2008年10月23日

麻生首相の勘違い?

今日のニュースで 麻生首相の夜の豪遊が問題になりました。
首相曰く、身銭を切っているから・・・とかいろいろ弁明されたそうですが、ちょっと待って欲しい。

首相職とは自衛隊・警察・消防・海上保安庁の最高指揮者ですよね。
酒は飲むなとは言わないけれど、最低限首相在任中は官邸で待機してほどほどで正気を失わない程度にして欲しいと願うのは私だけでしょうか??

危機管理が必要な災害や準戦争自体になるのは 昼間ばかりではないでしょう。少なくとも横田めぐみさんを初め「拉致被害者家族」の思いを心にとめる良心があれば 豪遊は首相退任までしないのが責任ある態度と言えるのではないでしょうか??

金融危機のまっただ中にいて、中小企業・従業員が、資金繰りに苦労している時、なんと庶民感情から遠い「日本のリーダー」の姿に情けなさを感じるのは私だけでしょうか・・・
posted by 小だぬき at 21:27 | Comment(0) | 社会・政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年10月26日

中日の大逆転の夢散る

私は、3位中日が 木っ端微塵に巨人を叩き、リーグ3位でも首位を叩き一発大逆転できれば、壮快なのになぁ・・・と思っていたのに その夢叶わず。

野球でもなんでも、諦めなければ「明日が開ける」と中日の日本シリーズ進出を願っていた方は 私同様に多いのでは・・・と思います。

今年の波乱は阪神の失速で 巨人がリーグ優勝した位で、日本シリーズを含め昨年のような波乱は起きませんでした。何かオリンピックの影響で「巨人選手が使われる機会」が余りなかったことが味方したようです。

何かセ・パ両リーグ覇者同士の日本シリーズ。今年はどっちにしても勝者の優勝セールしか魅力ないなと思う小だぬきです。
posted by 小だぬき at 17:19 | Comment(0) | TrackBack(0) | 社会・政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年10月30日

バナナのブームは??

私を含め世の移り気の早さの象徴が「バナナダイエット」のバナナ。

一時は余程運が良くなければ手に入らなかったものが、今ではいつでも店頭で購入できる。オマケにブーム前より高値安定で・・・。

栄養補給の補助食品として購入していた老人や病人には、品薄も困るし今の値上がりも困る。誰がブームを煽ったのか・・・。

今までダイエットにいいと言われた食品類の「成果」実績を公的機関で公表して貰えないものだろうか??

毎回、違う食品がブームになるということは、単品食物では「効果はない」ことの証明なのだろうか? と疑いたくなる昨今。

世の多数が「これがいい」といっても それは違うという少数派の意見もあったはずなのに・・・。

「裸の王様」のように、どんな権威・権力者にでも間違っていたら「王様は裸だ!!」といえる勇気を持ちたいと バナナブームで思った小だぬきです。
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2008年11月04日

田母~空将論文

なんてこの国は、異端排除・魔女狩りを好むのか、怖くなる「論文」騒動。
現職の空将が部内誌ではなく一般公募論文に投稿したという点は軽率としか言えないが、だからといって「思想信条」と「職務行為」は分けて論議されるものではないだろうか・・・。
歴史というのは、当時の状況や思想・国際情勢・国内情勢などを 当時の視点にたって検証しなければ有意義な教訓を導きだすことはできないはずなのに 現在の視点で「善悪」を決めようとする。この二者択一論で分析したところで どんな教訓が導きだされるのか・・・。

私は、決して田母~前空将の論文が全て正しいとは思わないが、この機会に「政府見解」を含めて、近現在史を 当時の視点で「戦争を回避」できたのか冷静に議論を深めることが大切だと思うのです。

「うつ患者」の私が読んでも 空将ともあろう人が事実検証の浅い論文で最優秀をとることが不思議におもう論文内容ですが、歴史を思想闘争の道具や政争の具にだけはして欲しくないと思うのです。

田母~誌論文→http://www.apa.co.jp/book_report/images/2008jyusyou_saiyuusyu.pdf




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2008年11月05日

選挙投票の権利で・・

アメリカ大統領選挙をみていて感じるのは、選挙での一票がいかに大切かという点です。「たかが1票、されど1票」で自覚的に投票率が高まれば 国政に限らずいかなる選挙も民意で変えられるという「民主主義」の教材になっている点はさすが・・・。

それに引き替え、我が国の惨状は・・・、投票率の低下・組織知名度、世襲でほぼ選挙予測ができる「民主主義の基本の代議員制」の空洞化。それが閉塞感や将来の不安に拍車をかけ、自らの生活破壊に直結している現実に 私を含め一人一人が気づく時ではないかな・・とアメリカ大統領選挙と国民の意識の高さに学ぶ点が多いと思いました。

私のような「うつ」患者の増加や「自殺者」の多さ、貧富の差の拡大・・は アメリカの「民主主義」には学ばず、弱肉強食の病んだ資本主義経済のみを取り入れている現実の表れとも思います。

国の赤字にしても「誰がどのような政策・使い方」をして[国家赤字」にしたのかは追及されずに、「赤字だから国民負担を」をで納得できる人がいるのだろうか・・。

最近、福祉が破綻するから「消費税増税を」との声が高いけれど、社保庁の資金運用失敗やムダな支出の責任を まず国民にわびてから議論がスタートすべきだと思うのですが、そうはならないでウヤムヤのまま「国民負担」前提に議論される・・・。こんなおかしなことはないと思うのが常識??だと信じるのですが、与党も野党も国民目線にたっていない。

「たかが1票、されど1票」の信を問うべき時ではないかと思う今日この頃です。 「うつ」患者の遠声かな・・・・??
posted by 小だぬき at 09:02 | Comment(2) | 社会・政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年11月07日

政府は本気でやれるの??

何か頭が重く、身体も鉛で覆われたような1日。

起きてはすぐ眠くなるの繰り返しの日々でした。

唯一、頭に残ったニュースが、麻生首相がやっと・・「危機管理」に目覚めてくれたのか、ホテルやバー、高級料亭での「夜の豪遊」をやめ、公邸での会合に切り換えたとの話。一国のリーダーである以上、私邸から公邸の引っ越しもして欲しい所。
いつまでも私邸だと、どうせ短命だから・・という思いからかとツッコミを入れたくなります。

それと「国民への給付金」支給法の迷走、何か違うという人はいないのだろうか?
給与への加金とか年末調整、年金額一時上乗せとか所得税納入記録・住民税記録などで速やかに現金支給が可能だろうし、それでも漏れる人に対しての支給法を検討すればいいのではなんて・・、 素人としては思うのですが・・・。

どっちにしても、住所のない「ホームレス」の方々や日雇い・派遣労働者は みすてられるのかな・・・と危惧する小だぬきです。
posted by 小だぬき at 16:02 | Comment(2) | 社会・政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年11月09日

首相職の冒涜・・・

折角、麻生さんの「公邸での会合とバー利用」を肯定的にみようとしたのに、昨日の新聞では、ホテルなどのバー利用は以前の通りとか・・・

日本が鎖国しているのであれば、「ご勝手に」と言えるのですが、貿易に頼り、世界といつも接点をもっていなければ成り立たない国のトップリーダーが 「自分の金で公務外に」という理屈が通るのだろうか??

地球には時差があります。こちらが真夜中でも相手国まで真夜中ではない事実はどう受け止めているのだろうか??

