がする」「やり忘れがあるようで気になる」 達成感や充実感がなくなる。

ある1つの失敗から 悪い方へ悪い方へと 考えて物語りを作ってしまう。寝不足・食欲不振が起こる・・・・

以上のような負の連鎖に思考がいくと 「自殺したい」ではなく 「・・・すればラクだろうな」と生と死の境界が曖昧になってきます。

山本さんも 「育児放棄」とか「孤独」というより、「一歩前に進めば今より ラクになれる」という 一瞬の思いが生死を分けてしまったかなぁと思うのです。

ハルシオンでの「未遂」からは、毎日が「生き残る闘いの日々」になったのです、私には・・・。
道路信号を無視したら・・・とか 駅のホームの安全線を無視したら・・・とか、三脚やイスからの落下転倒も多くでました。

デパートの強化ガラスへの強打、突然の道での転倒。

私は 死のうとか自殺の意志をもっているわけではないのですが、ボーッとした瞬間 一線を越えてしまいそうになるのです。

その経験から4年もたち 生きているわけですが、まだ気は抜けません。
心が身体をコントロールしているわけで、いつ「すーっと前にでて」いるかわからないからやっかいなのです。

死にたいとか自殺するという気持ちなどがなく、注意しないと「危険領域」にいて ハッとすることは今もあります。

なんというか うつという病気は、生死の境目を 自分で意識していないと 自分の意図に反して死という世界がある、ような状態になるときがあるのです。「死ぬ・死ぬ」と本人が言っているうちは 生死の境界を意識しているから まだ安心なのですが、イヤに物わかりがよくなったり穏やかに感じるときこそ 要注意です。

毎年 3万人以上の自殺者統計に入らないようにするために 踏みとどまっている人も多いのです。
心のつっかい棒が外れた時、このような数字で済むか 爆発的に増加するか・・・・・

何か 危うい土台の上での「生」のようです、現在は・・。

posted by 小だぬき at 19:21 | Comment(2) | TrackBack(0) | うつ病について | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年07月30日

殆ど寝っぱなし、起きると悲惨なニュース

何か やたらと眠気が襲い、殆どの時間がベットの中。

薬だけは確実に飲んでいるのですが、昨日と変わっての猛暑のなか(室温 30度)なのに・・・・、薬時間以外は睡眠。

今週は、外科に月曜日に行ったきり 平均の起床時間が3時間程度で 殆どが「夢の中」

せっかく親が心配し 昼食や夕飯時に電話をくれるのですが、「眠気が酷く、寝かせて欲しい」とパスの日々。

ちょっと起きた時に見たニュースで 「室内で2人の子どもが衰弱死、エアコンも切ったまま」とか「30年前に亡くなり ミイラ化した死体発見」とか、母親・親族が関与した「死」のニュース。

また、秩父の救難へり墜落5人死亡で 機体管理会社を家宅捜査とか・・・・。
山岳救難の難しさは、角川映画の「空へー救いの翼」でも紹介されていますが、突然の気流変化などで二次災害の危険性は常に想定しうるところです。
安易な「登山ブーム」で 経験の少ない方の登山・装備も食料・水も万が一を想定しない登山、小学生でも解る 100メートル0.6度の気温低下と空気・酸素の密度低下などを 無視した素人登山の事故。
計画が万全でも予期しない事故に遭われたというなら 救難へりや捜索隊も「頑張って!!と 自他ともに応援したくなりますが、気流・気圧・酸素量の変化などで 機体を安定させるだけでも高度な技量を要し 場合によっては操縦不能になるヘリコプター操縦の難しさを想定しての救助要請だったのかも検討の余地があると思います。

各自衛隊・県警・消防・海保などの救難ヘリは 万能ではなく、隊員達が悪条件を克服しながら 死と隣り合わせの任務をこなしているという感謝の気持ちは 持ちたいと思います。

本来は、救難隊・捜索隊は、遭難した条件と類似の条件で 活動していることは忘れてはならないと思います。

日々、危険な任務を果たしている人がいる一方で 両親の児童虐待や肉親の死の放置。
関係団体の人の 嘆きや怒り、日本全国 共に明るい話題で過ごせる1日はあるのでしょうか・・・・。
posted by 小だぬき at 20:14 | Comment(0) | TrackBack(0) | うつ病について | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年08月03日

無性に眠い

精神科主治医のいっていたように 段々と動けなくなっています。

昨日は「何かを考える」前に眠気に負ける状態でした。

昨日から国会予算委員会がはじまりました。午前中は与党中心でしたが、質問者がせっかく助け船をだして 政権をもちあげようとするのですが、菅首相にはその気持ちを汲むだけの余裕がなかったらしい。

私が気になったのは、沖縄県の問題質疑のとき 一度だけ菅さんが「・・沖縄の国は・・」と 県ではなく国といったことです。ただでさえ旧琉球王国は 中国の支配下にあったと主張する中国に あらぬ言質を与えてしまう結果にならないことを祈ります。

8/6は 広島に原爆が投下された日、そして叔母の命日。

その日には墓参りを出来るようにしたいなぁと思っています。

posted by 小だぬき at 04:50 | Comment(0) | TrackBack(0) | うつ病について | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年08月14日

3週間ぶりの通院日

歴の関係で 普段は2週に1回の通院日が 今回は3週間目。

おできの膿を出し切るために7月に連続通院したためか、その疲れで 殆ど寝ていました。

久しぶりの遠出になるのですが、ファイトを絞り出しいってきます。
通院前の昨日、やっと風呂に入りました(6日ぶり) 。

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主治医の「どうでしたか・・・」に、

・膿の方も落ち着き、通院の疲れがでたのか 寝っぱなしでした。
・食欲はでず、1日1食か 2日に1食でも平気でした。
・頭がボーッとして 考えがまとまりませんでした。

と報告したら、

・7月の通院は 大変でしたものね、その疲れと思えばいいのです。
・食事の回数や量より 質を問題にしてくださいね、特に野菜類。
・もともとの脳の性能がいいのに、今はお休み状態と考えてね。

図々しくも「脳の性能」を聞きかえしてしまいました。

次の宿題は 3点でました。

・部屋の中でのストレッチを考えること。
・食事の改善
・眠たい時は 眠る。   でした。

「先生に会いたかったです」と軽口で 入室したら「患者と主治医としてね」と軽くあしらわれ、看護師さんの「やっと軽口がでるようになったわね」で苦笑。

何か今日の関東の蒸し暑さは 半端でなかったです。
地面から 暑さが襲いかかるような気分。

早々と眠くなったら「爆睡体制」に入るつもりです。
posted by 小だぬき at 07:46 | Comment(0) | TrackBack(0) | うつ病について | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年08月16日

よりによってこんな暑い日に

うつ病の出方に「不安」「拘り」「自分で」というのがあります。

傷病手当て金申請の〆が 毎月15日なので 14日に貰った診断書を王子の郵便局本局で期日指定で出せば届くのはわかっていても、1日遅れでも「自分で届けて受付を頼んだ方が安心だ」いう気持ちで、

気温が真夏日の中

・◇玉県共済組合
・銀行、郵便局の記帳
・薬局(両親の筋肉痛薬、オブラート)
・本屋(ただただ涼みに)    いってきました。

今一つ、自分で届けないと安心出来ないという症状が軽くなってくれると 絶対に今日、外出などしなかったでしょう。

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まだ 仕事が本格的に始まっていないのか 電車の座席も座れたし 駅ビルの中のクーラーを浴びたりして なんとか帰りました。

傷病手当て金申請もあと2ヶ月、生活設計も考えていかなければ・・・・。

当選したら 日本縦断温泉旅とおもっていたサマージャンボ宝くじも 久しぶりに玉砕(今までは 3000円とか1万円とかが1枚はあたっていたのに・・・・)、今回は みごと300円が5枚。買わなければ当たらないし・・・、当選発表後は しばらく夢がなくなるな・・・。

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昨日感じたのは、日本は65年たっても意識は敗戦国のままなんだということです。

A級戦犯が合祀されているから 靖国神社に行かない、諸外国との摩擦をさけるためと・・・菅首相発言。

国際戦争法規には、もともとA級戦犯(平和を侵した罪)の規定はなかったのです。
天皇陛下に戦争責任が及ばないように、占領政策に天皇陛下が欠かせないために、69・65年前に天皇陛下が「内閣の助言と補弼iにより御名御璽がなされた。開戦も敗戦も天皇陛下の意志ではなく 内閣と大本営が適切な報告と判断・情報を与えなかったためという理屈で 戦争指導者として A級戦犯はつくられたのです。

戦没者追悼集会と靖国神社参拝は 本来セットのはずなのです。
それをA級戦犯として有罪・絞首刑にされたものの合祀を認めないなんていう 日本国政府のあり方はおかしいのではないか。
そもそも「東京裁判」の正当性を 真っ正面から見つめ直してもいい時期ではありませんか。

戦犯として「命令によって」実行したものをBC級戦犯として処刑して、命令者は罪を逃れた各地の「戦犯裁判」。人道に反する行為は拒否できたハズだという理由づけですが、ここでも末端の兵士の「上官の命令は陛下の命令」であり 拒否しても抗命罪・反逆罪で銃殺となれば、選択は命令に従うことしかできなかったハズです。
日本軍隊の特殊性を問題にせずに、勝者の論理をいつまでも「ハイ、ごもっとも」ときく 政治家がいるのは情け無い。

たとえ 天皇制にキズがつこうとも 天皇陛下・皇后陛下への国民の敬愛は変わらないはずです。

事実をもって堂々と歴史を語ってもいい加減良い時期ではないかと思います。

posted by 小だぬき at 14:57 | Comment(2) | TrackBack(0) | うつ病について | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年08月17日

叔母の一言、官僚が無能だから今の日本

今日も 猛暑。

何か昨日外出できたのが 遠い過去のように感じます。

「うつ患者」の私の思考力の今は 自分ながら情け無い限りですが、叔母が来たというので 両親と叔母と付き合い昼食。

いつもなら どんな言葉にも軽口で返せるのですが、今日は一本負けをしてしまいました。

「小だぬきちゃん(57歳ですよ、私)も 病気で大変だろうけれど、歩いてすぐの所に お父さん・お母さんがいるのだから 顔だけはなんとか毎日見せてあげて!!」と言われ、グーの音もでませんでした。

近くにいるために 返って いつでも行けるで 寝込むことが多く、電話だけのやりとりが多くなったなぁと 思いました。

叔母は「私は 二人の顔を見て元気をもらっているのだから」「小だぬきちゃんは 二人に元気を与えて」と言い残し 帰宅しました。

こちらも具合悪くとも 両親は 84歳と80歳、どちらが足を運ぶべきかは 自ずから明か。

叔母から 「心地よい一本を取られた」思いです。

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何か マスコミ報道は政局ばかり・・・・

私たち国民は「選挙で政権を変えられる」「選挙で 審判を下せる」という尊い体験を 衆議院議員選挙と参議院議員選挙で体験しました。

官僚たちに政策の責任を取らせる、ムダを排除する、率先して議員自ら 経費節減やムダを排除することが問われています。

それなしに 金持ちも貧乏人も共に痛みを分け合うという 痛みの程度が問われるのです。

日産のゴーン会長を初め、外国人企業役員が高額報酬を受けても居住地が外国であるために 日本では1円の税金も払う必要がないそうです

公的資金が返済されていない 銀行なども収益が黒字でも 法人税はかからないそうです。

よく評論家が使う詭弁に、年収が低くても預貯金率は高い。けっして貧しいわけでないという論があります。
大金持ちのように 資金を預け、低金利でも生活には十分な利子が入る人には当てはまりましょうが・・・・

将来の不安がなければ 「今」を我慢して 将来に備えるために預貯金しますか??
資金の流動性が失われているから 「インフレ基調に」との暴論がありますが、デフレに近い価格だから 今購入でき、預貯金できているのに、「インフレ誘導」されたのでは 購入・生活費でアップアップになり、金利は高くなっても預貯金するゆとりなしになります。

「国民の生活を第1に」の目標を取り戻さなければなりません。

喧嘩を売るわけではありませんが、各省庁の東京大学法学部・経済学部などを出たキャリア組の高級官僚達が 制度疲労のような赤字体質の国家、国債依存体質の脆弱な日本にしたのでしょう。

先例優先主義、年次、学閥が優先し 国家の事より 自分を大切にする制度にしたのが エリートといわれる官僚でしょう。
薄々 国民はそれに気付いているから 官僚に厳しいようなスローガンで闘った「みんなの党」が躍進したのでしょう。

今、官僚が優秀だと信じているのは 菅首相や一部閣僚だけでしょう。
国民は、もっとさめた目で こんなメチャメチャな制度・体制にした官僚の どこが優秀なんだ!!
優秀なのは、省益と個人の利益に対してだけではないか・・・・・と こと小だぬきは思っています。

今の霞ヶ関の官僚のなかの異分子扱いされている人のなかに ダイアモンドがまじっているかもしれないと期待は捨ててはいませんが・・・・

posted by 小だぬき at 15:03 | Comment(2) | TrackBack(0) | うつ病について | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年08月18日

ただ眠る1日、ちょっとだけ経済

今日は 朝からPCの状態も良くなく、30分くらいしたらダウンする状態。

ウィルスソフトを ネット接続会社配信のものに変えてから 不調です。設定の仕方が悪いのか??  今は機器の調整だけで時間を取られる始末。配信音楽を聞いていたら 突然のメモリー不足で警告→ダウンです。

まだ、4年しか使っていないVistaです。先のXPなどは 健気に14年たってもうごいているのに・・・・。

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そんなムダ?な時間を過ごしたためか この暑さの中 自分の身体がダウンで 朝9時以降から18時までの記憶なしで寝てしまいました。

夢だけは ヒーローだったらしく 寝起きが良かったのは幸いですが なんとも「親に顔を見せる」という公約は 今日は反故になりそうです。

◇今のデフレ要因として 大きく2つが言えます。

1.大企業などの利益が 賃金として反映されていない。本来は「公務員給与」が高いときは、「民間企業の賃金の値上げ」で対処すべきなのに 今の「逆転現象」を賃金抑制に利用している。賃金が抑制されたら お金の流動性が落ちるのは、当然。

2.意図的な「激安」「安値」で 企業競争の体力勝負の側面はないのか・・・。小売りではもはや競争にならない 大資本の企業競争。今、買うには 消費者としては有り難いですが、競争で生き残った寡占業者が いつまでも「安値路線」をとる保障はない。

日本の産業の空洞化と言われて久しいのですが、日本法人として日本に逆輸入なら 生産→消費 双方で税収が見込めるのですが、多くは現地法人の企業としてブランド力で生産しているため、法人税・所得税・固定資産税などは 進出国に入り、こと日本には 円安水準でないと
現地法人の利益がでないという矛盾をきたすのです。

反対に 日本の資産を外国資本が購入するのには 円高が必衰条件なのです。

抜本的には、国内生産・国内消費・国内小売りで 黒字になる産業構造に変えていくのが筋で、それを土台に 輸出競争力をつけなければならないのに、今の現地法人化や「投資・投機力のなさ」にメスを入れないで、雇用問題も社会保障も前進しないのは明かです。

財務省には エリートが集まっているといわれます。税金の生かした使い方のプロであるハズです。もちろん国民に対してです。

増税なら エリートでなくとも考えつく、増税なき財政再建を立案するのが「エリートのエリートたる所」でしょう。

既得権益の維持に走る「高級官僚・官僚」では、キャリアの名がなく素人集団。
キャリアだからこそ、国家・国民のために ブラスになる 行政になるように、意識変革をしませんか??

マニュアルと先例集があればできるような仕事であれば、キャリアはいらない。そういわれても怒れないのが現状ではないでしょうか・・・
posted by 小だぬき at 19:36 | Comment(0) | TrackBack(0) | うつ病について | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年08月20日

はや「冬眠」か・・

tanuki06.gif今日は 全く起きていられず ダウンの日

朝のゴミ出しと メールチェックをした以外、この暑さのなか クーラーも扇風機もつけずに ベットのなか。

室温32度のなか「熱中症」にならなかっただけ 隙間風の多いアパートに感謝か??

みなさん、8月も後半、私のようにバテないように気をつけて下さいね。

◇1年中「冬眠」でないかと ツッコミがはいりそう・・・・。
posted by 小だぬき at 20:55 | Comment(0) | TrackBack(0) | うつ病について | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年08月21日

沖縄興南高校優勝・民主党の原点へ

沖縄代表の興南高校が 夏の選抜野球に優勝しました。(春・夏連覇)

準優勝が 神奈川代表の東海大相模高校なので 思いは複雑ですが・・・・。

昨年から今年にかけて 海兵隊移転問題や米兵犯罪が多く、余り明るい話題に接することが出来なかっただけに 率直に沖縄代表が実力で圧勝したことを喜びたいと思います。

現役の時は、夏の甲子園が終わると 夏の終わりを感じたものですが、今年は まだまだ残暑が厳しいとのこと。
高校野球を見てしまうと プロ野球の試合が「やる気があるのか ないのか」間のびして見えるから不思議です。

◇球児達の爽やかな一生懸命さと比べて 政界は「国民生活が一番」の熱気が伝わらず、民主党の「理念なき政権継続」に関する記事ばかり。

私は 菅政権と「小沢」政権なら 圧倒的に「小沢」さんを支持します。

選択の根拠は 単純明快。

菅さんの「官僚回帰」の政権か、「小沢氏」の昨年8月の衆議院マニフェストに軸足をもどす政権か となると、本人は嫌がるかもしれませんが
是非 立候補してほしい。

菅内閣は 自民党と殆ど変わらない政権になり、対米従属度もより酷くなっているようです。

アメリカ議会そのものが 沖縄海兵隊の存在意義に疑問を持つ 上陸先兵としての海兵隊。
議会そのものが 対中国などでの抑止力にならないといっているものを 対等に交渉できるのは どちらか??

公務員定数・賃金抑制の入り口が「高級官僚」の天下りであったのに 今は抜け道だらけ。

まずは 誰だったら 自分の頭で決断できるかで判断するべきでしょう。
野党時代の質問では 鋭さのあった 仙石官房長官の最近の態度。権力を握ると人格までも変えてしまうのかと驚くような権力的態度。

民主党に望んだのは、長期安定政権ではない。
政権素人だからこそできる 大胆な発想・行動力・改革です。

先例や前例に拘らない 政策実行力であったハズです。

高杉晋作を例にとった民主党ですが、今は 幕府将軍が逃走してしまった「鳥羽・伏見の闘いの幕府軍」の指揮系統の乱れ、兵士の士気の衰えた状態のように感じます。

今一度 奇兵隊の士農工商を超えた軍組織を作り上げた「高杉晋作」のように、国民を味方にした 政権前夜の民主党に立ち止まって欲しいと思います。

posted by 小だぬき at 17:36 | Comment(0) | TrackBack(0) | うつ病について | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年08月22日

眠り病? 食欲不振、汗疹・・・

今年の猛暑、体調面でも 今一つスッキリしない状態で推移しています。

相変わらず、突然に襲ってくる「眠気」、これに対しては 病気の症状の現れとして「昼夜逆転」さえしなければいいと 昼間殆ど寝ている時でも就寝前の「睡眠剤・安定剤」を飲み 夜もきちんと寝るようにしています。

その後遺症なのか一昨日から 全身に「汗疹」が・・・・、体温の調節機能の低下のようです。

もっとも深刻なのは、発症前から 食が急激に細くなり、給食もおかずと牛乳だけでしたが・・・・、初発症から5年目の今 気付くと4日ほど食べなくても 水だけで空腹感を感じなくなっている点です。
でもお腹の贅肉は、しぶとくはがれません。

ブログ友達のBooさんの娘さんboobooちゃんの中一らしい 食欲をみても 「羨ましいな・・・美味しそうにあれだけの量を食べられるなんて」と思うのですが、いざ自分が食べる段階になると 腹が減らない状態です。
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何か「勝てば官軍」の報道もいい加減にしてほしい・・・。

高校野球の沖縄興南高校の春夏連覇は 素晴らしいことですが、準決勝を戦った東海大相模や各県予選を勝ち抜いてきた50校の真剣な試合や一生懸命さが土台になっていることは 忘れてはならないと思います。

菅首相の「日韓併合100年」の談話が もとで 韓国・中国の一部に個人保障を求める声がでています。今では軍統制化の「従軍慰安婦」は虚構で 「軍に売春業者」が随行したこともハッキリしてきているのに・・・・。

空襲被害者連絡会・賠償請求は支援したいと思います。アメリカ軍の無差別焼夷弾爆撃の非人道性を明かにするためにも。アメリカは作戦ではなく「誤爆」と イラク・アフガニスタンのように主張するでしょうが、裁判手続き上 日本の裁判所提訴になるのでしょうが、「勝てば官軍」と自らの戦争犯罪には 手をつけなかった アメリカと旧軍指導者、政府要人に対する 真の「戦争犯罪裁判」になる可能性を占めています。

戦争とは惨いもので、70年代の「ベトナム戦争」では ゲリラ一掃目的として森林地帯に「枯れ葉剤」を大量散布を米軍がしました。その被害は 2世・3世の時代まで 薬剤の後遺症を発現させています。
戦争の武器の威力は 破壊力とダメージの大きさで決まるものですが、使う方に「理性」がない場合、大量殺戮のみが目的かしてしまいます。

あっちこっちに話がとびましたが、日本国政府は いつまで戦後、戦争責任という呪縛から 自ら脱却できるのだろうか??

各地の日本大使館なり領事館は、どのような日本の広報や情報収集をしているのか・・・。大使になれば 財産やいい暮らしができるではなく、本当にやせる思いで 任務を果たして欲しいと思うのです。
一体、大使館からの情報と 商社や駐在社員・マスコミからの 第一報の正確さ・早さを比べるだけでも 外務省無用論が出てきそうな状況ではありませんか??
posted by 小だぬき at 15:16 | Comment(0) | TrackBack(0) | うつ病について | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年08月24日

「おかげさまで・・・」

私の 訪問するブログの一つに「出過ぎた杭は打ちにくい」ユージさんhttp://desugitakui.blog82.fc2.com/ があります。
その中で 感銘!!した詩です。再々転載かな・・

σ( ̄∇ ̄;)ミィの大好きなブログ
 よしおくんのネコ日記
に素敵な詩が紹介されていたので、転載させていただく。
借りた傘も 雨が上がればじゃまになるbyよしおくんのネコ日記) 



借りた傘も雨が上がればじゃまになる


夏が来ると 「冬がいい」と言い
冬が来ると 「夏がいい」と言う

太ると 「やせたい」と言い
やせると 「太りたい」と言う

忙しいと 「暇になりたい」と言い
暇になると 「忙しい方がいい」と言う

自分に都合のいい人は「善い人だ」と言い
自分に都合が悪くなると「悪い人だ」と言う

借りた傘も 雨が上がればじゃまになる
金を持てば 古びた女房がじゃまになる
所帯を持てば 親さえもじゃまになる

衣食住は 昔に比べりゃ天国だが
上を見て 不平不満の明け暮れ
隣を見て ぐちばかり

どうして自分を見つめないのか
静かに考えてみるがよい
一体自分とは何なのか


親のおかげ
先生のおかげ
世間様のおかげの固まりが自分ではないか

つまらぬ自我妄執を捨てて
得手勝手をつつしんだら
世の中はきっと明るくなるだろう

「俺が」「俺が」を捨てて
「おかげさまで」「おかげさまで」と暮らしたい

 − 作者不詳 −

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この詩を 政権の権力闘争を演じている 菅総理はじめ民主党初志にまず最初にプレゼントします。

posted by 小だぬき at 16:53 | Comment(0) | TrackBack(0) | うつ病について | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年08月25日

面白いセールス電話

最近、不況のためか やたらとかかるセールス電話

不動産や保険、墓地などのセールス電話には、殆どでないのですが、たまたま昨日 電話ディスプレイを見ずにでたのが 外資系保険の代理店の若い女性?。

相手も昼の時間にはいないだろうと「ダメ元」でかけたのがありあり。

古い職員録からデーターベースにしたものを元にしているのでしょうが、かなり情報は正確。
ただ退職と障害年金などのデーターは持っていないらしく 「この時間にいらっしゃるということは 休暇中ですか??」の問い。

なにもこちらから退職や障害年金、低所得認定を言う必要はないので、パンフレットを送っていただいてから検討はしてみます、で〆。

政治家用語では「検討します=やらない」をそのまま遣わせてもらいますが、公的な年金支払いが 全額免除になっているのに 民間保険に入れるハズはないのです。

ミニ知識として「検討します」「前向きに検討します」は 組合折衝の経験から「なにもしない」ことを意味します。
あとで「検討したけれど できません」の予備言葉です。
国会答弁など 逃げ道答弁が多いので、国会中継などで「実施します」「法案を出します」か「やらない方便か」注意しながら聞くと 自分が役所の人と話す時のポイントがわかります。

保険勧誘の電話ノルマ1つクリアーで 女性には勘弁してもらいます。

私の面白いことに(相手は迷惑?)、女性セールスだと最後まで話をきくのに、男性では「考えていません」ですぐガチャン。

私も 男だよな・・・と 苦笑するセールス電話の対応です。

皆さんの対応法は どうしていますか・・・・

知らない電話番号で 留守電にも入れようとしない電話は 無視ですね。
「うつ病」になって 取り付けた 番号表示と留守電機能は 優れものの「精神安定剤」か??
posted by 小だぬき at 09:32 | Comment(0) | TrackBack(0) | うつ病について | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年08月28日

精神科と内科の通院

通院をして・・・


不思議と木陰やビル影が長く感じられるようになりました。

この猛暑の中でも 自然は確実に四季を維持しようと頑張っているようです。

今日は 精神科と内科。

精神科では、30分ほど雑談し その中で時々「天使か美女と錯覚中」の主治医がカルテに記入。
「心配したのですが 良い傾向が多くなりましたね。」の後 いつものように「焦らないでね」でした。

問題は内科でした。

朝食を取ったために血液検査パス。痛風・高脂血症・血圧の薬が 1週間ほど切れたままだったのですが、診察室で血圧を測ると 138-78 

薬を1週間飲まず この数値なら上出来。

ただ安静にしているだけだったものね。

次からは薬を切らさないようにと厳重注意。

精神科に行っていることを知っているだけに ムリに運動と強要されずにホッとしました。

ただ、血液検査は 来週 朝食を取らないときにしようね。大変だけれど1日都合の良い日でいいから・・・・・と。

検査結果が怖くて逃げ回っていることが バレバレの内科でした。
これで「糖尿病」なんてなったら、生活習慣病完全制覇などという 危険性といつも紙一重のため・・・トホホ。
posted by 小だぬき at 19:42 | Comment(0) | TrackBack(0) | うつ病について | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年08月29日

もうすぐ2学期

私の精神状態が 体験上極端に低下する時期に入ってきました。

始業式などの「学校」が始まる時期です。

なぜ? 自分は疲れやすい心身になったのか、もう職員としての勤務は無いんだ・・・、と つい気持ちが後向きになってしまうのです。

ただ今いえることは、毎年毎年 教職員は「研修」に膨大な時間を使っています。

また文科省・県・地区・市委嘱研修も毎年のように行われています。セブンーイレブンの勤務になり 職員は「研修」と「担任」「校内分掌」と忙しさに追われるようになります。

ブラックユーモアのようですが、「忙しすぎて 本を読む時間もとれない」状態に落ち込みます。

なのに、なぜ「学校」「教育」問題が 毎年のように吹き出すのか・・。

簡単に言えば「研修のための研修」「委嘱研究の成果を共有できない」まま、時が過ぎていくからです。

行政が 現場の教員を信用せずに 「研修」させなくては、自ら学ばないと思っている気配があるのです。

そのくせ 「作文の会」「歴史教育協議会」「音楽の会」「学校体育研究会」「児童言語研究会」「造形の会」など 現場の教師が自主的に研究する多くの「民間研究団体」「サークル」は、年休扱いです。

当然、組合の教育研究発表会も年休扱いが 普通になっています。

民間サークルも組合教研も 学習指導要領の中で よりよくわかる授業を学びあっているのに 行政研修しか認めないという硬直した文教策が いつも学校が人事異動でゼロからのスタートを余儀なくさせられる原因になっています。

もっと 自分が担任する子どもたちと関わる余裕・時間がないといけないと退職者として思う日々です。

posted by 小だぬき at 18:30 | Comment(0) | TrackBack(0) | うつ病について | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年08月30日

うつ2級障害認定患者として

患者として・・


ご家族・本人ともに「精神科」の敷居を低くして欲しいのです。

確かに精神科では、近況報告や次の目標などの会話で時間が割かれます。
でも医師に話すだけでも「気持ちの重み」は 軽減されるハズです。

それと制度としての「身障者手帳」と「自立支援医療」はダメもとで申請してみる価値はあります。

自立支援医療は、通っている病院・薬局のみ有効ですが、1割の負担で済むのと 確定申告の収入によって 支払い上限額も設定されます。

あと 働けなくなった場合は、「障害年金」の申請も有効な手段です。

「権利と義務」の兼ね合いですが、架空請求ではなく 医師の診断書で支給されるものですから 知っておいて損はありません。

とにかく 市役所などの福祉課と顔馴染みになるくらい、不明な所があれば 聞きにいくことです。

来年の4月には 退職共済保険証から国民保険に移行するのですが、その手続きも聞いて置こうと思います。

療養生活を送るためだけなら 私のように所得税・住民税免除の低所得者でも なんとか凌げます。

申請主義のお役所制度。私も 知らなかった制度を 福祉課や病院患者相談室で紹介されたことも多々です。

市のHPにアクセスするか 直接窓口か 電話でも相当詳しく教えてくれますので・・

よく「障害年金」関係で テクニックがあるような サイトが見られます。
テクニックは 少数の時なら ある程度の有効性もあったのでしょう。でも、今は 「診断書」と「自己申告書」のみが対象になり、余計な書類は印象を害するだけと 聞きました。
本来は、テクニックが使える障害申請者は ??がつくのですと 今年の更新の時 言われたことも報告しておきますね。
posted by 小だぬき at 11:29 | Comment(0) | TrackBack(0) | うつ病について | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年09月01日

若年性アルツハイマー??

一昨日ですか・・・・、若年性アルツハイマーのドキュメントをラジオで聞きました。

ある種ドキッとした私です。

最近、物忘れが激しく、友人の顔と名前が出ない・・・。両親によると「あれ」「それ」「えーと」というのが増えているらしい。
パソコン部品などの名称を 忘れかけてきている。

主治医にこわごわ聞くと、「まるまる3年近く、通院・療養しかしていないのだから 忘れることが多くあって当たり前です」

またアルツハイマーのテストの問題は、「うつ患者」がうけることを想定していません。
うつが治ってからでも遅くありませんよ。

それと 問診している私が 気付かないはずはないのよ。心配しないで・・・・・・と。

最近、大学受験時代の「ジェットストリーム」FM東京0:00〜 視聴で耳慣れた ポプラー曲の名前がでてこないのは 長く聞いていなかったためか??

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昨日の心配をよそに 小沢氏が 民主党代表選挙に立候補しました。

社民や共産党が 自民党別働隊のような意見しか持ち合わせない今、民主党は政策論争をしっかりとやって 国民の期待を取り戻せる政党になって欲しい。

官僚組織が今のままでいいハズはないのです。しっかりと 憎まれ役・恨まれ役に徹する心で 政策を実現できるのはどちらか??
冷静に 民主党党員・党友の皆さん 見てくださいね。

小沢氏は 初めは、支持率低下でやむを得ない 政策を実現しながら支持率が上がればいいと思っているようで頼もしく感じます。

「検察審査会」も「起訴相当」と議決し「不起訴とした検察を」敵にする捜査能力があるのか だれが考えても 小沢氏の政治と金の問題などなかった、あったのは確たる証拠もなく灰色を煽ったマスコミだったということに落ち着きそうです。

小沢氏が総理になって 一番困るのは 「推定無罪」の原則を意図的に灰色報道にすり替えたマスコミ幹部達でしょう。

事実・推定・予想・また聞き・希望的観測・世論誘導など どんどん「マスコミ権力」が肥大化しています。
大東亜戦争・太平洋戦争も 大本営発表を垂れ流したマスコミの加害責任は大きいはずです。
当時の記事検証を行った教訓を 今生かさなければ「マスコミの死」は はやまるでしょうね。

posted by 小だぬき at 19:19 | Comment(0) | TrackBack(0) | うつ病について | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年09月04日

拘り、公務なの・・・

今、民主党の代表選挙が行われています。

「うつ病」の拘りですが、政治家や閣僚の「公務時間」は どのような決まりがあるのでしょうか??

各省庁の執務時間に 応援演説や集会に参加した場合 閣僚としては「欠席」なのか すごく曖昧な点です。

私が 初任者研修で受けた公務員の休日は 元旦を含む三が日のみで、他の休日は「勤務を要しない日」とされると教えられました。

ですから災害や緊急事態が起きたときに 公務員は 勤務時間外でも「非常呼集」に応じる義務があるとされました。

今の中学校教諭の勤務、特に体育会系部活では 上記に近い勤務がなされています。

小学校教員も「子どもが帰らない」などの通報があれば 警察、役所に連絡の上 見つかるまで探すことになります。

特別職とはいえ、国会議員・公設秘書、各閣僚などは 「公務員」であるはずです。

勤務時間中に 所管大臣の仕事をせずに TVや応援演説、党学習会への参加には、懲戒規定はないのでしょうか・・・・

各公務員現場では、今でも「風邪やインフルエンザにかかっても」本来は病休や出勤停止で対応すべきところでも 「年休があるのだから年休にして下さい」という管理職が多くいます。

何か一つ、国会議員や閣僚の「仕事」や「勤務対応」がよくわからないのは 私だけでしょうか・・・・

党の役員人事に 内閣閣僚としての意見や支援活動を起こすことは、内閣法でどうきまっているのでしょうか・・・・
なにか 労組に対する経営の「不当労働行為」のように 感情的に納得できない部分が残ります。
posted by 小だぬき at 17:53 | Comment(0) | TrackBack(0) | うつ病について | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年09月05日

適度・ほどほど

若い頃は、安くて量の多い食堂を探した物ですが、この歳になると標準の店での食事でも 食べるのに苦労する始末。

どの店も 量が多過ぎるように感じるのです。

どうも「お百性さんの苦労で口に入れる」、感謝の気持ちをもって 残さず食べましょう、という時代に育ったせいか「残すのはいけない」が脳にインプットされているのです。

初めての店では、もう「残しちゃいけない」の精神力のみで 中盤あたりから味わうどころではなくなります。

顔見知りの店になって 初めて「麺少なめで・・・」とか「ご飯は半分くらいと注文できるようになる」とホッと安心できます。

戦中の食料の話やまずい脱脂粉乳も口にいれ完食しなければ おやつなどない 唯一の食事。

父の会社の合理化闘争が1年近くたたかわれたのですが、各担任の先生は 社宅の子に「残ったパン」「おかず」などを さりげなく渡してくれた時代でした。

「食べ物を粗末にしない」「食べきる」が当たり前が心身に刻み込まれた私には、現職時の給食の残滓の多さに しばらくは慣れることができませんでした。
アレルギーでなく、野菜嫌い、パンはダメ、牛乳は飲めない・・・と理由は様々。

私が小学校の時、嬉しかった揚げパンや汁粉・ぜんざい、ケーキも 甘いからと大量にのこったのです。

どの年代から 「残すのは罪」意識から「金をはらったのだからと平然と残す」意識にかわったのか 興味つつです。

一度 入院してみると「娑婆」の食事の美味しさに気づけるのですが、少なくとも個人的には 自己申告で今後とも完食できるようにしたいと思っています。

「もったいない」で 残った物をパックに入れて貰い 食べきる習慣くらいはあっていいと思うのですが・・・。

posted by 小だぬき at 19:44 | Comment(0) | TrackBack(0) | うつ病について | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年09月06日

ある報道、61歳=老人 にショック

ショック・・・


何気なくニュースを読んでいたら 「老人、自転車接触でケガ」との見出し。

いつものように飛ばし読みをすればいいのに 今日は記事を読み、精神的ショック大。

知り合いでも、ケガがひどいというわけではなく、被害者の年齢が61歳という事実に対してです。

えっ61歳で「老人」、じゃー私は「壮年後期」「老人入門期」と呼ばれるの・・・・

おじさんじゃなくて、おじいちゃん??

つまらぬことですが 個人的には還暦は60歳ではなく70歳でいいよなと思っているだけに ちょっと先輩の「老人」記事にショックを受けました。

最近、物忘れにしてもちょっとした報道でも 心に刺さるのは夏バテぎみか うつ等級並の症状か・・・

それにしても「還暦」が60歳というのはな・・・

この記者が 何気なく書いた 「60歳=老人」の図式があるのかな・・・
posted by 小だぬき at 18:31 | Comment(0) | TrackBack(0) | うつ病について | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年09月07日

家族っていいな・・・

私が ブログやSNS で知ったのは、同じ「うつ」でも出方が本人の成育暦や性格で随分違うな・・・・と思う点です。

両親と私は、蔵書の関係で別に近くにアパートを借りて生活しているのですが、両親は死の順番を守れだけで あとは人生の後半戦を好きに生きろだけです。

主治医は呑気で

・死なない

ことが土台にあれば 腹が減れば食べられるし、疲れたら休んで眠ればいい。好きなことがみつかればやればいい。

通院・服薬を 守ってくれたら 小だぬきさんから「もういいですか・・」と聞くようになるわよ。
勿論 私が納得するまでは「OKはださないけれどね」と茶目っ気たっぷりに答えてくれます。

私には 私の両親の対応が嬉しいのですが、多くの患者(私も)は、なにか 「うつ」を錦の御旗にして 家族・恋人に依存しすぎていないかと思うのです。

・死んでやる(経験上、この言葉の時は甘えがあります。死がフト気付くと目の前にあるのが怖いのです。)
・自傷行為も適確に気付いてあげれば キズは浅いものです。けっして一人の時でも「ためらいキズ」程度です。

なにか 家族や恋人、友人と一緒に暮らしていなければ 自分でできることすら 横着しているように見えるのが 患者仲間としては悲しい。

共に 一つずつでも出来ることを増やしていきましょうよ。
支離滅裂でごめんなさい。

posted by 小だぬき at 15:48 | Comment(2) | TrackBack(0) | うつ病について | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年09月08日

1日夏眠してしまいました。

台風の影響で朝から風雨が強かったので、雨戸から何から締め切って真っ暗の中、朝のコメント返し(ブログなども)しているうちに 眠気が襲い、ハット薬を飲まなくちゃと起きたのが 22時。

1日「夏眠」、これから夜の薬と睡眠剤を 飲み 眠たいうちに爆睡します。

久しぶりに真っ暗というのも いいものだと・・・・、眠ってしまいました。
明日は 起きられることを信じて・・・

posted by 小だぬき at 22:38 | Comment(0) | TrackBack(0) | うつ病について | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年09月13日

共済会・互助会に行けました。

最初に 土曜日の通院ですが、精神科だけに止めました。

この暑い中、通院できただけ「合格点」だそうです。 今の所、人込みの中にいるのは疲れます。買い物も疲れやすいです。と言ったら、まだまだ「先は長いから 焦らないで」とのこと。

「先が長いですか・・・・、通院できるだけ良しとします」と真面目に答え、看護師に「先生の顔を長くみます」ではないの?? と冷やかされましたが、体力的に冗談で返す気力はありませんでした。

薬局では、「内科は??」と聞かれたので 「生活習慣病の完全達成を引き延ばすため 血液検査は後日の楽しみにしました」「逃げ回っているというのが正直な所です」といったら、「検査で良くなっているかもしれないのに・・・」と ため息をついてくれました。

**************************************
今日は、傷病手当て金請求に共済会へ、医療費届に 互助会にいってきました。

傷病手当て担当の女性、来月までは会えますね、来るのを楽しみに待っていますよ。に 「ありがとうございます」と素直な返事。
互助会は担当が不在で、係長に。「よろしくお願いします」と ここも素直な言葉。

何か、冗談も言えない私に、昨年担当してくれた方が 「ファイト!!」と送り出してくれました。

電車の中で感じたのは 女性は早くも「「秋モードの服の色に変わりつつある」ということ。

鼻水は、不思議と 今まででていません。
出かけるまでは 酷く ティシュの用意もあらゆる所にいれていたのですが、帰宅2時間たった今も止まっています。

この2日間で トイレットペーパー2巻を使った 鼻風邪も止まっています。
不思議なものです。

***************************************
明日の15時頃、民主党の代表選挙の結果がわかります、
今日の沖縄の市町村議選をみるかぎり、民意は 2009年マニフェスト支持の傾向が強いようです。

各マスコミは 7-3 で菅首相圧勝といっていたのが、 今日の所では、菅首相優勢まで後退しています。
自分達の「反小沢氏論調」が 国民に浸透しきれていない、識者やネットでは 圧倒的に小沢氏支持が揺らいでいないために 万が一の小沢氏当選に備えて「予防線」を張っているようです。

明日の夕刊が 今から楽しみです。
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2010年09月15日

風邪がどこかに・・・

不思議と洟水がでなくなりました。

共済会・互助会にでかける前の症状は どこにいったのか??

バスや電車などで うつして治った??  そんなハズはないですよね。

病は気からではないですが、届が終わった安心感からか・・・。

でも 床屋に行かなくちゃと 朝 思った時、また鼻がぐずつきだしたのは、出来れば行きたくないとの身体の反応なのか??

何か「心の信号機」が 鼻風邪にでるのかもしれませんね。

退職前は、万年風邪ひき中年だったのは、心の不調がまず風邪症状で表れるということなのかもしれません。

視聴覚主任や安全教育主任、初任者研修指導教員など対外的な届や発注、PCの維持管理、対人関係のプレッシャーからだったのかも知れません。

はたっと気付いたのは、退職後は 風邪薬を現職時ほど飲まなくなったということです。

医学的根拠など何もないのですが、確かに風邪をひいても数日で治るようになったのは確かです。

イヤな時、プレッシャーのかかったとき ストレスが溜まった時、鼻水が黄信号だと思えるだけ 心身のコントロールに生かせそうです。
 
風邪の時は「何かプレッシャー要因はないか・・・」などと探すのが 私にとってはいいのかもしれません。

なんせ 抗生物質がまるで効かない 耐抗生菌が次々と生まれて 院内感染で亡くなる方が増えています。
私も内科・精神科で飲む薬が多いだけに、耐性抗生ウィルスを身体に作らないように 抗生物質の服用は、控えねばと この歳になって思うようになりました。

posted by 小だぬき at 16:31 | Comment(2) | TrackBack(0) | うつ病について | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年09月22日

もう水曜日!! 今まで人に恵まれる・・

なんと早いことに もう水曜日なのですね。

毎日「生きてる」「考えられる」ことを確認するために 日記を書いているつもりでも ボーッとしている時間が まだまだ長いようです。

あしあとを残して下さる方には 大いなる迷惑でしょうが・・・。

「うつ」とうつでない活動が出来る人とは、時計の進みは同じでも 体内時計の進み具合がやはり違うようです。

今でも日記のカレンダーを見て「水曜日なんだ」と思うくらいで、寝起きにイタズラで「昨日の墓参り、ご苦労様」なんて 母親に声をかけられたら 21日と信じるような時間の流れなのです。

退職数年前は、心身ともにシンドイのは木曜日、
金曜日は 今日1日で休みだと少し身体がラクになり、
日曜日の午後には「明日からまた仕事に追われる1週間が始まる(土日に仕事をしていても)、
月曜日「どこか身体に異常はないか探し、ないことにガッカリして通勤を始める」とか 
週刊◇の発売日だから月曜だとか木曜だと なにか曜日の感覚はあったのに・・。

うつ病療養で しかも退職して「毎日が日曜日」では、曜日・時間感覚がこんなにも違う物かと驚くのです。

若い時は「あれもしたい、これもしたい」で自分で忙しくしていて 時間が早く過ぎ、初任1年目の「盲腸」の時も 授業中倒れ、所沢から川崎までタクシーにのり入院(職場の配慮で実家近くの総合病院)、検査した結果「腹膜炎手前」で 即日 緊急手術。
管理職も夜、クラスの様子を教えてくれました。

私は、比較的 人には恵まれたと思います(2人の管理職以外)。
・盲腸手術入院の23歳のとき やくざの兄貴分に2週間なり やくざの姉さんから舎弟をよろしくなんて頼まれた奇異な体験もあるのです。

そのやくざさん 30近かったのでしょうか 腹を刺され隣のベットに入院したのですが、私は 好感が持てればつい「友達」になってしまうクセがあり、彼氏の水枕の交換や汗をタオルで拭いていたのです。

意識を彼が取り戻した時、良かった・・といっただけなのに、看護師から意識を戻すまでを聞いたのか、それ以後「兄貴」、面会から教員とわかると「先生」でした。その姉さんに当たる人からも感謝され「退院したら是非 お礼をしたい」との申し出を断るのが大変でした。
人生に if があれば、その時進む道が違ったかもしれない・・・なんて。

私の発症を誰も信じなかったのは、それまで職場旅行や花見で 見ず知らずの人と仲良くなり「おみやげ」を もらったり おごって貰ったり、ホームレスのおじさんと打ち解けて話せたり、知らない人と打ち解けて話し 道をきいたりしていた 小だぬきと「うつ病」が結びつかなかったらしい・・・。

ある同僚は「小だぬきさんは 女性、美女の選択は確かだった」と笑い話でしてくれました。
不思議と道を聞いたり集団の中にいるとき、女性が多かったらしいです(本人にはその意識はないのですが・・・)

posted by 小だぬき at 07:19 | Comment(0) | TrackBack(0) | うつ病について | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年09月29日

通院、宝くじの夢

月曜日、通院と宝くじを買いました。

土曜日に無理してでも行けば良かった・・・と思うような 寒い雨の中、精神科と内科に行ってきました。

<精神科>

なんと 月曜日の担当は、初診の時「休ませなければ自殺させることになる、出した辞表は 病のためで無効です」と管理職とケンカしてくれた先生。

そのK先生と看護師2人に待合室に入ったら 満面の笑みで出迎えられキョトンとし 「お陰様で生きています」とトンチンカンな挨拶。

すると看護師が寄ってきて「M先生、土曜日 大丈夫かしら・・、何かあったのかな・・、心配だなぁ」と待っていたのよ。

その上、本人のいないことをいいことに「女性に心配をかけ、待たせるなんて・・・、小だぬきさん 幸せ者」と 見事「男女の悲恋物語」にして 冗談のダシにされてしまいました。

入ったとたん、事務から診療室まで 患者さんがたまたまいなかったこともあり 大爆笑。

M先生が聞いたら烈火のごとく怒りそうなことを「待ちぼうけされた女性」とする所など 私としては満更 悪い気になりませんでした。

何か、診察も穏やかに 「次の通院では、M先生に心配させないでね」で終了。

それが 内科待合室までサカナにされていたとは、長期通院者としては なんとまぁ・・トホホでした。

おまけに似ている病棟の傘と自分の傘を取り間違え、事務の男の子が 小だぬきさん 取り替えてと 私の傘を内科待合室に。



<内科>

内科主治医 2週間逃げていたのにカルテから尿検査と吸血鬼検査の指示。

これは大げさのようですが「私にとっては、死刑台に上る死刑囚」のような怖さ。
生活習慣病が「糖尿」がでれば、完全制覇!!  結果のでる40分のなんと長く感じたことか・・・・。

最近の食欲不振のためか、禁煙との格闘のせいか「肝機能が少しおちているかな・・・」「動かないせいか中性脂肪値が高いね」で、糖尿の心配なしでホッ。ホッとしたとたん 念のためCTとスキャン検査もしようか」で金曜日予約。

図々しく、脳検査や胃検査、肺のレントゲンもオーダーできませんか??と聞いたら 「病院は逃げないから 気長に検査していこうね」で却下。


<宝くじ>

いつものチャンスセンターに買いにいったら「当店から 1等前後賞でサマージャンボ 2億5千万円の当選者」との広告。

同じ売り場で出たというのは悔しいな・・・といい購入。売り場の人、今度こそ天使が微笑むようにですって・・・・

M先生が 次の診察で微笑んでくれたら「当選か」などと バカな連想で抽選日までの「億万長者の夢」。

月曜日は 天気は最悪でしたが、薬局を含め 笑顔と冗談で通院できました。

でも 帰宅後 ダウンは変わりませんでしたが・・・・
posted by 小だぬき at 07:16 | Comment(2) | TrackBack(0) | うつ病について | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年10月01日

内蔵のCT検査とお尻のおでき

今日、検査に行ってきました。

CTは、10時に呼ばれ 終了。結果は1週間後とのこと。

以前のCTはお腹を押されたりで苦しかったのに、今回はただ寝ているだけ・・。ラクでした。

そのあと、臨時に「外科」を入れて貰い 巨大になったおできをみてもらいました。とりあえず 5日間 抗生剤と痛み止めで様子をみてみましょうで開放。

切られたら また「毎日通院か」と覚悟していただけに「執行猶予」はありがたい限りです。

昨日も今日も 制限がなくなったら「食べるぞ!!」と思っていたのに、結局普段と変わらず、早々は身体が反応してくれないのだなぁと苦笑でした。
検査後のコーヒーは美味しかったです。

posted by 小だぬき at 20:07 | Comment(0) | TrackBack(0) | うつ病について | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年10月03日

小さなことからコツコツと?!

1日に腹部CTと外科「おでき」診断

2日 国勢調査郵送

3日 床屋

と、1日1つは 小さなことでも何かできたことになります。

◇あれほど 座ると痛く感じた尻のおできも「抗生剤と痛み止め」がでて飲んでいるので 大部ラクになりました。このまま 落ち着いてくれればと願う気持ちです。薬も火曜日まで・・・。


◇国勢調査

統計に使うだけでなく、今回に限り「住民票」や「年金」に活用できないものかと書きながら思いました。
それと裏面の就業欄、無職や年金生活の記入欄がなく殆ど「空欄」
鉛筆記入というのも気になりました。小さなお子さんがいれば鉛筆はあるのでしょうが、職場を離れて3年になる私は探すのに苦労しました。


◇床屋

さすがに9週間目になると 髪の毛がうっとうしくなり床屋に・・・。

毎日、何か1つできれば「上出来」の感覚。
床屋で肩こりの酷さに マッサージ10分。呆れるほど硬いとのこと。

それでも少しずつでも「出来ていることにホッ」としています。

posted by 小だぬき at 19:57 | Comment(2) | TrackBack(0) | うつ病について | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年10月05日

自覚がないから・・・

この「うつ」という病気、

食欲減退・不眠・不安感などの典型的症状がでている時は 自分でも「うつ病」なんだなぁと 自覚できるのですが、
精神安定剤や睡眠剤が効いていて 心身の調子がいい時は、「病人としての症状」がないから戸惑うのです。

今、「病名」がついただけで 治すというより 「病気を錦の御旗」にして暴言や無理難題を家族に要求して 居直る患者もいるとのこと。
これは本当に「うつ」なのかと思う事例にも出会うことが多くなりました。

また見た目には 判別がつかないので 外出時困ることがでてくるのです。

食堂に入っても 注文の言葉がすぐでない、どもるようになったり、透明ガラスに衝突したり(その事故以来、透明ガラスにステッカーが貼られています)、メモをして行かなくては、余計な買いものをして肝心の買い物をわすれたり・・・、人混みが多いだけで疲れたりしてしまうのです。

パジャマ外出も平気になったり、気付くと1週間以上同じ物をきていたり風呂に入っていなかったり 横着・面倒以前に衛生感覚が喪失していたり、

教員生活32年の退職金や障害年金・傷病手当て(9月分で終了)がなかったらと思うとゾーッとするのです。

なんせ 気力が持続しないために「ホームレス」の人のように逞しく生き抜く自信もうまれないのです。

私は 典型的な「性格→うつ」だったのか、病院相談室で通院できるだけ2級認定は難しい、入院患者でも3級止まりの人が多いからと言われる中、障害手帳2級、障害年金2級を受けています。
今年の更新も2級でした。

こんな私でもブログに訪問をして下さる方がいる ということを支えに日々 薬の飲み忘れだけには注意しています。

今、心底 怒っているのは「うつ診断を錦の御旗として暴言・傍若無人の行動」を正当化する「うつ仲間」にたいしてです。

病気は 主治医との面談・服薬で治すもの、決して無理難題・罵詈雑言は許されるものでないことだけは 患者なりに心に止めて欲しいと思います。

posted by 小だぬき at 20:22 | Comment(0) | TrackBack(0) | うつ病について | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年10月06日

尻のおでき、抗生剤がききました。

抗生剤のすごさ


1日の「お尻のおでき」が左半分ほどに拡大していたのに 抗生剤5日目で殆ど気にならないくらいの大きさと痛みになりました。

このままなら 9日の精神科受診日に経過を見て貰う程度で済みそうです。

以前のおできより うんとラクな経過をたどっています。(以前は先に切開されたため 約3週間 消毒通院)

これから注意しないといけないのは、今の所 効いている抗生剤を使用しなくて済むようにしないと 耐性菌を作ってしまうということ。

私の通う病院の経営は大丈夫か?? というほど 薬処方は最小限です。

「風邪薬」攻防戦も PL錠が欲しいというのが私、しばらく寝て 栄養をとれば治るよが医師。

おっとその前にCT検査の結果を聞きに・・・。

意外と冷静でいられるのは、結果に「病変があり 緊急を要する」なら電話で呼び出しがあるだろうと のんきにしています。

それより心配なのは、私の腹の贅肉を軽視して、鮮明画像でなかったら 放射線技師の女の子 叱られるのだろうな・・・・。
posted by 小だぬき at 12:30 | Comment(2) | TrackBack(0) | うつ病について | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年10月08日

外科おできは終了、内科は継続観察

外科は 腫れが残るものの「冷えピタ」をはることで 大丈夫とのこと。今度も腫れたらすぐ通院すること、耐抗生菌がまだ出来ないうちに抗生剤で治しましょう・・・・とのこと。

内科は 先週のCT検査の結果診断。
・肝嚢胞が 数え切れないほどあるね。一番大きいのが7p、痛みなどでてきたら「外科的処置しかないな・・・」とのこと。
 腹に針を刺し 吸い取る方法か、開腹手術だねとのこと。
 
・腎臓結石も1つ 新たに出現。

肝嚢胞も結石も「今すぐ悪影響を与えるものではないですが・・・、季節ごとに検査していこうね」とのこと。


受付の子と顔を合わせたとたん、今日は 何科??との問い。診察券をだしながら両方といって通じてしまうのが なんだかな・・・・・。
また、会計の時 診察に来ているのではなく「君と会いに来ていると発想転換しようかな??」といったら、私の顔で良かったらいつでもどうぞですって!!

明日の精神科外来が終わったら、お言葉に甘えまして 顔を見に来ましたといったら どんな表情になるかな・・・。

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昨日、マスコミ批判と無条件に報道を信じてしまう人達の恐怖について書きました。

少なくとも「第五検察審査会」への小沢氏弁護団の疑問・逆提訴の検討については、各マスコミは報道しました。
郷原弁護士のように 理論だてて、「審査会議決」の問題点を指摘したところは 少数でした。
マスコミ得意の匿名法曹界なるものが 起訴して裁判をするのが当然との 立場をとっている所が多いようです。

本来 地検特捜部が「有罪推定」で証拠をあつめたのに 「不起訴」にした事案。
議決では 訴因と別紙「起訴相当」との乖離と審査内容が前回と異なることから、検察審査会の議決のやり直しか、小沢氏弁護団が検討しているという「起訴棄却」判決を裁判所で得る方法しかないのでしょう。

小沢氏や秘書の裁判が大切なのは「法治国家」「民主主義」が問われているのです。

私や皆さんが 身に覚えのない罪で逮捕され 証拠不十分で検察が不起訴にしても、何らなの敵意を持つ人が検察審議会に提訴して、「不起訴不当」が連発されると 冤罪と検察が認めても 強制起訴になる。

傍観していたり「関係ないわ」とか「小沢さんが嫌い」ではすまない 悪意ある運用も可能な「検察審査会」であることが明らかになりました。
私たちの人権を守る先駆けとして 小沢氏弁護団に頑張って貰いたい。

posted by 小だぬき at 19:08 | Comment(0) | TrackBack(0) | うつ病について | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年10月09日

あーぁ、勘違い!!

今日は、精神科通院日

2日続きの通院は、心身に堪えたのか・・・・、14時〜23時まで 本が睡眠薬の代わりをして爆睡してしまいました。

<精神科>

・前回 ご心配をお掛けして申し訳ありませんでした。
・内科の検査結果と気持ち
・最近、やたらと政治・経済に興味を持ち 考えが「??」から出発している。
・やたら注意力の低下があり、傘の取り違いや鍵・メガネ・時計を探すことが多い。

主治医

・前回心配だったのは、いつもきちんと通院していた小だぬきさんが 来ないのは、来られないほど調子が悪いのかな・・・との心配よ。
 なんだやっぱり、もっとロマンチックに想像したのにに対して「それが 勘違いね」

・政治や経済に敏感になり 批判的になるのは、当たり前よ。これは気にしないこと。

などなどの「雑談」で 40分。

「つぎは大丈夫?」に対して、はってでも先生に会いに来ますとの答えに、先生はさわやかな笑い。

天気不順で 今日も朝 9時まで通院を迷いましたが 通院してよかったです。

posted by 小だぬき at 23:34 | Comment(0) | TrackBack(0) | うつ病について | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年10月10日

病気と闘う主人公は「患者本人」

ある「うつのSNS」で貰ったメッセージの返信です。

お兄さんが「うつ病」で同居家族に罵詈雑言を繰り返し、困っている妹さんからです。
SNSが不調でアップできないので、皆さんの参考に少しでもなれればと ブログで先行返信メッセージです。

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お兄さん 会社都合ではなく自己都合退職ですか・・・。

今更しかたのないことですが、次の職場につき 具合が悪い時は「会社都合」にして下さい。
法制上、「会社都合」の解雇の方が 失業手当などでも優遇されます。


障害者手帳は 医師の病状の診断書で市役所に出せば申請できます。(初発症から6ヶ月経過後、申請用紙は福祉課で)

障害年金も 掛け金(国民年金)の継続があれば、初発症1年6ヶ月後で旧社会保険庁(今は国民年金機構?)で申請できます。退職理由は関係なく医師の診断書と自己申告で十分です(申請用紙は社会保険庁ものを使用)。
厚生年金の期間は審査の際、考慮され 支給金額に反映されます。


それとお兄さんが扶養家族扱いではなく 家計も独立扱いなら確定申告をし無収入か年間200万円以下の収入であれば、国税・地方税も免除・軽減になります。

障害2級か3級の年金決定なら、社会保険庁事務所で「掛け金全額納入免除」も手続きも可能です。


私も「障害2級」になり、社会保険労務士試験を60歳前に収得を目指して学習しているのですが、こと保険・年金関係は複雑怪奇な世界です。


是非とも市役所福祉課のソーシャルワーカーにご相談下さい。


本来なら、妹さんやお母さんの仕事ではなく、お兄さんのやることなのですが、

病気を錦の御旗にし 自分の現状を直視し なんとかしなくては・・・との意欲がないようなので、情報は市役所福祉課か病院相談室、社会保険労務士に聞いた方がわかり易いです。

CMではないですが、私のブログの「うつ関係リンク」を活用していただければ幸いです。


私は 精神疾患では 最悪の2級でも 自分に関わることは、市役所・税務署・患者相談室・主治医・共済会などに制度を聞いて周り 今の生活を送っています。


何度も繰り返しになるようですが、病気と闘う主人公はお兄さんで ご家族はサポーターです。

サポーターが 疲れ切るとその役割が出来なくなります。


酷い言い方になりますが 自傷の危険などでは「措置入院」という方法もご家族は使えます。

とにかく、妹さん・お母さんの健康と心身のリフレッシュ、自分の幸せを優先しなければ、長期になるであろう闘いは 闘い抜けません。


本当に大変なことと思いますが、私は初発症から今まで 自分でできることは自分でやりきりました。

その経験からもお兄さんはお兄さんと 突っ放し客感的に見る視点も大切だと思います。

posted by 小だぬき at 00:52 | Comment(0) | TrackBack(0) | うつ病について | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年10月12日

今日は実働6時間・・

今日は、昨日までの寝だめが効いたのか、浦和の共済会・互助会、地元区役所に行けました。

電車に乗っているときが多かったのですが、久しぶりに運動をした気分にしたっています。

共済会・・・1年6ヶ月支給されていた傷病手当て金の最後の申請。
互助会・・・医療費明細の提出
区役所・・・自立支援医療の更新書類を貰いに。来年3月末できれる「退職互助会保険証」と4月からの国民保険移行申請の届けの仕方。

普通の人からみると、動いたうちには入らない運動量でも 「うつ患者」にとっては嬉しいのです。

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言論の自由のない思想統制国家(日本はマスコミ権力の刷り込み・誘導では似た傾向が)の中国では、中国漁船領海侵犯・衝突事件を 海上保安庁の巡視艇が意図的に漁船に衝突したことにネットでは一致しているそうです。

政府の外交オンチと ワイン消費と貯蔵・廃棄にうつつを抜かす 外務省の在外公館が 「日本の国益」に沿った 外交・宣伝などをしていないことが明らかになってきているので なるほど・・・とは思うのですが、本来の大使館の勤めは 情報収集と自国の国益にそったPR活動にあるとおもうのですが、今の大使館は「社交」と国会議員視察の接待役に成り下がっているのかと呆然とします。

国会も不起訴の小沢氏喚問ではなく、膨大な国費と捜査期間でも不起訴にした「東京地検特捜部」の証人喚問の方が 小沢氏の名誉回復につながるでしょう・・・。
名誉回復をされたら困る人達が 「小沢氏の政治と金」をいつまでも問題にしているとしか思えません。

大阪地検特捜部も部長がFDの操作を知らないなどとよくいえたものです。
10数年前、膨大な国費を遣い 全国民IT化などといって パソコン研修したのに「偉い人は 関係なかったのですか・・・」

国の施策のために ベーシック言語を覚えさせられたり 苦労させられたのは、学校だけではないハズです。

いつも国の政策は場当たり主義で 1年かけてC言語などを必死に覚えたのに ウィンドウ95になりアイコンで操作出来るようになる。
いつも 現場に混乱を持ち込むのは 朝令暮改の文科省と政府。

日教組攻撃だけの義家自民党文教部会長に 正確な「教育史」を学んで欲しい。
私は 日教組・全教という組合が 少数になるに従い 教育荒廃が始まったと 退職しても思っています。
posted by 小だぬき at 16:26 | Comment(4) | TrackBack(0) | うつ病について | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年10月21日

個性を蔑ろにする「同質性」

今のTV・マスコミの金太郎飴のような報道、職場やご近所の人間関係、

口では「個性が大切」などといっても 少数、はみ出しをゆるさないような同質性を要求する風土・雰囲気。

一番 公平でないといけないはずのマスコミすら 江川紹子さんや上杉隆さんのように「個人の考えをしっかり持つ」ジャーナリストを TVから追放するようなこともおこっています。

両足義足でパラリンピックで活躍した成田真由美さんが 
電車の特別シートに座っていたら 見かけだけで「今の若い者はなってない」と罵倒され、おもわずスラックスをあげ 義足を見せたくなったと著作の「夢への前進」で書かれています。

見かけだけではわからない障害、その中には「うつ」もはいりますが、健常者??が自己基準で「いきなり罵倒・批判」をするのは おかしいとの感覚は忘れないでほしい。


反対に 「病気だから」と特権意識のように自己主張する人もおかしいと思います。

病人なら病人ならではの「協力・手伝い」は できると思うのです。

たった一言の「治すように頑張るな」でも「苦労をかけるな」でもいいのです。
やれる時や言える時には「治したい」意思表示くらいは出来るハズです。

確かに存在意義・立ち位置に疑問を感じた時、食欲不振・睡眠不足・疲労が続くときなどは 「死ぬ」誘惑に負けそうな時は 正直 今の私でもあります。

ただ、踏み切らないですんでいるのも 年老いた両親の「おまえが 親の葬式を仕切ってくれよ」の一言です。

なにかあると金子みすずさんの「みんな違って みんないい」の言葉が浮かぶのです。

本当に精神科の入院患者さん達と話すと 純粋な思いやりのある患者さんが多いのです。

「うつ」の私が「統合失調症入院患者」さんから 励まされるのが通院日。

利己主義でない個性を認め合う社会に変えなければと 
多数派の言行に「???」でいったん 自分の頭にフィードバックさせる訓練をしている「個性重視」願望の小だぬきです。
posted by 小だぬき at 04:10 | Comment(0) | TrackBack(0) | うつ病について | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年10月23日

精神科通院日、不思議な国「日本」

不思議なもので いつもは 苦手な朝も今日は 早起き。

昨日は、普段 気の重い「風呂」にも入れました。

「天使か美女」と錯覚中の主治医か事務の女の子に会えるという 切ない男心か・・・・


◎奄美大島の水害の惨状

昨日の様子を TVで見て 説明抜きなら「どこかの戦場後か・・・」と思うような惨状。
災害の恐ろしさを実感しました。被害が全島に及び 自衛隊の災害派遣部隊も驚く状態。
今日も奄美大島では「大雨」の恐れとか・・・、住民の皆さんの健康維持と派遣部隊の二次災害が起こらないことを祈るばかりです。
鹿児島知事と町長の英断か 海上保安庁・消防・自衛隊・警察の連携がよく また電気・電話などのライフラインの初動が早かったのが救いです。


◎羽田空港の「国際線」受け入れ

このニュースは、私の年代では複雑な思いになるのです。
今の成田空港開港まで 開港後の手荷物検査などの警備を知るものにとって、率直には喜べないのです。
歴史になってしまった感のある「三里恣ャ争」です。
あのときも羽田空港の拡張・整備が議論されましたが、結局 二転三転の候補地から 強行に「三里塚」に決まりました。
農地買収・農民の反対運動(少年行動隊・青年行動隊なども組織された)・支援学生運動、党派の闘いで 開港に10年以上の月日を要しました。
その期間 警備の機動隊や反対運動派におびただしい血が流れました。
警察官の殉職まで記録された「三里塚闘争」を経て 「成田国際空港」が開港されたのです。

開港後も搭乗者・見送り・見学者に対する 検問と手荷物検査が行われたのです。

政策の一貫性のなさ、権力による「強制執行」が連発された記憶が鮮明です。


今の100近くの地方空港、ある事情と興味で 各飛行場の運行路線と便数を調べてみました。
主要空港といわれる大都市圏の乗り継ぎの便利さばかりが 目につくのです。

利用者の立場からいうと 飛行便の多さと乗り継ぎの便利さが 利用選択の基準になります。

今の空港政策は「仏を作って魂入れず」のように 地方から他方に行く場合にも直行便がなかったり 搭乗時間の制約を受けます。
その日のうちに目的地にいくには パズルを解くように 都市空港経由でその地方の路線を探さねばなりません。

この事情は JRでも似た傾向を示します。TVのローカル電車の旅を鵜呑みにして 時刻表を確かめないととんでもない待機時間になることが多いのです。

各空港・駅の接続を考慮していない 「箱物行政」が実感できます。

作るなら「便数を確保」するか交通アクセスを考えて 開港して欲しい。
以前、関西国際空港に行った時 交通アクセスの悪さに驚いた記憶があります。

少なくとも、国防を念頭に入れれば 戦闘機の離発着が出来ない滑走路や高速道路など 諸外国からすると摩訶不思議な施設が多すぎます。
核シェルターも国会や首相官邸にはあっても 民間が退避利用できる施設がないのが現状です。
防衛・経済・生活に一貫性のない「国家ビジョン」がないから いざ「有事」「災害」の時 対処療法的な対策しかできない国になっているのでしょう。

悲しいな・・・
posted by 小だぬき at 05:10 | Comment(0) | TrackBack(0) | うつ病について | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年10月24日

ちょっと気分転換

「うつ病」のなせる技か 保守的に長く続けていた背景を変えてみました。

まだ、自分ではしっくりとこないのですが、中身は変えない方針なので もし違和感があればお知らせください。

毎回、皆様のアクセスのお陰で 時間的にはまだ一定しませんが 更新できています。
有り難うございます。
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小だぬきさんの人気ランキング(INポイント順) 

今でもINポイント、OUTポイントが理解が出来ていない小だぬきです。
今日の17:40 の「日本ブログ村ランキングです。

IN順 / OUT順 今日10/2310/2210/21全参加数
総合ランキング1630位1630位1584位1593位484098サイト
INポイント1602002202101470/週
OUTポイント1903903902001670/週
メンタルヘルス47位47位45位46位11521サイト
うつ病(鬱病)11位12位13位12位1905サイト
ニュース18位19位19位19位4769サイト
時事ニュース4位4位4位4位1052サイト
シニア日記14位14位14位14位876サイト
50歳代3位3位3位3位143サイト
更新頻度426回 / 366日(平均8.1回/週)負荷対策のため表示は 10,000位まで

小だぬきさんの人気記事


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子どもと一緒で 「記事」にランキングが伴うと嬉しくなります。
これも一重に 皆さんのおかげ、感謝です。

posted by 小だぬき at 17:55 | Comment(2) | TrackBack(0) | うつ病について | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年10月25日

因果なもので5:00起床

職場の夢で職員旅行していて 勤務した4校の同僚が交互に登場。

不思議なことに 男子より女子が多く夢に出てくる当たり、小だぬきらしいといえばいえそう・・・・。

今日も なんと目覚ましなしで 出勤時と同じ時間に 起床。

タバコと一緒で 長年の習慣は なかなか治らない。

ただ 違うのは「ゴミ出し」時間が過ぎたら また朝寝・昼寝状態になるのが常。

よく「うつ病患者」のご家族の心配に「過睡眠」がありますが、これは心の疲労への防衛反応、寝られているうちはそう心配はありません。

むしろ睡眠不足の日々の方が 患者として怖い。

あと、歯磨き・洗顔・風呂なども 億劫になってきますが、これも身体の仕組みの不思議さで 自分が気持ち悪いと感じたら なんとかできるものです。
小だぬきさえ 他人と会わざる得ない時は、イヤイヤでもできています。

あと「スイカ」や「ななこ」カードなどに入金して 買い物をし ポイントをためていたのですが、必要以上の買い物をしてしまい 後悔すること多々。

患者としては、今日使うであろう金額よりちょっと多めに現金を財布に入れ、現金買いの方が堅実な買い物ができるようです。

お勤めの方は、いつでもどこでも仮眠できるようになれば 疲れが溜まりません

勤務しているとき つり革をつかんだまま寝る特技も身につけました。優しい高校生達が多く、おじさん交代するから席に座って寝た方がいいよ ということもありました。

彼女らには、いつつり革から手が離れ抱きつく形になったらイヤだという防衛反応だったのでしょうが 嬉しかったです。

ただ「おじさん」といわれる度に せめてウソでいいから「おにいさん」と言って欲しいなどとの贅沢な思いをしたものです。

まず 食事がとれ、睡眠もとれるなら 合格点です。注意することは「自分ではどうしようもないこと」「悩んでも解決できないこと」は 考えない・無視する思考訓練が大切になってきます。

どのような症状がでている方でも 月曜日は1週間の始まり。目に見えない形でも前進する週にしていきましょう。

またご家族の方は「生きていること」と本人の前進面が見える週になられることを祈ります。
posted by 小だぬき at 06:25 | Comment(4) | TrackBack(0) | うつ病について | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年10月30日

台風のための自宅「冬眠」 

朝 雨の音で2:00 くらいに起きてしまい、睡眠剤と安定剤を飲んで ふと目を覚ましたら時計は12:30

あれ??   2:20に寝たはずなのに・・・・と 頭が混乱。

雨戸を閉め 屋根からは雨音、とはいえ 午後なのか1日寝てしまい朝なのか・・・・

午後と納得するまで数分、よく寝たものです。働いている人 ごめんなさい。


日航機のニアミスに対して 管制官に「有罪判決」がでました。

確かに事故につながったら大惨事になっただけに 問題点は改善されなければならないのですが・・・・

管制官に「司法責任」を 問うことが正しいのか 難しいというのは実感なのです。

・日本の空域の多くが 米軍・自衛隊の訓練空域で 民航機の管制に制約を受けている。
・離発着する航空機の多さと管制官の数が十分確保されているか・・・
・人間の疲労による錯覚・思い込みを防ぐ バックアップ態勢があるのか・・・・
・ニアミスを起こした管制官と その時の勤務状態。
・航空機の安全表示・危機回避表示と管制官の指示が違う場合の連絡

などなど 現在の飛行便の離発着の多さに 対応する管制システムと人員養成がなされているのか・・・。

何か問題が 起きた時、個人の責任を追及する以前の 問題点がないのか不安が残るのです。

人命に関わる仕事というのは、人間に完全性を求める余り、ミスに対して「刑事責任」を追求することが適しているのか・・
職務に萎縮感がでたりしたら 安全性にかえってマイナスになるのではないか・・・・

思考が堂々巡りする小だぬきです。
posted by 小だぬき at 14:48 | Comment(0) | TrackBack(0) | うつ病について | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年11月02日

昨日の散歩 自立支援医療継続手続き

昨日の川崎は、予報に反して 1日 ポカポカ陽気。

「自立支援医療保険証」の継続手続きに 区役所へ。

・申請書
・保険証のコピー(社保・国保)
・非課税証明書(課税証明)
・障害年金支払い証明(振り込み通知) または 所得証明

事前に「申請書」を貰っていたので、申請そのものはラクでした。
2年更新の「障害者手帳」の収得者の1年目の「自立支援医療」更新には、「医師診断書」は必要がなくなりました。


12時に家を出発して16時帰着。

手続きは「地方税免除」の正式書類を貰うまでドキドキ。
未払いですよと言われたらどうしよう・・・などと余計な心配。

今年3月の確定申告にいき、「障害年金」「傷病手当て金」は無税,所得なしとの国税からの通知がいっていて
区役所地方税課で無事「免除書類」を。

福祉課におりると ラッキーなことに担当の人が席に。
必要だと思うものは現物・コピーと持参。
5分とかからず手続き終了。

区役所のパンフ欄に「健康ガイドブック配付」とあり すぐエレベーターて゜保健センターに。
「親父の分もいいですか?」で2冊ゲット。
親父は、最近 余分に貰ってくる資料を 「お前らしいな・・(私の意味追及なし)」と受け取るようになりました。

弟の時お世話になった(3/19死去、腸結核・腎不全) 保健婦さんも在席していたので、私のメタボ談義。

お腹のラード、災害の時の非常備蓄と思わなければ・・・

禁煙と同じくダイエットも何度も失敗し、リバウンドに悩む小だぬきは 
来年から「正式に市にお世話になります」といったら 共済に拘らなくても市で健康診断をしたのに・・・と返されました。

太陽の陽って こんなにも気持ちいいのかと 帰りは 多摩川べりと公園に寄りながら徒歩 約40分で駅に。

ちょっとはしゃいでしまった反動がないことを祈るのみです。(AM.3:00に目が覚めたことが どうひびくか・・)

21時の「テレビタックル」の議論の浅さと 声が大きければ勝ちみたいな議論に呆れて途中から爆睡。

この所 学年で言えば「同年齢」の阿川さんの 仕切りとツッコミの見事さと 大竹さんの素朴な疑問のみが光る番組になってきて
、政治家や評論家のいいかげんさばかりが浮き上がるのですが、視聴者は どちらに影響を受けるか心配な番組です。

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年賀状の販売、平日なのにと思う程の駅のショッピンク゜モールの人出の多さ、警察警備車となぜか行き帰りに同じところに駐車していた警察護送車。
私みたいな半引きこもりが外出したように 多くの人が秋の爽やかさに外出したような賑やかさ。

不景気の中でも、女性のファッションセンスの良さ、スタイルの良さに感心。

今週の関東は天気が良さそうなので 普段は巣ごもりの小だぬきも 多く太陽の陽を浴びたいと感じた1日でした。
posted by 小だぬき at 03:58 | Comment(4) | TrackBack(0) | うつ病について | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年11月03日

拘りの強さか ただのズボラか・・

昨日は、朝3時には起きてしまい、二度寝すると太陽の光の恩恵に預かれないので ヤセ我慢して起きていました。

登校待ち合わせの小学生や保育園児達の声が聞こえ、彼らのように元気で無邪気な時代があったのだなぁと柄にもなく感傷的になってしまいました。

眠りには勝てて起きていられたのですが、何か無性にPC周りが気になり整理??し出すと これは「詐欺教材」だ とかへ〜ぇ、通院のたびにレポートや体調の日動変動を記録していたんだ・・・、これは違うファイルにしておいた方がいいとか 遅々として進まず、なんとか不要レポートや本を取り出すだけで15時過ぎ。

本って不思議で 何回も大量に処分したはずなのに いつの間にか本箱は前と同じ状態に。
圧倒的に購入より処分が多いはずなのに・・・

あっちこっち動かすうちに 新任時の学級通信が出てきて、当時はガリ版印刷だったんだ(ろう原紙を鉄筆で削る)と懐かしく読み返しながら、ふとあたりを見回すと たいして変化なし。

1日で全部やろうとするのがムリなんだと 整理をやめようとすると 

切り取った切手や ベルマーク、カード類、古はがきが出てきて、次の通院の時ボランティアに渡そうと 今度は古切手集め・・・。
切手の絵柄も 記念切手で送ってくれた人もいたんだと また見入る始末。

拘りの強さかな・・・。

「埃をかかぶり 長い時間家の中で 眠っている物の多さに感心??しました。
M.エンデの「モモ」(岩波書店)が3冊、缶コーヒーや菓子のおまけの車やカードなども大型菓子箱4つに満杯などが出てくる始末。

うつになってから 無造作に書類や本を積み上げていただけだったのかわかりました。

殆ど掃除にはなりませんでしたが、本や資料の質と赤線・書き込みの多さに気づき 俺も結構 真面目に書き込みをしていたんだと自信のもてた1日だったと思います。

ひも綴じをしたものの処分は 迷わないぞ!!と決意です。

◎今日は、睡眠剤と安定剤のお陰で 22時〜6時まで たっぷりと熟睡しました。
夢の中にまで タバコを吸っていいかの格闘が出てきて、第1時の「禁断症状か」と苦笑です。

posted by 小だぬき at 06:46 | Comment(0) | TrackBack(0) | うつ病について | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年11月04日

タバコ禁断症状との闘い

今日は 昨日の睡眠薬・安定剤が効いたのか 22時〜7時まで爆睡。

夢の中にも「禁煙」の我慢がでてくる始末、第一次の禁断症状ですね。

夢の中では 見事に貰いタバコで吸ってしまいましたが、今日はゼロ。

タバコの買い置きがなくなったのと コンビニ店員にタバコ禁煙宣言をしてしまったためまだ意地で吸わないだけ・・・。

ストレスが大になりすぎても困るので、ここでの宣言は今回は止めておきます。

今までなら 値上げでもチョットきついなですぐ慣れた物ですが、今回の110円は許せぬ値上げ。値上げ3箱分で モーニングが食べられる、値上げ2箱分でもマックでハンバーガーが食べられる。ガム・アメが買える。

私のように先月から 苦しみながらも「許せるか!!」で挑戦している同士がいたら ムリせず政治家への怒りを適度に口にして 健康のためにも禁煙にまでもっていきましょう

国がかえって税収不足になっても ツケはまわすなよ!!と

吸いたい5分間との長期戦 心を連帯して戦いましょう。

吸わない人には この苦しさと時々ある食事の感動的美味しさは わからないでしょうね、この頃 やたらと食後、水を大量に飲むようになりました。

posted by 小だぬき at 07:32 | Comment(0) | TrackBack(0) | うつ病について | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年11月05日

ちょっとしたしぐさ・習慣・気遣い

皆さん、量り売りの商品を買うとき、リピーターになれる店はどちらだろう・・。

品質・グラム値段は同じとします。

×無動作にへらにとり 多いとへらす店
◎少なめにとり少し目盛りがでる追加をする店
●自分のカンでのせ、オーバーしていても客にオマケの了承をえて注文量の値段でうる。


わたしは どちらかというと ◎の店。

●は大将の気分次第で誤差が大きいので グラム売りではなく多めにどれだけおおくなるかとの興味で いつもよりオマケがすくないとダメージが。

×の店には、どんなに美味しくても二度と行く気にはなりません。
客の前で増やしたり減らしたりを数回くりかえし、最後に減なら心理的限界すれすれ。

何か心良く買い物をして貰う気遣いが 店側に欲しい。


タクシーも710円の初乗り料金が目的地手前で800円に変わった経験はありませんか?? たった数十pで90円の違い。

ときどき調子の悪いとき 90円が 一財産無くした気分に落ちいるのです。

ちいさな動作や言葉が気になるのは 下降ぎみかな・・・。


ヘビースモーカーだった時、買うのをコンビニに移行したとき(パスモタスポは作りませんでした)、カートンで買うと 「ライターにしますか携帯灰皿」にしますか、とか 試してみます? と出たての「禁煙たばこ」など 配慮してくれた コンビニファンになっています。

また、本屋さんにいっても「カバーをつけますか?」「袋にお入れしてよろしいですか?」と聞かれるだけでも好印象をもつものです。


普段、何気なくしている動作でも 「客商売」の人には 買い手で 上のようなことを気にする者もいることを知ってくださいね。

posted by 小だぬき at 04:42 | Comment(0) | TrackBack(0) | うつ病について | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年11月06日

初発症から4年経過 何を優先するか 先ず一歩

<先ずは昨日の朝の悩み>

15日 〆切りの互助会医療費還付申請をするか、内科通院をするか、両方できるか・・・・。
朝 起きてから(6:00)から 腰が重く 考えていました。

本当は 考えずに行動できればいいのですが、それができないのが今。
一昨日も ヤル気になれば 動けたのに まだ内科の薬も互助会も余裕があると「外出しない」理由を見つける始末。

初発症診断5周年??(H18.11.6に初発症診断)を迎えるのに こんな状態です。

その間に職場復帰の1年3ヶ月があるのですが、再発時に障害者手帳を申請したら2級、障害年金も2級という状態に。

職場復帰を考え 実行する場合、再発・拗らせないように「自分の限界」を超えない心の強さだけは持ってくださいね。

発症の原因にもよりますが、主治医に正確に今の状態を話す 通院時間だけは確保してください。

私の場合、5日のフル勤務と対外折衝の多い分掌のために 土曜日の通院では 心身の疲労がとれなかったようです。

私の体験上、余り保護されすぎても「そんな重体ではない、考えられる」と反発したり、配慮されすぎても 寂しくなったり、感情が支離滅裂に変動したものです。

今の感情変化が少ないのが好いのか悪いのかわかりませんが、主治医から「もう 心に毛がはえているよ」といわれるまでは 治療・静養優先で生活したいと思っています。

本当に「何を今優先するか」を考え、あれもこれもと手を出さないようにしているのが 今の状態です。

皆さんも「うつ患者」のご家族、知り合いが居たら 焦らず・慌てず・適度な距離感で接してあげてくださいね。

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<考えるより 一歩ふみだせば>

出来ました、予定のことを


・風呂に入る(優雅に朝風呂)

・冬物をクリーニングに出す。

・郵便期日指定で互助会に療養費請求

・精神科窓口に自立支援更新手続き終了の届
 ただ 受付の女の子と話したかっただけ??