首相になった以上、いつでも対応可能な「即応体制」にあるべきだとおもうのですが・・・、日本の首相・官邸には「危機管理の体制」を進言する人がいないのは悲しい。

日本の首相職は、そんなことを気にしないですむお気楽なものなのだろあか?? 情けないと同時に外出時ホットラインがなったらどうするのか・・・。

やはり「チェンジ」が これからのキーワードになるのかな・・・・。

posted by 小だぬき at 13:38 | Comment(0) | TrackBack(0) | 社会・政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年11月11日

なんとも鬱陶しい天気

何かスッキリとしない気分の火曜日です。

昨日、障害基礎年金の振り込み通知がきました。国民年金のみの人では生活できないな・・・という額。月に直すと 66008円。退職後の共済年金をいれても約18万円。これからは削れる所はけずる努力が必要だなぁ・・・とため息です。

麻生首相の公言する 3年後の消費税アップ。福祉先進国並に「税が高くとも老後は安心」の体制になく 政府の都合が悪くなると「自助努力」を連発する国、日本。

景気後退でのリストラや派遣労働者の首切り、中小企業の倒産が増えている今、目先の給付金も欲しいが、「生活防衛」策にしては中途半端な額。「希望の持てる国」にするためにも、税制と暮らしの安定を最優先にして欲しいと思うのは 小だぬきだけだろうか・・・。

将来のビジョンなき政治家に国政を任して良いのか・・。1日も早い時期に選挙で民意を問うて欲しいものだと思います。

posted by 小だぬき at 08:55 | Comment(2) | TrackBack(0) | 社会・政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年11月18日

「誰でも・絶対・確実・すぐに」は幻想!!

よく「ネット商材」の中に、「誰にでも、確実に、すぐに入金」というアフィリエイトの広告がありますか、ここで???を持って貰いたいです。

例えは変ですが、ある外科医が100人手術して99人を死なせて 助かった1人の「ありがとう」の言葉を誇大に宣伝したら この外科医は優秀と錯覚されるかもしれませんね。

ネット商材の場合、現物を立ち読みして購入するわけにいかない高額商品です。確かに成功者の声が多く載っているのもありますが、全ての人に当てはまるのか、数少ない成功者の言葉なのかは 慎重に検討する必要があります。

私は今「NTTコミュニケーションズのアフィリエイトパートナー登録で広告バーナーをはっているのですが、ページを訪れた人が私の広告バーナーから入り契約が成立しなければ 成功報酬はゼロです。

多くの人が広告バーナーを貼りながら 悪銭苦闘しているのが現実のようです。

もしこれからアフィリエイトを目指す方がいらしたら 「そう簡単には報酬は得られない」と覚悟の上で始められることをお勧めします。

図々しくも 私の2番目にある「NTTコミュニケーション」のアフィリエイトパートナー募集から入って頂けると 私にお小遣いが入る仕組みなので・・・。「その他 気になる広告があれば・・」小だぬきのページを利用ください。

自慢ではないですが、始めて3週間、広告バーナーアクセスはあっても 成果報酬ゼロの小だぬき。成功報酬が発生すれば報告しますね。

100円 200円と毎月の振り込みは少ないですけれど、ヤフーモニターや懸賞でコツコツのほうが「塵も積もれば山となる」かもしれないですよ。

今は不況の真っ只中、地道にコツコツと収入源を知ることが大切かな・・と思い日記にしました。

「旨い話に裏がある」くらいの用心深さで「生活防衛」に努めたいものです。
posted by 小だぬき at 09:13 | Comment(2) | 社会・政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年11月26日

偏見・差別を助長しなければいいが・・

警察に出頭した「元厚生次官・奥様」殺人事件の犯人とその供述。

最近、異常で常識では理解しがたい事件報道の多さにいささか暗然とする思いを抱く人は多いのではないでしょうか・・・

ましてや今日のニュースにあった「国民年金支払いの杜撰処理」、1千万円近くの受給資格がありながら亡くなった方もいるとか・・。
一体 受給資格がありながら「杜撰処理」のため生活苦にあえいでいる方が何人いらっしゃるのか・・・。

日本の首相の言動をみれば 上が上だから「こんな訳のわからないことが公務員に限らず、普通の人にも起こるよな・・」と感じられるモラル喪失。

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今日は、個別事件について書くつもりはありません。

人は自分が理解しがたいことに出会うと、オカルトやスピリチュアルの世界に逃げ込み?? 無理にでも納得しようという行動をとるそうです。

それでも納得しがたいとき「あいつはおかしいんだ」「変だ」という個人の資質や精神に問題があると偏見や差別感で納得し解決を求める傾向が昔からあるようです。

うつ病2級認定の私が怖れるのは、精神疾患への偏見を助長するような世論に誘導されることです。

私は自ら受診し診断書も病名通りで結構です、といって精神科通院と投薬で治療・静養に努めているのですが、異常犯罪者を精神病の範疇で割り切ろうとする心理が多数になった時、潜在的なストレスやウツ症状を抱えている人が 周りの雰囲気に飲まれ 精神科受診をためらい拗らせることを心配するのです。

個性が大事にと口では言いながら 少数派・異端が存在しづらい同質化指向の国。「無礼行 信じたヤツが 居なくなる」というサラリーマン川柳がありました。

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今の日本の閉塞感が 前大戦前夜の雰囲気に似ているとの学者がいます。
個人の心・思考・思想を大切にして、何度も書きますが童話の「裸の王様」で少年が<王様は裸だ>と言えた心を持ちたいと思う小だぬきです。
posted by 小だぬき at 16:16 | Comment(4) | TrackBack(0) | 社会・政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

olive!newsに掲載!! 金融機関への税投入

資金運用の責任を明確に!!
http://www.olive-x.com/news_ex/newsdisp.php?n=51437

いつも経営の責任をウヤムヤにして、そのツケを税金や労働者解雇という手段で解決しようとする政府・企業の無策。

どうしても税金を使うのであれば、企業本体にではなく預金者・契約者保護に使うのであれば、割り切れなさは残るが容認できる。

福祉や教育などの予算はないと言っておきながら、企業の経営責任と経営者や監査法人の責任追及なしに「支援しないと金融恐慌もあり得る」というような脅しで 国民が納得すると思う方がおかしい。

変な例えだが、浪費三昧して家計が借金だらけなのに お人好しで人に金を貸す家庭なんてあり得ない話だと思う。

税金の運用をしっかり専門家に任せていれば 社保庁のような無残な形にはならないのに、この国は税金をヤクザの上納金程度で勝手に使っても責任を問われない仕組みなのか・・・。

銀行の貸し渋りに直面している中小企業や商店などは、「あんな横柄な銀行よりオレ達に支援を」が常識ではないだろうか?

また保険会社にしても 加入するときは優しく 支払は意図的にとは思いたくないが 契約通り保険金が支払われない・・・

まず資産売却などの それこそ国民に「自助努力」を要求する政府なのに、企業献金確保なのか 大会社に甘いのはいかがなものか。

銀行も保険会社も立派な本社ビルがあるし保養所もある。まず第一に資産売却、第二に経営危機をもたらした経営陣に対する退職金等の没収から始めて もう手がない時に検討しても遅くない。
小だぬき ( 2008/11/26 18:28 )
posted by 小だぬき at 18:44 | Comment(0) | TrackBack(0) | 社会・政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年11月28日

リーダーなら学習を!!

麻生首相の放言「何もしない人の分の金を何で私が払うんだ」発言。

本音が出るのでしょうが・・、政治家の資質ってそんなものかと再認識させてくれました。

今高齢者医療や・年金を受給している人達は「現役時代真面目に国民保険・国民年金の支払いをし、医療・年金を支えてきた人達だ」との感謝の念がまずないのが腹立たしい。

彼らが支払った部分を今度は現役世代にバトンタッチしたに過ぎない。
「厚労省の無策」「資金運用失敗」が招いた制度危機との反省の欠片もない。

うつ病を持つ私が居直るようだけれど「病気にかかるのは 皆個人責任なのか!!」「歳をとることで病が増えるのは、個人責任の問題か!!」

どうも麻生さんには「利益・税金・貢献」の意味が 本当に理解できていないらしい。
今の 中・高齢者の医療・年金は「恩恵」ではなく「国に要求できる権利」との視点をしっかりと持ちたい。

ましてや「なぜ私がはらうんだ」との傲慢さ。

税金や各種国民負担金は、麻生氏に貢いだ私的資産なのか? 思い上がりも甚だしい。

やはりトップがそんな感覚だから 高級官僚やキャリア組も「1円でも国民からお預かりしたお金」との感覚を無くし 各省庁のムダ遣いや資金運用の無責任、不祥事が続出するのだなぁ と暗澹たる「うつの谷」に入りそうです。

麻生さん人気回復のために 水曜日7時〜の島田紳助司会の「クイズヘキサゴン」に出演を検討されたらいかがと思う小だぬきです。

雨一句 「我が不幸 哲学なしの 総理持ち」


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自立支援医療証更新

2009年1月で切れる今の「自立支援医療証」の更新手続きを 11月4日にしたのですが、今日 何と早いことに更新決定通知書とともに届いた医療証。

それがなんと 2009年3月までの2ヶ月間の「医療証」。その中にいろいろ説明があったのですが、要するに来年度の「国の方針が未確定」のため 4月以降については「国の方針決定しだい 市での対応をお知らせします」との内容。

え、えっと思わず絶句してしまいました。こんな所にも「障害者自立支援法」改悪の影響が出ているのかと実感した午後でした。

つまりは「医療費抑制のため」、弱い所から負担率を上げていく発想なのでしょう・・・・・。
何度もいいますが 本当に福祉国を目指す気があるのなら、公的援助の必要な医療や交通網(国鉄民営化で過疎地の廃線が多くでた)などは 本来「赤字」になることを前提に国の予算のバランスを考えるのが 財務省主計官の役目ですよね。

国の福祉策などに「黒字を求める」発想そのものが 間違いなのは常識があれば理解できるハズなのに
赤字を許容しながら 財政のバランスをとるのが「政治」の役目ではないでしょうか・・・

民間委託できるものと絶対に「公的補助が必要」なものとの線引きの「哲学」が我が国の政治家・官僚にはないのでしょう。
国鉄解体・郵政民営化などが「哲学・ビジョン」なしの国民財産の切り売りにすぎなかったことに表れているように、「民間活力」を取り入れるべきでない所にまで無原則に導入した無策が 未だ続いているのは悲しい現実のようです。

82歳の父と78歳の母まで、介護保険料を徴収して恥じない国ですもの・・(家族を例にしてすみません)

雷  一句 「税金を 私財かできる 図太さよ」 麻生さんに愛をこめて。
posted by 小だぬき at 23:44 | Comment(4) | TrackBack(0) | 社会・政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年11月30日

コメントを頂いて・・・

「自立支援医療証」届くで下記のような「現場」で苦闘しているコメントを頂きました。

朝令暮改の政策で「現場」が いつも対応に追われていること。
もっとも考えさせられたのは「非常に強い弱者」の存在です。

いじめの連鎖ではないですが、「弱い立場の人がより弱い立場にクレーム」をつけるモラルハザートですね。
「非常に強い弱者」が「本当の弱者」を圧迫する・「税金を使用するモラル低下」でクレーマー化しているのであれば、正す努力は必要になりますね。長いコメントですが、お読み頂けると嬉しいです。
内容の一部や編集は小だぬきがしています。
投稿主は真面目で福祉・医療に取り組んでいる方だけに 問題の根は深いと感じられます。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
1医療・福祉の世界に長くいるとそういう事(制度変更など)が少しもおかしいと思われなくなってくるから不思議です。なぜなら、「いつも、そうだから」です。制度の改正は年度の途中だろうがなんだろうが行われますし、遡っても行われます。

@ただ、少し言わせて頂くと、弱者と呼ばれる人達は必ずしも小だぬきさんのような真面目は人ばかりではないのです。いえ、そういう人はごく少数でしょう。
私の20数年の経験から言うと、非常に強い弱者の方が多いと思います。それも年々そういう人が増えているのも事実です。

例えば、病院(受診)の往復にタクシーを使うのは生活保護受給者です(それほどの症状ではなくても、です。それも毎日)

A今の生活保護法は、「困窮に至った原因は問わない」のです。遊び呆けていて生活に困窮しても、生活保護が受給できるのです。
つまり、若い頃から仕事もロクにせず飲んだくれていて肝臓病や高血圧・糖尿病になっても国が面倒をみてくれるというわけですだけど、そういう事実はマスコミは報道しません。
生活保護を却下したばかりにおこった悲劇しか報道しないのです。

Bそれに、片親家庭の増加でその医療費や補助金も莫大な額にのぼっていると思われます。
この中には補助を貰う為に、事実上は結婚したまま書類上で離婚している人もかなりの数含まれます。
そういう背景も報道されません。なぜなら、それでは視聴率がとれないからです。

C福祉国家というのは難しいです。北欧がユートピアのように言われておりますが、現状は悲惨です。特にこの世界的金融恐慌で、国が潰れかねない所もあります。

D福祉を推し進めている市がありますが、住民税の高さに若い人がどんどん他市へ流出しております。

2先ほどの書き込みは福祉と言うより、どちらかというと、医療の立場ですね

「義務」を果たす人なぞ殆どいないのが現実です。
だから小だぬきさんのような方に迷惑がかかるのですが、悲しいかな、小だぬきさんのような方は非常に少ないですしもらって当たり前の人が多く、要求がとても多いです。
二言目には「人権」ですし・・・。非常に生活しにくい世の中です・・・。
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どうでしょう・・・、私も「使える制度は使った方がいい」との立場ですが、何事にも節度・モラルが問われるのだと思います。
◎私の自立支援医療証の2ヶ月分更新の意味を 昨日、病院会計で聞いた所 限度額2万円の住民税を多く納められる人の取り扱いの方針が決まっていないからとのことです。
来年退職する私には、事後承認の手続きだけは残して欲しいと願うだけです。
posted by 小だぬき at 14:58 | Comment(2) | TrackBack(0) | 社会・政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年12月01日

今日から師走

早い物で今年のカレンダーもあと1枚。
私はカレンダーを 薬局などで貰ったものを使用しているのですが、今年は不況のせいか会社からの配布が例年より少なくなっているそうです。

ニュースをみてもリストラや企業倒産、経営危機のニュースが目立つようになっています。
もとを糾せば、今の不況は「ハゲタカファンド」などの投機によるものが多いとのこと。マネーゲームによる仕組まれた不況ともいえるもの・・・・・。

会社の「投資部門」の見通しの甘さが 大きな「含み損」として 株主や消費者、従業員にツケとして押しつけられている状態と言えそうです。

物価の値上がりで 私達の買い物も慎重になり、「マイナスのスパイダル」に陥っている状態です。

この12月を乗り切れるかどうかの中小企業も多いとのこと(親会社からの発注減、銀行の貸し渋り等)

今年のボーナスも一部を除いて 軒並みダウンとのこと。将来の不安に備えて多くは預貯金にまわり、ささやかな部分のみが消費に当てることになる家庭が多くなりそう。

お気楽な麻生さんは「この不況で中小企業への影響はない」などと根拠のないコメントをしていますが、経営者・従業員の生活を分析した上なのかは 怪しい所??