・内科外来
 血圧110-70 低くなりすぎるくらい・・・

・薬局で内科の薬
 風邪薬と喉の荒れ防止用の薬4日分もゲット

・銀行に行き 生活費を下ろす。

・宝くじの換金(1800円)

・本屋にて 消費税関係を2冊購入。

・寿司屋で早い夕食(1050円で 14カン)

朝 行けない理由を考えたのが ウソのように動けました。

一歩 踏み出せば なんとか動けるものですね。


今、どんな「反動」があるのか 結構 楽しみになってきました。
posted by 小だぬき at 05:34 | Comment(0) | TrackBack(0) | うつ病について | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年11月13日

通院日 七五三 飛鳥山紅葉

今日は 暦の関係で 3週間ぶりに精神科主治医の診察。

朝 6:00に目覚めたものの 恐怖の二度寝で9:00起床。

あわてて家をでて 歯磨きとヒゲ剃りは 病院待合室のトイレの中で・・、知り合いの看護師に「診察に来たのに、何をおしゃれしているの?」とひやかされる始末でした。

睡眠が浅くなっているのと、思考力・集中力の低下を報告すると 「それが病気だものね」、「今回も旅行の計画はないの?」ときかれたので 28日から3泊、熱海に宿はとってありますと答えると「その計画を楽しんでしなさい」とのこと。

「季節の変わり目だもの、病気でない人でも憂鬱になりますよ」「出来たことを1つでも増やしていきましょうね」ですって。

1年生を担任したときに、家庭訪問で 「いっていたこと」をフト思いだし苦笑です。

今日は七五三の神社お詣りの人を多数目にしました。

不景気の中で目一杯のおしゃれ着の子ども達、ご両親。

児童虐待などの報道が多いなか、とても清々しい気分になれました。
私も 新任の時の1年生の女の子からもらった(今はその子の子どもが小学生)写真が アルバムに挟まっています。

節目節目のお祝いをして貰える子ども達は幸せなんだぞ!!  忘れるな!! と心でつぶやきました。

<紅葉情報>

首都圏の方 王子駅の近くの 飛鳥山公園が紅葉の見頃になっています。色の色調の見事さ、自然がもたらす情緒を味わえます。
今日の帰り、久しぶりに病院から紅葉の道30分、飛鳥山見学30分で 心のリフレッシュになりました。

体力不足か 京浜東北線では 45分爆睡状態でしたが、いい1日になったと思います。

<関東方言??>

私は 幼い頃から 「し」と「ひ」の区別が今一つダメでした。
七を「ひち」ときこえたりで 教員になってからも苦労したものです。つまらないことですが こんなことは皆さんにはありませんでしたか??

posted by 小だぬき at 15:07 | Comment(0) | TrackBack(0) | うつ病について | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年11月14日

運動不足 歳・・・

昨日1日、通院・紅葉散歩をしたせいか、今日は「冬眠日」になってしまいました。

21時就寝 → 9時起床(二度寝)  12時起床(昼寝)   16時起床。

1日動いて、1日ダウンでは、日にちの経つのが早いのも納得です。

毎日の体力づくりを怠っているために 疲れがでるのは わかっているのに・・・・

一向に 眠気がとれません。

今日は これからまた寝て、明日には 元気になれることを信じます。

おやすみなさい。

posted by 小だぬき at 16:15 | Comment(0) | TrackBack(0) | うつ病について | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年11月17日

何かが違う 冬眠まる1日

昨日の14時までは記憶にあるのですが・・・、腹が減り 起きたらもう13時。

寒さにふるえながら フト時計をみると 1時、これが午前なのか午後なのか 戸惑いながら新聞を開くと午後。

何か時間の流れ、体内時計が壊れたような 状態です。

私だけなのか、ちゃんと国会中継を観ていたのに 昨日可決された「補正予算」の全体像がみえない。

この冬をみんなが乗り越えられる予算になっているのか・・・、さっぱり議論を聞いていてもわかりませんでした。
 
この国をどんな国にしていくのか・・・、財政は立ち直るのか・・・、見通しがみえません。

武器三原則の緩和提言へ と民主調査会が案をだしたようですが、各国との共同開発を念頭に入れているようですが、日本の地形・気候に合わせた武器などは 大陸国との共同開発は無理でしょう。

行き着く先は 武器の自主開発になるのは目に見えています。

そんなことよりは 「海上保安庁」が国土交通省の外局のままでいいのか?
自衛隊を「国防軍」と位置づけるのか  肝心の土台部分の問題提起がなされていません。

今の為替相場も円高基調のままで 中小零細企業は 持ちこたえられるのか・・・
株安基調は 含み損を含めて 経済を支えられるのか・・・。

私などは 技術の進歩は有り難いのですが、旧来の物との共存を計らずに 新製品化されるたびに 既存のものが使えなくなったりして困っています。
単純にいえば DVD、ブルーレイ、ビデオ、PCなども 貴重な映像記録を残すのに四苦八苦の状態です。

地球に優しくというのであれば、消費者が選択できる余地を大いに残して欲しいのです。
欧米のように「耐久性」の追及もあっていいとおもうのです。

私はまだ TVは アナログです。
なぜ デジタルにしないといけないのか、未だに理解できないアナログ人間。

今度のデジタル化で 全国の人がキー局の放送を受信できるのか・・・、「物を大切に」で育った年代には、使える内は買い換えたくない。
7月移行は ビデオ再生機としても使えなくなるのでしょうか??

何か 私たちの生活の便利さより「買い換え需要」のみに力点のいった 政策のみと思える昨今の動き。

私の今は、太陽の光と本があればいいと シンプル化をしている段階なので 流行を追わずになんとか生活していますが、都会生活者には自家用車もTV、冷蔵庫も不要ではないかと思いつつあります。

posted by 小だぬき at 14:53 | Comment(2) | TrackBack(0) | うつ病について | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年11月21日

健康第一の生活を!! 特に子ども達は・・

今週は 火曜日に勤労感謝の日。

今週のような1日勤めて 休日 3日勤務というのは 教員にとっても子ども達にとっても 生活リズムを崩して へたすると水曜日にインフルエンザで大量欠席などということも起こり得ない 恐怖の飛び石連休です。

予防は、気温に合わせた服装・うがい・手洗い・睡眠・マスク着用・栄養という「免疫力低下阻止」しかないのですが・・・。
現職時代と変わらないなぁと思うのは、大人はセーター、ダウンジャケットなのに 子ども達はたいして夏とほぼ変わらない衣服なのです。

通院の時に見かける女子高生などは 上はセーター・マフラーをしていても 生足でミニスカートのため 鳥肌をたてているなんていう痛々しくすら感じる時期なのです。校則に生足なんてバカな学校はないのでしょうからストッキングとかハーフ靴下とかで防備して欲しいなんて おじさんとしても思うのです。

学校では、学期末の事務と授業進度、復習などの過密日程に突入する時期でもあります。
今の管理職は授業日確保のために 中途半端な時差登校で欠席者が長く続く状態にもなりかねません。

自分と友達のためにも 風邪気味や熱が高かったら 3日程度治りきるまで 家で静養させる位の「覚悟」を ご家庭でして欲しいと思うのです
共稼ぎ家庭でも 昼食の心配をしないで済むほど、冷凍品やレトルト食品がレンジさえあれば子ども一人でもなんとかなります。
幸か不幸か、食欲も下がるのでジュース類や補助栄養剤でも凌げます。

指導課程も「学級閉鎖」を想定できないほど 綱渡りの授業進度になっています。

今から一ヶ月は 何をはぶいても 健康第一に過ごして欲しいと願うのです。

それと昔はインフルエンザの集団接種が 学校で実施されていましたが、副作用などのため子ども達の死亡事故が起こり集団接種は取りやめになっています。

厚労省は 予防のための接種を呼びかけていますが、未だ接種後の体調不良や死亡事故が皆無ではありません。
私は 長年接種なしでも「風邪」程度で 1日寝ればなんとか回復傾向になれます。
くれぐれも 予防注射の過信だけはさけ 普段の免疫力向上を図ることを重視するように 元職として願う時期なのです。

私が 子どもの時は「風邪」をひくと「タマゴ・バナナ」が食べられる 高価な品物でしたが 不思議と食べられるまでの重症にならなかったことが多かったことを残念に感じた 子どもでした、私は・・・。
  
posted by 小だぬき at 08:27 | Comment(0) | TrackBack(0) | うつ病について | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年11月23日

今日も低空飛行

昨日、一昨日で DVD6本視聴などという暴挙をしたため、脳がジョートしているようで 重たいです。

物事には限界があるはずなのに、安定剤を飲みながら 視聴とコメント。

「12人の怒れる男」は 前に見たときは「冤罪の怖さ」と「裁判員の難しさ」が記憶に残っただけでしたが、「一人一人の人生」と「納得できないまま有罪にできない」と 検証するうちに 思い込みから脱却する人の素晴らしさに感動しました。

わたしも 自分の疑問・物の見方が 極論になっていないか 反省しないとと思いました。

うつの波の何処に いまあるかを 冷静にみて コメントしなくちゃと反省させられる映画でした。
たまには DVD鑑賞もいいものだと感じる半日でした。
posted by 小だぬき at 18:53 | Comment(0) | TrackBack(0) | うつ病について | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年11月27日

精神科と内科の通院

久しぶりに通院だけで疲れて 今まで寝てしまいました。

陽の当たる所は 温かくとも 日陰は寒かったです。

<精神科>

・基本的な投薬は、かわらなかったのですが 段々と出来ることが増えてきましたね。
・晴れた日には 買い物や本屋でいいですから 散歩するようにしましょうね。
・無理だけは避けてくださいね。
・明日からの熱海で リフレッシュしてきてくださいね。

と「良い面を強調」してしゃべったのですが、いつも通り・・・・


<内科>

血圧 110-69     この所、この数値で安定。
先生、私の歳にしては 低値で安定していませんか??
高血圧は 落ち着いたので薬はもう止めてもいいのでは・・・・に。
先生は、了解と確認書があれば 実験してみますか??    薬を飲んでいるから安定しているだけで 徐々に前の「200-120」代に戻ったら
その時は 血管ボロボロだよ。実験してみる??   に思わず降参。

先生、風邪薬を出して貰えますか・・・、に主治医「今、症状あるの??」にたいして 予備にですといったら、小だぬきさん 予防は保健所、病院は症状を治す・緩和するためにあるんですよ。
私は 市販薬だと値が高いので、先生 罹ってからでは動けなくなってしまうのです、お願いします。
3日分 PL顆粒を出して貰いました。


内科でも精神科でも 看護師さんから「お互いに真面目なだけに 聞いている私たちは可笑しく笑いがふとでましたよ」という会話だったようです。

明日から 3泊 両親と熱海温泉にいってきます。
ミニPCは 持っていきますが、更新時間が 夜になると思います。御容赦ください。
posted by 小だぬき at 20:37 | Comment(0) | TrackBack(0) | うつ病について | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年12月05日

心身の波が大きいなぁ・・

昨日の記憶がないほど、1日中寝ていたようで 訪問していただいた方には失礼しました。
今日の晴天で 寝汗をかいた布団類を干せているのが救いです。

1日に旅行から帰り、写真プリント・買い物と2・3日は、自分ながら驚くほど快調さだったのに・・・・。
今日は、朝6:00に起床して 時計を見るまでは、1日寝てしまったことすら 解らずじまいで、家にいて「時差ボケ状態」。

何か「浦島太郎」のようでした。

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臨時国会が 3日で閉会しましたが、私と同じ思考力なしの「国会」のようで悲しい。

議員歳費日割り案成立というから、やっと身を削る気になったのかと思うと、参議院選挙での1日登院で1ヶ月歳費の問題点の修正法案。
新議員さんの「当選月」に限っての「日割り歳費」

何か 国民を愚弄していませんか??

警視庁公安部の情報流出も 日を追う事に 他国への流出数が増えています。
オマケに 出版物発行で 差し止めをすると「流出資料」と認めることになるし、放置すると「情報」が拡散してしまうし で 公安部は袋小路に入ったようです。
しかも 流失情報がテロ関係情報というのだから 事は重大です。

北朝鮮の韓国砲撃事件後  日本国内の原子力発電所の警備・保安強化と対テロ訓練が警察で行われたようですが、肝心の情報が流出して 「対テロ警備対策」などの情報も流れていたら、抜本的な改定をしなければ テロ対策にはならないものでしょう。

また、田母神元空将などの「核武装論」も公然とマスコミに載るようになってきています。
今の自衛隊の法的整備が出来ていないなかで「核武装」に踏みだそうものなら 無益なアジアでの「核武装競争」に火をつけかねないし、アメリカが日米安保を解消し 「敵対国指定」をもされかねません。
日本には「防衛戦力」のみで 自立した軍事力までは アメリカ自身が望んでいない点だけは 確かでしょう。

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12月の「年末調整」、中小企業・商店の決算時期、この月を無事乗り切れるかどうかの所も多いのでしょう。

何か明るい話題を見つけようとしても 見つけられない昨今。

生活破壊・経済破壊のために「国滅びて山河あり」の状態だけは 国民として絶対に許さない決意だけは持っていたい。
それほど、今の「政治」に希望を持てなくなっているのは残念です。
posted by 小だぬき at 11:31 | Comment(2) | TrackBack(0) | うつ病について | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年12月10日

寝る大人の腹は育つ、完全無罪

ちょっと昼寝のつもりが なんと5時間も寝てしまいました。

ブログ更新をしようにも なかなか頭が働かずで 今の時間に。

「寝る子は育つ」といいますが、私はウェストが育つのみ・・・・。

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鹿児島の「高齢夫婦殺害事件」の裁判員裁判で 被告人が「無罪」になりました。

夕刊で読みましたが、「検察の物的証拠も乏しく 犯人とは言い難い」という 画期的判例の一つを作りました。

身に覚えのない「容疑」をかけられた時、自白調書がなければ 無罪になる・・・可能性ができた。

このことは 数々の冤罪事件が 「自白調書」のみで起訴され、有罪とされてきたことを 「証拠」で争う 本来の裁判所の役割を誠実に果たしたものと思います。

地裁段階で「無罪」ですから 高裁・最高裁への控訴・上告も考えられますが、先ずは「死刑求刑から無罪になる」貧弱な証拠しかなかったのでしょう。

それにしても 警察捜査・検事調べで 証拠が不十分でも起訴してしまう 今の捜査力の低下は 驚くばかりです。

被疑者も殺害された親族も 今一度 捜査をやり直し「新犯人」にたどり着く、証拠を確実にする努力を 警察・検察に求めているのだと思います。
今回は「疑わしきは罰せず」ではなく 「到底被告人が犯人とは推定しがたい」との判例です。

少なくとも 検察は捜査の杜撰さをみとめ、控訴を取りやめてほしい。

少なくとも 今回の裁判員・裁判官の判断は、尊重されねばなりません。
posted by 小だぬき at 17:48 | Comment(0) | TrackBack(0) | うつ病について | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年12月11日

精神科通院 身体が変

精神科通院から帰宅しました。

生活に無理はないか と食事・睡眠はとれているかのチェックでした。
目眩や歩くスピードが極端におそくなっています。
次の通院日は「クリスマス」。
先生にクリスマスで会えるなんてついているな・・・といったらニッコリ笑い「診察だけでね」と・・・

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もう12月も中盤にはいりました。。
いつもの年ならカレンダーや手帳などは 商店街や銀行などで「もういいよ」とたまったものですが、今年は 不景気のせいかなかなか集まりません。
一昔前は 銀行のマスコット貯金箱など1セット頂いたり、郵便局の「家計簿」で済ませていたのですが、今はティッシュ箱かサランラップ。

世の不況感が 景品だけでも解る気がします。

東京新聞に菅総理の外食メニューがありましたが、高級店でのステーキ・寿司・セットメニュー。
身銭を切って食べているのなら 「たまには庶民感覚の店にね」だけですむのですが、得体の知れない「官房機密費」「外交機密費」が流れてはいないか ちょっと心配になります。

もうそろそろ 菅首相に「首相は裸だ!!」と進言できる人はいないのか??

posted by 小だぬき at 13:48 | Comment(0) | TrackBack(0) | うつ病について | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年12月14日

寒〜い さむ〜い

な、なんと 小だぬき 3日ぶりに復活。
今までは、食い気・色気(もともとゼロ・・)を押しのけて 眠気の完全勝利。

トイレに起きては、PCを開こうと思うのですが、今回 怖いほどの睡魔と無気力、症状的には睡眠・気力に関しては 落第点。

この3日間の新聞をチェックしても 余り明るい話題なし。

今一番 心がウキウキしているのは 子ども達かな??

冬休みが 間近か・・・、子ども達は なかななか大人の忙しさや「財布」に理解を示してくれません。
今学用品や洋服・食事の保障も 子ども手当てだと 考えるのは大人のみ。
子ども達の中には 小遣いと勘違いしているムキもあるとか・・・・

大人からすると
 子ども手当ても・・何かが足りない気がします。
@PTA会費
A学級費として負担している教材費
Bテスト・補助教材費
C給食費
D遠足・林間学校・修学旅行積み立て

最も大きいのが成長期に入るための
E洋服・靴などの衣服代
F食費でしょう。

その前に 妊娠  出産  乳幼児期の子育て、施設待機なども費用が罹るし、子どもは 病気にかかります。
皆さんの家の周りに 医師会に入っているホームドクターはいますか??

私の周りでは お正月は病気にならないように自己防衛しなければ 街医者がいない。

何か税制で政府が勘違いしているのは 暫定なら暫定で廃止して欲しい、納得がいく税なら 国民支持するということです。

消費税なども 帳簿上は 各段階で負担していくことになります。 原料 ー 工場 ー 問屋 ー 流通段階 ー消費者の各売買ごとにかかるのです。
弱い者が 他の流通段階での消費税を不当に加重負担させられていないか・・・。
景気の段階のすべての場面で 弱いものに負担がまわされる仕組みが 消費税です。
 
菅総理が 経済を知らず、消費税10パーセントにした場合 確実に物の値段も連動して上げなければ、中小商店・工場などは 生活を維持できなくなる恐れがあるのです。
TVの御用学者は 政府公報になりさがっています。

「正当な努力と学習で 成功して」金持ちになった層に対しては ある種  着想のユニークさと実行力で国民の多くは、尊敬感すら感じます。
一番許せないと思っているのは、ただ親の遺産を継いだだけで偉そうにしている輩です。

私も多分、遺書を書き 市に寄付とか ◇施設に寄付とか 数百万に過ぎない預金(あと20年生きるとして)も 今の国には寄付出来ないぞとの思いがあります。

本当に 弱者目線なのか、為政者が素人ということで 役人に騙されていないか・・・・
民主党には長期政権は望みません。弱者目線で 政策を実行出来る種をまいてください。
posted by 小だぬき at 08:52 | Comment(2) | TrackBack(0) | うつ病について | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年12月15日

面白い時差ボケ? 新幹線は誰のため??

昨日は 久しぶりに外出。

食事(野菜炒め定食)と冷蔵庫内の買い物(飲食・冷凍品)
DVD「新幹線大爆破」高倉健・宇津井建主演  

などを 観ることができたり 購入できました。

反動が怖かったのですが、今の時間に起きられたのは 21時にNHKニュースをラジオで聞きながら 爆睡状態にはいったのですが、眠りが浅くなったときに 「ためしてガッテン」の放送の音声が・・・・・

えっ、また1日寝てしまったのか・・・と飛び起きるとまだ2時過ぎ、再放送の音声でした。
こんな時間に 再放送しているのか と初めて知ったオソマツ。

「新幹線大爆破」と「動脈列島」は、ともに新幹線開業当時の作品で 同時代の女優 デビュー時 握手とサインを貰った関根恵子(現高橋恵子)ファンとして 長らく「動脈列島」支持をしていたのですが、今は テーマが違う作品として両方優れている、今でも時代背景を超えて視聴に耐えると思う作品です。

新幹線大爆破・・・ハリウッド作品の「スピード」に影響を与えた作品として有名ですが、「新幹線の小さな危険でも止める」という列車安全装置と80qの速度以下になると爆発する爆弾犯人との攻防戦ですが、劇場公開時には見過ごしていた俳優陣の豪華さや新幹線の危うさ、政治の非情さ、人物背景にとても丁寧で いつの間にか集中してしまう作品です。
私としては 山本圭さん演じる元学生運動家で犯人役の「革命の成功した国に行きたい、もう一度 人間への信頼が取り戻せるかもしれない」という言葉と日本共産党の演説会場案内が1カットでてくる辛辣さと皮肉に やっと気付くオソマツ。

動脈列島・・・東海道新幹線開業当時の騒音被害とそれに抗議するための医師と看護師対警察庁という図式ですが、清水一行さんの小説の「騒音被害を出しても新幹線は必要か」というテーマが ずっしりと観る側に訴える作品です。

今年 やっと廉価版のDVDを購入したのですが、両作品とも 手元に保存してソンのない作品です。

今、青森までの新幹線開通や 山陰新幹線、九州新幹線、リニア新幹線などの建設が 報道では 歓迎一色のようですが、新駅と在来線の問題などをテーマに 新作を期待したい気持ちで一杯です。

新幹線新青森駅から現青森駅まで タクシー利用で1500円の距離、両駅をつなぐ路線の未整備など 商業圏の再編成が迫られたり、利用者の目的によっては、新幹線が開通したために 余計な時間や出費を迫られる結果に 今はなっているそうです。

同じ問題は 誘致活動を推進している北海道にも見られます。

現函館駅と新函館駅予定地の距離と交通アクセスの問題です。
発症前ですが、湯ノ川温泉を起点に観光旅行をしたとき、地元タクシーの運転手さんが 今の函館駅誘致でなければ 活性化に繋がらない、かえって 函館空港の利用者の方が増えるだろうと もう7〜8年前に言っていたことを思いだします。

私の母でさえ、地面から離れるなんて怖いといって 長らく「北斗星」「カシオペア」を使っていたものにも 飛行機の方がラクだと宗旨替えするほどの首都圏からでさえ 遠い地方に新幹線投入では JRにとっても地元にとっても 利便性や収益性、地元経済貢献度など 課題の方が多いような気がします。地元の住民でないからだといわれれば 何も言えなくなりますが・・・・。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

防衛省の航空自衛隊 事務用品納入官製談合が 明らかになり、航空幕僚長の退任ら50人の処分が発表されました。

第一報の「官製談合」を聞いた時、自衛隊だもの「秘密保持」のためには ある程度は許容されるかな・・・などとトンチンカンな感想を持ったのですが、そんな高尚なことではなく 「事務用品、家具など」で総額75億6000万円に上ることや 航空機修理代などからの流用も60億円に上るとのこと。
それも 天下り先の企業に集中というから 空いた口が閉じないほど呆れかえります。

でも 不思議なのは「武官?の航空幕僚長引責退任」とは????。
内局と言われる 行政官・背広組のトップの「事務次官」の間違いかと 何度も確かめたのですが「空幕長」でした。
自衛隊の組織は、制服自衛官が 調達業務もやるのか・・・、しかも 事務用品・調度品まで・・・。

この際、背広組といわれる行政官と制服組といわれる「自衛官」との 職務の在りようも問題化しないといけないと思います。

元職の教員の感想として 競争入札にして 節約できた部分を「学校耐震化」にまわせれば どれだけの生命の安心に繋がるのかと 唖然とします。

posted by 小だぬき at 04:53 | Comment(6) | TrackBack(0) | うつ病について | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年12月17日

「希死念慮」の怖さ・・

うつ病の症状として言われていることに

@憂鬱な気分が続く「抑うつ気分」
A「焦燥感」
B意欲の低下
C睡眠障害
D慢性疲労
E思考力の低下
F自己評価の低下
G拘りの強さ
Hストレス耐性の低下
I希死念慮
    などがあります。

私が今でも バスや歩道、電車などを利用するとき 気をつけているのが「希死念慮」

ある事が原因で、「死にたい」「死んだ方がラク」とか思うのであれば、まだ納得できるのですが、経験上 その時点は 周りの人も気付いてくれるほど 言動が「おかしい」と感じられるそうです。

退職前は、通勤時に鉄道自殺などあると

@初期は、死ぬのは勝手だけど、迷惑のかからない時間にして欲しいな・・・(この時点に養護教諭は心配になったそうです)
A死にたいという気持ちは理解できるけれど 死に方を考えてほしいな・・・(事務は おかしいと感じたようです)
B死にたいのなら 十分に楽しんでからでいいのにな・・・(専科教員が気付いたそうです)
 ・その時は、初任者指導基幹校教員として 在籍校に席を置きながら 他校に週2日 通っていた時です。
 途中から 駅で突然「登校拒否」のような気持ちになり 年休が増えはじめた時期で 派遣先の教務主任や同僚の温かさでなんとか1年を持ちこたえました。
C家族の病気が重なった時 「特別支援学級の担任」、発育障害と情緒障害のこども6人の担任でしたが、勤務中は 理論と実態の違いで手探り状態での指導。放課後は 弟の入院先へ往復3時間の見舞いと洗濯物の交代。つい電車の中で居眠りで乗り過ごし、遅刻寸前という時もでてきました。
そんな疲れ果てていたときに 管理職の一言「たった6人の指導だよ、ちゃんとやれよ」の一言で 心がおれ 11月の連休で睡眠障害・下痢・食欲不振・退職を考え、内科受診。内科の紹介状で精神科にいき 当日に検査と問診で「うつ」確定診断(中程度)。
主治医の「うつが書かせた退職届は無効、死なせないために休暇が必要」との管理職との交渉で「病休」へ
Cいろいろあり、私と教育委員会の直接連絡ルートを作ってもらい 現場復帰
D復帰後 2ヶ月目に 睡眠薬大量摂取の自殺未遂で胃洗浄。
E復帰1年3ヶ月で再発、休職 (障害者手帳2級修得、障害年金2級受給決定で やっと管理職に深刻さがわかる)

自分では 未遂の時でも「死にたい」ではなく、何の感慨もなく手持ちの睡眠剤を 200錠以上を飲んでいたのです。
朝の電話に出ない私を心配し 父が発見してくれなければ・・・・・、今はない状態でした。

<希死念慮のこわさ>

本当の恐怖は、1年3ヶ月の現場復帰・休職、退職した今でも続いているのです。

フトした時に ホームギリギリを歩いていたり、階段から転落したり、強化ガラスに激突していたり、道路の信号を確かめずに歩いていたりするのです。

自分では「老衰死するまで この国の進む道を見届けるんだ」と 意識ではしっかりもっていても 無意識な所で「自殺」と思われかねない行動を取っている時があるのです。

一人旅を止め、家族旅行にしているのは、自分の「意識しない時の行動の危険性」を自覚したときからです。

家族の自殺にあわれて「なぜ?」「どうして・・・」と 戸惑う方も多いと思うのですが、私のように「なぜか危険な所にいってしまう」時もあるんだという点だけは 頭の片隅にでも入れておいて欲しいのです。

自動車運転で事故を起こすのは 運転に慣れた頃だといわれますね。

メンタルな病も 治りかけや調子のいい時ほど「危ない」という用心をしてください。

出かける時は 意識して 危険から身を避けることを 心がけないと外出できないのは辛い物がありますが、命さえあれば 注意する疲労なんてと今は思うようにしています。

自ら命を断つひとが 年に3万人以上というのは、戦後の国外で起こった戦争・紛争の犠牲者以上の人が 「戦死」している、平和なはずの日本の現実です。
posted by 小だぬき at 07:15 | Comment(0) | TrackBack(0) | うつ病について | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年12月18日

大きな決断はしない「金銭」

私の初診の時、主治医から「自殺をしない」約束とともに 

「金銭感覚がマヒ」をする可能性があるから、大きな買い物や衝動買いをしないという約束

これは発症以後、大きな契約に一呼吸置く、「詐欺」にひっかからない用心に大変重要な働きをしてくれました。

この歳(まだ!! 57歳)になると 老後に備えてとか公的年金の不足を補うため、病気になったら・・という うたい文句で マンション投資や家賃収入のオーナーになりませんか?、入院・手術保険の「電話勧誘」が頻繁にかかってきます。

腹が立つのは、お墓をお持ちですか・・・などとの電話まできます。

今まで なんとか「断る」ことができているのは、主治医との「約束」が頭に残っているお陰と感謝しています。

<詐欺被害、一歩手前>

@ご記憶にある方もいると思いますが、「岡本ホテル」出資法違反事件の被害者になる怖れがあったのです。
 
 とてもパンフレットが豪華で 内容も 供託金500万円・入会金500万円で ホテル無料宿泊特権と配当金が支払われ、満期金が1000万円などというものでした。
 飛びつく前に「主治医との約束」を思い出し考えると、供託金と入会金の性質が曖昧で、供託金が契約の担保になり 満期金の1000万円に含まれ返還されるものなのか、満期金と別扱いで返還されるのか疑問になり 問い合わせたのですが はっきりとせず、その時の募集は見送りました。
 それから 1年後に「出資法違反」容疑で警察の捜査が入り、「被害者の会」が 契約解除の訴えを裁判所にだしました。

 私が「うつ患者」で「主治医との約束」をしていなかったら、また 法学部での民法での供託金の性質を思いださなかったら・・・、常宿が 熱海後楽園ホテル・さがみ屋・百万石でなかったら 「被害者の会」か1000万円の詐欺被害にあう所でした。


A今、迷惑メールにいれ無視しているのですが、「おめでとうございます。◇■万円当選しました」メールです。
 
 累計で 4回 960万円になるのですが、迂闊に「口座番号を教えられない」と無視しています。
本当なら・・・・と欲のでる時があるのですが、正式登録してある所なら 小切手で送ってくるだろうと思い 「新手の口座詐欺」扱いで迷惑メールにし削除しています。
幸運が重なって 被害にあわずに済んでいます。


Bこれもメールですが、「即日 ◇円入金」とか「だれでも 簡単に◇円入金される仕事」というものです。

私のブログ友達は「ラクをして 儲かるものでは在りませんが ◇円の小遣いは 確実です」「一緒に小遣いに挑戦しませんか??」という案内なら 信用しますが、

短期に誰でもリスクなしに大金を手にできるものなら この不況はないよな・・・と冷静でいられるのも 「主治医との約束」のおかげ。


私の周りにある詐欺被害にあう危険の ほんの一部ですが、「それだけ儲かるなら 自分でやれよ」とセールストークに一歩距離が置けるのも
「うつ病」にかかり 主治医との約束のおかげ。

確かに この病気の心身の調子の波は大きく シンドイですが、大きな詐欺にあわないで済んでいる点では、「うつ病は天使」ともいえるとも思っています。
posted by 小だぬき at 04:37 | Comment(0) | TrackBack(0) | うつ病について | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年12月19日

大きな決断をしない「人間関係」

私が 初期診断で約束した 第3の約束が

大きな決断をしない「人間関係」です。

@職場関係など

退職(その時の届は、主治医により撤回されました)、や組合関係、友人・知人などとの 関係は 自分からは変更しない約束です。

今の「うつ病」が 判断を狂わせてしまっているかもしれないので 必ず決める前に 「主治医」と相談するということです。

この約束が 職場復帰・休職・退職の際、生活基盤を失わないで 今の「生活」「自宅療養」を支えています。

・職場復帰の時・・・「特別支援級」で「たった6人の指導・・」と言った管理職の元に復帰するので、「教育委員会」学務課に小だぬきの保護の
ために 年休や環境改善のために「担当者と直接のルート」作りをしてくれたのも「主治医」です。
 
幾度かの「危機」の時、管理職に「改善」の指導が入り、1年3ヶ月の復帰を支えてくれました。
 復帰プログラムや体調不良の時の年休保障など 何度もお世話になりました。
 途中で教頭から「学務との連絡の前に 私に言って、校長との仲介をするから・・」と教頭との「ルート」を作ってくれました。

・再発、長期病休・休職の時・・・私の「病気の寛解が 来年の年度末までに可能か 退職も選択技にいれて療養したいとの申し出に 病休・休職の診断書も心良く書いていただきました。
 休業手当給与8割保障された上、で 障害者手帳の認定、自立支援医療、精神障害障害者年金認定も休職の間に 病院患者相談室のアドバイス、区役所福祉課のケースワーカーの援助の元 手続きができました。
 
一番、強い助けになったのは、冗談を言い合って職場で「漫才コンビ」と言われた事務職員との連絡でした。
その人が産休に入ったあとも 事務職員に恵まれ「小だぬきさんが うつなら 職場が狂っている」と言ってくれたのも その子でした。 
 毎月の給与票や手続き書類送付の時、「ゆっくりと静養してくださいね」などの手紙を添えてくれました。

 また、傷病手当てを含め 県資料も独自にコピーをとり 送ってくれました。

 人間関係で助けられた休職1年間と病休期間でした。
 12月の段階でも「慢性疲労」「意欲」がでずに 勧奨退職で年度末退職を決意して提出しました。
 
 この時も 退職してからも「傷病手当て」が可能なことを 事務職員 互助会担当者 組合仲間が 電話やメールで資料とともに送ってくれました。そのおかげで 今年9月まで 傷病手当て 障害年金の調整額受給をしていました。
 今は「障害年金」一本ですが・・・・

A組合・・・組織としては、肝心の時の支えにはなりませんでしたが、県教組から「組合費の減額」の処理をすぐ手配してくれました。
 組織としては異例な 県→支部→市→地区協→分会ルートで 組合費減額指示の手続きがとられました。


<人間関係>

次に「夫婦関係」や「恋人関係」の決断は 避けるというものでした。
幸いにも 私は独(毒)身でしたので、このことは 直接の影響はなかったのですが、主治医によると「うつ病が寛解していない時は、冷静な判断が出来ない状態なので 離婚などとなりやすいが、決して自分からはしない」との約束です。

主治医によると うつ病時の判断が寛解したあと、喪失感や空白感 虚無感を生み より進んだ「メンタル病」に繋がりかねないということでした。

多くの人が うつ患者から 「理解していない」「私なんて・・」と言われ 夫婦関係がギクシャクしている様子を聞きますが、私のように主治医から「患者」に適切なアドバイスや支援があるのか 不安になり余計とは思いながらも書きました。


なかなか、外傷がない「メンタル」な病は、病人とともにご家族や友達をも 苦しめるものです。
患者が 心開く「主治医」の存在は とっても大きな意味を持ちます。

多くの「うつ病」の仲間が、ステキな「主治医」と信頼関係を築けて 療養をできていると祈る気持ちです。
posted by 小だぬき at 10:47 | Comment(0) | TrackBack(0) | うつ病について | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年12月20日

ものの見方 考え方

いい意味でも悪い意味でも 考え方に偏りが強くなります。

私の場合は 過去帰りではないですが「今日の少数派、明日の多数派」という法学部学習の基本と学生運動時代の「孤立を怖れず、連帯を求む」、小田実さんの「何でもみてやろう」、「明けない夜はない」が大きいと思います」

なぜか生協にいまだある「一人は万人のために、万人は一人のために」は 心に響かないのです。

物の見方は、立場・環境・人間関係・報道などでの偏向が 個人に強く影響を与えます。

それを 一度、自分の脳で咀嚼し 「なぜ どうしてか」が解決されるまで 同調しない「偏屈さ」が私にはあるのです
よく言えば「個人主義」「個人責任」の徹底です。

学者や評論家、タレントが ニュースコメントをしていると「この人は専門家だろうか、どんな立場でコメントしているのか、感情・情緒になっていないか」 と距離を置くという姿勢です。

新聞やTVの論説委員の意見・感想であっても「その人の思考法と結論」に飛躍や錯誤、誘導はないか とまず疑いから読む習性がついてしまっているのです。

うつの体験や対策本でも 「多数の患者が同一パターンで 解決するなんて信じられない」から 読み始めるのです。
臨床医の症例紹介しながらの 治療模索なら 安心して読めるのに、学者の一般化の酷さでは「治る物も 治らないよな」と懐疑的になってしまうのです。

この姿勢は 主治医との会話で 病的か正常化かのチェックのもと「極論から極論へ」との暴走を食い止めています。

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多くの患者さんのなかには「感情に走ったり」「自分は不幸との思い込み」「他人は 冷たい」との思い込みが 強い人がいます。
冷静に考えれば 病気でなくとも「他人を理解する」のは困難なことは わかりきっています。

でも 患者さんの傾向として「個人主義」ではなく 「利己主義」「自分中心主義」「感情」でご家族や恋人、友人に暴言などを自省なしにする報告も多々あります。
これが 病といえば病なのですが、周囲は堪りませんよね。

少なくとも 主治医との問診を通して、患者さんの思考の偏り・感情・性格の矯正を図っていく治療も 重大な課題です。

私も「意欲低下」や「ストレス耐性低下」「強い拘り」を 主治医から指摘を受けることが多いのですが、なんとか精神のバランスを保っていられるのも 服薬と主治医のおかげと感謝しています。

今週は 忘年会やクリスマスのある週です。
この期間を 醜態などをさらさなく過ごせるのも 「うつ病」のおかげと発想転換も必要だと思う小だぬきです。
posted by 小だぬき at 07:49 | Comment(2) | TrackBack(0) | うつ病について | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年12月21日

事実を知る大切さ

昨日の「テレビタックル」で 衝撃を受けたのが 沖縄県与那国島の現実です。

・診療所が1つしかなく 病気の場合 石垣島 宮古島まで3時間のへり輸送が必要。
・高等学校がなく、子どもが高校進学の時は一家揃って 他地への居住をせざる得ないこと。
・物価が移送費の関係で とても高いこと。
・海上保安庁巡視船が常駐してているわけでないこと。
・潮の関係で 尖閣列島沖の漁業は、予期せぬ波などで危険性があること。
・自衛隊常駐にしても 隊員だけでなく家族ごとの常駐を願っていること、過疎化対策。
・自衛隊常駐の賛否で 意見が割れ、それが雇用にまで影響していること。    
・治安は 駐在所の警官2名のみ。                              
                         などを知りました。

私だけが「無知」だったのならいいのですが・・・・。
とかく、島の現状より 領海・領空、中国との関係で議論していたことを反省させられました。

本土目線で「与那国」の現実をみていなかった・・・。

与那国島に限らず、島で生活する人達の日常生活の過酷さにも 目を配るべきだし、過疎地や積雪地の生活の保障も視野にいれて議論すべき問題だと 反省させられました。

わたしのような「うつ病」になっても 過疎地・島では 満足に通院すらできない現実です。

与那国島では、台湾まで1時間・石垣島宮古島まで3時間とのこと。病気・ケガなどの緊急時には、国境を無視してでも台湾に移送して貰いたい気持ちがわかったように思いました。

尖閣諸島の人たちの生活より、国境・地下資源の問題が全面に出過ぎていないか「再考」の余地があるようです。

日本に住んでいるから 都会地に住んでいるから、実感として見えて来なかった「島の暮らし」「過疎地の暮らし」「インフラ未整備の暮らし」「冬季雪国の暮らし」など、行政の保護が行き届かない所や民間企業の進出のない人達の 日常生活の「防衛」まで目線が行き届かなかった自分に反省です。

同じ日本国民として、「生活・雇用・インフラ」なども 国民公平・平等に 近づくようにしなければと思います。

結婚・子育て・医療・介護・交通などの 総合対策を 「対費用効果」の面でなく、「生活保障」「人命」の観点から推進する必要があるでしょう。

先延ばし可能な施設・整備や「租税特別法」で優遇されている大企業の関税軽減を廃止するだけでも 予算は出るはずです。

「国民目線」というのは、極端に生活困難をださない・弱者目線のハズです。
自民党では放置されてきた地域に 対策を打ち出すだけでも 政権支持ができるようになる。

全国・全島にインフラ整備・交通網・医療体制の保障を最低でも確立して欲しいと思います。

posted by 小だぬき at 09:26 | Comment(0) | TrackBack(0) | うつ病について | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年12月22日

できることから行動を!!

世の中には「ああいえばこういう」「理論は立派でも 行動が伴わない人」が 多くいます。

貧困の問題をとりあげれば、派遣社員・請負職人・期間工・パート・老人・病人・子ども達・過疎地・離島の問題など 貧困の裾野は広いから、ある点だけを 特化するのは不公平だという論調をする人がいます。

でも、人間として生活している以上 すべての面で支援・理解・運動は 到底不可能です。

今の自分の可能な問題で 出来る行動をそれぞれがして いつしか「連帯」が生まれるように模索するしかありません。

いまでも多くの人は、

・書き損じはがき提供
・古切手提供
・ベルマーク
・キャップ
・各種エコ箱 協力
・募金
              などなど・・・・

何気なくでも 弱者救済の活動に参加しています。

理屈だけの人・正義感ぶる人より、尊い活動を「日常生活の上」でしているのです。

私が「べ平連」の活動に熱中していたとき、「国内の問題も多いのに」と言った 当時の大人がいました。
私は、今ベトナムの問題で手一杯だから、その問題は あなたがやって!! と言い返したのですが、かえってきた言葉は「ヒマがない」でした。

貧困や薬害、老人、病人の問題は 個人としては「出来る範囲」「無理のない範囲」で行うことが、長続きするコツです。
私は 「ビラ配り」なら自信をもって協力できます。

力のある人は 労働力で
金のある人は 金で
文が苦にならないひとは 文章で
会話が好きなひとは 会話で
歩くことが平気な人は デモへ              

                 などなど

身近に 無理のない範囲での「意思表示」を選択すればいいのです。

行動しない評論家・学者・コメンテーター・俳優などより、「できることをする」ことが貴重なことです。

何か問題で悩んでいる人、困っている人こそ、心許せる人に話すという一歩をふみだしませんか!!

posted by 小だぬき at 09:40 | Comment(0) | TrackBack(0) | うつ病について | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年12月25日

今日は 通院日

通院日なのに見事寝坊をしてしまいました。
更新は 16時過ぎになると思います。申し訳ありません。
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今通院から戻りました(14:30)

外の寒さに耐えるため「貼るタイプと貼らないタイプのカイロ」を 総動員。
行き帰りとも 電車で座れたのが救いです。

<精神科>

私は「ゴミは合格、掃除×」「冷蔵庫が空になるまで外出できず」「精神の波が大きかったことと、眠り病がひどかったこと」「食欲がないので便通がないのは仕方ないかと思っていたら 昨日見事に大焼き芋型4本がでて 下水がつまり あわてました」「クリスマスや年末・年始に気持ちが高ぶりません」・・・・・

主治医
・「まぁ、ゴミ出しできているのだから まずは合格」
・寒くなりましたものね。私だって仕事でなければ外出はイヤですもの。
・自分で精神の波にそって行動できているから良し、病気ということを忘れないように・・・。
・私だって、イベントには歳とともに ワクワクしなくなりましたよ。
・食欲がなくても 便がでるものよ。便秘していたのね。でも、すごいわ 下水管を詰まらせるなんて・・・。これからは 日々快便ね。

受け答えの微妙なニュアンスがあるのですが、一番盛りあがったのが 「下水つまり」の話でした。

それと来月は、主治医の都合で 8日と15日になるのだけれど、どっちを選びますと言われ 「両方」といったら そんなに調子が悪いの・・・とかえされ、「先生の顔が見たいため」といったら、じゃー、15日までの3週間の薬を処方しておきます。8日は体調の悪い時の予備にしておきましょうね、で「ハイ、お願いします」


<内科>
血圧 122-82 先月と比べると上がっていたのですが、この寒さの中の血圧としては 合格点とか・・・。

昨日まで 熱が37℃で 頭痛で4日ほど寝込んでいて、今度こそ 胸をはって??   PL剤を頼めるゾ!! と思っていたら 喜んでいいのか今日の朝には 頭痛も熱もなくなっていました。

この寒さだものね、3日分は出しましょう、で円満解決。

ただし、手洗いとうがいだけは 厳重注意で 習慣にするようにとのこと。


デパートなどの福引きの最終日とあって、抽選場は長蛇の列、通院の疲れもあり 今年はパス。
福は「年末ジャンボくじ」の抽選日まで とっておきます。

posted by 小だぬき at 07:56 | Comment(2) | TrackBack(0) | うつ病について | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年12月30日

寒さで震える・・

寒いですね。
今日・明日で「今年」も終わり、新カレンダーに・・・。
歳とともに時間の経つのが早く感じられます。

よく「暑さがいいですか、寒さがいいですか」などのアンケートがありますが、私は どちらもイヤ。
特に今年のような 猛暑と寒気は・・・・・。

若い時は、裸でも不自然でないので「夏」が好きでした。洗濯ものもすぐ乾くから。
中年になると 着る物で調整できるからと「冬」支持でした。

今は、自宅療養のためか 冷暖房のいらない「春・秋」が いいと変わってきています。

今年は スキーを趣味にしている人には 積雪があり、十分に楽しめる季節なのでしょうが、風のためリフトから転落などとのニュースをみると、趣味も命がけかな・・・・なんて思います。

自然が牙を向くときの、人間の無力ささえ感じます。

不気味に続く各地の地震、活火山の活動なども不気味です。

明日の「大晦日」を家族で 平和に過ごせることを祈るのみです。

帰省ラッシュが本格化していますが、無事に帰省できるといいですね。

あと2日、平成22年を健康に過ごし、23年を迎えたいです。
posted by 小だぬき at 10:55 | Comment(0) | TrackBack(0) | うつ病について | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年12月31日

大晦日、1年続いた・・

発症後、主治医が趣味とか好きなことで 継続できることはない??

との問いかけに 文を書くことは抵抗ありません。「ブログ」を始めたいと思います。

無理しちゃダメよ、「ハイ」で ここまで続けることができました。

そして何より、テーマに一貫性がないのに 支えて下さったプロガーの皆さんありがとうこざいます。

明日の初詣は控えた方がいいかな・・・と弱きになっています。

メーンでいくのが 菩提寺曹洞宗本山の「鶴見総持寺」
つぎが靖国神社(もう干支色紙)が 二巡目。

明日からの2011年が より良き1年になるよう、〆の今日は充実したものにしたいですね。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
また、来年(明日)からも よろしくお願いいたします。

ブログの意義は、「出来事・事実」をみる視点を自分で確立して、異端・少数でも「間違いは間違いだ」「ダメなものはダメ」と書き続けるゲリラのようなものでありたいと思います。
posted by 小だぬき at 05:58 | Comment(0) | TrackBack(0) | うつ病について | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年01月01日

新年のスタート

迎 春

平成23年、西暦2011年がスタートしました。

本年もよろしくお願い致します。

今年は、ウサギ年 1年間で少しジャンプができる心身を作りたと思います。

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今日の新聞、驚くほどの「広告量」
よく こんな元旦号がだせるものだと毎年 ため息です。

帰省中の事故や積雪のための「雪かき死亡」「除雪が間に合わないための渋滞」、など 年末・年始にかけても「事故・事件」のニュースは絶えません。
命あっての「帰省・旅行・趣味」です。健康で十分に寛げる「正月」であって欲しいと思います。


昨日、年越しそばを食べに 馴染みの店に行って、新年はいつから・・・・と聞くと、店を開いても閉じていても同じような状態だから 気分しだいになるかなぁ・・・と弱気の答え。

不景気を実感する返事でした。

夢を託した 年末ジャンボ宝くじも 見事「玉砕」でした。当たった人もいる中で またまた「夢」は次回に・・・・。
コツコツと生活しているものに 急に大金を持たせたら 身を持ち崩すという神様の配慮か、そんな配慮はいらないのにとため息です。

今年も「生活」「政治・経済」が大変な時期に突入しています。
学者や評論家、官僚の言うことが「実態経済」と遊離したものであることは、90兆円以上の国家債務で証明されました。

素人からすると「税収=支出」になぜできないのか 不思議な国です。
家計を預かる奥様が 収入の2倍以上の支出をしたら 破産しか道はないですよね。

今年の課題は 各種大企業に優遇を与えている「租税措置法」の改正と 国会議員への高額支出の見直しが課題に上って欲しい所です。
「ヤジと言い訳」の国会も 1日あたり1議員に約20万円の経費がかかるなんて 金銭感覚がマヒしているとしか思えない状態。

国民に「増税」をお願いするのなら、行政・議会のスリム化から手本を示して欲しいと思う 新年のスタートです。

posted by 小だぬき at 10:29 | Comment(0) | TrackBack(0) | うつ病について | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年01月02日

寝正月モード

雪国の方には 「信じられない」といわれるかも知れませんが、昨日 久しぶりに布団干し。

短時間でも陽に当てるだけで フカフカに。

熟睡してしまい「初夢」を覚えていないのは残念。
きっと「美人とのロマンス」の夢だったと 信じる 小だぬきです。

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年末から 喉に小骨が刺さっているようで 思い出せなかった「???」をやっと思い出しました。

外務省ロシア大使の更迭問題です。

大使館の仕事とは、大雑把に言えば

@在留邦人の保護
Aビザなどの発行
B現地人脈の構築と情報収集
C日本の広報

にあるのですが、今回の「ロシア大統領の北方4島への訪問」を事前につかめなかったことを 理由に更迭するのは異例中の異例です。
戦前のように 大使館を拠点に諜報網があるのならともかく、今の大使館が「現地の情報ルート」を持っているのかさえ疑問符がつくのに、ロシア大使を更迭したことで ある種 外務省が自己矛盾に陥らないか心配です。

中国の反日感情、韓国の状態、アメリカの動きなど 各国に派遣されている「大使館大使」は?? と点検した場合、ロシア大使更迭理由を当てはめた場合に 機能しているといえる「大使館」は あるのだろうかとの単純な疑問です。

今の前原外相も 尖閣漁船衝突事故の際、国土交通相として重大な判断ミスをした人で、本来なら「問責決議」の第一候補に挙がるべき人だったのに 自分の判断ミスで「中国の反日感情に火をつけて」おきながら、ロシア大統領の北方4島訪問を予期できなかったとロシア大使を更迭するという「破廉恥さ」です。

もっと言えば、海外での邦人拉致・テロなどの情報は、「大使館」より 現地の商社・マスコミの方が適確な情報を提供してきたのではないかとすら思います。
大使館の設備や敷地・ワインなどへの費用の豪華さの予算はあっても、現地に情報網を構築する予算を蔑ろにしてきたのが 歴代政府ではなかったのか・・・・。

今回の「大使更迭」を教訓に 日本大使館の抜本的な見直しを図らなければ、トカゲのしっぽきりに終わってしまう。
私など 一番機能していないのが「アメリカ大使館」「中国大使館」のように思うのは 少数派でしょうか??
posted by 小だぬき at 09:36 | Comment(2) | TrackBack(0) | うつ病について | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年01月04日

心身のコントロールは難しい・・

正月3ヶ日間、殆どが寝てすごしました。

ストレス耐性の低下、欲の低下、睡眠障害、頭痛などがでて 薬で症状の波を抑えています。

今日から徐々に「平日モード」に世間は動き始めるのでしょうね。

それに参加できない自分の心身にいささか手を焼いているというのが 現実です。
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「無理しない」「自分できることからする」が 実家で夕飯を共にすることだけの3日間。
普段、不足しがちの 野菜を中心にお節を食べるだけでも 両親は喜んでくれたのが幸いです。

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前原外相の「日韓安全保障条約」が 成立する可能性は限りなくゼロです。

韓国側からすると「日韓併合」の歴史と軍事条約は 感情的にも受け入れられないし、ましてや自衛隊そのものが「軍事組織」として支援するには 憲法の壁があります。

この提案は、ヘタをすると「反日感情」に火をつけかねない あやうい「問題提起」なのです。

対等の軍事条約にするためのハードルは高いのです。自衛隊に「交戦権」が認められていない以上、韓国の有事には派遣できない組織なのです。物資支援だとか「難民保護」しか現実は対応できないのを知っての提案だったのか はなはだ怪しいのです。

「日米安全保障条約」での米軍の兵站・出撃・修理は可能でも、自衛隊そのものの派遣は出来ないのです。

北朝鮮が戦争という冒険に出た場合に 「拉致家族救出」の名目で 日本の主権のため特殊部隊派遣は可能でも、果たして「韓国」は領土、領空、領海に「日本軍」を受け入れるだろか・・・、はなはだ疑問です。

日本へのテロ警戒だけで手一杯になるのではないでしょうか・・・・。

現実に いくつもの法的な障害や韓国の「国民感情」を 読み間違えると 「日本は口だけで 実際は何もできない」との批判を受けることになると思います。
前原氏の思考回路にない「根回し」とか「実現の可能性」「リスク」などを考える前に発言し、問題を拗らすのは「尖閣問題」だけにして欲しい。

このような人が外相として 職務をしているのが、日本にとって「最大の脅威」のように思う昨今です。

posted by 小だぬき at 07:48 | Comment(0) | TrackBack(0) | うつ病について | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年01月06日

行けました、川崎大師

弟の死去前までに授かった「御札」を納めに 川崎大師にはいけました。

5日だったのに 大勢の参詣者、私と同じように空いていることを願ってきた方も大勢だと思います。

教典は「般若心経」で共通なので 「病気回復」「両親の長寿」を祈ってきました。

40年ぶりくらいの参詣でしたが、参詣道の変化は少なくても 周辺のマンション群には驚きました。
今日は 菩提寺本山の鶴見総持寺の予定ですが、余りの天気のよさに布団を干してしまいました。出る時間と戻る時間が難しいかな・・・。

知っている土地だと 少し頭がいたくなる程度で初詣にいけたことで チョット心身への自信が回復しだしています。

posted by 小だぬき at 09:41 | Comment(0) | TrackBack(0) | うつ病について | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年01月09日

キリでさされたような首・顔右半分

作日は、睡眠薬と痛みとの競争。

起きると「虫歯、歯肉、耳、頭痛」、今治水をつけても痛みます。痛みもそと゜くなり、痛み止めの薬飲む。
作日は、1日中、痛みどめと睡眠薬の格闘です、痛みで限りなく 思考力ゼロ・今もです。

この歯だけは 通院に期間がかかるのと、保険適応の攻防戦があります。

何かうまい対処法があれぱ 教えていただけのせんか・・・・。

3日目で 歯グチの腫れ酷く、虫歯もチクチクと時計のよう・・・、右唇痺れのため飲み物をこぼす。

何か良い方法はないですかね・・・・。
posted by 小だぬき at 08:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | うつ病について | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年01月10日

やっと痛みが和らぐ

ご心配をおかけしました。

3日間の歯周病の痛みが和らいでいます。
今日の朝、こわごわうどんを食べたのですが、なんとか口に入りました。

今治水、痛み止め、化膿止め、ビタミンの大量投与で頭痛が緩和されています。
「うつ病」以外でも こんなに痛みが出るのが多くなると、歯医者に通わなくては・・・という気持ちにさせてくれました。
なんとか 家計のやりくりをしてでも治したい気持ちにさせてくれました。
なんとも 情けない話ですが・・・。
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4月からの「診療報酬の改定のまえに予約をとります。

政治の世界では 摩訶不思議なことが進行しています。
政府の「国家公務員争議権の制限です」

高級官僚はともかく、一般職の公務員は ただでさえ「民間準拠」の名のもとに 賃金抑制の政策の名のもとに給与水準は年々低下しています。国の赤字体質は 一般公務員の給与のためではないことだけは ご理解いただけることと思います。

また、今の経済状態で ストライキ権を与えても 公務員現場が安易にストライキ権を行使できるとも思われません。
行政の箱物の無駄や一般行政の無駄を 身近でしっているのが 現場公務員です。
いま 公務員労組に労働基本権を与えて 国民に損失より無駄の排除の当事者能力を持たせたほうが よりスリムな行政システムになる可能性の方が大きいです。

何か政府にとって 暴かれたくない秘密が多いために「争議権制限」を持ち出しているように思われます。
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仙石官房長官の後に「枝野氏」の名前が挙がっていますが、彼は党幹事長時代の参議院選挙敗北の責任者です。
民主党には 新人議員を含め 有能な方がたくさんいらっしゃいます。
小沢氏に近いからといって排除するなんてもったいないことです。
枝野氏と名前がでるほど、民主党には人材がいないのかと 私などがっかりです。

大胆な人材活用こそ 内閣の求心力を高めると思うだけに残念な 「不適格人事」になりそうです。
posted by 小だぬき at 09:35 | Comment(2) | TrackBack(0) | うつ病について | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年01月13日

65歳以上の議員へ「年金」額の歳費を!!

扶養手当の減額、国民年金の支給額減などをはじめ増税の年になりそうです。

急激な円高があったのに 物価が下がったという実感なし。

累進課税の強化、租税措置法の改正、輸出品の特別関税の見直し、大企業の税見直し、宗教法人の事業収益課税・固有資産税の検討、政党助成金や企業団体献金の禁止・支給金額の見直し などなど 緊急にしようとすればできる改革があります。

<65歳以上の国会議員・地方議員には国民・厚生年金額で>

どうも議員さん達は、リタイヤ後の「年金額」で生活できるか できないかしらないらしい。
再就職しても賃金は 年金との調整額しか支払われない。
「国民平等」「職業に貴賎はない」を 議員さんからしませんか・・・・。
その金額で 生活をしてみて 年金議論を初めてくれると より国民生活に近い議論になると思います。

<不思議な公務員宿舎予算の復活>

私は 公務員宿舎そのものは必要だと思います。特に物価の高い都市部では。
でも 今は新築より 高度成長期に乱立した「空き家が多い 公団などの団地の買い上げか、賃借」で対応すべき時期ではありませんか・・。
特に 国家公務員の転勤・異動は 頻繁で 今後宿舎を新築するより 借り上げの方が対費用効果も高いし ゴーストタウン化しつつある団地の再生にもつながると思うのですが・・・

<宗教認証の厳格化と事業収入課税>

今は 宗教認証が都道府県から文化庁に移行したそうですが、宗教団体の調査は 今一度必要ではないかと思います。
すでに幽霊団体化した宗教の認定解除、などをしないと いつの間にか悪知恵の働く人に引き継がれ「宗教活動に名を借りた悪質商法」に変質していないか一般には判断のしようがありません。

また政治の世界でも影響力を持ちながら 宗派から破門になった団体が 未だに「宗教団体」を名乗り、都心に膨大な土地と全国に会館を持ち 出版・墓地販売までしているのに「宗教優遇」を受けているのは、信者ではない私には理解できません。

まだまだ現場で不条理を感じることは多いでしょう・・・。一度 内閣府は現場国税査察官や徴収官の意見を聞く機会を持つべきだと思います。


今日、民主党大会です。ネットでは14時〜中継されます。
昨日の両院議員総会の中継も見ましたが、執行部の言い訳の多さと 「国民生活」目線の言葉がなかったのは「昨年 夢を持って投票した政党ではないな」とガッカリと怒り、民主党のいう政治とは 選挙をどう戦うのかということばかり。

劇薬かもしれませんが、小沢一郎氏に思いっきり暴れて欲しい気持になったのは確かです。  

posted by 小だぬき at 10:06 | Comment(0) | TrackBack(0) | うつ病について | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年01月16日

通院をして

昨日は 「通院日」、起きたのは6:30で早かったのに、寒さでなかなか腰が重く 家をでたのが なんと3時間後。

主治医に

・年末1週間は 不規則な睡眠「眠り病」
・初詣も いつもの場所にはいけませんでした。
・2週目は 歯の痛みで眠れない日が増え、痛み止めを飲み続けました。
・薬剤師さんから 歯は脳に近いから「歯医者に行った方が良い」といわれました。
・今週は、夢の中で「今までの同僚・子ども達が多くでて、火山の爆溌や災害で 前までは助けて夢が覚めていたのに 今回は助けられず 自分まで死ぬところで目がさめました」「朝の2時前後が多く、睡眠剤を2度服用することが多かったです」
・幻聴か現実か、ドアのたたく音・人声、目覚まし音が聞こえて 起きることも出始めました。
・ゴミは◎、掃除は「思うだけでした」
・風呂も 不精ヒゲが伸びてから 入らねばと思う位で 1週間で1回くらいでした。 
         と 報告したら

<主治医>

・さょっと気になる症状がでていますね。
・自分で気になるようだと、私の診療日以外でも 他の先生に聞いてもらってね。
・小だぬきさんは 薬を増量しても減らしても不安になる人ですから 予備的に途中に起きた時用の睡眠剤だけ増量しておきますね。
・夢の中でも助けられず、自分も死ぬですか・・・、何が原因かな??
・幻聴なのか現実なのかとの「音」も気になりますね。
・衛生面は 目をつぶり、通院・外出がきちんとでき 外出前には風呂に入れるのだから「いい」と思ってください。
・ただでさえ 年始の忙しさやこの寒気、少し病気の波が大きくなっているのかもしれませんよ。


何か「統合失調への移行」を心配してくれたようです。移行なら移行でいいのですが 幻視・幻聴に「若い美人との生活」がでるように誘導して欲しいなどと まだまだノー天気な小だぬきです。


<帰宅時のバス停で>

・偶然にも父母の通院帰りとぶつかり、親が先頭にいたのですが 長蛇の列。両親が一緒にというを断り 列の後ろに。
自分が並んでいて腹が立つ 横はいりは できなかったというと「融通の気かなさは治らないな・・・」
・列の後にいくと 前に母子づれ、これから挨拶に行くのか「ぼくの母がいつもお世話になっています」と練習中の5歳くらいの子ども。
驚くほどスムーズに「僕、もう一度」というと 照れてかママを相手にボクシングのマネ。
「ボク、優しいお母さんでよかったね」「おじさんなら パンチを間違ったフリして顔にパンチだったな・・・」というと ますます良いところをみせようといろいろな必殺ポーズを見せてくれました。
・子どもに対しては、まだすぐに打ち解ける自信だけは与えられました。その子のママも自然体で「無視」し警戒をしないでくれたのが救いでした。

外出すれば 「新鮮な気持ち」が甦るのも まだまだ「人情が残っている」人達のおかげと感謝です。
posted by 小だぬき at 08:51 | Comment(0) | TrackBack(0) | うつ病について | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年01月20日

病院の評価の難しさ、相性

よく雑誌などで「良い病院ランキング」とか「名医ランキング」などが掲載されますが、自分にとって良い病院といえるのかは別な問題です。

父の動脈解離の手術では、救急車で運ばれた「社会保険病院」 → 「聖マリアンヌ病院」(心臓・腎臓入院)  → 「川崎幸病院」(動脈解離・動脈瘤手術」。前立腺癌の紹介病院での治療など 「良い病院ランキングに入る」病院の連携で 助かりました。

弟は 腎臓の可能性で「防衛医科大学付属病院」(検査の結果、腸結核が発見され手術)   隔離病棟がないために一時一般病棟を隔離病室に改造対処。
10数年音信不通で救急車で両親とも死亡、川口に兄が勤めていると申告した状態・・、保険証も預貯金もなし。

国民保険の収得を進めてくれ、急遽 私が鶴見市役所で転出届、川崎転入届、臨時に父の保険の扶養者にいれ その保険証を「個人遠隔地保険証」として発行してもらい 防衛医大会計に。
所沢ー鶴見ー川崎ー所沢の往復を1日でやりきる奇跡的行動力が 発症前にはありました。その後 隔離病棟のある横浜市立病院へ転院。

私も 通院している内科医の紹介で 精神科受診。

痔の時は 通院先の病院では 専門医がいないとのことで 盲腸手術をした川崎の病院に、そこでも手に負えないということで横浜松島病院へ。即日 外痔の膿みの誘導路を造る手術をして貰いました。松島病院は受診・手術予約が半年以上かかるということを後で患者さんから聞き、なんとラッキーな・・と思いました。

例を挙げればキリがないのですが、小だぬき家で恵まれていたことは、来てくれた救急車に救命救急士資格者が同乗していたことと、医師の紹介先が すべて「患者本位・優先」の所だったことです。

特に印象の残るのが「防衛医科大学」です。保険診療に徹してくれたこと、民間保険会社提出用の診断書を 市大病院搬送前、喫煙室で事務主任にお願いしたのですが、翌日には「できました」との連絡。

どこの病院も 菓子折一つ受け取ってくれませんでした。押し問答の末 とにかく受け取るだけはしてください、後の処分はお任せしますとムリに置いてくる状態でした。
「研究費の一部に」と心付けを持っていても 「病院から給与は得ています、私が懲戒対象になってしまいます」「お気持ちだけで十分です」とすべての病院の医師から辞退されました。

今日、何を言いたいかというと どの病院も患者はクレームがあって当然と掲示版で公表していたことです。
それに対するお詫びや事情説明もきちんとされていました。

人間同士ですから 相性なども在りましょうし、入院規則に不満を持たれる方もいるでしょう。

最後は 主治医との相性の問題になるのですが、家族に対して 丁寧に入院の様子や病状を説明してくれる病院が 良い病院だと思います。

父の時は、点滴はずしや夜の徘徊、急な大声などがあり、一時は目もすわり、意識朦朧の人格変換かと思う程でした。
私からお願いして 身体拘束をしてもらい 「何をするんだ!!、お前は!! 死に神か」とののしられたこともあります。

病状が落ち着いた時 「オレ、自分では覚えていないんだ」「お前に頭が上がらなくなったよ」「看護婦さんや主治医から いい息子さんで幸せだといわれ、いきさつは聞いたよ」といいながらも デジカメを要望し 今日 とった人達だよ、明日の面会日までにプリントできるかい」とのご所望。プリント配達が日課になりました。
メモリーを2枚渡していたためです。毎日、この人は優しいとか・・・、親父 錯乱して「殺すのか!!」と怒鳴って泣かせた子が写っているんだけれど わかる??」とか 転院可能になるまで 看護師の写真を撮りまくっていた親父です。

病をお持ちの同士の皆さん、自分にとって「いい病院」「いいスタッフ」に 小だぬき家と同じように出会えることを祈る思いです。
posted by 小だぬき at 08:50 | Comment(0) | TrackBack(0) | うつ病について | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年01月31日

時間の流れが早すぎる・・

つい先日「熱海」にいって静養したと思っていたら もう1週間もたってしまいました。

その間、まともに食事・風呂・下着の取り替えもしていない自分を 発見し、情け無くなっています。

今、風呂を沸かし、5日ぶりの風呂とヒゲ剃りをしなくちゃと思っています。
当然、下着も取り替えないと・・・・。

3泊4日の旅行中の「行動力」は なんだったのだろうというほど、帰宅後すぐに「うつ生活」に戻る不思議。
主治医の 「継続した趣味が持てると 症状もよくなるのですが」との言葉を痛切に思い出す朝です。

今日、お日様がでたら 湯冷めしないように「内科」の通院をしなくては、薬の残が少ないので、今日 風呂に入る気になったのは丁度良いなんて思っています。


東京都の「日の丸・君が代」強制通達に合憲の判断がなされました。
国立校ならともかく、公立校がなぜ 市旗・市歌ではなく「国旗・国家」なのだろうと 現職時代から疑問でした。

日曜日の「アジアサッカー」では ラジオを聞きながら「自然と日本チームを応援する愛国者」でした私は。
多くの方も同じように 応援されたことと思います。

本当に 心からガンバレと応援できるものには、強制がなくても「日の丸・君が代」は 受けいれられるのです。
「国旗・国家」強制通達の前に 誇れる政治・社会の実現を 為政者は考えるべきではないでしょうか・・・・
なぜ 市旗・市歌ではダメなのでしょう。建前上 教育委員会は地方の独立機関なハズなのに・・・。 
posted by 小だぬき at 07:38 | Comment(2) | TrackBack(0) | うつ病について | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年02月01日

昨日の内科通院だけでダウン。

情け無い話ですが、昨日は「通院」で1日動けたのに 今日目が覚めたのは AM.11:00 。

動こうとする気持と肉体が 連動していなくて 爆睡でした。

夢も良い夢とは言い難く、仕事での架空の失敗や 失恋で、寝汗一杯でした。
せめて夢だけでも 良い夢を見たい物だと思います。

<小沢一郎氏への強制起訴>

新聞などでは、「市民感覚の強制起訴」と書いていますが、内実は「人民裁判」に近い虚構の起訴です。
第5審査会の議決が本当にあったのかさえ 不透明なのに、3人の秘書の裁判で「共謀」が訴因からのぞかれているのに、小沢氏だけ資金の気づれを「共謀」とするのは無理があります。
ましてや 東京地検特捜部の不起訴事由と今回の起訴訴因が違っていることも問題です。

早くも私は「国家賠償法」で 小沢氏と秘書3人に「どの時点から 保障されるのか」に興味が移っています。

政敵を倒すためなら 自党の功労者さえ「推定有罪」にし 第5審査会の欠陥を問題視せず、離党だ除名だという民主党の民主主義度に疑問がでます。
野党の立場としても 本来 制度欠陥による「強制起訴」に対して、寝言のように「証人喚問」をいう 共産党の感覚と問題意識のなさは 悲しくなるほどです。
2度目の議決の不明朗さを指摘して 政敵であっても「冤罪は許さない」立場に立ちきらない限り、共産党に未来はないでしょう。

今日から2月のスタート。
「選挙で世の中を変えられる」ことを学んだ私たちは、民主党にマニフェストの原点に戻るように 激しい審判をしようではありませんか・・・
posted by 小だぬき at 12:10 | Comment(2) | TrackBack(0) | うつ病について | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年02月02日

新聞を止めました。

2月から3ヶ月、新聞の空白期間をおきました。

・論調、記事の偏り
・毎日届く 記事のおかしさ
・購読費の節約

テレビなし1年間でも ラジオがあれば「情報」には 困らなかったし、良いドラマなどは DVDの値崩れが大きく買っても1000円以下という値段がつくようになりました。中古なら500円のワンコインで足りるほどになりました。

新聞の問題点は 公平中立をうたっていながら、「推定有罪」報道や「ある筋の話では・・」など 権力リークの記事が多すぎます。
また、広告に依存しているためか「タブー」が多すぎます。

「創価学会」や「天理教」「統一協会」などの 宗教団体??への疑問記事を見たことがありません。

また「国家赤字」や「年金資金」についての 原因追及などもしていません。

芸能事務所や芸能人、暴力団との関係などもまず記事にはなってきません。

最近、自分の立ち位置を 権力側・広告主にシフトし、記事に深みがないのです。

よく小沢氏の「政治と金」というけれど、何が問題なのかの指摘がないに等しく、疑惑の第五検察審査会の議決についても追及の姿勢なし。
所詮「商業新聞」なのでしょうか??

朝日新聞・産経新聞のリストラなども記事になっていません。

「声だかに正義を主張する」ものへの 警戒心だけは持ちたいものです。
posted by 小だぬき at 10:40 | Comment(2) | TrackBack(0) | うつ病について | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年02月03日

完全「冬眠」

昨日・今日と トイレと薬を飲む時間以外「冬眠」

やっと先ほど 起きましたが、頭は霞がかかっているようです。

今日、アクセス下さった方、コメントをお寄せ下さった人、ごめんなさい。

明日の再起に向けて無理せずに 今日は休ませてください。

posted by 小だぬき at 20:26 | Comment(2) | TrackBack(0) | うつ病について | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年02月04日

もらい風邪??

1/28 の「内科受診」以降、鼻風邪が酷く 予備のつもりのPL剤で凌いでいます。

マスク着用を怠ったためと 大いに反省する所です。

熱は 37度台なので「インフルエンザ」ではないようですが、寒気が抜けないのはシンドイです。

今の団塊の世代前後は、学生運動・労働運動の体験をし その挫折を乗り越えて「高度成長時代」を成し遂げた世代です。
今の「学生の就職難」と違い、「就職すること」と「思想の転向」の問題で呻吟したものです。

極端にいうと「食うために賃金を得る」ことを 無理にでも「自分に納得」させたものです。
それが出来なかったものが 「仲間を信用できずに内ゲバ」といわれる 生き残りのための「暴力」に走り、国民から見放されました。

時間の経過とは、ある意味 残酷なもので「団塊の世代の牙が抜かれ」「全学連の衰退が進む」今になっています。

諸外国のような市民や婦人参加の大規模デモやストライキの報道を見ると、今の日本の閉塞感と比べて どちらが「まとも」「正常」なのだろうと感じること多々です。

それらの思いが 政権交代を選挙で実現したのが 政権交代だったのに 見事に「第2自民党」に変質してしまったのが 民主党です。

今の選択が 地方で民主党を惨敗させ、中央に「マニフェストの原点」に立ち返らせるしかない現状は、真面目にコツコツと地域のために活動している地方議員には 申し訳ないけれど そうせざる得ない気持も理解した上で 地方選挙を闘って欲しいと思います。
posted by 小だぬき at 07:16 | Comment(0) | TrackBack(0) | うつ病について | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年02月07日

やっと写真プリントを・・

先月の1/23〜26日の旅行写真のプリントがやっと終わりました。

両親に渡したとき、「無理しなくていいのに」と言いながらも嬉しそうな顔。
いつ取りかかる気になるか じっと待っていたらしい・・・・。

うつの悪いクセで 取りかかる気になるまでは時間がかかっても、やり始めると 終わるまでしないと気がすまない。

昨日の母の名セリフ「うわぁー、しわが目立つ婆さん顔になったな・・・」、81歳でこのセリフに父も苦笑でした。

各地方選挙の結果については いろいろ報道されていますので 省きますが、ただ1点 名古屋市議の歳費が1600万円とのこと、それだけの仕事をしてくれているのかな・・・とため息。

口蹄疫から鳥インフルエンザの報道で いつ聞いても ゾーッとする言葉が 「殺処分」。
畜産大学や医学部で 発症を抑えるワクチン開発がされていないのか・・・・、何か人間にとって不利益なものは「殺処分」では 畜産農家は「毎年、祈る気持ち」でしょう・・・。

抗生物質との抗体のいたちごっこの繰り返しはイヤですが、なんとか「殺処分」ではなく「生かす研究」を早期にして欲しいな・・・と思います。
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2011年02月08日

なんと爆睡の1日

郵便局とスーパーに買い物にいったただけで 午後からダウン。

この時間まで熟睡してしまいました。

寝る「小だぬきの腹は育つ」ですかね、トホホです。

ニュースを見る度に 自然の脅威を感じます。特に宮崎や鹿児島は 火山の連続噴火と鳥インフルエンザの被害、各地の豪雪となだれなど 今更ながら 自然との共生の難しさを感じる所です。
各地の「自然災害」で命を落とす事のないように 気をつけていただくのと 平穏な生活が1日でも早く戻ることを祈ります。


政治の世界では 理念なき施策のため 子ども手当ての地方事務を国に移管するよう さいたま市などが事務返上をしました。
幼保一体化議論の迷走や雇用対策、税の弱者負担の増大などを考えると 「子ども手当ての額」そのものが 足りるのか不足するのか解らない所です。
いっそのこと 扶養手当の増額や公立学校完全無料化、公立保育園の大量建設などの方向性や出産費用の保険適応などを考えた方がよいように思います。

悲しいことに 政治家に「消費税」という禁断の実を与えたことから 国家赤字が膨大になってきています。

どんな国にしたいのか 政争に明け暮れている「与野党」にビジョンがなく、継ぎ接ぎだらけの政策の対処療法しかできなくなっているためでしょう。

高級官僚の天下り・渡りさえ規制できないのは おかしなことです。
一般公務員からみても 本省課長以上の給与と退職金は 常識をはずれる高給になってきます。
棒級表(給与票)の見直しならすぐ出来るハズです。

名古屋と大阪は その給与表の変更から 公務員改革をはじめました。
公務員が民間を上回るのは 40歳前後ですが、生涯賃金平均を上回るのは、キャリア組の高額退職金・給与にあります。

学校なども 管理職は出張で殆ど勤務校にいない状態でも 本給と出張旅費がでるいびつな給与体系です。

子ども手当てにしても地方税減税にしても 勤務実態に合わせた給与支給で 実現は可能です。
これから 国会で予算審議が本格的に始まることと信じますが、少なくとも 高級官僚や議員の歳費値下げや国と地方の事務一本化、管理責任の合理化(橋一つでもいくつもの許認可がいる)などで 赤字国債を圧縮して 「国民の生活第一を」の第一歩を歩んで欲しいと思うのです。
posted by 小だぬき at 07:56 | Comment(0) | TrackBack(0) | うつ病について | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年02月10日

PCも病気む??

今、サブの小さなPCからの更新。

昨日の「アップデート」と以前から「重要な更新の一つ」が入らないためか、とうとう「スタートアップ修復とシステムの問題」の画面がでて1日中、再起起動を繰り返しています。

XPまでは 自力で「強制起動」が可能だったのに Vistaは何をしても「スタートアップ修復」画面。

直ったら更新しようとおもったのですが、未だ回復せず。

スタートアップできなければ データーも何も意味を持ちません。

情けない状態です。

昨日と今日、久しぶりに解説書を開き なんとかスタートアップの問題解決に取り組みたいと思います。

便利なハズの機能が かえって使用者の利用を不可にしているのは、困ったものです。

posted by 小だぬき at 05:08 | Comment(0) | TrackBack(0) | うつ病について | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年02月15日

少し長い 意欲減退・無気力

先週からのメインPCの不調以来、自力で修復の可能性を見つけながら 再起動してきました。

望みをかけていた セーフモード・復元モードもダメ、アップデート前に復元でもダメで 落ち込みがひどく、PCの方は1週間再起動を繰り返しています。

理屈の上では、「もうそろそろ見限らなければ・・・」という思いと 1度起動してくれればOSの修復で可能だとの思いが交差しています。

・拘らない
・自分の限界を知る
・他の手段にかえる
・今は耐える時、できないことはできない自分を知る。

12日の通院時、主治医から言われましたが、その気持ちになかなか転換できずにいました。

今、ひげそり負けで ほくろ周辺を傷つけたのか30分ほど血がとまりません。出てくる血のきれいさが ほくろにあてたガーゼにしみてきていても なにか「いつ止まるのかな・・・」という状態。

なんとかこの血が止まったら、気分を変えるためにも 年金振込の確認などで少しずつ再起していければと思う所です。

4日も更新できなかったのに、毎日 訪問・メッセージ・コメントを残してくれた方々、ありがとうございました。
posted by 小だぬき at 10:43 | Comment(0) | TrackBack(0) | うつ病について | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年02月16日

復活 メインPC

往生際悪く、1週間 孤軍奮闘したデーター保存の「再起動」を諦め、Cドライブの初期化と再Vistaのインストールに踏み切りました。
復活したのはいいのですが、初期版のため アップデートに長時間を要しました。

今まで使っていた「一太郎」は 今回はお預け(国産ワープロソフトなのでいずれ入れたいと思いますが・・)

まずは、ブログをメインで更新の報告です。

本当は、今日 確定申告に行く予定でしたが 明日に延期。

うつの拘りが 「初期化」を躊躇っていたのですが、自分の気持ちに踏ん切りをつけるつもりで実行しました。

@データのバックアップは 必ずしておくこと。
A1日たっても PC本体で修復しない場合は、躊躇わず再インストールをする。
B使用ガイドや取扱説明書は 万が一に備え 保存しておいた方がいい。

日本製でプインストールされているソフトは、修復が一部(初期のデル社製 特価パソコン状態に変身)

ここまで 来るのに1週間もかけるとは さすが「うつ2級」

見切りの悪さは「病気」と自己納得。

アップデートが 89個、都合4時間の作業でした。

◎時間がかかったは、アカウントとパスワード忘れのため ソフトになかなか入れなかったこと。
変な話ですが、記録したメモを探すのにも四苦八苦、セキュリティーのためには メモは有害でしょうが いざというときは・・・
大げさなようですが ハムレットのような心境。

niftyのパスワードは、記憶していて すぐ インターネットにつなげたことが 今日1日でブログまではたどりつけました。

これからは、限界に近く酷使した ミニPCを休ませることができるのが幸いです(目が異常に疲れました)

自力復旧を果たしただけ なんとなく自信に繋がりそうです。

posted by 小だぬき at 22:37 | Comment(0) | TrackBack(0) | うつ病について | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年02月17日

疲れた税務署、トホホな顛末

今日、念願の「確定申告」に行ってきました。

病院支払や退職共済保険などの「還付材料」を しっかりと整理して・・・・

税務署の若き担当女性に

◇「傷病手当金」は、非課税
◇「共済障害年金」も非課税
◇「障害基礎年金」も非課税

1年間、課税所得なしを説明してもらったのち

所得税非課税ですから、「還付金」は 発生しませんとのこと。

淡い期待を持っていたのですが、課税所得がない以上、理屈では納得しつつも「感情面」では なんともな・・・。
ついでに「非課税申告書」で 共済や国民年金の通知を添付できませか??と聞いたら、
国税は「申告所得のあった人」の還付はできますが、非課税証明の制度は「確定申告」にはないと説得される始末。

来年も「申告所得」がなく 非課税所得なら 「確定申告」はいらないですとのこと。


「非課税所得の障害年金者」にとっては、もし高額医療になったら「生活がなりたたないな」、今まで医療生協のいっていた「低所得者に医療を躊躇わせる制度」という主張が やっと実感としてせまってきました。

病気をするなら 退職前にしたかった・・・、少なくとも「歯の治療」だけは これから退職時期を迎える方は 2〜3年計画で 治しておいた方がいいですよ。

所得の低きものには「医療還付」もありませんから・・・。
「うつ病」にかかる前に気づくべきでした。

これから 一層 体がガタガタになるのに・・・。
医療問題を なぜか 税務署から帰る道すがら考えた小だぬきです。
posted by 小だぬき at 18:44 | Comment(2) | TrackBack(0) | うつ病について | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年02月18日

体は正直・・・

税務署の「還付なき」の帰途の疲れや 普段は歩かないのに距離にして川崎駅から蒲田駅の往復の距離を歩きました。

とたんに「こむらがえし」というのでしょうが、ひざ下の筋肉のつっぱりで4時に目覚めました。

起きると同時に 「豪雨」の音。

今は晴天。

今日も1日、アップデートに気長につきあいながら 積読の小説を優雅??にしたいと思います。
posted by 小だぬき at 11:48 | Comment(0) | TrackBack(0) | うつ病について | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年02月20日

何故か「検証」しない政治家達

うつ病患者でも 今の状態は「だるい、疲れた、眠い、なんとか歩けそうだ」などと判断して 昨日「快調で散歩しすぎたかな・・」とか「PCのやりすぎかな・・」とか 原因を考えます。

行政や国会には「仮説ー実験ー検証ー修正」などの思考はないらしい。

国家赤字にしても少子化、高齢化、雇用不安なども 今急に起こったわけではないのです。

なぜか「検証ー修正」という過程がすっぽりと抜け、現状を追認したままです。

今までの政策の失敗や結果責任については 誰も責任をとらず、「国民負担」だとか「自己責任」などと論点をすり替えています。

何度も書きましたが、大企業や資本、金融への優遇では、不況から抜け出せない蟻地獄」の状態が今。

個人の財布を豊かにし 魅力ある製品や商品がなければ 購買力の増大につながらないのは自明なことです。

また 社会保障でも 基本的な国民保護の長期施策がないまま来た結果が 今の貧困です。

私が 知りたいのは 「なぜ、どうして」という原因と 今後「何をして どのような国にしたいのか」のビジョンです。

新聞やマスコミは、本来 責任の明確化と対応について 冷静に報道すべきなのに、「消費税何パーセントが妥当」だなどと政府・行政の擁護にまわっています。

マスコミの自殺行為でしょう。

正直、今の行政や国会では、消費税をはじめ国民負担を増やしても 改善されるより「富めるものはより富み、貧しいものはより貧しい」結果になるように思います。

まさに 政権をとったときの「国民生活第一に」という 民主党に国民が政権を取らせたのは、今までの反省なき既得権益擁護を国民主体の政治に変えてくれるかもしれないとの期待からでした。

でも 政権をとった「民主党」は、政治に責任を持つという建前で 自民党がしたくてもできなかった反国民施策をつぎつぎに「国民無視」で続ける政党に変質しました。

なぜ 支持をうしなっているのか 冷静に判断ができないまま 権力にしがみつく政党になってしまっています。
支持母体の労働組合連合も 賃金抑制やリストラ、消費税増税に積極的に協力する「反労働組合連合」になっています。

なにか挙国一致・大政翼賛会の結成で 社会的弱者切り捨ての「富権力 貧国民」時代の入口のような現状。

どのようなテロ(命)でも 国民・貧者の最後の抵抗手段です。

関係のない人まで殺戮する諸外国の今のテロ行為は 賛成しかねますが、年3万人近い「自殺者」が リストラした会社の前や国会・役所の前で 自覚的に死に場所を選ぶだけでも 自殺=抗議=騒乱 になりかねないのが 今の現状です。

今の制度設計や行政・法システムては 立ち行かないのが 現状の「日本国」でしょうね。

菅首相らは 高杉晋作の奇兵隊を尊敬しているようですが、幕末の世直し運動や討幕軍の主力は 支配階級のサムライてはなく 貧困農民層であった事実は 謙虚に受け入れてほしい。

官軍の理想・理念が 変質したとき、農民一揆が起こり それを武力弾圧したのも「官軍」「明治政府」であった事実も・・・・
今の政府は 国民の味方のフリをして、弱者を武力弾圧した「明治政府」を見習うのですか??
posted by 小だぬき at 22:47 | Comment(0) | TrackBack(0) | うつ病について | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年02月21日

何かスッキリしない・・・

マイクロソフトのPCの「修正ソフト」のダウンロード・インストールの数の多さに呆れるやら怒りたいやら・・・
NECのプレインストールされたソフトも必要以外は削除して、デフラグをかけて やっと動きが軽く感じられます。

修正ソフトが 上書きで更新できればメモリー的には安心なのですが・・・・

今日は1日、「国会予算委員会審議」が 睡眠薬となり 聞いては眠りの繰り返し。

与野党ともディペート力がないなぁ・・・、「売り言葉に買い言葉」「非難の応酬」で、本当に予算委員会なの??と感じる始末。

「政治と金」の問題は 小沢氏個人の問題にしていいのか??
なぜ 政治資金規正法や企業・団体献金の禁止、政党助成金の廃止など 具体的な改善点を野党も与党も提案できないのか!!