この12月、明るいニュースが一つでも多く眼にできればなぁ〜と願う小だぬきです。
posted by 小だぬき at 06:35 | Comment(2) | TrackBack(0) | 社会・政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年12月02日

今こそスト権確立を!!

師走に入ってから、暗いニュースばかり。

中小企業の倒産・経営危機、企業のリストラが進行しようとしています。
季節労働者・派遣社員・アルバイトに止まらず正社員にまでリストラ対象になっているようです。

彼らが会社の含み益や赤字決算の原因かというと違いますよね。
経営陣の経営戦略のツケを「労働者」の「首切り」で凌いでいくという暴挙です。
リストラを発表することは、経営陣の無能の証明ともいえるのです。

ここで気になるのは労働組合のナショナルセンターの「連合」や「全労連」の姿が 報道を見る限りないということです。
少なくとも、今こそ加盟組合に呼びかけて「麻生首相退陣」「経営陣の責任を労働者に転嫁するな」「雇用を守れ!!」などのために「ストライキ権確立の組合投票」を呼びかける時期ではないだろうか??
各労働組合の真価が「今」問われているといっても過言ではないと思います。

働く人の目線に立ったストライキ権確立なら、誰も反発をしないでしょう。闘う武器すら放棄しているようでは、「連合」「全労連」にも未来はないことだけは確かでしょう。

posted by 小だぬき at 12:45 | Comment(2) | TrackBack(0) | 社会・政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年12月05日

経営陣のリストラを・・

何かをやろうとしても気力がでない1日でした。

ただ、今日 ニュースを見て感じたのは、「派遣労働者・臨時雇用労働者」の組合結成が報じられたこと。自分達の生活を自分達で守ろうという動きが出てきたことは、ホッとする思いです。

今、失業して年を越しそうな人が数万人でそうとのこと。雇用保険が60日延長というのもいいのですが、ここでまた「雇用保険」の不正な取り扱い・杜撰処理が明るみにならないことを祈るのみです。

昔から「人は宝」といいますが、今のリストラのニュースを見るかぎり、企業は「お金が大事」と目先のことのみの対策で対応しようとしているとしか思えません。

企業にとっては、派遣労働・臨時雇用などの人達は、生活を抱える生身の人との感覚はなく 雇用調整の道具としか見えないのでしょうね・・・・。

麻生さんのように例え選挙に落選しても 資産がある人からみると リストラには何の心の痛みにもならないのでしょうね。

リストラ対象になっている方は、「会社都合」とさせましょう。間違っても「自己都合」にはしないで下さい。
雇用保険などの支給開始日に違いがでますから・・・・

なんとか踏ん張れる方は、今からでも「会社」が何をいつ言ったか 記録してください。
従業員に酷い仕打ちをする企業の製品は、買いたくないな・・・と思う小だぬきです。
posted by 小だぬき at 17:54 | Comment(0) | TrackBack(0) | 社会・政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年12月06日

コミック?「物価高の元凶!!」

コンビニコミックの「物価高の元凶!!」宙出版 450円、を積読書の中から手にとり読了??しました。

ウツになってから 1冊を読み切ることが困難な中、「こんな見方もできるのか・・・」とページをめくりました。

この中で原油高の取材をした有栖川礼音さんの記事の中の言葉を 一般化すると

「世界中の人々を苦しめている<各種問題>の陰で、密かにほくそ笑んでいるのは誰なのか。せめて、私たちは、真実の中の嘘、嘘の中の真実を見抜く目をもちたいものである。」

自分の頭に一度 フィールドバックして 物事を考える大切さといえるでしょうか・・・・

麻生さんの景気対策。自公与党の言っていること・・・・・、などにかぎらずバナナダイエットに見られるマスコミ報道なども 私たちは???と考えるクセが必要だなぁと思った1日でした。
posted by 小だぬき at 19:21 | Comment(2) | TrackBack(0) | 社会・政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年12月08日

太平洋戦争開戦の日

 今日は、太平洋戦争(大東亜戦争)の開戦の日。日本の機動部隊のハワイ真珠湾空襲で始まり3年半の戦争に突入した日です。

 この日のマスコミ・国民は、大本営(現統合幕僚本部?)の発表に歓喜したと記録に残っています。

 政府見解・村山談話・河野談話に欠けている視点は、この日の国民の「歓喜」をどうとらえるかという点です。

 帝国主義(領土拡張、他国収奪)の弱肉強食時代の「日本」の置かれた位置、アメリカ・イギリス・オランダ・フランスなどの先進帝国主義の「日本」に対する政策などを 日本史の立場と同時に世界史の立場で 開戦が避け得たか・・・・、を問題のスタートとする所を、学者・政治家・マスコミは意図的に避けているとしか思えない風潮は 「負の歴史を繰り返さない」ために「歴史を学ぶ」態度として許されるのかと思うのです。

 確かに戦争中は軍の独走とか虚偽戦果での国威高揚などの問題点は多々あるとしても、「勝てば官軍、負ければ賊軍」のように 日本のみを斬罪すれば「事が収まる」問題ではないと思うのです。

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<論点として>

1  当時の国際情勢で 日米戦争は避けることができたのか・・・・

2 日本の指導層に終戦のシナリオはあったのか・・・。歴史通り、どちらかの無条件降伏まで戦うつもりだったのか・・・、それとも ある一定の条件のもとでの終戦のシナリオがあったのか・・・。

3 なぜ軍の独走、軍事翼賛体制(軍支持)の国家体制ができたのか・・

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 敗戦の日(8/15)を起点として戦争を見るのではなく、今日(12/8)を起点として論議・国民意識を語らなければ、玉砕戦や特攻隊・国民生活の窮乏・国土の焦土化などの本質がぼやかされたままになると思うのです。

 確かに戦史に学ぶまでもなく、現イラクやアフガニスタン、私の世代のベトナム戦争を見るだけでも「悲惨で残酷な愚かしい行為」です。しかし、巨大な軍事力に対してでも「自国の独立・尊厳」を守るために戦わざる得ない戦争も過去多くあったのも事実ではないでしょうか・・・・。

 「左翼・右翼」などという政治信条で物事を見る視点を捨て、今日の持つ意味を冷静に世界史的に見る視点を取り戻さなければ 真の意味の「独立国」にはなり得ないと思う小だぬきです。

 そうでなければ戦死された方、爆撃被害を受けた方、沖縄県民、戦犯になった方々、原爆被害者、他国の民間被害者などの「死」の意味が 矮小化され、戦争指導者や指揮官だけの資質や作戦の愚作のみに「勝てば官軍」「負ければ賊軍」のまま、いつまでも自国の総括をしないままであり続ける「日本」なのか・・・・。

 「日の丸」強制・処分や「愛国心」を強要する政治ですが、日米戦争一つ 本気で総括せず、また北朝鮮への拉致被害者や尖閣列島・東シナ海、北方領土等々の「主権・独立」に関わる問題に本気で取り組もうとする姿勢が見えない 政府与党に「日の丸」や「愛国心」を語る資格があるのかと疑問を投げかけたいと思うのです。
 
 自国の歴史に責任を持ち学ぼうとしない「政治家」だからこそ 「日米戦争」後、「アメリカのいいなり」国家になり 平然としているのでしょう。

 やはり「チェンジ」がキーワードになると思う今日です。


posted by 小だぬき at 05:22 | Comment(0) | TrackBack(0) | 社会・政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

太平洋戦争開戦の日A

朝の日記に世界史的視点の大切さを書きました。補足として、日本の軍隊の特殊性も検討の必要があります。
旧憲法での「統帥権独立(軍の運用・編成・作戦)」の名目の元、政治と軍が解離して海軍の軍令部、陸軍の参謀本部の独断先行と連携なき武器開発や作戦を許した「責任」の所在です。
大本営で陸海軍の統一指導・運用が真になされたのかも検討課題になるでしょう。

天皇陛下の「終戦の詔書」で戦争終結をしたのなら、陛下の「開戦の詔書」で開戦をしたことになります。

でも、実態は「天皇陛下の裁断・詔書」は、内閣の補弼(助言・決定)のもとに下され、終戦の詔書に限り、慣例を破り陛下ご自身の決断でした「異例」な決定だと 国民は知っていたからこそ、終戦(敗戦)後の天皇陛下の戦争責任をGHQすら問えなかったし 国民も反皇室にはならなかったとみるのが常識的解釈のように小だぬきは思うのです。

大元帥である天皇陛下の名のもとに軍の統帥権独立の主張を乱用させた政治や軍首脳部に責任があることは明白な事実だと思うのです。

田母~元空幕長の論文で抜けている点が、当時の軍の在り方の問題と軍主導の国家体制の是非、国際情勢の分析でしょう。

今、マスコミや政府が解任理由に挙げている「政府見解との違い」だけなら 問題の根は浅いし是正もきくのですが、戦前の軍と自衛隊との違いを明確にしなければ 将来に禍根を残すことになるのでしょう。

文民統制とは、軍事に素人の政治家や官僚が 軍隊を運用するのではなく、政治の目的・理念に基づいて軍隊が運用されることだと思うのですが・・・・。

アメリカはシビリアンコントロールの見本のように言われていますが、自国民を守る・保護するためなら現地司令官の決断で救出活動を行う軍隊です。
それは、一人でもアメリカ人のためには救出する、犠牲を厭わないという国家理念が存在するからでしょう。
日本の文民統制の議論が迷走するのも政治に 自衛隊をはじめ国民に「国家・国民としての理想・理念」なきままにアメリカの補完部隊としての位置づけのままズルズルと自衛隊を拡大してきたツケのように思うのです。

今こそ、政治家は「日本」としての国家理念・理想を国民に問う まともな政治家達に変わって欲しいと願うのです。

このようなことを書くと 小だぬきは右翼だなどと言われそうですが、23万人の武装集団としての自衛隊が現実に存在する以上、国家理念・国家理想の明確化は避けて通れないでしょう。それが共有できてこそ文民統制も愛国心も根付くのだと思います。
posted by 小だぬき at 13:08 | Comment(0) | TrackBack(0) | 社会・政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年12月10日

浦島太郎の心境・・・

今日は公務員の「期末勤勉手当(ボーナス)」支給日。

約2週間ぶりに銀行口座確認に主要駅まで2時間の散歩。駅ビルの混雑ぶりに「不況??」なはずなのにショッピングする人の多さに、「浦島太郎」のような感覚に・・・・

辛うじて支給されていた「期末手当」を確認して、夢でも見ようと「宝くじ」を買おうとしたら長蛇の列。今の自分を考えると「夢」に支出する訳にはいかないな・・・と、列を抜け出し 立ち食いそばへ。

何を食べたいという意欲がわかず、一番近いボタンを押したら「五目そば」。味も感じないという状態でとにかく腹を満たし帰路へ。

買い物客の多さと宝くじの列、何か複雑な思いで異邦人のように地に足のつかない小だぬきでした。
posted by 小だぬき at 14:28 | Comment(2) | TrackBack(0) | 社会・政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

蟹工船と自衛隊

非合法時代の日本共産党員で特高(思想警察)に拷問死させられた 小林多喜二氏の「蟹工船」が文庫・マンガで広く読まれているとのこと。
私も学生時代に読み、マンガ版も今日読んだのですが、現代に通じる問題提起の書として 広く読まれるのも納得ですが、最後の一章が問題にならないのはオカシイと思います。

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「蟹工船」は、大きく3つのテーマで書かれていると思います。

@当時の劣悪な労働環境と労働条件(搾取のひどさ)→現派遣労働・期間労働・日雇い労働・パート労働者の雇用と労働条件に通じるものがある。

A圧政ともいえる雇用者に対して、労働条件や労働環境を改善させるためには、一人一人の心の弱さを克服し団結して闘わなければ 労働者に勝ち目はないこと→労働組合の在り方・意義

B労働者が国民の味方と信じていた 帝国海軍駆逐艦により労働者が弾圧されたこと。
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@とAについては、素直に読み続けられると思うのですが、重視したいのはBの「国民・労働者を守る軍」と信じたものに弾圧され裏切られた部分です。

今日、本屋に行ったら 前航空幕僚長の田母~氏の本が店頭に並んでいましたが、興味を持って立ち読みしたものの やはり買うに値しないと思いました(軍の本質にふれていない)。

もし、私のブログを自衛隊員の方が読んで下さっているのなら、「蟹工船」と同じような状況の時、海上自衛隊の艦船はどのような処置をするのだろうか・・・・・という問題です。

前統合幕僚監部の事務局長をしていた海原治さんは、確か「国防論」の中で 国民を守るのではなく国家体制を守るのだと、断言していました。(これも一つの見識でしょう)

今の自衛隊が「国民を守るのか」「国家体制を守るのか」を 「国防論」以外明確にした政治家も官僚も記憶にある限りはいません。

いまこそ「蟹工船」の労働者が 錯覚とはいえ 「私たち国民の軍」と信じたような組織か、錯覚ではなく「国民の軍」として「自衛隊」があるのか 考えてみたいものです。
posted by 小だぬき at 18:43 | Comment(2) | TrackBack(0) | 社会・政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年12月11日

その会社の本質がわかる対応・・

来春の新卒の就職内定取り消しが相次いでいるとのこと。

就職内定は「雇用契約」の成立で、内定取り消しは「解雇通知」と同じ扱いです。
そうすると、学生の解雇は「解雇相当な会社の合理的な理由」説明が必要になります。
きちんと対応を誤らなければ 「内定取り消しの取り消し」、または「それ相当の解雇手当」は獲得できるのです。

「わかっちゃいるが 長い人生、左翼とレッテルを貼られるより 次を探せばいいさ」という雇用情勢でないことをしっかりと 新卒の学生の皆さんに認識して欲しいのです。
後がない覚悟で きちんと対応すれば「イヤな思いをして入社しても、理不尽と闘える強さを得る」絶好の機会と踏ん張って欲しいのです。

それを避けるため会社の中には、「内定辞退」と書いて欲しいと要求する所も出ているとのこと。
これは絶対に書いてはいけません。これでは、自己都合になってしまい 会社側には何の責任も生じないことになってしまいます。