「予算案の何が問題で どう組み替えるか」の議論もなし。

当然、短期目標・中期目標・長期目標の計画で予算が組まれるのでしょうが、今の「白か黒か」「成立か廃案か」の与野党のやりとりでは、お互いの重点施策の違いや妥協点も 国民にはイメージできないのです。

ただTVにでて 顔と名前が知られれば 当選の時代ではないのです。
個人批判や揚げ足とり、知性のなさ、議論の空虚さを 頭に刻まれるだけで この人 発言するたびに支持が落ちるのではと心配になる議員も多くいます。

国会は スタンドプレーや喧嘩ゴッコの場ではないでしょう。

少なくとも 具体的改善点が見いだせる 予算委員会でなければならないでしょうね。

◇いまだに国会議員のなかに 小沢氏は「不起訴」であり「起訴猶予」でないことを理解しないまま 無知をさらけ出している人が与野党の執行部にいるのは、残念です。

不起訴・・・犯罪の事実はない 「マ真っ白け」
起訴猶予・・犯罪の事実はあるが 起訴するほどではない。

国会証人喚問だとか騒いでいる議員達は、後で「小沢氏への名誉棄損」で 高い代償を払うことになるでしょう。
勿論 マスコミ・報道も同罪です。

斜め読みをすると「無罪」になることを承知の上で 国家賠償法や「名誉棄損」で 小沢一郎氏に税金で政治資金を提供する サル芝居かなどとも思うこのごろです。
posted by 小だぬき at 18:32 | Comment(0) | TrackBack(0) | うつ病について | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年02月24日

意欲低下、食欲不振、睡眠障害

しばらく忘れていた「うつ症状」に悩まされています。

原因としては、メインPCの復旧のみに集中して、復活した虚脱感からか・・・・

ニュージーランド地震の自然の恐ろしさと同胞の無事を祈る気持。

今月の給与からはじまる子供の扶養手当て廃止に伴う増税。

書きたいことは山ほどあるのに 管理画面で「思考ストップ」の状態です。

しばらくは 体調優先で更新していくつもりです。

発症当初の「生きているゾンビ」状態、食欲だけでも回復して欲しいと願っています。
posted by 小だぬき at 16:38 | Comment(0) | TrackBack(0) | うつ病について | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年02月25日

なにかオカシイ政治と統計

今、主治医に言われたことを思い出しています。

@自分で解決できる事と出来ないことの区別
A専門家に任せるしかないものに 過剰な自己責任を感じないこと
B対人関係などで 嫌なことストレスのかかることは 「聞きながせる」ように
C自分が好きでのめり込める「趣味」があるといいこと
D焦らず 出来ることを 増やしていくこと

などの助言を受けたのに、日々の調子がいい時に忘れていた自分を反省しています。

今日は 寝ぞうが悪く?? 朝から 咳・鼻水が止まらず 朝の両親への「生きている」電話をかけた時、体調不良を伝えたら 「お前に貰ったPL剤がのこっているが・・・」に すぐ貰いにいくと返事ができた自分に「素直に良く言い、取りに行けた」と褒めたい気持ちです。


◇ 消費者物価23ヶ月連続低下と総務省

何か 野菜とか果物、外食時のメニュー、書籍のじわじわした値上げを感じていた私は 思わず「ウソー」と叫びそうになりました。
注意して記事を読むと、消費者物価指数には 生鮮食品は含まれていないとのこと。
生活必需品を除外しての「消費者物価指数」に意味があるのでしょうか・・・・

格安自販機や安売り店を探す小だぬきには とても信じられない結果です。

PC用紙やインクは、高止まりのまま。なにかが違う発表のように感じたのは 私だけでしょうか??


◇ 「歴史的史的使命を果たす」と菅首相

民主党のマニフェストを放棄しておいて 菅首相のいう「歴史的使命」とは何か聞きたいくらいです。
彼ほど 期待を絶望に変えた総理大臣もいないのではと、党首討論を聞き思いました。

自分で「政策・施策」、理念を語れずに 言い訳と逆質問・問題のすり替えに終始する姿に哀れささえ感じてしまいます。

早く、退陣され 小沢グループに立て直しを任せる方が 賢明ではないでしょうか・・・。

自民党の予算組み替え提案のすべてには賛成しがたいですが、前向きなものも含まれています。
即座に「予算組み替え」提案を 全否定した 菅総理の民主主義の捉え方も疑問に感じる所です。
posted by 小だぬき at 11:28 | Comment(0) | TrackBack(0) | うつ病について | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年02月27日

通院できました・・

寒かった昨日、何んとか精神科と内科に通院できました。

<精神科>

・食欲と動く意欲、睡眠が 落ち込んでいました。
・PCを直して サービスパック2まで短期間で取り組んだ反動だと思います。

との報告に主治医

・全体的に痩せたようですが、体重は・・(夜の食事??のためか減1sしか・・)
・この時期は寒暖の差などで 影響がでてきます。
・出来るだけ 日向ぼっこをして 太陽の陽を身体に当ててくださいね。
・充電池の補充がより必要な段階ですね。
・通院はできたのですから 自信をもってね。

<内 科>

血圧は 124-74
私は、年齢の割に低すぎる数値ではないですか??と聞いたら この数値より低くてもいいくらいですとのこと。
勤務中の 210-140 という数値と比べれば 改善ですよね。

・熱がないようだから(6度2分)、風邪薬より「花粉症の薬にしましょう」となりました。
PL薬で抑えられているのに 土曜日の担当医は 「くせになるからとPL錠をだしたがらない」


情けないことに 帰り途で買った 弁当・パン、菓子を昼・夜・朝の食事として食べました。
まだ 味覚が戻っていないので ただ口に押し込んだような味気なさでした。
posted by 小だぬき at 12:35 | Comment(0) | TrackBack(0) | うつ病について | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年03月01日

出逢いと別れの3月に・・

この季節 なんとなくセンチメンタルな心情になります。

卒業・転勤・異動・引っ越しなどの「送別会」と新しい人を迎える「歓迎会」の月。 

辞令がでている人と辞令待ちの人など なんとも複雑な日々を送られていることと思います。

私の「退職共済組合証」「退職互助会証」も今月で切れます。
つい先日、「うつ」診断を受けたとの感覚ですが、初診から5年が経とうとしています。

現場を離れて3年、いまでは「教員」をこの心身で よく30年以上続けられたものだと思います。


昨日は「テレビタックル」で教育問題を取り上げ、義家自民党参議院議員がでるとのことで、また暴論を言ったら更新しようと身構えて??いたのですが、大竹氏や阿川さんの仕切りで 常識的な線でとどまりました。

ただ、組合員が集会や抗議活動に参加する時は、担任する子供たちに「自習プリント」や他の先生に頼むなど 子供達に影響が少なくなるよう配慮するものです。義家さんのように「放って置いて」は 誤解です。

また「ダメ教師」「トンでもない教師が担外になるという言説は、現場の実態を知らない人のいうことです。
ある種 管理職の「意地悪人事」、校務分掌の軽重によって「校内人事」が行われるのです。
今の学校に 人員的ゆとりが少ないのです。

それと短期異動と問題教師を結びつけた発言がありましたが、各都道府県での人事方針で今は長くて新任5年、他7年になっています。
確かに 2年程度で異動する人も まれにいますが、担外=とんでも教師なら この短期異動は論理矛盾です。

多くの学校問題を語るときに 基本になるのが「親・担任・管理職」の連携です。
一部の親のクレーマー化の対応を含め 行政の朝令暮改の姿勢が 現場のストレスを増大させています。

学力についても「みな一緒」を要求することに無理があります。
算数・国語だけの比較で 学力を論じるのは 余りにもオソマツです。

各国の教育課程・教育内容や制度の違いを補正して比較しなければ 国際比較に意味はありません。

発達の個人差、環境も大切な分析要素になるハズです。

「大器晩成」という おおらかな見方が 子供達に出来なくなったら 勉強嫌いを意図的に増やすことになります。
今一度、個々の得意な所、素敵な所を伸ばすという 原点に戻りたいものです。
posted by 小だぬき at 11:42 | Comment(0) | TrackBack(0) | うつ病について | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年03月02日

今の少数、明日の多数派

この言葉は、法学部でのガイダンスで話された言葉。

法律というのは、権力の暴走を抑えて 国民を守るために厳格な規定が必要です。
今の法律の多くは 具体的なことは 政令・省令・規則に基づくと 行政に解釈を任せたものが多く作られています。

立法府の国会議員の劣化か内閣法制局の機能不全かもしれないです・・・・。

だから 今の政府・与党の強引な国会運営と政治家の精査なき財務省予算になるのでしょう。

日本の政治には、極端なYES、NO はあっても 建設的な話し合いで修正・または代案という思考がないようです。

マスコミの責任が大きいと思うのですが、明らかな誤報や論点の隠ぺいなどが多く、権力監視者の役目を捨てて権力のPR紙・誌になってしまったと思うほどです。

今年から扶養控除廃止など次々に 国民負担が増えていくのに 野党は生活の防衛線も提示できない有様です。

生活保護費が地域の最低賃金を上回るといういいかたも 相対的に最低賃金が安すぎるとの論調ではなく 生活保護費がさも高いという風に捻じ曲げられ報道されます。

今年度予算は通りましたが、歳入や支出の予算関連法案は 成立は難しいとのこと。
政党として理念を捨てることは難しいでしょうが 今の菅内閣は 「理念」さえ示すことができなくなっています。

「生活」「仕事」「社会保障」「治安」「防衛」は、国の第一の使命です。

このことのために 本当の仕分けが必要ではないでしょうか??
今なら 省庁の積立金や事業の成否、法人の整理・廃止などで 財源を生み出す絶好の機会ではないでしょうか・・・

踊る捜査線「レインボーブリッジを封鎖せよ」で描かれたように 交通規制ひとつでも多くの許認可権の壁にぶつかる現状打破は 国会中でも出来るはずです。
余計な話ですが 旧運輸省の許認可権を顧客のためにと「マスコミや法廷闘争」などで打破してきたのが 宅急便のクロネコヤマトです。
高級官僚になればなるほど 許認可権に詳しく 整理統合もやる気になったら出来るハズです。
国民あっての「各省庁キャリア組」であることを忘れたとき 亡国の第一歩に入るのでしょう。

何か わけがわからなくなってきましたが、「今の少数が 明日の多数派」になったときでも 霞が関は全力で国の舵取りに努力したといえる行政組織を今作ってください。
ある年度のキャリアが結束すれば 「行政革命」は可能なのですから・・・。

また 国民もネットなどで 客観的事実や書類??を見ることは可能な時代になってきています。
国民の絶望・閉塞感が 怒りに転嫁した時 日本でも中東国のような国民蜂起がなされる可能性があることを肝に銘じて欲しいと思います。

近年でも 女子高校生のなにげない会話で「◇◆銀行、危ないらしいよ」の一言が、一夜にして その銀行に解約が殺到したこともあるのですから・・・。
posted by 小だぬき at 13:39 | Comment(0) | TrackBack(0) | うつ病について | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年03月03日

カレンダーの面白さ

今日、2月のままのカレンダーだと気づくオソマツ。

面白いことに2月と3月では、曜日が一緒なのです。へぇー こんなこともあるんだとの発見??

雛人形の段かざりをしなくなって数十年、実家で入りきれないのを 仕事場として借りた 我がアパートのどこにしまったか 失念しています。

季節ごとの「お祭り」「習わし」は 大事にしたいなぁと思います。

両親の結婚記念日も今日。
昨年、写真館で 記念写真を撮ったのですが、今年は 寒さが厳しく 家にいるそうです。


今、地方選挙の話題がニュースなどで多いのですが、ローカル政党(減税日本など)に既成政党から参加組が多いのは変ですね。
本来は、地元の問題に真剣に取り組んだ人を選ぶべきなのでしょうが、選挙の時しか見かけない議員も多くいます。

本音では、選挙を先延ばしして 選挙にかかる費用を社会保障や学校耐震化、介護にまわせないものかなどとも思うほどです。
議会の内容は「市議会だより」などに載っているのですが、いまひとつ 読もうという気にさせないレイアウト。

今日の私は 布団の中にいることが長そうです。
ゴミだししただけで 震えあがる気温。

元気な方に近づくのは まだまだ無理なようです。
忙しい時は、時間を持て余すだろうな・・と思っていた 療養も 今は「それが普通」になってしまいました。

散歩や買い物で マラソンしたような疲れが出る小だぬき、世直しデモがあれば参加できる程度には回復して欲しいと思う所です。

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2011年03月04日

前原氏の言行不一致、カンニング

今、仙台の予備校生が 携帯でカンニングをしたと「偽計業務妨害罪」で逮捕されましたが、入試会場で1人で携帯を操作する姿を想像すると悲しささえ覚える姿です。

ただこの報道で気になったのは、高校生くらいなら1人で操作は短時間でできるという決めつけのあることです。

オウム真理教による「松本サリン事件」でも、悲しきかな我が母校の教授が「一人でも農薬の知識があれば サリン製造は可能」との発言が 河野さんへの冤罪・犯人視(納屋に農薬があっただけで)に繋がりました。

本当に「単独犯」としても ネットの相談コーナーで 簡単に正答がリアルタイムに手に入ると思うことが信じられないのです。

一浪しているのであれば、不確かな情報を待つより 解けるところを確実に解き、最後に不確かな所に集中するというのが正攻法だろうに 何んとも理解できないところです。

ましてや第一希望であったといわれる京都大学に入っても 心に負い目を持たずにすむのかも考えられなかったのだろうか??

事件?の推移は、取り調べで明らかになってくるのでしょうが、「カンニング」という行為を 偽りの申告で業務妨害したという「偽計業務妨害罪」とは 余りにも法を拡大解釈していないか 心配になるところです。


不起訴という完全無罪の民主党元代表小沢氏に対して 「政倫審」だ「証人喚問」だ「除名」だと 正義の騎士気取りで主張していた 前原外相の「政治資金報告書虚偽記載」が明らかになりました。
パーティ券を買ってもいない企業を買ったことにして記載していたのです。
当然、小沢氏にいっていた言葉がすべて自分に返ってくるという良識があれば、閣僚辞任・離党・議員辞職をするのだと思ったら、正しく企業名を確認し「返却する」ですって・・・・

各閣僚にも政治資金の不明朗さが報道されてきています。
そのどれをとっても 小沢氏の問題より悪質なのに「返却する」「記載ミス」で済むのだろうか・・・

小沢氏の「政治と金」を言う前に 自己の発言に責任をもった身の処し方をするべきだと思うのですが、前原氏は菅支持だからいいのですか?
posted by 小だぬき at 08:58 | Comment(0) | TrackBack(0) | うつ病について | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年03月08日

1日は早い!!

今日も 参議院予算委員会をみました。

今日は 精細報告はしませんが、与党民主党質問に「そうだ!! その通り」と声援して拍手していたのが 自民党席。
「今の説明で理解しました」に「あの程度で理解しちゃダメだよ」とヤジ。

自民党は、質問には 生彩を欠く議員が多い中で、ヤジは 的確だったのはびっくりです。

紙智子共産党議員質問の応援団になったのが 自民党西田議員と立ち上がれ日本の片山氏。

どの議員の時も 対政府で拍手や声援があり 与野党共闘議員対政府という 本来の議会の機能を取り戻しつつあると思いました。

民主党の有田芳正氏の 足利事件の検証と控訴時効を超えても「真犯人を特定する捜査」の追及など説得力のあるものでした。

有田氏は 共産党を離党した元赤旗記者出身ですが、問題点の追及力は衰えていないなと嬉しくなりました。

また個人的なことですが 紙議員とはほぼ同世代で 彼女が北海道時代の20代から 民青・共産党支持、不支持を問わず 「マドンナ」的、「アイドル」的存在でした。
党派関係なく 選挙の時は、学生仲間で「支援」の仕方を話したものです。
暗いイメージの強い左翼・共産党にも 彼女の笑顔とインタビューの爽やかさは 記憶にのこっています。

今日質問者席に立つ姿を見て「おばさんになったなぁ・・・」「純粋さはかわらないなぁ」と不思議な感慨で視聴しました。
彼女に爽やかなイメージを持った世代が 50代後半から60代になるのですから 歳をとるのは当たり前ですね。

posted by 小だぬき at 19:09 | Comment(0) | TrackBack(0) | うつ病について | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年03月11日

宮城沖・茨城沖地震

被災者の方、地震の恐怖に晒されている方の無事を祈る気持ちです。

私の住んでいる川崎も進度5を記録しました。
今だ余震が 落下物の整理をしようとしている時に 襲ってきます。

私は 幸いにも参議院の委員会中継を見ていたため、落下物に当たることはなく無事です。
ただ 歩く場所を作るために 本やビデオを脇にどけての通路づくりがチト大変です。

今だに携帯電話と固定電話がつながりません。不安一杯という方も多いと思います。
首都圏の私鉄・JRが 運転中止状態ですが、早く復旧して 家族全員の無事を確かめ合いたいものです。

私の被害は 一眼レフカメラとミニPCの上に本が落下しているので 多分 おしゃかかな・・・と半ばあきらめています。

これを書いている時も余震の揺れを感じます。
外では消防車と救急車のサイレンも多く聞かれます。

もし 普段通りに ペットで横になっていたら 確実に脳のダメージが合ったかも知れません。
集中的に辞典・事典を入れた棚がペット上部に倒れ込み、本の散乱が大きいです。命拾いしました。

明日の通院日に 関東沖・直下などがあったら 帰宅も出来ずに病院で待機になりそうです。
自然災害の怖さを思い知らされている今です。

16時42分、また少し大きい余震がきました。どうか私同様にみなさんが無事であることを祈ります。
posted by 小だぬき at 17:44 | Comment(0) | TrackBack(0) | うつ病について | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年03月26日

通院、多くの人と原発・政府対応の話をしました

多分、今日が最後の「退職共済組合員証」での通院。内科と精神科の薬も貰ってきました。

不思議なことは毎回きちんと飲んでいるつもりでも 余りがでること。
震災前は、残りを1週間程度残し 捨てていたのですが、東北関東沖地震の教訓の一つとして、残りはすぐに持ち出せるように保存することにきめました。
大量にのこっている「睡眠剤」「安定剤」も 違法ですが、避難場所で有効になるかもしれないという思いが出ています。

<精神科>

・震災報道と計画停電で、生活リズムが狂っています。
・政府やマスコミの対応でイライラ感がでています。
・地震酔いなのか、躓いたり 財布を忘れたりとしたミスが多かったです。
・自殺よりテロが頭に浮かんできます。
・勧奨扱い退職から まる2年が経とうというのに、最近やたらと「仕事の忙しさ」を思い出します。
・被災者に心がシンクロして 感情的な起伏が大きいです。

★主治医
 
・今は 全体的に不安やイライラ感におそわれています。
・医療者からみても 厚労省の対策にイライラし、現地にすぐ行きたい思いです。
・とにかく 普段の生活をすることだけを心がけてくださいね。

★事務の女の子

・普段眼鏡をしていた子らしい裸眼の受付嬢、「つまらないことを聴いていい?」と コンタクトと髪型かえたよね、といったら 「うれしい!! だれも気付いてくれなかったのに」とのこと。
・女性の不思議さで マスクをしていたので 受付が変わったのかな…というほど かわいい子から奇麗な子に、確信も持てず聞く私もわたしですが、いい恋をしてねと会計を済ませる時に言ったら ニコッとしていました。
 
 変な所の記憶力がいい自分に苦笑です。

<内科>

血圧 128-64   ちょっと上があがりましたが、「正常範囲」
あとは 薬や他のものの依存に注意と 案に止め切れていないタバコの注意。

**************************************
今日は不思議と多くの人と自然な会話
タクシー、バス停、エレベーター、ヨドバシ電器店員さんと・・・・

私がつい 原発を廃炉にしたいのか、修理運用したいのか まるでわからないに、お母さん方、おばあちゃん方と「怒りを共有」した井戸端会議になりました。
タクシーの運転手さんは、計画停電のためか不景気のためか 全然1日の責任売上に届かないとのこと。
ヨドバシ電器の店員さんには Lモードサービスが終了して1年以上たつのに 送受信が不安定でも 物持ちがいいといわれました。
伝票を調べてもらうと 製造して11年もので FAXのインクリボンもあうものはFAX専用機に残るのみとのこと。

新FAX供用電話機を買ってきたものの 設置はいつでもできると 帰宅して1時間以上たつのに箱を開けていない横着さ。
仕事を離れてから FAXや電話も少なくなっているのですが、市役所などとの連絡には必要な投資。
年々コンパクトになり性能も良くなっているのに 電化製品は 「計画停電」のためか 値下げ幅を大きくしてもなかなか売れなくなっているとのこと。停電したらアウトで使用不能になりますものね。
posted by 小だぬき at 14:43 | Comment(2) | TrackBack(0) | うつ病について | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年04月03日

ここ数日 疲れからか爆睡ぎみ

何か寝ている中で ちょびっと起きるという生活になっています。

まるで「自宅入院」している感じ。

自分の出来ることの少なさに無力感すら感じます。

もう原発も専門技術者と作業員、消防・警察・自衛隊・米軍の「放射能封じ込め」を見守る段階に入っていますし、避難者対策や復興計画は地元自治体の連絡のみが頼りです。

本来、リーダーシップを発揮する官邸が まるで「他国で起こった災害」のような評論になっているのでは 「希望」を持て」というのがムリな話ですよね。

ましてや 今回の選挙で 液状化と災害復旧で「選挙民の安全が保障できない」と選挙事務を返上した 浦安市にさえ 選挙事務を強制しようとする総務省の姿勢。浦安市頑張れ!!

この寝むさの異常さは 何なんだろう・・・、うつ症状がでているようです。

いかに 選挙で 真の識見・決断力・行動力を 持つであろう人の選択が大事だなぁと思います。

しばらくは、心身に正直にダウンかな・・・・。 
posted by 小だぬき at 12:01 | Comment(2) | TrackBack(0) | うつ病について | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年04月04日

安定してきました・・体調

東日本大震災で避難された方・自宅退避の方、救援活動に入っている皆さん、お疲れ様です。

なんとか善意で奮闘している方々の思いを共有して 明日への「希望」が感じられる日々になられることを信じます。

情報発信・指示系統がはっきりしないために 自分で救援物資を運ぼうとして断られた例やたらいまわしにあったという例もでています。

阪神神戸の震災の時は、広域暴力団山口組の物資配布・炊き出しなどの初動が早く 被災者を勇気づけました。
今回も 広域暴力団と言われる団体の 物資配布や炊き出しなどで 活躍しているそうです。

意図はどこにあるかはともかく、反社会的団体と言われている暴力団が 地元密着で広域支援をする、きちんとその点も報道していくことだと思います。

行政の縦割りの弊害、許認可権の複雑さ、有事の司令塔の能力の是非の問題、「熱し易く冷めやすい」国民性・・・・

原発の事故があったからとの理由だけで 東電職員や家族への嫌がらせの多発。

今、まともな精神を維持しているのが、被災者の皆さんの他者への思いやり。
これから被災者の「希望」「夢」を失わない対策も 急がれます。

医療と保健面が危機的状態に被災地ではなっているそうです。インフラの電気、上下水道の復旧が進んでいないための悲劇だそうです。

政府・官邸には 実情を知り、早期に「命」優先の施策を断行していこうという政治家はいないのか・・・・

今、望むのは「3丁目の夕日」当時の「明日への希望」と「夢」が持てる社会を国民全体で共有できる展望と施策です。
posted by 小だぬき at 11:36 | Comment(0) | TrackBack(0) | うつ病について | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年04月06日

やっと床屋に・・

3/11の東日本大震災前から「床屋」にいかなくちゃと思いつつ、震災ニュースから目が離せなくなるとともに花粉症の鼻水・咳のため延び延びになっていた「床屋」さんにやっとティシュ持参で行けました。

すっきり出来た気分です。

朝からニュースを見るたびに、まともな閣僚はいないのかという怒りと鼻水という苦しさ。

福島原発の高レベル放射能水の海への流出事故に対して、低レベル放射能タンクを空にするため汚染水を海に流したことに 韓国政府が「事前連絡がなく遺憾」という声明に なんと我が国の外務大臣は「国際法上問題ない」と述べたとのこと。

海の汚染は 近隣国の漁業にも影響を与えかねないのに「国際法・・・」で 反論した気になっている外務大臣を持つ悲劇。
何か菅総理の「無能・無策」の人が任命したのだから まともな対応はできないと思いつつ がっかりです。

放射能の海への投棄は、世界で初めての暴挙であり、暴挙をせざる得ない深刻な事態だったのだと 真摯に世界に反省を示すのが 今の外交の初歩ではありませんか??

よくわからないのは、低レベルにしても破棄できない、ろ過しきれないからタンクに貯蔵されていたのですよね。この低レベルといわれる放射線でも 今までの安全基準では 海に流せなかったものを なぜ 今回は 高レベルの貯蔵のタンクが必要だからと 放出が許されるのか、まるで理解できないのです。

それと毎度同じく「今の所 人体に影響を与えるものでない」との発表ですが、食物を単体で食べる人はいませんよね。
今の所、人体に影響のないといわれるものは、食卓に並ぶ時 「どの程度の数、種類で安全なのか」も示されていません。

何か 水俣湾の水銀汚染の二の舞にならないのかが 庶民の素朴な疑問なのです。
あの当時も政府・東大医学部などは 海水汚染を認めずでした。熊本大学医学部が「水銀」と特定して やっと公害と認めたのです。

また、高濃度の放射能の海への流失は止まりましたが なくなったわけではなく出口を塞いだだけです。
専門家が危惧する地下水に流れ込んでいるなら 被害可能性の地域はもっとひろがりますよね。

極端にいえば、原発の水素爆発による大気中への放射能放出危機に加え、海水汚染・水質汚染・土壌汚染も進行しているわけですね。

具体的な危険度が まるで見えてこない 官房長官会見・東電の数値・保安院の発表。

福島第一原発の炉心水素爆発だけは さけるように努力してほしい。

具体的な手順で「命」が必要なら 今「うつ」で花粉症で「楽観的になれない」私なら志願しますよ。
へたに自殺念慮を抑え込む生活より 死が無駄にならないようなら「志願」はいといません。

政府や東電は、正確に事実と見通しを発表して欲しい。

素人でも役に立つのなら、内閣の危機管理のなさの反省を聞かせてくれるのなら、喜んで 志願する壮年・老年者は多いと思います。
一所に 菅首相・枝野官房長官・仙石副官房長官らが 同行してくれるなら なお本望かな・・・・

政府官房と違い、多くの人は 危機感を持って 毎日生活している事実を忘れずに 政府はあらゆる手を使って欲しい。

posted by 小だぬき at 21:22 | Comment(0) | TrackBack(0) | うつ病について | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年04月08日

余震馴れの自分が怖い

昨日の23時32分の宮城での震度6強の余震。

死亡された方、ケガをおわれた方に言葉がでない悲しみが襲います。

各避難所で余震にあった方の恐怖も 並大抵ではなかったと思います。

今日は、私自身の昨日の反省です。

睡眠剤と精神安定剤を飲み、就寝準備に入ったのが 23時。
余震の揺れの時は、まだ意識はハッキリしていたのですが、今回の余震は3/11と同じか、それ以上の揺れかな・・・。
あの時に落下したもののは まだ床に積み重ねているし・・・・などと ペットの中から一歩もでず、眠りに入ってしまいました。

確か 東日本大震災直後 2週間くらいは 洋服を枕元に置き、旅行鞄に非常持ち出しの品をいれていたのですが、徐々に余震馴れか気の緩みか 揺れの初動の動きが鈍くなっています。

誰も 想定していなかった東北地方での大地震があるのだから、予想されている「東京直下型地震」の可能性すらあるのに 揺れても余震かと馴れていく自分。
考えるまでもなく 余震であれ 東京直下、静岡沖であれ 地震対策の基本行動は 同じハズなのに まるで地震などなかったかのように睡眠に入った自分が怖くなりました。

今まで 懐中電灯の電池の入れ変え、手回し充電ライト付きラジオなどの再補充をしたところです。

官邸は「流言非語」に気をつけるようにとか 掲示板・ネットでのデマに注意とか 言っていますが、何が正しいのかの情報発信が少なすぎるために 各人が調べ書き込みをしているのでしょう。
官邸が 私達に「きちんと正確な情報と見通しを示して」いれば こんな問題が起こらないのです。

少なくとも素人の私が心配し ブログに書いてきたことが 不幸にして「事実」「官房長官記者会見」などで 後から「実現してしまう」のは とっても悲しいことです。
この事故を心配されて記事にしている 多くのブロガーも同じ思いでしょう。

「想定外」「ただちに人命に・・・」「推定の範囲内」「安全性に問題はない」との枝野官房長官の迷セリフは 記録として残して欲しい。
いつの間にか 原発事故のレベル6(スリーマイル島より酷く チョリノブイリほど深刻でない)にランク昇格をしてしまったし、海洋への汚染水排出などという 生態系に関わることまでしてしまいました。

気象庁では 福島沖の岩盤のひずみを数年前から観測していたそうです。
そうなると「地震予知連絡会議」の存在そのものの 分析・判断も問われることになります。

今 頼りにならない政治家より 学者としての良心と人命尊重の判断が 各専門機関にいる学者に求められているのです。
「東大閥」「権威者」に遠慮して 良心が抑えられている「学会」「学者」の世界ではないことを 祈ります。

死ぬ時は 老衰か自分の意思で死を迎えたいものだとつくづく思うのです。
posted by 小だぬき at 15:54 | Comment(0) | TrackBack(0) | うつ病について | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年04月09日

今日は 精神科通院日

今までと違い、「国民保険証」と「変更自立支援証」での初めての通院。

通院の様子は、午後の帰宅後に報告するつもりです。
すいません、天気予報通りに春ジャケットを使用したら 北風と雨のために通院後ダウン。明日にまわします(19:00)


今の政府広報のおかしさ・疑問点を書いてみたいと思います。

★放射線の方が、飲酒・喫煙より遺伝子損壊の危険は少ない。
 どの程度の被ばくを想定しているのか不明なまま 放射線被害を過少評価に誘導している。

★水素爆発は「想定外」だった・・・原子力保安院
 これほど 東電の作業員を激怒させる発言も珍しい。津波後 いち早く「現場から福島県庁に保安院職員が避難した」こととの整合性が保てない。

★「日本は一つ」の欺瞞
 日本人(在留外国人を含め)は、一つ、団結・チームワークを持って・・・なら理解できるのですが、なぜ主語が「日本」になるのか 「国民」「国内にいる方」にならないのか・・・、製作者の「国内統制の意図」がないことを信じます。

★「いまのところ・・」「現段階では・・・」
 枝野官房長官お得意のセリフですが、中長期的に大丈夫なのか??  記者会見後にいつも事態が悪化するのはなぜか??
官邸の「災害対策本部」は 機能しているのか・・・・。閣僚間でも連絡ミスが生じるのはなぜか??

★液状化した土地、海水が溜まったままの土地、原発事故(一部学者の想定では、再臨界が始まっているのではとの危惧)で 東北各県の復興はできるのか・・・。

★東電作業員の被ばく量は 人体損傷の危険性はないのか・・・。

★本当に東日本大震災は予知できなかったのか??   今 震災を起こした海底岩盤・断層を支えているのが 以前から危惧されている東京直下地震を起こすかもしれないという海底岩盤とのこと。地震予知連などは 日本の断層の変化などを含めて情報発信して欲しい。
今の日本で 安全と言い切れる地帯があるのかも 解れば、知らせて欲しい。

 今回の教訓で 心の準備ができれば、いつ被災しても覚悟ができる。

関東地方や信越・静岡などの揺れは、本当に余震なのか、新たな地震発生の初期段階なのか・・・。
解れば「覚悟」もある程度できると思う 小だぬきです。
posted by 小だぬき at 06:51 | Comment(0) | TrackBack(0) | うつ病について | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年04月10日

瓦礫の下敷きの夢

こんにちは(今やっと 頭が起きだしました)

通院時の会話



・ゴミ出しと役所、床屋には行けました。
・まだ地震揺れなのか フラフラします。
・瓦礫の下で救助を求める夢を多く見ました。夢でも女性の声の時は 必死に叫んでいました。面白いのは??、一人であったり 家族一緒だったり、知り合いの女性と一緒だったりで 男子は出てきませんでした。
・余震が大きい時も 「揺れているなぁ・・」とは 感じるものの 寝てしまう自分が怖いです。

主治医

・まぁ、夢の中でも「女性が主人公とは・・」小だぬきさんらしい。ただ朝「夢を忘れている」状態での起床が望ましいのは確かですが・・・
・患者さんの中の反応の一つです。起きてパニックになるより、頭に落ちるものがないようにして眠ってください。
・今、地震が起こったらと考えていない??



・ハイ、先生の机に一緒に入るのがいいのか、時計周りで 看護師さんの机のしたかな・・・などと思っていました。

主治医

・そんなに神経質にならなくていいのよ。「なるようになるさ」でとっさの動きが出来ればいいの!!



薬局の薬剤師さん

・その後、地震・津波の心配はへりましたか・・・



・はい、冷静に戻りつつあり、政治家に怒りが向いています。


主治医・薬剤師・看護師とも 「通院できただけでも良かった」との反応。

余震で本が落ちて が一番心配だったとのこと。
さらっと 本振のとき 落下したのを積み上げたままなので 大丈夫です、といったら また2週間後 元気に来られるといいですね、と。
posted by 小だぬき at 12:30 | Comment(0) | TrackBack(0) | うつ病について | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年04月13日

なぜ報道自粛?? 今こそ冷静に検証を!!

 今日の誕生日メッセージ、ありがとうございました。これからも一歩一歩着実に歩んでいきたいです。

最近の東日本や長野の地震、余震が 震度6強などと記録される 福島県浜通り・・・、生きた心地はしないでしょうね。

川崎市でも震度4とか3の地震が続いています。
不思議なもので 3/11の揺れが余りにも大きかったために 5分程度の揺れだよと心身の反応がチグハグ。


小学校で安全主任をしていた時は

@とにかく 机の下にもぐれ、防災ずきん着用、
 担任は 窓とドアを開け 避難路を確保

A放送の指示を待つ、職員緊急職員会議
 学校待機か保護者への引き渡しか 決定する。

B訓練の時は、各学校で標語化している安全対策で校庭避難。

地震のないときはいいのですが、実際には「地震予知報」「警戒報」「注意報」などで細かい対応マニュアルがあるのですが、都市部などは公園や学校が指定避難所になります。

今回の東日本大震災のような地震の教訓として、今までの安全対策は、通信網が繋がる、交通網は維持されることが前提になっています。
しかし 通学路の狭い所や ビルのガラス破損、自動車暴走など それこそ「想定外」のことが多発する恐れが多いのです。

じゃー学校が安全かというと 最新の新設校はある程度の耐震構造をもちますが、ナンパー校といわれる学校ほど 古い建造物というのが多いのです。  
ある訓練の時、警察・消防の連絡は管理職か 普段から顔見知りになっている安全主任かで 指示系統に混乱さえ生じたことがあります。

毎年、学校では、学区の安全マップを作り、教委に「改善申請」をだすのですが、市道以外ですと道路の歩行線すら難しいのです。
また 廃屋や路上の段差、ブロック塀などの 私有地などは なかなか行政指導しにくいのが現状です。

私の地域も避難場所が 国道1 県道1を 乗り越え しかも狭いマンション群の間を10分ほど歩いて抜けなくてはなりません。
地震予知報が1日前にあり 避難指示が早めにでれば たどりつけるのですが、突然では 動きようがありません。

今回の東日本大地震では、非常事態を宣言すれば 菅首相や官邸は あらゆる命令が可能だったのです。
しかし、官邸は 「人命優先」の強権発動を躊躇い、命令のタイミングを次々と失い、1ヶ月たっても 震災救助・支援の段階です。

福島第一原発の炉心内や防護壁が 水素爆発したとき、今の仮設住宅の位置で大丈夫なのだろうか・・・。
一気に放射能が外気に放出された場合の 被害想定は しているのだろうか・・・

官邸やマスコミ、原子力安全・保安院が 「事故レベル7」を宣言したのは、海水・土壌・空気汚染の実態が深刻過ぎて あとで最悪事態が起きた時の 保身のためかとさえ意地悪く思います。


今日の58歳スタートで 神戸のように復興していく 東北地方が見られる日が早く来てほしい・・・・。
少なくとも 被災された方の「故郷」だけは 立ち入り禁止区域にならないようにと願っています。

お金も語学力もある人、知り合いが諸外国にいる人は、福島第一原発の事故の間、余震が納まるまで 「海外一時避難」も考えて欲しい。

日本人の生命を一人でも多く助けることが 次の課題になるでしょうから・・・。

posted by 小だぬき at 17:37 | Comment(2) | TrackBack(0) | うつ病について | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年04月14日

行政からも見捨てられた人々

今日、「うつ」患者らしくなく、近所のおばあちゃん方と井戸端会議。

行きつけの床屋さんのお姉さん夫婦が 旦那様はディーケアに、お婆さんはパトカーの誘導で避難所に・・・。
家は竹林の中で助かったものの 一階は 津波による瓦礫と泥でメチャメチャになっていること。

命があっただけ幸いなのですが、原発から30qー50qの位置に 孫夫婦の家があるということで、避難所に避難しても 食事も毛布も支給されず、孫夫婦の家に避難しなさいと指示されたとのこと。

孫夫婦の御子さんの高校は死体置き場になるとともに 破損が酷く 再開の目途がたっていないとのこと。
下の子の中学校も 風向きにより放射能濃度が高く、正常授業には程遠い状態・・・・

春休みに床屋さんに 避難していたのですが、学校の関係で 4月に家に帰ったら 原発の状態悪化で しかも 避難所以外は「自助努力」で救援物資も食糧の配給もないとのこと。

これと同じような状況は 避難待機指示地域の自宅に残っている人も同じ状態で、報道されない被ばく可能性のある地域には 物資がない状態のままが現状だとのことです。

自衛隊員も警察も まだ入れない地域も まだまだ多いとのこと。

復興支援に入る状態ではなく、まだまだ「行政の手が届かない地域や人」が多数いる・・・。

大きな避難所にいる方ばかりが 被災者ではないとの 認識で救援対策を考えて欲しい。



★学校で 福島出身者が いじめにあっているとの報道。

自分に直接関わりない時は やさしい日本人、身近に被災者がいると「異分子排除」の残酷な日本人。
なにか 人間の醜悪さや偽善を 示されているような感じになります。

福島に限らず 液状化された土地や 長野北部の被害状態もよくわかりません。

踊る大捜査線の青島刑事の「会議室ではなく、事件は現場でおこっているんだ!!」「なぜ現場で 血が流されるのか・・・」とのセリフを 官邸は十分に認識して欲しい。



★原発事故レベル7は 3月には認識していたという 原子力安全・保安院、枝野官房長官、菅首相。

言い訳にもなっていない 責任機関のシレーっとした 談話。
解っていて 現場に十分な安全対策、作業内容指示だったのか・・・・、今だ原子棒冷却は可能なのか・・・。
ますます 人災であることが 明白になってきています。

空気・水・海水・土壌の放射能被害は 今の対策で 可能なのか・・・
漁民・農民・原発作業、関連商店街などの 生活は・・・。

もう枝野さん・菅首相、「何をこれ以上 被災者に頑張れというのか」「原発や余震で悩んでいたり不安を感じている」私達は「何をどう頑張ればいいのか・・・」 具体的メッセージを出して欲しい。



★葉タバコの供給不足

禁煙挑戦の機会かと1週間 品物がないために 吸っていなかったタバコ。
なじみの煙草屋さんが 「1カートンなら残っていますが・・・」と声をかけてくれたので購入。
さっそく 喫煙所で1本 吸ったとたん、強烈な眩暈。
やはり タバコの害というのは しばらく吸っていないと自覚できますね。

この眩暈の苦しさは 中途半端な禁煙のあと何度も経験して、そのたびに止めようと思うのですが・・・。今回はどうなることか??
posted by 小だぬき at 18:06 | Comment(0) | TrackBack(0) | うつ病について | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年04月15日

被災地の年金支給は大丈夫か??

今日は 2ヶ月に1度の「年金支給日」、災害地の行方不明の方や死亡された方の「老齢年金」「障害者年金」「遺族年金」などが きちんと振り込まれるのか 一抹の不安を残します。

未だ信頼が回復しているとは言えない「国民年金センター」の情報が空白になっているのも気がかりです。

厚労省を挙げて 記録と安否確認が進んでいるとは信じたいのですが・・・。

少なくとも老齢年金者や障害年金者の安否確認情報を元に「行方不明者の生命・住所」などの特定も可能だと思うのですが・・・・、市町村の記録喪失を補う有効な手段だと信じるのですが、横の連絡やオンラインが使われていなければ 後に縦割り行政の弊害との批判は覚悟してください。

被災者家族の確認も 死体の損傷・腐敗のために困難になっているのが現状だと報道されています。

被災地の役場機能も限界に近いといいます。

中央官庁の持つ機能をフル稼働して、厚労省の年金受給・払込記録、警察のもつ「巡回連絡簿」、住民票、国政調査記録などを総動員して 確認作業を急いで欲しい。

今の身元確認による死亡者特定作業とともに 積極的に生存確認と「不明者への呼びかけ」も並行して進めて欲しい所です。

今日は 過酷な任務をこなしている自衛隊の隊員の声が ネットでアップされています。
隊員の疲労、士気を保つ難しさや 余りの被災地の悲惨さに自殺した隊員や 装備品の災害派遣品の貧弱さなどが率直に綴られています。
是非 下記アドレスにアクセスしてお読み下さい。

*****************************************
災害派遣、現場自衛官から上がる悲痛な声

なぜ政府は現場が活動しやすいように手を打たないのか  
                                    2011.04.14(Thu)  藤井 源太郎

      http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/5869

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2011年04月16日

ママさんコーチに学ぶ

素敵なバトミントンコーチのritokooさんのブログの記事の紹介をしてから・・・

「ことバド。コーチ日記」
http://ritokoo.blog64.fc2.com/


4/14  「おせっかいライン 名コーチの線引き、ライン感 線引きについて」

尊敬する人や上手く行ってる人の振る舞いを見て、自分なりに整理してみた。


1.まずは自分を大切にする。

  人よりも自分が大切。家族が大切。
  他人のためじゃなくて、自分の人生を歩みたいなぁとか思う。

   a. 自分の気持ちを大切にする。
   b. 自分の体力を考慮に入れる。
   c. 自分のビジョンと価値観を大切にする。


2.相手が求めてこない限り、助けない。

   a. もし、手助けを必要としている人がいても、

     自分から、求めていない人に対して、
     自分から相手の心の中に、
     土足のままで入る気はない。

     これはおせっかい。

   b. もちろん、自分が助けたいと感じた人には、

     「助けましょうか?」と聞く。

     「いいです。」と言われたら、

     その人を尊重して、去る。


3.相手が求めてきても、

  自分にその気持ちがなければ、断る。

   自分の生活、計画を奪われてまで、

    助けようとはしない。



ああそうっか、めんどくせ!やだ!と思ったら、断ってもいいんだ、って、そんな風に思った。

特に、私がすごいなと敬愛する人は、バドミントンの指導でも、上記の「2」の出来具合が上出来、というか、徹底してる、というか、思いやりがある。相手を尊重する、そのやりざまがすごい。

***********************************
全文引用しましたが、このritokooさんのまとめは とても大切なことを教えてくれます。

東日本大震災の支援・救援・復興に際して 「被災者の気持ち」と「自分の出来ること」を徹底的に峻別し、押し付けにならないように長期間継続する大切さがわかります。

天皇・皇后陛下の被災地訪問には その配慮が行き届いていて、ニュースをみていても感動します。
被災した方々と同じ目線になるように 膝をつき 「思いを丁寧にきいて下さる」、皇室方の国民に寄り添う姿は 私にも勇気と希望を与えて下さいます。

皇太子妃 雅子様も 被災された方から「お身体の具合の悪い中、私の話を聞いてくださりありがとうございます」「雅子様もお身体を大切にしてくださいね」と 心の交流がなされたとのこと。

天皇制云云などは 乗り越えて 素晴らしき「精神的支柱」を皇室の方々が示してくださっています。

それに比べ 菅総理の「服が汚れる」「靴が汚れる」「匂いが強烈」などの発言報道と 「観念的頑張ってください」では、被災者の怒りを増幅するだけです。

菅首相の「ヘタなコーチ、監督」では前進は難しいし 天皇家の「国民に寄り添う」姿勢と比べても 品性の乏しきリーダーを持つ官邸には 怒りと絶望感しか生まれません。
posted by 小だぬき at 07:33 | Comment(0) | TrackBack(0) | うつ病について | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年04月18日

良く眠られる・・

今日も 電話がなっても すぐ反応しない心身。

なんとも やっかいな心身です。

年金特別便がきましたが、昨年度復活させた「共済年金期間」が今年もすっぽりとぬけています。
昨年のコピーを添えて また交渉するのかと思うと頭が痛いです。

今、地震が起きても熟睡状態だと 「恐怖」もなく死の自覚なしに三途の川をわたってしまうのか・・・・、と思うほど ダルさが酷いです。

アクセスしてくださる方には 申しわけないのですが、時間帯の更新時間によって いつも前日分を読んでいただくことになります。

今日1日で(実質1時間程度)で感じたのは、広島・長崎の原爆被災国であるにも関わらず、国会答弁などを聞いていると 官邸の「第三者的な態度、放射能に対する恐怖・被害などの楽観論」に対する怒りのみです。

福島第一原発の1回目の水素爆発で すでに大量の放射能が空気中に排出されていたこと。
海水放水の決断まで 廃炉にしないような対処だったこと。
国会議事堂の外壁にも 放射能残留物の堆積が記録されるとのこと。
仮設住宅の3万棟確保は、完成ではなく用地買収も含めてのことで 実際に住めるかわからないこと。

東電などの福島第一原発内作業員の方は、終息しても 今後30年は健康チェックが必要なほどの 内部被ばくの可能性があることなどが明らかになりました。

毎日の復旧作業に当たる自衛隊・消防・警察・海保などの現場作業の方の疲労や役割分担も現地任せの状態とのこと。
また、老齢者の凍死・持病の悪化も続いているようです。

東電の復旧工程表が 計画通りにいっても廃炉初期段階まで9ヶ月。

仮設住宅の入居者・土地の除染処理は大丈夫か・・・、各地避難者の生活保障や雇用は大丈夫か・・・、子ども達の教育への影響などなど懸案山積みのまま。


唯一、真摯な反省と謝罪をしたのが 地震学会と地震予知連でした。
今の観測体制と 過去分析では、今起こっている地震予測は できない。
日本のどこにいつ 大地震があってもおかしくない と言えるとの声明をだしました。

それほど過去に例がないほどの海底プレートの移動と破壊現象だそうです。

火山の活動も 連動して活発になっているとのこと。

小林圭樹さん主演の 第一作「日本沈没」(東宝映画)に近い 今の自然の変化。
その時に首相役をやった 丹波哲郎氏のように 国民の命を第一に対策をたて 果敢に実行できるリーダーが必要です。

厭世的にはなるまい と思っても、官邸の動きは 阪神神戸大地震」の時よりも遅い。


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2011年04月19日

申請主義の落とし穴

今の行政は、何事も 「必要だ なんとかして欲しいと」の相談があると 申請できるものを教えてくれます。

「知らなかった」では ソンするのは 納税者です。

街歩きをたまにすると、私より症状が重いのではないか?? という方を見かけます。
精神疲労や 精神疾患は 心療内科か精神科、神経科を受診して 医師から病名がついて「病人」になるのです。

受診しないために「普通人」として過ごされている方が多いのではと 感じるのです。

初診から6ヶ月通院で・・・

★精神障害者手帳の申請ができます。
 福祉障害課の診断用紙に 主治医から病態や治療の見通しを記入してもらい 提出します。
 メリットとしては、公共施設の割引、バス券、タクシー1割引などがあります。

★自立支援医療保険証
 障害者手帳申請・更新(二年ごと)の時は、手帳診断書ですみます。
 期間は1年ごとなので 原則 毎年更新になります。
 指定病院・薬局の自己負担は 1割です。


初診から1年6ヶ月通院で・・・

★精神障害年金の申請が可能になります。
 この場合 現役時から申請はできますが、現役中は 職域障害年金は「現役停止」になります。
 障害国民年金は 「現役」でも支給されます。

★基本的に障害年金は 非課税なので、所得税・住民税・県税はかかりません。

★年金支給が決まったら 「国民年金センター」に申請して、国民年金掛け金の全額免除か 一部免除になります。


これらの制度は 区役所福祉課相談室、病院の患者相談室、受付のアドバイスで知りました。
その時頂いた「かわさき市民ガイド」は、とっても親切なガイドで毎年新しいのを頂いています。

多くの皆さんが 調子悪いな・・・と感じたら 精神科の受診を勧めます。

余計なことですが、今ガン保険など民間会社が 中老年層をターゲットに 売り出し中ですが、難病指定の病気なら ほぼ身体障害1級認定を受けられ 治療費は原則公費負担になります。

私の悪いクセですが、使うる物は 堂々と申請していきたいものです。
posted by 小だぬき at 20:53 | Comment(0) | TrackBack(0) | うつ病について | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年04月20日

多数派、偽善なのか・・・

文部科学省の学校への指針に「個に応じた教育」がありますが・・・、子どもから大人まで「個を大切」にして生活をしているのだろうかと自己を含めて見つめてみたい。

今回の東日本大震災・津波・原発事故に対して、多くの企業・団体・個人から義捐金や支援金・物品の援助が短期間に集まりました。
この点は確かに「日本は一つ」だったのでしょう・・・、善意も心の温かさも認めます。

しかし、上記と違う側面も「日本人」は持っている点です。福島だというだけで宿泊拒否される、住所・転校手続きも上手く進まない。転校できてもイジメが発生する・・・・、飲食店での拒否もあったようです。

何か「自分に遠い所の出来事なら 温かい心を持て」、「自分の周りに被災者受け入れやごみ撤去などの問題が起きると」これほど残酷になれるのかというほど排除の論理になる。

「昔の村八分のあった村社会」と「開かれたコミュニティー」との両面がでる。

★川崎市の阿部市長が 福島の粗大ごみ焼却を申し出て 私は 川崎市に育って良かったと思いました。
津波で発生した大量のゴミは 焼却能力のある県・市町村が 協力して取り組まなければ 東北地方の復興はできません。

それなのに 市長への匿名抗議電話・メールが 4000件以上あったとの報道に 情けなくなりました。
福島・岩手・茨城での現地処理が何年かかろうと 抗議にあったという放射線の不安は現地で引き受けろ ではおかしくありませんか??

義捐金・支援金・募金とともに「被災地と荷を分かち合う」ことが 今後ますます大切になると思うのです。
このブログでは たいした応援にもなりませんが 「断固 この問題については阿部市長を支持します」

★子どものいじめ問題も つきつめれば 大人の問題です。
 
被災者の「故郷に帰りたい」が 今は 原子炉の問題で 帰るに帰れない 被災された方達に対する態度とはとても思えません。
現地では 精神科医・カウンセラー・心理士が入って心のケアが続いているのに、避難した人たちを 異分子のように扱う「日本人」って何だろうと思います。


自分のグループと違う 同調しないものを排除するイジメの構造は なんとかならないものか・・・

「日本は一つ」のスローガンは、「一人ひとりの個が大事にされ 協力・協同」するものではないでしょうか・・。


記憶に鮮烈に残っているのが
「高遠菜穂子」さんへの匿名暴力、日本人の一部とはいえ 理不尽を理不尽とも感じない政府やマスコミ・国民によって 個人攻撃が増幅されてしまいました。
アフガニスタンで 医療ボランティアに従事し、過激派に「拉致」された方です。
諸外国では、勇気あるボランティア・行動として称賛され このような日本人を持つ 日本は誇るべき国民・若者を持ったと評価されました。
私も 感動を覚えました。

しかし日本政府は、「渡航禁止区域に自ら行った、拉致は自己責任だ」との見解でした。
黙々とボランティア活動をして アフガンの人との交流を深めた 高遠さんに 匿名の暴力が猛烈に襲ったのです。
本来は諸外国のように 評価して、自己責任だと国民を切り捨てた政府に批判が行かないといけないのに、当時も今もマスコミは権力への迎合した姿勢は変わらずです。

被災者の方の「故郷」への想いは承知したうえで 福島などの土壌汚染が深刻になるようでしたら、永田町・霞が関の福島への遷都と その移転した更地に市町村ごと移転してもらうか、大胆な「日本改造」が必要だと思います。

まず身近な「村社会・異端を許さない社会」を 一人ひとりで変えていく努力をしましょう。
posted by 小だぬき at 13:46 | Comment(0) | TrackBack(0) | うつ病について | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年04月21日

大きな決断をしない

主治医から 言われて守っていることに「大きな人生を左右しかねない決断はしない」ということがあります。

当然 資産・人間関係に関わることです。

国債・定期・普通預貯金の分散と集中も 原則 5年程度は自力で生活できることに基本を置いています。

その中で生活を助けてくれているのが「精神障害2級 障害年金」ですが、何か認定にテクニックが通用するとでもいうような商材がありますが 体験からいえば「テクニックなどない」といえます。

私のような共済でも社会保険でも国民基礎年金も加重され 年額200万円近くのお金が動くのですから、主治医の診断書が決め手になるのです。自己申告書の語尾の書き方などは 病院の患者相談室で「添削?」してもらえます。

障害年金の審査は 年金財政の関係で 大変厳しいものがあります。が、「テクニックが通用する」制度ではないことは 受給申請をする場合、頭に入れておいて欲しいのです。

でも自己判断で 諦めてはいけないと思います。
あくまでも 主治医に相談して 可能性が少しでもあれば 挑戦して欲しいのです。

確かに以前は 精神疾患者に対する差別や偏見などもありましたが、今は2級の緑手帳を見せても「大変ですね」というほど 病気の認知は進んでいます。

2度ほど コンビニと駅で手帳を落としたことがあったのですが、拾って下さった人は 丁寧に「大事なものですから、気をつけてくださいね」との反応でした。

主治医との「大きな決断をしない」約束 には 大分助けられています。

@投資や株などの リスクのあるものには 手をださない。
A結婚・離婚などの生活環境変化は避ける。
B必要に応じて、金銭や人間関係の変化が避けられない時は、相談してからにする。


この約束があったために「岡本ホテル事件」や「不動産投資詐欺」などの 被害者にならずにすみました。

このうつという病気は、発症時や不調の時は、「無気力・無感動」で おとなしく薬を飲みながら静養という名の睡眠に入っているのですが、怖いのは、時として 病気を忘れたように心身が軽くなる時などです。

主治医によると 溜まったストレスなどを一気に解消するような 「買い物」「食事」をする人がでる 危ない時期だそうです。
私は なかなか身体が動かないのと 最低限のお金を障害年金支給日に下ろすだけなので 買い物衝動や食事衝動などが出ないですんでいるのですが、体調が良くなった時こそ慎重な行動が必要な 厄介な病気でもあります。

ブログを初めて 手帳を収得しましたとか 自立支援医療証を得ましたとか 障害年金3級でした とかのコメントやメッセージを頂いた時は、自分のことのように嬉しさを感じます。

患者一人ひとりの家庭環境や社会的な立場で 症状の出方は それぞれ違いますが、私が3年もブログが続いているのは、少しでも他の方の役に立ったという声です。

今政府は 盛んに「自己責任」などといって 公的支出を抑えて 増税路線に入りそうですが、「自己責任」では解決しない弱者の存在を今後も訴えていくつもりです。

posted by 小だぬき at 20:05 | Comment(2) | TrackBack(0) | うつ病について | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年04月22日

自衛隊員の疲労と心のケアを 指揮官の無能で・・・

自衛隊員の疲労がピークに来ているようです。

ここ数日、被災地派遣部隊員の休暇中の不祥事逮捕のニュースが流れています。
「もう 被災地の任務に耐えられない」から「逮捕」されれば派遣されずに済む との供述。重たいものを感じます。

へんな言い方ですが 「自衛隊が好きだ、誇りを持つ」だが「被災地には戻れない」心境。解る気持ちがするのです。

交代を念頭に置かない 10万人の一挙投入。確かに戦術的には正しかったのでしょう。人命救助や想いで探し、物資輸送・配給等など自衛隊員は 持てる力を出し切ったと思います。

しかし 未だに初期集中派遣の体制をとり続ける自衛隊に人間的な疲労・悩み・哀しさが襲いつつあるのも現実のようです。

生存者救命から行方不明者捜索に任務が変わった段階で 士気の維持のためにも 投入人数・任務内容によって 傾斜勤務に以降しなければならなかったのです。

人々から感謝される任務、 廃材の処理で街並みが復興していく任務で「充実感」「達成感」が得られる部隊と、来る日も来る日も生存者発見より 死者と対面しなければならない部隊では 心理的な負荷も違うと思います。
理屈としては 家族に「遺体を届ける」という任務に移った時に 心のケアが大切になるのでしょう。

私は 自衛隊員の不祥事での「任務拒否」は、ある面 実害を与えていないのであれば 謹慎程度に 隊内処分を軽くしてあげて欲しい。
医師ですら 絶句するような「死体」捜索だったことを考えれば、「なんと真面目すぎる行動か」とも思うのです。

自衛隊の本来任務に嫌気がさしたのなら、退職・除隊の道も取れたハズです。
いつまでも10万人体制で 任務への配慮なしの体制で 同僚・部下・組織が動いているのに 自分は・・・という「重度うつ状態」での不祥事です。
最前線での「行方不明者」の捜索に重点が移っている部隊員で しかも下士官の「曹クラスの職業としての定年制に昇進した分隊長級の人達です。

私は正直、初期動員の時に大量の退職者・除隊者がでると思ったのですが、自衛官達の使命感に失礼な思いでした。
今の段階では、正直 自衛隊の任務は終わりにする時だと思うのです。

もう警察や消防、自治体に任務移行を探る時です。

それぞれに家庭や親族が自衛隊員にもいます。そろそろ本来任務に戻し 彼らの心のケアに本腰をいれて取り組む時期だと思うのです。
軍隊は 撤退戦をどう組み立てるかが 難しいのです。

被災地の方も もう撤退をしても だれも責めないと思うほど 過酷な任務に耐えた「自衛隊員」に感謝すらします。
統合幕僚会議議長と三自衛隊幕僚長は、いまこそ 官邸に現地隊員や部隊長のためにも 撤退の意見具申を強くしてほしい。

どうも官邸の政治家は、軍隊とは 便利屋程度としか思っていないように思います。
彼らの位置は 「特別職公務員」であり、自己の職種や任務には 死をいとわない人達ですが、それは「防衛」という国民の生命財産の保護のためにこその「命をかけて」であるはずです。

もう人命は十分に守ったと思います。本来任務のためにも「退職・除隊」を選択しなかった不祥事隊員を包み込む組織であって欲しい。
posted by 小だぬき at 20:51 | Comment(0) | TrackBack(0) | うつ病について | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年04月23日

ムダなエネルギーは消費しない。

今日は、精神科と内科の通院日でした。

時々襲う 豪雨に負けずに行くことができました。足腰が弱まっているのか気力がわかないのか、エスカレーターやエレベーターのある施設ではつい使ってしまうのですが、エレベーターなどの時は先にのり「開くボタン」を押し、降りるときは最後まで「開くボタン」を押して降りるのですが、「ありがとう」というお年寄りや乳母車の人に言われるだけで幸せな気分になります。

精神科で 先週の女性セールスの方との 4時間対面だけで 今週は疲れきりましたといったら

精神科主治医

★4時間、対面し帰宅できたエネルギーが出たというのはいいことです。
★でも、直接話を聞くことが必要なのか考えると ムダなエネルギー消費といえます。
★相手は「売る」ことが目的ですから 次からは「断りましょう」
★電話での話は、すべて断る位でいいのです。うまい話には必ず裏があります。
★小だぬきさんの「まじめさ」「律義さ」「誠実さ」が 会ってとなるのでしょうが、それが 病を拗らせている原因の一つですよ。
★エネルギーは自分のために使ってください。
★散歩往復20分くらいで いいのですよ。
                      と言われました。

「大きな決断」をしないつもりで 会うことは確かに無駄なエネルギーの消費ですね。


最近、本の整理を徐々にしているのですが、先日 マルクスの教育全集なるものが出てきて 読んだのかな・・とページを開くと 赤線・書き込みだらけ。よく30数年前の 給与4万円台の時に1冊 1600円の4冊を買って読み込んだものだと 自分で感心しました。

当時のガリ版講習の本とかも出てきて 整理より「読み返す」時間の方が長くなっています。

本には購入した日付と蔵書印がおしてあるのですが、所沢から川口に異動した年度は 集中的に「心理学」関係の専門書も多くです。
自分の中に、日教組の最後のストライキ時 執行委員でストに責任を持つものとして参加しようとしたのですが、分会の仲間や管理職まで
勤務後のストライキ全員集会だけでいいと説得されたスト参加できなかったトラウマを埋めようとしていたのかもしれません。

蔵書の年度で サークル活動にのめり込んでいた時や 日教組と全教の組合分裂時の悩みなど 過去が読み返えってきます。

私の納得するまでは動けない性格が プラス方向で出ていた組合活動と教育活動の記録です。

今、退職して 「納得しなければ行動できない」「納得できないものは教えられない」とのエネルギーを使いきった時の「燃え尽き症候群」だったのかな・・・、と「うつ発症」を捉えることができそうです。

これからは 時にはでるエネルギーを 今まで蓄積したもので「どういう日本になるのか」に視点を置いて考えていくようにしたいです。

主治医の「だらしなくてもいいの」「忘れてもいいの」「自分の責任外のことは 客観的にみればいいの」、今までの「・・・ねばならない」から「なるようになるさ」に 性格を少しずつ変えて 「心にエネルギーをためるようにしましょうねとの言葉を大事にしたい。

あと内科は 128-82 と まだ正常範囲。笑ったのは、風邪薬を飲むなら 紅茶かコーヒーを飲み眠りなさいとの言葉。
これは努力せずに出来るので 万歳です。

外科の看護師さんからは「こっちはいいの??」と聞かれ、昨日までおできができていたのですが、朝 少し膿がでたので様子を見ますに 今日は医院長の診察日ではないものね、来週お待ちしていますに 「勘弁を」で大笑いして 病院をでました。

posted by 小だぬき at 21:42 | Comment(2) | TrackBack(0) | うつ病について | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年04月24日

主治医との自殺しない約束

最近 やっとです。近所の人の井戸端会議に参加できたり 店の人との会話もできるようになってきました。
はじめは、他人に会うことすら恐怖で「同窓会」も遠慮するくらいでした。

先週の女子セールスとの4時間会話も 教え子の年齢と気さくな雰囲気があり 話せたのですが、主治医いわく「だから 危険なのよ、相手はセールス目的なのに・・・・」「大きな決断をしない」約束がブレーキになり良かった・・・と 今後の対応に厳重注意を受けました。


主治医としている約束の3つ目が 「自殺をしない約束」です。

約束したのに 職場復帰後 大量の睡眠薬を飲むなどの事故があったのですが、ドラマなどでの追いつめられてとかもう「死しかない」との状況ではなかったのです。
たんに 何となく気づいたら「200錠以上 お菓子を食べるような感覚で睡眠薬を飲んでしまったのです。
猛烈な吐き気で 吐いたことが よかったのか 救急での胃洗浄後 後遺症もでず 今にいたっています。

私は自殺というのは 本人の強い決意がなければ死ねないものだと思っていたのですが、そうではなく無意識で咄嗟にということもあるのではと思うようになってから 生活の中での闘いが始まりました。

ふと気づくと「線路の方」を歩いていたり、左右を見ずに道をわたっていたり、ちょっとした段差で躓いたり、高い所でめまいが生じて落下したり・・・・
この死なない約束と言うのは、余程注意しなければ達成できないな と最近は思います。

東日本大震災で 亡くなられた人達 まさか地震・津波などで「死」を予想した人など一人もいないはずです。
「生きよう」と生活している中で 死を強いられた方々です。こんな理不尽なことはないと思います。

うつ病患者は「死ぬ危険」を意識していないと、無意識に「危険」に心身をさらしてしまうことがあるのです。
このことは 頭の片隅にでもいれておいてほしいのです。

また、自傷行為に入る人もいます。ほとんどはためらい傷ですみますが(痛さで 生きていることを知る)、自傷のいたさで生きていることをたしかめる行為ほど 体に消えないキズを残すだけで、悲劇です。
頸動脈などに当たったら 死に直結してしまうし 寛解してもキズは残ってしまうからです。

今の私は 最近 驚くほど 線路や道を歩く時 車道を渡るときは 「安全の上に安全を」と心がけています。
私の不注意・無意識のために 人生が狂わされる人がでる可能性だけは ゼロにしたいからです。

車だと「運転者(ご家族)に迷惑をかける」などです。

一人一人が それぞれの悩みを抱えながら生きている、思い通りに生きている人などいないでしょう。
だからこそ 連帯できるし協同・協力もできる。

妙に感傷的になっている小だぬきです。
posted by 小だぬき at 16:15 | Comment(2) | TrackBack(0) | うつ病について | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年04月27日

あっちこっち心身不調に・・

なまじ、一昨日・昨日と 国会中継を 花粉か風邪か解らない体調不良の中で観たためか、思考回路も怒りでショートしたようで、もやもやとしたまま 睡眠に入ること多々。

菅首相を始め官邸が 各省庁に迅速な指示が出せずにいるために 避難者は「故郷に帰れるのか」「放射能汚染は大丈夫なのか」未だに不明なまま 時間のみが過ぎ去っています。

少なくとも 津波の被害を2度と起こさない堤防建設など 「安心感」が持てる施策は 進めるべきだと思うのに 常識は通用しないらしい。

阪神淡路大地震と違う点は、広域被害と「東京電力福島第一原発」の事故です。
これは 東日本だけの問題ではなく 風向きにより高濃度の放射線が全国どこに降り注ぐか解らない状況に入っています。

情報が明らかになるにつれ、大気汚染・土壌汚染・海水汚染の深刻さが明らかになっています。

日本という火山国・地震国で 平時なら「温泉を楽しむ」などのメリットが、一旦自然が牙を剥いたら 壊滅的打撃をもたらすという教訓を今回多くの犠牲の上で与えてくれました。

素人ながら心配するのは 大きな地震・余震が 南下していることと、震度3程度の地震が 西日本・南西日本にも多発していることです。

この東電原発の事故処理不能が徐々に明らかになってきています。いまこそ原子力安全委員会、保安委員会が総力を挙げて 原子炉を冷やす・閉じ込める作業の主導権を持たなければなりません。
原発復旧作業員の待遇改善や交代要員の確保は、勿論 東電がすべきです。

自衛隊や消防、警察に 見通しを与える作業指示を与えないまま、被ばくさせ続けるのは 人材を無為に危険のままにさらすことになります。

また常識的には 仮設住宅も 原発事故の2次被害を受けない所に 設置されようとしているのかも不安が残る所です。

何を優先すべきかも 未だ明確になっていません。避難待機所でのイライラも解りますが、ボランティアや自衛官にぶっつけるのは筋ちがいだとの良識、 避難所の運営を自主管理に移行しながら 市町村と連携していく体制にしなければ 長期戦はムリです。

堤防・病院・学校・役所・交通網の機能回復を 優先して欲しい。


どれも進まず「検討します」「専門家の意見を聞いて」などと 有効な手一つも示せない官邸のおかげか

この2日間、無力感・食欲不振・睡眠過多・だるさに悩まされている小だぬきです。
posted by 小だぬき at 09:58 | Comment(2) | TrackBack(0) | うつ病について | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年04月28日

石巻市立大川小学校の教訓とトラウマ

安全主任を 現職中8年ほどした 私は 大きな災害を経験せず 訓練だけですみ幸せだったと思います。

遠い過去の新潟直下型地震で 学校が液状化のため沈下したことがありました。

その時に 担任は 想定マニュアル通りに任務遂行をしたのですが、担任している児童のなかに死者が出たために、
「児童がなくなっているのに担任が生きているのはおかしい」と誰が考えても理不尽な非難・個人攻撃をうけて 退職に追い込まれました。

類似の事例は、少なからずあります。

現職の時は 児童を死亡させて 担任は生き残れるのか・教員として勤務し続けられるのかと 我がこととして各地の災害や事故のたびに考えました。

今回の宮城県石巻市立大川小学校児童74名・教職員の死亡事故は 避けられただろうかと「安全主任」経験者として考えるのです。

少なくとも 校庭退避・児童確認・少しでも高い位置への避難誘導までは完璧な判断だと思います。

まさか津波が10数キロ離れた区域に逆流してくるとは 先頭に立った教員も想像できなかっただろうし、津波を見た教員・子ども達の恐怖は想像を絶するものがあります。

結果論では 大惨事になったのですが、この時 何か他の判断をする余地があったのかも疑問なのです。

事故後 山に避難してくれればとか 多くの声がでましたが、

現場はより安全な交通路と早く退避できることを優先するものです。

大量の尊い犠牲がでました。全国の学校の避難体制に生かされていくことが この災害で亡くなった子ども達への教育現場の冥福の祈り方でしょう。

ご家族の悲しみや まだ対面できない「我が子」の発見をまつご家族の心境を考えると 複雑な思いがしますが 

二度と同じような被害を生まないための教訓づくりは どんなに辛くてもしていく以外ありません。

同職に合ったものとして 生き残った教員の心のケアも十分にしてほしい。

無事避難を信じて 指示をだしたことが、大量災害死に繋がってしまった 教員としても人間としても 今一番辛い立場にいるのが生き残った教員達です。

子ども達のご家族の心痛は 計り知れないものがあるでしょうが、1日も早く 心の中に亡くなった子ども達を生かせてあげてください。

この「学校」のことを なかなか記事にできなかったのも 同職だった者の躊躇のような気がします。 
posted by 小だぬき at 11:28 | Comment(0) | TrackBack(0) | うつ病について | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年04月29日

ゴールデンウィーク??

成田空港の混雑ぶりが ニュースになっていますが、旅行費でも団体ですと 海外の方が「円高メリット」か 国内旅行より安いという逆転現象が生じています。

在職時だからですから もう10年近くになるでしょうか・・・。
私は 10年以上 学校で英語を習ったはずなのですが、自信を持って?? 喋れませんし読めません。
2004年に更新した10年パスポートも きれいなまま 身分証明以外の役にたっていません。

働いている方は、連休料金を覚悟で旅行などに行かれるのでしょうが、この点 退職した私は「毎日が日曜日」のためか 余りゴールデンウィークを意識しなで 「いつでも旅行に行ける」との思いがあります。

まずは金銭的にも語学力の点でも「国内旅行」になるのですが、今の余震の多さで「鉄道」が不安定を理由に、
優雅な自宅派で衣替えの準備や 3/11の東日本大震災時に落下したものの片付けと 不用品整理に時間を使いたいと思います。 

今は、多くの店が 連休中でも開いているのです餓死の心配はないのですが、過去の欧州団体旅行では 勤務時間と休日の徹底ぶりに感心した覚えがあります。
観光客が多くいようが 開店・閉店時間が厳格なのです。はじめは違和感を覚えましたが、人間の生活にとって 家庭と仕事の両立を図るにはむしろ当然なことだなぁと と帰国時は思えるようになったものです。


今回の原発事故の対応を考える時、よくハリウッド映画などで 現場の指揮官・危機管理官が 現場指揮の全権を行使する体制があるのを羨ましく思うことがあります。
どこかの国のように 責任・指揮者が誰かハッキリせず、会議とか補佐官ばかりが多く 対応が出来ない・遅れる国より、アメリカの権限の行使が 現場の専門家に委ねられる柔軟性があればなぁと つくづく思います。

軍隊・警察・消防・退避命令などが 緊急時に一本化される 情報分析官や学者が陣頭指揮がとれる体制を 日本も見習う必要が危機管理には重要だと思います。

陸上自衛隊のヘリパイロットが 米軍ヘリのパイロットの自己判断の広さに驚いたというニュースがありました。
自衛隊は、現地派遣部隊でも 上部機関の命令が絶対で 臨機応変な現場対応を許さない雰囲気があるそうです。

踊る大捜査線の青島刑事の「事件は現場で起こっているんだ!! 会議室ではない」体制が米軍に出来て、日本では自衛隊に限らず現地部隊に裁量権や自由度が保障されていないとは・・・・・。

これも映画ですが、米国人が他国で危機にあるとき、犠牲をいとわず 海兵隊が救出する場面を見るたびに 日本社会の硬直性と臨機応変な対応ができない官僚主義・政治家の質に 「変革を」もたらさないと 犠牲とツケは国民にくるのだと暗澹たる気持ちになります。

明確な主権侵害の北朝鮮による「日本人拉致」ですら、拉致者救出のための国家主権を発動できない この国は・・・・。などとつい過激な思いになります。

posted by 小だぬき at 09:40 | Comment(0) | TrackBack(0) | うつ病について | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年04月30日

注文つき第一次補正予算可決

衆議院の予算委員会を午前中にみて、午後爆睡状態でした。

与野党議員の被災者目線での「第1次補正予算」の問題点・規模・予算の作り方・被災者の現状を それぞれ独自の観点で質問や要望・批判を展開していましたが、早期に「第2次補正予算」を作成する条件で 政府案には賛成という 野党の存在感を見せつけました。

どの議員も「被災者に対する支援が遅すぎる」点と内閣の指導力のなさ、情報開示の遅さ、放射線量の安全基準のおかしさの指摘は、鋭いものがありました。

印象に残るのは 渡部恒三氏の自民党から共産党まで 真摯な質問をしているのに、内閣の問題意識と動きが鈍いとの指摘です。
理事会にて 可決を合意していためか、自己アピールも上手かったです。
今まで 原発利権の恩恵を受けていた反省もなく 今日の演説をきいただけなら なんと芯のある政治家かと幻想を与えてしまいそうなほどでした。

気になる言葉に 仮設に入居できても猛暑で・・・云々の言葉です。
少なくとも最低でも 生活用品の中に風呂・冷蔵庫・TV・エアコンがセットで入るものと思っていたのに、仮設の思想は「住まいの供給のみ」に偏っている点です。
原発の状況しだいでは、放射能防護の対策も考えねばならなくなるのに その点の言及が官邸からないのが不思議です。

学校施設の放射線量の高さ、原発終息までの膨大な期間を考えると 何かいたずらに時間のみかかって、官邸は、不都合な情報はないこと・見ないことに徹しているとしか思えない点があるのは残念です。

今日は 昼に自宅で風呂に温泉の素を入れて入った後 長い昼寝をしてしまったのですが、このまま布団に入ったら すぐに明日の朝になりそう。
復興費の問題で 変な増税にならないように いつ被災地になるやも知れない私達は、「ダメな物はダメ」という精神だけは健全に保持していかなければならないでしょう。

それと銀行と郵便局の休眠口座の残金が うん百億円にたっしているそうです。
今までは、10年時効と金融機関が設定し、休眠口座残高は 金融機関に入っていたそうです。

各家庭で点検し、それを被災者生活資金に回すだけでも 大きな金移動が可能だそうです。

私も職場異動の度に「給食費や親睦会」用通帳に数百円単位で 残っている通帳が4冊あります。
ちょっとした手間で 私だけでも千円を超える金額を寄付可能になります。
休眠口座がないかどうか 確かめる価値だけはありそうです。

自分や家族の出費は惜しまず、出来るところ、眠っている小銭・口座の整理だけでも「日本経済」の役にたちます。
「できることからコツコツと」が 長続きする「善意」の表現かもしれませんよ。
posted by 小だぬき at 18:30 | Comment(0) | TrackBack(0) | うつ病について | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年05月01日

旗日と記念日を大切に!!

こタヌキ同盟.jpg

今日は、メーデーです。

今は 連合などの組合が 連休前開催で「メーデー」集会をしていますが、これは「8時間労働を労働者の団結で闘いとった」先人への冒涜としか思えません。

本来は 組合員同士の連帯や団結を確認する大切な「お祭り」です。地区メーデーでは 全労連と連合の統一メーデーが 維持されているのは救いです。
組合組織率の低下や御用組合化した組合、全世代にわたる組織不信などで 年々規模が縮小されているのは残念です。


同じことは 旗日休日にも言えます。
連休法なる悪法で 旗日の持つ伝統・意味・由来の形骸化です。

成人式、海の日、体育の日などが カレンダーで毎年違う・・・。おかしくありませんか??

企業の操業円滑化、労働者の勤務時間などが 理由に挙げられているのですが、毎年、制定された旗日の趣旨を無視した祝日なら 廃止するのが筋だと思うのですが・・・。

歴史・伝統を守るということは、旗日制定の日と趣旨を 守ることから意識づけされると思うのですが、日本の国家としての無節操には呆れるばかりです。

自衛隊の派遣規模の縮小が 検討されているようですが 最大限の能力を発揮したと思います。御苦労さまでした。

ただ、縮小されるのだったら 行方不明者捜索にあたっている部隊の交代期間も十分に配慮して欲しい。
ドラマのような奇麗な遺体というのは まずないと思ってください。
法医学の講座で 各死因の特徴を学習しただけでも 私は 肉を1ヶ月以上食べられなくなったのを思い出します。
posted by 小だぬき at 11:04 | Comment(0) | TrackBack(0) | うつ病について | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年05月05日

子どもの日

うちは 毎日が「子どもの日」で 子ども中心だよ・・・という声が聞こえてきそうですが、今年の「子どもの日」は、なんとも気が重い。

未だ被災救援、原発事故進行中のためか・・・・。

今日、東京新聞一面に 「東京電力福島第一原子力発電所」の最初の立地計画が 海面から上35mに設置されるはずだったものを 経営効率で25m削って海面から10mに今の発電所を作ったとの報道がありました。

スタートの時から 「人命・安全」より「経営と効率」が優先された 原発であったのです。

この終息が何年後になるかわかりませんが、確実に放射能の外気汚染は続きます。
子供達の被ばく線量管理と健康にだけは 厳しい安全基準で臨んで欲しいと思います。

何か一つ放射線に色をつける技術は ないのでしょうか??