日本総合地所が「内定取り消し学生に100万円の補償金を提示」とのニュースを注目して読んでみると、内定取り消し通知を受けた学生が、東京東部労組に加入して昨日 団体交渉を持ち引き出した金額とのこと。落としどころは難しい所ですが、きちんと「内定」=「雇用契約」という筋を通せば 解雇手当(企業に多少はあっても)や「採用取り消しの取り消し」は、十分可能なのです。

社会人の入門期に試練ですが「理不尽には黙っていない」態度は、今後の会社勤めや転籍・リストラ・異動問題に直面した場合にも 精神的強さを君らに与えてくれるハズです。

連合は今日・明日の2日間、午前10時〜午後8時まで、電話 0120-154-052  で相談受付。


採用内定取り消しだけでなく、期限明記の期限労働者や長期のパート、派遣労働にも 労働法は正規社員と同等の雇用契約の成立を認める場合があります。

勿論、正規雇用の正社員のリストラも 理屈は同じです。

ヤマト運輸の創業社長は「社員が一所懸命に働いてくれるから 知恵を出してくれるから会社の発展がある。経営者はそれに感謝しなければならない」という言葉を残しています。

社員を平然とリストラする企業が 消費者に真摯な対応をとれる会社でないことは確かだと思うのです。

もう「弱い物は巻かれろ」や「なんとかなるさ」の時代ではないことを認識して、近くの誰でも加入できる合同労組やユニオンに相談してください。

私のように「退職」を選択するより、石川啄木のローマ字日記でしたか「闘わなければ安心だ、でも後悔が残る。闘って例え負けたとしても 後悔より元気さが残る」

啄木日記は引っ越しのドサクサで紛失し、正確に引用できないのは残念です。
posted by 小だぬき at 12:07 | Comment(0) | TrackBack(0) | 社会・政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

小渕優子少子化担当相への願い。

あえて、ジャンルを「医療」ではなく「政治」にしました。
 
笹川氏の「彼女は結婚して、出産したから少子化担当相になれたのだ」との暴言に居直り、女性として感性で問題点を改善・提言して欲しいと 応援したいのです。

今、安心して妊娠をして出産できる環境が危機に瀕しているという報道がされて久しいです。
小渕さんなら少子化対策の入り口は「安心して妊娠、出産できる」条件整備の大切さを提言できるハズです。母親になりたくてもなれない現状、産科医不足・産科病床の不足・過酷な勤務態勢などの改善を提言できるのは、母親になられた小渕さんだからこそ できることです。

一人の胎児も死なせない・健やかに誕生して育つことができる 体制は 今の日本なら出来るハズです。道路族などの予算の分捕り合戦より、小渕さんが母親として 離職して「助産婦資格のある看護師」「他科に転科した医師の産婦人科医師への復帰」に予算をつけるべきだ、労働条件を改善すべきだ と あなたが主張してくだされば、おかしな暴言先輩や首相・内閣の中で 国民に希望を与える存在になり得ますし、なって欲しい。

同じことは、「病気にかかる割合の多い」小児科にもいえることです。

いま、過疎化の進む地域には「道路交通網」は必要でしょう、ですが都市部などの道路予算・新幹線工事は先延ばししても命の危機には代え難いハズです。

小渕優子さん、今 国民が願っている少子化対策の基本は、胎児が無事出産できる、出産した子がすくすくと安心して成長できる環境整備です。それに「税金を投入」することに否を唱える国民はいません。

医師会出身の笹川氏ですら暴言はできても、 何ら 産婦人科・小児科問題の解決に本気さを感じられない先輩達に遠慮はいりません。

小渕さん、あなたの担当部署は 考え方一つで今の「医療」「福祉」問題にきりこめるのです。是非とも「ジャンヌダルク」とまでは負担をかけたくないのですが、この問題を閣僚である今、母親として政治家として主張するチャンスなのです。
思う存分、産婦人科・小児科問題に発言、提言してください。

自民党があなたを担当相罷免をしても 国民はあなたを支持しますし応援します。(誰か小渕氏に進言できる人がブログを読んで 決起!!)を促して欲しいと思う小だぬきです。

それから今日 21時のテレビ朝日の「小児救命」は、是非とも見て欲しいし、日本の少子化対策を考える上でも とってもいい作品です。

小渕優子さんは観て下さっていると信じたいし、必ず第一歩を踏み出してくれると信じたいです。
posted by 小だぬき at 15:54 | Comment(0) | TrackBack(0) | 社会・政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

硫化水素自殺1007人・・・

今日のニュースに 警察庁発表で今年1月〜11月までの硫化水素使用による自殺者が1007人に上る数であったということに 驚きました。

学年2クラスの小学校の全児童 2校分以上の数になります。私自身、以前「うつ」のため睡眠薬自殺未遂を起こした当人として、「生きることより死のほうが幸せ」との感覚に襲われることがあることは理解し得ても この人数には戦慄さえ感じます。

今、「未遂」で終わり生きている私は「明けない夜はない」を信じたいと思うのです。
「死んでは、以後 訪れるかも知れない喜び・楽しみ・希望」すら断ち切ることになるからです。

自殺する決意??より生きる決意の方が辛いことがあることを 率直に認めた上で、無意味で無残で周りに悲しみだけを与える死だけは止めて欲しいと思います。

変な言い方ですが、私が感銘を受けた「死」の記憶で鮮明なのは、ベトナム戦争当時の「戦争反対」との主張による僧侶の焼身自殺以外ありません。
その僧侶の「死」が ベトナム戦争終結、ベトナム独立の転換点になったからです。

もし、「死」以外選択できない状態に陥ったとしたら ベトナム戦争で反戦の機運を一挙に高めた僧侶のような「主張のある死」を選択できないものか・・・・などとも不謹慎ながら考えてしまうのです。

日本の自殺者は 年間1万人を超えるといわれてから下降することはなく増えつづけているのですが、
一人一人の動機・背景は違っても 残るものに悲しみを与えるだけの死は許されないことだと思うのです。

誤解を恐れずに言うと、それならば、国会・厚労省・国交省などの前で、「もう私のような自殺者を出さない世の中にしてくれ!!」との「主張のある死」を選択して欲しかった・・・。

寿命がきたら嫌でも「死ななくてはならない人間」、そんな寿命ある命をわざわざ自分で断ち切るより「ドロに這いつくばっても 罵られても天命を全うする道を選択」して欲しいと願うのです。

世の中には、不必要な人など一人もいない、死を覚悟するなら寿命まで先送りしても これ以上は悪くなりようがないと居直って欲しいと願う小だぬきです。
posted by 小だぬき at 18:39 | Comment(0) | TrackBack(0) | 社会・政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年12月12日

本当の責任者批判を!(無益な公務員一般化批判)

12月10日のボーナス支給日を境に また悪意さえ感じる「公務員」批判・攻撃が強くなりました。

私も休職中とはいえ「地方公務員」なので、冷静な議論をお願いしたいのです。

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まず、論点として

@国の赤字1000兆円もあるのに・・があげられます。

 この赤字は、現業・事務を含めた公務員全体が浪費したためかという観点です。赤字の殆どは、政治路線といわれた新幹線、公共工事、不透明なOGA援助、ふるさと創生基金などの政治家のバラマキによって生じたものです。
 政府の無策・政治の作り出したものを 現場に痛みをというのであれば「蟹工船・公務員版」でしょう。

A民間が倒産やリストラにあえいでいるのに、公務員は「親方日の丸」で・・・。

 これも冷静に考えて頂ければ、公務員一般ではなく、キャリア組・各級議員・などと現業・事務公務員と分けて議論していただきたいと思うのです。
 上級官庁の決定・指示に基づいて現場は働いているのです。十把一絡げでの「公務員のムダ・削減」論は 経営者の無能を派遣・期間工・パート・正社員に転嫁しようとしている横暴で無能な企業経営者を擁護するのと同じではないでしょうか?