★ 東電の賠償金や損害賠償を 電気料金値上げて対処する方針とか・・・
   現行の2倍とか!!
★ 復興を税で賄うというのも 対象を絞って欲しい。
   原発事故は、東電が負うのは 当然のことです。

財源は、議員や閣僚、キャリア官僚、各剰余金・積立金など 探せばいくらでもあるハズです。

福島の子らが 太陽の下で思い切り遊べる日を 是非取り戻したいものです。
posted by 小だぬき at 18:21 | Comment(0) | TrackBack(0) | うつ病について | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年05月08日

母の日、連休最終日

昨日と打って変って 晴天の夏日。 窓を全開にし 部屋の空気だけはきれいにしています。

朝、実家に行き 「母の日、誕生日 おめでとう」「いつもお世話になりっぱなしで・・・」といって、「今欲しいものがあれば教えて!!」といったら、「誕生日を覚えていてくれただけで嬉しい、ちゃんと薬を飲んで お前が 元気ならそれが一番のプレゼント」と81歳の母に言われてしまいました。
その上、生活の援助金や日常品など 気にかけてくれているから 毎日が母の日だよ、と。
泣かされるセリフを聞いて帰宅しました。


震災で 母を亡くした方、子を亡くしたお母さんの多さを考えると 両親が高齢になり足が弱っていても「生きていてくれる」だけでも幸せなんだと感じている所です。


今日で 「飛び石連休」「大型連休」が終わります。

ここで3歳上の叔母がポツリと話した言葉を思い出します。

「◆ちゃんのように 固定給だけの人は 連休で 安心して休めるんだろうけれど、私のようなパートは、店の休日は収入がなくなるの」「余りにも休みが多いと 生活が大変なんだから・・・」

この言葉が 多くの働く人の現実なんだ、と退職してわかったのは「公務員」の世界にどっぷりとはまっていた弊害かな・・と感じています。

高校の同窓生の中でも 基本給保障の高さは、金融・技術・公務員関係で 多くの同窓生は基本給は低く、残業や職能手当がないとやっていけないとこぼしていました。

警官になった 真面目な方が「巡査部長」、身体が大きくいいかげんだったのが「警視」で 皆が 暇な機動隊配置が警視で、危険な白バイ隊員で交通課勤務一筋が 巡査部長かよ!!  と警察内部の話しでも盛り上がったことがあります。

私も いつも微妙な説明の難しいことを質問していて 教師イジメしていたり、反戦運動のとき「教師敵論」をいっていた小だぬきが 教員で組合だものな・・・・、世の中わからないなと言われたものです。(それで鬱ではありませんよ) 

私の世代は、学生運動の残り火世代で、それぞれが 就職するためには思想転向と向き合い 公務員試験や営業職、中小企業に入ったものです。運よく??学生運動を「馬鹿みたい、こんなことで世の中変わるの??」と冷めていた者だけが 全日空や東電、日立や商社に入ったものです。

当時はエリートだった者が リストラや基本給廃止 職能給などの荒波にあい、今年は東電組が 肩の狭い思いをしています。
これも 世の中何年後は解らないの典型でしょうね。

それぞれに今会うと 歳相応に男は老けていても 女性軍の元気さには驚きます。

うつ病になって4年ほど 同窓会の幹事には事情を話し 欠席しているのですが、時々メールのやりとりをしていた 茨城の友人とは未だに連絡がとれないのは 忙しいだけだと信じています。


今になって 両親のありがたさがわかるのです。
10代後半すら20代前半の 基地反対座り込みやデモでの乱闘で 機動隊の放水や警棒で叩かれて帰宅した時、ケガはないかいとかただ身体の心配をして 見守ってくれた両親に感謝です。

母の日の感傷と遠近の出来事が フラッシュバックしている小だぬきです。
posted by 小だぬき at 12:51 | Comment(0) | TrackBack(0) | うつ病について | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年05月11日

1日「眠れる小だぬき」・・・

こんなに 睡眠過多も久しぶりです。夜 とびとびの8時間、朝 ゴミ出しと母への電話と衆議院法務委員会の最後の30分を見た記憶があるので 3時間の朝寝、昼は 今まで4時間の昼寝。

1日 雨のためか だるくて 寝てしまう始末。

今日、また布団に入ったら また寝そう・・・。睡眠薬2種はいらずに、安定剤だけで爆睡出来そうです。


法務委員会の中継を 少しでも見てみたいと思ったのか、浜岡原発停止にしても「廃炉ではなく 当面停止」というごまかしに近いものだし、他の原発については どうするのか・・・・、菅首相の思いつきなのか官邸の方針発表だったのか 知りたかったからです。

結論からいえば「原子炉停止要請は、菅首相の思いつき、再起動するには 原子力委員会と保安院の検査が必要」とのこと。

地下断層の上に立地する 浜岡原発は 危険すぎるために「廃炉にして代替エネルギーの提示」では なかったことがわかりました。

また 他の原発の検査も計画にない 事だけは 明らかになりました。

少なくとも閣議か「持ち回り会議」で 国の方針が決定されていないことだけは 事実のようです。

菅首相のしていることは 独善で 反民主主義が多すぎます。

昨日の参議院総務委員会も 現委員長が議長に海外ゴルフ問題で辞職願をだしましたが 本会議承認事項で それまでは「委員長」であるはずなのに欠席し、勝手に民主党議員に委員長を委任し 正規の委員会審議といえるのか 疑念を与える展開になりました。

何か 自然の異変以上の早さで 内閣崩壊・菅首相の人格崩壊が進んでいるようです。

前鳥取県知事の総務大臣の片山氏が 現場体験を元に 「自己の体験、問題意識」「施策の疑問」を明確に述べて、復旧の困難さを表明して誠実に職務を果たそうとしている姿と答弁が 救いです。
posted by 小だぬき at 17:26 | Comment(4) | TrackBack(0) | うつ病について | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年05月12日

わからないことだらけ・・・@

どうも 最近の官邸は支離滅裂。

たとえば「浜岡原発運転停止要請です。

@ 地震・津波危険度 0%と想定していた東北地方に大地震が発生し 東京電力福島第一原発の大事故で放射能が 大気・土壌・海水汚染を起こし 人体への被ばくも確認されている。

A 今後30年以内には87%の確立で 東海地方に大地震が予想される(静岡中心に首都圏)、静岡中部電力「浜岡原発」


本当に 国民の生命財産に責任をもつのなら Bの結論は 自ずから「廃炉」にし 大災害になる前に「原発解体」というのが 常識だと思うのに 政府は B 一時停止要請です。 到底理解できない。

普通 30年以内に大地震の確率87%という数字は、30年後だなどと楽観できるものですか??
今日・明日かも知れない〜30年と考えるのが普通では ありませんか??

そうだとしたら、地震がくるか 廃炉として燃料棒冷却、安全地帯?に 燃料棒移送をするかの 時間の勝負ですよね。

今の東北地方への救援とともに 青森〜愛知にかけての護岸対策も必要ですよね。


私などは この確率を聞いた時、政府に「運転停止」から「廃炉・解体」の決意だと思ったのですが、残念ながら「福島第一原発」の処理を終え、ほとぼりが冷めたら 運転再開を考えているらしい。絶対に「廃炉」しか選択の余地はありません。


福島・宮城・岩手などの被災県をみると 「福島第一原発」の事故処理が終わり、放射能拡散・汚染の心配がなくなるまでは、被災者には申し訳ないけれど 仮設住宅入居や復興ビジョンが描けるのでしょうか・・・・。

今、放射能汚染は関東・中部・信越地方にも拡大しています。
「原発の処理」と壊れた堤防修復をしないで 梅雨時や台風時期を乗り切るのもままなりません。

浜岡原発にしても 東日本救援・復興にしても「その場しのぎ」にしか見えないのは、うつ病の私の思考力のためか??

posted by 小だぬき at 18:43 | Comment(0) | TrackBack(0) | うつ病について | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年05月14日

今日は、通院日

今日は 3週間ぶりの通院日、暦の関係で 第2・4土曜日が通院日なので 3週間空くことがあるのです。

病院の校内を歩きながら、看護師さんたちに「髪型かえたね」とか「メガネ変えたの・・」とか 軽口を言いながら 精神科受付開始15分前に到着。それでも 受付3番。ラッキー、これなら内科・外科も余裕と窓口の女の子の動きをボーっとみていたら なかなか順番が来ない・・・・

通院1番の人の前に 新患の中学生くらいの女の子が 呼ばれ、30分経過、やっと外来診療が始まったのは 9時30分過ぎ。
2番までは順調に 20分。さぁ、次だと思ったら「新患の大学生位の男の子」 な、なんと40分ほど待たされることに・・。
その時点で 外来の番号が16まで増加。
やっと番が回ってきたのは 10:30より約20分。

これでは、内科にするか外科にするかと ちょっぴり悩み おできの外科を選択しました。


<精神科>

主治医に ブログとニュース以外は「眠れるおじいちゃん」でした。
食事は 2日に1食程度、便意はありました。
ゴミだしは◎で 本などの整理は「政治家と一緒で 「思いつつ やれませんでした」
股関節がおかしく ストレッチを試みたのですが、挫折しました。

★主治医
@長い間 待たせてごめんなさい。(私は、先生に会うだけで満足です)
Aこの気候だもの 睡眠時間が長くなっていいですよ、私だって帰宅したらパタンキューだもの。
B整理をしようと思っただけ前進、焦らないで。
C寝る時間の長い人が ストレッチは無理よ。長年身についた「ラジオ体操」くらいから散歩ができる程度になってから ストレッチですね。
D(私が食事が不規則で体重は減ったのに 腹回りはへりませんでしたに対し)  代謝の問題ね。食事がとれるようになると 自然に減りますよ。食べ過ぎにだけは注意ね。
E発症前の元気だったときと比べたらダメですよ。比較するなら 前回の外来から今日までにしてね。
焦りだけはマイナスよ。
F次も2週間後で大丈夫??(主治医は 時間がとれる程度の問いだったのに、先生が 毎日いたら毎日でも通います。とトンチンカンな答え)

★受付の子
メガネのフレームは 気分で変えるの??   それも似合うね。といったら「笑顔に」、実は笑顔がなかったので心配だったんだ、やはり笑顔が一番素敵だよ、と言ったら 満面の笑みで「お大事に」で送ってくれました。


<外科>

受付で しばらく外科にかかっていらっしゃらいのですが、今日は・・・、と聞かれたので「また おでき」ですぐ納得されました。

内科の窓口で声をかけられ「おできで外科・・・に」といったら、3週間も痛さと闘っていたの?? に「ハイ、お大事にね」ですって・・・

外科に覚悟して入ると、膿で大きくなったり、膿が出たりで 見てもらう覚悟を決めてきました。と尻を見せると この程度まで落ち着いていたら抗生剤と炎症止めで大丈夫。薬を選ぶか 切って消毒に通院するか どっちがいい?? と聞かれたので、精神科と違い「薬でお願いします」
と言ったら これからも早くだったら 炎症剤ですむからね とのこと。


自分ながら 精神科と外科との対応に苦笑い。


<薬局>

おできですか・・・外科から1週間分の薬が出ていますが・・・、に外科での思いをすっかり忘れ、本当は切って 毎日でもここに通いたいくらいですよ。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
帰宅後 すぐ炎症剤と抗生剤・胃薬を飲んで 18時まで爆睡。

この薬、猛烈な下痢になることがありますといわれたのに、腸に憩室が5つもあるのに 本体は丈夫なのか 下痢は今のところなし。

30年前に女の子と軽口を 今みたいにできれば 婚期を逃すことはなかったのになぁ・・・・。 
posted by 小だぬき at 20:24 | Comment(0) | TrackBack(0) | うつ病について | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年05月19日

ただただ眠い1日

国会の衆参委員会中継の「やりとり」を聞いていて、民主党のいいかげんな見通しのない施策と共に 
今日は 防衛省と外務省の官僚の「アメリカ命」の答弁に とうとう沖縄県出身議員が切れる場面も何度かありました。

最近は、議員席の後ろの 「国会職員」と「各役所の審議官」の動きと仕事内容に 視聴の重点がいっています。

このところ議員も女性議員の活躍が目立ちます。
女性らしいソフトな語り口で問題点の鋭い指摘と 閣僚の軽さのみ目立ちます。

閣僚で安定感のある人は 総務省の前鳥取県知事の片山大臣のみが 真摯さが伝わってきます。

国会職員の水の手配や 書類配りは必要なのか・・・・、資料配りは必要なのか・・・。
午後はレストラン職員のアイスコーヒーサービスも必要なのか・・・などつまらないことですが気になります。

官僚も「金魚のうんこ」のように 質問者ごとにぞろぞろと入れ変わりますが、「政治主導」なら あんなに官僚の政府委員が必要なのか疑問が残ります。

国会開会中の中央省庁の仕事は 停滞していないのか、審議を見ていて「不思議」が増大します。

今日は 閣僚の想定質問を読み上げるだけの 防衛・外務大臣の答弁中、猛烈な眠気に襲われました。
posted by 小だぬき at 23:20 | Comment(0) | TrackBack(0) | うつ病について | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年05月20日

今日も もう夜・・

どうも 最近、朝から国会中継を見て、爆睡のパターンが続いています。

・自民党議員は 野党になってから 質問が「国民の立場」にたっているのが 目立ちます。
 野党の方が 建設的だなぁと感じます。

・菅首相は見ているだけでみじめで 答弁も長々と言いわけだけ。
 民主党が 政権運営を続けたいのなら 菅首相は取りあえず 退任し、東北地方出身者で内閣をつくり 災害対策内閣を作り 野党と閣外協力をとるしかないな・・・との気持ちが強くなっています。


今日は 昼に風呂に入った、実家に「生活費補助金」を渡せた。の2点はできました。

何か体は軽いのに 頭に靄がかかっているようで 今日はこれで おやすみなさい。
posted by 小だぬき at 21:29 | Comment(0) | TrackBack(0) | うつ病について | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年05月21日

異常な眠気

今日も 朝から 異常な眠気。なんと10分程度起きて薬を飲んで また5時間程度寝るの繰り返し。

国会中継を連続して視聴した後遺症か・・・、怒りまくったために 脳の血管が切れたのか??

むごい「眠たさ」です。

外で遊ぶ 子供達の元気な声が子守唄になっている状態。

今日、おかしいな・・・と思う点。

@福島の原発の空中放出の放射能が 世界中に拡散しはじめていること。
A海放流の放射能の海流による拡散
B気流のって 広域放射線量が 日本全国に拡散していること。

C敦賀湾や東海地震だけでなく 千葉と茨城南部に「断層のひずみ」があるとのこと。
D浜岡原発5号機でも 損傷がパイプに見つかったこと。

E防波堤防のかさ上げや修復をすぐはじめないと 梅雨入り・台風シーズンに入ってしまうのですが、その体策は。
Fこれほどの災害なのに 「被災者の生活の目途も見通しも与えられない」政治。


年金なども先行き不透明、しかも 大量の解雇者や倒産で 被災者以外でも 生活不安残る日々の暮らし。

私のように ここ数日寝込んだままでも 水道・電気代はかかります。

またまた 眠気が襲ってきました・・・・。いやはや トホホです。

posted by 小だぬき at 18:41 | Comment(2) | TrackBack(0) | うつ病について | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年05月22日

慣れの怖さ・・??

民主党の横粂勝仁衆院議員(29)=比例南関東ブロックの離党届が提出されたそうです。
比例代表の議員は、政党への投票で議席を得ているわけですから、離党するのであれば 辞職し「民主党の次の候補者名簿」の人に議席は移行するのが筋だと思います。

比例で当選した人の議員資格をどう考えるか 選挙制度改革時に議論してほしい。
ちょっと無節操な議員が 与野党とも目立つように思います。

まさか 比例選出議員の定数減を図る輩の 高等戦術・陰謀ではないですよね・・・

今日の朝 また千葉北部・茨城南部で震度4の地震があり 川崎でも震度2でした。
体感的なものですが、気象庁の発表を信じていいものか 悩む揺れ方が 3日連続しています。
確かに 3.11のように 落下物があったのと比べれば 落ちるものは落ち切り 横揺れが長かっただけで済みましたが、本当に2程度だったのか・・・、最近の発表震度を低めに発表していませんか・・・

こう毎日のように揺れていると 地震馴れといいうか、だんだんと地震を警戒するよりも「またか・・・・」の感覚になっています。

ある学術誌に「ムダな地震予知研究は止めるべきだ」との論文がでました。
寝ぼけた頭で 読んだため誤読があれば 訂正します。

@日本列島は いつ・どこで 地震が発生してもオカシクない
A地震予知というのは ある種確率論で 過去のデーターに基づくものであること。
B近年の日本の地震のほとんどは、地震予知連絡会の「想定外」の 危険度0地域で多発していること。
C自然現象を 正確に予知できるレベルには 科学は達していない。
Dそもそも海底プレートの常時観測体制をもってしても 予知は難しい。
E「いつ・どこでも」大地震が起こりえることを 国民に周知して、防災都市の研究をした方がいい。

                    との内容だったと思います。

3.11 の東日本大震災を考えると、随分と飛躍した結論のようですが、内容を考えると なんと合理的論文かと思います。

私自身を考えても たとえば半年以内には「東京直下地震」と予知されても 逃げ場がないのですよね。
外国語が堪能ならぱ(約10年、学習したはずなのに・・)、海外一時避難もできるのでしょうが、私のように英和辞典がなければ単語すら出てこない、「国粋主義??  英語などに対して 笑」では どこにも避難しようにもありません。

唯一考えられるのは 東海地震との連動を覚悟して 熱海の常宿ホテルに滞在して 発生時の避難誘導に期待するか・・・くらいです。

今回の3.11の教訓として 全国の災害対策も検証して欲しい。
検討して逃げ場の確保が 難しいのなら せめて家族一緒、火事を出さない火の取り扱い停止命令 で 地震を考えることも大事かな・・・と思います。

今日は まだ眠気が出ていないので 冷蔵庫の中身買い出しをしてきます。
posted by 小だぬき at 12:33 | Comment(0) | TrackBack(0) | うつ病について | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年05月25日

捨てられない・・拘り?

ぼちぼち 3.11で落下した 本やビデオ・CDなどを 整理しなくてはと 棚の蔵書整理と落下物の入れ替え作業にはいっているのですが、性格的に「うつ気質」「なのか、蔵書を見ながらため息です。

マルクス教育全書、生活指導、体育同志会、作文の会、算数・歴史関係など、当時のめり込んだ教科がセットで出てきたり、小説も作者ごとにシリーズ全巻がでてきたり、漫画などもシリーズ全巻がそろっていたり・・・・。

昔から 拘りや執着が強かったんだなぁと苦笑です。

主治医の「ずぼらにならなくちゃね」という言葉は 私の拘りの強さを指しているのだと 改めて納得する始末。

どうして ここに赤線を引いたのか・・・、マーカーを入れたのか、1冊ずつ斜め読みして その当時を思い出しているのですから、なかなか紐綴じまで行けない自分がいます。

漫画はかろうじて売れるのですが、専門書は 線を入れたり 書き込みしてあれば まず無理でしょう・・・、しかも蔵書印をおしてあるものは絶望的と 専門古書店に電話で確かめて 徐々に処分です。

脳の一部に定着している部分もあるのだから ライフワークにしている 沖縄戦関係図書と沖縄県史をのこして 処分していくつもりですが・・。

拘りの面の投資は 膨大だったのに 退職すると 「図書館派」であれば こんな苦労はなかったのかな・・・。手元に置き、直接本に書きこむ手法が 古本屋に拒否される結果に・・・・

「引き取ってください」と呼びかけられないのも 私自身の中に その人の今の必要な本は自分で選んだほうが 身になるとの拘りです。

最終は 来年7月のアパート契約更新時までに 実家近くの1ルームに移れることを目標にしたいと思います。
今は2DKの住まいで 年金暮らしには 家賃負担が重くなっている状態です。

今日も 衆参議院委員会を見ましたが、見ていても一歩も事が進まない状況にイライラするだけで 今日は あえて報告なしにします。

ただ、今でも徐々に核汚染区域が風向きによって 全国に拡散していることは事実のようです。

たまには デートの報告もしたいのですが、相手がいなくてはね・・・・、トホホです。
posted by 小だぬき at 20:34 | Comment(0) | TrackBack(0) | うつ病について | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年05月27日

明日の通院、台風の進路・・

この時期の台風は、今までは急激に勢力が時間とともに衰えていたのに、今回は まだ太平洋沿岸縦断ルート維持。

しかも今日「関東甲信越まで梅雨入り宣言」

沖縄・九州で 土砂崩れや河川氾濫などの被害がでないことと、東日本大震災の二次被害や原発の放射能の拡散や土壌しみこみなどがないことを祈る気持ちです。

ここ数年、日本に限らず 世界的に自然災害が大規模になっている気がします。

これから どうなるのだろう・・・・という気持ちと 明日の通院までは雨だけにして欲しい などと思いは複雑です。
幸いなことは 子供たちの学校が休みだということが 安全主任経験者としては 救いです。


今日も 今まで 参議院の予算委員会と決算委員会をみていたのですが、いいことばかりの答弁で「現実は・・・」実施されていないことが多いことに呆れます。

民主党議員の質問の論点の良さに 感心です。
私は増税には反対ですと最後に クギを指すなどの質問に、自民党から「与党なのに大丈夫か!!」との声援。

各党とも ネット視聴が増えているのを意識しているのか とても小気味のいい質問で答弁をひきだしています。


また災害派遣されていた20代の陸上自衛隊隊員の死亡が報道されています。3人目の犠牲者とのこと。
三曹という普通科(歩兵)隊員の死、過酷な任務から解放されて保養所に入ってから緊張の糸が切れ、体が悲鳴をあげたのでしょう。
任務お疲れ様でした。ご冥福を祈ります。



昨日から宿題になっている冤罪の問題ですが、取り調べの時に弁護士も立ち会えない中での 調書作成。
今まで冤罪を生んでいた 最たるものが 警察取り調べ段階の「供述調書の作成と押印」に起因するものが 驚くほど多いのです。

刑事訴訟法では、警察官・検事・裁判官に 「客観的な証拠主義」と「判決確定までは推定無罪」での被告人取り調べと公判を要求しています。
検事は 自白のみで証拠がない場合 本来は 起訴できないのです。
裁判官も 「自白調書」にとらわれず、公判で開示される「証拠」に基づいて 判断をしなくてはならないのです。

一人の検事、裁判官の担当する事件が多すぎるために 検察一体の原則とか判例では・・・・、という 証拠より「自白調書」のみで 一人の人生を狂わせかねない 裁判となるのです。

弁護士が徹底的に「被告人を信じて 真摯に取り組んだ」事件のみ 冤罪を逃れているのです。

取り調べの可視化を嫌がるのであれば、取り調べは「弁護士立ち会い」のみに限定しなければ 逮捕や容疑者にされた方の人権は守られません。
本来のマスコミは、警察発表を垂れ流すのではなく、「万が一、冤罪では」の視点を持って 報道しなければならないのです。

再審裁判無罪が 確定した時、マスコミに良心があれば 当時どのような報道をしたかも含めて自己批判が必要です。

誰にでも 冤罪になる可能性はあるのです。昨日の昼ごはんは覚えていますか・・・、一週間前の何時に何をしていたか正確に覚えている人はいますか・・・・・。警察が 「疑わしい」と感じたら 明日は わが身かも知れないのが 冤罪の怖さです。

今日も脈絡なくごめんなさい。
posted by 小だぬき at 18:39 | Comment(0) | TrackBack(0) | うつ病について | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年05月28日

通院日の寝過ごし

今日の通院日、朝から寝坊。
久しぶりに夜 風呂に入って優雅に布団に入ったのが 22:30 
これなら朝一で窓口可能だと寝たものの 2:30 にトイレに起き、これなら6時には起きれると布団に・・・・

何かボーっとした頭で起き 時計を見ると・・・、9時。

やばい!!  一瞬 雨も降っているし、どうしようと 悩んだものの 「なるようになるさ」と PCも朝食も薬もパスして 顔だけ洗って 9:30に家を飛び出し、精神科 11時、外科・内科の11:30の受付終了に 間にあうか の挑戦。

JRのつなぎがよく
何とか 王子駅に10:30 着。 バスや徒歩では間に合わないと 奮発してタクシー利用。

なんとか間に合いました。


<精神科>

今日 主治医に「初めて寝過ごしました」
本の整理を始めているのですが、なかなかはかどりません。整理候補を出しても読み返すことも多く 紐をかけるまで3日ほどかかります。
国会中継を見て 突っ込みを独り言でいう自分がいます。
買い物も「冷蔵庫が空になってから やっと行く状態です

★主治医
@ 寝坊した時、諦めかけながらも 通院しようが勝ったのは前進。
A 私も同じ「買うのは簡単だけれど、捨てることは難しいわよね」で気にしない。
B 私が見ても多分 イライラして ちゃんと答弁したら になると思うわよ。
C ちゃんと買い物に行こうという気になるのだから前進
とにかく、雨でも寝過ごしても 通院した自分を褒めてください。


<外科>
以前の薬で おできが落ち着いてきたと思ったら 今週からまた腫れだしました。

と、患部を見てもらい、「この程度なら 切開するより 抗生剤と痛みどめで大丈夫でしょう」と薬のみですみました。


<内科>
薬ぎれできました。もうアレルギーと痰だしの薬は 止めても大丈夫と自分では思います。
朝、寝ぽうして 血圧剤を飲んでいないので ちょっと心配ですと申告(実は ひどい時にしか 花粉薬とムコダインの在庫があるため・・)

計測で   130-82      この程度なら 昼食後に飲んだら下がります と太鼓判。



帰宅後、駅弁を食べ また横になったら 起きたのが 18:30
作るのが面倒と思いつつ 一合のごはんを炊き 卵ごはんを食べて また薬

なんだか 余裕のない 通院をしたためか 疲れがたまっています。
こんな日に 通院できた自分を褒めたいと思います。

運動不足か 股関節が痛く 立つのも困難、歩くのがよれよれ状態。
筋肉は衰えているのはしかたないとしても お腹のぜい肉は減らないのは「人体の不思議??」
posted by 小だぬき at 20:47 | Comment(2) | TrackBack(0) | うつ病について | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年05月29日

主治医との相性

最近 マスコミの影響か 精神科医の良し悪しが 患者仲間で 大きな問題になっています。

要は「相性の問題」と言ってしまえばそれまでですが、その相性を患者の気持ち・思いのみで決定するのは チト違うかな・・・と思うのです。
「良薬は口に苦し」で 患者にとって 課題や宿題を要求する主治医とそれに応えようとする患者の信頼関係を築くのが 基盤です。

患者の気持ちに寄り添うだけでは 精神科の治療は成り立たないことが多いのです。
今の患者の精神状態の改善のためには 患者本人が「今の自分」を 表現しなければ 成り立たない世界です。
できない場合は、主治医が問いかけて 様子観察から始まります。
今の自分の思い・状態を 正直に吐き出せるようになれるかどうかが 主治医の臨床経験の有無、になってきます。

私の場合も 何度も書いている通り
@ 死なない約束
A 人生を左右する決断をしない
B 完全主義や完璧主義を捨てる
 ・ 「〜ねばならない」「納得できるまで」の思考
 ・ 他人に任せられず 自分ですべて処理をしようとする傾向
C 仕事と趣味を割り切る
 ・ 在職中は趣味と仕事の境目が不明確になっていた
D いまはズボラでいい とにかくマイペースをつかむこと

などの約束を 自分の中で反芻しながら 通院しています。
寝てばかりの週もありますし、気に入った子や知人との会話では「本当にうつ病」といわれるほど弾むこともあります。


私が 絶対に変えた方がいいと思う医師は(これも主治医の影響ですが)
@ 患者の話を聞かない
A 薬を大量に処方する
B 有名(臨床経験が足りない、講演や本執筆が主で患者を知らない)
C 断定的な物言いをする
 ・私の主治医は 自分の心だってつかめない時があるもの・・という謙虚さがない

  だと思います。

決定的なことは、前進面を励ましてくれる  次までの課題を示してくれれば 患者にとっていい医師だと思うのです。


私も 教育現場で悩んだのは 個々の両親が 自分の子供の言い分のみ100%信じ 平然と「当たり、外れ」などと 教員を評価する風潮でした。
自分の思いを100% 許容しない先生は「はずれ」という プロを信頼できないで感情で苦情を言ってくる 直訴する人たちの増加でした。
これが ある宗教団体の会員さんなら 議員を通して一方的に議会問題にする暴挙すら 見られるのです。

マスコミでも「クレーマー問題」として 一時問題になりましたが、こと医療分野においても同じ問題がありそうです。
患者の今を追認するだけの優しい先生なら 処方箋だけ書いてくれれば通院する必要などなくなります。

これでもプロか!!  という人の存在は あらゆる仕事でいることは 否定しません。
ただ 今もバリバリ??のうつ患者としては、環境も育ちも違う体験談や臨床経験のない学者の本を読むくらいなら 自分の主治医を信じたいと思うのです。

あらゆる場面で 教員と医師の置かれている環境と 仕事内容の共通性を感じてしまう昨今です。

うつ病に限らず あらゆる病気は 治したいという患者の意思とそれをサポートする医師の力量だと信じています。
昔の体験ですが 地域からヤブ医者と言われた医師が 小だぬき家では 24時間対応してくれて治してくれる良い医師だったこともあるのです。
ある種 恋愛と同じで 自分にとってペストな交際相手でも 他人の評価は違うということが ありえるのとおなじような微妙なものが 主治医との相性にはありそうですよ。
posted by 小だぬき at 20:50 | Comment(2) | TrackBack(0) | うつ病について | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年06月04日

いい天気の中での昼寝・・・

5・6月は、これまでとは違った 生活リズムになっています。 

土曜日は どんなに睡眠時間が短くとも 通院日の習慣で 6時には 目覚ましなしで起きられていたのに・・・、先週と同じ 9時起床。
他の曜日は 23時ー6時 前後と一定しているのに、土曜日だけが 勤務時と同じく寝過ごすようになってきました。

眠り病は 毎日なのですが、なぜか土曜日の起床が 2週連続ダメというのは心理的なものでしょうか??
来週は 止まったままにしている目覚まし時計に電池を入れて 余裕を持って 通院したいです。

主治医・看護師・事務の子と 話したり、入院している「統合失調」の方との話などは 楽しいのに・・・・。

今日できたことは ただ一つ 布団干し。
できたことが一つでもありホッとしています。


体験で コメントでの病気のやりとりができる なまいきを言える自分に 最近気づきました。
国民保険証の裏にある「臓器提供可能な方へ」に記入しようと思ったら 健全な臓器がないことに気づき唖然とします。

脳梗塞痕、動脈石灰化の進行、腎臓結石と脂肪腎、肝臓結石と脂肪肝、高血圧、痛風、高脂血症、外痔、心筋梗塞、椎間板ヘルニア、大腸憩室、胆嚢切除、ガングリオン手術3回、盲腸切除と腹膜炎、喘息、花粉症、難聴、高眼圧、肺気腫・・・・

それに「うつ病」ですものね。

20歳代までは 2ヶ月に1度 献血して 「赤十字功労賞」などももらっていたのに・・・・。

年齢とともに「病気標本」のような心身に 気づき、苦笑というより「俺の生命力って凄いな・・・」とある種感激すらします。

このような状態で 休職を入れて よく32年間も「教育公務員」の激務をこなせていたなぁ・・・と 正直思った今日です。

東日本震災者のみなさん、私のようなものでも 心が折れない・明日があると信じて 不思議に生き続けている者もいます。
大変 困難な生活でしょうが 是非「明けない夜はない」「止まない雨はない」と信じて、命を大切にしてくださることを祈ります。
posted by 小だぬき at 19:39 | Comment(2) | TrackBack(0) | うつ病について | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年06月05日

不思議な反応・・

面白い発見をしました。休職→退職時に 

昼間に会う人から「学校から 違うところに変わったの??」
の問いに

心の病気、いや頭の病気で 退職しました。

「どこが心の病気なの??」
に、
自分で自分がわからなくなったのです・・・・
と、正直に答えていたのに・・・

どうも町会では信じていないようで もし在宅勤務なら 教えて・・・と、???の問い。

うつ病自己申告を冗談と 忘れているようで 本当に信じていなかったようです。

精神疾患の偏見が まだまだ世の中にある中で 余りにも明けっぴろに話して、町会役員を辞退したのに・・・、患者と認知してもらえないのも複雑な心境です。


今日、宮城県石巻市立大川小学校のニュースを見て これは以前擁護したのはまちがいだったかなぁと 思いました。
児童74名、教職員9名の津波死の説明会で 校庭避難してから 退避場所を職員で協議して 実際に移動をはじめるまで40分も校庭にいたとのこと。
地域の第一次避難所が 大川小学校に指定されていて、せっかく校庭に整列していた児童の退避が遅れたこと・・・。

行政の避難所指定の甘さ
教頭がいたのに 教頭、または安全主任に指示系統が一本化できていなかったことが 被害拡大につながったようです。

最短の川岸の高台避難か 裏山避難かは あくまでも 結果論だと思います。
40分あれば全員避難で 最善をつくしたといえるのですが、結果論的に出発が遅れ 後尾の子供たちが山の枝の間で 助かったのは幸運でした。

安全指導としては 校庭避難させ、避難行動が遅れたことは 問題だと思うし、学校が避難場所として指定されていることもケースバイケースで検討されねばなりません。

放射線線量被ばく基準にしても 学校の防災対策も 文科省や地方自治体は 「命を守る」ことを大事にして再検討は 復興段階に入ったら真剣に検討をし直して欲しいとおもいます。

土壌にしても海水にしても 放射能分布は明らかに公表してください・・・・。

posted by 小だぬき at 21:18 | Comment(0) | TrackBack(0) | うつ病について | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年06月07日

理解不能の国会、自公民・・

昨日は、参議院決算委員会視聴とラジオで「TVタックル」を聞いていたのですが、
政党の動きが理解不能に陥り、おまけに内科・精神科の薬を飲むタイミングを外したためか・・・・スッキリしないため  健康第一に睡眠剤を飲んでしまいました。

今も理解はできないのですが・・・・

自民党・公明党・たちあがれ日本の「内閣不信任案」提出までは 分かるのですが、その後の野党の「菅首相以外なら 全面協力する」という追求に 
「内閣不信任案」を否決したのに、野党に迎合するような 枝野官房長官や岡田民主党幹事長の党執行部の発言や民主党の内部分裂・代議士の発言、鳩山前首相の言動が理解の限界を超えているのです。

これでは、「内閣不信任案」を否決した理由がつかめないのです。

個人的には 今の菅首相辞任は当然と思いつつも 政党の論理・組織・ビジョンがないままの「国民不在の利権争い」にしか見えないのです。

たとえば 自民党・公明党・たちあがれ日本の「内閣不信任案」が 可決した時の 政治空白に対する 後の展望があったとは思えないのです。
自民党の谷垣総裁も「決断力も実行力もリーダーシップもない あなた(菅首相)に国政は任せられない」といいつつ、衆議院での議員立法や対案で根回し修正して法案を通し いまの国難を乗り決るという行動は 震災から3ヶ月していない。


民主党にいたっては 政党の態をなしていない。

問題は 鳩山氏が 代議士会で「3つの合意ができたから 堂々と不信任案に反対しよう」と呼びかけしながら、記者会見での菅首相のコメントをとらえ 自分との約束を菅首相が反故にしたということで あろうことか 菅首相を「ペテン師、詐欺だ」と党内機関ではなく マスコミに自分の道化師ぶりをさらしたことから混乱が始まりました。

本来なら 岡田民主党幹事長は、民主党としての団結を破壊する利敵行為・言動だと 鳩山氏を即座に除名して、小沢氏へ代表選挙での党首交代までの協力をとりつける立場にあったはずです。

地方選挙の連敗の責任を 党としてとらなかった責任は 菅首相というより 党をまとめきれていない 岡田氏がとるのが常識なのに、「反党行為」に等しい 鳩山氏に同調するような「菅首相退陣時期」への言及など 与党の幹事長か!!という言動。

本来は内閣の要になるハズの 枝野官房長官の退陣時期発言なども 政府を「死にたい内閣」にする利敵行為。

本来なら 「菅首相の退陣」だけの要求の野党に対し、政治空白を生まないよう 正式に代表選挙を前倒し実施するから、それまでの間、内閣に協力して震災対策を進めていただきたい、と申し出るか、否努力するのが 与党幹事長・官房長官ではないのだろうか・・・・。

代表選挙までは、谷垣氏に副首相として入閣してもらい、実質内閣は 副首相主導で動くぐらいの提案を野党にしてもいいのではないのだろうか・・・。

判官びいきの 日本人気質から 菅内閣支持率が急上昇なんていうことになったなら 国民が最大の被害者になってしまいます。

震災支援・復興に全力であたるためには、総選挙の小選挙区憲法違反状態での「選挙」で 政治空白は 避けるべきです。

いい加減「やめろ、一定のメドがついたら」などという 愚かな争いは止めてください。

それから 増税派同士の大連立などの議論は 最大国民不幸連立になり 反対です。
posted by 小だぬき at 10:07 | Comment(0) | TrackBack(0) | うつ病について | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年06月08日

すぐ眠くなる・・

季節の変わり目のためか、梅雨空のためか ちょっと油断すると 薬を服用する時間・食事時間も外して「居眠り小だぬき」になっています。

今日も 衆議院の金融委員会を午前に見ながら 居眠り。

どうしてかな・・・と柄にもなく考えてみると、議会の委員会というのは 政府と議員の相方向の質疑はあるのですが、議員同士の自由討論がない点ではないのか・・・・。

肝心の点は「理事会にて話し合います」で 目の届かないところで処理されています。

政府が「国家公務員棒級表改悪・給与削減」を 衆議院に提出しました。
これは 人事院制度とも労働組合法にも 抵触しかねない問題です。
民間賃金にも影響を与えます。

総務大臣は、連合にはご理解いただきましたが、国公労連には理解は得られませんでしたと答弁しました。

団結権・団体交渉権・争議権がない 公務員の救済機関として人事院があるのにです。

今回の給与法改正案で 各省ごとの団体交渉をみとめ 労使で賃金を決めるとのことですが、争議権を持たない組合と予算の枠が決められている各省で 適切な協約を結び 賃金交渉ができるものか 考えればだれでも「賃下げエスカレート」の法案としか思えない。

各野党は 今の雇用情勢で 賃金低下は 購買意欲の減少になりデフレを促進してしまうとの共通認識があるのにです。

民間も公務員も 経営重視の人員削減、臨時雇用の拡大、賃金の減少などで 購買層の減少・生活保護世帯の増大になっているのに、
わが「政府」は、セーフネットを確立してから 雇用問題を考える視点がまるでない。

各省庁の認可権などの既得権益を統廃合もしない。

現状の欠陥に目をつぶり 増税でしのぐ政策をつづけています。

一例ですが 今 70歳〜74歳の老人医療費の自己負担は 1割ですが、それを2割にするとか・・・・、患者負担を増やそうとしています。

何か「希望」があれば どんなに貧しくても 明日を信じることができます。

しかし 国民に周知されない改悪は 結構多いのです。

いま「言論の自由」があるといっても 大手マスコミの記者クラブのみです。
多数派に迎合せず、真実に近付こうと努力している 少数のフリーライターの排除も進んでいますし、通信規制法などでのアクセス・通信記録なども捜査を名目にすれば プロバイザーに開示義務すら与えられています。

国民に不利な情報は 隠匿され、政府広報や批判精神をなくしたマスコミの「企業広告」依存報道など 情報の統制化に向かいつつあるようです。

みなさんの中にどれほど 毎週開かれている原発反対デモや 拉致被害者救援デモなどを 新聞で読まれる方がいるでしょう。

被災者の 怒りやのぞみ・不安・要望も やっと新聞に載るようになりました。

本当に「民主主義の国」に生きているのか 不安になる時もあります。皆さんは正確な情報をきちんと受けている自信はもてますか・・・
posted by 小だぬき at 14:37 | Comment(0) | TrackBack(0) | うつ病について | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年06月13日

通院後のダウン、鬼の厚労省

11日の精神科通院後、お約束の通りというか 案の定というべきか  頭に霞がかかり、体は動かずで 今の時間までトロトロの連続でした。

運動不足を痛感です。

昨日以来、切れていた 水・スポーツドリンクも やっと自販機で買ってきました。
夕方には食事と冷蔵庫に入れられるだけの 食料と飲料を補充したいと思います。

年金額の「改定」がショックだったようです。トホホです。


やっとですが、動けそうな心身に戻りつつあります。腰痛と股関節の状態も気にならないくらいになりました。
通院して 体調不良とか ブログ更新できない状態では・・・・、寛かいの路は 遠しかな・・・・


私が 到底許容できない記事の後追いがないのですが、
9日付夕刊の「水俣病一時金は収入」との報道です。

水俣病被害者救済法による 一時金 210万円が  一時所得とみなして 熊本県と鹿児島県で 生活保護停止が100世帯超に上るという報道です。
熊本県が 運用の見直しを国に要請しても 厚労省保護課は「従来から そのように運用している、変更する予定はない」との姿勢だそうです。

公害により健康被害を受け(熊本大学医学部のカドニュウム摂取による公害と認定されるまでの数年、東大医学部と政府は風土病扱いをしていた)、長期にわたる 被害団体の運動により 「水俣病被害者救済法」ができたのに、新たに貧困に追いやる 国の施策に怒りすら湧きます。
熊本県知事の「収入とするには違和感がある」というのは、国民に共有されるものではないでしょうか・・・

患者・被害者の思いは「健康を返せ!!」の一点でしょう。

その健康破壊の慰謝料としての一時金であるはずです。
厚労省保護課の言い方は、健康を自ら売って 収入を得たとでもいう言い方。

慰謝料を一時所得とする、ましてや「生活保護」を打ち切る 国の姿勢。
なんとも 悲しくてしかたがありません。
posted by 小だぬき at 16:12 | Comment(0) | TrackBack(0) | うつ病について | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年06月14日

仮設住宅の非人間的発想

今日は、今のところ 体の痛みも頭の霞もなく  参議院の「災害復興委員会」を8時間近く 見てしまいました。

なんと昼の休憩時間で 食事・飲料・缶詰などの買い出し・・・。
やれる時は やれるんだ・・・ と 妙に自信が持てました。

参議院については 正直 もう何度同じ質問、同じ答弁を繰り返すのか・・・・、震災から3ヶ月、いい加減 被災者の生活や仕事が前進している点を聞きたいのに、大筋では 3月下旬から一歩も 施策が進んでいない現状に 平成の棄民政策かと思うような 状態。

昨日の水俣病賠償金の一時所得と同じような 非情が「仮設住宅」にあるそうです。

仮設に入居すると 電気・ガス・水道などのライフラインが自己負担になる上、食事などの支援物資も停止されるそうです。
これでは、車の運転ができ 自己資金を持ち出せた人しか入居できなくなります。

未だ 赤十字の義捐金や政府の援助金が 行き渡っていないのに 仮設住宅入居は 余程の決心がいるようです。
仮設入居当選者の2割近くの人が 辞退している状況も 当事者からすると 仮設住宅入居と避難所のどちらが よりマイナスが少ないか、どちらが健康で安心できるか の究極の選択を迫られているように感じます。

仮設ですから 当然に 復興地・旧住居地より遠いところに「仮」住まいの発想でしょう。
国会の質疑を聞いていても 仮店舗の発想はなく、ただ プライバシーが守られるよ、入居後の生活は 自己責任でね・・という発想でしかありません。

少なくとも老人や障害を持つ方達や子供もいるのだから 仮設住宅群が 一つの街としての店舗網や公営バスなどとセットでなければ機能しない 生活できないことを 意図的無視の発想に立っているとしか思えません。

仮設に入っても 「衣食」の補助や 生活支援金の支援は 3年間は保障します などとしなければ、入れ物を作っても 入居なしになりかねない。

突飛だけれど、3食 アルバイト付き、光熱費住居費タダの 刑務所の懲役刑を受けた囚人の方が 待遇がいいといえませんか・・・。

刑期を終えれば、何がしかの作業料を手に「自由」を獲得できるのですから・・・。

仮設住宅の建設は 可能な限り、村機能や生活機能、通勤・通学の足などを考慮して 震災前に近い環境を考慮して建設すべきでしょう。
足腰が弱ってきている お年寄りは 「仮設に入居すると 待遇は 犯罪者以下に扱われる」と本能的に察し、せっかくの当選を辞退するのでしょう。

あ〜ぁ、これが「生活者第一」の政治ですか??

posted by 小だぬき at 18:08 | Comment(0) | TrackBack(0) | うつ病について | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年06月15日

41年前にタイムスリップ

過日、セブンイレブンのリンクシュアで DVDを探していたら や、やっと 栗塚旭さんが土方歳三役で主演した カラー時代初期の「燃えよ剣」のページに行きつき 思わず全巻予約(リンクシュアは本人申し込みでも報酬が発生)。

昨日 1、2巻が届き、なんと4時間  6話を一気にみてしまいました。

高校生の時、同級生と 熱く新撰組論を闘わし、土方歳三の魅力にはまってしまった作品です。

それ以後の新撰組作品に違和感を覚えていただけに 若かりし頃の番組が見事に脳裏に蘇りました。

6.21に第3巻で10月まで毎月1巻ずつで完結。

映画って不思議で 初期作品を超えるリメーク版にであったことはありません。

「砂の器」は、加藤剛・森田健作
「私は貝になりたい」は、フランキー堺
黒沢監督作品は、志村喬・三船敏郎
「新撰組」は、栗塚旭新撰組副長
「人間の条件」は、仲代達也(映画版)か加藤剛(テレビ版)
「日本沈没」は、小林圭樹、丹波哲郎

でないと しっくりこないのです。年齢ですかね・・・・。

残念ながら モノクロの「新撰組始末記」は 配役は同じなのですが、まだTVが 観音扉のダイヤル式で1インチ1万円、当時の父の年収以上の価格帯で 親の許可がいる時代でした。

三交代勤務の父に合わして見られる番組は、巨人戦か力道山やブッチャーの活躍したプロレスくらいでした。 

たまに心霊現象とかUFO特集のあった 大橋巨泉さんの11PMを 父に起こされて長男坊特権??で見せてもらえた テレビ放送の普及期前の モノクロからカラーの移行期放送の「燃えよ剣」でした。

今の「地デジ」の字幕が入るのと同じように 画面に「カラー」と表示されていた時代です。

その41年前の作品に古さを感じないから不思議です。

テレビでも映画でも当時みた第一印象が 強烈にインプットされていることに 驚くとともに 今の私の土台が学生時代に作られたことを思い返します。

年に1回は、本物をと 舞台や演劇、映画・球場、食事に連れて行ってくれ 「本物を知らなければ 偽物に騙される」が口癖の父です。

14歳で高等小学校卒、海軍海兵団志願、20歳で一式陸攻機銃手 鹿屋で特攻攻撃待機で終戦。

源田実氏のように海軍大佐で除隊し 後 航空自衛隊幕僚長、参議院議員になった人が 評価された戦後に
「特攻隊を送りだし、後に続く」といっておきながら 戦後 180度生き方を変えたことに 一貫して「戦友が可哀そう」「命令する者の責任」を いまでも言い続けている父を 乗り越えられないまま 年齢だけを重ねてしまったようです。

その父が 「燃えよ剣」の土方の生き方に共鳴してくれて 毎週 見られたことは うつ病になりながらも 死なないですんでいる心の支えになっているのかもしれません。大げさなようですが・・・・。

「誠」の旗が 心に少しでも残っていると信じたい今です。
posted by 小だぬき at 14:36 | Comment(0) | TrackBack(0) | うつ病について | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年06月18日

あっちこっち不調・・

昨日・今日と 気候のためか発症初期のような 心身の状態。

食欲がでない・意欲低下、すぐ眠くなる・・・で やっと起きだしましたが、まだ眠い。

どうも 国会中継やDVDの連続視聴が 精神疲労を招いているようです。


国会も「質問が鋭ければ鋭いほど、内閣の人ごとのような答弁と空約束、菅首相の言いわけと 言い逃れ」に イライラがつのります。

予算の裏付けが ないままの 対策、そのために安易な増税に走る内閣。

消費税10%に報道では 既定路線のような報道。

何かが違う・・・とのモヤモヤもでてきています。

昨日・今日とアクセスしてくださった皆さん、ありがとうございます。

posted by 小だぬき at 17:20 | Comment(2) | TrackBack(0) | うつ病について | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年06月19日

今の会津魂と第2戊辰戦争

性懲りもなく 1986年12月30・31日 日本テレビ放送の 森繁久爾主演、主題歌 掘内孝雄「愛しき日々」の 「白虎隊」DVDを見ました。

何か 今の福島県や東北地方の置かれている(否、日本全体)」が置かれている放射能被害、地震・津波被害と ダブルものを感じたからです。

今の薄っぺらなドラマと違い、25年前にこんなに重厚な作品を作っていたのか・・・・、と 観る度に新しい発見があります。
比較的に安易なドラマ・ドキュメントが多い中で DVDで 良質なドラマが何回も観られるのは嬉しいことです。

災害遭遇時や生き方の「義」「信念」の部分です。

菅首相が 奇兵隊の高杉晋作を模範にというなら 大みそかの紅白歌合戦の裏番組に 正攻法でドラマ作りをした過去の日本テレビの熱気を持って制作された幕末物を観て欲しい。

立場は違えども 討幕・維新に関わった若者の真摯な生き方を学んで欲しい。

坂本龍馬暗殺も 京都見廻組説が 有力ですが、武力制圧否定派であった龍馬だけに 討幕軍による粛清という面も考えていいと思います。

なぜ こんな突飛な思いになるかというと 東京電力福島第一原発の周辺は補助金や交付金で 正常時では豊かだったかもしれない原発周辺地域を 死の土地にしてしまいました。

事故原発の電力は 福島県ではなく 首都圏に送られていたものです。

福島・東北各県が 形は違え 中央政府や行政の犠牲になった構図の再現ともいえます。

関東でも 雨が降れば「放射能の雨」だから濡れるな!!  と 不安な拡がりを見せる放射能被害。

このドラマの中のセリフ「どんな国を作るか見届けてやる」「犠牲が大きければ大きいほど、高い代償で まともな国づくりをさせてやる」という言葉があります。

この原発事故の代償も 限りなく大きく 福島の行政組織をマヒさせています。
戊辰戦争でも大きな犠牲があったのは 郡山・福島・二本松・会津など福島県です。

それこそ 東京電力福島第一原発事故は 中央政府・企業の東北軽視の歴史的流れでしょう。

太平洋戦争・大東亜戦争の将兵の 戦死率が高いのも 東北地方です。

東日本大震災の復興に当たっては、東北各県がしっかりと連携を組み 東北の生活基盤・生産基盤強化の復興にして欲しい。
東北地方の「耐える、我慢する、沈黙する」では 前進できません。

組長さん中心に「理不尽に堪えない、我慢せず主張する、主張を発信する」くらいであって欲しい。

これからは、東北だけの問題ではなく、原発事故の処理如何では、日本全体が核汚染地帯になってしまうのですから・・・。

第一の敗戦が 昭和20年なら、今回の闘いは 敗戦の許されない原子力との闘いです。
今後の 歴史に「原子力の安易な管理と事故対応のまずさのために滅びた 日本という国があった」なんて記述はご免です。

今の政治に求められるのは、それほど 重大な事故であり、1日も早く 核汚染対策一本に集中して放射線漏出を止めることです。
原子炉安定停止してから 与野党の党利党略はして欲しい。

勿論、菅首相のリーダーシップのなさが 露見している以上、早く交代をすべきでしょう。

震災復興を真に言えるようになるには、原子炉の安定停止が欠かせないと思います。
なにか 復興庁構想も 原子炉安定停止が先にないと 絵に描いた餅になりかねません。

岩手・宮城県などの復旧が進みました。でも放射能拡散のため住めませんでは 話にもなりません。

党派を超えて、東北選出議員連盟で 原子炉安定停止 → 各県の 思い切ったインフラ整備と過疎対策を 進められるのではと期待しています。 
posted by 小だぬき at 16:11 | Comment(0) | TrackBack(0) | うつ病について | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年06月20日

身体が動きました・・、散歩? 一人デモ?

朝から 「国民保険」掛け金の口座振り込み手続き、定額貯金の更新手続き・・・、そして なんと無謀にも 東京駅丸の内口から 皇居お堀にそって警視庁経由国会。

なんとも自然とコンクリートの対比が面白かったのと しばし 芝生で休養。

警視庁右の通りのつきあたりが 国会議事堂。

正面玄関 左が衆議院、右が参議院。

塀を右に折れ、1/4ほど歩くと 参議院受付。今日13時の本会議見学をと思い行ったのですが、震災対策特別委員会が午後に延期になったので(防衛相と外相の無届 米国会談に出発で理事会紛糾)

組合の時に知り合った議員の紹介で、国会食堂とも思ったのですが、まだ 度胸がつかず、お上りさんよろしく 売店見学。

このコースは自然散策と行政ビル、警視庁なども見られ 散歩コースには良いなぁ・・・と思いました。

参議員受付で 地下鉄利用で帰宅のルート。

なぜ こんなことを書いたかというと もし今日1人でなく 偶然 同じ時間に 同じ方向に散歩すると デモ扱いになるのかな・・・などとフト思ったからです。
シニア世代には 散歩で 時間だけ「偶然一緒のハンカチやタオルで汗を拭く」とか 「たまたま一周廻って、国会を取りまいたら」とか「薄手のジャケットを脱ぐと 原発反対Tシャツ」とか 帰り道 ポツポツ雨になりましたが、考えるだけで、やる気になれば、それぞれのブログに「今日の散歩予定」をかいて 散歩できたら 知りあいが増えるかな・・・・などと 放射能雨に濡れながらも 想像しました。

調子のいい時に 散歩コースを探すのも楽しいかな・・・と思いました。

次に雨がやみ 調子が良かったら 東京電力本社や電力館も 散歩コースを見つけたいなぁと思いました。

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2011年06月24日

明日は通院日 先輩の死

今日は 午後から落ち込んでいます。

携帯の伝言の再生の仕方を忘れ、初任時の7年間 お世話になった先輩に電話。

そうしたら、私が初任で 1年1組を担任した時 隣の2組で 何かと面倒を見てくださった H.Hさんが 5月に癌のために死亡したとのこと。
入院先で 知り合いに迷惑をかけたくないから 旦那様に誰にも知らせないで欲しいと 息を引き取ったとのことです。

3年前の同窓会を企画してくれた時は、胃がんに侵されていたとのこと。
ムリしても 会いに行くべきでした。
年賀状でも 自分の体のことは 書きこまず 私の病気を心配してくれました。

今日になり 霊の存在を 信じたくなったことはありません。
なぜ、霊になって会いに来てくれないのか・・・・、何か 心に穴があいたような午後でした。

神・仏よ、死ぬ順番が違う!!    なぜ いい人が先に逝かなくてはならないのか!!

H.Hさんも 電話をくれた先輩も 皆 私の健康を心配してくれていたそうです。
自分のことより 私を心配して 旦那様に連絡しないようにと 最後まで優しい姉きぶんだったそうです。

はっきりと顔・声が蘇ってきます。
もう一度、話したかった・・・・、見舞いたかった・・・・。

大切な宝物が 一つ永遠に失われました。

H.Hさんのご冥福と 霊でもいいから是非 会いにきてください。


明日は通院日、天気も「雨模様」とのこと。
何か頭が混乱しています。
posted by 小だぬき at 23:02 | Comment(0) | TrackBack(0) | うつ病について | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年06月25日

IE9 アップデート断念

昨日、マイクロソフトのインターネットエクスポーラ9のアップデートが 午後2時頃あったので 導入したものの、まず nirtyにつながらない、ツールバーが消える、ブログの「あし」「カウンター」が動作しない、他のブログに移行できないなど トラブルだらけで 復元機能でIE8に戻し、
アップデートは不表示にしています。

特に ツールバーが 思うように表示できず断念しました。
今少し、心に余裕がないと 新しい機能や開発者の意図がつかめませんので 今は インストールしないでおきます。

皆さんのPCでは 問題なく動作していますか・・・・。

何か Vistaは旧世代だから ウィンドウ9に変えなさいと 宣告されているようで 不愉快でした。

ただ 通院日の朝、太陽がでているだけ 気持ち的にゆとりです。

これから 朝風呂に入り、精神科・内科・外科にいきます。

いい1日のスタートを!!
posted by 小だぬき at 06:55 | Comment(6) | TrackBack(0) | うつ病について | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年06月26日

トロトロとしています。

昨日の通院、忍耐力がついたなぁ・・・・・と 自分で納得するような 「待ち時間」の長さ。

<精神科>

9時前に窓口についたのですが、なんと 順番が「9」、な、なんと1時間以上の待ち時間。
先輩の死のショックの話やら 日常の動けた報告とできなかったことの申告。
今回の通院前に風呂に入れたこと。待合室で寝てしまったこと・・・・

主治医

・喪失感は 時間とともに強くなる傾向があるから、押し込めるのではなく 心の区切りがつくまでは 時間がかかると思ってください。会えなかった後悔だけは もう戻れないのだから しないように 前を向いてね・・・。体が動く時に焼香とか墓参りにいけるように 今はダラーっとした時間を大事にしてください。
・気温の関係で 余り散歩も進められないけれど、適度にね。
・今は 自分の心身に正直に 生活することを心がけてください。

*今回からの減薬は 延期になりました。



<内 科>

風呂のおかげか 電車の冷房のおかげか 血圧 110-70
医師・看護師から「目眩などないですか??」と 心配されるほどの 数値。
思わず「最近は 薬をきちんと飲んでいます」とつぶやいたら 「飲み忘れだけはしないように」との厳重注意が・・
体が イヤに軽いな・・と感じたのは 「血圧値」にあるようです。

若い人や老人に 高熱と咳の患者が目立ちました。何か季節外れの「インフルエンザ」流行のような待合室。
何かの前兆でないことを祈る気持ちです。


<外 科>

おできに腫れがあるものの 切開する状態ではない との言葉にホッ。
前回と同じに 抗生剤と痛み止めを出しますが、今回は、2日位飲み 痛みがでないようなら 薬は「頓服として残しておいてください」
今の時期は、薬の予備があれば、安心できますから・・・・とのこと。


昨日は、通院・昼食までは動けたのですが、帰宅後 お決まりのように「トロトロ」が出てきて、折角買った 週刊大衆特集「自衛隊100日の記録、震災派遣の日々」は 半分を残しています。
自衛隊員の 被災者の皆さんからの「ありがとうございます」の一言が どんなに嬉しかったか・・との記述がありました。
日々の訓練の辛さが 吹き飛び この仕事を選択して良かった、役に立てたと心は疲労しませんでした、の隊員の気持ちがよくわかります。
posted by 小だぬき at 14:06 | Comment(2) | TrackBack(0) | うつ病について | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年06月27日

IE9に再挑戦、何だかな・・

皆さんのIE9が動作しているとのことで 昨晩 徹夜を覚悟??で再インストール

初めに niftyIE9をインストールしてから アップデート、設定表示も前回と逆にしたら なんとツールバーが復活しました。
ただ まだ「IME2007」が 不安定なことと、プログの置き手紙の一覧表示ができないでいます。

一体 前回の 不調の原因と暴走がウソのように 今日は動いてくれています。
ソフトにもご機嫌があるのか、PCのセキュリティを止めないままインストールしようとしたのが原因なのか・・・・

ものの10分もしないうちに完了、情報を頂き 再インストールに挑戦でき ありがとうございました。


最近の菅首相と民主党執行部は、思考力をなくしているとしか思えない。

菅首相は 自民党離党議員を政務三役として迎えるとのこと、与謝野氏と2人も「はぐれ鳥」を

・民主党には 他党離党者・除名者を内閣に迎えねばならないほど 人材不足なのですか・・・・
 
 
 
 これでは 信義違反の怒りが治まっていない自民党を より゜刺激することになりませんか??
  また、多くの民主党議員の感情を逆なでしませんか??
 

 菅さんのやることは 常識では捉えられない発想です。

・執行部が 公然と本人の納得なしに 菅首相の「退陣時期」を発言するのは、愚かというしかない。
 
 
 自分達の責任を棚上げして 「首相退陣」発言を第3者から聞く 首相をイコジにしませんか・・・。

どうも 民主党という政党は よくわからない。
今まで自民党がやりたくてもできなかった「通信法改悪」「税法改悪」「保険・年金・介護制度の改悪」「大幅な法人優遇」など すべて民主党の政策立案能力のなさのおかげで 自民党は 泥をかぶらずに「本音賛成、選挙向け反対」に徹することができる、あとは 財界からの献金再開で 党資金さえ裕福なら言うことなし。原発事故処理までは 民主党にやらせ、再開利権さえ手に入ればいい・・・・

とてつもなくめちゃめちゃな ファッショ政党に変質をしている 民主党。

このままでは 支持政党なしで 選挙で棄権するか 共産党にいれる危険を冒すか の選択しかなくなりそうです。
posted by 小だぬき at 12:30 | Comment(4) | TrackBack(0) | うつ病について | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年06月28日

身近な不思議

生活していて ちょっとおかしいよ、不思議だなぁと思うことをかいてみたいと思います。


◆自働販売機での値段

コーヒーやスポーツドリンクなどの値段の違い。定価が120円・150円の物が 100円とか80円とか・・・、定価があってもないような??
無論、同じ製品なら安いものを買うのですが・・・、定価で買うのが 馬鹿らしく思う状態は正常なのだろうか?


◆アイスクリームの消費・品質期限

時々 旅行すると 流行っていなさそうな店で 霜がべったりのアイスクリームに出会うことがあります。乳製品だから消費期限がありそうなものの 期限が明示されていない。


★DVDや新刊本

DVDも発売当初は 4000円近いのに 半年もしないうちに 2000円・1000円程度に値崩れする。
これでは、少し待つかという気持ちになりませんか??  

新刊本も装丁のしっかりした本が 文庫や新書になるのが 早いような気がする。
私などは、貧乏症なのか 見かけた時に買わないと 絶版の恐れありと装丁本をかうのですが、電車などで文庫版を読んでいる人を見かけると複雑な気持ちになるのです。


★新聞の休刊日と粗品

勝手に新聞社の都合の休刊日が 増えていませんか・・・。配達員の休養のためというのは 新聞社の都合で 事件がないわけではないですよね。
それと 謎なのは 新聞購読の時の 石鹸や米・品物のサービス。これも長期講読者にはなく 短期講読者の方が結果的に得をする宅配販売。
いつも紙面では、適正勧誘・粗品廃止をいう 朝日新聞・読売新聞に 多い。「本誌と販売店は違う」という屁理屈でしょうか??


★役所の「申請主義」

私も今まで多くの人に勧めた「自立支援医療」なども 知らなければうけられません。必要な人でも申請しなければ 受けられない申請主義を行政は採用しています。
障害者手帳・年金・国民保険・生活保護・地方税などの減免、保健婦さんなどの巡回サービス、葬祭費補助制度など しらないまま生活している人がいます。
制度を知っていれば ガンなどは身体障害1級に該当し、治療費などは全額保険適用になります。ムダな民間保険の特約などは 知ることによって防止できます。


★カビの生えない食パンや生菓子

今は 多くの企業で 防腐剤や添加物を使わない物が多く出ているので 消費期限が短くても 安心して食べられますが、物によっては消費期限が1ヶ月とかの菓子パンがあります。そんなに長持ちの防腐剤で 人体に害はないの・・・と疑いたくなる食品もあります。

前職の時、給食の残りのパンを 机の中にいれたままにする子がいました。毎日観察していたら 青カビがでるまで10日前後でした。
なにか ゾーッとした記憶があります。


★なぜ コンクリートの公園にするの・・

都会の公園の多くが コンクリートになり、きれいなトイレ・ベンチ・植樹・水道があるのですが、子供の遊びに対する禁止事項がやたらと多いのです。ボール駄目、鬼ごっこ駄目・・・・・
よく大人は 建前で「よく遊び、よく勉強する」が 大事だといいながら  皆さんの周りに野っ原や自然が保存されていますか?


★政治家になると資産が増えるの??

元々資産家ばかりが政治家になるわけではないでしょうに、なぜか何期か努めると 家を持てたり 株や土地、預金が増えるのが不思議です。隠れ歳費や献金があるのでしょうか・・・・


★なぜ「アップデート」が多いの??

不思議と毎月のように アップデートが多いのは PC愛好者としては 不満です。
未完成なものを買わされ、使いながら 欠陥を修正しているようです。何を意図しているのかハッカーといわれる人達が 簡単に介入できる脆弱性を承知していて発売しているのでしょうか?
それとモデルチェンジが 早すぎるのではないでしょうか?
posted by 小だぬき at 12:00 | Comment(2) | TrackBack(0) | うつ病について | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年06月29日

今日も暑いですね

朝・昼・晩の挨拶が 「今日も暑いですね」で通る 今日この頃。

手動扇風機(うちわ)が大活躍しています。

以前だと駅前にでるとうちわなどは、何本も配られていたし、ティシュなんかも貯まったものですが、今はダメ、不景気なんですね。

最近の食堂やレストラン選びの第一は、冷房がはいっているかどうか・・・・

冷えた店内で食べるラーメンなどは とっても美味しく感じられます。

昔、JRに 山手線1日切符というのがありました。
復活してくれれば 1日中 車内で寝ていたいです。

ある時、何かの会話の折り、すずめや鳩などの鳥の姿を見なくなったね、何かあるのかな・・・という話題がでました。
これが地震の前触れでないことを祈る思いです。

あと2日で6月も終わり、7月へ。

3.11の東日本大震災から4ヶ月目に入ろうとしています。
未だに余震が続く東北地方。

最近、めっきりと震災報道も少なくなってきましたが、被災者の置かれた状況に 余り前進がないようです。
民主党執行部や菅さんの 笑顔を見る度に「きちんと 弱い立場の人に寄り添えよ」と 怒りの感情がでてしまいます。

東京電力福島第一発電所も 放射能を撒き散らしている時に 党内抗争なんかいい加減にして欲しい。

構内作業にあたる人達の健康と作業の手順・見通しを 東電本社は きちんと示して欲しい。

このまま悪化を続ける 原子炉周辺地域の皆さんに 放射線汚染が少ない所だから帰宅して良いですよ との方針を取るらしい。風向きや雨で汚染が どこまで拡がるか わからない時期に・・・・。

しかも経産省は、全国の停止原発の再稼働を全国で要請しているとのこと。
狂っているとしか思えないです。

posted by 小だぬき at 15:34 | Comment(2) | TrackBack(0) | うつ病について | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年06月30日

点と点の記憶

いままで ゴミだしはした  親には電話した、PCチェックはした・・・、後は記憶になく  雷と雨の音で起こされました。

自分ながら よく眠れられると感心します。

この近くに東電の変電所があるのですが、雷がそこに落ちたら停電間違えなしの状態です。

何か天候も日本人らしい慎ましさを忘れたように 極端から極端になっています。

だんだんと雷が近くに落ちるように近づいてきました。

雨も半端ではありません。

こんなときに地震の揺れがきたら 逃げるに逃げられません。

川崎だけの限定的なものか、首都圏全域でか・・・・。

会社や学校帰りの人は、電車の運行と帰るタイミングが難しいですね。

この雷と雨で 被害者がでることなく、地表を冷やしてくれることだけを祈りたいです。


6月最後の日の激しい雷と雨、今年前半のことを洗い流して、新しい後半戦への前進の祝杯の手荒な天気のあいさつとしか思うしかありません。
posted by 小だぬき at 16:02 | Comment(0) | TrackBack(0) | うつ病について | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年07月04日

時間のワープ??

月曜病にかかる筈のない 自宅療養者なのに、うっすらと朝の薬を飲んだことと 母親との電話、PCのメールチェックを午前中にした記憶はあるものの 程よく風が部屋を突き抜けてくれたためか なんと18時まで「記憶なし」で 爆睡。

こんな時に震災が来たらと考えるとゾーッとします。

自分では 今まで 暑さの中でも熟睡できていたと思っていたのに、今日のように書類が飛ぶような風が部屋の中を通るだけで 朝?から今まで寝てしまっては 日にちが過ぎ去るのも早いですね。

昨日、行こう行こうと思って なかなか踏み切れなかった 散髪にもいけて 心の中にほっとした緩みもでたようです。

小だぬきは、生きています の報告しかできない今日です。
また 眠気が襲ってきています。
頭痛はないので 単なる疲れだとは思いますが・・・・。

posted by 小だぬき at 18:40 | Comment(2) | TrackBack(0) | うつ病について | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年07月07日

七夕です・・



たぬきB.jpg


今日は 七夕、あいにく 地上からは「織姫とひこ星再会」は 見られそうにありませんが、天空では 見事再会しているハズです。

皆さん 一人ひとりの 短冊への願い、心での願いが届くことを祈りたいですね。

今日くらいは「生きている素晴らしさ」、「家族・恋人・友人などの絆」を 感じる1日になって欲しいと思います。
また、お盆も近いので 「先祖さまから脈々と受けついでいる命の尊さ」も土台にあることを 感謝できる日でもあってほしい。

今日の朝は、皆さんと私が 一時でも 個性ある「夢」と「ロマン」を見られる1日になって欲しいと願う 七夕の日です。

下記は 今日の「東京地方」の夜空です。
 
今日の星空
posted by 小だぬき at 07:53 | Comment(0) | TrackBack(0) | うつ病について | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年07月08日

PCの反乱、海江田氏が心配

シーザープロク゜が 朝から 4回もアップできず 記事喪失。

正直、直書き・校正の私には、第1回目の記事が その日の感情のすべてを出し切っているのに・・・・
今日、5回目の記事作成。ここまでくると怒りが 書いたことで落ち着き 初めの勢いのないのが残念です。

ただ、どうしても アップしておきたいのが 下記の点です。

<海江田大臣の心の崩壊の心配>

★夏の電力供給確保のために 批判と政策の矛盾に耐えて維持してきた 6.15の「原発安全宣言」、
定期点検が終わる玄海原発の再稼働のために経産省一体となり進めてきた、地元説明と安全約束をし再稼働寸前だったのに 

菅首相が 野党各党から政策矛盾を突かれ、

菅首相のその場凌ぎのストレステストが必要と 玄海原発については 保安院が実施ずみなのに 玄海でも新基準のストレステストが再稼働の条件と答弁するなど 経産省・保安院の努力が 事の重要性を考えない首相の一言で白紙に戻ったのです。

内閣の一員としての努力が 一瞬にして 否定されたのです。

★笠井亮共産党衆議院議員からの 経産省主催 原発再稼働に備えたネット説明会に対する 九州電力の安全性・必要性メールの大量送付指示問題。証拠の「指示依頼」文書を提示しての追及に 「ゆ、許せない」と怒りを顕わに。

当然ですよね。きちんと正規の手順と住民理解を図ってきたのに 当該電力会社が 背信行為を関連企業などに指示していたのですから・・・

総理と企業に 同時に裏切られたのですから 私ならTVで菅氏と九電に抗議をして 辞職します。

もう これ以上 自分をキズつける前に辞任した方がいい。

posted by 小だぬき at 14:23 | Comment(0) | TrackBack(0) | うつ病について | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年07月09日

通院日・・、命を大切にした節電

今日は 二度寝が怖く(5時前に起床してしまいました) 通院まで眠気との闘いになりそうです。

今日は 精神科だけの予定ですが、鼻と喉の様子次第では 内科にも寄る予定です。

今 家計を圧迫しているものの一つが「水」「スポーツドリンク」、暑い日などは 2g以上を飲むので、他の外食などと合わせると 異常に高いエンゲル係数になります。

それでも生活できているのは 「うつ」のおかげで 一人旅する意欲が まだ出ていないためと思います。
「両親との家族旅行」以外にも 現役時は 通信簿の作成など 温泉ホテルに休日にこもって仕上げていたものですが、今は 長距離といっても川崎ー王子間のみの通院と 年2回の水戸への墓参りくらい。

その水戸も 3.11の東日本大震災で 墓石などが倒れ 常磐線も不通になり 3月の法事は見送りました。

墓の修復が終了と石屋さんから連絡があったのは5月末、まだまだ水戸では余震が続いているとのことですが、新盆に入る来週には 行かなければと思っています。その直前の通院なのが 救いです。

80を超えた両親も行くとのことですが・・・、気持は理解できても 無理させず 私が先祖を実家にお招きしたいと 明日から「墓参りモード」の体力つくり??の数日になりそうです。

今日も蒸し暑くなりそうですが、できるだけ 冷房のあるところでの時間を確保したいです。

あと1時間ほどで 出かけますが、皆さんも 健康優先にしての「節電」ですよ。
国会中継の質疑で 政府統計でも 各電力会社発表の供給最大電力の2倍近くの供給電力能力を持っているとのことです。

扇風機やエアコンの必要時使用は 熱中症対策のためにも 大切なことです。
とくに在宅療養・介護の必要な方は、多少の電気代がかかっても 命を守ることを優先しましょう。
posted by 小だぬき at 06:59 | Comment(0) | TrackBack(0) | うつ病について | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年07月10日

主治医からの警告と心配

昨日の通院で主治医から やっと「自分のこと」「自分の喜怒哀楽」に目が向いていたのに 震災前後から 「自分」より「社会・政治」に力点が移っているように思います。

このままでは、自己を見失う恐れがあります。
初心の「自分を大事に できることを増やしていくようにして欲しい」と注文がきました。

それと、私をブログで 「美化しすぎよ」
私は 援助者で 治す主体は 「小だぬきさんで  小だぬきさんの生活の中でですからね」

小だぬきさんの好きな映画でも 単純に楽しめばいいものを 今は「設定とか矛盾、事実との違い」にまで気になる状態。
これでは 純粋な娯楽とはいえなくなります。

理屈などいらないものに しいて理屈をつけないように 思考を変えてくださいね。

と 指摘され、確かに 文体に余裕がないな・・・と 自分のブログを読み返しました。

梅雨開けと同時に 心の梅雨開けへの指摘でした。
2週に1度の通院というのも 絶妙な期間だなぁと 思いました。
posted by 小だぬき at 12:53 | Comment(0) | TrackBack(0) | うつ病について | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

バカボンのパパ・・・

今日の昼、以前よく通った 1コインの定食屋の親父さんと看板娘に 中華定食屋でバッタリと再会。

な、なんとですよ・・・、その1コインの定食屋のお客さんの間で 赤塚ふじお原作の「天才バカボン」のパパと私にあだ名が付いているとのこと。
半ズボンにTシャツで 性格もよく 人当たりがソフトだから・・・、自然に「バカボンのパパ」で通じるんですよと いうのですが・・・。

もっと違うヒーローにしてくれなかったの?? と反論すると、だって 俺が一番初めに言って 常連さんも納得しているんだから無理とのこと。
看板娘だった由紀ちゃんに「由紀のパパ」じゃだめ??と聞くと 「由紀のおじさん」ならいいわとのこと。もう一声「由紀の恋人では・・・」との問いには、定食屋の親父「ダメ!!」と即答。
バカボンパパU.jpg
レレレのおじさんよりは、バカボンのパパの方が 美人の気立てのいいお嫁さんがいるだけに キャラクターとしては 魅力があるのですが、うつ病の私が 「それでいいのだ」の バカボンパパに似ているといわれると複雑な心境。

まぁ、悪いうわさではなく、最近 バカパンパパの顔を見ないね、病気でもしているのかしら・・・、心配だわ。

昔は 今生陛下の皇太子時代に似ていると言われ、本人も当時のママと自惚れていたのに 今では 確かに体型はバカボンのパパといわれても仕方がないのですが、全体の雰囲気で 他人から バカボンパパが定着しているとは・・・・。

川崎・横浜・板橋区・北区の皆さん、普段はYシャツの夏背広か 背広ズボンですが、雰囲気的に似ている58歳らしい男をみたら「小だぬきさん」と声をかけてください。

もう、今日で 中華店の土日の 大学院通学中の女の子を通して、小だぬき≒天才バカボンのパパが 広がり 中華人民共和国・中華民国御招待になり 空白のパスポートが 日中友好活動のために活用できたらと 壮大な夢を見たいと思います。

間違っても 所ジョージの「ご当地名物」にだけは ならないことを祈る思いです。

あ〜ぁ、どうせなら「総務課 山口六平太」に似ていると言われた方が 嬉しいな・・・・。
山口六平太.jpg
posted by 小だぬき at 15:58 | Comment(0) | TrackBack(0) | うつ病について | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年07月11日

新盆の指定券購入。

今日は、2つのことができました。

一つは、延び延びになっていた 水戸の墓参りのための「スーパーひたち」割引往復券の購入。

 例年だと夏ダイヤ用に JR横浜支社より「小型時刻表」が出るので聞いてみた所、地震でダイヤ運行が不安定なので 見送っているとのこと。
機会あるごとに 聞いてくださいね、との返事でした。


二つは、住民税・県税申告。

 国税の確定申告で 障害年金は収入にならないから 申告は必要ありませんとのことだったので、市の申告をしなかったのですが、昨年と違い 国税から通知がないので 出して欲しいとのこと。

行政サービス上、申告用紙で 正式処理が必要だから・・・・・と。
いろんな書類が今年は多く、必要かどうか 説明を読むだけで頭がいたくなりそうでした。


午後、暑さの中の外出でダウンしてしまいました。
これからまた、睡眠薬を飲み寝ます。

おやすみなさい。
posted by 小だぬき at 23:41 | Comment(0) | TrackBack(0) | うつ病について | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年07月12日

明日、水戸へ

今日、父も 墓の状態を見たいということで 往復割引券の座席調整。

暑いから・・・と止めたのですが、自分の体が動くうちは・・・と思っているようです。

最近、父から「よろしくお願いします」とか「世話になるね」と言われると 一抹の寂しさを感じてしまいます。

今日1日、明日の墓清掃道具と 切符の確認をして、暑さに体を慣らして??いました。

スーパー日立に乗れば 一駅1時間5分ですが、川崎ー上野間がラッシュ時間。

父の荷物も確かめましたが、私同様に 保険証と薬手帳が入っているのに苦笑でした。

明日の ミニ日帰りの旅の報告は またまた夜になると思います。

どうか無事に、ご先祖様を連れて帰れるように・・・。今日も早めに寝たいと思います。
posted by 小だぬき at 21:54 | Comment(0) | TrackBack(0) | うつ病について | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年07月13日

子供の遠足前のよう・・・

おはようございます、

久しぶりの遠出??のためか 5:30 に起床。

あと1時間弱で「水戸」へ出発です。

今日は、種類が たくさんある「JRのトクトク切符」を知っておくと便利ですよ。
駅員によっては、親切に 使える切符を教えてくれる人もいますが、みどりの窓は 絶望的な対応です。
並ぶ人が多く、時間がとれないためでしょう。

私は 昔から JRのミニガイドは 必ずもらい 通勤時に読む習慣がありました。
そこで知ったのが 「イベント切符」「トクトク切符」の存在でした。

大分 減ってきてはいるのですが、大人3人では「回数券」、2人なら「往復わり引き切符」などの手も使えることが多いのです。
*最近「伊豆フリー切符」などの廃止も目立ちますが・・・。

私も 窓口の駅員さんを選ぶのですが、乗り継ぎなども丁寧に調べ教えてくれることもあります。

知っているルートでも 一声駅員さんに声をかけるだけで 意外な発見もすることがありますよ。
posted by 小だぬき at 07:20 | Comment(2) | TrackBack(0) | うつ病について | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年07月15日

夏風邪 夏風邪に・・、気温差に注意!!