B社保庁職員や各「問題」手当について
  
 これらも公務員批判の「錦の御旗」になっていますが、各種手当ては、条例や規則に基づいて支給されていたものです。それを制定したのは提案した責任者の案を議会で承認し支給されていたのです。
現場職員が手当を「「無法」に受け取ることなどでき得ないのです。

 また社保庁の杜撰処理にしても 手書き書類からPC入力に強引に政策を推し進めたのは政治です。
手書き書類の廃棄など 上司の命令がない限り、現場判断でできるハズはないのです。改ざんや虚偽報告なども上司の承認がなければできないのが役所です。

 政治が現場を信じず、小泉流「民間委託」した無責任が吹き出しているのです。

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私たちはすぐ「民間」と「公務員」を分けて論じがちですが、雇用の形態が違うだけで 働く者にとっては仕事量や責任・義務に違いはありません。むしろ「公務員」の方が「税金で給与を頂いているため 無定量な労働量に陥りがち」なのです。

また、毎年 殉職者がでる 警察・消防・海上保安庁・自衛隊などの人命救助活動も正当に評価されていないのも 残念なことです。国公立病院の医師・看護師についても同じように過重労働の問題点がでています。

教員にしても 文科省の方針・職務命令などにがんじがらめになりながら、足りない備品を私的に工夫したり、大規模校と同じ分掌・仕事量を 中・小規模校でも一人で複数の分掌を持ちながら、本務の教育活動をしているのです。

「親方日の丸」論での批判は、権力の暴走に歯止めをかけるためにも大切なこととは思いますが、安易に「公務員」と一般化して給与や待遇、人員などについて語られると 「違和感」を持つのです。

民間と同じように公務員についても不当な人員削減・予算削減は許さないとの立場にたたないと、「弱者が弱者を傷つけあい」、本当に責任を負うべき人達を免罪し「高笑いさせる」結果になることを怖れるのです。

私の父は「消防の救急隊員の的確な判断と搬送」で一命をとりとめました。また、自分も地方公務員の教員として 無益な「公務員」一般化だけはして欲しくない との願いでダラダラと書いてしまいました。
posted by 小だぬき at 15:38 | Comment(4) | TrackBack(0) | 社会・政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年12月13日

電車での観察

今日は、通院の帰りに珍しくウトウトせず、乗客観察をして「皆、疲れているんだんぁ」と
自分が「ウツ通院」で 主治医から「ズボラになりなさい」「◇をしなければとか、◇になるように等という強迫観念は捨てた方がいい」「今、冒険ですが、目的も決めず旅行をしてその場その場の景色や人情に身を任す必要もありそうですね」「決して完璧な計画を立てなければいけないという思考ではなくですよ」とアドバイスを貰っただけに、「人物観察」は楽しかったです。

今はやりのキャミソールの上にコートを着た女の子が 鼻水の後をのこしていたり、ウトウト居眠りをするのも若い女性だったり、中学受験帰り?の親娘の会話の意外としっかりした「娘さんの学校分析と将来の夢について」などの会話に引き込まれたり・・・、12月の中旬なのにまだ残る紅葉の木々をみたりボーッと座っていたりする若者達。意外にも私より上の世代のおばさま方が元気に話していたり、ロマンスグレーの老紳士が姿勢良く立ち 本をよんでいたり・・・・・

一車両の中にも 多くの人達の生活や人世が垣間見れることの発見です。
曲芸としか思えない女性のまつげ切りや化粧に 揺れでケガをしなければいいがとハラハラしたり、高校生の携帯メールする指のなんと早いのか・・・・と感心したりしました。

残念なのは、今日に限ってと思いたいのですが、背広にネクタイのサラリーマンがゲームに熱中していたり、マンガを読みふけっていたり、シャツのボタンをゆるめだらしなくしていたりする姿も見られました。

小だぬきが男だから女子に甘いのかもしれませんが、最前線の営業職だろう若手サラリーマンがマンガ週刊誌やゲームはないだろう などとも思いました。

今までウトウトして気づかなかった「人世いろいろ」「生活いろいろ」が電車でも観察できるのだと 変に納得し、調子のいい時は電車での小さな旅も面白く、症状改善には良いかなと感じた通院でした。

本当は3億円事件の刑事をあつかった準ドキュメントが21時から放送されるのですが、その陰で犯人モンタージュに似ていると大々的に報道され、誤認逮捕された 青年の釈放された後の 3億円事件での逮捕のキズと世間の偏見で今年9月に自殺した「冤罪被害者」をとりあげたかったのですが、私には荷が重すぎ、興味・関心のある方は 今週木曜発行の「週間新潮」をご覧ください。
posted by 小だぬき at 20:44 | Comment(6) | TrackBack(0) | 社会・政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年12月14日

納得できない国費投入!!

今日の読売新聞に「砲弾30万〜40万発か、旧日本軍の遺棄兵器試掘スタート」と化学兵器砲弾の処理を日本側で行うとの報道がありました。

戦史に関心があり 長年「太平洋戦争・アジア戦争」について読んでいた私には、ここで膨大な税金投入をする政府の意図が全く理解できません。
 
防疫給水研究の名目で 悪名高き737部隊(石井部隊)が 細菌実験や凍傷実験を中国の方々の人体実験のもとに進めた汚点は率直に 私自身は認めます。

ただ、敗戦間際に石井部隊からの援助のもとに製造された砲弾が 膨大に残っていたとしたら、その点については 日本人として誇りに思うのです。使用しなかった点についてです。

それにしてもこの報道について疑問に思うのは、敗戦間際にそれほど膨大な数の砲弾を 旧日本軍自身の手で採掘廃棄し細菌兵器の隠匿を図る余裕があったのかという点です。

敗戦とともに「旧日本軍」は、各地で武装解除され捕虜になっています。

常識的には、武装解除させられた武器の管理権は、その時点で戦勝国に移管されているはずです。
発見された砲弾類にしても 武装放棄をさせた中国政府に引き渡されたと解釈し理解するのが自然だと思います。

そうであるならば、旧日本軍を武装解除させて得た兵器・弾薬類を中国自身の理由で廃棄処理をしたとみるのが普通ではないでしょうか・・・・・

国民党と共産党の内戦の中、「使用されなかったのは不幸中の幸い」ですが、本当に武装解除前に隠匿放棄したのが旧日本軍なのか 戦勝国で武装解除した中国軍なのかは 報道としてしっかりと伝えて欲しいものです。

その点について、詳しく事情をしっている方、文献があれば教えて欲しいと思う小だぬきです。

戦時法規で「武装解除」された敗戦国に「武装解除された兵器・弾薬」の処理責任があるのか、教えて欲しいと思う小だぬきです。

そうでないなら、なぜ中国のいいなりになって処理費用を日本政府が出すのかは、私自身理解不能に陥ります。

posted by 小だぬき at 15:27 | Comment(0) | TrackBack(0) | 社会・政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年12月15日