13日の水戸での墓参りは 無事??終了しました。

ただ、な・なんと「風邪」まで貰ってしまいました。昨日は微熱のため1日ダウン、情けない限りです。

家から上野までは 京浜東北線の冷房も程よく 浜松町から座れました。
親父さんは 若い女の子が 席を立ってくれて川崎から座れました。

◎新しい発見ですが、サラリーマンは ほとんど寝たふりか新聞読み。目的の駅近くになると突然元気になる光景に苦笑い。
 いつものことですが「今の若者」の方が 気づかい・思いやりができています。

上野駅の駅内店の変わりぶりに「浦島太郎」状態。
トイレの位置が変わっていないことにホっとしました。

常磐線の2階からホームに下る際の中途半端な階段が堪えました。エスカレータの位置の工夫が欲しい所です。

スーパーひたちのドア開けが 発車20分前というのも 嬉しい限りです。
冷房もちょっと寒いくらいの設定。
私は 半袖だったのですが、父は長袖で「冷房対策」だと自慢されてしまいました。

水戸駅周辺や大洗海岸、勝田周辺など3.11被害の大きさも すさまじいものがありました。

寺の墓石も 未だ 復旧していない家も多く 倒壊したままの墓も残されていました。

小だぬき家の墓も 倒壊時のためか 復旧後も 墓石に一部欠けた所がありました。

帰りは。用心のためタクシーを呼び、水戸駅へ。

行きと違い、帰りのスーパーひたち 京浜東北線は 弱冷房、今は窓の開かない車両が多いのですから 長距離移動の時の冷房の有無は大げさのようですが 死活問題です。

上野駅のホームまでのエレペーター、乳母車を押していたお父さんが 急に降り 皆を乗せてくれて ホームにつくとお出迎え。
階段を急いで降り、エレペーター前まではしったのでしょう。自然にそういう行動ができる若きパパに心が洗われる思いでした。

帰りの京浜東北でも 上野駅でやっと座れたであろう女の子が、父が乗った時、席を譲ってくれました。


墓参りができたことと 若い子の自然な親切・思いやりで 父は 疲れを最小にできました。

まだまだ人情が生きているのが嬉しかったです。

ただ 茨城・千葉の3.11の被害が 大きいのに あまり報道されないのも 新聞の水戸支社の取材不足か・・・・

私は 帰りの京浜東北線の蒸し暑さのためか 鼻水・くしゃみの連続。
昨日は、微熱も出て 1日休みました。

薬を夜 買いに行き、夜・朝2回 風邪薬を飲んだためか 大分身体がラクになりました。

今日も無理せずに生活したいと思っています。

posted by 小だぬき at 09:41 | Comment(0) | TrackBack(0) | うつ病について | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年07月17日

病人、老人に辛い夏

13日の冷房・冷房なしの気温差でひいてしまった夏風邪、なかなか治りません。

身体の温度調整機能が低下しているようです。

熱中症にかかり救急搬送される方の増加と脱水による死者。

東京電力第一発電所の放射能汚染の深刻さ。福島だけでなく全国の空中・地上・水道・海水などに じわじわと影響がでています。

事故さえなければ 出荷できた野菜や肉の放射能汚染のために 自殺された農家・畜産・漁業関係の方や、賠償金・弔慰金・援助金の遅れのための生活苦・・・・、どこまで被害が広がるか 

毎日の報道をみても これが経済大国といえる国の状況とは信じられません。

代替電力や援助の仕組みを検討すると同時に、第一原発の放射能の封じ込めに全力であたらなければなりません。
今でも 陸海空の核汚染がつづいているのです。

海水浴場が開けない、プール指導や水遊びができない、土いじり・遊びができないなど、子供たちの成長にとっての心配がでています。

福島県では 住民の健康被害を10年間 追跡調査をするそうですが、この間に甲状腺ガンなどの症状が現れないことを祈る気持ちですし 今までの薬害や工場廃液による健康被害がでても 因果関係などという論法で責任回避してきたようなことだけはしないで欲しい。

何か国会の論議も 事故収拾より どう賠償金を支払うか、電力の供給は・・・、責任は・・・など だんだんと本質から離れて行っているように感じられます。

土壌の汚染は どうするのか、空中線量と内部被ばくの関係、海水汚染のための水産資源の問題など 
1日も早い見通しのためにも 1日も早く安定廃炉にする道筋を示すべきでしょう。

子供達が成人をして 結婚・子育ての年代になって 生まれてくる子供達に影響はないと言い切れるのか・・・・。

東電は昔から 炉心や廃液、清掃といった被ばく線量の多い作業は 「原発ジプシー」として 健康を度外視しても賃金を得ざるえない孫請け、ひ孫請けなどの労働者の使い捨てで 原発運転をしていたといわれています。

3.11以来の現場作業員の死亡も起きています。

現状では、耐用年数の過ぎたものや地震が 高い確率で予想されるものから 順次廃炉にしていくしかないでしょう。
ただ 今の原発行政の欠陥は、日本のどこにも 使用済み核燃料棒の最終処分場がないのです。

青森県六ヶ所村は、再処理のための一時置き場でしかないのです。

順次廃炉になる原発の 使用済み核燃料棒の始末は・・・・、総合的な計画のないまま原子力発電所は 運転されているのです。

それと 気になる点は、復興・復旧予算を どこからねん出するのか・・・、安易に増税ではたまらない。多くのサラリーマンは 家族控除の廃止で 実質税値上げになっています。

「税と福祉の一体改革」と称する 消費税10%値上げ問題、今度の震災関連資金など 不透明な所が多すぎます。

大企業の内部留保は史上最大規模にあるといいます。
闘わない・物わかりのいい 企業内組合のおかげで リストラや賃金の据え置き、派遣勤務の常態化です。
大企業に甘く、被害者・弱者に冷たい政治。

せめて 内部留保資金で 関連企業などの倒産・リストラをさせない法体系をつくれないものだろうか・・・・・。

お年寄りやお子さんの体温調節機能が弱い方は、堂々とエアコンを使って 熱中症を予防してくださいね。
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2011年07月28日

蒸し暑さに負けず?? トロトロと居眠り

ここ3日ほど、暑さにも負けず トロトロと2時間位居眠りしては、汗で起きる日々でした。

この体調の中、映像の持つインパクトに引かれ いくつかのサイトを彷徨いました。

自衛隊の広報関係の映像は うーん凄いと 思わず共鳴したくなるセンスのよさ。
見ては 眠りでも飽きのこないものですし、要領よく短時間で活動を伝える技術には これを毎日TVで見せられたら 軍としての制約のある中、なんでもできそうな気にさせられます。

次に優秀だと思ったのは、自民党の広報。県連や本部の広報が 国会活動などを時期をのがさずにアップしているのは 凄い組織力と感心します。今日の国会質問が その日のうちに YouTubeで 映像が見られるのはさすがです。

一番ヘタなのが民主党、若手のキレのいい質問も 無視して広報していないのは 残念です。
今 民主党の若手の質問、とくに女性軍の鋭さと 国民感情を代弁しているのに 積極的にマスコミに投稿しない姿勢は情けない限りです。

数多くの情報のなかで、適時・的確に発信する力が望まれるのだなぁ・・・と思いました。

小だぬきも 今日 自分の投稿した 映像を見ながら 広告を本気で活用できる所が勝つのだなぁと思いました。

今日の参議院委員会質疑の 共産党市田書記局長の精彩の無さと 国民新党の亀井亜紀子さんの質問時の居眠りなどはいただけません。他の議員が頑張っているのに 党執行部が 国会軽視しているようで 見ていて不愉快でした。

今日は 中央医療社会保障協議会の診療報酬のニュース
http://www.cabrain.net/news/article/newsId/35110.html

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2011年08月13日

短時間のボランティアも検討しようか・・

今日、精神科に通院してきました。

主治医曰く 、家の中の生活指導を継続するか 一歩外に出てボランティアに挑戦するか・・・・

どちらがいいか 前から悩んでいるの??

と聞いてきたので、ムリのない範囲で私も 対人関係がもてるようになりたいと 答えました。
まだ先のはなしですが、やっと 光が見えてきました。


真珠採りのタンゴ

posted by 小だぬき at 17:45 | Comment(2) | TrackBack(0) | うつ病について | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年09月09日

今は耐える時か・・・

昨日は 気力・食欲とも無くし ただ寝ているだけの1日。

今日も朝から 重い心身。よく眠られると思うほど寝ています。

明日は 通院なので、風呂だけは入らねばと思うのですが・・・・。

時々 訪れる 状態に 情けない限りです。

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2011年09月10日

通院できました。江原啓之氏の初期の言葉

今日、暑さの中 通院できました。

私 
    4泊5日の旅行後は ボーっと時間が過ぎ去りました。
    通院があるからと昨日午後、やっとひげそりと風呂に入れました。
    旅行中は元気に過ごせたのだから、日常にも可能性があると思いました。
    今までなら 急に本を読んで何になるんだとか思ったものですが、最近は「読みたいから読む」と継続できるようになりました

主治医
   
    今週の無気力は想定の範囲内です、旅行中に背伸びをしたようですよ。
 
 
    多くの患者さんが 外出する時はきちんとしようとする傾向があるようですね。
    そのことは いいことですが、日常にもたまに注意してね。
    日常の生活の潤いのための旅行。非日常の旅行時とは 分けて考えてね。
    もうそろそろ 生活改善のために近くの精神科クリニックも考えたいですね。

私   
    先生に見捨てられる思いになります。断られても先生についていきますよ。


看護師から言わせると 二人の会話は漫才みたいといわれるのですが、「うつの底」の苦しさを知るものには、もう戻りたくない気分と期間です。主治医の 反応検査の問いとわかりつつも まともに反応してしまう小だぬきです。


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2011年09月14日

言行不一致な首相所信演説

昨日は どうしたわけか 1日中 睡魔に・・・。

一昨日、YouTubeで 「バイオハザート2を 実況中継する」というサイトにのめり込み ゲームを歳がいもなく してしまった後遺症だと思うのですが、余りの睡魔に つい内科に電話したら「頭に痛みがない睡魔でしたら 疲労でしょう」とのこと。

精神科にも電話したら 「PCを長時間して、ゲームなら 疲労しますよ」「気をつけてください」でお終い。

電話をかけられただけ良しの1日でした。


今日、野田首相の所信表明演説をきいたのですが、課題山積に立ち向かうという姿勢は 受け取れるのですが、国会会期4日間というのは、国民を馬鹿にしていませんか??

行政府に不信感がある現状で 国会のチェックを受けないでおくというのは 首相のソフトな言葉とは裏腹に 国会で追及されては困る何かがあるということでしょうか・・・・。

posted by 小だぬき at 09:38 | Comment(2) | TrackBack(0) | うつ病について | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年09月15日

何のための競争か・・、理念をしっかりと持つ大切さ

一昨年の事業仕分けで スーパーコンピューターで「2番ではいけないのですか??」という発言が 科学者や政治家の顰蹙をかいましたが、一番になる無限の競争の意義づけが全くされていません。

米軍などはソニーのPS2を 連結して スーパーコンピューターを実現しているし、要は 使い手が何を目指しているかによると思うのです。

その時から 喉に骨が刺さったような違和感を持つのは、各国が正確な性能を公表していると思うのが 国防的に考えれば オメデタイ頭だし、
いくらスーパーコンピューターの性能がよくても 使う人間の知性やアイデア・技術などが追いつくものかという疑問です。

悪い例が 3.11以降のスピーディーシステムです。
予測数値を入力すれば、風向きによる放射能拡散状態がわかるという 優れたシステムを 日本は持ちながら 活用できていません。

システムがいくら優れていても それを有効に使いこなせる人間の知力が追い付かねば「宝の持ち腐れ」になってしまいます。

私は 以前からNECのPCと一太郎・AOTOKを 「愛国者??」として使用していました。
NECが ウィンドゥの軍門に下った時は がっかりしました。

学校教育からも 一太郎ワープロソフトは 国際人としての教育に適しないとの 植民地的施策で 国内の技術を守り・発展させるどころか 公的機関からの追放さえ行われています。

私は、ハードの高性能化も大切ですが、ソフト面で国際競争力をつけなければ 1番だ2番だの議論は虚しいものだと思っています。

ちょっと長文になり申し訳ないのですが、航空自衛隊の次期主力戦闘機選定に アメリカのF35を推す声が多きいと聞きます。これなども日本が軍事的に属国である証明になるものです。
アメリカは、火器管制システムやレーダーシステムなど 戦闘機としての心臓部をブラックボックスにして 日本には組み立てのみを強要してきました。
欧州が 売り込んでいる ユーローファイターは ブラックボックスを無くし すべてのシステムを公開するとの条件を出しています。

将来の国産化・技術の民生への波及効果を考えれば 当然 比較で安価で技術公開されるユーローファイターと思うのですが、防衛省内局や政府には どうも常識は通用しないようです。

都合のいい時だけ 武器の共同使用可能が防衛の基本だという官僚。小銃を始め 弾薬共用できないものは たくさんあります。

しかも最近危険な常識が通用してきています。今までは「日米安保があるから日本が守られる」といっていた政府が、「日米安保の前提は自国の国防力強化が前提」といい マスコミも無批判です。

今の政府の見解ならば 堂々と憲法改正(改悪)を発議して 自衛隊を国防軍と規定しなければ 随所に矛盾がでてきます。

それをしないがために 諸外国では常識の 領海・領空侵犯に対しての 警告、従わない場合の撃沈・撃墜もできない国になっているのです。
本来は 拉致被害者の救出のための軍事オペレーションもできないようでは 主権国家とはいえないと思います。

posted by 小だぬき at 11:18 | Comment(0) | TrackBack(0) | うつ病について | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年09月16日

人間性が問われる時・・・

小さいことかもしれませんが、残暑厳しい中  小学生に水筒を持参させるかで 小学校内では 議論があるそうです。

私の元同僚だけが 水筒に賛成して、他は水道があるからいいという結論だったとのこと。

自分達が率先して「水道水」を飲んでいるのならわかりますが、そういう人に限って 校務員さんが作ってくれる冷えた麦茶をガブ飲みし、クーラーの効いた職員室にいるものです。

まだまだ子供達の生活する教室環境は 劣悪。
学校によっては、使用電力が許容度を超えてしまうという理由だけで 扇風機もクーラーもない状態です。

国会の代表質問で 現場の実態を知った上での質問や答弁が無さすぎます。

学校の「水道水がある」という理屈、家庭で実践できますか・・・・。私は カルキ臭や塩素の入った 水道水は 一度煮沸させ 冷やさないと飲めません。子供達に生ぬるい水道水を 残暑の中で 飲ませる 学校、教員の姿勢は 理解できません。

水道水に限らず  咄嗟の判断で「人間的」言動がとれるかで  その人の品性が分かるように思います。


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2011年09月19日

3連休寝て曜日、SMAPのジンギスカン

台風15号が またまた列島縦断コースをとっています。

台風12号の爪後が深く残る 和歌山県などの「土砂ダム」は 応急処置のみだそうですし、行方不明者の捜索も継続中だそうて゛す。

自然災害で こんなにも脆い国土。

自衛隊も「国土防衛の武装集団」ということを忘れ 「災害救助隊」活動が全面にでています。

ただでさえ 定員は確保されても予算がないために 小隊・連隊・師団の充足率の低い自衛隊に 恒常的に「災害派遣」任務を加えると 組織としてマヒしないか心配になります。

自衛隊・消防・警察 などが 本来任務に十分専念できるような 「災害に強い」公共工事を 大胆に進める時期ですよね。

国家ビジョンが見えないために 増税論議には胡散臭さを常に感じる小だぬきです。

来年度から「年金制度・支給額削減」が 議論に入るようです。

私のように障害年金受給でも 毎月 退職金を取り崩していかないと生活できないのが 現実なのに・・・
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2011年09月21日

暴風雨でドアが開かない・・・

2時間ほど前から 暴風雨でアパートのドアを開けるのも大変、雨も吹き込んできます。

おまけにさきほど(18時頃)まで 停電。

かろうじてPCの蓄電池で 情報をとっていました。

川崎でこの状態なら 各地の被害は想像以上のものがあると思います。

命を大切、優先しましょうね。

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2011年09月22日

明日、水戸へ墓参り。明後日 通院。

昨日の台風がウソのように穏やかな天気になっています。

彼岸の入りの20日に行く予定だった 「水戸への墓参り」を 明日いってきます。母は留守番にして 父子珍道中です。共に病気持ちですが、不思議なことに 目的ができると「うつ」の私の方が動けます。

朝、早速 「スーパーひたち 往復割り引き」切符と 食パン購入。これから数カ月ぶりの床屋さんに行き さっぱりしてきます。

最近  倍賞千恵子さんや佐藤オリエさんの若かりし頃の写真とサインが出てきて、私の年代のアイドルだったなぁ・・・、きれいだったなぁと 自分も歳をとっているのに 「老けたなぁ・・・」と父にいったら  お互いにねとのこと。

とくに 佐藤さんの「若者たち」の舞台が 川崎だったもので 声をかけてもらい握手してもらった手を 何日も洗わなかった記憶があります。


posted by 小だぬき at 13:04 | Comment(0) | TrackBack(0) | うつ病について | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年09月23日

墓参り無事帰宅、明日は通院・・・。

水戸までの日帰り墓参りを無事終了しました。

お墓掃除に1時間ほどとったのですが・・、未だ多くのお墓が 3.11で倒壊したまま 線香と花が添えられているのを見ると、小だぬき家の墓は一部破損と修理で持ちこたえていてくれました。

生きることもシンドイ世の中、せめて仏には 安住の場所を維持しなければと感じました。

川崎ー上野間の京浜東北線往復と上野ー水戸往復の電車での移動が 父だけでなく私も疲労困憊という情けなさです。

明日は、通院。今日はお墓参りにいけましたの報告だけでごめんなさい。


posted by 小だぬき at 19:46 | Comment(0) | TrackBack(0) | うつ病について | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年09月24日

今日は通院日、軍事拡大のためだけの中国脅威論 

昨日は 朝 雲がかかっていたのですが、今日は快晴。

昨夜は起きられるかな・・・・と心配したのですが、なんとか無事 起床できました。

主治医との会話が どのような展開になるか 楽しみでもあり不安もあります。

今は 季節の変わり目と 台風などでの気圧変化で 誰でも多少はストレスがかかるものだと居直り、いってきます。


野田首相の外遊、前原「口だけの人」などの言動が 「対米従属」に変わりないことがはっきりし始めています。
一部報道の中国の沖縄米軍基地先制攻撃の脅威などは 典型的なものです。

沖縄米軍基地の存在の重要性と強化、自衛隊との「共同防衛」に誘導する 危険なデマです。
今 中国が 基地攻撃をして「全面戦争」の危機を冒す必然性は 常識的にはあり得ないのです。

マスコミが国内の諸問題の解決より 「対外的危機」を強調する時、どんな意図が働いているのか 冷静に見極める必要があります。
今は マスコミが世論形成や誘導の媒体になっていることは 悲しい現実ですから・・・・
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2011年09月25日

主治医との会話

主治医との会話

<精神科>

* 先々週は 季節の変わり目か動けませんでした。
*  墓参りが決まったとたん、動けるようになり 通院にも寝坊しませんだした。
* 徐々にですが、読書可能になりました。
*  眠れそうな時、睡眠剤の服用を止める実験をしたいのですが・・・。
*  欲しいものがあっても まだ財布の中身の範囲内でいます。

◎ 動ける時に 一気にしようと オーバーワークになっているようですよ。
◎ 今日の通院もできたのは 一歩前進。
◎ 睡眠剤の実験は いいですが、薬の処方を今変えると ダメだったから復活とは なかなか難しいので、自分の判断で 今までのように余ったら処分してください。
◎ 趣味などで こり過ぎて、借金に走るようなら悪化ですから、今のように セーブできるように気をつけてね。


<内科>

血圧は、 110-81  少し高いのと低い数値の差が接近しているのが 気になりましたが 主治医がいいというのを 素直に聞きました。

それと 窓全開で寝てしまい、微熱と鼻水状態です と申告したら、普段は PL錠を出したがらない主治医が 5日分だしてくれました。
そんなに 今 風邪がはやってきているのか・・・・。

また図々しく 来週の主治医の日に 血液検査をたのみました。
脳や他の断層写真を オーダーする第一歩です。(主治医オーダーだと保険がききますので・・・)

外科の看護婦さんに出会い、「今日は 外科はいいの??」の問いに、通院しようとすると おできは安定するのです。まったく やっかいな代物です。今度 腫れあがったらよろしくと 挨拶です。

posted by 小だぬき at 12:26 | Comment(0) | TrackBack(0) | うつ病について | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年09月26日

弱いものイジメの社会か・・

国内の税収不足で 各種税金の値上げなどが 議論されている中、諸外国には 「支援金・援助金」支出を約束してくる政府。

納税者としては、何か割り切れない気持ちになりませんか?

午前中の衆議院予算委員会は 与党質問で 前原・城島・岡田議員で 彼ら増税派達の歯切れの悪さには イライラがつのる一方です。
よりによって 前大臣失格者や与党の幹事長失格者を 質問者にたてるなんて 民主党は何を考えているのか・・・

盛んに 3党合意を強調しますが、国会は 3党で合意すれば いいというものではないでしょうに・・・・。

午後の自民党など野党の質問が どういう内容になるかで 民主主義が問われそうです。

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2011年09月27日

何をしたいのか・・不明内閣

昨日の衆議院予算委員会は 午後 自民党質問でしたが、きちんと政治姿勢を問題にしていたのは まだ民主主義が生きているとホッとしました。
政府は、3党合意の順守や財政健全化、被災支援、朝霞の公務員住宅などの 問題に まともに答えられない状態でした。

今日は 10時から予算委員会が開かれますが、より具体的な 震災復興や税、などが問われることになるでしょう。


 
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2011年09月28日

自立支援医療、障害者手帳申請用 診断書用紙

今日は 区役所まで 診断書用紙と届け出開始時期を聞いてきました。

自立支援医療証が 来年1月末に切れ、手帳は 2月末の有効期限ですので どちらに合わせて申請するのかの問いです。

切れる3ヶ月前の届出になりますので 11月または12月かで 主治医に診断書を書いてもらう時期がずれるのです。

幸い今回は 手帳申請と自立支援医療が セットなので 12月受付、10月以降の診断書で可ということですので、来月の診断日に書いてもらうお願いをすることになります。

来年は 障害年金の更新と 何かと手続きが多くなるので よほど気をつけねばと思います。

日本は 申請主義といって、制度は用意されていても 必要のある方が申請しないと適用されません。

何か 困った時は、躊躇なく 役所に相談することをお勧めします。

posted by 小だぬき at 19:40 | Comment(0) | TrackBack(0) | うつ病について | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年09月29日

面白い身体反応・・ 沢田研二「宇宙戦艦ヤマト」

今日の午前中が 内科主治医のいる日なので、血液検査に行くぞ!!と思っていますが、普段は感じない空腹感が猛烈に出ています。

自分が食べたくない、と「食べられない」の違いで お腹の空き具合まで違うとは 驚きです。

今朝、ブログを開いたら「Edita」が 表示できない状態に・・・。
通院後 ダメなら問い合わせてみたいと思います。

悪玉コレステロールの減少を 神頼みして通院します。

posted by 小だぬき at 08:14 | Comment(0) | TrackBack(0) | うつ病について | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年09月30日

9月も最終日、早いな・・

年金生活者にとって 奇数月は年金振り込みがないので 生活的には苦しい月でした。

通院や投薬の費用や電話・電気などの公的費用、食費などは 前月の残りでやりくりしなくてはなりません。

普段は意識しないのですが、「お金」の基礎がしっかりしていないと 衣服費や食費にしわ寄せがきて 健康の悪循環に陥る可能性があると 奇数月には思います。

私のような定年前退職では、退職金もタカが知れているのですが、3ヶ月・6ヶ月の定期と3年・5年の国債などに分散して ある年度に手持ち資金なしを防いですが、このサイクルがいつ狂うか びくびくです。

盛んに 不動産投資やアパート経営の電話勧誘がくるのですが、主治医との「大きな人生に関わる決断はしない」を思いだして 断れています。

熱海の岡本ホテル 詐欺事件の被害者にならずにすんだのも 彼らの預託金と入会金の区別がつかない契約内容で 損か得かが「預託金」は 全額返還で 入会金で運用なのか しつこく問い合わせても ハッキリとした返事がもらえなかったため断念をしました。結果的に 詐欺被害者にならなかったのは幸いです。

アパート経営の話も 表面上は美味しい話なのですが、「購入、運用形式」に乗れる余裕がないのです。
運営会社が倒産した場合、入居者が決まらない場合、固定資産税と収入のバランス、営繕費用積み立てや管理組合費用などなど・・・、今の障害年金者には とてつもない 投資になります。
私を担当してくれる女性は 魅力的なのですが、今は冒険できないと断り続けています。

働いている時は 将来の心配はしなかったのですが、働けなくなって「お金」の重要さに気づくお粗末です。

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2011年10月01日

10月のスタート、少しでも「生活第一を」

今日から 10月のスタート。

今までは「災害列島」といってもいい状態。
3.11の被災者や台風の被災者にも 秋、そして厳しい冬が再びやってくる・・・

国会や経済界は 未だに「経済大国」の復活などと寝ぼけたことをいっていますが、餓死者・凍死・虐待死・自殺者・貧困死などが 多くでている国が 経済大国を目指すなどは 狂っている。

過去でも 繊維 → 造船 → 家電・自動車など  産業転換が起こっています。

今の自動車産業・家電などの大企業から 日本という島国が 国民に幸せを与えられる経済規模と産業戦略が求められるのです。

今はデフレであるからこそ かろうじて「生活維持」が出来ている側面もあります。

全国的な放射能汚染の進行、膨大な被災地復興、先端技術の可能性のある中小企業への育成、中小企業を悩ます製造原価割れの支援、国の抱える900兆の借金、外貨準備金の肥大化・・・・、まだまだ問題点はあると思います。

今は どこに軸足を置いて 国の財政や施策を考えるかの 「平成維新」の時です。

同胞を臨時雇用だ・契約・派遣だと 使い捨てにする大企業、海外諸点をいう大企業に 国の税優遇などを止めて、思い切って利益・内部留保に課税する 発想の転換が求められます。

数字や統計での先進国などという幻想をすてて、小国でもいいから スイスのように主権は守る・国民の生命財産は守る 「この国に生まれて良かった」と心から思える 身の丈にあった 国家像を考える時です。

貧しかったのに 希望があった「三丁目の夕日」から 「国民生活第一」の成長をやり直したいものです。

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2011年10月02日

落ち込み・・・

昨日の夜から 「生きる」闘い

やたらと過去の知り合いや仲間、好きになった人が頭にでて、あの時に・・・とか ああすれば・・・とか 後悔や反省・自己否定の感情がわいてきます。

残された時間と過ぎ去った時間・・・、理屈では 今からの時間が大切と 思えるのですが、フト我に返ると 過去に自分が帰っているのです。

夢でも「現実と過去がまじりあい」、思考停止。

「おきてがみ」「edita」などのコメントにお返事できる心理状態ではありません。ごめんなさい。

申し訳ありませんが、今日は 思考・行動すると とんでもないことを しかねない危険を感じています。
おとなしく、出来るだけ「考えない」1日として  短時間の錯乱で済ませたいです。
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2011年10月03日

落ち込み A

病気休職、退職して3年。

現状を 受け入れて 新しい小だぬきとしての生き方を作ってきたつもりでしたが、10月の声とともに「迷い」がでてきました。

このまま 動けないままなのだろうか・・・という時は、散歩が出来たなどと前向きに考えられたのに、過去の選択について「if」などと思うのは、馬鹿げたことだと思いつつ、思考が 戻ってしまうのです。

あの時、ああしていれば・・・とか、もっと違ういいかたをしていれば・・・・とか 後ろ向き思考に からめとられたような 今が続いています。

自分の中に 治ったら 寛かいしたら □◇したいという見通しが持てないためかとも思っています。

昨日よりは 今に思考がいくようになってきていますが、当分 安定剤の服用で 自己否定にならないように気をつけたいと思っています。

コメントを返せないことに イライラするのですが、「うつ2級」なんだなぁと 現状を受け入れて 頭の混乱を鎮めて行きたいです。

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2011年10月04日

事実がわからない報道・・

朝霞と杉並の国家公務員住宅の建設が 凍結されました。

このことが 今後の人事異動などにどのような影響を与えるのか不透明です。
地方公務員と違い、国家公務員の多くの職種は、全国的な規模で人事異動が行われます。
私の知り合いの法務省入国管理官や警察上級職、なども数年ごとに 人事異動がされています。

震災だから・・・、売却益を得るためにとか・・・・、目先の財源確保のために 人事異動・とくに家族をお持ちの方の 負担が過大にならないようにする観点も忘れないで欲しい。

私は幸いにも 地方公務員で勤務した4校とも駅の近くで 家賃の高さは独身だからこそ乗り切れたものの、広域配転の家族持ちにとっては、官舎があるかどうかは、勤務条件の保障です。

公務員を問題にするとき、勤務条件・勤務体制・勤務環境なども 総合的に問わなければ、行政が立ち行かなくなる恐れさえ感じます。

また、3.11の復興の際に 避けて通れないのが 東京電力福島第一原発の放射能問題です。
本当に「死の街」ではなく、人間が 健康に安全に生活再建・経済再建できるかは、放射能汚染対策の飛躍的技術開発や除染、廃炉を速やかに実行しなければ いつまでも「放射能汚染」のままの土壌・地下・海水・空中・人体に蓄積される事態のままです。

今、無責任にも経済産業省の大臣になっている枝野氏は、官房長官の時 膨大な放射能放出をしりながら「今のところ、健康には影響ありません」といい続けた人です。「今のところ」ではなく、福島県民もそして汚染地域が拡大している地域の人も「これからは どの程度 安心なのか」知りたいのです。

素朴な庶民感情としては 菅前首相には四国でのお遍路より、東北被災地でのお遍路をしてほしい・・・。



10月から じわじわと小麦・大豆・乳製品の値上げがでています。その上、「復興のため」と誰でもが異を唱えにくい大義名分で 消費税などの値上げを誘導しています。
本当に それしかないのなら 納得もできるのですが、まだまだ米国債や大企業の連結決算法人税ゼロ、高級官僚の棒給表や退職金、天下り、特別法人や国会など 切れる手当・歳費・出費は まだまだたくさんあるはずです。

我慢強い 8割の低中所得者に税負担を求める 今の政治家達。
少なくとも 残り2割の高所得者の累進課税強化が先だと思うのは 「貧乏人のひがみ」でしょうか・・・。
posted by 小だぬき at 10:37 | Comment(0) | TrackBack(0) | うつ病について | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年10月05日

マスメディアのいい加減さといかがわしさ

今日は 小雨で気温低下、布団にもぐり込むと「冬眠」して爆睡する小だぬきです。

マスコミの報道でいつも気になるのは「一過性」

3.11でも台風でも 事件でも 起きてしばらくは「被災者の人権は??」と思うほどの報道量なのに、今は 追跡取材もまばら。
それが 正確に事実を伝えて その後の問題提起になっていたのなら まだしも「政府・東電」の広報誌・「興味本位の一側面」でしかなかったことが 今になって明らかになりつつあります。

昨日の「東電に入ろう(倒電に廃炉)」の歌の方が よほど今回の3.11の全体像を知らせてくれます。



この間も「冤罪事件」「詐欺事件」「凶悪事件」が起きていますが、西山原子力保安院審議官の職務中のわいせつ不謹慎の記事の方が熱の入ったものになっています。

TVに至っては、素人司会者やアナウンサーやコメンテーターという人達が 独自取材もなく 「無責任な発言」の連発。
公共の電波を使って、「無責任な放言」で犯人視したり 特定の意見を押し付けたり あげ足とりに終始するのが ニュースと勘違いする報道姿勢。

今何を きちんと事実を積み上げて 報道するべきかのポリシーがないものばかりです。

一番 今大切なのは「放射能の分布状態と影響」、エリートといわれる財務省官僚が積み上げた国家赤字の検証、橋下大阪府知事のようなナチズムのような権力行使と条例、被災者をはじめとした弱者の越冬対策、不可解な民主党小沢元代表に対する検察審査会議決の問題点と証拠がないままの恣意的秘書への有罪判決(裁判官の証拠無視と事実認定の根拠なし)・・・・・。

行政・司法・立法の驚くばかりの無法と暴挙は、ネットで基礎情報を集め 自分で疑問に持ち・調べ・推理しないと明らかにならないことが余りにも多すぎます。

テレビ欄を見てください。どの局も 似たり寄ったりの芸能番組のオンパレード。

私達の今もとめられていることは 「憶測」ではなく「事実」を知る ちょっとした思考にあると思っています。
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2011年10月06日

びっくりする「労働分配率」の低さと無責任

ネットで検索していて読んだ記事のなかに 大企業の製品価格に占める「労働分配率(賃金・賞与)」が 10%という記事をよみました。

「週刊ダイヤモンド」だったと思いますが、マルクス・エンゲルスもびっくりの 剰余価値です。

膨大な利益を上げる 大企業の利益・内部留保の仕組みは、部品メーカーに対する単価切り下げ(当然 下請けの労働分配率は限りなく上昇することになります)と 勤労者への低賃金が 原資ということになります。

正規雇用から、季節工・派遣・臨時・パートの比率を上げて 利益構造の基盤を築いているのです。
しかも リストラという名の解雇の増大。

本来は、すべての人の労働分配率の向上と中小企業の適正な経営のための利益率確保がなされて はじめて「企業が元気になり雇用が安定する」のです。

本当に賃金が高くて 経営が圧迫というのは 企業のおかれた位置によるでしょう。



本来は、大企業と中小企業を別に問題点を論じなくてはいけないのに CM出稿や献金などで 大企業体質がうやむやのままでいるのが 現状だと思います。
冷静に事実を見て 大胆な「構造改革」しか 歪んだ「資本主義」を糺すことはできないように思うのです。
 


東電に当然のように「人員削減」のリストラ要請がされていますが、福島第一原発事故によるものですから 経営陣・管理職から率先して 責任を問うものにならなければなりません。

JAL(日本航空)のように 管理部門より運航・整備・サービスからのリストラなどということを 許してはならないと思います。

「生活者の目線」とは、責任を負う人からのリストラが原則であるはずです。

今までは 責任を負うべき人が 責任を勤労者に転嫁してきた仕組みでした。

だから 国でも「国家赤字」というと 官僚・政治家責任をうやむやにして 現場に痛みを与えることを平然とするのです。
いままで 基金運用失敗者や政策赤字、無駄などで 政治家や高級官僚が責任をとったことがあるでしょうか・・・・

いつも「弱いもの」いじめで 責任者は平然としているのが この国の構造ではありませんか??

今、求められているのは 責任の明確化と事実・真実の公開、その上にたっての 弱者救済のための「構造改革」です。

1960年代・70年代 だったら 確実に「国民革命」が起こってもおかしくない 閉塞と格差と無責任の横行です。
posted by 小だぬき at 11:07 | Comment(0) | TrackBack(0) | うつ病について | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年10月08日

通院日、課題がスッキリ・・

ここ数日のブログ、読みにくさにお詫びします。

実は、ここ数日 アパート管理の不動産屋と「意地の張り合戦」をしていました。

ドアの鍵が 前から引っかかり抜けにくくなっていたのですが、
木曜日に両親と外食の約束をしていてドアに鍵を指したら 閉まらない抜けないの悪戦苦闘。
10分ほど格闘したけれど はずれず閉まらずで「泥棒が入るのなら PC以外なら本でもビデオでも持っていけ!!」となんと大胆に鍵を 刺しっ放しにして「待ち合わせ場所で」食事。

私が大家に電話して「鍵屋」に依頼すれば、すぐ解決するのはわかっていたのですが、日ごろから修繕依頼の対応が遅い「契約仲介不動産屋」に電話して 対処依頼。

な、なんとですよ、不動産屋が修理に来たのが 昨日の18時。

まる1日半、外出不能の状態でした。つい、ブログの枠を超えて「情宣ビラ」のようなブログに・・・・。

笑顔で毒のある「ありがとうございます。明日が通院日なので、今日ダメだったら どうしようと悩んでいたのです。良かった」と 挨拶。
バツがわるそうに 不動産屋さんは 階段をトボトボ降りていきました。


悪い時は 重なるもので、プリンターのインク表示が 黄色を入れてカバーを閉じたとたんに点滅。
不幸にも予備がなかったので 印刷を止め、今日ヨドバシカメラで大量のインクと印画紙を購入。

さっそく 黄色の純正インクを入れても ウルトラマンのようにインク警告ランプ。

プリンターの再インストールをしたら、原因は 黄色ではなくピンクが 空・・・・。

どうせなら警告を同時にしてくれれば こんな混乱はなかったのに 黄色を入れた時には ピンクも空になった偶然の一致。

へたに要らないからと 色警告の同時表示をPCから削除していたことの失敗。


今日の通院後  ヨドバシの買い物を店に預けて 弟に貸与していた携帯の解約にドコモに。
ドコモのお姉さんの対応・笑顔に 調子に乗って 「楽々ホーン7」って 私の今の 楽々ホーン初代機と機能はどう変化したの?? と聞いたら 何と素晴らしい連携で 契約係の席に。

値段設定や割引、テレビ機能などの説明を受け、調子にのって「機種変」
なんと 朝 財布にお金を補充して良かったと 安堵。
ついでに 何年使っていたことになるの??  と聞いたら 5年と7ヶ月とのこと。

充電器で お勉強しました。
充電池の寿命が早く切れるんだよねといったら 即座に「充電はどのようにしています」と聞かれたので、夜 寝る前にしていますと答えたら、

充電池の寿命は充電の回数で 決まるとのこと。

お客様は 電池が残っている時にも 充電をしているから過充電の状態になり 寿命をかえって縮めていたのですよと。

実習生と社員さんのコンビだったので 「ドコモだけ おまけにくれる??」と言ったら 3つのサービス。
母親に渡したら、もうこんなにたくさんと喜んでいました。
家族のも 私の口座のファミリー割引にしているので、用がある度に貰い 今日数えたら26個の大小中の「ドコモだけ」

まぁ、通院を含めて こんなにも人と話せたのは久しぶりで 特にドコモのお知らせやメールは 読んでおくんだったと教えられました。
番号抽選で 2度当っていたのに 期限ぎれとのこと。

「江戸っ子だぃ、小銭より宝くじ命だぃ」なんて 訳のわからない思いで うつ患者らしくない気持ちの軽さでした。

家の近くを 巡査が通ったので「巡回連絡簿の変更まで 図々しく頼めました。
病気の関係で 昼間寝ていることが多く、何度も来られていたらごめんなさい と申告したら、 「わざわざありがとうございます。病気で困ったことがあったら いつでも相談してください。健康には気をつけてくださいね」との返事。

地域課と公安課の連携はないようですね。学生運動の時の保護歴や組合役員の届などで 私の知らないことまで公安課は知っているはずなのに・・・・

通院のことは、明日に・・・・。

posted by 小だぬき at 18:29 | Comment(0) | TrackBack(0) | うつ病について | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年10月09日

主治医「何でもできることは するわ・・」

昨日の主治医の 最後にいったことです。

言葉だけ抜き出すと 想像たくましくできるのですが・・・・、実は 私にとって 生活の危機さえ感じた言葉でした。


 < 私 >

・先週は、 睡眠薬減薬の取り組みは 止めました。 
 過去の夢と現実が混乱して 落ち着くまで睡眠薬服用を再開しました。
 
 なんとか現実に踏みとどまれました。

・今週は、鍵のトラブルとプリンターの状態が 嫌いな「評論家」ブログを書いてしまいました。

・整理整頓もゴミだしもダメでした。

・自立支援と障害者手帳の診断書を11月にお願いすることになりますので お願いします。

  <  主治医 >

・夢は 気にしないことですよ。脳がいろいろな記憶を整理しているだけだから・・・。
 それより 小だぬきさんの 薬に対する考え方ですね。なければないで 心配になるのね。

・不動屋さんへの怒りが ブログでの長い「評論」で発散とは、訪問してくれた人に感謝ですね。

・実は 私 12月一杯で病院を辞めることになったの・・・。12月までは「やれるだけのこと」「出来るだけのことはするわ」
 川崎での病院に移りたいなら 紹介状も書くわ」
 @「先生の次の勤務先なら・・」といったら かえって遠くなり転院の理由にはなりませんね。
 
  実は来年 障害年金の更新なのですが・・・、心配です。治したいし生活も保障したいし・・・
  に対して「とっても融通がきかない 頑固な困った患者」と申し送るから・・・と。

患者にとって 主治医が変わるというのは とっても不安なことですが、大学病院の方針とのことですから 我慢かな??

ご夫婦で 川崎移住でクリニックって どうです。患者第一号になりますよ に 明るく元気に「精神科医って 生活は小だぬきさんより厳しいかもの世界。 宝くじが当たったら 開業資金として借りるから・・・、まぁ、そんなものよ、とのことです。

*昨日の 老齢年金 月45万円以上にも 収入認定緩和の記事。
月に45万円の年金をもらえる人って 現役時代 どのくらいの収入があった人なのか?? 私は共済年金 32年と2ヶ月納入でこれから支給されることになる老齢共済年金は 2ヶ月で 23万円(61歳から)。
1ヶ月あたり 厚生年金部分は、11万5千円前後。
昨日 寝る前に読んだのですが、何か 厚生省は 一握りの上限額の人の緩和で 年金は改善されたと主張する気らしい。
多くの人は 国民年金を入れても 月に20万になる人すらないのが 殆どではないですか?? 

posted by 小だぬき at 12:11 | Comment(2) | TrackBack(0) | うつ病について | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年10月10日

ギリシャ・アメリカ・韓国・・・ならぱ

不思議なことに 国民にとって負担増になるものは 素早く決定し、必要な防災対策・被災対策・雇用対策などは 遅々としてすすまない政治。

諸外国なら ゼネストや暴動だろうな・・・という今の政治。

人間 粗食には耐えられても 絶食・飢えには 耐えられません。
今の政治や会社は 「生かさず殺さず」の徳川家康の教えに忠実なのでしょう・・・・。

議員歳費や手当の検討、政党助成金廃止の動きがないのは わが身は守り 痛みは民に の方針のままか・・。


 
posted by 小だぬき at 12:47 | Comment(0) | TrackBack(0) | うつ病について | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年10月11日

3.11 から7ヶ月

今日は 先週の土曜日にハシャイだ後遺症か ほぼ1日 ダウンしていました。

3.11 から7ヶ月、地震・津波の復旧は可能でも、問題は 福島第一原子力発電所の放射能放出が止まらない限り、被害は増えこそすれ減ることは考えられない。

しかも「空手形」のような 政府の短期除染計画。
汚染レベルを なるべく低く抑えるためには、もう福島だけでなく 関東・東北の多くの放射能蓄積地帯や海水汚染などの除染は最低条件。

除染した土や汚泥は どう処分できるのかも不明では、「絵に描いた餅」のように 実効性はゼロに等しいでしょう。

首都機能とか官庁の機能を 東京電力福島第一原発の周辺に移転するというなら 「今のところ健康に影響はない」を信じたいのですが・・・・

少なくとも「福島原発汚染地帯」に 「国会機能を移して議論すれば」密度の濃い、真剣な議論が展開されるのではと 夢想します。

政府や政治家は 安全地帯にいては 真の復興や事故処理はムリな話でしょう。

何か「月命日」を迎えるような気分です。
posted by 小だぬき at 20:38 | Comment(0) | TrackBack(0) | うつ病について | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年10月12日

年金支給開始を68〜70歳に検討とのこと、ふざけるな!!

厚労省の官僚や政治家は 高い年金をもらっているらしく、国民年金(基礎年金)が 65歳になったことにより いかに退職後の生活に不安を感じる人が多いことをご存じないらしい。

厚生・共済などの年金も 段階的に65歳に延ばそうとしているのに・・・。

この改悪を許せば 今の40歳前後から 影響をモロに受けます。

今、定年まで勤められるか 不安定なリストラという雇用不安、派遣・パート・バイト・期間工・季節工などと初めから 企業年金から排除されている人の増加などの問題を解決しなければ、「早く死ね」に等しい改悪。


私たちの若いころは、共済年金が黒字なのは、定年までの激務で 退職後の生存年齢が短いためだなどと 真実のように言われました。
事実、ある時期は 管理職3年、教諭6年などと組合調査で出て ゾーッとしたことがあります。

いくら平均寿命が延びたとはいっても 70歳支給では 「年金制度崩壊」にひとしいのではありませんか・・・・。

しかも 平均寿命というのは、余命年数を保証するものではないだけに 余計 支給年齢を延ばすということは 実質 年金制度崩壊に路を開くものです。

定年延長の警察官・消防署員・自衛隊員・海上保安官・小学校教諭など想像できますか・・・・。

なにか 年金財政の運用失敗や国民年金センターの無駄使い、国民年金センターの年金納入額での独立採算制度などの 管理運営団体にメスをいれることが先ではないですか・・・。

年金の制度が複雑で 大本営発表のように「このままでは年金制度が崩壊する」という 役所やマスコミの大合唱。
受給者が支払い続けた 年金積立は 本当に 全額 先輩方の年金に使用されていたのですか??

資料をさかのぼって調べたわけではありませんが、現役納入額と年金受給額のトータルに 不明確な差額があるようです。

厚労省は、雇用の在り方を含めて 退職後年金を考える役所に 立ち戻って欲しい。
posted by 小だぬき at 10:37 | Comment(2) | TrackBack(0) | うつ病について | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年10月17日

「ベッドから『よいしょって起きられなくなった」仕事でうつを患った経験を聞いた

社会・論評  増田 不三雄
「ベッドから『よいしょって起きられなくなった」仕事でうつを患った経験を聞いた
          2011.10.15   21:21  

*小だぬき一部補足

「ベッドから『よいしょ』って起きられなくなった」仕事でうつ病になったDさん(30代・女性)は、都内の某金融機関で働いている。 

仕事の忙しさからうつを患い、1年間の休職を経験した。現在は復職しているが、「いまだに、立った状態では電車に乗られないですね」と話す。

うつは、誰にでも起こり得る疾患である。
しかし一方で、職場での偏見や風当たりも強い。Dさんの場合はどうだったのか、話を聞いた。

――当時の様子を教えてください。

「徐々に、会社に行けなくなったんですよ。 
それまでは、夜中の3時ぐらいに家に帰っても、上司の相手で飲みに行っても、ちゃんと朝起きて、会社に行けてた。それが、目は覚めるんだけどエンジンかからない。

電車に乗る段階で動けなくなる人とか、色々なパターンがあるらしいんですけど、わたしの場合は、ベッドから『よいしょ』って起きるところが駄目だった。家から出なきゃいけない時間なのに、何もしてない……。

ある日、会社に連絡することもできなくなった。始業時間を過ぎて、職場から電話がかかってくるんだけど、欠勤の連絡が出来ない申し訳なさで、出られないんです。

結局、上司から『君と連絡取れなくて、行方不明だって騒ぎになってる。連絡しなさい』ってメールがきて、その段階で、お休みを取ることになった。結局実家に帰って、3ヶ月ぐらいは寝たきりでしたね。うつって、本当に寝たきりになるんですよ」

――どのような治療を受けたんでしょうか?

「基本的には投薬と、休養です。寝たきりを脱出して、しばらくしてだいぶ動けるようになった。気力が戻ってきて、会社に戻りたくなったけど、それだけだと『復職していいよ』とはならないんですよ。

医師と会社のすすめもあって、復職のためのトレーニング(著者注:いわゆるリワークと呼ばれる)を、専門の施設で受けました。半年ぐらいやりましたね。

トレーニングは、まず服を着るところから。Tシャツとかじゃなく、仕事で着るような服ですね。

平日の朝9時半ぐらいに、病院の施設に行って、同じような境遇の、スーツを着た人たちとラジオ体操をして、作業をはじめます。作業っていうのは、グループワーク。

あんまり負担が大きいことをやってくと、脱落する人が出るので、籠を編んだりとか、ドリルやったりとか、ペーパークラフトをやったりとかですね。夕方の、3時半には終わります。こんな風に、最初は週3日から初めて、最終的には週5日ぐらい行ってました。

結局、振り返ったら休職期間の大半を復職のトレーニングに費やしてましたね。

ちなみに、治療費を自分で払うと、3割負担で1日2千5百円ぐらいかかっちゃう。

だから病院のすすめで、手帳を取るんですよ(著者注:自立支援医療、詳しくは厚生労働省等のHPをご確認ください)。

手帳(小だぬき≒障害者手帳は 自立支援医療証の条件ではありません。医療証だけの申請もできます)を取ると、行政が一部負担してくれるから、1割負担でだいたい800円ぐらい。

(著者→でも、1ヶ月20日行くとすると、1万16000円ぐらいになりますよね?)そう、それにプラスして、交通費がかかる。結構、キツかったです」  


(小だぬき→ 私は自立支援医療で診療 1回470円、薬剤 月に2300円程度です。)
(小だぬき→ 著者の方の誤解で 毎日通院が必要なら 入院を勧められます)

――『ツレがうつになりまして。』(細川貂々・幻冬舎)が話題になっていますよね。

「あの人の漫画は、まさに読んでました。
病院とかに置いてあるので。うつの患者にとって、病状を客観的に見たものとしては、リアルだと思います。

例えば……うつになった旦那さんが、症状がすごく深刻になる前に、お気に入りの歌手のコンサートに何回も何回も行くシーンがあるんですけど(著者注:『イグアナの嫁』細川貂々・幻冬舎)、病状が進行してくると、自分が前に進めないってことが、なんとなく分かってくるんですよ。

それを何とかしようって、あがくために、何かの力を借りようとする時期がある。

それが彼の場合は、コンサートだったんだと思う。わたしは色んな趣味とかにハマったり、いっぱい友達に会いに行ったりとか。プライベートを無理やり充実させて、ストレスを発散出来ればうまく行くのかと思うんですが、その状態が立ち行かなくなると、倒れちゃう……。

他にもうつの治っていく過程なんかはリアルで、私はすごい共感しました」

その後、Dさんは無事職場に復職した。しかし…

「体調が戻らなくて、たびたび休まざるを得なかったりということが続いてました。

どんな仕事でもいいから、何か仕事を振って欲しいんだけど、復職して初めて分かったけど、病後で注意力などが凄く落ちていて、ちゃんと教えてもらわないとできない。

何が駄目なのか分からないまま、『もう、やらなくていいよ』って言われて、仕事が回ってこなくなる。

自分では、言われてる通り、やってるつもりなんですけどね……。

『病気なのに引きとってもらってる』って負い目もあって、なかなか意見も言えないから、結果的に仕事が雑用ばっかりになっちゃったんですよ。

その雑用もコンスタントにあるわけじゃないし、結局、すごく暇だった。上司も忙しいから放ったらかしですしね。

それがずっと続いて、将来どうなっちゃうんだろうって不安もあった」

そんな中、Aさんはリストラという形で、関連会社に異動させられてしまう。現在はその研修施設でOJTを受ける日々だそうだ。

「ある日上司に呼び出されて、『他所にいったほうが、君のためになるんだよ』って言われました。
いわゆる、リストラですよね。

今は本社を離れて、研修施設のある支社で、OJTを受けてます。

周りの人たちは『可哀想に、左遷されちゃったな』って見てるかもしれないけど、実際に配属されてみると、全然そんなことなかった。むしろ今は、することあるから嬉しいんです。

それに、前の職場だと、同僚に挨拶さえできなかった。自分がつまはじきものみたいになって、誰も話しかけてくれなくなって、一人ぼっちだった。

今は、同じようにOJTを受けてる人たちと和気あいあいとしてるので、精神的に楽なんです」

結果的に、リストラ候補になったことが、精神的に良い方に働いたのだ。Dさんは、今は前向きに会社に行けており、出社できない日も減ったという。
「この先、もうちょっとストレスが大きい仕事になると、わからないかな、と思いますけどね」と言う彼女。

人にとって、働くって何だろう。皆さんはどうですか?


※この記事はガジェ通ウェブライターの「増田不三雄」が執筆しました。』
小だぬきが 多少補足しています。
posted by 小だぬき at 14:23 | Comment(0) | TrackBack(0) | うつ病について | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年10月24日

【「仕事うつ=男性」は間違い?実は女性が多いとの研究結果】


仕事うつ=男性」は間違い?実は女性が多いとの研究結果

2011.10.24 13:00
 
【「仕事うつ=男性」は間違い?実は女性が多いとの研究結果】

うつ病になる原因って、何だかご存知でしょうか?

年々、うつ病や心の病が増加する中、その原因を知っておきたいと思いませんか。
 
働く人のうつ病の6件に1件は、仕事のストレスによって発症したものであることや、そして、女性の方が仕事のストレスでうつになることが多いということが判明しました。


アメリカのメンタルヘルス専門ニュースサイトのPsych Centralから、オーストラリアの最新の研究結果をお伝えいたします。

 メルボルン大学の研究チームは、オーストラリア本土で一番小さく、そして人口密度の高いヴィクトリア州に焦点をあてて研究を進めるとともに、2003年から1100件に渡って集められた仕事のストレスに関するデータを分析し、全国的なデータと比較しました。
 
この研究における『ストレスのある仕事環境』とは、『仕事で要求されるものの高さ』と『仕事の自由裁量の低さ』の組み合わせであると定義されています。
 
トニー・ラモンターニュ准教授率いる研究チームは、下記のように研究結果をまとめています。

・働く女性は、男性よりも仕事のストレスを経験することが多く、仕事のストレスは、高い技術を必要としない仕事ほど多い

・働く人が仕事のストレスではうつ病になる比率から推測すると、仕事のストレスは、うつ病のリスクを倍にすると考えられる
 
・働く人のうつ病は、女性5人に1人(17%)、男性の8人に1人(13%)の割合で仕事のストレスに起因している

・以上のことから、ヴィクトリア州では21,437人の働く人が、仕事のストレスに起因する、予防可能なうつ病に罹患していると考えられる

・比較すると、仕事のストレスに起因する精神疾患で労災補償を受ける人は全体の30分の1と、事の重大さからすると少なすぎる比率となっている
 
ラモンターニュ准教授は、特に働く女性と、高い技術を必要としない仕事に就く人が、仕事のストレスを感じやすい状態にあり、職場でのうつ病のリスクがより高いことを、次のように話しています。

「この研究からわかるのは、精神疾患という公衆衛生上の相当な問題が、偏って分布していることや、仕事のストレスが、精神の健康に関する偏りの要因となっているということです。

というのも、精神疾患に罹患する人数というのは、人口分布と同じようなパターンをたどるものなのです」

仕事のストレスとうつ病の問題に取り組む方法はあるのでしょうか?

 ラモンターニュ准教授は、次のように考えています。

「仕事の自由裁量を改善し、要求される度合を抑え、上司や同僚からのサポートを増加させることで違いが出ることが、この研究から読み取ることができます。
 
私たちはこの問題の大きさが正しく理解され、そのことが働く人、特に女性や高い技術を必要としない職種の人が、適切なサポートを受けることを望んでいます」

オーストラリア・ヴィクトリア州健康振興財団理事長のトッド・ハーパー氏は、この研究を受けて、メンタルヘルス問題に関して企業がもっと対処するべきであるというコメントをしています。

「一日の時間の多くを仕事に費やす人がほとんどというのが、現状です。

ですから、職場が健康を害する場となるのではなく、健康にも良い場所となるよう、私たちは最善の努力をするべきです。
 
例えば栄養、運動、禁煙についてのプログラムと同様に、ストレスを軽減する方法を提供することで、病気を予防することが重要です」
 
いかがでしたか? 「仕事のストレスとは何か」と聞かれると、意外にわかりにくいものですが、『仕事で要求されるものの高さ』と『仕事の自由裁量の低さ』の組み合わせとして考えるとわかりやすいですね。
 
職場のストレス源は、すぐに軽減できないものがほとんどかもしれませんが、自分で起こせる小さな変化を重ねて、ストレス軽減に役立ててみてくださいね!

 【参考】

※ Work-Related Depression On the Rise | Psych Central News
posted by 小だぬき at 14:56 | Comment(0) | TrackBack(0) | うつ病について | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年10月30日

「結果を出せ」という言葉をよく聞くが、人生、すぐに結果が出ることばかりではない。

香山リカのココロの万華鏡: 

     
すぐ結果を求めないで /東京 
    

「結果を出せ」という言葉をよく聞くが、
   人生、すぐに結果が出ることばかりではない。
毎日新聞 2011年9月27日 地方版


 私の場合もそうだ。

病院のトイレで患者さんに会ってしまったときにどうすればよいか、長年わからないままだった。

これから診察という人に「いかがですか」とそこでいきなり問診を始めるのもおかしいし、いま診察室を出たばかりの人の場合は、さらに何と声をかけてよいかわからない。

結局、30代のころは「見て見ぬふり」、40代は「どうも」などとあいまいなあいさつをしてごまかしたが、それでもなんとなく気まずさが残る。

「誰かに会うのが怖い」とわざわざ別の階のトイレに行っていた時期さえあった。


 無理に「こうしなければ」と思わずに、自然な表情で「雨がひどいですね」「まだ暑いですね」と天候の話などをすればいいのだ、と気づいたの今は、50代になってから。

私のおかしな“トイレ恐怖症”が消えるまで、実に25年もかかったのだ。


 診察室でも、「60歳になってやっと父親へのわだかまりが消えてきた」といった話をよく聞く。

とくに人間関係の場合、「許せない」「すぐに謝ってほしい」「二度と会いたくない」などと思っていても、時間がたつうちに自分も相手も、お互いの関係性もゆるやかに変わっていくことが少なくない。

診察室に駆け込んで来る人は「今すぐ答えを出したいんです!」とあせっていることが多いが、彼らに「まあ、もう少し待ってみましょうよ」と時間かせぎをさせるのが、私たち精神科医の仕事かもしれない。


 誰でも、じっくり考えたり取り組んだりすれば、自分が納得できる答えや結果は出せるはず。ただ、それまでの時間を耐えられないので、間違った結論をすぐに出してしまおうとするのだ。


 もちろん、会社でのビジネスなどでは、「結果が出るまで、あと20年くらい待っていただけませんか」とは言えないだろう。

「今期のうちに」「来週までに」と期限を区切られ、結果を出すことを要求される場合もあるが、それは心にとって大きなストレスになる。


 もし、期限までに結果を出せずに上司などに叱られたとしても、せめて「オレってダメだな」とすぐに自分への評価を出さないでほしい、と思う。

そのときは落ち込むかもしれないが、その経験も3年後、10年後には意味がかわり、「あのとき失敗してよかった」ということになるかもしれないからだ。


 目の前の結果だけで、すべてを決めつけないで。時間をかけて見えてきたことだけが、ホンモノなのだと私は考えている。

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2011年10月31日

患者の不安

朝日新聞のネット「アピタル」に下記の投稿がありました。とても共感できるものです。患者にとって 良いお医者さんってと 考えてしまいますね。


      患者の不安
  
投稿者:あぽろ 投稿日時:11/10/15 16:53


診察の時時々、本を出して読みながら診察する先生がいらっしゃいます。

これは患者にとって、ある意味不安を募ったりします。「この先生は新人かしら?」

独り言もそうです。「どの薬だったかなァ〜え〜とちょっと待ってくださいよ。何処かしらに書いとった。ああ。あったこれじゃ。」

「え〜とねぇ。あなたの場合にはこの薬はどうですか?」と聞かれた事もあります。

ここは薬局かと思った事もしばしば。

いっその事「それでは薬を出しておきましょう。これらの症状を治療する薬です」と一気に言ってくれたほうが飲み込み気持ちがいい。

恐る恐る触診する先生もです。

一気に診察を始めればいいですが・・遠慮がちに・・「こっこっここらへんですか?ええ?ええ?」

どうも患者という物は先生に命を委ねながら心のどこかに「他人事ではないのか?」などと疑心暗鬼の部分がある。

いやいやそれではいけないのだが。

何しろ初対面の人に命を負かさせる先生も、任せる側の患者もおっかなびっくりお互いを探りながらのお互い様なのだろう。
posted by 小だぬき at 06:47 | Comment(0) | TrackBack(0) | うつ病について | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年11月03日

「患者自身の思い」伝えて

診察室のワルツ:/11 
「患者自身の思い」伝えて=岡本左和子


毎日新聞 2011年10月26日 東京朝刊

 納得して治療を受ける大切さを繰り返し書いてきました。

患者の治療への理解や納得を難しくしている要因に、医師と患者が持つ医療情報の不均衡があります。これは、両者の相互理解にも影響を与えます。

しかし、医療情報だけでなく、患者が何を大切にしながら治療に取り組んでいるのかなど、「患者自身の思い」についても、医師と患者、家族の間で情報の不均衡が起きることがあります。


 私が経験した事例です。70代前半の夫妻が健康診断で血糖値が高いことが分かり、来院しました。

当初、「私たちは食べることが好きですから、食事制限をしてまで生活をしたいとは思いません」とほほ笑みながら話をされました。

その後、糖尿病外来での検査が続きました。医師をはじめ医療スタッフは、検査や治療に向かってまっしぐらです。

とうとう2人は「まじめに聞いてください。私たちは世界中のおいしいものをいただくのが唯一の楽しみなのです。
それを制限されてまで治療をしたいとは思いません。
そのために死んでも本望です」と声を荒らげました。

その患者さんの迫力に、担当者全員が「治療をするのは当然。

患者も同じ思いのはず」という思い込みで推し進め、相手の気持ちを聞いていなかったことに、ハッとしたのです。


 最近は「もし患者の話に耳を貸さない医師がいたら、白衣のすそを引っ張ってでも患者の思いを伝えてほしい」と話す医師が増えてきました。

しかし、自分が大切にしている思いや生活習慣を医師に伝え、それらと折り合いながらの治療を主張する患者は、まだ少ないのが実情ではないでしょうか。


 患者になれば病と闘うだけで精いっぱい、入院などは大変なことです。

それに加えて、「これをしろ。あれもしろ。自分の思いはきちんと伝えよう」などと言われては、患者になるのも楽ではありません。

家族からも励まされたり、気遣われたり、いつもと様子が違うことに居心地が悪いこともあるでしょう。

それでも「患者が語ること」を私が応援するのは、患者の思いをうまく治療に取り入れることが、患者を納得へと導き、それが医療の質と闘病生活の質の向上にもつながるからです。

(おかもと・さわこ=医療コミュニケーション研究者)

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2011年11月05日

香山リカ「北杜夫氏からの宿題」

香山リカのココロの万華鏡:
北杜夫氏からの宿題 /東京
毎日新聞 2011年11月1日 地方版

作家で精神科医でもあった北杜夫さんが亡くなった。

私は中学時代、きらいな勉強から逃れるために、よく「どくとるマンボウシリーズ」などの愉快なエッセーを読んだ

ほら、あの斎藤茂吉の息子、芥川賞作家で医者の本だよ」と言うと、親はまじめな本かとカン違いして買ってくれたからだ。


 「爆笑するばかりじゃ申し訳ないか」と高校生になってからは「夜と霧の隅で」などの小説も読むようになったのだが、お気楽エッセーとはあまりに違う深刻な内容、端正な文体で、実は内容まではよく理解することができなかった。


 その後、私自身も精神科医になり、30代になってから、もう一度、ドイツの精神科医たちが主人公の「夜と霧の…」を読み返してみた。

舞台は第二次世界大戦末期のドイツ。ナチスの手は精神科病院にも及び、治療が不可能な患者を選別するように指示が下された。レッテルを貼られた患者が、国や子孫の役に立たない人間としてガス室に送られ、集団虐殺の対象とされるのは明らかであった。


 そのとき、精神科医たちはどうするのか。大声で異議は唱えられない。とはいえ、ナチスの言いなりでいいのか、という葛藤もある。

苦悩の中で、彼らはそれぞれの選択をし、抵抗のための自分なりの行動を試みる。

誰がどう考えても救いのない状況の中で、精神科医はどう振る舞うべきなのか。

もし私だったら、と考え始めたら胸が苦しくなって、つい本を閉じてしまった。


 実は今年、ドイツの精神医学の世界で、画期的なできごとがあった。

最も大きな学会のひとつが、ナチス時代に強制的に断種手術を受けさせられたり殺害されたりした莫大(ばくだい)な数の精神病患者に対する追悼式典を開催した。

ドイツの精神医学界として約70年の沈黙を経てはじめて自らの罪を認め、公式に謝罪したその式典には、3000人もの精神科医が集まったという。


 本当に大切な問題に向き合い、自分の責任についてもきちんと認められるようになるには、長い時間がかかるのかもしれない。

私も、10代や30代のときには受けとめられなかったことを、50代の今なら考えられるのではないか。


 私も再度、北杜夫氏の先ほどの小説や、自らも収容所にいた経験を持つ精神科医フランクルの「夜と霧」を読み返してみることにしたい。

そう考えれば北杜夫氏は、私に何十年もかかる宿題を残してくれた作家と言えるかもしれない。ときには笑わせながら、ずっと考え続けさせてくれた北氏に、心からの感謝を伝えたい。

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2011年11月08日

計画したことが達成されるだけの人生を はたして「豊かな人生」と言えるだろうか

【香山リカコラム】
計画したことが達成されるだけの人生を 
はたして「豊かな人生」と言えるだろうか

(ダイヤモンドオンライン
2011年11月7日配信掲載)
           2011年11月8日(火)配信

   今回は、なぜ中間の状態にいることが良いのかということに触れたいと思います。

 私の診察室を訪ねてくるビジネスパーソンに、休日をどう過ごしていたかを聞く機会があります。

 東京映画祭、フェスティバル東京(演劇の祭典)、英会話――。最近であればそんな話題が会話にのぼります。
 多くの人は、休みの日に何かしら計画を立ててアクティブに行動しています。

 もちろん、そういうところで楽しむのは悪いことではありません。

場合によっては気分転換にもなるとは思います。


 ただし、ゆっくり休むことが必要な人たちには、必ずしもお勧めできません。

 平日は忙しく働いているので、せめて土日ぐらいは家でゆっくり休んでくださいとお話ししても、その人たちはこんな理由から行動せずにはいられないのです。

「時間を無駄にしている」「人生を楽しんでいない」「自分を向上させていない」

心や体のバランスを崩して休む必要に迫られているにもかかわらず、休むことに耐えられません。
休みの日でも何か予定を入れなければ、人生を無駄に生きているという強迫観念に駆られているかのようです。


 なかには「何もしなかった」という人もいます。

 しかし、どういうわけかその人は後ろめたそうに語るのです。

 私に「それはとてもいいことです。体が休まりましたね」と言われてはじめて、何もせずに休んでもいいのだと認識するほどです。
 現代は、自ら能動的に計画を立てて生きるのがよいこと、という風潮があります。

 それはそれでいいことだと思います。

でも、計画したからには必ずそれを遂行する、うまくいって当たり前、何もしないことや計画しないで時間が過ぎていくことは、すべて無駄ととらえてしまうのは行き過ぎではないでしょうか。

posted by 小だぬき at 18:47 | Comment(0) | TrackBack(0) | うつ病について | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年11月09日

わからず屋な彼にあなたの気持ちをうまく伝えるテク3つ

わからず屋な彼にあなたの気持ちをうまく伝えるテク3つ

2011.11.08 22:00

「私の思っていることをわかってほしい」という心理がケンカの背景にあるのなら、うまく伝えられるようになればお互いの理解も深まりますよね。


しかし、それができないからケンカになってしまうわけで……。

そうなる前に、うまく自分の気持ちや要望を相手に気づいてもらうにはどうしたらいいのでしょうか?


生活コラムニストのももせいずみ氏著『「女のしあわせ」がなくなる日』の、“本当にしあわせになるための10のヒント”の中で、上手なSOSの伝え方として以下のような3つのポイントを挙げています。


■1. 「気づいてくれるはずだ」と受身の考え方をしない


相手が気づいてくれるのを受身で待ったり、言葉にせずに態度でアピールするのではなく、自分から自分の状況をわかりやすく相手に伝えることが大切です。


■2. 「わからないあなたが悪い」という攻撃的な考え方をしない


相手を否定せず、自分の率直な気持ちを伝えましょう。「私のこと、わかってないのね」という言葉は喉元でぐっと飲み込みましょう。


■3. 「何とかしてよ」と曖昧な考え方はしない


自分が本当は何に困っているのか、具体的に相手に何をしてほしいのか伝えることが必要です。「何とかしてよ」の「何とか」が分からないから、相手は何もしないのです。


いかがでしたか?


相手が分かってくれない状況に腹を立てることから、まずは自身が本当にしてほしいことは何か、どうやったら伝わるかに頭を切り替えることが大切なのです。


つまり、“彼の察知力をアップさせる”から“あなたがお願い上手になる”という発想の転換をするだけで、ケンカ予防になるということです。


ちょっと面倒かもしれませんが、もしその要望が相手に理解されればお互いの理解がより深まり、あなたの要望も満たされることになるので、絶対にお得ですよ。


またこれは、「彼が鈍い!」とついムカッときた時だけでなく、ビジネスの場面や助けが必要な時にも上記3つのポイントは役立つので是非、参考にしてみてくださいね。


【参考】

※ ももせいずみ(2011)『「女のしあわせ」がなくなる日』 主婦の友社
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2011年11月10日

自分を大切にする

診察室のワルツ:自分を大切にする=岡本左和子

毎日新聞 2011年11月9日 東京朝刊

 病気は、ある日突然やってきます。

かかりつけ医を持ち、定期的に健康診断を受け、食事や生活習慣に気をつけていても、残念ながら完全に予防することはできません。

病気になるというのはショックが大きいですし、先行きが不透明になるため不安が増します。


 病気と診断されるまで、ささやかな生活を楽しく安定して送っていると信じていたのに、突然病気と一緒に生きていかなくてはならない、手術が必要などと言われたなら、不安になって当然です。

おかしな言い方かもしれませんが、その時は大手を振って不安になってください。

しかし、それは診断された病とどのように暮らしていくか、どのように治療していくか、についてだけにしましょう。


 確かに、入院や長期治療となれば、生活を変えることや家族や友人にお願いすることも増え、あれこれ段取りが必要になるでしょう。

治療に向けて準備をするうちに気持ちがなえて、「こんな大切な時期に病気になるなんて」と悔しくなり、不安に加えて「周りに面倒をかけて申し訳ない」「病気になって情けない」という自己否定的な気持ちが錯綜(さくそう)します。


 それでも、「あなた」が今まで真面目に一生懸命生きてきたことや有能な社会人であること、家庭を築いてきたこと、大切な親であり子どもであることは変わりません。

それらは病気になったこととはまったく関係がないのです。「情けない」ではなく、
「悪いところが見つかり、対処法が分かってよかった」「人生の課題が増えた」と思うのはどうでしょう。


 1日に一つ楽しい事を意図的にすることも、自分を大切にするために効果があります。

花を育てる、映画を見る、友達と話す、メールばかりではなく手紙を出すのもよいでしょう。

1日に一つ病気のことや病を持つ自分、闘病生活以外のことで、小さな楽しみを見つけ、それを書きとめてみてください。

数週間後に読み返してみると「結構楽しいこともある」という気持ちがわいてきます。

病気でなかったとしてもやりたいと思うことを楽しんでみる。

それは、「自分」を大切にし、見失わない一歩につながります。そしてそれが医師と治療に前向きに取り組む姿勢を支えていきます。

(おかもと・さわこ=医療コミュニケーション研究者)

posted by 小だぬき at 19:23 | Comment(6) | TrackBack(0) | うつ病について | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年11月12日

香山リカのココロの万華鏡:クリスマスソング /東京

香山リカのココロの万華鏡:クリスマスソング 
毎日新聞 2011年11月8日 地方版

11月に入って、早くも街にはクリスマスソングが流れ始めた。


 若い人にとっては心はなやぐ季節の訪れだが、
昨年のちょうどこの時期、父親を亡くした私には、楽しい音楽もイルミネーションもつらい思い出に重なる。

悲しいできごとがあった時期や同じ日などの節目のときに心が再び落ち込むことを、精神医学では「記念日反応」と呼んでいる。

私も頭ではそのことをよく理解しているつもりなのだが、だからといって悲しみが小さくなるわけではない。

ただ、「だいぶ立ち直ったはずなのに、どうしてまた涙が出るわけ?」と驚くことはなく、「ああ、これこれ。これが、かの有名な記念日反応ってやつか」と自分を客観的にながめることはできる。それだけでもつらさはいくぶんは軽くなるのかな、と思う。


 被災地の人たちはどうなのだろう。クリスマスソングを耳にしながら、復興への思いを改めて強めている人もいると思う。

一方で、「去年の今ごろは穏やかな生活だったのに」と何ごともなかった昨年と今とを比べて、気持ちがめいっている人もいるのではないだろうか。

震災発生から8カ月近くがたって心身の疲れがたまっているこの時期、ちょっとウエットなクリスマスソングを聞いて、一気に涙があふれて止まらなくなった、という人もいるかもしれない。それらは、ごくあたりまえのことだ。


 悲しいできごとからの立ち直りは、一直線とはいかない。

「もう大丈夫」と思っていたのにちょっとしたひきがねで、またそのときの心境に逆戻り、ということもある。直後は意外に平気だったのに、時間がたつにつれてじわじわとつらさが増してくる、というケースもめずらしくない。

教科書には、「まずショックの時期があり、次に認めたくないという否認の時期、そして……」と回復までに心がたどる道のりが段階的に書かれているが、そんなにきれいに“心の修復作業”が進むことはまずない。


 再び押し寄せた悲しみを消し去る特効薬はないのだが、私が今そうしているように、「なるほど。こうやって行きつ戻りつする、というのは本当なんだね」とそんな自分をちょっと離れたところからながめてみるのは、少しは役に立つかもしれない。

そして、そうやって心に重荷を抱えながらも、日々を精いっぱい生きている自分に、「よしよし、がんばってるね」と声をかけてあげてほしい。


 クリスマスソングに悲しみを新たにしている被災者の人たちのことを、被災地以外の場所にいる私たちも忘れないようにしたい。

posted by 小だぬき at 05:44 | Comment(0) | TrackBack(0) | うつ病について | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年11月13日

モノを溜め込む性分に打ち勝て!「捨てどき」の判定基準

モノを溜め込む性分に打ち勝て!
         「捨てどき」の判定基準

2011.11.13 11:20    NEWSボストセブン

「部屋が狭いから整理したい!」とは思っても、どれから処分していくべきか、途方に暮れる人は多い。

まずは、片付けの基本から学ぶことが必要である。

日本初のかたづけ士である小松易氏は「『何のために捨てるのか』を明確にし、片付けるモチベーションを上げることが大事だ」と語る。

「部屋に女のコを呼べる」「モノが見つかりやすくなる」などのメリットを把握すれば、確かにやる気も出るはず。


「片付けを始めるとき、注意したいのは、『まだ使えるんじゃないか』『いつか使うかもしれない』などと、『なんとなくとっておく』行為。

これが片付かない原因です。

また、モノを持ちすぎていることで不便さを感じるようになったら要注意。

そこで捨てるときの基準となるのは、『使える・使えない』ではなく、『使うか・使わないか』の二択なんです。きっぱり選択してください」


 モノに溢れた部屋にいて「満足している」と言っている人は多いが、満足ではなくて単なる「慣れ」にすぎず、知らず知らずの間にエネルギーを使っているのだとか。


「部屋には適量というのがあります。

まずは明らかに『要らない』というものから処分できるように“量”から減らしましょう。

その次に何年所持しているかという“期間”で取捨選択し、最後に自分にとっての“価値”があるかで絞り込んでいくと、ようやく適量となります。

捨てるというのは、ツラい行為ですが、一度思い切って何かを捨てて、“痛み”を知っておくのも必要でしょう。

すると、以後、モノを無駄にしないように意識が変わり、買い物ひとつでも事前によく考えるようになり、モノが溢れるということはなくなりますよ」


 もちろん、ゴミとして捨てられないなら、誰かに譲渡したり、売るのも手。とにかく自分の部屋が必要以上にモノで溢れていないか誰もが確認する必要があるだろう。


【小松 易氏】
スッキリ・ラボ代表。日本初のかたづけ士として『ガイアの夜明け』や『めざせ!会社の星』などテレビ出演も多数。『たった1分で人生が変わる片づけの習慣』ほか著書多数

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2011年11月14日

いつも何かに気づいてやろうと思って生きること

もっとも重要なのは「自分を疑うこと」
「いつも何かに気づいてやろうと思って生きること」

 ダイヤモンドオンライン(2011年11月10日配信掲載)
2011年11月11日(金)配信     


アイディアや発想や企画は、突然、魔法のように浮かんでくるものではありません。

なにより大切なのは、日々「気づく」こと。これまで数多くのヒット番組やヒット企画を手がけてきた人気プロデューサー・おちまさと氏が、「気づける人」になるためのトレーニング方法やテクニック、またアイディアや企画を生み出すコツやノウハウについて語ります。


 僕は毎日、反省ばかりしています。


「どうして気づかなかったんだろう」と思うことが、日々、次々とやってくるからです。


 今まで自分の中で、勝手に意識のシャッターを下ろしてしまっていたことが、いかにたくさんあるか。「こんなことではいけない。

もっともっと“気づき”の意識を高めないといけない」と反省するのです。


 たとえば、僕に子どもが生まれる前の話をしましょう。


 出産前の準備で、代官山に買い物に行ったときのことです。

すると、これまでに何度も通ったことのある道に、実は子ども服のお店がたくさんあることに気づきました。


 しかも、どのお店もお客さんでいっぱい。

「なぜ、今まで気づかなかったのだろう」と愕然としました。

子どもが生まれることになってはじめて、何度も訪れたことのある街角にまったく知らない世界が広がっていることに気づけたのです。

ある程度長く生きていると、どうしても「自分はそれなりに物事がわかっている」と考えてしまいがちです。


 しかしそれは大きな間違いで、世の中は多くの人にとって知らないことだらけ。むしろ知っていることのほうが少なくて、知らないことのほうが圧倒的に多い。


 だからこそ、「自分は世の中がまったく見えていない」という認識を持つことが、とても大事だと思います。


 自分自身をいつも疑ってかかるのです。

ある程度長く生きていると、どうしても「自分はそれなりに物事がわかっている」と考えてしまいがちです。

 しかしそれは大きな間違いで、世の中は多くの人にとって知らないことだらけ。

むしろ知っていることのほうが少なくて、知らないことのほうが圧倒的に多い。


 だからこそ、「自分は世の中がまったく見えていない」という認識を持つことが、とても大事だと思います。


 自分自身をいつも疑ってかかるのです。



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2011年11月15日

記憶の消去、あるいは意図的な回路のトラブル

記憶の消去、あるいは意図的な回路のトラブル
                 
長塚圭史
2011.11.14 19:19   産経新聞

ミシェル・ゴンドリー監督の映画『エターナル・サンシャイン』は記憶除去手術を用いて、恋人の記憶を消してしまうというものだったが、そういえば私も或(あ)る人物との過去の記憶をひとつ消し去っている。

私は残念ながら映画の中に生きているわけではないので、そんな便利な手術を受けるわけには行かず、基本的には酒と涙と気合で消去した。

午後から酒を煽(あお)りながら、自宅のベッドで茫然(ぼうぜん)と窓の外の雨音なんぞを聞いていると、その人物との過ぎ去った時間に囚(とら)われている自分にぞっとする。

のだけれど、思い出すことから逃れられない。

「このままでは廃人である」という結論に至るまでに結構な時間を要する。

しかし、このままでは前に進めないという気づきを得た所がスタートラインなのだ。

 ■気合で薄れていく

 幸い酒を呑(の)みながら思い出す行為を繰り返したことによって、都合の良い想像が加味され、既に鮮明さと正確さを失いかけていた記憶を利用、活用して、本当にそんなことがあったかしらんと無理にでも思う。

そんなことなかったかもしれないし、いや例えあったとしても私には一切重要ではなかったと気合で信じ込むと、記憶はますます薄れていく。

というか、私のその人物に対する記憶に繋がる何か、それは物であっても人であっても考えであっても、そういったものが近づくと上手に脳内でその記憶を引き出さないよう回避できる能力を獲得していくことが可能になってきたのだ。

だから消去したというよりも上手に遠ざけたといえる。

例えば今、私がこの原稿を書く手を止めて、その人物との出来事について思い出そうとしてみても、脳が拒絶するので、思い出すという行為にまで至らないのだ。

その人物の名前をひょいと目の前に出されても私は何の苦もなくその名を読み上げることさえできる。名前程度で呼び起こされるほど私はその記憶を近くに置いていないのだ。


というような話を生物学者である友人に話したところ、そういう実例は聞いたことがないと大変に興味を抱いてくれた。

頭の中で記憶を遠ざけることは可能なのか。

子供の頃の記憶はおぼろげで淡い。親類などから、あんたはあの時ああだったと刺激され、やっとそういえばと辛うじて思い出せるようなものも少なくない。

時間的に遠い過去であれば記憶も遠いということなのか。

しかしどれだけ昔のことでも鮮やかに残っている記憶もある。そこで意識的に記憶を遡(さかのぼ)ってみると、やはり幼少期の記憶は、色合いは鮮やかなものの、その細部は極めて曖昧模糊(もこ)として霞が掛かっている。

 ■狂わせることで


 となるとやはり記憶は意識的に遠ざけることができるというよりも、記憶を導き出す回路を狂わせることで出会わないようにできるということなのだろうか。

つまり私の回避できている記憶はまだ私の近くに鮮明にあって、この狂った回路が何かの拍子で正常に働いてしまえば忽(たちま)ち生々しい記憶に襲われるなんて危険もあるのだろうか。


 来年の3月に上演を控えたテネシー・ウィリアムスの『ガラスの動物園』はまさにそんな記憶の幻影に取り憑(つ)かれた青年の話で、またそこには作者の実際の経験が色濃く反映されている。

読むたびに、顔を歪(ゆが)めて記憶から逃亡するテネシーの姿が脳裏に浮かぶのだが、私もまたそんな彼の芝居を演出する際、いくつかの壊れた回路が正常化しないよう十分注意しなければならないだろう。

いや、そもそも回路を狂わすなんて芸当が本当にできているのかどうか、足下をすくわれないようしっかりと立たねばなるまい。

(演出家 長塚圭史)

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2011年11月18日

愛という言葉にご用心

香山リカのココロの万華鏡:愛という言葉にご用心 /東京

 
毎日新聞 2011年11月15日 地方版

1日のうちで「愛」という言葉を2度、聞いた。

残念ながら、私が誰かに告白されたわけではない。テレビで記者会見を見ていて、のことである。

  まず最初は、巨人軍の清武英利球団代表の会見。

同球団の渡辺恒雄会長が人事について不当な介入をした、と批判した会見は大きな波紋を呼んだが、その中で何度も「愛」という単語を口にした。「私は、巨人軍、野球、ファンを愛しています」


 次は、環太平洋パートナーシップ協定(TPP)の交渉への参加を表明した野田佳彦首相の記者会見。

首相は「私は心から日本を愛しています」と言い、母親の実家である農家ですごした幼い日々が自分の原風景であることを明かした。


 なぜこのふたりのリーダーは、「愛」という言葉を口にしたのか。それは、それぞれの会見での主張が決して私利私欲に基づくものではなく、あくまで「愛」ゆえの純粋なものなのだと強調したかったのであろう。


 ただ、「愛」と言われればそれだけで信用できるか、と言うと、そんなことがあるはずはない。

高校の倫理の教科書にもあるように、「愛」には見返りを求めない博愛である「アガペー」と、男女の恋愛など相手があっての愛である「エロス」がある。

後者であれば当然、自分も相手から愛されたい、と見返りを求めることになる。そして、しばしば人は打算ずくであるにもかかわらず、「愛してるよ」といった言葉で相手を丸めこみ、利用しようとすることもある。

診察室にも、誰かの語る「愛」に裏切られ、傷ついた人がしばしば訪れる。


 さて、巨人軍の球団代表や野田首相が語る「愛」は、どちらだったのだろうか。もちろん彼らは「それは無償の愛、博愛だよ」と言うことだろう。

しかし、私たちはそれほど単純にそれを信じられない。逆に、「そんなこと言ってもだまされないよ。ホントは何かウラがあるんでしょ」と思ってしまった人もいるのではないか。


 それにしても社会のリーダーがこうやって気軽に「愛」を口にする習慣は、日本の文化にはこれまでなかったはずだ。

「オジサンも素直に『愛』を語るのは、おおいにけっこう」と言う人もいるだろうが、なんだか違和感も覚える。

こういう人たちが、ふだんの生活で妻や子などに「愛してる」と言っているとはとても思えず、どことなくとってつけたような感じがするのだ。


 「愛」という言葉にご用心。ふたつの記者会見から伝わってきたのは、そんなことだった。この「愛」という言葉が出てきたら、ちょっと注意が必要だ。

posted by 小だぬき at 07:58 | Comment(0) | TrackBack(0) | うつ病について | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年11月25日

相談窓口、上手に利用=岡本左和子

診察室のワルツ:/13 
相談窓口、上手に利用=岡本左和子
毎日新聞 2011年11月23日 東京朝刊

 「胃カメラ検査の後、のどがおかしい。どこか傷つけたのではないか」「足が痛くて困っているのに、異常がないの一点ばりで説明が簡単すぎる」など、医療にまつわる苦情は年々増えているようです。

医師不足などの課題を克服しながら、大変な思いで頑張っている医療者の皆さんには申し訳ないのですが、具合が悪くてつらいのに、期待する対応がなければ、患者は腹も立つし、文句の一つも言いたくなるのだと思います。

それをまた医療者から「クレーマー」と呼ばれたり、「面倒くさい患者」と思われては、憤まんやるかたないといったところでしょう。


 患者の持つ不安は、病気のことだけでなく、仕事や家庭など生活への影響を含めたものですから、治療の話だけではなく、複雑な気持ちや状況をくみ取った対応が必要です。

その複雑でデリケートな気持ちを患者がうまく表現できない、医療側にその環境が整っていないと、患者にフラストレーションがたまり、医療者への暴言や粗暴な態度の引き金になります。