今日、障害基礎年金の支給日

今日、障害基礎年金(10・11月分)  132016円を受け取りました。

これは、国民年金相当部分の年金なのですが、1ヶ月当たり 66008円。しかも2ヶ月分の後払いというのが 不思議な所・・・。

私のような共済か会社の厚生年金の上積みがなければ とてもではないですが、生きていけるかな・・という額です。

障害2級の精神疾患認定で 国民保険だけの人は、アパートなど借りたら 生活費は残らないでしょう。

2年間の再審査の度に「医師診断書」が1万円。なんだか「退職金」がいくらでるかで、今後の生活が左右されそう・・・・。

何かわびしい話で 今日はゴメンナサイ。
posted by 小だぬき at 16:57 | Comment(0) | TrackBack(0) | 社会・政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年12月17日

雇用問題について

派遣・期間工・パートなどのリストラ、中小企業の倒産増加に関して、野党が「雇用関連法」を参議院で強行採決の構えとか・・・・。いくら緊急性が高く・スピードのある対応が必要といっても、自ら議会制民主主義を否定して「強行採決」という手段をとるのなら、議会の自殺行為ではないだろうか・・・・。

数さえあれば、強行採決もやむなし 「雇用のためだから・・・」は、筋が通らない。あくまで代議員制の議会制民主主義を今後とも取るのなら、審議時間の確保と話し合いは、当然すべき事柄だと思う。

自民・公明党がファッショなら野党もファッショでは、国民生活の今後は 非常に暗い。

そもそも季節工や派遣・期間工・パートを生産・雇用の調節弁にしてきたことは、今に始まったことではない。今までそれについては 野党もきちんと対応しなかったツケが吹き出しているだけともいえるのに・・・・

昔の農家の「出稼ぎ」なら、まだ帰る家がある、しかし今問題になっているのは、期間工や派遣社員の多くは帰る家を持たない、会社寮しか住む場所のない人の大量解雇(契約打ち切り)であること。
無能経営のトヨタやキャノン・ソニーをはじめとする大量のリストラ問題は、今を乗り越える対策・補助だけではなく 雇用構造の在り方を抜本的に見直ししなければ 同じことが何度でも繰り返される。
企業資本の横暴で無慈悲な体質は何ら改善されない。

また景気対策として政府は、巨大大手企業を支援しようとしている・・・・、なんと愚かな愚策か!!

大手の生産調整で一番打撃を受けるのは、部品製造などの子会社、下請けの中小企業なのに。

これらの下請け中小企業の連鎖倒産という事態にまでいたったら 失業者の数や家族を加えると膨大な
数の人が路頭に迷うことになるのです。

私は「親会社」が倒産するかも知れない危機があるのならともかく、今のリストラ・生産調整は 親会社が黒字決算や利益下降修正でなされている点に 資本の残酷さを感じるのです。

政府与党も野党も 経済危機に便乗してファシズムや独裁者を出すような戦前回帰だけは 国民としては許せない!!

「親会社」の責任のもと、越年資金の支給や中小下請け企業の経営援助をさせるよう、政治が働きかけるのが筋だと信じる小だぬきです。
posted by 小だぬき at 06:56 | Comment(2) | TrackBack(0) | 社会・政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

中曽根・小泉行革の真の狙いが「今」の現状

賛成・反対の議論は ひとまず置いて、私たち50代以降の記憶には、総評傘下の国労・動労・全逓を先鋭とする公務員共闘や私鉄総連・自交総連などの春闘や政治課題による「ストライキ」の記憶が 未だ鮮明に残っていることと思います。

中曽根行革と言われた「国鉄民営化改革」の真の狙いが 最大労組だった「国鉄労動組合」つぶしにあったことは明確な事実のようです。

私たちの年代以上の人は、今のJRが毎日 故障・人身事故の名による列車運行の乱れを起こすのを見て、旧国鉄時代は列車運行の安全性と正確な運行が保障されていたなぁと思い起こすのです。
「国労・動労」のストライキの時は、事前に分かっていただけに対策もとれたなぁ・・・・と懐かしく思い出すのです。

今はどうでしょうか・・・・、人身事故はやむを得ないとしても 架線故障・ポイント故障・信号機故障・電車の故障などで 毎日「抜き打ちスト」をされているようで、今や鉄道での移動は 余程余裕を見ないと冒険だと思うほどです。若い人には「世界一正確な運行だった」といっても「うそー」という反応が返るかもしれないのが「民営化されたJR」です。

その後、日本社会党と日本共産党、旧民社党の党派間の政治路線の違いで、総評が分裂。今の連合と全労連に。各単祖にも労働組合の分裂がありました。

労働組合の分裂によって 全国横断的な統一ストライキはなくなりました。
野党の離合集散も激しく、連合=民主党  全労連=共産党系 とマスコミに呼ばれるようになって今に至っていますが・・・・。

小泉行革では「郵政民営化」の名による最後に残った全国統一組織の労働組合解体です。

55歳になる私は 歴史に if はないことを承知で 今総評が健在で 国労、全逓(郵便)、私鉄総連、自交総連、公務員共闘が分裂していなければ、今のリストラにどう立ち向かうのだろう、立ち向かっていただろうと夢想するのです。労働組合の組織率も10数%前後にまでなった結果が、資本のやりたい放題では 悲しすぎます。

否定する方も多いでしょうが、私は 今一度 労働組合への結集、単一連合体に再編、第2労務部化した組合の再生、ストライキ権行使のできるスト権を確立した上での企業との団体交渉などの摸索・団結が 今の時代こそ必要になっていると思うのです。
posted by 小だぬき at 11:46 | Comment(2) | TrackBack(0) | 社会・政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年12月19日

バリアフリーの街作りを・・・

私が「うつ病」、両親が老齢化してから  やっと「この街を変えなくちゃ」という気持ちになっています。

昔は、道路が子ども達の遊び場だったし、近所の主婦の井戸端会議の場所でした。

昭和39年の東京オリンビックを境に 高速道路や各地の道路の舗装化が進みました。それに伴いだんだんと道路が人間優先から車両優先に代わり 今に至っています。

若い頃は「人身事故」を防ぐために「横断歩道」を歩きましょう、「歩道橋」を渡りましょう・・・・の呼びかけに なんら抵抗がなかったのですが、今になってみると「発想が逆」だったのではと思います。

人間が平面を歩き、自動車が事故防止のために地下を通るべきだったのではないかと・・・・。

腰や膝も弱ってきている今、手すりをつかみながら「よいしょ、よいしょ」と階段を踏みしめて歩くとともに「人間に優しい街」だろうか??の視点がでてきました。

駅なども主要駅・基点駅では、エスカレーター上下やエレベーター設置が進んでいますが、その他多くの中小駅では 未だ階段・連絡通路です。

また、駅の表示版の字が見えにくかったり、自動発券機や自動販売機に移行し 「私鉄や地下鉄の乗り換えはどう買うのだろう」などと 悩むこともでてきています。

身近の公園も 今までは自然を残した自然公園だったものが、わざわざ自然を壊しコンクリートの公園になり オマケに階段だったり、球技不可になったりしている。

変な話、チョットした段差でもつまづくことも多くなり始めると、この不況で「公共工事」が必要なら、人に優しい街作りのための「公共工事」であって欲しい。

信号にしても視力・聴力障害のある方には 不親切なほど、歩行時間が短い。

人