 病院には相談窓口が設置されています。特定機能病院には必ず窓口があり、他の病院も日本医療機能評価機構による評価対象になるため窓口や担当者を置いているところは多いと思います。

困ったことや不満は、このような窓口を上手に利用して病院や医療者に伝え、患者自身は不満をためないようにすることも大切です。

思いを伝えることは患者の権利ですし、治療のため気持ち良く病院にかかるには必要な努力といえます。


 苦情は宝の山です。苦情には、医療や病院の仕組みを向上するためのエッセンスがたくさん含まれます。

一方、人の不満を聞くことは簡単ではありません。

私は相談窓口で働く病院スタッフのコミュニケーション・トレーニングをしていますが、患者を支えるために一生懸命働いている皆さんでも、語気の強い患者の言葉に心がなえるという訴えを聞きます。

患者は敬意を示しながら不満や苦情を伝え、改善に結びつける態度が必要です。医療者は「クレーマーだ」と及び腰になる前に、「何かうまく表現できないことがあるのではないか」と考えながら患者の話を聞くことを心がけてください。

(おかもと・さわこ=医療コミュニケーション研究者)

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2011年11月26日

認知症とのつきあい方

香山リカのココロの万華鏡:認知症とのつきあい方
毎日新聞 2011年11月22日 地方版

精神科の診察室には高齢者の患者さんもやって来る。付き添いの家族がこう言うことがある。


 「もの忘れも気になりますが、ネガティブなことばかり言ってふさぎ込んでます。

アルツハイマーとうつ病がいっしょに来ちゃったのでしょうか」


 言うまでもなく「アルツハイマー」は今や認知症の代名詞にもなっているが、「うつプラスもの忘れ」の場合は、ちょっと注意が必要。別の種類の認知症が始まっている可能性があるのだ。


 それは、今やアルツハイマー型に次ぐ第二の認知症とも言われる「レビー小体型認知症」。

「レビー小体」と呼ばれる異常物質が、脳の中で作られてたまることで起きるといわれている。

この病気を発見したのは日本人の小阪医師で、認知症全体の2割か3割はこのタイプ、といわれているから、決してめずらしい病気ではない。しかし、まだ十分に知られておらず、医者の中にさえ「認知症といえばアルツハイマー」と思い込んでいる人がいる。


 聞きなれない「レビー小体型」の認知症は、もの忘れとともにうつ病に似た症状が起きる。

また「小さな子どもが座っている」「亡くなったはずのお父さんがいる」など、「いないはずの人がはっきり見える」という幻視が起きることも多い。「手が震える」「歩きにくい」などパーキンソン病に似たからだの症状が表れるのも特徴的だ。


 同じ認知症だが、タイプが違えば治療法も違う。

また、レビー小体型では、うつ病やパーキンソン病と間違われてその薬が処方されると、かえって病状が悪化する場合があるので、まずは正確に診断をつけることが必要になる。


 「でも、認知症って根本的な治療法はないんでしょ。だとしたら、どのタイプだっていいじゃない」と言う人もいるが、私はそうは思わない。

きめ細やかな治療をすることで改善する症状もあるし、何より家族にとって、正しい病名を知るのは介護ストレスを減らす第一歩だと思う。

「認知症なの? うつ病なの? はっきりしてよ!」とイライラを感じる家族も、「認知症の症状のひとつとしてうつが起きるのです」という説明を受ければ、まずは納得することができる。

その上で、「じゃあ、まずは安心できる環境を準備して」と介護の計画も立てやすくなるだろう。


 長寿社会になれば、誰だって認知症とは無縁ではいられない。「認知症は人生の失敗」などと考えず、正しく知って、広い気持ちでケアしたりケアを受けたりしたいものだ

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病気告知されたことで自殺してしまう人もいる――医師の苦悩

病気告知されたことで自殺してしまう人もいる――医師の苦悩
2011.11.26 07:00

病気が重篤であればあるほど、本人にそれを知らせるのは気の重い仕事だ。

足尾双愛病院で長らく副院長を務めた篠田徳三医師は、がんや難病を患者に告知する際の葛藤を今も鮮明に思い出す。


「がんの場合、結果としてほとんどの患者に告知します。だけどその一方で、知らないままでいたい、告知されると困るという患者さんや家族がいることを忘れてはいけません。

傾向としては、働き盛りの方には本人に告知し、高齢者の場合は家族の意向を重視することが多かったですね」


告知に当たっては、当然ながら、とても気を遣う。


「私は、患者の性格にあわせて告知の方法を変えていました。ただ、医療の現場の声からすると、告知したほうが医師は楽になるんです。

だって抗がん剤や手術など、がんをやっつける方法を明示できますからね」

だが、当然ながら告知される側の衝撃は何倍も大きい。絶望する患者を励ますのも医師の大事な仕事だ。


千葉県がんセンター・前立腺センターの植田健泌尿器科部長が語る。


「診療や入院生活の中で、個々の患者の人生観や病気への理解度などに関する情報を得て、患者や家族それぞれに対応した告知や説明方法、その後の対処を考えています」


とはいえ、予期せぬ結果が待ち受けることもある。

都内の総合病院の外科医は、「告知をされたことで、自殺をする患者もいます」というし、脳神経外科医で森山記念病院の堀智勝名誉院長は「認知症の患者に病名を告げたら、一気に症状が進行してしまった例がある」。


都内の大学病院勤務の耳鼻科医はつぶやく。

「子どもの耳が聴こえないことを親に告知すると、ほとんどが号泣します。早く事実を知らせることで、人工内耳の検討をするなど、これからの人生に対応してもらいたいんですが……。

中には『普通の赤ちゃんすら産めないのか』と自分を酷く責める親もいます。わが子を愛せなくなり虐待に走ることもありますね」

小児科医も語ってくれた。
「新生児の奇形や重度の障害を告げる場合には、出産直後の母親への影響を考慮し、まず父親に知らせるという配慮も必要です」


※週刊ポスト2011年12月2日号

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2011年11月27日

金銭感覚

さわちゃんのティールーム:41回 金銭感覚
2011年11月23日  毎日新聞

身内が亡くなり、葬祭会社やお寺と接する機会があった。

普段はあまり縁がないから、いちいち驚いたりうなったりである。


 葬儀はお金がかかるものだとは聞いていたが、なるほどかさむものだ。

生花やら棺おけやら、そこに飾る花やら、細かいことを書き出したらきりがないほどだ。

そのひとつひとつにグレードがあり、葬祭会社の担当者がいんぎんに「いかがでしょうか?」と聞いてくる。だいたい3段階。

上、中、下(表現悪くてすみません)とあるから「こだわるところは上にして、そうでなければ中か下」などと、組み合わせることになる。


 この欄を読まれている読者の中にはご経験があるやもしれぬ。

「一生に一度、最期のことだから」と、あまりお金のことは問わずに進めることもあるかもしれない。


 なんでもモノには値段がついてくるから仕方がないのかもしれないが、いささか透明感に欠ける気がする。

まして葬儀だから、人によっては金銭感覚が働かなくなっている場合もあろう。


 次にお寺。先祖代々が世話になっているものの、宗教感覚の薄い私。

たまにしか行かないから、ご住職とも久しぶりに会うことになった。形式的なあいさつを済ませ、戒名やら何とか代を含めたお布施の話に。

「○万円いただきます」。なかなか高い。金額の根拠は特になく「あなたの家ですと、このくらい」というざっぱくな説明だ。

さらに別の説明が始まった。


 「このお金。私のポケットに入る訳ではありません。所属する団体に入って、私はそこから給与のような形でお金をもらいます」


 疑問を持つ人が多いのだろう。私はお寺の組織についての知識はない。ないが、葬儀の場にはいささか不似合いな説明に噴き出しそうになった。


 結局、ゴネもせず、値切りもせずに葬儀に関してのお金は支払ったが、「まあ、そういうものだ」と軽く考えるのはよろしくないと感じた。

とはいえ、時間に追われる葬儀の場では、なかなか考える暇もない。

したがって、「元気なうちにしかと考えて、家族なりにしっかり言い残すのが良い」という結論に至った。

自分なりの金銭感覚で、人生を締めくくるのである。私は質素だ。ご住職、すみません。

【社会部デスク 澤圭一郎】

2011年11月23日
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見えない障害

 見えない障害
2011/11/25   01: 53                <真珠の首飾り>
http://www.olivenews.net/news_30/newsdisp.php?m=0&i=1

 11月19日の読売新聞の投書欄に「見えない障害にも理解を」という投稿があった。
 
潰瘍性大腸炎という難病を患った方からで、つらい闘病生活を何年も送った後、急激に悪化、大腸をすべて摘出する手術を受けて人工肛門をつけることになった。

ところが外出先で、オストメイト(人工肛門をつけた人)も利用できる多目的トイレから出て行くと、順番を待っている車椅子の利用者や介護者からけげんな顔をされ、ある時には「病気でもない人が使うな。」と怒鳴られたそうだ。

外見があきらかに病気や障害を持っているとわかる人には誰でもそれなりの配慮をするが、見た目ではわからない病気を抱えている人は、健常者と同じように扱われ、余計に気を遣わなければならないこともあるのだろう。

 もっとも顕著なのは、総合失調症などの心の病気を抱えた人である。

皇太子妃雅子様もそのお一人であるが、不登校になられた愛子様に付きっきりで学校への送り迎えをされたり、学校のお泊り研修にべったりついていったり、またご実家の小和田家との食事会にはにこやかに参加されるのに、天皇皇后両陛下の食事会は体調不良を理由に欠席されたり途中退席され、公務も病気を理由にほとんどお出になられないということで、「病気でなくて単なるわがままだ。」とか「好きなことだけ選んでやっている。」と批判する人たちがいる。

デヴィ夫人など自身のブログではっきりと皇太子ご夫妻への批判をしている。「公務も務められない東宮家は、秋篠宮家に皇位を譲るべきだ」と。(http://blog.livedoor.jp/wwwnews2ch/archives/874271.html

「心の病気は目に見えない。苦しみやつらさは、本人にしかわからない。」ということを理解できなければ、このような言葉が出てきてしまうのも無理はない。

 港区のコミュニティー大学で同じクラスの学生の中に、4年前に突然難聴になったという女性がいる。

また歯医者を開業していたが、脳梗塞の発作で倒れ後遺症が残った男性の方。ろれつがよく回らずゆっくりと話される。
歩くのも皆より少し遅い。初めの頃、それを知らなかったために、体育の授業でふざけて歩いているのかと失礼なことを思ってしまった。

お二人はたまたま私と同じグループになり、授業の後に一緒に食事をしたりお茶をしたりして交流しているので、さまざまな事情がわかったが、接触のない学生の中には「なに、あの人?」と思っている者もいるだろう。

お二人は「障害があるがゆえにコミュニティー大学に入り、社会福祉の勉強をしようと思った」そうだ。

「難聴になって手話を学んだり、難聴の人たちの会に入って積極的に社会と触れ合うようにしてきたが、同じ聴覚障害を持つ人たちだけで集まっていてそれだけでいいのか?」と疑問を持って大学に来たこと。

「脳梗塞で入院していた時に病院でさまざまな人にお世話になったが、介護が押し付けに感じられてならなかった。

もっと患者の立場に立って患者の気持ちを汲み取った介護ができないか。」と思ったこと。私たちがこの二人から学ぶことはとても大きい。なにより、病気の人の立場にたって物事を見ることの大切さを教えてもらった。

 皆さんの周りにも、一見しただけではわからない障害を抱えた人がいるかもしれない。「なにか様子がおかしいな。」と感じたら、すぐに「どうかしましたか?」ときいてあげられる優しさをいつも心のどこかに携えていたいものだ。
                          
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2011年11月28日

延命治療の是非 自分の場合、家族の場合両方で医師も悩む

延命治療の是非 自分の場合、
      家族の場合両方で医師も悩む

2011.11.27 16:00   ※女性セブン2011年12月8日号

2006年3月、富山・射水市民病院で末期がん患者など7人の呼吸器を外し延命治療を中止していたことが報道された。

2008年7月、元外科部長ら2人が殺人容疑で書類送検されたが、2009年12月、富山地裁は一連の医療行為をみて呼吸器を外した行為が死期を早めたとはいえないと判断、不起訴処分(嫌疑不十分)とした。

]
この「延命治療」の是非について女医の宋美玄さんと医療ジャーナリストの熊田梨恵さんが語り合った。

* * *
熊田:年老いた宋先生は認知症になり、終末期を迎えています。


宋:は!?  いきなり何ですか、まだうら若き30代やのに〜。


熊田:例えばの話です! 読者の皆様も一緒にちょっと想像してみてください。

寝たきりで自分で考えたり判断したりはできていません。のみ込む力もなくなりご飯を食べられなくなってきたので、このままだと栄養を摂れなくなり、死期が近づいてきます。
でも、手術をしてお腹の上から胃に向かって穴を開け、そこから栄養剤を流し込む「胃ろう」を造れば栄養摂取できるので、生き続けることができます。先生なら、もしそうなったときに胃ろうをしたいですか? したくないですか?


宋:今回はしょっぱなから白熱、しかも私が答える番ですかいな。うーん…。最近周りでも胃ろうについて聞くことがありますわ。難しいけど、私やったら、意識のない状態で流動食を直接胃に流し込まれて、生かされているというのはちょっとどうかなあ。


熊田:では白熱第2問! 先ほどの状態で、先生の家族は、医師から胃ろうを造るかどうか迫られました。先生に長く生きてもらいたいと思った家族は、胃ろう造設を決定。先生はそのまま10年以上生きることになりましたが、栄養剤を注入できるのは家族か医師、看護師など医療職のみで、ヘルパーはできません。

注入には約2時間かかり、朝昼晩と約6時間家族はつききりになるうえ、全身介護です。介護に疲れ果てた家族は、これが先生や自分たちにとっての幸せなのだろうかと悩みますが、もちろん、先生は何も答えてくれません。さて、本当に胃ろうは必要だったのでしょうか?


宋:うわー、また難しい質問を! 家族が望んだこととはいえ、それで介護が大変になってしまっていたら、つらいから私も嬉しいとは思えないような…。でも、家族は本人が生きていることが幸せで…、あーっ、わかりませんわ。難しい! しかし、なんでいきなりそんな話を?


熊田:胃ろうをテーマに取材してるんです。ある調べでは、胃ろうを入れている患者は国内に40万人といわれ、その数は年々増えているんですよ。


宋:結構な数ですね。でも、胃ろうの何が問題やと思ってはるんですか?


熊田:釈迦に説法ですけど、人間の延命には「呼吸」「透析」「栄養」の3種類があって、「呼吸」は人工呼吸、「透析」は人工透析、胃ろうは「栄養」に該当します。
患者が食べられなくなってきたとき、医師は胃ろうなどで栄養を摂る方法を提案します。手段があるのに勧めなかったら訴えられる可能性がありますからね。
家族は「死んでしまうかも」と思って、慌てて胃ろうを決めます。さっきの話みたいに、結果的に本人や家族にとって良い選択だったかどうかわからないまま実施されているケースが、多くみられるんです。


宋:なるほど〜。しかも日本の場合、途中でやめたいと思って栄養剤の注入を中止したら、医師が殺人罪に問われる可能性がありますからね。
いままでも、家族の頼みを聞き入れて延命を中止した医師が罪に問われた「射水市民病院事件」なんかがありましたな。こうして萎縮医療に拍車がかかり、患者側に提供される情報も少なく、望まない医療が過剰に行われている可能性があると…。


熊田:内視鏡の技術が発達して、胃ろうを造るハードルも低くなってきました。もちろん、利点もたくさんあります。ただ、今後の高齢者人口増とともに胃ろう患者が増えれば、さらに医療費は必要になります。望んでいない医療に私たちの税金が使われるかもしれない、いや、いま現在すでにそうなっている部分はあると思います。

医療側と患者側の情報や意識の差、制度の未整備からこういう事態が引き起こされているのが、問題だと思うんですよね。

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2011年11月30日

『人前で話すのがラクになる! 5つの魔法』

『人前で話すのがラクになる! 5つの魔法』
金光サリィ [ヴィゴラスマインド代表]

【第3回】 2011年11月30日 ダイヤモンド・オンライン

言葉で脳をコントロールする!【言葉の魔法】

自分が自分に投げかけている言葉が、あなたの思考や態度、行動をコントロールしていると言ったら驚くだろうか。言葉が自分に働きかける力はとても大きい。つまり、自分に投げかける言葉をいいものに変え、いいセルフイメージを植え付けることが重要だ。


「緊張しませんように、緊張しませんように」はNGワード


「ピンク色の豚の貯金箱だけは、思い出さないでください」

 もし、こう言われたら、あなたの脳はどう反応するだろうか? そう言われても、きっとピンク色の豚の貯金箱を思い出してしまうはず。

「○○しないでください」の、はじめの「○○」と言われた時点で、脳は瞬時にそれを思い出そうする。だから「○○」の後に「しないで」という指令を伝えても、もう手遅れというわけだ。

「間違えないようにしよう。間違えないようにしよう」と思えば思うほど、脳は「間違う」ことを意識して、間違えてしまうのだ。

意識すればするほど、そちらのほうへ勝手に体が反応する。それが脳の仕組みだから仕方がない。これは、脳をコントロールするうえで、めちゃくちゃ大事なポイントだ。

 あがり症の人が口にしやすい、もしくは心の中で唱えやすいのは、
「緊張しないようにしよう。緊張しないようにしよう」
「あがらないようにしよう。あがらないようにしよう」
「間違えないようにしよう。間違えないようにしよう」
などだろうが、残念ながらどれも逆効果でしかない。


 どんどん緊張し、あがり、間違えるような体の反応を引き出す言葉の使い方をしているのだ。

欲しい状態を素直に言葉にしてみよう


 自分の脳は言葉でコントロールできることを知ったら、再び肝心の人前に出るときの言葉を考えてみよう。
「緊張しないようにしよう」「あがらないようにしよう」「間違えないようにしよう」などの言葉は一切捨ててしまおう。


あなたが欲しい状態を素直に言葉にするのだ。

「人前で話すのは楽しい!」「気持ちよく話をする!」「リラックス〜」などもいいが、体が自然と戦闘モード(がんばろうとして血液を体に多く送っている状態)に入るので、その状態を上手に利用したほうが効果は高く早い。

だから私は、「ワクワクして楽しい!!」という言葉をお勧めしている。

新しいセルフイメージを持つことで、なりたい自分に変われる


人間は、セルフイメージ通りにふるまっている。

例えば、
「私は仕事が大好きです。夜中まででも働いていられます」→仕事が好きなようにふるまっている。夜中まで働いても楽しそうにふるまっている。


「短所は短気なところです」→短気なようにふるまっている。

「乗り物の中で子供が騒いでいたり、赤ちゃんが泣いていたりするとイライラします」→子供や赤ちゃんにイライラとふるまっている。
ということだ。


 例えば、人前で話すのが苦手だ。あがり症だ。と思っている方は、少なくともそうしたセルフイメージを持っている。

 その言葉を捨てる、もしくはうまくいく言葉に変化させることによって、あなたはどんどんなりたいあなたに変わっていける。

あなただけのあがり症を克服する呪文を作ろう!

あなただけの魔法の言葉(呪文)を作ってみよう。

あがり症やスピーチ下手であるということ以外にも、その原因になっているかもしれないセルフイメージも洗い出していただきたい。

ついでに、それとは直接関係がないけれど、マイナスなセルフイメージもすべて書き換えてしまおう。セルフイメージ全体が良くなるほど、相乗効果でよい変化が加速していく。

まずは、あなたの「現在のセルフイメージ」を書き出してみよう。
「あなたはどんな人ですか?(うまくいっていない点を中心に)」という質問に、「私は○○だ」などと、素直に書いてみよう。

「私はあがり症だ」
「私は声が小さい」
「私は滑舌がよくない」
「私の話は人に通じにくい」
「私はコミュニケーションが苦手だ」
「私は太っている」
「私は異性にモテない」
「私は片づけが下手だ」などなど。

 書き出したら次は、それをうまくいくセルフイメージ(呪文)に書き換えよう。
書き換える際のポイントは、以下の2つだ。

・肯定的に書く
・完了形、または現在進行形で書く

 たとえば、「私は人前で話すのが苦手だ」という現在のセルフイメージを書き換えるのであれば、こうだ。

「私は人前で話すのが苦手だ」→「私は人前で話すのが好きだ」
「私は人前で話すのが苦手だ」→「私は人に注目されるほど楽しく話す」

このように、自分が「こうなれたらサイコー!」と思うような肯定的な呪文に書き換えよう。
また、完了形、または現在進行形で書く理由は、こういうことだ。
たとえば「私は人前で楽しく話したい」などと単に希望だけを書くと、セットで「ダメかもしれないけど……」という言葉がくっついてくることがあるからだ。

だから、完了形の「私は人前で楽しく話した」とするのだ。
または、現在進行形の「私は人前で楽しく話している」という魔法の言葉をつくろう。
「好きだ」「ワクワクする」「喜びだ」などといういい感情で締めるのも、うまくいきやすい。自分なりの言葉を考えてみよう。

効果的に自分を洗脳せよ!


読むだけでワクワクするような、なんだか背中がむずがゆくなるような呪文は作れただろうか? 
では、この呪文をどのように使用するかについて述べていく。

【呪文の使用方法】
朝起きてすぐと、夜寝る間際に、あなたの呪文を、その気になって唱えてみよう。

心の中で読むだけでなく、口に出して唱えるほうが、より効果は高い。
なぜなら、うまくいく「情報」が、目から入るだけでなく、耳からも入ることになるから2倍に強化されるからだ。

仮に呪文が3つある人は、その3つを読むだけ。すごく簡単である。
一つずつ、しっかりかみしめながら、感情を入れ(気持ちを込めて)、確信をもった声で唱えよう。

「私は人前でしゃべるとき、大きな通る声で堂々と話す」
という呪文を唱えるなら、大きな通る声で堂々と唱えてみよう。

「私は人に見られるほどワクワクし、楽しくしゃべりたくなる」
という呪文なら、ワクワク楽しい感じで唱えよう。

起きがけと寝る間際は、効果的な洗脳タイム

なぜ、起きがけと寝る間際がいいのかというと、それは、その呪文を潜在意識(無意識)にインプットするためだ。

起きがけと寝る間際は、顕在意識と潜在意識を隔てるフタがパカーッと開きやすい。
そのときが、自分自身に新しい概念を入れ込む絶好のチャンス、洗脳タイムなのだ。

テレビをつけっぱなしで寝ていると、夢の内容が、そのとき流れているテレビの内容に影響されているという経験はないだろうか。これはまさにフタが開いたことによる現象だ。
「いかに意識していないとき(ボーっとしているときなど)に、自分自身にその呪文を入れ込めるか」がポイントだ。
また、睡眠前後以外にも、何度も情報として取り入れたほうが、効果が早く出る。
例えば、手帳に呪文を書いておいて、開くたびに目に入るようにするもよし。呪文の文言入りのデスクトップ壁紙を作って使用するもよし。携帯電話の待ち受け画面に使用するのもよい。
家のトイレや壁に貼っておくなんていう方法もグッドである。知らない間に自然に目に入ってくる環境をつくろう
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2011年12月03日

なんとも物悲しい師走

いつの間にか コートを着ても 近所の人との挨拶が「今日も寒いですね」になってしまった季節。
もう師走の3日ですものね。

小だぬきは、
11/7に上腕のおできが炎症し 膿んでしまい切開手術。
なんと 11/28日まで連続外科通院でした(内科 3日、精神科2日、外科 21日)
普段 退職互助会の医療費還付申請の郵送代が120円で済むのに、11月分は240円かかりました。

11月の初めから 体温が39度前後で 寒くて布団にくるまっていたのですが、風邪ではなく おできが炎症し膿んだためと 外科の主治医も呆れるほどの状態で切開しました。

不思議なもので 毎日 往復2時間の通院をしている内に 歩くスピードは遅いのですが 体が軽くなったような感覚でした。

病院の窓口で 「外科ですね」と顔パスになってしまったのには苦笑です。

今 抗生物質に移行しているのですが、膿の袋をとる本格的手術を いずれすることになりそうです。

12月を物悲しいものにしているのは 届く「喪中はがき」。

今年は 小学校高学年と教育実習の世話をしてくれた元担任の先生と初任の時 なんと小学校1年1組担任などという無茶な人事の時 2組で支えてくれたお姉さん先生の他界の知らせ。

それと12/1に区役所に自立支援医療証と障害手帳の更新手続きにいったのですが、行きのタクシーの運転手に「言っては申し訳ないが 歳とともに寒さが堪えますね」の一言。気だけは若いつもりだっただけにショックでした。

つい最近 お正月を迎えたばかりの感覚なのに、もう1年の終わりの「師走」なのですね。


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2011年12月05日

診察室のワルツ患者と医療者はチーム=岡本左和子

診察室のワルツ:/1 
    患者と医療者はチーム=岡本左和子 

毎日新聞 2011年6月1日 東京朝刊

突然ですが、社交ダンスを踊られたことがありますか? 

リードする男性と、パートナーの女性がいます。向かい合って立つリーダーとパートナーは見えている物が違いますし、パートナーは後ろ向きに進むことが多いので、リーダーを信頼しなければなりません。

リーダーはパートナーがついてくることを信頼して足を踏み出します。リードが相手に正確に伝わるには、リーダーの姿勢と腕の枠組みがしっかりしていること。無理に連れて行こうとすると姿勢が崩れ、相手の領域を侵して、かえってリードは伝わりません。


 また、リーダーとパートナーは役割が異なるだけで、踊るためのエネルギーは同等でないと、どちらかが引きずられてしまいます。

うまくいかない時は、「歩幅はどうか、どのようにリードが伝わっているのか」など、ダンスを止めて話し合うことも大事になります。

一つのチームとしてダンスをするには、お互いが自立して踊らなければならないのです。


 医療では、リーダーが医師や看護師の場合も、患者の場合もあります。

診断をして治療計画を立てる時は、医師がリードします。

治療への希望を述べ、生活と折り合いを付けながらその計画に取り組むには、患者のリードが必要です。

相手がリードする時は、自分も同じエネルギーで自分の役割を担い、うまくいかない時は、お互いに思っていることを伝え、一緒に検討しなおすことも大切です。


 医療の専門家として知識と情報を多く持つ医師と、患者との間では、同じ病気の話をしていても期待することやその度合いが異なることがあります。

医師が患者を思い、治療に一生懸命になるばかりに気付かないこともあり、病を持ちながら生活をする患者との思いがすれ違うこともあるのです。


 診察室に入ったら、治療というワルツを踊ってみてください。

「いえいえダンスなんて(治療なんて先生におまかせして)」などと言わず、患者の役割を思う存分踊りましょう。

そして、助けが必要な時は、遠慮なく医師や看護師などへ伝えることが患者のとても大切な役割です。
(おかもと・さわこ=医療コミュニケーション研究者) 

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2011年12月07日

「伝わっているか」に注意=岡本左和子

診察室のワルツ:/4 
「伝わっているか」に注意=岡本左和子
毎日新聞 2011年7月13日 東京朝刊

 「何度も説明したのに、言うことを聞いてくれない」「説明を聞いたのは覚えているけれど、こんなになるとは思っていなかった」。

診察室で、こんな経験をしたことはありませんか。きちんとコミュニケーションをしたつもりなのに、何が起きているのでしょう。


 情報の送り手が、受け手に送るメッセージは、言葉の場合もありますし、五感に訴えるような言葉以外の方法による場合もあります。

例えば、口では「怒っていない」といいながら、語気が強く目がつりあがっていれば、「この人は怒っているな」と伝わります。


 メッセージの伝達経路には、「人同士」「文章を通して」「一人と団体」「団体同士」など、さまざまな形があります。

どの場合も、情報の送り手から受け手にメッセージを送り、受け手からの反応が送り手に戻る(フィードバックする)ことで、コミュニケーションが成立します。

相手の反応を見て、「自分が伝えたいことが伝わったか」を判断し、必要に応じて、このプロセスを繰り返して、自分の伝えたい内容を理解してもらいます。

コミュニケーションは、情報の送り手と受け手の「つながり」を作るプロセスといえます。


 医療のコミュニケーションは、直接対話によることが多く、医師から診断や治療方法の説明を受けたり、患者は症状の説明をし、治療への質問や不安、期待などを伝えたりします。

患者が「5回も説明したのに」と思っても、医師から理解したと確認できるフィードバックがなければ、コミュニケーションは成立したとはいえません。それは、「一方通行」のお知らせにすぎないのです。


 そんなとき、自分が言いたいことを、ただ繰り返すのではなく、メッセージの受け手がどんな立場で話を聞いているのか、その人の理解の範囲を考えながら話をしましょう。

言い方を変えたり、例え話や画像など相手がイメージしやすいものを使う、気掛かりな事を先に伝える、患者が信頼する人に同席してもらうなどの工夫も大切です。

「言いたいこと」に焦点を当てるのではなく、相手から戻ってくるフィードバックに注意することが、上手なコミュニケーションのポイントです。
(おかもと・さわこ=医療コミュニケーション研究者)

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2011年12月09日

冬はセロトニン減少 うつ病のような症状にも

日照時間の短い冬はセロトニン減少 
                うつ病のような症状にも

2011.12.09 07:00  
                      ※女性セブン2011年12月22日号

なんとなくどんよりした気分になることも多い冬。
単純に気候のせいとも思われるが、実は科学的にその理由が説明できるのだという。
『ホンマでっか!?TV』でもお馴染みの脳科学者・澤口俊之氏が、冬の「絶望感」について解説する。

 * * *
 冬の気配が濃厚になり、寒さが一段と厳しくなってきました。

秋から冬にかけて、気分が落ち込み、何となくどんよりとしてくることがあります。やる気が出ない、体がだるい、絶望的な気分になる…といった経験は、誰しもあるのではないでしょうか?

 これは、季節によって脳内のセロトニン量が変動するからです。


 日本のように四季がはっきりしている地域では、日照時間が短くなる冬に、セロトニントランスポーターの働きが強くなります。

セロトニントランスポーターとは、セロトニンを「回収(トランスポート)」するための高分子構造です。


 この働きが強いと、セロトニンが通常より多く“回収”されるため、脳内のセロトニン量が減ってしまうという仕組みになっています。

脳内のセロトニン量が減ると、気分の落ち込みがひどくなり、うつ病のような症状になってしまうのです。


 ちなみに、うつ病の主な治療薬(SSRI)には、セロトニントランスポーターの働きを弱めて、セロトニンの回収を「抑制」し、脳内のセロトニン量を増やす作用があります。セロトニン量の減少を抑えることで、うつ状態に陥ることを防ぐのですね。


 また、ドーパミンなどの脳内ホルモンや性ホルモンなども季節の影響を受けます。

つまり、日本のように季節のある地域に住む人間は、季節によって体も脳も変化するということです。

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2011年12月11日

時代の風:「絆」連呼に違和感=精神科医・斎藤環

時代の風:「絆」連呼に違和感=精神科医・斎藤環

毎日新聞 2011年12月11日 東京朝刊

◇自由な個人の連帯こそ


 3月の震災以降、しきりに連呼されるようになった言葉に「絆」がある。「3・11」「帰宅難民」「風評被害」「こだまでしょうか」といった震災関連の言葉とともに、今年の流行語大賞にも入賞を果たした。


 確かに私たちは被災経験を通じて、絆の大切さを改めて思い知らされたはずだった。昨年は流行語大賞に「無縁社会」がノミネートされたことを考え合わせるなら、震災が人々のつながりを取り戻すきっかけになった、と希望的に考えてみたくもなる。


 しかし、疑問もないわけではない。広辞苑によれば「絆」には「(1)馬・犬・鷹(たか)など、動物をつなぎとめる綱(2)断つにしのびない恩愛。離れがたい情実。ほだし。係累。繋縛(けいばく)」という二つの意味がある。


 語源として(1)があり、そこから(2)の意味が派生したというのが通説のようだ。だから「絆」のもう一つの読みである「ほだし」になると、はっきり「人の身体の自由を束縛するもの」(基本古語辞典、大修館)という意味になる。

 訓詁学(くんこがく)的な話がしたいわけではない。しかし被災後に流行する言葉として、「縁」や「連帯」ではなく「絆」が無意識に選ばれたことには、なにかしら象徴的な意味があるように思われるのだ。


 おそらく「絆」には、二つのとらえ方がある。家族や友人を失い、家を失い、あるいはお墓や慣れ親しんだ風景を失って、それでもなお去りがたい思いによって人を故郷につなぎとめるもの。個人がそうした「いとおしい束縛」に対して抱く感情を「絆」と呼ぶのなら、これほど大切な言葉もない。


 しかし「ピンチはチャンス」とばかりに大声で連呼される「絆を深めよう」については、少なからず違和感を覚えてしまう。

絆はがんばって強めたり深めたりできるものではない。それは「気がついたら結ばれ深まっていた」という形で、常に後から気付かれるものではなかったか。


 つながりとしての絆は優しく温かい。利害や対立を越えて、絆は人々をひとつに包み込むだろう。

しかし、しがらみとしての絆はどうか。それはしばしばわずらわしく、うっとうしい「空気」のように個人を束縛し支配する。たとえばひきこもりや家庭内暴力は、そうした絆の副産物だ。


 もちろん危機に際して第一に頼りになるものは絆である。その点に異論はない。しかし人々の気分が絆に向かいすぎることの問題もあるのではないか。


 絆は基本的にプライベートな「人」や「場所」などとの関係性を意味しており、パブリックな関係をそう呼ぶことは少ない。つまり絆に注目しすぎると、「世間」は見えても「社会」は見えにくくなる、という認知バイアスが生じやすくなるのだ。これを仮に「絆バイアス」と名付けよう。


 絆バイアスのもとで、人々はいっそう自助努力に励むだろう。

たとえ社会やシステムに不満があっても、「社会とはそういうものだ」という諦観が、絆をいっそう深めてくれる。そう、私には絆という言葉が、どうしようもない社会を前提とした自衛ネットワークにしか思えないのだ。


 それは現場で黙々と復興にいそしむ人々を強力に支えるだろう。しかし社会やシステムに対して異議申し立てをしようという声は、絆の中で抑え込まれてしまう。対抗運動のための連帯は、そこからは生まれようがない。


 なかでも最大の問題は「弱者保護」である。絆という言葉にもっとも危惧を感じるとすれば、本来は政府の仕事である弱者救済までもが「家族の絆」にゆだねられてしまいかねない点だ。


 かつて精神障害者は私宅監置にゆだねられ、高齢者の介護が全面的に家族に任された。いま高年齢化する「ひきこもり」もまた、高齢化した両親との絆に依存せざるを得ない状況がある。そして被災した人々もまた。


 さらに問題の射程を広げてみよう。

 カナダ人ジャーナリスト、ナオミ・クラインが提唱する「ショック・ドクトリン」という言葉がある。
災害便乗資本主義、などと訳されるが、要するに大惨事につけ込んでなされる過激な市場原理主義改革のことだ。

日本では阪神淡路大震災以降になされた橋本(龍太郎)構造改革がこれにあたるとされ、さきごろ大阪市長選で当選した橋下徹氏の政策も、そのように呼ばれることがある。


 人々が絆によって結ばれる状況は、この種の改革とたいへん相性が良い。

政府が公的サービスを民営化にゆだね、あらゆる領域で自由競争を強化し、弱者保護を顧みようとしない時、人々は絆によっておとなしく助け合い、絆バイアスのもとで問題は透明化され、対抗運動は吸収される。


 もはやこれ以上の絆の連呼はいらない。

批評家の東浩紀氏が言うように、本当は絆など、とうにばらばらになってしまっていたという現実を受け入れるべきなのだ。

その上で私は、束縛としての絆から解放された、自由な個人の「連帯」のほうに、未来を賭けてみたいと考えている。=毎週日曜日に掲載

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2011年12月14日

明確な目標を持たなければ時間は無為

きょうの名言】
明確な目標を持たなければ時間は無為


 2011年12月14日(水)6時50分配信 ゆかしメディア

人間に平等なものとは時間のみ。その同じ時間で、何を生みだし何を残そうとするのか。

その目的がなければ時間は無為に流れる。

 @changelife888さんがツイートする。

 「人生の中で”明確な目標(ビジョン)”を持って生きている人と持っていない人では時間の使い方がまったく違ってくる!!

豊かに生きたければ目標(ビジョン)を持てば良い!! 」

 ツイート主は以前にも一度、当欄で紹介。95年の阪神淡路大震災で被災しほとんど無一文に。

それから一念発起して起業。この15年で約9億円を稼いだという。

 睡眠時間を差し引いた起きている時間はどれだけあるのか。その時間でできることは何か。

故スティーブ・ジョブズ氏も、人生に無駄な時間はいっさいないことを述べているが、若い頃から時間の意識を持つか持たないかで、人生は変わる。

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それは確かに事実かもしれないけれど・・

それは確かに事実かもしれないけど…
――「事実=認識」の錯誤 ]

嶋田 毅 [グロービス 出版局長兼編集長、GLOBIS.JP編集顧問]
2011年12月2日  ダイヤモンドオンライン

陥りがちな思考の罠に迫る「カイゼン!思考力」。今回は、「『事実=認識』の錯誤」を取り上げる。


――問題です


 以下のAさんの問題は何か。


 Aさんはある企業の管理職。部下のBさんとちょっとしたことで口論になった。


A「Bさん、この件についてはこの前メールで伝えたはずだけど、どうして出来ていないの? メールだけじゃなくて口頭でも1回言ったはずよ」


B「そう言われましても…。そんなメールを読んだ記憶も、お話をうかがった記憶もありませんけど」


A「いえ、ちゃんと伝えたわ。さすがにボイスレコーダーでは録っていないけど、出したメールは探せば見つかるはずだから、ちょっと待ってて。今探すわ」


B「記憶にないですけどねえ」


A「ほらあった。私のPCを見て。先週の月曜に○○チームのメンバーに出したメールの最後の方に、Bさんをちゃんと指名して、今回の件よろしく処理しておいて、と書いてあるわ」


B「えー。そんな長いメールの後ろに書かれても見落としちゃいますよ」


A「だから口頭でも繰り返して伝えたんじゃない」


B「ですから、それは記憶にないんです。本当に。先週は忙しくてドタバタしていたから注意が散漫になっていた可能性はありますけど…。その時、私は『わかりました』とかって返事しましたか?」


A「そこまでは記憶にないけど、私が伝えたのは確かだってことは自信を持って言えるわ。メールだって、実際にあったじゃない。伝えたという事実は動かないわ。あなたも新人というわけではないんだから、もっと注意してね」


B「…」


――解答です


 今回の落とし穴は、「『事実=認識』の錯誤」です。

これは、特にコミュニケーションシーンにおいて、伝え手が、伝えた内容や伝えた行為など、伝え手にとっては明確に「事実」であることが、そのまま受け手に「認識」さらには「理解」されているはずと考えてしまいがちであるという錯覚を指します。


「伝えたことは事実なんだから、当然相手はそれを認識しているはず」――もっともな考え方のような気もしますが、残念ながら人間の脳はそんなに精緻にはできていません。

仮に物理的に「声」は聞いていたとしても、その内容を正しく認識しているとは限らないのです。


 よくあるのは、(1)聞くには聞いたが忘れてしまった(記憶に残らなかった)、(2)誤って認識してしまった、というケースです。


 (1)は、人間の記憶のキャパシティには限界があり、印象に残らないものはすぐに忘れ去られる、という人間の本質的な能力の問題が原因となって起こりがちです。


 (2)の誤って認識されたというパターンは、様々な理由から生じます。

持っている知識や理解力によっても当然差が出ますし、仮に理解力が十分にあったとしても、受け手が置かれたコンテキスト(背景、文脈)や、暗黙の前提の差によって、伝え手の意図しない解釈がされてしまう可能性があります。


 たとえば、C君は月末の納期のことで頭がいっぱいだったとします。

そうした状況の時に、同僚のD君が、C君の年齢について聞く意図で、「まだ29だったよね?」と聞いたとします。その日がたまたま29日だったとすると、どういうことが起こるでしょう?


 おそらく、納期に関連して日時のことに意識が向いているC君は、「今日は何日?」の質問と捉え、「ああ、そうだよ」と答える可能性が高そうです。

ひょっとすると後で、「この前29歳だって言ってたじゃないか」、「そんなことは言ってないよ。実際、自分は31歳だし」、「いや、確かに言ったよ」などという噛み合わない会話が交わされるかもしれません(この程度であれば大きな実害はないでしょうが)。

 

 冒頭のケースに戻ると、Aさんは、自分が伝えたという明確な事実をもって、Bさんがそれを認識していないのはけしからないことである、と考えています。

しかし、ここまで見てきたように、伝え手が伝えたという行為をしたからといって、受け手が正しく認識しているとは限りません。


 まずメールについて言えば、そもそも見落とされる可能性が高い伝え方をしたこと自体がすでに“アウト”です。

もし重要な案件であるなら、読み手が見落とさない工夫をするのが書き手の義務でもあり礼儀であると言えるでしょう。


 口頭での確認についてはさまざまな可能性がありますが、Bさんが置かれた文脈で錯覚をした可能性も考えられます。

たとえば、たまたまAさんが別件でBさんに何かメールで指示を出していたとしたら、「この前メールした件、しっかりやっておいてね」という言葉が誤って認識されてしまったのかもしれないのです。


 ちなみに、事実であっても人々に認知されないという問題は、個人間のコミュニケーションだけではなく、マーケティングにおけるコミュニケーション戦略実行のシーンでも起こります。

たとえば、あるビール会社が、製法や物流の工夫で、非常に新鮮な生ビールを作ったとします。

ブラインドテスト(ブランド名を隠して飲み比べ、その印象を調査するテスト)の結果でも、そのビールが「新鮮さではナンバー1」との結果が出たとします。


 それを踏まえた上で、「新製品の○○は新鮮度ナンバー1。テストでも実証済み」と広告を流したとして、それは消費者に伝わるでしょうか? 

そのメーカーとしては、テストの客観的結果として新鮮度ナンバー1というファクトがあるのだから、それは正しく認識されるだろうと考えてしまいがちです。


 しかし、消費者の認識はそう簡単に変わるものではありません。

ブラインドテストの結果がどうであろうと、多くの人は「新鮮さと言えばやはり『スーパードライ』だろう」と考えてしまいます。

ここでの鍵は、「『スーパードライ』は新鮮さを売りにしてビール市場で圧倒的なブランドシェアを残している」、「新製品の広告なんて多少大げさに言うものだ」という消費者の暗黙の前提です。

たとえ事実を伝えたとしても、こうした前提も込みで人々の認識を覆すのは非常に難しいのです。


 しばしば、「コミュニケーションの効率は受け手が決める」、「100回言ってようやく人はそれを認識する」などと言われます。

コミュニケーションにおいては、「伝えた≠正しく認識された」でないことには留意したいものです。

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2011年12月15日

特定看護師案の危うさ直視を

これが言いたい:
医師不足理由に看護の専門性を軽んじるな
           =日本赤十字看護大学名誉教授・川嶋みどり

毎日新聞 2011年12月15日 東京朝刊

 ◇特定看護師案の危うさ直視を

 「診療できる看護師」という特定看護師(仮称)の新資格を設ける案がいよいよ法制化に向かう段階のようだ。一種の危機感を覚えるのは私だけではあるまい。


 「チーム医療」の推進を目的としてスタートし、医師不足緩和策の狙いが組み込まれたこの議論には看護という領域の専門性を揺るがしかねない危うさがある。これからの医療のあり方を考える上でも再考を求めたい。


 現在、看護師の医療行為は法律上あくまで「補助」にとどまる。これに対し特定看護師案は「医行為」すなわち、医師法第17条に規定する「医業」−−医師の医学的判断及び技術をもってするのでなければ人体に危害を及ぼし、または危害を及ぼす恐れのある行為−−の一部を、看護師に負わせようとするものだ。


 もともと、この案はチーム医療を充実させるとのふれこみで議論がスタートした。しかし、そもそもチーム医療とは医療従事者が共通目的に向かい、それぞれの専門性を発揮し連携する医療のあり方をいう。

特定看護師案はそれとは反対の、他職種への侵犯行為である。


 特定看護師制度を肯定する意見はその理由として過労で疲弊した医師の負担軽減や、介護など今後の急激な社会の高齢化への対応を挙げることが多い。

だが、看護師不足を放置したままで看護師を看護の専門性から遠のかせ、新体制を作ろうというのは本末転倒だ。


 医業は古くから“医術を用いて病気を治すこと”とされてきた。

これに対し看護は19世紀のナイチンゲール以来、人間にそなわる「自然の回復過程を整える」ことに価値をおき、その人固有の自然治癒力を引き出し高めるケアをその本分としている。


 看護学はいまだ若い学問ではあるが、独自の理念と方法論を基盤にした看護実践の方法も種々編み出している。

医薬品や機械を用いず、痛みや恐怖や心配などを起こさせない方法など症状緩和や治癒に向かうプロセスは、看護独自のものだ。他の医療行為に見られない優位性がある。


 現在日本では、看護系大学・学部が200を超え、38の看護系学会が毎年学術集会を開催し、看護学研究の成果を発表している。

そうした看護の教育・研究的背景も独自の役割も認めず「医師が指示さえすれば少々危険な行為をやらせてもよい」というような発想を感じてしまう。旧態依然たる医師・看護師関係にとらわれ、その延長線上にあるとさえいえよう。

     *
 今後の日本医療のあり方の方向性に逆行しかねないとの懸念もつきまとう。


 近代医療は高度医療に名を借りた効率優先の道をひた走り、まるでオートマチックな人体修復工場と化し、医療従事者も機械に巻き込まれて疲弊し、患者の人間疎外も進めてきた。

そうした中で、今回の東日本大震災は医療行為と看護が車の両輪となる大切さ、機械以上に人的な活動の大切さを痛感させた。


 キュア(治療)からケア、医学モデルから生活モデルへのギアチェンジこそ「医療復興」の課題であるとともに、これからの医療のあり方ではないか。

だとすれば、医療と看護それぞれの専門性をわきまえずに効率だけを求めて垣根を取り払うような方向性には首をかしげてしまう。


 看護師が本来持つ力を十二分に発揮させることが大切なのだ。その機動力を生かして医療モデルの転換を図ることこそ、政府が追求すべき道である。

==============

 ■人物略歴
 ◇かわしま・みどり

 看護師、日本赤十字看護大学教授などを歴任。
 健和会臨床看護学研究所長。





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2011年12月17日

仕事人間である前に

香山リカのココロの万華鏡:
仕事人間である前/東京

毎日新聞 2011年12月13日 地方版


母親の容体急変を受け、試合出場のため訪れていたバンクーバーから帰国した浅田真央選手。

残念ながら母親は亡くなってしまった。


 ニュース番組を見ていたら、浅田選手の欠場が決まった直後、ほかの国の選手やスタッフも口ぐちに「とても悲しい」「またいっしょに競い合いたい」などと語る様子が映された。

その中で印象に残ったのは、ある女性が「欠場は残念だけど、スポーツより大切なこともあるのよ」と話す映像だった。
その女性が誰だかメモし忘れたのだが、どこかの国のマスコミ関係者だったと思う。


 「スポーツ」を「仕事」や「勉強」にかえてもいいだろう。

私たちはみな“公の顔”や「やらなければならないこと」を持っているが、ときとして「それより大切な人生のできごと」が突然、やって来ることがある。

家族の病気、妻の出産、大切な友だちのピンチなどだ。それらは「個人的事情」と言われるものだが、「たとえまわりに迷惑をかけることになっても、そっちを優先したほうがいい場合もある」とその女性は言いたかったのだろう。私もそう思う。


 ところが、とくに私たちが暮らす日本では、個人的事情はなかなか口にしづらい雰囲気がある。

文字通り「親の死に目にもあえずに」、いつも通りに仕事を続ける人が「プロ中のプロ」として称賛される傾向も、いまだに残っている。


 もちろん、個人の顔を見せずに公の役割に徹しようという人の覚悟、決意は立派だと思う。

しかし、時代は変わってきた。

誰もが“よき仕事人間”である以前に、よき親、よき子ども、よき恋人であってよいはずだ。

いつも個人の事情を優先、というのでは困りものだが、ここぞというときは「すみません、今日は仕事よりも体調のすぐれない家族といっしょにいたいと思います」と言ってよいのではないか。

まわりの人たちも、そんなときは「お互いさまなんだから、心配しないで」と快くこたえてあげたい。


 「会社でみんなが個人的事情を主張し始めたら、生産性が落ちるじゃないか」と顔をしかめる人もいるだろう。

ただ、誰もが家族や自分の人生を大切にしたい気持ちをぐっと押し殺して働き続けた結果、たとえ生産性が上がったとしても、それは「幸せな社会」と言えるのだろうか。


 浅田選手にも、自分の悲しみに向き合う時間をゆっくり取ってほしい。

「みんなが復活を期待している」という使命感も大切だが、まずは「スポーツより大切な何か」を遠慮なく優先してもらいたいと思うのだ。

posted by 小だぬき at 09:10 | Comment(2) | TrackBack(0) | うつ病について | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

さわるように見る

しあわせのトンボさわるように見る
                                      近藤勝重
毎日新聞 2011年12月16日 東京夕刊

朝の散歩時、よく出合う近所のワン君の頭をなでてやっていると、登校中の女児2人が「さわってもいいですか」と近寄ってきた。飼い主が「優しくね」と答えると、2人はうなずいてワン君の頭を何度もなでていた。

 これはこれだけの話なのだが、散歩から帰って、女児の言葉「さわってもいいですか」が思い出された。

子供と犬の関係なら「可愛い」−−「さわりたい」でいいとしても、それが人と人との関係だとどうなるのか。

与謝野晶子の「やは肌のあつき血汐にふれも見でさびしからずや道を説く君」という短歌の世界を想像したりしているうちに、そもそも「さわる」って感覚は何なのだ、と今さらのように気になった。


 骨董(こっとう)好きの文人の随筆などには「骨董狂いは恋愛に似ている」といったことが書かれている。

陶器の肌ざわりが、愛する異性の肌をさわるのと通じるものがあるということだろうか。

やはり骨董好きで知られた批評家の小林秀雄氏は、江藤淳氏との対談でこんな話をしている。

「絵というものは、なんだか歯がゆいもんですね。さわることができないからね。だから絵を見ていると、しきりに言葉が浮かぶのです」


 察するに、さわるというのは見るだけでは得られないものを感じ取ろうとする人間の切実な感情なのだろう。

それだけに、さわれれば黙して感触を味わい、さわれなければ言葉を出す。

小林氏に言わせれば、「生物に一番基本的な感覚」であり、「一番沈黙した感覚」というわけだが、氏はさらにこうも言っている。


 「ぼくが物を見るというのも、さわるように見るという意味なんです」


 つまりはこういうことか。


 物事の本質というのは外に現れ出ているものだ。それを感じ取りつつ見なければ、見たことにはならない。感じ取れないとすれば、単に見えているものを見ているだけのことだ−−。


 冬の日に誘われて公園に出てみた。葉を落とした数本の百日紅(サルスベリ)が枯れ木のごとく立っている。


 ぼくなりに、さわるように見てみた。サルが滑るほどに滑らかな木肌も、今はカサカサとして生気を欠く。しかし、ただの枯れ木ではない。半ばはげた樹皮の内側にのぞく肌はむしろ生々しい。

ここまで死んで見せて、しかし間違いなく炎暑には熱情の紅で彩られることを思うと、この木の激しい気性に触れた感覚があった。
(専門編集委員)

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2011年12月21日

私」を主語に話す

診察室のワルツ:/
「私」を主語に話す=岡本左和子

毎日新聞 2011年12月21日 東京朝刊


 患者・家族から強い言葉での苦情を受け、謝ってみたものの、さらに叱責された経験を持つ医療関係者がいるのではないでしょうか。

この場合、医療者が相手の気持ちを把握できなければ、患者・家族は一層エスカレートします。

一方、患者・家族もきちんと苦情を伝え、適切な対応を促す言い方を考える必要があります。


 うまく不満を伝える方法に、「私は」を主語にする話し方があります。

この話し方は、問題に焦点があたり、相手を非難することなく、自分の思いを伝えられます。


 医療ではありませんが、こんな例があります。

宴席に出て、夜遅く帰った家族に、「電話くらいしなさいよ。遅いじゃない」と言うのは、相手の行動を非難していると受け取られ、関係を険悪にします。

これを「私」を主語にすると、どうでしょうか。「遅くて(私は)心配したよ。(私は)電話をしてほしかった」となります。


 最初の言い方は「あなたは気が利かない」「あなたが私を放っている」と、主語が「あなた」です。

言われた方は「非難されている」と被害者になった気持ちになり、自分を守るため言い訳がましくなったり、高圧的になります。


 「私」を主語にする話し方は「アイ・メッセージ」と呼ばれます。

患者・家族が苦情を言う際もこの言い方ならば、相手に気持ちが伝わりやすくなります。

苦情や不満を言われた医療者は、相手の思いを想像しやすくなります。

患者の家族から「入院している母を高齢だと思って邪険にするな」と言われたとき、アイ・メッセージで考えてみましょう。

「母をぞんざいに扱われ(私は)心配だ、悲しい」となります。


 「私たちはこれもやっているし、あれも気を付けている」と説明するより、「お話しくださってありがとうございます。

お母様のことで、ご心配や悲しい思いをさせてしまったのでしょうか」と話す方が、スムーズに話が進むでしょう。

断言するのではなく、必ず問いかけ、まず苦情がある本人の気持ちを受け止めてください。

謝罪は必要ですが、何について謝っているのかが明確でなければ、「うそっぽい」と思われ、逆に相手の気持ちを逆なでしてしまいます。

(おかもと・さわこ=医療コミュニケーション研究者)

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2011年12月24日

いまどきの若者 の考え方や文章のまとめ方

香山リカのココロの万華鏡:
         いまどきの卒業論文 /東京

毎日新聞 2011年12月20日 東京地方版

精神科医をしながら大学の教員もしている私にとって、卒業論文の提出がある12月は、ハラハラ、ドキドキの月。

直前になって「先生、ダメです! 間に合いません」と泣きついてくる学生を、「大丈夫、あと一息!」と遠泳のコーチのように励ます。

「自信作です」と見せに来る学生の論文に大量の誤字脱字を発見して、途方に暮れることもある。


 ただ、“いまどきの若者”の考え方や文章のまとめ方から、「なるほど」と学ぶことも多い。

とくにパソコンやネットの使い方には毎年、感心しつつ、「このきれいなグラフ、どうやって作るの?」「ネットでよく見るこの略語ってどういう意味?」とこちらもちゃっかり教えてもらう。そうすると“知識の交換”という気分になり、論文の文章のまずさや調べ方の甘さにもハラは立たなくなってくる、というものだ。


 そう、教員をしているとつい「昔の学生はもっと勉強したものだ」などと嘆きたくなるが、それは自分たちを基準にしているからなのだ。

実は、いまの学生には簡単なのに、昔の学生にはできなかったこと、知らなかったこともたくさんある。

パソコンやケータイの使い方だけではない。

私の世代だと「英語の文献は読めるが話すのは苦手」という人も少なくないが、いまの学生は留学生がいてもものおじせずに、英語と日本語とを器用におりまぜコミュニケーションしている。

性別、性差にもほとんどこだわりがなく、「私ね、同性の人が好きなんだよね」「あっそう」などと自由に会話している姿にも、ビックリを通り越してすがすがしさを覚える。

コンパをしても「お酌は女性」などというルールはなく、ごく自然についだりつがれたり、好きなように飲んでいる。


 彼らを見ていると、昔ながらの尺度で測る「学力」だとか「論文のでき」など、実はたいしたことではないような気もしてくる。

「卒業論文はエッセーじゃないんだから、あまりに“私は、私は”と多用するのは規定違反……いやいや、あなたのこのエッセー調の論文は、感受性豊かですごくおもしろいね!」などという場面も少なくないのだ。


 学生たちにはこちらが知っていることをすべて教えてあげるから、学生たちも私にいろいろなことを教えてほしい。

「先生、そんなことも知らないの?」と遠慮なく言ってほしい。教員としてはいつもそう思っている私だが、それでもつい口にしてしまう。

「なに、ヘルマン・ヘッセも読んだことがない? 私が学生の頃は……」。このクセはなかなかなおらないようだ。

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2011年12月25日

小田嶋隆 マナーは「最近の若者」より「昔のオヤジ」が問題

小田嶋隆 
マナーは「最近の若者」より
               「昔のオヤジ」が問題

2011.12.24   ※SAPIO2011年12月28日号]

携帯電話にスマホが加わり、若者の電車内マナーに批判の声が上がっている。

だが、コラムニストの小田嶋隆氏は、むしろ若者よりオヤジやオバちゃんのマナーこそ批判されるべきだと言う。

以下、小田嶋氏の主張である。


* * *
思い起こせば、ウォークマンが登場した時、電車内でのイヤホンの音漏れが槍玉に挙がったのは、公共の場でプライベートに没入する若者を当時の大人が気持ち悪がったせいだった。

しかし、よく考えれば、シャカシャカ音より、元気なオバちゃんのお喋りのほうがよっぽどうるさい。


今、車内マナーを乱す犯人として責められるのは、なぜ携帯電話やスマホばかりなのか。

混んでいる車内で新聞をガサガサ広げながら読んだり、書き物をしているほうがよほど迷惑だと思うのは私だけだろうか。


結局、人は昔から馴染んでいる迷惑には寛大だが、今まで見たことのないもの、新しく直面する迷惑には厳しくなるものなのだ。


むしろ日本社会は、この数十年で公共マナーが格段に向上している。昔は道端で立ち小便をする酔っ払いがよくいたが、今ではもう見かけない。

特にマナーに関しては、「最近の若者は……」より「昔のオヤジは……」という愚痴のほうがふさわしいとすら思う。

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視聴率42.8%「ミタ」の教え いやなら無理に笑わなくていいよ

視聴率42.8%「ミタ」の教え
いやなら無理に笑わなくていいよ

2011.12.24   NEWSボストセブン

「家政婦のミタ」の高視聴率を支えた視聴者の多くは、笑いたくないのに笑って生きているのでは? 表情をとりつくろい、他人の顔色をうかがい、知ったかぶりをしている。

お追従、媚びへつらい、おもねり、ご機嫌とり……。ミタが、われわれ視聴者に語りかけたものは何だったのか。作家で五感生活研究所の山下柚実氏が考察する。


* * *
今年後半の大ブレイクは、なんといっても日本テレビのドラマ「家政婦のミタ」。いよいよ21日最終回は、なんと瞬間最高視聴率が42.8%と、異例中の異例の数字を記録して幕を閉じました。


このドラマを続けて見るうちに、不思議な変化を実感した人もいたのではないでしょうか。

私自身、松嶋菜々子演じる家政婦の「ミタ」の徹底的な無表情、冷たく暗い横顔を見ることが、実はだんだん快感になってきたのです。


不思議なことに、あの鉄面皮を見つめると爽快感さえ感じるようになったのです。いったいなぜ、ロボットように冷たい無表情に快感を感じてしまうのか。自問しました。その意味で、普段はなかなか実感できない奇妙なドラマ体験でした。


ミタの無表情に快感を感じたのは、その能面が、「自分を繕っていない、ありのままの姿」を現していたからではないでしょうか


夫と息子を亡くし決定的な不幸を抱え、簡単には笑うことができない十字架を背負ったミタ。

ミタにとっての真実、「生きることの大変さ」とは、能面のような表情で生き続ける姿そのものに現れている。


つまり、能面とは、自分をごまかしていない証拠だった。だからこそ、視聴者はそこに「爽やかさ」を感じとった、と言えるのではないでしょうか。


一方、視聴者をはじめとして日本中の多くの人々は、笑いたくないのに笑って生きているのではないでしょうか。表情をとりつくろい、他人の顔色をうかがい、知ったかぶりをしている。


お追従、媚びへつらい、おもねり、ご機嫌とりと、みんな「仮面」を被って暮らしている。多くの人が、被りたくなくても仮面を被らざるを得ない状況の中にいます。


そんな「仮面」を被った欺瞞に満ちた社会に、一人の「能面」が戦いを挑む。「能面」が、次々に、登場人物の「仮面」を剥いでいく。剥ぐことで、家族や人を再生させていく。このドラマの構造は、一言でいえば「能面」対「仮面」の戦いでした。


だからこそ、仮面を被っている多くの視聴者は心が揺さぶられ、自分自身の仮面を剥がされて、ともに浄化されていくような共感と快感を味わったのでしょう。

それが40%超えという、考えられない高視聴率につながった理由ではないでしょうか。


出色の出来だった「家政婦のミタ」ですが、いくらドラマの設定やストーリーがあっても、主役・松嶋菜々子の気力と力業がなければ成り立たなかったはずです。

徹底した無表情を持続し、一切崩さずに演じ切ることは、そう簡単ではありません。


「笑えなければ、無理に笑わなくていい」という正直な能面哲学を、日常の中でしっかと持っている意志の強い女優だからこそ演じ切れた−−そう言えるのかもしれません

posted by 小だぬき at 12:43 | Comment(0) | TrackBack(0) | うつ病について | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年12月26日

小だぬきの「寛かい」への一歩を・・・

最近、引用・転載が多いことをお許しください。
私の先週の活躍??です。

19日(月) 熱海3泊旅行出発日

 ・ 8:00 
☆父から「母さんの体が動けず、お前一人で行ってくれ」とのTEL
★一人では意味がないから キャンセルし キャンセル料と写真を届けにだけ行ってくると返事
10時まで様子を見ようといったん保留
 ・ 10:00
☆母から「何とか動けそう、荷物を持ってもらえる??」とTEL
★荷物ならもてるけれど 無理していない・・・
 ・ 11:30  出発
 ・ 13:30  送迎バスをパスしてタクシー
INしたら 母 昼食・夕食を完食  

20日(火)  2泊目
両親 連れ添って 朝 温泉へ
小だぬきは熟睡。3人とも朝食は食欲旺盛
昼食は、母がパスしたため 父とレストラン
豪華にコース料理。
バンを残し 母にみやげ??
夕食は ご飯を私だけパス、
父母の残したおかずの残飯整理をしたため
@寝る前に3人とも温泉。
小だぬき、睡眠薬を飲み 
いびき・寝ゾウが酷く 両親が布団直しを

21日(水) 3泊目
朝・昼・晩の食欲旺盛
温泉も 朝と晩に時間をとりのんびりと

22日(木) チェックアウト 
朝の食欲旺盛、ホテルからタクシー
待ち時間8分の東海道線普通グリーン乗車
無事 帰宅。
なんと母は「次はいつ行けるかな・・」との言葉

24日(土)  内科・精神科通院
内科  血圧111-70  
         後は体重を落とすこととの宿題を

精神科
     心の充電はなんとかできているように思います。あとは少しずつ 完璧や無理を考えないで出来ることを増やしてくださいと 主治医。
     次の通院から主治医が変わるのですが「若い女医さんを」と要望したら それは無理とのつれない返事でした。


気のせいか 先週は 気持ちがラクで歩くスピードも速くなったと感じました。

今週は 12月最後の週。良い日を積み上げたいですね。
posted by 小だぬき at 00:35 | Comment(0) | TrackBack(0) | うつ病について | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年12月27日

自立支援医療・障害者手帳2級更新

自立支援医療症の更新と精神障害者手帳の2級更新通知が届きました。

本人は 大分 動けるようになったのと頭のもやが晴れてきているので 今回は 2級更新を諦めていた所があったのですが、本日 更新のお知らせが「健康福祉局」から届きました。

主治医の言った 目標が高すぎる・完璧を求め過ぎる・長いブランクで行動が憶病になっている・・・などが診断書に書かれていたのでしょう。

あと2年の療養期間をもらえたことになるので なんとか焦らずに「寛かい」に持っていこうと思っているところです。

4月更新の障害年金は ハードルが高いのですが、なんとか共済年金の61歳までの2年間、等級が下がっても「更新」できればと願っています。

喜んでいいのか ガッカリすべきか複雑な心境です。

posted by 小だぬき at 18:12 | Comment(0) | TrackBack(0) | うつ病について | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年12月29日

香山リカのココロの万華鏡:あなただけじゃない 

香山リカのココロの万華鏡:
あなただけじゃない /東京
毎日新聞 2011年12月27日 地方版

 今年はカレンダーの関係で年末年始の休みが少ない、という人もいるようだ。

それでもたとえ2、3日しか間があいてなくても、仕事納めの日に「今年もお世 話になりました」「よいお年を」と、仕事始めの日には「今年もよろしく」とあらたまってあいさつをする。

正月が来るとすべてがリセットされる、というのが、私たちの社会の習慣のようだ。


 でも、残念ながら悲しみや苦しみ、病などは、年が変わったからといって簡単に消えてなくなりはしない。

とくに今年は、東日本大震災などの影響で、「悩みを抱えたまま年を越す」という人が多いのではないだろうか。私たちは、そういう人たちのことを忘れてはならない。


 2008年には「年越し派遣村」ができて、“派遣切り”にあった人たちなどが東京の日比谷を中心に集まった。次の年の暮れには全国に「公設派遣村」がもうけられ、単身者や失業者で生活に困窮している人たちに、年末年始の居場所や食事、仕事探しための交通費などが支給された。


 ところが、その後、大規模な「年越し村」は実施されなくなった。理由はひとつではないと思うが、そのひとつに「まじめに生活を再建しようとしない人までが利用している」「税金のむだづかい」といった批判の声の高まりがあったことは確かだ。

厳しい状況の中、がんばっている人たちも多い中、「年越し村」でケアを受けた人だけがいい思いをするのは理不尽に見え、甘えているだけに思えたのかもしれない。


 しかし、本当にそうなのだろうか。「年越し村」で救われたのは、実際にそこに出かけた人だけではなかったのではないか。私の診察室で、ひとり暮らしで失業中の患者さんが当時、こんな話をしてくれたことがあった。


 「私はアパートがあるから、そこでひとりで年を越しました。でも、どうしても寂しくなったら、日比谷に行けば誰かがいるんだ、お雑煮もあるんだ、と思うだけでなんとなく心強かったですよ」


 年の暮れや正月こそ、誰かといっしょにすごしたい。ふだん孤独な人、悩んでいる人こそ、そう思うはずだ。

家族や仕事、住まいを失った人は、なおさらだ。今年のような年こそ、大勢の人が肩を寄せ合ってすごせる「年越し村」が全国にできてもよかったのに、と思う。

寂しいのは、あなただけじゃない。みんな同じなのだ。

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2012年01月01日

香山リカ 震災復興の威勢良い掛け声が日本人を追い詰めた

香山リカ
震災復興の威勢良い掛け声が
                    日本人を追い詰めた
2012.01.01 16:00   NEWS ポストセブン

最近、自分を追い詰めている人が多い。
「もっと頑張らないといけない」「もっと成長しなくては」、と。

だが、精神科医で立教大学教授の香山リカさんは、頑張り過ぎずにほどほどに生きる「ほどほど論」を提唱する。(インタビューアー=ノンフィクションライター・神田憲行)


* * *

――香山さんが「ほどほど論」を考えるに至った経緯をお聞かせください。


香山:精神科医としてビジネスマンの診察をしていて、「もっと頑張らないといけない」「もっと成長しなくては」と成長幻想に取り憑かれて、鬱病を発症させる人がここ10年ぐらいの間に増えてきたと感じたからです。


それは行き過ぎた成果主義で会社から「成長」を強制されるパターンもあれば、外部から強制されていないのに「もっと頑張らないと」と、自分で自分を追い詰める人もいます。

なんで今の自分を簡単に否定して成長しなくてはいけないのか、とても疑問に感じたんですね。


――そうなった社会的背景はなんでしょうか。


香山:やっぱり経済だと思う。昔はほっといても右肩上がりの成長神話を素朴に信じることが出来て、普通に働いていれば企業も日本経済も成長出来た。

ところが経済が停滞するとそれを受け止められずに、「社会が成長しないなら個人が成長しなくては」という個人の生産性を上昇させることが求められてきます。


これに「世界中が競争相手」というグローバル化が煽る。1990年代後半には終身雇用、年功序列というそれまでの日本企業モデルが単純に自己否定される。

その自己否定が個人にまで及んできた、ということです。


――昨年、我々日本人は震災という大きな体験をしました。これはそういう流れに影響を与えましたか。


香山:最初は、経済成長より命とか隣人との目に見えるつながりが大事だと気づく契機になるかなと思ったんです。

原子力発電についても「電力=経済成長」なので、原発じゃなくて自分たちがリスクコントロール出来る範囲内で電力を確保しよう、という強烈な反省につながるんじゃないか、と。

もちろんそういう雰囲気も出てきました。

しかし、「これは第二の敗戦だ。再び輝くチャンスだ」みたいな威勢の良い掛け声が産業界から出てきた。成長のスピードを緩めるのでなく、「もっと頑張らねば」と拍車をかける方向に働いているように見えます。


――自己啓発本も相変わらず売れています。


香山:曖昧で混沌とした社会を生き抜くには、収入を増やすことが幸せにつながると価値観を単純にしたい人が多いからでしょう。

自分はもっと出来る人間のはずだ、もっと向上できる。でもそれは一時的な自己暗示に過ぎません。

自己啓発本を読んだ瞬間には元気になれるかもしれませんが、短時間しか効かない精神安定剤みたいなもので、根本的な解決になりません。


私は自己啓発本を読んだり何人かの著者の方と対談したりして感じたんですが、あそこで提示されている「理想的な人間」モデルは、合理的で生産性を追求するタイプなんです。

人はインセンティブを与えれば頑張れるはずであり、向上したくない人などいないという人間に対する素朴な信頼感みたいなのがある。


でも人間てそうでしょうか? 

私、人間ってもっとろくでもない存在だと思うんですよ(笑)。

立派な人が突拍子もない行動に出たり、「なんであんな人を」と周囲が思うような人を好きになっちゃったりとか(笑)。自分の心を完全にコントロールすることなんて出来ない。

でもそれが人間たるゆえんであり、そこから芸術が生まれたり、人との出会いで気づかされることも出てくる。


人間の矛盾を認めることが、この社会に本当の豊かさをもたらすのだと思います。

posted by 小だぬき at 20:42 | Comment(2) | TrackBack(0) | うつ病について | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年01月02日

誰でもすぐ簡単にできる「良い初夢を見られる」テク4つ

誰でもすぐ簡単にできる
「良い初夢を見られる」テク4つ
2012.01.01 19:00    NEWSポストセブン

あけましておめでとうございます! みなさんは今年、どんな年にしたいですか?


新年は、初詣や初夢など”初もの”で、誰もがそれとなく願掛けしたくなるもの。

「今年こそ良い初夢を見たい!」と願っている方も多いのでは?


(初夢がいつ見る夢かは、大みそかの夜、元旦の夜、2日の夜……と諸説あるようですが、現在は元旦の夜or2日の夜が一般的だそう)


そこで今回は、“良い初夢を見るための4つのテクニック”をお知らせします。



■1:リラックスして、楽しい気分で過ごす


夢の題材になりやすいのは、眠る直前に体験したこと。子どもの頃、ホラー映画を見た直後に眠りにつき、「夢でうなされた」なんて経験をした方もいるのではないでしょうか?


睡眠は記憶や感情の整理をするためでもあるのです。だからこそ、良い夢を見るためには、できるだけ楽しい気分でいることが大切です。

ストレスの多い日常から脱するために、上手に気分転換をとりいれましょう!


■2:見たい夢を強くイメージする


睡眠に入る前に、心の状態を安定させて見たい夢をイメージすると、その夢を見る確率が高くなります。

これも、寝る直前に見たものがテーマとして現れやすくなるという、夢の習性を狙ったもの。

また、ただ思い浮かべるだけでなく、写真や映像を見たり、夢で見たいものを想起させる音楽やにおいを用いるなど、五感に訴えかけるとさらに効果的です!


■3:暴飲暴食やアルコールを控え、質の良い睡眠をとる


良い夢を見るためには、睡眠そのものの質を高めることが重要です。新年は美味しいものがたくさん。

でもついついご馳走を食べすぎると、消化のために胃腸が休めず、睡眠の質が低下してしまいます。
またゆっくりお酒を楽しむことも多いと思いますが、アルコールは眠りを浅くし、夢を見づらくさせてしまうので、良い夢を見たいなら控えることがポイント!


■4:体の深部の体温を下げるために、眠る前に体温を上げておく


『All About』睡眠ガイド・医学博士の坪田 聡先生によると、就寝時、深部体温が低下すると深い眠りをもたらすそう。

そこで、自分でできる方法としては、眠る1〜2時間前にぬるめのお風呂にゆっくりと入るなど、眠る前に体温を少し上げておきましょう!
また、アミノ酸のグリシンを摂取しておくこともオススメ。グリシンは入眠時の深部体温を低下させ、自然に深い眠りに入り、質の良い睡眠をもたらすことが研究によってわかっていて、国内外の睡眠の専門家から注目されている素材なのだとか。
休息アミノ酸とも呼ばれていますよ。

いかがでしたか? 

今回ご紹介した“良い初夢を見る”工夫は、日常の精神状態を良くしてくれるという効果もあります。


今年こそ、良い初夢を見て、新年の良いスタートを切ってください!

posted by 小だぬき at 08:37 | Comment(0) | TrackBack(0) | うつ病について | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年01月03日

香山リカ氏 ツイッターには異論を封じ込める機能あると指摘

香山リカ氏 ツイッターには
異論を封じ込める機能あると指摘

2012.01.02 16:00   NEWSポストセブン

最近、自分を追い詰めている人が多い。「もっと頑張らないといけない」「もっと成長しなくては」、と。だが、精神科医で立教大学教授の香山リカさんは、頑張り過ぎずにほどほどに生きる「ほどほど論」を提唱する。香山さんに聞く「ほどほど論」の二回目をお届けする。(聞き手=ノンフィクションライター・神田憲行)

* * *
――自分で自分を追い詰めちゃう人の特徴ってありますか。


香山:仕事で達成できた六割じゃなくて、出来無かった四割ばかり目がいって自分を責める人。まずは出来た六割を自分でちゃんと評価して欲しい。


あと物事を「0か1か」「全肯定か全否定か」で判断してしまう人も多い。これをボーリングのピンが両端に分かれている状態のようなイメージで、精神医学の用語で「スプリッティング」と呼びます。

判断が極端から極端にふれる人ですね。


――「スプリッティング」という人は以前から多かったのですか。


香山:社会全体がそうでした。小泉さんが選挙で「郵政改革に反対する人は守旧派」とレッテルをはったり、アメリカがイラクと戦争をするときに「アメリカの側に立たない者はテロリストと見なす」と宣言したり、イエスかノーを迫って中間がありません。


「もうちよっと考えさせて」という猶予ももらえない。これも震災以降、とくにその傾向が強まってきたと思います。


――というと?


香山:たとえば私が原発問題に関して精神医学の見地から発言すると、「隠蔽工作に荷担するのか」と批判にさらされる。
ひとつの問題について様々な見地から意見を重ねていくという行為は今までは許されていたはず。


しかし原発に関しては「反対か存続か」という意見しか許されない。

ツイッターでは140字の制限があるので意見の「前提」や「留保」がそぎ落とされ、「結論」だけがリツイートされて蔓延していく。

震災では活躍した有効なネットツールではありますが、原発を巡る言論では異論を封じ込める機能をもっていると思いますね。


黒か白かだけで相手を判断して、ひとつの意見が違うだけで人格までも全否定してしまうと自分の居場所を狭くしてストレスの大きな原因になります。


――どうすれば「スプリッティング」をやめさせることができるのでしょうか。


香山:非常に難しいですね。そういう判断を繰り返すと自分の生活が狭くなって、自分で自分のクビを締めるようなことになりますよ、と教えるしかない。

逆に自分が白黒でなんでも判断するようになったら「これは危ないゾ」というシグナルだといえます。

posted by 小だぬき at 01:29 | Comment(2) | TrackBack(0) | うつ病について | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

香山さんの指摘と主治医の言葉

私は、元旦と今日アップした香山さんの指摘と同じことを 主治医から指摘され続けていました。

自己評価が低い、完全主義、理想が高すぎる、納得できるまで調べる などなどで、自己評価を上げなさい ほどほどを学びなさい、専門以外は専門家に任せなさい、と。

もともとは 中学校・高校の教員免許「政治社会」を大学で専攻し、通信教育で小学校免許をとり 小学校教諭を32年し 鬱2級診断をされたのですが、未だに 主治医の注意が守り切れていません。

思考の負荷をさけるために 私の考えていることに近い 専門家や新聞コラム、社説を紹介しています。

選択の責任は 小だぬきで 今の小だぬきの思考や考えに近い物を 紹介しています。

現職のころから 専門外のことは 専門家や前例に従えば うつを拗らせることもなかったのですが、教職現場は なかなか比較検討や先例を破る時間的ゆとりがないのに 性格上 納得できるまでつきつめて考えないと先に進めない カメでした。

正直、組合活動とも両立が難しく 発症前は 殆ど 職場で精一杯の状況でした。

皆さんの中にも 香山氏の指摘にうなづく人も多いと思います。

知らず知らずに 「完全」を目指す思考にとらわれてしまうのです・・・。

今 療養していて 各新聞や情報の中から 選択し紹介することだけでも アップアップの状態が続いています。

訪問してくださる方には おしつけに近いと思いますが、今の私の思いが選ばせた記事と お許しいただければと勝手ながら思います。

ブログのコメントで「死ね死ね・・・・」「自殺しろ・・・・」などと理由も述べず 書き込む方がいらっしゃいますが 無視できるようになっただけでも 療養・投薬の成果と思う今日この頃です。

遅くなりましたが、本年もよろしくお願いいたします。
posted by 小だぬき at 04:31 | Comment(0) | TrackBack(0) | うつ病について | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年01月04日

成功者 地方の「5時半帰宅サラリーマン」は幸せと香山リカ氏

成功者 
地方の「5時半帰宅サラリーマン」は幸せと香山リカ氏


2012.01.03 16:00  NEWSポストセブン

最近、自分を追い詰めている人が多い。
「もっと頑張らないといけない」「もっと成長しなくては」、と。

だが、精神科医で立教大学教授の香山リカさんは、頑張り過ぎずにほどほどに生きる「ほどほど論」を提唱する。香山さんに聞く「ほどほど論」の最終回をお届けする。(聞き手=ノンフィクションライター・神田憲行)

* * *
香山:最近思うのですが、日本人の「人生の成功モデル」が貧弱すぎる。


――というと?


香山:大きな収入を得ることしかない。

私の診察室には、経済的に成功を収めても家庭が崩壊し、「こんなことなら平凡な人生の方が良かった」とため息つく人が少なからず来ますよ。


この間ラジオ番組を製作している人と話をしたんですが、その番組は夕方の5時半に流れるんだそうです。「主なリスナーは主婦ですか」と訊ねると、「いえ地方では5時に仕事を終えて5時半には帰宅しているビジネスマンの男性も多いんですよ」とおっしやっていました。


東京で働くビジネスマンより、家族と過ごす時間が一日で5時間も6時間も多いのではないでしょうか。

もちろん5時半に帰宅できる人にも悩みはあるでしょう。でもそれでそこそこの安定した生活が送れるなら、それも「成功」と考えて良しとすべきではないでしょうか。


――価値観の多様性ですね。


香山:そう。いま企業では「ダイバーシティ(多様性)」が盛んに唱えられて、働く人の男女、国籍、年齢層の幅を広げる動きが出ています。多様性を確保することで企業に活力を与えようとするものです。

しかし実態を見てみると、極端な成果主義で縛り付けているケースも多い。働く人を多様化しても、評価する基準がひとつだけだと何の意味もない。


産業医の方に聞くと、優秀な企業になると「部下の面倒見だけが良い上司」とか「底抜けに明るいだけが取り柄の社員」という人たちが必ず確保されているそうです。

会社が成績だけで社員を判断しない。そういう会社だと鬱病を発症しても、休業したあと無事にまた会社に戻って仕事が出来る。


活力ある企業とは本来こうあるべきではないでしょうか。求められるのは「人のダイバーシティ」だけでなく、「価値観のダイバーシティ」です。


――香山さんの「人生をほどほどに生きていく」というほどほど論も、人生の価値観を多様化することですね。


香山:ある本で80代の方が、「ここまで生きてきて振りかえると、良い人生も悪い人生もなく、目の前にあるのは普通の人生だ」と書かれていました。

私にはその言葉が、「人生を全力で生き抜け」とかいうスローガンより、リアルに響いたんですよ。


人を羨んだり、羨ましがれたこともあるでしょうが、ならせばどの人の人生もそうは変わらないんですよ(笑)。

みんな変わりなく、普通の範囲内で収まる人生でいいじゃないですか。(了)

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2012年01月05日

人の悪口を言う人の9つの心理

人の悪口を言う人の9つの心理
2012年1月1日(日)12時00分 新刊JP配信

何か嫌なことがあったり、失敗した時、いけないことだと思いつつも、つい人の悪口を言いたくなるものです。

これは私たちだけでなく、歴史上の偉人ですらそうだったようで、教育者として知られる新渡戸稲造ですら、著書『修養』のなかで、
「子供時代から、僕は人に会うと、すぐにその人の欠点を発見する性癖があった」と記しています。

 私たちはなぜ、どういった目的で悪口を言ってしまうのでしょうか。今回は新渡戸稲造の名著の粋を集めた『運命を拓きゆく者へ』(実業之日本社/刊)より、悪口を言う人の9つの心理を紹介します。

1.冗談として

 言っている本人には悪気はなくても、軽い気持ちで言った言葉が、聞く人にとっては嫌味に聞こえ、誤解されるということがあります。

相手がその冗談を理解できるかどうかわかりませんので、冗談で言う悪口だとしても、相手のことを考えてから言うようにしましょう。

2.性格の違いから

世の中には、どう努力しても分かり合えない人や、性格が違いすぎるために短所ばかりが目についてしまう人がいます。

そうなると、どうしてもその人の悪口を言いたくなってしまいますが、たとえばその人と一緒に働いているとしたら、性格が合わないからといって排除することはできませんし、むしろそういう人と交わり、協力し合うほうが、仕事をするうえでも有益だと新渡戸は語っています。

性格が違うということは、自分に持っていないものを持っている可能性も高いのです。

3.主義の違いから

 主義の違いによって悪口が生まれることもあります。

これは性格の違いとはまた別のものです。性格が違っていても主義が同じなら調和することも可能ですが、性格が似ていても主義が違っていると、敵同士のように憎み合う状況が生まれます。
これは、政治や宗教の世界で多々目にすることです。

4.社会をよくするために

  たとえば宗教家や教育者など、立場によっては社会をよくするためという考えから他人の短所を暴く人がいます。

しかし、実際には純粋に社会のためを思ってではなく、いたずらに人の秘密を暴いたり、ささいなことを大きく言ったりしているのを目にすることもあります。

5.負け犬の遠吠えとして

 新渡戸は、人が他人の悪口を言うことには動物的な理由があるような気がすると述べています。

相手が自分より上にいて、自分の名誉を傷つける心配がある場合、相手を自分から遠ざけようとする心理が働くというのです。

これは、弱い犬が強そうな犬を見ると、吠えたり唸ったりするのと同じ心理だといいます。

6.他と比較するゆえに

   自分と他人を比較することで生まれる悪口もあります。

たとえば、「Aって奴は○○だな」という悪口は、往々にして自分との比較から出てくるものです。

こういった悪口を言う人は自己弁護の気持ちが強かったり、自分を完全なものと見なして他人をはかっていることが多いため、第三者から見ると滑稽に映ってしまいます。

7.利益を得るために

 悪口の中で最も卑しいのは、それによって自分が利益を得るための悪口だと、新渡戸はいいます。
一部の新聞や雑誌などが、部数獲得のために他人の悪口まがいの噂話を掲載するのもこれにあたります。

8.人を倒すための悪口

 人が倒れるのを見て喜ぶための悪口も、金銭的な利益を得るための悪口と同様、性質の悪いものです。

評判のいい人や社会的に認められている人たちに対してケチをつけたがる傾向は、多かれ少なかれどんな人にも備わっているものです。

9.自分が取って変わるために

 ただ、人を倒すだけではなく、その位置に自分が取って代わる悪口もありますが、これも金銭を得るための悪口と大差がありません。

 こういった悪口も、私たちの社会でよく囁かれています。政治の世界では特に顕著ですね。

 本書は、自分を磨き高めながら目標に向かって生きる人が勇気を得られるような新渡戸の言葉が掲載されています。この一年を充実したものにするためにも、本書を読んで自分の心を整えてみてはいかがでしょうか。
(新刊JP編集部)

posted by 小だぬき at 22:46 | Comment(0) | TrackBack(0) | うつ病について | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年01月06日

香山リカのココロの万華鏡:まず目の前を大切に

香山リカのココロの万華鏡:
まず目の前を大切に /東京

毎日新聞 2012年1月4日 地方版

 昨年末に雑誌の取材を受けて、「来年のご自身の目標やキーワードは何ですか」と聞かれたのでこう答えた。

 「えーと、目標はとくになくて、キーワードは“とりあえず”と“それなりに”ですね」


 それを聞いた編集者は、「はあ? 冗談でしょう?」と言いたげな顔をしたのだが、私としては、正直な気持ちを話しただけだ。


 診察室でも年末には、この「それなりに」「とりあえず」という言葉を何度も聞いた。

大震災、長引く不況、その上、患者さんたちにとっては病気との闘いもあるわけだから、誰もがいわゆる“いっぱいいっぱい”。

その中で迎えた年末に、「まあ、自分なりになんとかがんばって、ようやくここまで来た感じですね」「とりあえず来年も、いまのペースでゆっくりやっていきますよ」という会話になるのは、ごく自然のことだろう。


 いや、それどころではない。この苦難の状況の中、たとえ「とりあえず」であっても年末までこぎつけ、そして新しい年を迎えるというのは、実はたいへんなことなのだ。


 「とりあえず、それなりにやってきた。それって、とてもすごいことじゃないですか。あなたが一生懸命、生活や治療に取り組んできたからこそ、そう言えるんですよ」


 ふだんの会話の中では、「とりあえず」や「それなりに」という言葉は、決して良い意味では使われない。

なんだか中途半端で終わったとか、不満足なままだった、といったあいまいな感じがするときに使われることがほとんどだ。


 とはいえこの時代、高いところにある理想とか完璧な成功だとかを追い求めても、そこにはなかなか到達しない。それどころか、私たちの毎日には、いろいろなアクシデントも起これば思わぬ悩みごとがわいてくることもある。


 そんな中、すべてを「もうダメだ」と投げ出すことなく、「とりあえず、今日一日」と自分に言い聞かせながら目の前にあることに取り組む。


 その積み重ねは、決して簡単なことではない。


 私に限らず、これといった今年の目標がまだ立っていない、という人もたくさんいるだろう。

そういう人に私はおすすめしたい。
「まずは、とりあえず今日だけ、自分なりにやれることをやってみる、というのはどうでしょう」。

私も遠くや高いところはあまり見ずに、まずは目の前の人やものを大切にしながら、ゆっくりと生きていきたい

今年もよろしくお願いします。

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2012年01月10日

励ましの言葉:困難抱える人に接するとき、「がんばれ」押しつけないで

励ましの言葉:困難抱える人に接するとき、
「がんばれ」押しつけないで
毎日新聞 2012年1月10日 東京朝刊

 東日本大震災に見舞われた昨年は、人と人との絆が見直された年でもあった。

温かい励ましの声があふれる一方、「がんばれ」「元気を出して」などの言葉が相手には負担になることもある。

身の回りで困難を抱える人と接する際、何を心掛けたらいいのか。【丹野恒一】

◇「前向き」強調は重荷に/立ち上がれない人支えて

 仙台市若林区の和地(わち)理恵さん(55)は震災で一人息子の克倫(かつのり)さん(当時31歳)を亡くした。消防団員として住民の避難誘導にあたり、津波に襲われた。

地域のお年寄りから「あなたの息子のおかげで助かった」と言われても、素直に喜べなかった。いまも「時間は止まったまま」。街中で同じ背格好の若者を見ると、心をかき乱される。


 「周りには『いつまでもくよくよしていてはいけない』と動き出した人もいるが、私はその流れについていけない」。久しぶりに会った友人に「元気になったね」と言われると、「そうじゃない」とも言えず、作り笑いを浮かべてしまう。


 身内を亡くしても気丈に振る舞う被災者をテレビや新聞で見ると、違和感がある。「美化し過ぎてゆがめている気がする。みな、夜になれば泣くこともあるはず。がんばる被災地というイメージが固定化されると、一部の被災者には重荷になる」と懸念する。


 月に2回、震災で子どもや夫を亡くした女性同士が集まる会に参加している。本当の自分をさらけ出せるのはそこだけ。「すべての人に理解してもらおうとは思いません」


 上智大グリーフケア研究所長でシスターでもある高木慶子さんは、震災2カ月目から被災各地で遺族らの悲しみを和らげる傾聴活動をしている。「元の元気を取り戻せればいいが、現実にそうなれるとは限らない。震災から時間がたち、個人差がはっきりしてきた」と感じるという。


 「周りの人は、立ち直ってほしいというある種の願望から、過剰に励ましの言葉を押しつけてしまいがち。

大きな災害があった時だからこそ、自覚しなくてはならない」と相手をせかさないよう呼びかける。

     *


 「障害があってもがんばって」−−ダウン症の長女(15)を育てる東京都内の母親(55)は、こんな言葉に引っ掛かりを感じてきた。障害のマイナスイメージを前提にしているからだ。

インターネット上で「キラキラ差別」と命名されているのを知り、昨夏に自身のブログで「名前が付けられただけでも気持ちがおさまる」と記した。


 「キラキラ差別」は、「負けないで」や「希望を持って」など輝くような明るい激励が、逆に相手を傷つけてしまうという意味で使われている。

母親は「娘は歩くのにも会話をするのにも、他人の何倍も疲れ、びくびく恐れながら努力している。

 私は軽々しく娘にがんばれとは言えない」。日ごろ面倒を見てくれる学校教諭からの励ましは、娘   の力になっているとも感じるが、「同じ言葉でも高い目線から言われると傷つくことがある」という。


 先天性多発性関節拘縮症で生まれつき手足が使えない漫談家のホーキング青山さんは「災害でも障害でも、克服できた人や苦境に立ち向かっている人にばかり光が当たる。

 本当に手を差し伸べるべきは、立ち上がるすべを持たず、生きる張り合いをなくし、投げやりになっているような人たち」と指摘する。


 青山さんは著書「差別をしよう!」(河出書房新社)で、他人と自分の違いを認めることから社会を変えていこうと訴えている。

「障害や悲しみを『乗り越える』という言葉が世の中で安易に使われすぎている。

それができるのなら、私は今ごろ自分の足で歩いているはず」とし、被災地の人たちには「立ち上がりたくても立ち上がれない人を責める権利など誰にもない。

立ち上がらない自由があっていい。すくなくとも『まだいいよ』と言いたい」と力を込めて語る。

◇悲しみ突き詰めることが癒やしに

 心理学者で臨床心理士の植木理恵・慶応大講師は著書「ネガティブな自分をゆるす本」(大和出版)で、ポジティブシンキングにとらわれない生き方を勧めている。

心理学の「皮肉過程理論」では「意識的に何かを忘れようとすると、逆になぜそうしようとしているのかを強く意識してしまう」とされる。

「むしろ悲しみの原因をとことん考え続けることが、徐々にでも癒やしにつながっていくと思う。焦りは自己嫌悪やストレスのもと。

初七日、四十九日、一周忌なども、遺族に弔いの機会を与え、気持ちを徐々に整理させる意味合いがあるのだろう」と指摘した。


 一方、「がんばれ」などの激励はカウンセリングでは禁句ともされるが、植木さんは「私の臨床経験では、どこかのタイミングで少しずつ声をかけ、背中を押してあげることも大切だと感じる」と話した。

posted by 小だぬき at 07:52 | Comment(0) | TrackBack(0) | うつ病について | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年01月11日

なぜ私が教育条例に反対するのか・・

私は 大阪府教組の取り組み・決意を支持します。

元教職員組合員だったからというより、なぜ県市町村立学校に 設立地の自治体の歌・旗ではなく 国旗・国歌なのか 理解に苦しむのです。

私は いつも 川口市歌・市旗だけでいいのではと考えてきました。

国立学校なら 国歌・国旗は当然としても、郷土愛を強調するのであれば 基礎自治体の旗・歌を尊重しない「式」というのは おかしいとの感覚は持ち続けたいのです。

私自身は 6年生担任の時以外は、殆ど放送室か受付だったので 強制される・決断を迫られることは少なかったのですが、一度だけ「文書注意」をうけました。
もちろん 丁寧に返却しましたが・・・。

今回 橋下大阪市長、松井大阪府知事の「教育条例」は 現場に政治が土足で介入しようとするものです。

自治体の首長は 選挙で選ばれます。首長が変われば また違う考えで教育が左右されるなんていうことは 現場で四苦八苦している教職員により困難を押し付けるものです。

よく教育をダメにしたのは 日教組や全教の組合だという攻撃が 政治家や行政・マスコミはします。

文部行政の朝令暮改の弊害への防波堤にはなっていても 組合が教育現場を支配したなんていうことがないことは、冷静に 教育史を学べば明らかなことです。

今度は地方分権の名を借りた 橋下氏の政治介入です。

教員評価が可能かなどの検討なしに、校長に5段階での相対評価で必ず D評価を強制する。
そして 連続すれば 「分限免職」にするとも・・・・。

なぜ絶対評価ではなく 相対評価なのかの説明も不十分です。

私には 橋下市長や維新の会が 政治介入を正当化し 組合つぶしのみを狙った不当労働行為を条例で決めるという とっても危険なファシズムだと思います。

なぜ、日教組や全教が 教育を守るために 組織の全力を挙げ ストライキや全員着席を指示しないのか 不思議でなりません。

蛇足ながら 公務員には 雇用保険は適用されません。
辞職 即 無収入失業です。

公的援助のない「免許更新制」など 全ての皺寄せを現場におしつける 今の教育行政は許せません。今、組合が 闘わずして いつ闘うのですか・・・。
posted by 小だぬき at 10:58 | Comment(6) | TrackBack(0) | うつ病について | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年01月13日

喜んでいいのか・・、怒るべきか・・

私が うつ診断を受けてから 6年目に入ります。

経過はうつ記事の分類で 追って頂ければと思うのですが、今でも 私の書いた文書・レポート・ブログ・寄稿文は 主治医に見せています。

私の拘りや専門分野へののめり込みが うつを拗らせているという指摘を主治医から受けます。

課題として 趣味に興味を持っていく、深く考え過ぎない、自己評価をあげるなどです。

30数年 文書を書くことを仕事の一部にしていたのだから 書けて当然との主治医の評価。

ブログは 日記なのだから 気楽に 訪問してくれる人にも楽に読んで貰えるものにしなさいと忠告を受けます。*達成できていません。

先日、おまえは詐病だ、うつで書けるハズはない、年金・税金泥棒だ、嘘八百だ とのコメントを頂きました。この人が1つの記事で断定できる なんて素晴らしい人なんだ きっとと 怒りよりも嬉しさがこみ上げました。
(このような診断をして治す人が 主治医なら早く寛かいできそう・・)

これも長い間の 主治医との会話・服薬の効果が やっとここまでの気持ちにさせたのかと 嬉しかったのです。

つまり 専門分野では 一定の反響を 他の人と同等に得られるという嬉しさです。

私の場合は、退職して初めて 職業分野のことのみで 世間のことについては疎かったなぁ・・、と大いに反省したものです。

自殺念慮のあること、多くの病で苦しんでいる人のいること、行政の申請主義、人の縁の温かさ、街の変貌、マスコミの記事の浅さとウソ、少数でも真実を見極めようとする人達の存在、ブログで知り合った人達の多様な生活と趣味・情報・・・

いかに病状の酷い時でも支えてくれる人がいること・・・・・。

発症前まで 自然にできたことが 実は大変なことだったのかという 驚き。

勤務途中で 睡眠障害・下痢・異常な疲労感・食欲喪失などで 内科受診 即 精神科と連携してくれた病院対応がなければ 今があるか、生きていられたかどうかと思うとゾーッとするのです。

精神の変調に気づいてくれたのが 養護教諭・事務・音楽教諭であったことも幸いでした。

電車自殺に「死にたい気持ちはわかるけれど、時間を考えて欲しいよな」の言葉が出た時から 観察してくれていて 明るさが消えた・表情の変化が少ない・教室移動がつらそう・・・・と心療内科受診を勧めてくれたのも ラッキーでした。

私は 同僚と病院に恵まれていたと思います。

休職中も 休職手当や障病手当の手続きをしてくれたのが 事務であり また 教育委員会であるのも嬉しかったです。そして障害手当の申請も共済会担当の後押しがなければ 不可能でした。

とりとめがなくなりました。
皆さんにお願いは、体調が変だぞ 何か頭が重い 眠れない 疲れやすいなどの症状があれば「精神科」を是非受診して欲しいということです。

まだ 偏見が怖いという人は「心療内科」でもいいのです。

主治医いわく 私のように 拗らせてからでは 長い病気との闘いが強いられます。

何事も早期発見、早期治療が最善です。ただし 話をよく聞いてくれて投薬は必要最小限の病院にしてくださいね。

認定専門医にあたった私は 幸いですが、精神科のドクターの中には 薬漬けや 開業前は 他科だった医師もいますので、話しやすく 薬は最小限の医師にあたることが大切です。

それと事前検査を心理療法士などと連携し丁寧にしてくれる病院にめぐり会うまで 諦めないことです。

世の中には ちょっとの知識で断定・判断する人が 医療界にもいると主治医がいっていました。
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2012年01月14日

通院日のため 更新は午後に・・

「置き手紙」をはじめ 記事更新は 午後になります。お許しください。
なんと 寝坊で焦っている小だぬきです。
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2012年01月15日

心の病、医師見極めて 治療への疑問、セカンドオピニオン活用

心の病、医師見極めて 
治療への疑問、セカンドオピニオン活用

[12/01/12]権敬淑  朝日新聞

 うつやパニック障害、不安障害、気分障害といった心の病気で専門機関に相談・受診する人が増えている。体の病気に比べて、心を診る医師にはなじみが薄い人も多い。何に気をつけたらいいのか。

●薬次々、1度に11種類

 関東在住の40代男性は2年半前、眠れなくなった。通勤中に急に動悸(どうき)が襲い、気分が悪くなる。かかりつけの内科で精神科診療所を紹介してもらい、「パニック障害」と診断された。

 最初に処方された薬は5種類。抗不安薬、抗精神病薬、抗うつ薬のほか、効く時間の長さが違う睡眠導入薬が2種類あった。

 しかし、半年たっても眠れない。
主治医は鎮静作用の強い睡眠薬や効き目が長い睡眠導入薬を順次追加。薬は11種類に増えた。

そのころから、話しかけられても反応が鈍くなった。診察に同席した妻が「そんなにたくさん飲んで副作用はないんですか」と尋ねたが、医師は「大丈夫」というだけだった。

 休職を迫られた男性は失望し、休むと同時に薬を中断。翌日から幻覚、幻聴が始まった。脳に働く薬は、急にやめると反動で副作用が強く出て危険なことがある。

 妻の強い勧めで、知人の医師にセカンドオピニオンを求めた。精神科医ではなかったが、「専門外の自分がみても、処方されている薬が多すぎる」。大学病院でも「入院して、慎重に様子をみながら使う薬の量だ」と言われた。

 大学病院で処方されたのは抗不安薬1種類。それでも自然と眠れるようになり、5週間の休職で仕事に復帰できた。「家族の見守りとセカンドオピニオンで適切な助言を受けられたおかげ」と男性は振り返る。



●おざなり問診、要注意


 「精神科でも、主治医以外の意見を求めたほうがいいケースがある」と北里大学精神科の宮岡等教授は指摘する。まずは、初診で同じ系統の薬が二つ以上処方された場合だ。

 心の病気は、検査数値で診断したり、薬の効きめを評価したりするのが難しい。しかも、使うのは脳に直接働くデリケートな薬だ。同じ作用の薬なら「最初は1剤から様子をみるのが一般的」と宮岡さん。

 同じタイプの抗うつ薬や睡眠導入薬を最初から重ねて処方されたら、説明を求めた方がいいと言う。
医師に聞きづらいときは、薬剤師に「同じ系統の薬はあるか」と尋ねたり、似た効能の薬が複数あれば「効き方がどう違うのか」と確認したりすることを勧める。

 治療が長く続くと、主治医の判断で、同系統の薬を重ねることはある。だが、「具合が悪いと訴えるたびに薬が増える」というときは、複数の医師の意見を聞いてもいいと言う。

 やはり初診で、「薬を飲んで休めば治る」と言い切られたときも要注意。

 精神科では、家族の見守りや生活環境を整えることも治療の一環だ。
「そこを省略して、『薬で治る』と言われたら、気をつけて欲しい」と宮岡さんはいう。

 初診時に生活習慣や性格に関する問診も無く、簡易なチェック形式の問診だけで、短時間で「うつ病」と診断された場合もそうだ。

 「ほかの病気の可能性を除外することが大切。
発達障害や認知症によるうつ状態なのに純粋なうつ病と診断され、効果が期待できない抗うつ薬を飲んでいる人も見受けられる」と日本精神神経学会薬事委員会委員長の三國雅彦群馬大教授はいう。

 初めて精神科や心療内科を受診する場合や、セカンドオピニオンをどこに求めればいいか迷うときは、どうすればいいのか。

 「保健所で、嘱託の精神科医につないでもらう方法もある」と、地域で精神科の医療連携に取り組む「こころの診療所細田クリニック」の細田眞司院長(松江市)はアドバイスする。

 精神科のセカンドオピニオンの窓口を、独自に設ける自治体もあらわれた。

 神奈川県相模原市は2010年度から毎月1回、市の精神保健福祉センターで精神科医による窓口を無料で開いている。半年間で申し込みは32件。予約に至らない問い合わせも多く、同市は来年度も続けるという。
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2012年01月19日

人にどう見られるか

香山リカのココロの万華鏡
人にどう見られるか
毎日新聞 2012年1月17日 東京地方版


 練炭自殺に見せかけ交際相手ら男性3人を殺害したとして、殺人罪などに問われている女性被告の裁判員裁判が始まった。

以前はブログに一流といわれるグルメや美容について熱心につづっていた彼女だが、その性質は逮捕から2年以上たった今も変わっていなかったようだ。

公判を傍聴した知人は、「午前と午後でそれぞれ違う服装で現れ、ヘアスタイルやメークもきちんと整えられているように見えました。自分の裁判でそんなことってあるんだろうか」と困惑気味に語っていた。


 おそらくこの女性にとっては、「自分がまわりからどう見えるか」がすべてなのであろう。たとえ現実の生活とはかけ離れていても、ブログでは“裕福なお嬢さま”のように振る舞う。被告として裁かれる裁判でも、自分が脚光を浴びるショーのように服装やヘアスタイルにこだわる。「他人の目に映る自分」こそ、本当の自分。彼女はそう思い込んでいるのではないだろうか


 ここまで極端ではないにせよ、私たちにもそういう傾向がないとは言えない。


 「まわりにどう思われているか」「どう見られているか」ということばかり気にして、本来の自分らしさを忘れてしまうこともある。

それほど行きたくもない高級レストランに無理して出かけて料理の写真を撮り、あたかも行きつけであるかのようにブログに載せた、といった経験がある人も少なくないだろう。

私は「どう見えるか」をほとんど気にしないタイプなのだが、それでも鏡の中の自分に白髪やしわを発見すると、「わあ、今日の会合に出席した中では、私がいちばん老けて見えたかも」などと気持ちがめいってしまう。


 もちろん、「どう思われてもけっこう。自分は自分」と完全に自然体で生きることなど、もう私たちにはできないだろう。それに、「ほかの人たちから見て悪い印象にならないように」と身だしなみや態度に気をつかうのは、社会生活のマナーでもある。

とはいえ、「こんなふうに見てもらいたい」と理想のイメージを意識し過ぎ、自分を偽ってまでもそれに近づけようとするのは、明らかにやりすぎだ。たとえそう見せることに成功して、「きれいね」「セレブ生活だな」などと言われて一瞬、うれしい気持ちになったとしても、後には何も残らない。


 冒頭の女性被告にとっては、裁判そのものの成り行きや真実のありかよりも、「年齢より若く見えるね」「相変わらずおしゃれにこだわってるんだな」などと言われるほうが大切だったのだろうか。
なんだかむなしい気持ちになるばかりだ。

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2012年01月20日

日々「まあまあ」で過ごせていますか

診療場の窓辺から
日々「まあまあ」で過ごせていますか
2011年12月1日 asahi.com   小笠原 望

 「土佐は山の国」であると同時に「土佐は酒の国」でもある。

ぼくの住む四万十市中村には、宴会に中村方式がある。


 それは来た人から勝手に飲み食いを始めてもかまわないという、酒飲みの論理そのもの。

結婚披露宴では、てんで勝手に飲んで開会のときにはすっかりできあがっている人がいるのには、初めての人はびっくりの顔をする。


 ぼくはこの方式をすっかり気にいって、どこででも主賓がまだ来なくても、「中村方式でやりましょう」と、さっさとその場にいる人だけで乾杯して宴(うたげ)を始める。そして、誰かが来たらまた乾杯を繰り返す。


 酒好きの土地柄を強調する話に、土佐の少々は二升という話がある。「お酒はどうですか」「少々は飲みます」「少々ですか」「はい、升升で二升です」という話。これに似た話は診察室でもしばしばある。


 「お酒は?」「ビールを四缶です」「毎日ですか」「はい、三百六十五日欠かしません」「三百五十(ミリリットル)ですか」「いいえ五百です」「それだけですか」「そのあと、焼酎をロックで三杯」「これを毎日ですか」「友達と外で飲むときはとことん、量はわかりません」


 酒好きのぼくでも、のけぞるような酒の話が診察室では珍しくない。自分が酒飲みだから、酒の話には強い言葉はでない。


 「まあまあにしてよ」と、にやっとしながら話を終わる。酒飲みはいい人が多い。ただ、適度な飲酒を目指しても何度も問題を繰り返す。


 まあまあで酒を飲めない人がいるように、ついついいつも頑張りすぎるこころがある。

必死の頑張りを聞くと、ふにゃふにゃのぼくはすごいと思う気持ちと、そこまでしなくてもの両方の気持ちになる。


 歯を食いしばって介護を頑張っている人には、「まあまあでやっても、人間は死なないから」と、医者にはあるまじき言葉を口にする。

責任感だけでよれよれで仕事を頑張る人には、「会社はあなたでなくてもいいんです。そんなに自分じゃないとなんて思わなくてもいいですよ」と、ぼくは繰り返し緩めることをお勧めする。頑張るこころはぽきんと折れる。


 「仕事に全部のエネルギーを使わないように。家庭に少なくても三十パーセントは持って帰りましょうよ」の話もする。

エネルギーがないと優しくはなれない

白衣の天使が家では柔らかな言葉がでないことがある。学校の先生も疲れている。


 共働きの多いぼくの住む地域では、お父さんはよれよれ、お母さんもくたくたのなかで育つ子どもたちは大変ではないだろうか。

疲れると言葉がとがってくる。わたしのことで精一杯になって、相手のこころの動きに鈍感になる。 


 いろいろなこころを見ながら、ぼくは鍛えられてきた。

「わたしは無理に頑張っていないか。まあまあでやれているか」を、時々は立ち止まって確認することが大切ではないだろうか。


 四万十川は、これがまあと思うほどの川幅いっぱいの濁流になることがある。一方で、最近は落ち鮎(あゆ)が下流にまで泳ぎつかないほどに枯れることもある。


 赤鉄橋を渡りながら、まあまあの水量の四万十川を見るとほっとする。ひとのこころも、またしかり。
(朝日新聞発行の小冊子「スタイルアサヒ」2011年12月号掲載)

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2012年01月23日

健康食品ブーム=當瀬規嗣

真健康論:
健康食品ブーム當瀬規嗣
毎日新聞 2012年1月22日 東京朝刊


 毎日すこやかに過ごすために、何かを習慣にしている人がたくさんいます。

散歩やジョギング、体操など。みなさんそれぞれに経験とお考えがあって、続けておられるようです。体に良さそうなことを続けることは、とても大事だと、私も考えています。


 そんな背景もあって、体に良さそうなものを毎日摂取したいという願いが国民の間に広がっています。それで健康食品ブームが延々と繰り返されているのです。もはや「ブーム」ではなく習慣の一種であると言うべきかもしれません。


 いわゆる健康食品と呼ばれるものには、さまざまな性質のものが含まれています。

例えば、ビタミン類やミネラルのように不足している栄養素を補給する目的のものです。正確な意味でサプリメントと呼ばれるものです。これらは、体に補給すべき量が決まっているので、やたらとたくさん取ればよいというわけではなく、取りすぎは逆に障害を起こすおそれがあります。

また、たんぱく質のように、通常の食事で不足することは考えられないが、より多く補給することで体を大きくするなど、特殊な目的に使うものもあります。


 そして、いま一番多くて、大量の宣伝がマスコミを通じて流されている健康食品が、食品などに含まれている特殊な成分を取り出して製品化し、さまざまな効能をうたって販売されているものです。

これらは薬のような扱いをしているものも多いのですが、法律で定める薬物としての認可は受けていません。つまり「効用」は証明されているわけではなく、あくまで食品なので食べても害はないだろうという程度のものです。

なので、効果の科学的検証も乏しく、中には公表されている根拠に科学的な誤りが見られるものも少なくありません。


 さらに、長期に大量に摂取した場合、どのようなことが起こるのか、実はよくわかっていないのです。


 もちろん、何らかの害が生じたものは市場から退場します。

しかし、害はないけれど効果もないものが世の中に広く行き渡り、原料費から見ると相当な高額で売られているのを見るにつけ、憤りを感じざるをえません。

健康食品の異常なブームは、いつもトラブルで終わるという歴史だけが繰り返されるのでしょうか。
(とうせ・のりつぐ=札幌医科大教授)

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2012年01月25日

診察室のワルツ:質問票を活用する=岡本左和子

診察室のワルツ:質問票を活用する=岡本左和子

毎日新聞 2012年1月25日 東京朝刊

数年前から、日本の医学教育にコミュニケーションを学ぶカリキュラムが組まれるようになりました。

日本より先に取り組みが始まった欧米では、医学生のカリキュラムだけでなく、研修医期間と研修医終了後1〜3年の間も、コミュニケーションのトレーニングが続きます。私は、米国の大学病院でコミュニケーション授業や評価に参加することがあります。

人のつながりには算数のような正解はなく、さまざまな意見や見解が必要となり、日本人の考えも歓迎されるようです。医療におけるコミュニケーションの重要性への認識は、ますます高まっています。


 米国でコミュニケーションを学ぶ際、難しい話をする時、患者に決断をしてもらう時、使える時間が1時間、30分、15分など、設定を変えて練習します。

ところが、日本は「3分診療」と言われるほど診察時間が短いのが現実です。このような日常診療の中で、効率的にコミュニケーションを取るにはどうしたらいいのでしょうか。


 以前、このコラムで紹介したように効果的なコミュニケーションの基本は、両者が同じ焦点を認識して話しているかを確認し、問いかけに必ず返答(フィードバック)があることです。コミュニケーションは双方向のかかわりから、つながりを作るものです。


 患者・家族ができることは、体調について、何が問題なのか、いつから始まったのかなど、気付いたことを時系列に整理し、必要な情報をメモしておくことです。


 一方、医療者は「これだけはきちんと伝えて」という内容を質問票にするのはどうでしょう。五つくらいまでの質問にし、文章が苦手な人もいますから、質問の回答に選択肢を示してチェックできるようにします。
さらにもう少し説明を書くスペースを作り、端的に書くことを促します。
患者は待ち時間に診察目的や伝えたいことを見直す機会になり、医療者は必要な情報が一目瞭然となります。


 例えば、患者が具合が悪くなったいきさつから話したい時、医療者に症状から先に問われれば、「聞いてもらっていない」という気持ちになるものです。質問票に従い話を始めれば、互いに話の焦点がぶれることも少なくなります。
(おかもと・さわこ=医療コミュニケーション研究者)

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香山リカのココロの万華鏡:力を過信する危険 

香山リカのココロの万華鏡:
力を過信する危険 
毎日新聞 2012年1月24日 東京地方版

 精神科医としてはまだまだ半人前の私は、よく先輩精神科医たちが一般の読者のために書いたエッセーを読む。

そこには「自分自身のこと」が書かれているからだ。

私の場合、いつも「私と同い年で国際ボランティアに! すごい」と驚いたり、「私より百倍、真剣に診療してるんだな」と落ち込んだりしてしまうのだが。


 最近、読んだ中での圧巻は、精神科医にして作家の加賀乙彦さんの半生記ともいえる「科学と宗教と死」であった。

戦後、精神科医となって犯罪学の研究や臨床に打ち込んだ加賀さんは、死刑囚の心理などに取り組む中で、ある真実に気づく。本文から引用しよう。 

「その頃わかってきたのは、心理学というのは非常に重要な学問ではあるけれども、限界があることです。ある程度人間を、心理学用語で分類し整理しないと診断がつきません。
ところが人間にはそういう既成の概念では整理できない、海の底のような深みがある。
それは『心理』という言葉では言いあらわせません。『魂』というような、もう少し複雑なものが心理を支えているのではないかと思うようになったのです」


 科学や医学をきわめた人の言葉だけに、そこにはたいへんな重みがある。その後、加賀さんは、次第に小説の世界やキリスト教を中心とした宗教の世界に接近していく。


 本書の中で加賀さんは繰り返し、人間が自らの力を過信して傲慢不遜になることの危険性を訴えている。それは震災からの復興に際しても同様だ、と言う。


 「祈りの気持ちを忘れて、自分たちの、人間の力だけで頑張るんだということでは、私は今回の震災の復興はおぼつかない気がするのです」


 もちろん加賀さんは、「何をしても無駄、頼みは神だけ」などと言いたいわけではない。

ただ、どんな優秀な専門家でもリーダーでも「私の知っていること、できることはほんのわずか」と自覚して謙虚になり、自然、自分以外の人々や命に対して謙虚にならなければならない。
そうしなければとんでもないカン違いに陥り、結局は世界を巻き込むたいへんな失敗をしでかす危険性がある。

自らの戦争体験も踏まえつつ、加賀さんはそう警告したいのだろう。


 「まったくその通り」とうなずきながら、私は思った。


 「精神科医としてこれからやって行く中で、私もいつかこれほど重要なメッセージを発することができるだろうか」。とてもムリだと思うが、こうして大先輩の言葉を伝えられるだけでもまあ合格にしておこう。

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2012年01月29日

頑張っているけれど…大人のADHD<上>

頑張っているけれど…大人のADHD<上> 
うつ病などから判明 気づきと受容
2012年1月24日 東京新聞

 会社にいつも遅刻する、文書のミスが多い、思いつきをすぐ言動に移す−。

こんな“困った大人”の背景には、発達障害の一つ「注意欠陥多動性障害(ADHD)」があるかもしれない。

長年気づかないまま失敗などを重ね、うつ病などの二次障害が出て初めて分かる場合が多い。大人のADHDの現状や支援の状況を三回にわたって紹介する。 (竹上順子)


 埼玉県所沢市の社会福祉士、芹沢忠行さん(40)は約十年前、うつ病になった。きっかけは、五年間勤めた職場での解雇。経営不振が理由だったが、専門学校卒業以来、三カ所目で初めて「自分に合う」と感じていたため、ショックは大きかった。


 精神科クリニックで治療を始め、介護ヘルパーとして再就職。四年ほどして行政機関のソーシャルワーカーになった。

ただ、良い考えが浮かぶたび、周囲に相談せずに「上司に話してみます」と言う様子が「勝手ばかりする」と非難され、退職を余儀なくされた。


 その後も人間関係が原因で、仕事は長続きしなかった。十回目の転職をした三十八歳のとき、主治医に「いくら何でもおかしい」と訴え、検査でADHDが判明した。


 「頑張ってもうまくいかない理由が、やっと分かった」。子ども時代から忘れ物などが多かったが、ADHDの特性に「不注意」があることや、思いつきで行動してしまう原因に「衝動性」があることを知った。それでも挫折感はなかなか消えず、自己評価は下がり切っていた。

     ◇
 「ADHDのある大人には、ずっとつらさを押し殺して生きてきた人が多い」と、日本発達障害ネットワーク理事の田中康雄・北海道大大学院教授(児童精神医学)は話す。失敗が多く、頑張っても周囲から「努力が足りない」と言われてきた人が多いためだ。


 精神科や心療内科を受診し、診断で疑問が氷解する例も多いが、田中さんは「大切なのは、生きづらさを減らすること」と話す。

診断を受けなくても、生活環境の改善などで解決できることもある。「自分の中の違和感や困り事の程度により、受診するかどうかを判断してほしい」と話す。


 芹沢さんの転機は、地元市議選でのボランティアだった。近所の候補者から事務局長を任され、福祉政策にアイデアが採用されたり、マニフェスト作成に関わったりした。

「自分も役に立てるんだと、自信と幸せを感じた」。ADHDを受容し、困った特性が長所にもなると気づいた。うつ病も良くなり、薬を減らした。


 芹沢さんはその後、ADHDの当事者らでつくるNPO法人「えじそんくらぶ」に入会した。妻(34)も一緒にストレスへの対処法や生活上の工夫などを学び、忘れ物防止のため玄関に箱を置いたり、アイデアを忘れず実現するため、手帳やノートの使い方を工夫したりしている。


 昨秋、社会福祉士事務所「ひびき」を設立した。組織にいるよりフリーの方が、個性を生かして働けると考えた。名前には、今の制度では手が届きにくい場所へも、福祉の力を響かせたいとの思いを込めた。


 「ADHDがあるからこそ、利用者の気持ちをくみ取れることもある」と芹沢さん。工夫と支援で、マイナスをプラスに変えていくつもりだ。


 <ADHD> 発達障害の一つで、主な特性に「不注意」「多動性」「衝動性」がある。生まれつきの脳機能のアンバランスが原因と考えられている

これまで、小児期の障害と考えられてきたが、3〜7割は成人後も続くとみられる。浜松医大などの昨年の調査では、成人の約2・1%にADHDがあると推測されることが分かった。


 発達障害にはほかに、自閉症やアスペルガー症候群、学習障害(LD)などがあり、併存している人も多い。

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2012年01月30日

首こりが悪化すると90%以上の人にうつ症状が発生するとの説

首こりが悪化すると
90%以上の人にうつ症状が発生するとの説

女性セブン2012年2月9日号


朝起きられない、動悸がする、光がまぶしい、風邪をひきやすい、頭痛やふらつきがある、だるい、気分が落ち込みやすい、下痢や便秘になりやすい、何もしたくない…。そんな体調不良がずっと続いているのに、健康診断でも特に異常は見当たらない。

「こういう症状を不定愁訴といいますが、自律神経失調の症状です。

どこの病院の外来にもこの症状の患者さんは多くいますが、治らないので多くの病院を次々と受診する“ドクターショッピング”を行い、毎年10兆円もの大金が無駄遣いされています。

そして実はこのような体調不良の大半の原因は“首こり”にあるのです」と指摘するのが、医学博士の松井孝嘉さんだ。


松井さんは昨年、更年期障害、慢性疲労症候群、胃腸障害、ドライアイに悩んでいる人も、首こりをとれば治るという著書『うつ 頭痛 めまい 不定愁訴 「首こり」をとれば90%以上完治する』(小学館刊)を上梓した。


「簡単にいえば、首の筋肉のこりが自律神経失調状態を起こし、さまざまな体調不良を引き起こしているのです。
医学用語では“頸性神経筋症候群”といい、30年以上前に私が発見しました。一般の人でもわかりやすいように“首こり病”とも呼んでいます」


自律神経とは、消化管の動きや心拍数、血圧、体温など人間の生命維持活動を制御している神経のこと。自律神経には、心身にとってアクセルの働きをする交感神経と、ブレーキの役割を果たす副交感神経があり、
仕事やスポーツなど心身を活発にするときは交感神経が優位になり、
くつろぐときには副交感神経が優位となる。

ところが首こり病になると副交感神経が働かなくなってしまうのだとか。


「首こり病は、いわばブレーキが故障した状態。副交感神経の働きが落ち込んでブレーキの利きが悪くなり、結果的にアクセルを踏みっぱなしの状態になっているのです。ブレーキが故障したまま走らされ続けているわけですから、心身のあちこちにトラブルや不調がおきてしまうのです」


さらに、首こり病が悪化すると、90%以上の人にうつ症状が起こるという。気が滅入ったり、何もする気がおきなかったり、わけもなく不安にかられたり…。


「精神疾患の“うつ病”とは別の疾患です。首こりが原因の自律神経失調からおこる“うつ症状”を、私は“頸性新型うつ”と呼んで区別しています。

“頸性新型うつ”は、抗うつ剤などの投薬治療やカウンセリング治療を受けても別の病気なので治りません。しかし首こりを治せば95%の人が完治します」

と松井さんはいう。


「いままでは首は医学の盲点でした。首の筋肉が原因で起こる病気はないというのが常識だったのです。首こり病は、内科、眼科、耳鼻科、整形外科、消化器科などさまざまな科の症状が出るので、どこの病院を受診しても対症療法の薬をくれるだけで、根本的治療ができなかったのです」

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2012年01月31日

香山リカのココロの万華鏡:悲しんでいい 

香山リカのココロの万華鏡:悲しんでいい 
毎日新聞 2012年1月31日 東京地方版

家族との別れ、重い病気の宣告、突然の災害。人生にはつらいできごとがいっぱいだが、そこで心が折れそうになった人をどうするか、という問題について、心の専門家は意外にきちんと考えてこなかった。

精神科医など専門家の仕事はあくまで「病気を治すこと」であり、「母親が亡くなってつらい」と言われても「誰もが経験することなんだから、がまんしなさい」などと答えてきたのだ。


 しかし、とくに災害や犯罪、自殺などで突然、家族を失った人や子どもをなくした親には、特別な心のケアが必要であろう。やっと最近になって、その「グリーフ・ケア(悲嘆にある人のケア)」に取り組む動きが活発になってきた。


 実は日本には、長くグリーフ・ケアの重要性を訴えてきた人たちもおり、上智大学グリーフケア研究所所長の高木慶子さんもそのひとり。

カトリックのシスターとして多くの傷ついた人たちの中で「人生の中で経験する大きな悲しみへの専門的なケア」の必要性に気づいた高木さんは、その後、実践、研究、専門家の育成とこの分野をリードし続けている。


 先日、高木さんにお会いしたところ、昨年から今年にかけて執筆した本を4冊もくださった。大震災による大きな喪失を受けて、各出版社から高木さんへの執筆依頼が殺到しているのだ。興味深いことに、4冊のうち3冊は、タイトルに「悲」という漢字が入っている。


 「悲しんでいい」「悲しみの乗り越え方」などだ。

グレーのシスタールックに身を包みながらいつも少女のように目がキラキラしている高木さんも、こう言っていた。

「“悲しんでいい”だなんてそんなタイトルの本、売れないんじゃないですか、と言ったの。そうしたら編集者さんが“いいんです、いまこのことが求められているんです”って」


 おそらくこれまで私たちは、相当にやせがまんをしてきたのだろう。

しかし、ショックなことや耐えられないほどの苦しみが襲ってきたときは、無理をして平気な顔をしている必要はない。

「つらいんだよ」と口に出し、「わかるよ、たいへんだね」と声をかけ、その人の涙が乾くのをみんなでゆっくり待ってあげる。考えてみれば、これはかつて私たちが日々の暮らしの中で、ごく自然に行ってきたことだったはずだ。


 「元気出してね」もいいけれど、ときには「元気じゃなくてもいいよ」と言ってみる。自分でも「今日は元気じゃないんだよね」と素直に言える。きっとそれがグリーフ・ケアの第一歩なのだろう。

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頑張っているけれど…大人のADHD<中> 治療と自助活動 診療態勢づくりが急務

頑張っているけれど…
       大人のADHD<中>
治療と自助活動 診療態勢づくりが急務
2012年1月31日   東京新聞

 大人になってから「注意欠陥多動性障害(ADHD)」の可能性に気づいても、専門の医療機関は非常に少なく、治療薬の使用にも制限がある。

診療態勢の充実が求められる一方、特性を知って自ら対処しようという当事者グループの活動も増えている。 (竹上順子)


 東京都内に住む女性(38)は六年前、ADHDの診断を受け、衝動性や不注意などを和らげる薬を処方された。集中力が増すなど症状は改善したが、翌年、この薬を使える疾病が厳しく制限され、ADHDの治療に使えなくなった。

専門クリニックに通ってみたが、受診希望者が多くて待ち時間も長い。薬ももらえないため通院をやめた。


 日本では現在、成人のADHD治療薬は承認されていない。十八歳未満の子ども向けには二種類の治療薬があり、十七歳までにADHDと診断され、薬を使っていれば十八歳以降も「継続使用」はできる。成人向け治療薬は現在、治験中だ。


 女性は現在、職場での悩みから不安障害となり、近所の心療内科のクリニックに通う。

「頑張ってもうまくいかないのはADHDの影響も大きいと思う。大人も早く治療薬を使えるようにしてほしい」と訴える。

     ◇

 ADHDはこれまで、小児期の発達障害と考えられてきた。そのため、大人に対する診療態勢づくりは始まったばかりだ。

診断基準もこれまでは小児向けのものが使われてきたが、大人になると変わる症状もあることなどから、厚生労働省の研究班が、米国の成人の診断面接法を基に日本語版を作成しており、三月に公表し、出版する予定だ。


 主任研究者の中村和彦・浜松医科大精神神経医学講座准教授は「ADHDのある人には他の発達障害があるケースも多く、適切な対応のためには、しっかりと診断することが大切」と話す。


 中村さんらの疫学研究では、日本の成人の約2・1%にADHDがあるとみられる。だが長年気づかず、うつ病などの二次障害で医療機関を訪ねる人も多く「医師にも広く知ってほしい」と話す。

     ◇

 診断の有無にかかわらず、ADHD的な特性が原因の困り事に、工夫で対処していこうという活動もある。

NPO法人「えじそんくらぶ」は、ADHDの理解に加え、弱点の克服や長所を伸ばすための支援として、特性や生活の工夫などの情報を、冊子や講座などで提供している。


 最近は、心が楽になる考え方や気持ちの伝え方、怒りへの対処法などを学ぶ「ストレスマネジメント講座」が人気という。自身もADHDがある高山恵子代表は「当事者や家族の生活の質を高めるのが目的。ADHDの人がつまずきやすい点には配慮しているが、どんな人にも役立ててもらえる」と話す。


 コミュニケーションに焦点を当てているのが、東京都成人発達障害当事者会「イイトコサガシ」のワークショップだ。参加者は少人数のグループをつくり、うち二人が一定のルールに従い、決まったテーマで話す。残りの人たちは、会話が終わった後に、二人の良かった点だけを挙げる。


 狙いは、コミュニケーション上の失敗が多く、自己肯定感が低下しがちな当事者に、自分の良さや可能性に気づいてもらうこと。主宰者の冠地情(かんち じょう)さん(39)は「コミュニケーションを楽しく試す場を提供したい。家族や支援者も、交流して当事者を理解してほしい」と話す。


 ワークショップは東京以外でも開催する。HPは「イイトコサガシ」で検索。えじそんくらぶのHPでは、ADHDについての冊子を無料でダウンロードできるほか、各地の当事者や家族の会も紹介している

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2012年02月01日

日に当たらないと“うつ”に!専門医が警鐘

日に当たらないと“うつ”に!専門医が警鐘

2012年2月1日(水)17時0分配信   夕刊フジ

 1月もあっという間に過ぎた。

今年こそ気持ちを切り替えて、明るく元気に−と願いながら、なぜか浮かない人がいる。

朝起きるのがつらく、仕事に対する意欲も減退。そんなうつ状態には、日照時間の短さも影響しているという。放置していると、うつ病を発症してしまう人もいるので注意が必要だ。専門医に話を聞いた。


 ■日に当たらないと


 冬場の早朝出勤では、日が昇る前に電車に乗り会社へ。一日じゅう社内で業務をこなしていると、帰宅するときには日が暮れている。つまり、ほとんど日に当たらない。それが気分を沈める原因になるという。


 杏林大学医学部精神神経科の古賀良彦教授が説明する。


 「夜寝て朝起きるなどの体内リズムは25時間周期で、時計の24時間とはズレています。それを修正しているのが、朝に浴びる日の光。朝日を浴びることで体内リズムが整い、それに伴いホルモンなどが分泌され、日中に活動的になれるのです。

しかし、冬場の日照時間の短さだけでなく、年末年始の休みで体内リズムが乱れた人もいます。その結果、うつ状態になりやすいのです」


 休みの日に夜更かししたあげく昼頃まで寝ていると、体内リズムはすぐに乱れてしまう。その状態で休み明けの仕事をこなそうとしても、日中にやる気を促すホルモンは出にくく、気分も落ち込みやすくなるそうだ。


 ■トイレを明るくする


 乱れてしまった体内リズムは、朝日を浴びて修正できるとはいえ、日が昇る前に出勤していると難しい。そこで、古賀教授にうつ状態撃退法(別項参照)を教えてもらった。


 ポイントは、朝日を浴びるのが無理ならば、蛍光灯などを活用し、朝起きたときの室内を明るくする方法だ。


 「節電の今冬でも、真っ暗な部屋で身支度をしていると、体内リズムが乱れやすいので注意が必要です。うつ病の治療法のひとつに、患者さんに強い光を当てる高照度光療法というのがあります。

日に当たるというのは大事な治療法で、うつ状態の方にも良いでしょう。意識して、早朝に朝日や室内で強い光を浴びるようにしてください」(古賀教授)

 ただし、強い光を直接見ると目に悪影響を及ぼすため、身体に当てることを意識するように。


 ■こんなタイプは


 体内リズムが乱れて気分が落ち込みやすい今の時期だが、誰もがうつ病になるわけではない。

古賀教授によれば、うつ病になりやすい3つの性格タイプがあるそうだ。


 (1)まじめできちょうめん。秩序を愛し、人づき合いにも気をつかうタイプ。

 (2)親分肌で活動的なのだが、気が弱いところもあり、ときどき元気がなくなるタイプ。
 (3)他人に依存しがちで無責任、趣味は楽しいが会社に行くとなると体調不良に陥りやすいタイプ。


 これらのタイプに完全に当てはまるかは、素人判断ではわからない。では、どんなときにうつ病への移行を疑うべきか。


 「うつ病の患者さんは、気分の落ち込みよりも、頭痛やめまい、腹痛など身体の変調を訴えることが多い。また、夜中の2時や3時に目覚めるなど、睡眠障害も伴いやすいのです。

体調の変化と1週間以上の睡眠障害が続くようならば、医療機関を受診するようにしましょう」と古賀教授はアドバイスする。


 うつ状態からうつ病へ。そうなる前にまずは予防を心掛けよう。


■冬のうつ状態撃退法チェックリスト


朝起きたらカーテンを開け朝日を室内に入れる

カーテンを開けても外が暗いときには、トイレや洗面台にスタンドを2台置くなど、小さなスペースを思いっ切り明るくする。スタンドがないときには、大きな懐中電灯を2個用いてもOK
出勤時の電車でも窓際に座るなど、なるべく朝日を浴びるようにする
出勤で地下鉄を利用しているときには、電車を降りた後に1度地上に出る。それでも外が暗いときには、トイレ休憩などで意識して朝日を浴びに行く
週末の休みでは、日曜日に早起きを心掛ける。土曜日もできればベター。休みの間、昼まで寝ているのは×
生活リズムを整えて朝日を浴びても、気分が落ち込んだまま、体調不良や不眠が続くようならば、早めに医療機関へ受診を
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2012年02月06日

話しやすい医師、話しにくい医師

海原純子のハート通信
話しやすい医師、話しにくい医師
2012年2月6日  読売新聞

 病院にかかった時、「このドクターには話がしにくいなあ」と思ったことはありませんか。
そんな場合、つい質問をためらって、聞きたいことを聞けなかったりするものです。


 逆にとても話がしやすく納得した診療をしてくれる医師もいます。

医師と患者さんの間のコミュニケーション、話しやすさ、しにくさは何が問題なのでしょうか。


 命にかかわる病気、例えば、がんなどの場合、医療におけるコミュニケーションは、非常に重要な要素になるものですが、最近、欧米では、

“Patient−central approach”


 という概念が注目されています。「患者さんを中心にした診療」という考え方言えば分かりやすいでしょうか。


 診療スタイルには、“Doctor−central consulting style”=「医師を中心にした方式」と、
“Patient−central consulting style”=「患者さんを中心にした方式」がある、と言われています。


 医師を中心にした方式は、患者さんを治療方針の決定に参加させず、患者さんの気持ちなどを聞いてくれず、共感をせず、患者さんとはデスクを隔てて座り、事実だけを告げ、患者さんが医師の話の内容を理解しているかどうかの確認をしない、患者さんの顔を見て話さない、というスタイル。


 逆に患者さんを中心にした方式は、患者さんを治療方針決定に参加させ、患者さんの気持ちを聞き共感し、患者さんの顔を見て柔らかいトーンの声で話し、内容を理解しているか否かを確認しながら話をする、というスタイルです。


 患者さんが求めるのは圧倒的に後者であるという報告がなされています。

当然のことのようですが、これまでは、治療というと、手術や投薬という直接的な診療しか注目されていなかったのです。


 医師とのコミュニケーションも治療における大きな要素で、予後の良好、不良のカギを握るものであることにあらためて目を向けられているといいます。


 話しやすさとは、すなわち、コミュニケーションを取りやすい、ということを意味します。一方通行ではない医師とのコミュニケーション。今後、日本でも注目されるといえるでしょう

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2012年02月08日

ただいるだけでいい、死に急がないで!!

今日の香山さんのエッセイにある患者さんの心境がよくわかります。
自分が希死念慮や自殺未遂の経験があるだけに 妙に納得できるのです。

私を救ってくれたのが 同僚の何気ない一言「小だぬきさんが いるだけでいい」でした。
初発症・休職から1年近く 復職できたのも組合員でない方の「いるだけでいい」、の言葉で 職場の明るさや雰囲気が保てるという言葉でした。
再発し重度化したのも 組合員として 自然体ではなく「義務」のように ムリに演じるようになってからです。

前にも書きましたが、事務や養護教諭が 復帰後 早期に異常に気付いてくれたおかげで 休職→退職を選択できました。
今だから言えるのですが「どの命も 価値のあるものです
自分を追い詰めて 死に急がないで欲しいと 多くの自殺ニュースで思います。
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香山リカのココロの万華鏡:「人類戦士」たち 

毎日新聞 2012年2月7日 東京地方版

診察室でしばしば聞くふたつの言葉に、「生きていて申し訳ない」と「私は生きる価値がない存在です」がある。

「うつ病で退職してしまったから」「学校になじめず引きこもりになったから」「ついに生活保護を受給することになったから」など理由はさまざまだが要は病になってバリバリ働いたり自分の力で生活できなくなったりした自分は、生きる意味も価値もない、と考えての言葉なのだろう。


 「いや、そんなことはないですよ」と言いながら、私はいつも「でも、その理由をうまく説明するのはむずかしいな」と感じていた。「病気なんだから、働けなくても仕方ないですよ」ではなんとなく弱い。


 そんな中、またまた読書を通して目をひらかれる経験をした。その本とは、重症心身障害児施設びわ湖学園で長く働く小児科医、高谷清氏が昨年、出した「重い障害を生きるということ」だ。

その中で高谷氏は、自分ではまったく身体を動かすことができない、いわゆる“寝たきり”の障害児たちを、あるアニメになぞらえて「人類戦士」と表現している。

ある生物種が死滅せずに存在し続けるためには、絶えず変貌を遂げて行く必要がある。その変貌の過程では、どうしても「障害」を持つ個体が生まれることもある。だから、障害児は人類の障害を引き受けてくれている「人類戦士」だ、と高谷氏は言うのだ。


 これは、心身障害児に限ったことではないはずだ。

たとえば、企業の中で激務を強いられ、うつ病になった人がいた。

その企業では、彼の長期休職がきっかけとなり、全社的に働き方を見なおすことになり、メンタルヘルス対策の仕組みが整えられることになった。

子どもの引きこもりの背景には、両親やきょうだいを含むその家庭全体の問題があることも多い。

そう考えれば、彼らもいまの社会の問題を一身に背負っている「人類戦士」なのだ。

もし、こういう人たちがいなければ、私たちは「このやり方で間違っていないのだ」と傲慢になって暴走し、結果的にはより多くの人たちが苦しむことにもなりかねない。


 心の病になった人。あなたは、いまの社会に警告を発し、いろいろな問題を訴えようとしている大切な存在なんですよ。

あなたは弱いから病になったわけではなくて、世の中の問題を誰よりも早く察知できる、敏感な人たちなんです。だから、「私には意味がない」なんて言わないで……。

今度、診察室で「生きていて申し訳ない」と言う人がいたら、こんなことを伝えたいが、うまくいくだろうか。

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2012年02月15日

香山リカのココロの万華鏡:心の穴埋め作業

香山リカのココロの万華鏡:心の穴埋め作業

毎日新聞 2012年2月14日 東京地方版

 いくつかの大学で授業をする機会があるのだが、どの大学でも期末レポートに「自分の問題」を書いてくる学生がいる。


 内容はさまざまだが、中でも多いのが「子ども時代に両親から愛情を受けられなかった」という話。きょうだいで自分だけが差別されていた、父親の暴力におびえていた、母親から「あんたなんていないほうがよかった」と何度も言われた……。いずれも読むのもつらくなるような過酷な体験談だ。


 もちろん、診察室でもそういった話をする人は少なくない。30代、40代になっても「つらかった子ども時代」の記憶が消えず、現在の仕事や人間関係にもマイナスの影響を与えている場合も少なくない。

 中には「子ども時代はやりなおしがきかないのだから、私は一生、救われない」とあきらめたようなことを言う人もいる。


 子ども時代が幸福じゃなかった。家族の愛に恵まれなかった。これは、たしかにとてもつらいことだ。

 でも私は、その人たちにまずこう伝える。「たいへんな中、よくここまでがんばって生き抜いてこられましたね。立派ですよ」。本当は、「ここまで生きられておめでとう、生きてくれてありがとう」と言いたいところだ。


 そして、次にこう言う。

 「だいじょうぶ、子ども時代に心が傷つけられても、必ず“生きなおし”ができますよ」


 これは気休めではない。たしかに過去はやりなおしがきかないが、学生や社会人になってから友だちや先輩ができて、自分のよいところを認めてくれるとか、「あなたが必要だよ」と言ってくれるとか、そういった経験を積み重ねていけば、必ず心の中にぽっかりあいた穴は埋まっていくはずなのだ。


 「そうか、私ってダメな子、いらない子じゃないんだ」と少しずつ自信を取り戻していくことができれば、ますます友だちは増えていく。大事な仕事をまかせられるようにもなる。そうするといつの間にか、「子ども時代のイヤな思い出のことは、もうこだわらなくてもいいかな」と心が軽くなってくるはずだ。ときには「あのつらい日々があったからこそ、こうやって人を助ける仕事につきたいと思ったんだな」と、自分の過去にプラスの意味を見つける人もいる。


 不幸な過去で心にあいた穴は、必ず自分で埋められる。これが、精神科医としてあるいは教員としての、私の信念だ。穴埋め作業、いっしょにやっていきましょう。

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2012年02月24日

香山リカのココロの万華鏡:急がばまわれ

香山リカのココロの万華鏡:急がばまわれ 

毎日新聞 2012年2月21日 東京地方版

 最近、診察室で「先生、もっと進んだ治療はないのですか」「病院をかえたいので紹介してください」と言われることが増えた。

私の腕が急に落ちたのかと思ったが、どうやらそうではないらしい。テレビで、うつ病の最新治療などを紹介する特集番組が放映されたのだ。


 その番組のコンセプトは「うつ病は心ではなく脳の病気」で、脳の活動の状態をCTのような装置でとらえて診断をつける検査法や脳に直接、反復して磁気刺激を与える治療法などが取り上げられていた。

精神科医が時間をかけての言葉のやり取り、つまり問診で診断をつけて、「服薬と休養」で時間をかけて治療、というこれまでのやり方とは全然、違う。脳の検査は15分程度、磁気刺激治療も場合によっては1回で効果が表れる。安全でかつ速い。たしかに患者さんにとっては魅力的だろう。


 もちろん、いつも「どうですか。眠れます?」と同じような会話が繰り返され、「ハイ、お薬。ムリしないでゆっくり休んでくださいね」と処方箋をもらうだけでは、うつ病の患者さんたちは「いつまでかかるの?」「薬は本当にきいているの? こんなに長く飲んで大丈夫?」と疑問を抱くかもしれない。

何ごとも効率化、スピードアップが大切と言われるいまの時代、「ゆっくりね」と言われるとそれだけで不安になっても無理はない。


 とはいえ、いくら科学的で時間が短くても「脳中心」の治療だけで本当にいいのだろうか、という気もする。

仕事や家事に追われ、そのストレスでうつ病になっている人には、やっぱり「時間をかけて治すこと」も必要なのではないか。

これまで休養を経てうつ病から回復した人たちの多くは、診察室でこんなことを言っていた。「この3カ月の休みは、私にとって人生を見なおすために必要な時間だったのですね」「自宅療養をして家族のありがたみがしみじみわかりました」


 正しい診断がついていない人や薬や休養の効果がまったくない人にとっては、「脳中心」の最新の検査、治療は大きな希望だと思う。

しかし、どんなに脳科学が進歩しても、うつ病にはやはり「心の病」という側面がある。その部分に関しては、これまでのように時間をかけた医療者や家族との対話や環境の調整、そして何より休養を取りながら、少しずつ立て直していくしかないのではないだろうか。

「15分で診断、30分で治療」だけではいつか必ず問題が出てくると思う。「急がばまわれ」ということわざを思い出してみてはいかがか。

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2012年02月26日

病院の空洞化・・・

昨日の朝、冷たい強い雨の中 精神科と内科受診。

精神科の外来病棟の縮小が 検討になっているらしい。

話をよく聞いてくれる、相談しやすい評判のいい先生ほど 大学病院に戻されたり クリニックの求人が多く、人員を確保しにくくなっているとのこと。

私の信頼していた主治医は、家庭に戻り 休診、退職とのこと。

確かに 近くに クリニックがあれば 通院も便利なのですが、私の場合 胆のう摘出手術以来 外科・内科にかかってから20年以上の記録がある 病院なため 「内科・外科と一緒の方が、月に数度の外出訓練のためにも 転院は考えさせてください」と 返事をしています。

民間病院ですから 経営の都合もあるのでしょうが、患者の立場からは 長年の心療記録のある病院で 見て貰う方が都合がいいのです。

「主治医」がよく変わる、話を聞いてくれないなどの声が 多くあるのは 報道などで知ってはいましたが、自分のかかりつけの病院もそうなりつつあるのは残念です。

精神科は 特に 聞いて貰うことで 継続して変化を見て貰うことによって 投薬・通院期間などが調整されるので、すんなりと別な主治医に心を開くというのが 難しいのです。

自分のプライベートな生活や感じ方、行動を 話すのが 診察のスタートだけに ・・・・。

信頼感がないと 打ち明けられるものではありません。

足腰が弱り 遠出ができなくなれば 話は別ですが、自分では 「人ごみ」「交通機関の恐怖」が克服されてきているだけに 大事にしたい病院なのですが・・。
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2012年02月27日

久しぶりの無気力感

私は、データーカードで インターネットをしているのですが、今日は 朝からつながりにくく しばらくPCをいじくっていたのですが、回復せず 今の時間になってしまいました。

何か頭がボーっとしています。

今日訪問していただいた方、コメントをいただいた方には申し訳ないのですが、今日は 冬眠日とお許しください。

時間がウトウトしている中で 早く過ぎて行っていきます。

ちょっと 肩の力を抜いてからです。

沖縄県の普天間基地での野田首相の見解にがっかりです。 

日本の軍事的自立を一番嫌がっているのが アメリカです。

一度壊した自然の再生は困難です。これらを真剣に考えるのであれば、日米安保を双務条約にし、一度海兵隊を海外移転をさせ 自衛隊との関係の見直しに踏み切る覚悟も必要だと思う。

もちろん、安保廃棄を含めて・・・。日本としてのベストを主張する政府でありたい。
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2012年02月28日

もっと頼っていい

香山リカのココロの万華鏡:もっと頼っていい 

毎日新聞 2012年2月28日 東京地方版

 さいたま市のアパートで、60代の夫婦と30代の息子の3人が死亡しているのが発見された。家の中に食べ物や現金はほとんどなく、栄養失調から亡くなったとみられている。


 生活に困窮しているのを知った近所の人が、生活保護の申請を勧めたこともあったが一家はこれを拒否したと言われる。

「国や市のお世話になるのは恥ずかしい」という気持ちがあったのだろうか。

「生活保護受給者が急増し自治体の財政を圧迫している」といったニュースを日ごろから目にしていたのかもしれない。


 テレビなどでは、仕事ができたり貯金があったりするのに生活保護を受ける、いわゆる「不正受給」の事件ばかりが取り上げられる。最近も、病気だと偽って、大阪では6年半にわたって3000万、東京では4000万の預金があったのに1年間、それぞれ生活保護を不正に受給していた人たちが逮捕された。そんな話を聞くと、つい「ほかにも同じような不正受給者はたくさんいるんじゃないの」と思ってしまっても当然だ。


 しかし、診察室で会うのは、まったく反対のケースばかり。

つまり、はっきりとした病気があって仕事ができなかったり、一家の大黒柱が突然、自殺して収入が途絶えたりしているのに、「申し訳ないから」となかなか生活保護の申請をしようとしない。統合失調症などが長引いて症状が固定化してしまった人に障害年金の説明をしても、「これ以上、迷惑かけたくないので」と聞こうとしない。そういう人たちのほうが、ずっと多いのだ。


 この人たちは、身の回りのことやちょっとした相談でも、「ひとを頼るのはいけないこと」と思い込んでいる。病気になったのはその人自身のせいではないのに、「私が悪いからこうなった」と自分を責める人もいる。


 「自己責任」という考え方が次第に浸透しつつあるけれど、私たちが住む日本の社会は「困ったときにはみんなで助け合おうよ」という約束で成り立っているはず。

憲法にだって、「すべて国民は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する」とはっきり書いてある。


 インチキをして生活保護や障害年金をもらおうとする人が増えるのは大問題だが、本当に必要な人までが「やっぱり申請しちゃいけないんだ」と遠慮するようになるのは、もっと深刻な問題だ。「いいんですよ。

本当に困ったときには、国や自治体、まわりの人を頼っていいんですよ」。診断や治療以上に、こう伝えるのが精神科医の大切な役割になりつつある。なんとも切ない思いだ。

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2012年02月29日

「諦めない」なのか「諦めが肝心」なのか

さわちゃんのティールーム
「諦めない」なのか「諦めが肝心」なのか
2012年2月29日  毎日新聞社会部デスク 澤圭一郎

 昔からずっと考えているけれど、すっきりと答えの出ない問いがある。


 特にスポーツ選手に多い気がするが、大きな大会で優勝したりメダルを取ったりする人の物語を見聞きすると「挫折があって、でも諦めなかったので今がある」というストーリーに出くわす。
スポーツではけがをしたり調子が悪くなったりと、挫折の要因はあまたある。それを「乗り越えて強くなれた」と結ばれるから、読んだ人は「よし、私も頑張ろう」と思ったりもする。


 あるいは、全然才能がない(と思っていた)が、諦めずにコツコツと努力を続けた結果、コンクールで優勝したとか学校に合格したとか、仕事がうまくいったという「成功談」も多い。

苦しい時も頑張って諦めずに努力を続けると、やはり良いことがあるということであろう。当然である。


 一方で「人間、諦めが肝心だ」ともいう。


 諦めないで成功した人だけの話が露出するから目立つのであって、実はほとんどの人が努力しても報われないのではないか? 

したがって「諦めが肝心」という言葉も言われるのではないか。あるいは、たいがいの人は努力を続けることができないので、それを慰めるための言葉なのか。


 最近は、心を病む人が増えており「努力」「頑張れ」「根性で」は御法度。むやみに頑張るとつらいことになるから、「ほどほどに」となる。


 もちろん、時と場合によって「諦めない」と「諦める」は両立するのだろうけれど、釈然としない。いったいどっちなのだ?


 もっといえば「頑張る場面はどこなのか」、「頑張らないで良い場面はどこなのか」だ。人によって違うのは承知の上。頑張った末に「壊れてしまう」のか「成功する」のかはどこで分かれるのか?


 生きていく中で、それを自ら判断するのが大事なのだが、これは学校で教えられることでもない。周囲の大人が正解を持っているわけでもない。非常に難しい問題なのではないか。しかし、極めて大事な問題でもあるのだ。

 読者の皆さんはどう考えますか? 考えるヒントをぜひいただきたい。

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2012年03月01日

安全対策、患者も参加を=岡本左和子

診察室のワルツ:/
安全対策、患者も参加を=岡本左和子
毎日新聞 2012年2月22日 東京朝刊

 1999年から2000年代初めごろ、手術する臓器や薬剤の取り違えなど、深刻な医療事故が続きました。
それらをきっかけに、医療安全への取り組みが強化されています。

「うっかり」は誰にとっても日常茶飯事で、「医療現場で起きない」と考える方が不自然です

医療にも間違いはあるという認識を持ち、対策を考えて確実に実行しなければなりません
一方、私たち患者自身も、「それは医師や看護師の責任」と考えているならば、自分を守る努力の半分を放棄していることになります。


 私が米国の病院で働いていたとき、左の腎臓を手術する患者がいました。
手術当日、看護師や麻酔科医、執刀医ら8人ほどの医療者がかかわります。担当者がそれぞれ、「今日はどこの手術ですか」「左ですか、右ですか」「執刀医は誰ですか」などの質問を患者にしていました。

手術で緊張する患者に同じ質問を繰り返す様子に、私は「患者さんがさらに不安になるのではないか。なんと気が利かないことだろう」と思いました。


 しかし、これらの質問によって、患者が治療を理解しているか、患者の取り違えがないか、医師や看護師の持つ情報に間違いがないかなどを、患者を含めて確認していたのです。
実際、このときカルテには、手術するのは「右側」と書かれていました。手術室に入る前、患者を含めて手術にかかわる全員がそろったところで、執刀医が「今日の手術は左側」と大きな声で確認し、大事には至りませんでした。
「カルテだけを確認し、間違いなく手術をしていたら」と考えるとぞっとします。


 「誰がカルテを書き間違えたのか」など「犯人捜し」は、手術の当日、その場ではまったく意味がありません。
それよりも間違ったまま手術が実施されないことが重要です。

患者と医療者がいて、初めて医療は成り立ちます。双方からの視点が生かされ、医療で起きていることの全体像を把握できます。

治療を受けるとき、患者の立場から見て、「あれ?」「ヒヤッとした」ということはなかったでしょうか。そのことを担当者に伝えたでしょうか。

患者が声を出し、参加することで医療安全対策はさらに確実になります。

(おかもと・さわこ=医療コミュニケーション研究者)

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2012年03月06日

「救出」オセロ中島に新たな懸念 「別のマインドコントロール」の恐れ

「救出」オセロ中島に新たな懸念 「別のマインドコントロール」の恐れ

J-CASTニュース 3月4日(日)15時42分配信

お笑いコンビ「オセロ」の中島知子さんが2012年2月末までに、女性占い師と同居していた都内の自宅マンションから離れ、親族らに保護されたとスポーツ紙各紙が報じた。占い師とその親族らも、すでにマンションから姿を消した模様だ。

 「救出」情報に安堵のムードも広がっているが、中島さんがかかった「マインドコントロール」を解くのは容易ではないとの見方が強い。さらに下手をすれば「また別のマインドコントロールにかかる」可能性も指摘されている。

■占い師女性らは姿消す

 3月3日付のスポーツ紙報道などによると、中島さんが事務所として借りていたマンションの家賃滞納訴訟の敗訴が決まった2月28日前後、所属事務所関係者らが自宅マンションを訪れ、2時間の説得の末に中島さんを占い師女性と引き離し、マンションから連れ出したという。現在は都内のホテルで、父親や関係者から改めて説得を受けているようだ。

 中島さんの母親も3月1日、報道陣に対し「もうちょっとしたらわかります」「(中島さんは)元気、大丈夫です」と話しており、この時点ですでに中島さんの「救出」は水面下で成功していたと見られる。

 食料を手に報道陣の前にたびたび姿を見せていた占い師の親族と見られる女性も2月28日を最後に現れず、占い師女性らもすでにマンションを去った模様だ。

 たびたび中島さんの身を案じる発言をしてきた芸能レポーターの井上公造さんは3月4日のブログで、

  「まだまだ時間はかかりますが大きな大きな前進です」
  「焦らず中島さんが笑顔になる日を待ちましょう」

と喜び、テリー伊藤さんも4日放送の「サンデージャポン」(TBS系)で、「大きな一歩ですね。占い師軍団も逆に言うと、早く中島さんから離れてとっとと次に行きたかったのかも」と述べるなど、芸能界にはひとまず中島さんの「救出」情報に一安心する声が広がった。

■西川史子「受け入れ側もカウンセリング必要」

 一方で、まだ決して楽観はできない、との見方も強い。

 同じ「サンデージャポン」コメンテーターの女医・西川史子さんは、「これだけ強いマインドコントロールなんて簡単には解けない」とした上で、「また違うマインドコントロールで、別の人に行ってしまうかもしれない。連れて帰ってきたといってもまた同じことになる」と懸念を示し、中島さん、そして家族など受け入れる側双方へのカウンセリングの重要性を指摘した。

 カルト問題に詳しく、関係者から中島さんの占い師女性への相談内容も聞いたという参議院議員でジャーナリストの有田芳生さんも3日のブログで、

  「何度も強調してきたが残念ながら家族の力では説得できない。かといってマインドコントロールからの開放を実現するために、『新たな依存対象』になるような人物によるカウンセリングが行われるとすれば本質的解決にはならないことである」

と記し、「ことは人間の精神にかかわることである。あらゆるプライドを捨て去って冷静に対処しなければ問題はこじれる」とアドバイスしている。

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2012年03月09日

香山リカのココロの万華鏡:あれから1年

香山リカのココロの万華鏡:あれから1年

毎日新聞 2012年3月6日 東京地方版

大震災から間もなく1年。


 あなたにとって、どんな1年だっただろうか。
目の前の問題への対処や余震や新たな災害への備えで手いっぱい。ゆっくり自分自身に向き合ったり、先のことを考えたりする余裕など、とてもなかった。そんな人も多いのではないだろうか。


 震災が起きた直後、被災地以外の場所で、これまでの社会のあり方や自分の生き方を振り返り、反省や見なおしを促す声が上がった。

「モノやお金ばかり大切にして、人と人とのつながりを犠牲にしてしまったのではないか」「いつのまにか自然までも制御できる、とおごった気持ちになっていたのではないか」
「大災害でいちばん苦しむのは子ども、高齢者、病気の人などの弱者だ。日ごろからその人たちにもやさしい社会であるべきだ」


 家族や地域を大切に、お互いに思いやりを忘れずに生きていこう。誰もがそんな気持ちになったはずだ。


 しかし、現実はそう甘くなかった。グローバル社会での競争はますます激しくなるばかり。国内の不況は終わりが見えず、若い人の就職すらむずかしいのに、弱い人たちに手を差しのべることなんてできない。


 昨年の夏は節電に協力していろいろがまんしたが、いつまでも電力が使えないのは困る。モノやお金より人のほうが大切だが、生活水準が下がってもよいというわけではない……。いつのまにか私たちは、またこんな気持ちに戻っているのではないだろうか。


 もちろん「喉元すぎれば熱さ忘れる」というのは、悪いことばかりではない。
つらいこと、イヤなことも時間とともに記憶が薄れるからこそ、私たちは日々を生きていくことができるのだ。

とはいえ、震災後に「よし、これからは家族や友人など身近な人を大切に生きよう」「“もっともっと”という欲望は抑えなければならない」とそれぞれが心に決めたことは、忘れてはならないのではないだろうか


 東京の診察室には、企業で残業に追われて心身ともにボロボロになったビジネスマン、交際していた人にお金をだまし取られて生きる希望を失った女性などがやって来る。


 大震災後の日々、誰もが自分の心に問いかけたはずだ。「私にとって、本当に大切なものはなんだろう?」。あれから1年がたったいま、それぞれがもう一度、考えてみたい。

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2012年03月14日

SOSの声をあげて

この青少年の自殺の1000人を超えたという数字は 中規模校の2校分の児童・生徒数が亡くなった規模。
3万人というのは 60校の学校喪失の人数であり、アメリカのベトナム戦争時の戦死者より多い方が 毎年なくなっていることになります。
いかに凄まじい数の自殺者でしょうか・・・。
交通事故死10000人を加えると 毎年 有為な人材が 亡くなっていることか・・・。

東日本大震災や自然災害、病死などを加えると とんでもない人数の方が「平和」なハズの日本で 生命を失っていることになります。まず、「平和」をいうのであれば、この理不尽とも思える 死を減らす・なくせるような社会を作り出す必要がありそうです。

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香山リカのココロの万華鏡:SOSの声をあげて

毎日新聞 2012年3月13日 東京地方版

 警察庁の統計によると、昨年の自殺者は減少傾向にあるものの、依然として3万人を超えていたことがわかった。

とくに目立つのは、「学生・生徒」に分類される若い人の自殺の増加だ。前年より101人も増え、統計を取り始めた1978年以降、初めて1000人を超えた。

 本当に残念だ。それぞれに事情はあったのだろう。

でも、どんな問題でもまわりの人の力も借りながら、時間をかけて取り組めば、必ず解決できたはずなのに、と思う。


 では、何が欠けていたのだろう。
本人の「問題に向き合う力」なのか。それは違うはずだ。どんな若者にも、困難な状況に立ち向かい、自分なりの道を見つける力が必ず備わっている。ただそれは周囲からのサポートがなければ、なかなか発揮されないものなのだ。


 子どもや若者は、一般的に自分に問題が起きたとき、「自分が悪いからこうなった」と思い込む傾向がある。
たとえば親どうしが自分たちの事情で離婚しても、幼い子どもは「ボクがいい子じゃないからパパとママは別れた」と信じていることがよくある。
中には、「悪い子のボクなんか、いなくなったほうがいいんだ」と考えるようになる子どももいる。
おとなは、「あなたのせいじゃない」「君はみんなから必要とされているんだよ」と言い続けてフォローしなければならない。


 ところが、最近は「子どもを甘やかすな」という考えのもと、そのフォローがない場合がある。
それどころか、「これはあなたの責任だ」と子どもや若者にも自己責任を突きつけるおとなもいる。
もちろん、問題の原因がはっきりしている場合は毅然(きぜん)とした態度で接することも必要だが、そうでない場合にまで「自分で何とかしなさい」と若い人たちを突き放すのは、彼らを追い込むことにしかならない。


 どの子どももどの若者も、家族にとっても社会にとっても、宝物のように大切な存在だ。おとなは彼らのために、あらゆるサポートをする準備がある。困ったときには遠慮なく、SOSの声をあげてほしい
そういうメッセージが、自分で命を絶った1000人を超える「学生・生徒」たちには届かなかったのだ。

そして、いま「自分じゃどうにもならない」と思っている子どもや若者がいたら、となりのおとなに「助けて」と声をかけてみてください。

最初のおとながこたえてくれなくても、あきらめないでふたり目、3人目にも助けを求めてほしい。必ずあなたの声に耳を傾け、いっしょに考えてくれるおとながいるはずだから。

posted by 小だぬき at 08:31 | Comment(0) | TrackBack(0) | うつ病について | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年03月17日

彼岸の入りの法要・小だぬきの症状

 小だぬき朝から 頑張りました。
弟の3回忌と叔母の13回忌法要のため 水戸の菩提寺まで往復。
今 帰宅したところです。

今日から スーパーひたちの車両交換。
慣れていないせいか 違和感ばかり・・・

<スーパーひたちのグリーン車の変更点>
・9列で 列間の空間的余裕ができた。
・4号車ではなく5号車がグリーンになった。
・残念なのは、列を少なくした分、横 2・1 から 2・2の4人になった。
・座席の1人分のスペースが 今少し広いとラク。

1度は乗ってみたい空間です。

<法要>
・曹洞宗の経典から・・・、以前頂いた経典のページを思い出しながら聞いていました。
・住職や奥さまの心遣いが嬉しかったです。

<うつ症状なのか脳梗塞なのか・・>
・お寺で 突然意識を失い2度転倒(幸い 妹が支えてくれました)
・階段から足を踏み外す。

ただでさえ 雨の日は調子が悪いのに 何か気が張っていたのか・・
瞬間の記憶はあるのですが、数十秒の記憶なし。

妹から「兄貴、障害者だとわすれないように」「一人での外出は怖い」「手の震えなどの身体の症状を 初めて間のあたりに見た」と まるで私が支えるみたいなセリフを吐かれましたが 言い返せない自分がいました。

退職してから 殆ど使わない携帯電話。何日前かフル充電をしたつもりだったのに、いざタクシーを呼ぼうととりだしたら 電池残量がありません。すぐ充電してくださいの表示。使わなくても チェックしておく必要があるのですね。

普通だったら 布団にもぐっているような 今日の天気。
法要をお願いしていたからでかけたのですが、これからは晴れの日にしよう・・・。
行いを良くして 薬もきちんと飲みますから お天気に次はしてくださいね。(だれにお願いしていいのか わかりませんが・・・) 
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2012年03月18日

精神医療のセカンドオピニオン どんな場合に検討すべきでしょうか。

医療&健康ナビ精神医療のセカンドオピニオン どんな場合に検討すべきでしょうか。
 毎日新聞 2012年3月18日 東京朝刊 

 ◇治療の疑問、不安解消を

 がんや脳卒中、急性心筋梗塞(こうそく)、糖尿病の「4疾病」に加え、「5疾病」として新たに重点的に対策に取り組むことになった精神疾患。
患者数は約323万人(08年)にも上るが、治療への疑問や不満も少なくないという。
専門家は「場合によっては精神科でもセカンドオピニオンを求めた方がいい」と指摘する。

 ◇服薬1回20錠

 東京都内の女性(17)は07年春、地元の中学校に入学。人付き合いが不得意で、拒食症状が出始めるなどし、徐々に登校できなくなった。

自治体の相談室の臨床心理士に教えてもらった心療内科診療所を受診。
医師に勧められ、その年の7月、総合病院の精神科に入院した。

 面会謝絶で1週間ぶりに娘と顔を合わせた母親(51)は驚いた。目はうつろで、看護師に脇を支えられないとふらついて歩けなくなっていた。適応障害で3カ月の入院と診断された。


 しかし、3カ月たっても症状はよくならない。不安を訴えると向精神薬の量が増えた。
08年の冬、1回の服薬量は8種類で計20錠に。母親は「普通じゃない」と感じ、ネットを通じてたどり着いた別の診療所の医師にセカンドオピニオンを求めた。


 「薬を減らせば症状はよくなる」と助言され、娘を退院させた。医師の指導に従い、時間をかけて減らしていくと「食べたくない」「不安になる」といった症状が一つずつなくなっていった。服用していた向精神薬がゼロになったのは昨年8月。入院前の表情が戻った女性は今、高校に通っている。

 ◇客観的指標なく

 なぜ患者は診断や処方に疑問を持つのか。

日本精神神経学会の薬事委員を務める北里大精神科の宮岡等教授は「私個人の見解だが、精神科の診断では客観的な指標がなく、患者さんの話から症状を判断する。性格や環境によっても差が出やすい」と指摘。

患者ごとに治療方針を変えざるを得ない部分が大きいため、一般的な治療指針を作るのが難しいという。

また、国立精神・神経医療研究センターの松本俊彦・診断治療開発研究室長は「診療時間が短く患者が医師を信頼せず、薬をもらうだけの関係になりやすい」と言う。


 宮岡教授は、患者が主治医以外の意見を求めた方がいいいくつかのケースを紹介している。

 ◇初めての治療で同系統の薬剤が2種類以上処方された

 向精神薬は、抗うつ薬▽気分調整薬▽抗精神病薬▽抗不安薬▽睡眠薬−−などに分けられる。
宮岡教授は「通常、最初から同じ系統の薬を2種類以上処方することはない」と話す。


 ◇精神療法しかない、薬物療法しかないなど治療方法が一つしかないかのように説明された


 精神疾患の治療では、いくつかの治療法が示され、医師と相談しながら方針を決めていく。薬物療法が中心でも、職場環境の調整やストレスへの対処、家族の対応の仕方などに助言が必要なことが多いためだ。

 ◇夜間や休日は一切対応できないと言われた

 病院など日直や当直の精神科医がいる医療機関は、電話などで対応してくれる場合が多い。
院長から携帯電話の番号を伝えられ、具合が悪いときに助言してくれたり、提携の医療機関に時間外診療を依頼してくれる場合もある。

 ◇治療を続けている段階で「症状が悪くなった」と言うと薬がどんどん増えた

 症状の悪化や薬の副作用、薬を減らしたことによる離脱症状は区別しにくい場合があり、薬を増やしたり減らしたりすることで対応すべきか、環境を調整するなど他の方法で対応した方がいいのか慎重な判断が求められる。


 ただし、こうした指標に当てはまっても適切な治療がなされていることもあり、必ずしも主治医の治療方法が好ましくないということではない。

宮岡教授は「すぐに主治医を代えたり自分で薬を減らしたりせず、複数の医師の意見を聞いてみてほしい」と話す。【奥山智己】

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 ■北里大の宮岡等教授が指摘する主治医以外にも相談した方がいい主なケース

 ◇初めてかかった時

□記述式アンケートだけで診断しているようにみえる
□うつ病の症状だけ質問され「抗うつ薬を飲み休めば治る」と説明された
□薬の副作用の説明がない、または副作用なしと説明された


 ◇治療を続けている時

□同系統の薬剤が3種類以上処方されている
□長期間の精神療法やカウンセリングでも改善しない
□医師が説明を拒んだり、質問しにくいような雰囲気になる
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2012年03月20日

香山リカのココロの万華鏡:よりそいホットライン

香山リカのココロの万華鏡:よりそいホットライン 
毎日新聞 2012年3月20日 東京地方版

精神科の診察室で行われることは、「心のケア」だけではない。

とくに最近は、うつ症状や不眠の背景に「仕事」「お金」「暴力被害」など具体的な問題が隠れていることが多く、そういう場合はほかの専門家の手も借りなければならない。

私もいつも「相談窓口リスト」を持っていて、「ここの福祉課に電話して」「女性センターで相談しましょう、曜日は……」と必要に応じて紹介する。診療というより、「窓口あっせん所」という感じだ。


 そんな私に、また心強い味方ができた。これまで大震災の被災3県で暮らしの悩み相談を一括して電話で受けてきた「よりそいホットライン」が、全国規模に拡大されることになったのだ。とりあえず3月末までは24時間、電話相談を受け付けるという。


 このホットラインの最大の特徴は、「悩みのテーマは問いません」とうたっていることだ。
生活や仕事のこと、家庭内の暴力や同性愛に関すること、「生きていたくない」といった心の相談、なんでもオーケーということになっている。
しかも、外国語による相談も受け付けるという。もちろん、若い人、高齢者など年齢の制限もない。


 これは相談するほうにとっては、何よりありがたい。

悩んでいる人の最大の悩みは、まず「どこに相談に行ってよいかわからない」ということだと思う。
また、悩みの項目ごとに別の専門家や窓口を尋ねなければならず、そこで「それはウチの担当ではないです」と断られたりたらい回しにされることもある。

そうなると、ただでさえ気持ちが落ち込んでいる人たちは、「もういいです」と相談そのものをあきらめてしまいかねない。


 もちろん「よりそいホットライン」の電話の受け手もすべての問題に精通しているわけではないだろうから、一度で適切なアドバイスができるかどうかはわからない。

ただ「どこに相談してよいのやら」と途方に暮れる人にとっては、「まずはここに」

という電話先ができただけでもどれだけ心強いことか。

 ただ、心配なのは受け手たちが24時間態勢でさまざまな相談を受け続け、すり減って倒れてしまわないか、ということだ。

社会全体でこの画期的な取り組みをバックアップしたい。

私は、診察室に来る人に、あまりにすぐに「あ、それは“よりそいホットライン”に相談してみては?」と言いすぎないようにしなければ。

実はもう、何人もの患者さんに番号を教えてしまった。コールセンターのみなさん、仕事を増やしてごめんなさい。でも、期待してます!

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2012年03月28日

香山リカのココロの万華鏡:「悲しみの家」があれば

香山リカのココロの万華鏡:「悲しみの家」があれば

毎日新聞 2012年3月27日 東京地方版

「自殺対策支援センター ライフリンク」というNPO法人がある。その代表である清水康之さんとシンポジウムで同席したのだが、その話が衝撃的だった。


 清水さんたちは大震災で家族を失った方たちの電話相談にも応じているのだが、その内容が1年前もいまもほとんど変わらないのだという。


「時計が止まったまま」「あの日から一歩も前に進めていない」という言葉もよく聞くが、ちょっと考えてみれば、それはあたりまえの話だ。 

遺族たちの言葉、それは「どうしてよいのかわかりません」。途方に暮れ、立ち直りのためにどこから手をつけてよいのかわからない状況が、ずっと続いているということだ。


 驚きを感じると同時に、「そうかもしれないな」という気もした。大切な人を失って、1年やそこらで元気になれ、というほうが無理だ。


 大震災で家族を失った人ばかりではない。

私たちの人生には、想像もしていなかったつらいできごと、病気、大きな失敗などがいくらでも待ち受けている。

それらを経験しても「負けるな」「乗り越えろ」と言われるが、それには時間がかかる。半年、1年、あるいはもっと長い時間、何も手につかずぼーっとしてすごし、「ああ、春が来たな」と季節の変化に気づくようになるまでに何年もかかる、という場合もある。


 診察室にいていつも疑問に思うのは、「本当につらい時期は短いほうがいいのか」ということだ。

ショックなできごとがあって落ち込んでいる人に、私たち精神科医は判で押したように言う。「たいへんでしたね。でも、このお薬を飲むとつらさが少しやわらいで、元気になるまでの時間も短縮されると思いますよ」。

それはウソではないのだが、そう言って抗うつ剤などを出しながら、「この人にとって必要なのは、十分な時間をかけてゆっくりと悲しむことなのではないか」とも思ってしまうのだ。


 ただ、現代の社会は悲しみやつらさにゆっくり時間をかけることを許さない。「大切なものを失ったので、半年ほど会社を休みます」と言ったら、すぐに退職を勧められるか、「病院に行って何とかしてもらえ」と命じられるだろう。


 悲しい人が、仕事や家事から離れて、ゆっくり時間をかけて悲しめるような場所。

そんな「悲しみの家」を作れたらいいのにな、などとときどき考える。
今のところは、ライフリンクが行っているような電話相談が、その「悲しみの家」の役割を果たしているのかもしれない。

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2012年04月08日

一人暮らしは「うつ病リスクを80%高める」ことが明らかに

一人暮らしは「うつ病リスクを80%高める」ことが明らかに

2012年4月7日(土)23時0分配信 Menjo!y

4月の新年度を迎えて、初めての一人暮らしをスタートさせたという人は多いのではないでしょうか。

家族の目を気にしないですむという自由さがある一方で、ふとしたときに慣れない仕事の悩みや話し相手がいなくて寂しい思いをすることもありますよね。


特に、この春から新社会人になった人の場合、一人暮らしの人は、愚痴を家族に吐き出すことができず、ストレスが余計にたまりやすいかもしれません。


実は、フィンランドで行われた研究によれば、生産年齢(15〜64歳)で一人暮らしの人は家族と暮らしている人よりも、80%もうつ病のリスクが高いのだそうです。


イギリス公共放送局BBCのニュースサイトでは、以下のように報じられています。


何が原因でうつ病になるかは男女で差異があります。たとえば女性の場合は貧困、男性の場合は自分を支えてくれる人の欠如がうつ病につながりやすいです。一方、一人暮らしは、男女双方に同じくらい影響を与えます。


今回の研究では、フィンランド人およそ3,500名(男性1,695名、女性1,776名)を被験者として、抗うつ剤の使用に関する調査を行いました。被験者の平均年齢は44.6歳です。


調査は2000年から2008年にかけて実施され、その間に被験者らの生活スタイルに関する様々な情報が集められました。


例えば、一人暮らしかどうか、人間関係、職場風土、教育水準、所得、職場での地位や住宅の状況、さらに喫煙や飲酒の習慣、余暇の活動などです。


こうした情報を集めた結果、一人暮らしの人はそうでない人よりも、2000年から2008年の間に、抗うつ剤を買う率が80%も高いことが明らかになりました。


なぜ、一人暮らしはうつ病のリスクを高めるのでしょうか。


研究者は、誰かと一緒に暮らしていると、精神的なサポートや、誰かとつながっているという感覚、及びうつ病の予防となる多くの要素を得やすいからではないかと説明しています。


つまり、一人暮らしでは、うつ病のリスクを高めてしまうのです。


今回の研究を主導したフィンランド労働衛生研究所のローラ・プルッキ・ラバック博士は、一人暮らしの人はメンタルヘルスの問題を抱えるリスクが高いとしたうえで、以下のようにコメントしています。


「この種の研究は、リスクを過小評価する傾向があります。というのも、うつ病のリスクが高い人は、最後まで調査に参加できないことが多く、実態を把握しきれないからです。


それに、うつ病であるにもかかわらず治療を受けていない人は、患者の数に入らないという問題もあります」


つまり、今回の研究で、“一人暮らし”と“うつ病のリスク”との関係が明らかになったものの、うつ病の実態解明のためには今後さらなる研究が必要ということですね。


また、精神衛生慈善団体の所長ベス・マーフィー氏は、一人暮らし世帯の増加が国民の精神衛生面に与えた影響は明白だとしたうえで、以下のように述べています。


「孤独になると、人は自分の感情を吐き出す場を失います。自分の感情を打ち明けることは、うつ病と向き合い、これを治療するうえで非常に有益です。


ですから、一人暮らしでうつ病を抱えている人は、単に抗うつ剤に頼るだけでなく、会話方式によるセラピーのような治療法をとりいれるほうがいいでしょう。


一人暮らしの人は、安心して話し合ったり一緒に問題を解決したりする環境が必要なのです」


以上、一人暮らしとうつ病のリスクについてお伝えしましたがいかがでしたか?


この春から一人暮らしを始めた人だけでなく、すでに一人暮らし歴が長い人も、ストレスを抱えた場合には、なるべく早く信頼できる人に悩みや愚痴を吐き出すことが大事だといえるでしょう。


また、あなたの身近で一人暮らしをしている人も、外で見せる明るい笑顔とは裏腹に深い闇を抱えているかもしれません。


なので、彼らが真夜中に突然、電話をかけてきたとしても、どうか面倒がらずにできるだけ彼らの話に耳を傾けてあげてくださいね!

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雨の日に鼻水がたくさん出るのはなぜ?

連載:知りたくもない!?カラダの不思議

雨の日に鼻水がたくさん出るのはなぜ?
2012.04.07  zakzak

飛散量が爆発的に多かった昨年に比べると、飛散量が少ないとはいえ、やっぱり今年もまだまだキツイ花粉シーズン。

 いつもはユウウツな雨の日が、花粉の時期ばかりはありがたい…なんて人もけっこういるのでは?
 でも、そんな花粉症の人にとって「恵みの雨」に思えるときでも、不思議なのは、変わらず鼻の調子が悪いこと。本来、一時的に花粉が飛ばなくなるはずの雨の日に、なぜか晴れの日と同じく、あるいは晴れの日以上に鼻がグズグズしたり、くしゃみが出ることがある。


 また、雨の日に室内にいても、くしゃみがとまらないことがあるけど…。これって、ハウスダストか何かなのだろうか。都内の耳鼻科医に聞いた。

 「雨の日に鼻水が出る理由に関しては諸説ありますが、基本的には低気圧が来ると雨が降り、この低気圧が鼻水にも影響しているというのが一般的なんですよ」

 雨の日の鼻水は、花粉に対する反応ではなく、低気圧による影響という説があるそう。

 「『雨の日に古傷が痛む』というのは、一般的に低気圧との関係という考え方がありますが、鼻水に関してもやはり同じことが言えるようです。

というのも、高気圧のときに比べ、低気圧のときには血管が拡張するために、しみ出して鼻水が出るという説があるのです」

 また、低気圧によって自律神経の働きが狂い、副交感神経が優位となって、鼻水が出るという説もあるそうだ。

 「交感神経と副交感神経のバランスと鼻水の関係性は指摘されていますが、一般的にスポーツをしているときなど、何かに集中しているとき、交感神経が優位になっているときには鼻水は出ないんです。

でも、家でリラックスしているときや寝る前など副交感神経が優位になっているときには鼻水が出るという特徴があります」

 確かに、風呂に入った後にくしゃみが止まらない…なんて人、けっこういるのではないだろうか。

 ちなみに、風邪気味や寝不足など、体調の悪い人にも低気圧の影響が出ると考えられているらしい。

まずは規則正しい生活に努めてみるか…。
posted by 小だぬき at 16:58 | Comment(0) | TrackBack(0) | うつ病について | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年04月09日

月曜日の朝、会社に行くのが憂鬱な人への処方せん

月曜日の朝、会社に行くのが憂鬱な人への処方せん
2011年5月8日   女子力アップ

せっかく仕事から離れ、楽しんでいた週末も日曜日の夜になると、だんだん気持ちが落ち込んでくるという人はたくさんいると思います。

普段の仕事が、ハードでストレスの溜まりやすいほど、月曜日の朝を迎えるのが憂鬱に思えてきてしまうものです。

仕事を続けている限り、この憂鬱は多少なりとも続くものですが、これを少しでも軽減する秘訣はないものでしょうか。様々な心理学者や専門家が提唱しているアドバイスをご紹介しましょう。


備えあれば憂い無し!まずはプランニングから

仕事がいやで月曜日の朝を迎えるのが憂鬱なのは、じつは漠然とした不安が原因となっている場合もあります。

日曜日の夜、ほんの30分ほど、1週間の仕事のプランニングに割いてみてはいかがでしょうか。1週間分の”やるべきリスト”を作成し、仕事を”ビジュアル化”してしまえば、漠然とした不安が解消され、集中して行うべき仕事が明確になります。
仕事を全て終わらせることは不可能かもしれませんが、プランニングをしておけば、慌てる必要はありません。プランニングが済んだら、あとはあまり考え過ぎず、リラックスして日曜日の夜を楽しむのが一番です。


たとえ計画通りに全てが運ばなくても、クヨクヨしない! 仕事の優先順位をはっきりさせる

仕事のプランニングを完璧に作っても、実際全てその通りにいくか、どうかはまた別問題。しかし、それぞれの仕事の優先順位をつけておいて、重要な仕事だけは必ず計画通りにすすめるようにしておけば、あとの融通はなんとかきくはずです。

重要な仕事は、脳が最も効率的に働く午前中に割り当てるようにしましょう

常に仕事のことばかり考えているより、オンとオフの切り替えをはっきりとして、週末はゆっくりとリラックスしたり、楽しむほうがはるかに大切です。


ストレスがあるからといって、週末に暴飲暴食しない

平日の仕事のストレスから週末は暴飲暴食にはしる人がいますが、これはけっしてストレス解消とはいえず、むしろ健康面でも自分を傷つける行為といえます。

週末の食事こそ、普段の野菜不足を解消すべくヘルシーなメニューを心がけてください。例えば、朝はセロリ、ニンジン、リンゴの野菜スムージーを飲んで、体のデトックスを図るようにしましょう。また、お酒の飲み過ぎで失ったミネラル類を取り戻すために、ナッツ類、オイスター、赤肉、玄米などを意識して摂ることも大切です。

posted by 小だぬき at 17:48 | Comment(0) | TrackBack(0) | うつ病について | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年04月10日

すっきり早起き 正しい睡眠リズム大切 

すっきり早起き 正しい睡眠リズム大切 
2012年4月10日  東京新聞
 快適な目覚めのために.jpg 




















 
 春眠暁を覚えず−とはいえ、新年度がスタートして、早起きしなければならない人も多いのでは? 正しい睡眠リズムは、快適な目覚めをもたらし、体調にも影響する。リズムを保つこつなどを専門家に聞いた。
正しい睡眠リズムは、快適な目覚めをもたらし、体調にも影響する
。リズムを保つこつなどを専門家に聞いた。 (竹上順子)


 「この時季に多いのが、朝起きられないという新社会人や学生の相談。
夜型の生活が長かった人ほど、睡眠リズムを正常に戻すのに時間がかかる」。

睡眠医療認定医で、むさしクリニック(東京都小平市)院長の梶村尚史さん(精神医学・睡眠医学)はこう話す。


 人間の体の働きは体内時計にコントロールされ、各時間帯の活動に合わせて、ホルモン分泌などが行われる。

だが人間の「概日(がいじつ)リズム」は約二十五時間。毎朝日光を浴び、食事を取らないと、体内時計はリセットされず、生活リズムは後ろにずれていってしまう。


 学生時代や長期休暇では就寝や起床、食事の時間は不規則になりがち。
新生活が始まってから変えようとしても、眠気などに関わる身体内部の「深部体温」の上昇や下降、ホルモン分泌などのリズムはすぐには同調せず、睡眠を含めた生活リズムが整うまでには、時間がかかるという。


 明け方近くに寝て、昼前後に起きる「睡眠相(そう)後退症候群」になった場合は治療が必要だ。「光治療器の使用や(睡眠ホルモンの)メラトニン投与を行うが、正常に戻すには数カ月かかる」と梶村さん。

「予防には、平日も休日も一定の時間に起きるように」と強調する。

     ◇

 「良い睡眠と目覚めには、リズムが大切」と、睡眠環境の研究などを行う「エスアンドエーアソシエーツ」(同中央区)常務で、睡眠改善シニアインストラクターの安達直美さんは話す。
休日に長く寝たいや場合は「就寝を一時間早く、起床を一時間遅くするなどして“中心”はずらさないで」と助言する。


 「眠気」の出現にもリズムがある。日光を浴びると、メラトニン分泌が抑制されて眠気が取れ、約十四時間後に再び始まる。その一〜二時間後に眠気が起きるため「起床後三時間以内に、四十分ほど光を浴びるといい」と安達さんは話す。


 浴びる光は電灯では不十分なため、窓際や屋外がいい。反対に、寝る直前までテレビやパソコンなどの電子機器を使っていると、メラトニンの分泌が抑制され、良い眠りを得られなくなる。

 また「睡眠欲求がたまるまで約七時間かかるので、夕方の仮眠はやめた方がいい」と安達さん。
昼寝は午後三時までに、十五分程度にするよう勧める。ほかにも睡眠の質を高めることで、気持ちの良い目覚めにつなげられる。


 睡眠中は、脳が活動するレム睡眠と、深い眠りのノンレム睡眠が交互に現れる。スッキリ目覚めるには「ノンレム睡眠からレム睡眠に移っていく段階で起きるといい」と安達さん。体の動きから睡眠の状態を感知し、最適なタイミングでアラームを鳴らす腕時計や、スマートフォンのアプリケーションなどもあり、「上手に活用を」と話す。

     ◇
 意外に気づいていないのが睡眠不足。


 梶村さんは「平日と休日の睡眠時間の差が三時間以上ある人は、睡眠時間が足りていない」と指摘する。
休日の「寝だめ」は避け、平日の睡眠時間を十五分ほど増やすことと、ネットなどの趣味は朝にするよう勧める。


 安達さんは「レム睡眠はストレスを解消してくれるが、後半に多く現れる。睡眠不足になるとレム睡眠が削られるので注意を」と話している。

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2012年04月11日

最初はがんばりすぎず、スロースタートで

香山リカのココロの万華鏡:
私からの「贈る言葉」 
毎日新聞 2012年04月10日 東京地方版


 新年度が始まり、新しい会社、新しい学校、そして新しい町で新生活をスタートさせた人も多いと思う。


 最近は「初対面の印象が大切」などと言われ、まず明るく「はじめまして! よろしくお願いします」と元気にあいさつするところから始めましょう、と思っている人も少なくないようだ。
自己紹介の前に、部屋で鏡を見て笑顔の練習をしている人もいるのではないだろうか。


 もちろん、初対面はどんな場合でも重要だ。
ただ、最初からあまりに自分を元気に見せたり、テンションを上げたりすると、後が続かなくなることもある。いつまでも無理をし続けることで疲れを感じ、「もうみんなに会いたくない」と逆に引きこもってしまう人もいる
 
 私も精神科医として、はじめての患者さんにどう接するか、いつも考えたり迷ったりしている。
診察室に入ってきた人に、「どうぞ、おかけください」と笑顔で声をかけるのは当然だが、あまりに元気いっぱい、「ようこそ、いらっしゃいませ!」などと言うのは場違いだ。
声が大きすぎてもかえって圧迫感を与えてしまう。かと言って、暗い表情になると患者さんはますます落ち込んでしまうだろう。


 試行錯誤の結果、最近ようやくひとつのパターンに落ち着いてきた。「お待たせしました。どうぞお座りください」というところまでは、患者さんの顔を見てなるべく明るく声をかける。
そして、患者さんが腰をかけて「こんにちは」とあいさつをしたら、あとはカルテに目を落としたりパソコンのモニターで生年月日をチェックしたりして、ちょっと視線をそらす。

そうしながら「さて、今日いらしたのは……」などとなるべくいつもの口調で話しかけると、患者さんは自分のペースで「実はですね、先生」と切り出すことができる。

この時点でもじーっと相手の顔を見続けたり、大きな声で「受診の理由を述べてください!」などとすすめたりすると、初対面の相手は緊張してしまうかもしれない。
こちらにとっては診察室は“日常”だが、患者さんにとっては“はじめての場所”なのだ。


 そう、初対面ではお互いに無理をしすぎない。真正面から視線を合わさなくても、ちょっと目をそらしたり手元のメモを見たりしてもよいのだ。

それに、たとえ初対面の印象がいまひとつでも、それから少しずつ修正していくことだっていくらでもできる。最初はがんばりすぎず、スロースタートで。

これが新生活を迎える人へ、私からの“贈る言葉”だ。

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2012年04月19日

短時間睡眠を続けると記憶力が低下する!?

短時間睡眠を続けると記憶力が低下する!?
(SPA! ) 2012年4月18日(水)配信

◆短眠法に医学的根拠はなし、睡眠不足の弊害は多い

 書店を歩けば「4時間半睡眠で成功者に!」「短眠法で人生が変わる!」など、睡眠を削って仕事に励めと謳う書籍がそこかしこに平積みされている今日。

でも正直、こんな意識の高いメソッドになんかついていけない……。

そこで、睡眠医学の観点からも調べてみるべく、梶村尚史氏にお話を伺った。

「人それぞれに必要な睡眠時間は、遺伝子レベルで決まっています。
そのため、誰にとっても8時間睡眠がベストとは言えませんが、本来8時間の睡眠が必要な人が5時間に縮めるのはそもそも不可能です。

『4時間半短眠法』などは短期間なら気合で乗り切れるかもしれませんが、長期的には慢性的な睡眠不足が続く。集中力が出ない、記憶力や理解力が低下、といった弊害が出る懸念があります」

 よかった。医学的に見ても、長時間睡眠が必要な人は一定数存在するようだ。

徹夜での残業のメリットについても梶村氏は一蹴する。
「夜中のほうが集中できるという人がいますが、単にノってきてやめたくないだけのことでしょう。

時差ボケが数日直らないのと同様、徹夜をすると睡眠のリズムが崩れます。寝つきも睡眠の質も悪くなるため、かえって長く寝てしまい、時間を損することになるのです

 そう言われてみれば、深夜残業をした翌日は結局起きられず午前半休をとったり、朝から出社してもボンヤリして仕事が手につかなかったり……。

頑張ったつもりが皮肉な結果に終わることは多い。

【梶村尚史氏】
むさしクリニック院長。専門は精神医学、睡眠医学、時間生物学。睡眠医療認定医。著書に『「寝るのが怖い」がなくなる本』(ワニブックス)他多数
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2012年04月28日

今日の外科・内科・精神科通院。休日でも来てくださいと・・・

日は、午前中 外科→内科→精神科の順で通院しました。

外科は お尻のおでき。先生お願いです。連休なので切開しないで抗生剤をくださいと懇願したら「切った方がいいんだけれど・・・」「2日に通院すること」「休みでも腫れたら、11時なら対応できるから 通院をすること」の条件をのみ 3日分の抗生剤処方される。

内科は 血圧・心臓・高脂血症の月1回の薬処方日。
ところがです、最近胃液の逆流が 時々あるのですが・・と言ったとたん、いじわるっ子のような不気味な笑いで「胃カメラ検査をする??」と聞いてきました。

数十年前 3度挑戦して3度とも 喉の拒否反応がでたので、胃カメラをする位ならバリウムを飲みます、と答えたら 「何十年前のことなの? 今はとってもラクに終わりますよ」と次に症状がでたら 挑戦してみようね ですって。

看護師さん達も「私
も出来たんだから 挑戦しよう!!」と激励。
もう30年近く通院していると みな顔見知りなのが 良いのか 悪いのか・・・

精神科は 今年から初発症の時にお世話になった先生が担当。

「あの頃は いつ自殺するか 通院で顔をみるまで 心配でした」と・・・。
今でも疲れやすく 気力・食欲がない時が多いのですが・・といったら 「ゆとりが少しでもあったら、好きだといっていた映画を 映画館で見られるといいですね」「だけど ムリはなしよ」で 次までの宿題が 映画館のスクリーンで映画を見るになりました。
これが 難しいのです。だからいつもDVDがでるまで 我慢なのですが・・、今回こそ やりとげたいです。

それと やっとなぜ店の好き嫌いがでるのか わかりました。

お釣りの渡し方が 手に包み込むように 病院・薬局では 渡してくれるのと 同じような渡し方をしてくれる店の女の子に好感を勝手に持ち 常連になり、
微妙なのですが 何か早く渡し 早く取れみたいな店は 敬遠しているのに気付きました。
味よりも接客の雰囲気で 選択しているのに気づいた 午前中でした。

北区王子の飛鳥山公園の桜の絨毯は なくなっていましたが、緑の葉の色の変化は 楽しめそうです。今日は 通院が目的で疲れたので 遊歩道を歩きながら 命の瑞々しい惠みを浴びて帰宅しました。

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女子会と聴いて覗けば、六十代…サラ川

2012年4月27日18時40分 読売新聞)


 第一生命保険は27日、恒例の「サラリーマン川柳コンクール」のベスト10作品を発表した。

 
不況などで将来への期待を持ちにくい中、「『宝くじ 当たれば辞める』が 合言葉」が1位だった。

 2位には、年齢に関係なく元気な日本女性の姿を反映し、「女子会と 聴いて覗(のぞ)けば 六十代」が選ばれた。
 人気ドラマ「家政婦のミタ」のセリフと絡めた「妻が言う 『承知しました』 聞いてみたい」(3位)、普及するスマートフォンの扱いに慣れない中年世代の悲哀を描いた「スマートフォン 妻と同じで 操れず」(4位)も上位に入った。

 東日本大震災を経て、普通の日常への感謝を表現した「何気ない 暮らしが何より 宝物」は6位だった。

今年2月に選ばれた入選100作品の中から、約13万票の投票で決まった。

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2012年05月01日

5月のスタート、外科に通院します。

今日から5月。
勤務中の時でしたら 組合役員としてメーデーに年休をとり 参加していたのですが、うつ発症以来 参加できないでいます。

昨年は、新婦人の会の方々が アメつきのビラを駅頭で配っていたのですが、今年はどうかな??

今日の朝、化膿止めを飲んでいたのですが、全身寝汗。おできをさわると以前より化膿が進行で大きくなっていました。
昨日の風呂で菌が侵入したみたいです。

予定より1日早めて これから通院します。

「置き手紙」などの交流は、帰宅後になることをお許しください。

いくら引きこもりに近い生活でも 痛みと痒さには我慢できずに 重たい心身をひきづって 病院へ通院です。
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2012年05月02日

甘え?若年ホームレス

香山リカのココロの万華鏡:甘え?若年ホームレス
毎日新聞 2012年05月01日 東京地方版

 路上生活者に雑誌を販売してもらい、仕事を提供して自立を応援する事業「ビッグイシュー」は、いまでは多くの人に知られる存在となった。

そのビッグイシュー基金が、このたび「若者ホームレス白書2」をまとめた。
その冒頭には、2008年のリーマン・ショック以降、40歳未満の若いホームレスが急増している、という衝撃的な事実が記されている。


 「若いのに仕事も家もない人」と聞くと、「やる気がないだけなんでしょう」と思う人もいるだろう。しかし、白書からは単に「やる気がない」だけではすまされない、彼らの複雑な事情が浮かび上がってくる。


 意外に感じるかもしれないが、20代、30代のホームレスの多くは、就業経験どころか正社員の経験も持つ。

白書に取り上げられているある若者は、過去に仕事で受けたトラウマがもとになり、働くことが怖くなり、身動きが取れなくなっている。

「職場いじめ」を受けたという20代の若者の言葉が痛々しい。
「ホームレス状態でいることはもちろんイヤ。でもそれと同
じくらいの恐怖が働くことがある」

 もちろん、「そんなの、甘えだよ」という声があるのもわかる。しかし、甘えているわけではない。
彼らは「困難にぶち当たっても、耐えたりまわりに相談したりすればなんとかなるはずだ」と思えない。自分のことも他人のことも、まったく信頼できないからだ。


 白書を読んでいると、彼らがホームレス状態から脱出するためには、仕事や住まい、準備資金などを与えるだけでは不十分だ、ということがわかってくる。

彼らにもう一度、世間や他人、そして自分のことを信じる気持ちを持ってもらわなければ、何ごとも始まらないのだ。


 では、どうすれば「他人や自分を信頼する気持ち」を回復させられるのか。まず必要なのは、「世の中や人生って悪くないな」と思ってもらうことだ。

ビッグイシュー基金でもホームレスの人たちのサッカーチームを作り、いろいろな大会に積極的に参加しているが、そこで「ホッとできる場所があるっていいな」と感じて立ち直りの一歩を歩み出した若者もいる。

 白書は言う。「若年ホームレスは特殊な現象ではない」。

厳しいこの時代、誰もがいまの職場や地域から「もういらないよ」と言われる危険性と隣り合わせだ。

「ああ、ただの甘えでしょう」と思わずに、仕事も住まいも人とのつながりも失った、若年ホームレスの問題や彼らの胸のうちについて考えてみてほしい。

〔都内版〕
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2012年05月10日

もうしばらく連休モードで無理せずにゆっくりと

香山リカのココロの万華鏡:しばらく連休モードで 
毎日新聞 2012年05月08日 東京地方版

 5月が始まった。


 さわやかな季節の到来に気持ちも晴れ晴れという人はよいが、「連休も終わって気が重い」「なんとなく疲れが取れない」という人もいるのではないか。

俗に「五月病」と言われているが、とくに大学1年生、新入社員、新婚の主婦など、この春に大きく環境が変わった人はこの時期、注意が必要だ。

しかも、志望校に合格したなど努力が実って変化を迎えた人ほど、緊張がややゆるむことでそれまでの疲れがどっと出て、気持ちの落ち込みやからだの不調などにつながる場合がある。


 実は、今年はこの「五月病」の状態になる人が、いつもの年より多いのではないかと心配している。

昨年の震災を経て、被災地からは「4月から決意も新たにスタートを」という声が聞こえてくる。
ようやく元の場所で再開された学校もある。
また、原発から半径20キロ圏内でも、放射線量の比較的低い一部の地域への立ち入りが可能となった。
被災地以外でもこういった復興への歩みを見て、「私もしっかりやろう」と自分に言い聞かせている人もいるはずだ。

 この震災以降の人々のがんばり、前向きな気持ちは、本当にすばらしい。あきらめないこと、信じ続けることの力を感じさせられる。しかし、がんばればそれだけ心身のエネルギーは使われる。
そうすると、どんなに「負けないぞ」という気持ちはあっても、やっぱり疲れるしペースも落ちてくる。

 私は「五月病」は、決して病気ではないと思う。それは、「がんばったんだから、少しは休もうよ」というあたりまえのからだからのサインだ。

むしろやってもやっても疲れることもなく、ハイペースで飛ばし続けられるほうが恐ろしい。その果てに待っているのは、パタッと倒れて起き上がることもできなくなる「燃えつき状態」だからだ。


 本当は、ゴールデンウイークを「五月病休暇」として、もっと長くすればいいのに、と思う。このあたりで2週間くらいまとまって休みを取って、とりあえず新年度のスタートを切った自分をほめながら、少しみんなでゆっくりしたほうがよいのだ。

 もちろん、実際にはそんなことはできないが、せめて気分だけでもそうするのはどうか。
つまり、もうしばらく連休モードで無理せずにゆっくりと5月のよい気候を楽しみ、勤めている人はなるべく明るいうちに会社を出て、春の夕暮れを楽しんでみるのだ。

「なんだか五月病みたいなんで、お先に失礼しまーす」と、この“春の病”をときには利用してみてはどうか

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2012年05月14日

教師と心の病 業務負担の再点検で予防図れ

教師と心の病 業務負担の再点検で予防図れ
(5月14日付・読売社説
 

心の病を抱える教師が増加傾向にある。


 職場でのうつ病などの増加は社会問題化しているが、教師の場合、一般患者数の伸び率をはるかに上回るペースだ。


 文部科学省が「深刻な状況にあり、子供たちにも影響が出る」と懸念するのは当然である。


 こうした教師の約半数は、異動で勤務先が変わってから2年未満に休職しているという。

4月から新たな学校に赴任した教師も多かろう。

校長など管理職は、十分に目配りをする必要がある。


 同僚と雑談を交わす機会が乏しく、孤立しがちな人が精神疾患に陥りやすい、との指摘もある。

そんな観点から職場環境を見直してみることも大切ではないか。


 精神疾患の休職者は40〜50歳代に多い。学校で指導的立場となる年代である。


 最近は、副校長や教頭になっても、自ら希望して一般の教師などに降格するケースが目立つ。

保護者からの苦情に耳を傾け、若手教師の育成にも当たらなければならないなど、業務が集中しがちなことも一因なのだろう。


 仕事の重圧が精神疾患につながっていないか、学校組織の中で仕事の分担を点検し、改善を図っていくことが肝要である。


 対策に乗り出した教育委員会もある。
例えば都教委では、定期健康診断時に全教師を対象にしたメンタルヘルスに関する調査を実施している。

精神面で問題があれば早期に見いだし、適切な治療につなげるためだ。


 ただ、こうした調査を行っているのは都道府県と政令市の15%、市区町村では4%にすぎない。


 
文科省は現在、有識者会議で教師の精神疾患の予防策作りを進めている。

効果の出ている取り組み事例を集め、教委や学校が情報を共有できるようにしてほしい。


心配なのが、東日本大震災の被災地である。

教師たちの多くはこの1年余り、自らも被災しながら、避難所の運営から放課後の子供たちの学習支援まで、力を尽くしてきた。

精神的な疲労もたまっていることだろう。


 宮城県教委の調査では、教職員の2割が体調不良を訴え、津波の被害が大きかった沿岸部では3割がストレスを強く感じていた。


カウンセラーの配置など、
国の継続的な支援が求められる。

2012年5月14日01時35分

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2012年05月16日

香山リカのココロの万華鏡:リハビリは一歩ずつ 

香山リカのココロの万華鏡:リハビリは一歩ずつ 
毎日新聞 2012年05月15日 東京地方版

 さて、ここでクイズです。

「うつ病で仕事を休んでいる人が復職するときには、からだの故障と同じようにリハビリが必要」。これはマルかバツか?


 今や多くの人が、「マルだよ、常識でしょう」と答えるだろう。
そう、うつ病が良くなってきて主治医が「そろそろ復職も考えましょうか」と言っても、「じゃ、来週から」とフルタイムの勤務に戻るのはおすすめできない。

たとえブランクがそう長くなくても、通勤や会社でのあいさつ、メールのチェックなども思いのほか、エネルギーを使うもの。

「まずは電車に乗る練習」「次は会社に入ってあいさつだけして、すぐに帰る」「なれてきたら朝礼に出て1時間だけパソコンに向き合う」というように、段階的に復職するほうが結果的にはスムーズに仕事に戻れ、再発も少ないことがわかっている。


 とはいえ、実際に勤務している会社を使ってリハビリができるところは、まだそう多くない。「ほかの社員の手前もあるし、午前中だけ働いて帰る人がいるのはどうも」「リハビリ期間も休職扱いでしょう? じゃ電話を取ってもらうこともできないし」と難色を示される場合もある。

そういう人たちのために、病院やクリニックで復職支援プログラムを提供するところも増えた。
会議室のようなところを「模擬会社」に見立て、そこを使って資料の整理をしたり通所者とミーティングをしたりして、“お仕事モード”に慣れていってもらうのだ。
だが、いくら設備が整っていても、そこはやはりホンモノの会社ではない。集まっている人たちも勤務先や職種もバラバラ、戻るべき職場とはやはり違う。


 また、近くにはそういうプログラムを行っている施設がない、という人は、自分ひとりで自主リハビリをしなければならない。

朝起きて図書館に行く、コンビニに行って新聞を買ってきて記事をまとめてパソコンに入力、などそれぞれが工夫して仕事のペースを取り戻していかなければならないが、やっぱりちょっとたいへんだ。


 さらに主婦や学生の場合は「段階的な育児復帰」や「リハビリ学習」といった制度などないので、ある日、いきなり「さあ、今日から元通りにがんばって!」ということになる。

 ケガをしたプロ野球選手も、回復してきたらまずは肩ならしから始め、ファームなどで少しずつ実戦になれてから、晴れて1軍復帰となる。

うつ病などの心の病でもそれは同じ。時間をかけて元の場所に戻ればいいんだよ、とみんなが考え、ゆっくりリハビリできるシステムや施設がもっと増えてほしい。

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2012年05月22日

危険!症状を悪化させるNG心理カウンセラーの特徴3つ

危険!症状を悪化させるNG心理カウンセラーの特徴3つ
2012年5月21日(月)23時0分配信 Menjoy!

新社会人の皆さん、五月病にはかかりませんでしたか? 

ストレスの多い現代社会で、自分や彼氏のうつなど、心の病を懸念して、「カウンセリングを受けてみよう」と思ったことのある人も少なくないのではないでしょうか。


「心理カウンセラーと言っても、ピンキリですよ。
カウンセリングを受けて、症状が悪化してしまう場合もあります」

こう語るのは、現役心理カウンセラーのyanagiさん。それでは、どんな心理カウンセラーが危険なのか、教えていただきましょう。



■1:肩書きがたくさんあるカウンセラーは危険


「心理カウンセラーになるには、実は特別な資格は要らないんです。

私も含めて、多くの心理カウンセラーは何かしらの団体が発行した資格を所持していますが、別に無資格で心理カウンセラーを名乗っても、罪にはなりません。


逆に言うと、たくさんの資格を所持しているからと言って、必ずしも素晴らしいカウンセリングができるという証拠にはならないのです。


会社が運営しているスクールや、無認可の大学への入学を勧められ、高い学費を請求されてしまう可能性があります」

そんなことがあるんですね。

カウンセリングには“お金がかかる”イメージもありますが、そこのところはどうなのでしょう。




■2:最初に料金を提示しないカウンセラーも危険


「はっきり言って、カウンセリングの料金は“水モノ”です。カウンセラーの言い値でどのようにでも決められます。


また、心理カウンセラーの看板を掲げていながら、妙な会社の代表だったり、日本国内で認可されていない大学の校長だったりする人は、避けたほうが無難かもしれません。


その良心的な相場としては、1時間のカウンセリングで1万円と言われていますが、倍以上の料金を取るカウンセラーもいれば、もっと安い料金を提示してくれるカウンセラーもいます。


最初にきちんと料金についてカウンセラー側から提示があるのが基本ですが、不安であればカウンセリングを受ける前の申し込みの時点で相談してみるとよいでしょう」

なるほど、そうなんですね。では、他に注意することはありますか?



■3:おしゃべりすぎるカウンセラーも危険


「心理カウンセラーは、人の話を”聴く”職
業です。
なので、妙におしゃべりで口数が多いカウンセラーはあまりよろしくありません。


自分が話したいことを話そうとしても、カウンセラーが一方的にまとめてしまって、カウンセリングが終わっても頭の中に“?”が浮かんでいる……なんてことが起こり得ます。


日本人なのに日本語が怪しくて話がうまく伝わらないカウンセラーも、避けたほうが無難でしょう。
なのにそういうカウンセラーに限って、次の予約を積極的に取ろうとするから困りますよね」


いかがでしたか? 

心が重たくなってきたら門を叩きたいところですが、叩く門を選ばないといけないのですね


【参考】
※yanagi・・・1978年生まれ。作家、フリーライター、心理カウンセラー、サプリメントアドバイザー。
メールカウンセリングサイト『ysカウンセリングルーム』、ライタースタジオ『スタジオY』主催。元バーテンダーでもあり、キャバクラ・スナック等のネオン街の裏事情にも明るい。
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2012年05月23日

脱自殺大国 若者救うネット広げて

脱自殺大国 若者救うネット広げて
2012年05月23日 東京新聞社説

多くの若者が死の瀬戸際に追い込まれていないか。

内閣府が公表した自殺対策をめぐる意識調査の結果はそんな警鐘を鳴らしている。

未来を担う前途ある人材だ。国を挙げて生きる力を支えたい

 28・4%とは衝撃的だった。今までに本気で自殺したいと思ったことがあると答えた二十歳代の割合だ。成人の全世代で一番高かった。男性は五人に一人、女性は三人に一人に上った。

最近は十五歳〜三十歳代の死因のトップを自殺が占めている。結果に本音が表れているとすれば、将来の予備軍に陥らないか気掛かりだ。

年間の自殺者は十四年連続で三万人を超えている。中高年が大半とはいえ、三十歳に満たない若い世代が毎年のように四千人前後に達する事実は見過ごせない。


 国は五年目を迎えた自殺総合対策大綱を見直している。

中高年層はもちろんだが、限りない可能性を秘めた若年層を守る手だてにもっと力を入れたい。


就職がうまくいかないのを苦にして自殺した三十歳未満の人が二〇一一年は百五十人いた。
リーマン・ショック前の〇七年の二・五倍だ。未遂だった人もいたに違いない。事態は深刻化している。


 NPO法人自殺対策支援センターライフリンクによれば、自殺を考える人の多くは生活苦や多重債務、家族の不和、うつ病などいくつかの悩みを併せて抱えているという
就職でのつまずきが引き金になる恐れがある。


 求職中の若者が接する大学やハローワークにゲートキーパー(門番)の知識や技能を習得した担当者を増やしたい。

相談の場で不眠を打ち明けたり、借金や家庭のトラブルを訴えたりしたら精神科医や弁護士らにつなぐ役目だ。

相手の隠れた悩みに気づき、専門機関に連絡して支援を受けたかどうかまで見届ける。

富山県などでは理美容師にゲートキーパーになってもらう動きもある。

 今の若者は失業や貧困、過労といった光景が当たり前の時代に育ってきた。

就職の失敗は人生の敗北と感じるのだろう。

貧困や障害、不登校などの困難を抱える若者の「たまり場」を主宰するNPO法人さいたまユースサポートネットの青砥恭さんの印象だ。

 ありのままの自分を取り戻せるそんな居場所も自殺の歯止めになっている

勝ち負けだけが物差しではない。

人とのつながりを土台にした多様な選択肢のある社会をつくる

大綱の精神としたい。

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2012年05月24日

香山リカのココロの万華鏡:子育ての醍醐味

香山ココロの万華鏡リカの:子育ての醍醐味 

毎日新聞 2012年05月22日 東京地方版


 私は児童精神科医ではないのだが、通院している患者さんからときどきこんなことをきかれる。
「先生、私じゃなくてウチの子どものことです。小学生なのですが落ち着きがなくてすぐに木登りをしたがって……。
発達障害なのでしょうか?」「中学受験が近いのにマンガに夢中で勉強にあまり関心がないのです。そういう発達障害もあると聞いたのですが」


 たしかに幼児や児童の発達障害は、「早期発見、早期介入が大切」と言われている。
早いうちから専門のプログラムに導入することで、コミュニケーションや対人関係の能力に改善が見られる子もいる。

とはいえ、私が相談を受けるようなケースでは、子どもたちは乳幼児期健診を受け、小学校でも大きな問題はなく友だちと遊んだり学校行事に参加したりしてきたわけだ。

ほとんどの場合で、親が心配しているような問題はないと考えられる。

 以前、ある母親があまりに「本当に心配なんです」と繰り返すので、「もし必要なら専門医を紹介するから一度、連れてきてみては?」と話し、小学4年生の息子を診察室に連れて来てもらったことがあった。

初めての診察室で若干、緊張ぎみではあったが、「ゲームが好き」とのことでその話題になるととたんに目が輝いて、あれこれ語り出す。

母親が言うような「外の世界にはまったく無関心」「他人との会話が成立しない」などという特徴など、まったく感じられない。

 「あのー、ご心配の発達障害の可能性はないと思います。
勉強よりゲームに熱心、ってこの年頃だと誰でもそうだと思いますが……」と正直に伝えると、母親は驚いた顔をした。

「えっ! そうなんですか。同級生の多くは塾に通っていて、自分から進んで中学受験したいと言っている子も多いんです。ウチの子だけがやる気がないんですよ」

 それを聞いて、今度は私のほうが驚いた。

遊びたいさかりの小学生が自分から塾に行ったり自ら受験勉強したりするだなんて、
むしろそっちのほうが心配だ。

親や先生の言うことをきかずに困らせたり、おとなの目を盗んで遊んだりするのが、本来の子どもというものなのではないだろうか。

もちろん、私もそんな子どもだった。


 わが子が自分の理想や期待と違うのは、親にとっては心配の種だろう。

でも、子どものワガママに振り回され、「まったくもう!」とため息ついたりすることこそ、実は子育ての醍醐味(だいごみ)なのではないのか。

子どものいない私は、「わが子に手を焼いてみたかったな」とつくづく思うのだ。

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2012年06月01日

香山リカのココロの万華鏡:新旧のバランス 

香山リカのココロの万華鏡:新旧のバランス 
毎日新聞 2012年05月29日 東京地方版


 精神科医が多数、参加する学会に出席した。
最先端の遺伝子研究や新しい薬物療法などの発表が相次ぎ、カタカナや英語のメモを取るのもひと苦労だったが、一方でまったく逆の話も多かった。


 たとえば、がんなどの重い病気があって入院している人が、昼と夜のリズムが逆転してしまうことがときどきある。

そういう場合、内科の先生に頼まれると精神科医は、「じゃ、睡眠導入剤を処方しましょう」と言いがちだ。

しかし、その道のベテランの医師はこう言った。


 「眠れないからすぐに睡眠薬、ではなくて、たとえばベッドを窓際に移してみる、というのはいかがでしょう。
それだけでも一日のリズムが戻ってきて、夜は眠れるようになれることも少なくないのです」


 ほかのシンポジウムや研究発表でも、「すぐに薬を出さずに、話を聴きながら様子を見る方法もあります」「高度な検査装置がなくても、まずは目の前の患者さんをしっかり診察しましょう」といった発言、アドバイスを何度も聞いた。

つまり、ひとことで言えば、「科学や技術に頼らない診断、治療を大切に」ということだ

 「なるほど」と私は深くうなずいた。

私が勤務している診療所は最近、全面的にカルテがパソコン化されたのだが、そうなるとつい「えーと、これとこれの検査をして、この薬を出して」と診断から治療までをパソコンの画面だけで計画してしまいそうになる。

しかし、本当に大切なのは「夜、何度も起きてしまうのですね。……もしかして日中、昼寝してませんか? え、してる? じゃ、少し昼間は外に出て、からだを動かしてみましょうよ」と原点に戻り、アナログ的な診断やケアを忘れないようにすることではないだろうか。


 とはいえ、「認知症の脳血流シンチ検査はどうなるか、って? ああ、私、むずかしいことや新しいことはいっさいわからないし、あくまで患者さんをじーっと診て診断したいから」と科学を拒否するのも、また医師としては問題のある態度といえる。

結局は、言うまでもないことだが「新しいものと昔ながらのものをバランス良く」ということになろう。

でも、この「バランス良く」ということほど、人間にとって実行するのがむずかしいものはない。

たとえばダイエットをしようとして、完全に食事抜きにする期間と反動でドカ食いをする期間を繰り返している人はいないだろうか。

私もダイエットではよくそんな失敗をするのだが、せめて診察室では「新旧バランス良い治療」を心がけたい。

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2012年06月06日

香山リカのココロの万華鏡:三枝さんの「充電」 

香山リカのココロの万華鏡:三枝さんの「充電」

毎日新聞 2012年06月05日 東京地方版 


 ある新聞に連載されていた桂三枝師匠の自叙伝を、楽しみに読んでいた。

ずっと第一線で活躍しているイメージの三枝さんだが、40代で「自律神経失調症」と診断され、レギュラー番組をいくつも降板したことがあったと知って驚いた。

「どうき・息切れがして視野も狭くなる。心配ごとがあると、そればかりが頭を占拠してしまう」と相当につらい状況だったようだ。


 その当時は「レギュラー番組が減ると、そのまま芸能人人生が終わるようで、焦りもあった」という三枝さんだが、今では「むしろよかった」と振り返る。

働きづめの状態から解放され、これまでできなかったことにも手を伸ばす「充電期間」になったからだ。


 絵を描いてみたりソフトボールチームの監督を引き受けたり、と三枝さんの「充電期間」はなかなかパワフルに見えるが、それでもその間はやはり「仕事ができない」という不安もあっただろう。

しかし、そこであわてずにじっくりと好きなことに取り組んでいるうちに、症状も次第に治まってきたようだ。

そして、結果的にはいろいろなことを気ままに行ったおかげで、「人生の引き出しの数と幅がぐっと広がり、芸の基礎体力が養われた」とのこと。

もっとも理想的な療養生活と言えるだろう。


 ただ、強調しておきたいのは、そうやってプラスに振り返ることができるようになるまでには、相当の時間がかかることだ。

三枝さんの場合は「10年もすると、意欲や気力が高まってくるのを覚えた」と述べている。


 「えっ、10年! 私はそんなに『充電期間』を取ることはできない」と思う人もいるだろうが、10年間、ずっと仕事をせずに休みなさい、というわけではない。

調子を崩しても、半年から1、2年で通常の仕事や家庭生活に復帰できる人も少なくない。
その場合でも、すぐに全力で走り出せばまた倒れてしまうことになる。

「そうか、あの三枝さんも10年かかったんだ」と自分に言い聞かせ、少なくとも5年は「心の充電期間」と考えて少しペースダウンしたり、趣味や休養に時間を割いたりしてみてはどうだろう。


 もちろん、なかなか思うように回復せずにあせっている人も同じように、「三枝さんでも10年」と自分に言い聞かせることをおすすめしたい。

私もすでに診察室で何度も「ほら、あの三枝さんも」と記事を見せながら、患者さんに説明している。

庶民の味方の師匠なら、「いつもそればっかり言われたら、困りますわ」と言いながらも、笑って許してくれることだろう。

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2012年06月09日

自律神経は大丈夫か=近藤勝重

しあわせのトンボ:自律神経は大丈夫か=近藤勝重
毎日新聞 2012年06月08日 13時25分


 電車が入ってくる。満員だ。東京行きの快速である。以前ならかまわず乗っていたが、今はすいた電車を待つ。

次、さらに次と待てば空席のある電車が必ずやって来る。

すいた電車は各駅停車がほとんどながら、ゆったりしてゆっくり走る各停のほうが体になじむ。

逆に、人を詰め込んでのスピードを拒む心身というのは、自律神経とかかわってのことだろう。

 
 仕事柄、あれはどうか、これはどうか、と情報を求め、神経を擦り減らす日々を過ごしてきた。その処理に一分一秒を争っていても、体も心も存外平気だった。

が、そういう日々の積み重ねは侮れないものらしい。記者生活も30年近くになろうかというある日、目がぐるぐる回り出し、気がつけば病院のベッドに倒れ込んでいた。


 以来、生活習慣を見直し、改めた。とにかく早朝に歩く。歩いて帰ったらお茶をいれ、仏壇に花を供え、姿勢を正してお経をあげる。

そうして一日のスタートを切って、と書くと、大層な印象を与えそうだが、ぼくなりに心身のバランスを取っているに過ぎない。


 この国で暮らしていると、よほど注意しないと、情報の急流に身をさらすことになる。

流れはあふれんばかりの情報と共に国中を巡っているから、下手をするとあっぷあっぷとなってしまう。そうなるとどうなるか。

ぼくの場合は自律神経の不調−免疫力低下−がん発症となったわけで、仕事に追われると、自律神経は今も気になる。


 脅すつもりは毛頭ないが、今日のネット社会に伴う情報量の増大は、心臓や血管などの機能を自動的に調節する自律神経に影響を与えずにはおくまい。

過剰なつながり、とりわけ無意味で刺激的な情報にあおられていないか。

そのチェックと警戒を怠らず、必要な情報を選択できるようになれば、心身は随分とリラックスできるだろう。


 さて、今朝もぼくは各停の電車に乗って車窓に目をやった。時折、新緑に目が染まるのはこの季節ならではだ。

といって心中、それほど穏やかでないのは、この国の行く末が案じられるからだ。

日本を生体と見て診断するなら、コントロール機能の自律神経は、すでに変調をきたしているのではなかろうか。

あれほどの大事故を見た原発を再稼働させようなんて何事か。

「私の責任で」という首相の言葉にはあきれ果てる。いや大変だ。本当にこの国はどこへ行こうとしているのか。


(専門編集委員)

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2012年06月25日

香山リカのココロの万華鏡:“心の師”原田医師の死

香山リカのココロの万華鏡:“心の師”原田医師の死
毎日新聞 2012年06月19日 東京地方版

 先週は悲しいできごとがあった。
尊敬する精神神経科医、原田正純さんが77歳で亡くなったのだ。

原田さんは鹿児島生まれ、熊本大学を卒業した後、生涯を熊本で過ごし、水俣病や三井三池炭鉱事故の後遺症などの問題に取り組み続けた。


 実は私は、ひそかに原田さんを“心の師”だと思ってきた。
かねてからその著作や論文を読み、「一貫して弱い立場の人たちのために」という姿勢に敬服してきた。

そして、そのよりどころがただの同情や社会への憤りではなく、あくまで医学者としての緻密な研究の成果であることにもしばしば感銘を受けた。

ともすれば思ったことを安易に口に出してしまいがちな私は、原田さんからいつも「それは実際の症例やデータに基づいての発言ですか?」と問いただされているような気がしていた。


 とは言っても、私は原田さんと直接、話したことがないばかりか、その姿を見たことも実は1度しかない。それは、昨年の日本精神神経学会の学術総会の場であった。「先達に聴く」というシリーズのひとつとして、原田さんの講演が行われたのだ。

水俣病や炭鉱事故の後遺症の患者さんの診察を通して、原田さんはそれまでの医学の常識を次々に覆していく。

たとえば、水俣地区で子どもに先天性の神経疾患が多発するのを目の当たりにして、原田さんは「胎盤は毒物を通さない」という定説に疑問を抱く。

そして、長年の研究の結果、ついに有機水銀が臍帯(さいたい)を通過している事実を発見し、胎児性水俣病の存在が明らかになる。

妊婦も毎日、水俣湾で取れた魚を食べているという暮らしぶりを見てきた原田さんには、それ以外の原因は考えられなかったのだ。

穏やかながらはっきりした口調で、原田さんは言った
「その地の暮らしを知らなければ、診断もつかないのです」


 私も診療所ではたくさんの患者さんを診て、雑誌や新聞などではたくさんの人の問題をこうして原稿に書く。

しかし、私は原田さんのように、その人たちが生きる土地や時代の「暮らし」をしっかり知っているだろうか。からだや心を病み、弱い立場に陥った人たちのために、どんな権力にもものを言う潔さを持っているだろうか。そう考えると、ちょっと自信がなくなる。

私はどうがんばっても原田さんのような医者にはなれそうにないが、それでもこれからも繰り返しその著作を読み返し、いつか天国でお会いしたら「まあまあでしたね」と言ってもらえるような生涯を送りたいと思っている。

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小沢一郎・元代表と和子夫人 「離婚報道」に至るまでの経緯

小沢一郎・元代表と和子夫人 
      「離婚報道」に至るまでの経緯
2012年6月25日(月)7時0分配信 NEWSポストセブン


 民主党の小沢一郎元代表と和子夫人の離婚騒動がメディアを賑わせている。

週刊文春は6月21日号で「小沢一郎 妻からの『離縁状』」というタイトルで和子夫人が後援会関係者に書いたとされる手紙を掲載した。
一体、小沢に何が起きているのか、本誌がレポートする。(文中敬称略)


 和子の変調は小沢の地元や支持者の間では早くから知られていた。


 それまでの和子は、永田町での活動に集中する小沢の代わりに、文字通り「金帰火来(きんきからい)」で毎週のように選挙区に帰って、いわゆる「票田の草刈り」に没頭した。

後援会を切り盛りし、有権者の声を聴き、それを小沢に伝えた。

小沢も和子を政治的にもかけがえのないパートナーと頼り、和子が岩手から戻ってくる日には、いつも利用していた夜10時着の新幹線を東京駅で迎えることが習いとなった。


 一方で、これも多くの家族が抱える問題として、小沢の母・みちと和子の微妙な関係も存在した。
みちは夫・佐重喜、そして息子・一郎を支えた鉄壁の後援会を築き上げた原動力だった。
その自負と小沢への愛が、あるいは和子を嫁として迎える心のハードルになっていたのかもしれない。


 やがて、みちが病に倒れてからは、後援会を支える重責は和子の双肩にかかり、和子はその役目を見事に果たしたが、病床のみちは和子を完全に受け入れはしなかった。
その献身的な看護を拒否することもあったという。時には医療スタッフの世話さえ善しとしない頑迷さを見せたとされる。


 当時、若き自民党幹事長として飛ぶ鳥落とす勢いだった小沢は、妻と母の確執の間で、母の介護という難題も抱えることになった。
時には、小沢自ら母の口に食事を運ぶこともあった。


 みちは1995年に他界した。


 それからの和子は、小沢王国の大黒柱として駆け回ったが、その頃から政界、マスコミ界の絨毯爆撃のような小沢への人物破壊が激しさを増し、和子の使命感や誇りにも影響を与え、心身の屈折を生じさせたようだ。


 和子の言動に変化が生じてきたことは、家族だけでなく、後援会でも心配の種になった。
日に日に変わっていく姿に周囲の心痛は大きかったに違いない。

小沢にも悔恨が沈殿していった。
時にはありもしないことを口走り、根も葉もない中傷と知る噂で小沢を激しくなじることもあったという。


 自分の内面、ましてや家庭の“阿鼻叫喚(あびきょうかん)”の様を語ることなどありえない。
内なる葛藤を抱えながら小沢は政権奪取にひた走った。
それを止めることは誰にもできない。
それこそ小沢における政治家の摂理なのだ。
夫婦の関係は難しくなるばかりだった。


 やがて和子は世田谷区にある小沢邸の敷地内に別棟を建て、そこで生活するようになった。それが「別居」と報じられたこともある。


 和子は、あんなに心血を注いできた後援会活動にも、実弟が亡くなった10年ほど前から、ぷっつりと姿を見せなくなって家に閉じこもるようになった。

これは後援会関係者なら誰もが知る事実だ。
「小沢家の問題」を取材するマスコミも、きちんと地元に行けば簡単に確認できるはずである。


 その頃でも小沢は、毎夜9時過ぎには自宅に帰ることを決め事にしていた。
和子との会話はほとんどできなくなっていたが、それでも、指呼の間(しこのかん)にいる和子が昔日のように「パパ!」と声を掛けてくるかもしれない。
そんな期待も秘めていたのだろう。


 しかし現実の和子は、ますます猜疑心や妄想にとらわれるようになり、最も信頼している次男以外の言葉は受け入れないほどに憔悴を見せるようになった。

いきなり秘書に小沢のスケジュールを詳細に報告させ、その立ち寄り先に片端から連絡して、「小沢は本当にそこに行ったのか」と詰め寄る異常な行動が周囲を驚かせる“事件”も起きた。


 次男と小沢の関係にも暗雲が立ち込めた。
和子の心を救いたいと、実家である福田家の関係者が話し相手になって支えた時期もあったが、そうした努力は誰の目にも不毛で、和子を訪れる人は少なくなっていった。


 父と母、父と弟の間に立って辛苦を引き受けてきた長男も、ついに家を出る決心をした。


 そして小沢は、求められるまま和子に離婚のフリーハンドを与えた。家族の絆を取り戻すことはますます難しくなった。


※週刊ポスト2012年7月6日号

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2012年06月28日

五十嵐徹 死んで花実が咲くものか

五十嵐徹 死んで花実が咲くものか
2012.6.18 07:56 [産経新聞 一筆多論]

 何十年か人並みに生き永らえて、けんかの仲裁と自殺の止め立てだけは、すべきじゃないと思うようになった。

理由は簡単で「割に合わない」からだ。


 「人命は地球より重い」とテロリストを大量に野に放った総理大臣がいたが、福田恆存は、そうした考えは「大変な危険思想」であり「変態」だとまで言い切った。


 個人の生命を最上位におくことは、裏返せば任意に他人の命を奪ってもいいことになるそんな理屈だったと思う。果たして彼らは、釈放後もテロ事件への関与を繰り返した。


 目の前の自殺を押しとどめるのは、人間としての義務だと主張する人たちがいる。そうは思えないと言うと、人非人のように睨(ね)め付ける。


 先日も真っ昼間の東京・六本木で、若い女性の飛び降り騒ぎがあったとテレビのニュースが伝えていた。

警察官が女性に早まるなと説得し、その一方で道路にはクッションを用意する。
いやはや、たくさんのやじ馬で大変な騒ぎだった。


 当の女性は、千鳥足でハラハラさせたかと思えば、ビル屋上の縁に腰掛けて何やら携帯で話し込む。
相手は「口論した」という彼氏だろうか。
さすがに「ほっとけば」の言葉はのみ込んでチャンネルをひねった。


 昔と比較してどうだというわけではないが、心中はともかく、自殺に他人を巻き込んで平気になったのはいつからか。
かつては自殺にも作法があって、華厳の滝でも東尋坊でも、第三者に被害が及ばないところが自殺場所に選ばれた。

5年前、東京・池袋であった飛び降り自殺では、通行人の男性会社員が巻き添えになって死んだ。
こうなると無差別の殺人行為といえなくもない。


 7人が殺害された東京・秋葉原の無差別殺傷事件も巻き込み自殺の変形といえる。事件は8日でまる4年を迎えたが、その2日後、今度は大阪のミナミで2人が無差別に殺された。


 犯人たちに、そもそも本気で死ぬ気があったのか。

自分の死を最上位に置く連中は、他人の死を顧みない
うっかり犯行予告などするから引っ込みがつかなくなるのだ。

本気な人間は、誰にも打ち明けずに、ひっそりと死を選ぶ。


 それでも自殺が罪深いのは、周囲を精神的にも巻き添えにするからだ。

高校と大学で、ごく身近にいた友に死なれた。いまさら悔いても詮無いが、直前まで屈託のない顔を真に受けていたわが身が今も情けない。
当人は本望かもしれないが、いきなり置き去りにされた側は、やはりたまらない


 昨年1年間の自殺者数は3万651人。14年連続で3万人を超えたそうだ。
これでも前年に比べれば1039人少なく、2年連続で減ったという。


 大震災や、この不景気で、自殺者はまちがいなく増えると唱えていた人たちもいたが、日本人は存外しぶとい民族なのかもしれない。


 恋人にふられたり、事業に失敗したりと、理由はさまざまあろうが、やはり、死んだら花実は咲かない。
          (論説副委員長)

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人間に生まれた醍醐味 

香山リカのココロの万華鏡:
                     
人間に生まれた醍醐味
毎日新聞 2012年06月26日 東京地方版 


 毎年、大学1年生の授業で、自己紹介がわりに「今すぐ何かに変身できるとしたら、何になりたいか」という問いに理由とともに答えてもらう。

ここ数年は「ネコ」「鳥」が不動の1位、2位。その理由は、「自由だから」「気ままだから」。つまり、いまどきの学生は自由でも気ままでもない、と感じているのだろう。

“生きもの系”では、ほかにも「大木」「魚」といった答えが多い。


 それに加えて、今年は「風」「空」「雲」といった生きものでさえない、自然現象をあげる学生が増えた。

こちらの理由も「自由そう」「ゆったりしている」と“生きもの系”と同じだが、「でも、空は自分が自由だと感じているかどうかもわからないよ」とちょっと意地悪なツッコミを入れると、学生たちはちょっと困った顔をする。
しかし、そこで「じゃ、やっぱり空はやめて旅人にしようかな」と訂正する人はいない。

彼らはこう答えるのだ。


「いいですよ、何も考えられず、感じられなくても」

 忙しさやわずらわしさから解放されるなら、「これが自分」という意識さえなくてもよい、ということなのか。

「ゆとり世代」などと言われるいまの学生たちだが、実際には時間的にも心理的にもゆとりとは無縁の息苦しい毎日を送っているとしたら、それはとても気の毒なことだ。


 診察室にやって来る人も、ときどき同じようなことを口にする。

「いまの生活を全部やめたい」「私であることをリセットしたい、もう何も考えたくないんです」。そうなった先には気楽で悩みのない時間が待っているという保証は、どこにもない。


 もしかすると、願いがかなって突然、鳥や雲になったりしたときに、「しまった!」と後悔するかもしれないのだ。

「それでもいまよりはマシなはず」と思い詰めている人たちに、どうやって「そんなことを考えずに、いまの生活を続けていきましょうよ」と思ってもらえばよいのか、かける言葉もなかなか見つからない。


 「私は私」と自分であることをはっきりと意識できるのは、人間がほかの生きものと絶対的に違う点だろう。

だからこそ、
私たちは自分を他人と比べたり、さまざまな悩みに向かい合ったりしなければならなくもなる。

それはつらいことだが、それこそが人間に生まれた醍醐味(だいごみ)でもあるはずではないか。

ネコもいいけど、人間も悪くないよ。
学生たちにどうやってこのことをわかってもらえばよいのか、と考え込んでしまう毎日だ。

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2012年06月30日

頑張れない時もある−−職場のうつ、人ごとじゃない

リアル30’s:変えてみる?(7) 
頑張れない時もある−−職場のうつ、人ごとじゃない
2012年06月26日  毎日新聞

「お前すごいな、大したもんだよ」−−友人宅の新築祝いでアラタさん(31)は素直に祝福の言葉をかけることができた。
庭を駆け回る子どもの姿がまぶしい。
うつで苦しんだ半年前ならとてもこんな気持ちにはなれなかった。


 高校を出て東京都内の英語専門学校に入り、22歳で米ニューヨーク州の大学に入学した。
環境学を学び、卒業後は日本の外資系メーカーに就職した。
世界中に支社と工場があり、従業員は10万人超。
国内大手メーカー7社を相手に営業をした。
真面目な性格から、休日も仕事のことが頭から離れなかった。


 取引相手の中に、品質基準が異様に厳しく、クレームの多さで有名な会社があった。
ネジの頭に小さな傷があるだけで納品を断られる。
上司に相談したが、米国の本社は「機能に問題なし」と取り合ってくれない。
板挟みでひたすら謝るしかなかった。
「自分の努力では何もできない。先の見えないトンネルを走り続けているようだった」


 追い打ちをかけるようにリーマン・ショック。

全社で2万人のリストラが発表され、工場の人員削減で納期を守れなくなった。
さらに謝り続けた。
ストレスで休職する同僚もいた。
その間も株主配当は続いた。
「社員より株主が大事なの?」。会社を信じられなくなっていった。

 異常はまず体に表れた。小さな物音で動悸(どうき)がし、夜眠れず、朝は布団から出られなくなった。

うつ病と診断され、休職した。

「人並みの仕事も、人並みの家庭も持てないかも」。自分を責めながら部屋でぼーっと過ごした。1年後に復職したが症状がぶり返し、結局退職した。


 仕事の責任を果たそうとがんばり過ぎ、成長しなきゃと焦り過ぎ、プレッシャーをうまく逃がせなかった。
当時、社内の誰かに相談すれば良かったのに「キャリアを築くために弱みは見せられない」と思い込んでいた。

しばらく療養した実家で、親が「焦らなくていいよ」と言ってくれて、救われた。

医師の許可が出て就職活動を始め、この春なんとか再就職できた。


 今、30代はひたすら忙しく、責任も重い。
一方、ずっと派遣でやってきた友人は正社員になれず苦しんでいる。
自分は運が良かっただけだと思う。

「新卒採用に乗り損ねたり、引きこもったり、派遣で働いたり、病気で休んだり、ちょっとしたことで人生が変わる時代。もう定型はないから、僕も誰かと自分を比べて悩むのはやめた」

 ◇

 コミュニケーション講師の紀々(きき)さん(36)は昨年夏から、那覇市で30代を対象にした「ゆんたく」(おしゃべり)の会を始めた。
初対面の10人が丸く並べた椅子に座り、温かいお茶を前に気持ちを吐き出す。安心してしゃべって安心して帰ってもらう。


「周りにうつの人、いますか?」と尋ねると、ほぼ全員が手を上げる。

「同僚がうつで休職中。
その分私は全然休めず、きつい。その同僚が『気分転換で旅行中です』なんてメールをよこすと、いっそ私もうつになれたら楽かなと思う」−−
一人がそう打ち明けると、別の一人が「分かるー、その気持ち」と応じた。

 職場では絶対に言えないことを、誰かに聞いてもらえるとほっとするものだ。
「うつになるとしんどい。でも『私もうつになるかも』『うつになれる人がうらやましい』と思うのもつらい。
だからここで本音を出し切ってもらう。私にうつは治せないけど、うつになるのを防げたらいいなと思っている」


 10年前から企業や文化サロンでコミュニケーション講座を担当してきた。
ここ数年、上司の世代から「今の30代は弱い」と相談されるようになった。
確かにメンタル面の不調で休職する30代は多い。
「元気がない」「打たれ弱い」「甘えている」とも言われる。同世代としては心配だ。「30代ってそんなに単純?」


 大学4年の時に山一証券が廃業し、就職氷河期を目の当たりにした。
プロのオルガン奏者になったものの仕事が減り、体調も崩して講師に転職した。
30代が生きる時代と気持ちに共感できる。


30代の悩みは仕事や人間関係ばかりではない。

「残業代より時間が欲しい」と非正規社員の同僚をうらやむ正社員女性、正社員の厚遇にあこがれる非正規の男性−−。
立場の違いで30代同士も分断され、一人でもがいている。


 上司が「飲みニケーション」に誘うのは時に逆効果。
彼らの本音は「飲んで好きなことを言えるのは上司だけ」。
居酒屋ではなく、勤務時間中の「スタバ会」を望んでいる。
お酌不要で料金は各自が先払い、意見交換にはそれで十分だ。
でも上司はそのことを知らないし、気づかない。


 「どうせ大した意見を持ってないくせに」「どうせ俺らの意見なんか聞かないくせに」と、お互いに思い込んでいるようにも見える。

最近は20代からこんな声を聞く。「今の30代を見てて、ああなりたくないと思っちゃう」

 30代に元気がないと、社会は元気にならないと思っている。【山寺香、鈴木敦子】

日本生産性本部が2010年、上場企業2243社を対象に実施した調査(有効回答数251)によると、最近3年間に心の病が「増加傾向」と答えた企業は44.6%に上った。
「心の病が最も多い世代」は、「30代」が最多の58.2%に。
企業内で30代にさまざまな負担やしわ寄せが及んでいる実態が浮かび上がる。

また、独立行政法人労働政策研究・研修機構の11年度の調査では、従業員10人以上の民間事業所(有効回答数5250)で、過去1年にメンタルヘルスで1カ月以上休職するか、または退職した人がいた事業所の約3分の1が、対策に取り組んでいなかった。
特に中小企業の取り組み促進が課題となっている。

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医師として薦めたい熱中症対策

清益 功浩医学博士日本小児科学会認定専門医、日本アレルギー学会認定専門医・指導医。
他にも、メンタルヘルスマネジメント始め、法律、経済、化学などについて多岐に渡る資格を有しています。
現役医師として多くの方に正確な情報を提供し、診察室以外でも困っている方の手助けをしていきたいと考えております。

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真夏の電力制限……医師として薦めたい熱中症対策

(更新日:2011年07月05日)

気になる話題やトピックスを厳選 All About ニュース

省エネ、節電が求められる夏。
限られた電力を有効に活用するためには、皆で協力して、うまく快適に過ごす工夫をすることが大切です。
一方で、エアコンを全く使用しないことによる熱中症になることは避けたいものです。今回は、節電時の熱中症対策法をご紹介します。

熱中症の種類・症状

熱中症には、体温が上がるタイプと体温が上がらないタイプがあり、大きく分けると以下の4つに分類できます。
特に頻度が多く、重症化しやすいのは「熱射病(日射病)」です。

  • 日射病(日射病)……体温が上昇するタイプ。重症化すると腎機能が壊れ、尿が出なくなる
  • 熱失神……体温は平熱。顔色が悪くなり血圧が低下して意識がなくなる
  • 熱痙攣……体温は平熱。手足の筋肉がピクピク痙攣する
  • 熱疲労……体温は平熱。気温の暑さで夏バテのような疲労感が出る

熱中症は、子ども、お年寄り、太った人、運動不足の人、体調が良くない人がなりやすいので、注意が必要です。

熱中症になりやすい条件……温度・湿度・日差し

温度計

温度、湿度、太陽の光による反射の熱が熱中症の危険に関わっています


上記の発症要因として共通しているのは、いずれも気温、湿度が高く、風が少なく、日差しが強い環境で起こるということです。

つまり、屋内でも安心とはいえません。
オフィスで座っているだけでも、パソコンなど熱を出す機械が多いと、室温は上がっていきます。
節電でエアコンの設定温度が高めに設定されている場合、パソコン類の近くや日の当たりやすい窓際は、さらに温度が上がってしまいます。

また、温度が適温でも湿度が高いのも問題。

快適とされているのは、温度25℃〜28℃、湿度40〜60%の両条件を満たす場合と言われており、温度が28℃でも湿度が100%なら熱中症の危険は高くなります。

熱中症予防の指標として「WBGT(湿球黒球温度)」というものがあります。これは、気温、湿度、日差しやその地面での反射したときの熱である輻射熱を取り入れた温度です。

  • WBGT 31℃以上 危険
  • WBGT 28〜31℃ 厳重警戒
  • WBGT 25〜28℃ 警戒
  • WBGT 25℃未満 注意

となっています。例えば 気温25℃、湿度50%ならWBGT24℃。気温28℃、湿度100%ならWBGT31℃、という風に評価されます。

ここに、熱中症を防ぐヒントがあります。気温が下がられない場合も、湿度を下げることと、輻射熱を防ぐことが大切ということです。

節電・停電時も快適に! エコと両立できる熱中症対策法

熱中症予防にはエアコンが一番ですが、家庭内での消費電力が最も多いのもエアコンです。
節電を考える場合は、エアコンに頼りすぎず、上手に使用しなければなりません。
エアコンの設定温度を1℃上げたり、稼働時間を短くしたりする必要が出てきます。

エアコンに頼りすぎずにできる4つの熱中症対策法をご紹介します。

■ 汗対策で体温上昇を上手に抑える

汗はあがってしまった体温を下げる働きがあります。汗を効率的に出して、体温を下げるのは重要。
汗をかいた時、汗をそのままにしておくと、汗の発散が悪くなり、体温が上がってしまうので、次のような工夫をしてみましょう。


  • 吸水性のよい下着、衣服を身に着ける
  • なるべくこまめに汗をふく
  • 汗をかきやすい人はできれば着替えを用意しておく

汗をそのままにして、あせもなどができてしまうと、不快度も高くなってしまうので、その意味からも汗対策は大切です。


また、暑さに慣れるためには、発汗機能をうまく働かせる必要があります。適切に塩分補給と水分補給した上で、湯船につかったり、適度な運動をしたり、エアコンの使用を少し控えたりすることで、暑いときにしっかり汗をかいて体温調整をしやすくなり、熱中症予防につながります。

■ 身体の周りの湿度を下げ、汗の蒸発スピードを上げる

扇子

たためて持ち運びに便利な道具、扇子は持っておきたいものです

皮膚の周りの空気を冷やすためにも、風があるのが理想的です。
風があると汗が発散しやすくなります。

もっとも簡単に風を起こせるものとして、昔ながらの団扇や扇子が役立ちます。
扇子は小さくできて持ち運びにも便利なので、鞄などに携帯するようにしてもよいでしょう。

自宅や会社などの屋内では、扇風機の活用を。
単独で使用したり、空気の循環をよくしてエアコンの効率を上げることで、エアコンの消費電力を減らすことにも役立ちます。
最近の扇風機はエアコンと同じで、タイマーがついている機種もあります。
エアコンがオフタイマーが作動してから扇風機の電源が入るように設定しておくと、エアコン稼働時間を短くすることができます。

■ 体を冷やして体温上昇を抑える
発汗以外の方法で体を冷やすこと大切。スポーツなどで熱をもった部分を冷却するのと同じです。

頭が暑いと不快度があがってボーっとしやすくなるので、頭を冷やすのもよいでしょう。
おでこに冷却剤を張ったり、ハチマキのような冷却剤を活用するのも手。
首には頭に行く血管があるので、首を冷やすのも効果的です。

寝ている時にほどよく体を冷やすためには、エアコンの稼動時間を短くするために、冷えた寝具や枕を使うという方法もあります。

■水分補給に努める
汗をかくと、水分、塩分が出てしまうので、水分補給、塩分補給が大切。
塩分などのバランスがうまく考えられたスポーツ飲料等を利用するのも有効です。
ちょっとした喉の渇きを覚える時点では、すでに身体に脱水症状が起き始めているので、こまめな水分補給が大切。
尿が濃い時は明らかに水分が不足しています。

特に、睡眠時、水分補給が無いために、暑い環境の中で寝ていると脱水や熱中症を起こす危険がありますので、汗を多くかく日には水分補給に心がけましょう。

水分補給と言っても、アルコールは控えてください。
アルコールには尿を出しやすくする作用がありますので、尿から水分が失われていきます。
皮膚への血管も拡張しますので、汗をかきやすくなってしまい、体内の水分が失われます。

以上のポイントに注意して、この夏を少しでも快適に乗り切りましょう!
posted by 小だぬき at 16:09 | Comment(0) | TrackBack(0) | うつ病について | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年07月04日

ドナー家族の苦悩

【私説・論説室から】
ドナー家族の苦悩
2012年7月4日  東京新聞

 子どもたちに、どう説明したらいいのか。


 私の妻は脳死による臓器提供を希望している。
それは最大限尊重したい、そう思いながら「分かった」と素直に言えないでいる。


 六歳未満の男児が脳死による臓器提供をした。

ドナー(提供者)の両親の重い決断には敬意を抱く。


 改正臓器移植法では本人の意思表示がなくても家族が承諾すれば提供できるようになった。


 改正で逆に心配になったことがある。

本人に意思表示があれば、周囲から脳死での提供は当然と思われないかという点だ。
この場合でも家族は脳死に対する考えを問われるからだ。


 自分は脳死を死とすることに抵抗がある。まして小学四年と六歳の子どもたちは、体が温かく心臓も鼓動している母親を前にそう納得するだろうか。


 妻の意思を生かそうと思えば、脳死を受け入れねばならない。
提供を拒否すれば、本人の意思を無視したと悩むことになる。
どちらの決断もつらい。

結局、本人の意思表示があっても家族の悩みは尽きない。


 今回の六歳未満児の一連の報道は、脳死が人の死であることを前提にしている。

法律ではそうだからだろうが、それに違和感を覚えた。少し一方的に感じた。


 臓器提供を待つ患者や家族のことを思えば移植医療の意義は理解する。

だが、今回の報道に思わず立ちすくんでしまったのは自分だけだろうか。 

(鈴木 穣)

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2012年07月05日

生活保護、障害年金 受給者の苦悩に配慮を

香山リカのココロの万華鏡:
受給者の苦悩に配慮を
毎日新聞 2012年07月03日 東京地方版

 神奈川県では、生活保護をめぐる連絡会が発足、不正受給の撲滅を目指すという。行政と県警がタッグを組んで不正受給をなくすシステムを作っていくそうだ。


 「たしかに不正受給は問題だけどね」と、こういう話題を耳にすると気持ちがめいってしまう。

実は私の診察室でもすでに何人かが、「障害年金をもらっているがやめたいと思う」「休職中だが今月は傷病手当の申請を辞退したい」などと言い出しているのだ。

親族が生活保護を受給し、自分もいま病気で仕事につくことができないある患者さんは、「やっぱり親族ですから私が仕送りすべきですよね。本当に情けない」と涙を浮かべた。


 みんなそれ以外の方法がなく、ギリギリの生活を保つために、年金や手当をもらっている人たちだ。
断じて不正受給などではない。「あなたの場合、堂々ともらっていいんですよ」などと励ましてみるが、まじめな彼らは首を横に振る。

「だって国の財政もたいへんで消費税を上げようという中、私が公的なお金をいただくのは、申し訳なさすぎますよ。
テレビで不正受給の話題が取り上げられるたび、自分が責められているようで身の置きどころがなくなります」

 私が知っている生活保護や障害年金の受給者は、みなこのような人たちなのだ。

一部で伝えられているような、「生活保護なのに外車を乗り回している」「福祉課の職員を脅迫して申請している」といった例がいったいどこにいるのか、と言いたいくらいだ。


 もし、彼らが役所の窓口に行って「今月でもうけっこうです」と受け取りを辞退したら、その先はどうなるのだろう。
「やる気になればどんな仕事でもあるはず」などと言うのは、健康や人間関係に恵まれている人の発想なのではないか。


 「気持ちはよくわかりました。でも、働けるようになるまでにはもう少しだけ時間がかかります。
それまでは生活保護でしっかり自分の生活を守ってください。

安心して療養に専念してください。世の中への恩返しは、元気になってからでもいいじゃないですか」。
社会からの支えを借りても生き続けるように
、と必死に励ますが、「はあ、そうですか」と答える彼らの笑顔はどことなく力ない。

不正受給を取り締まるのも必要かもしれないが、本当に必要なのに社会的サービスが行きわたっていない人を見つける、というシステムも作ってほしい。

世の中には「誰の迷惑にもなりたくない」と最低限のレベルの生活さえ送れないまま生きている人が、想像よりたくさんいるのだ。

posted by 小だぬき at 07:35 | Comment(0) | TrackBack(0) | うつ病について | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする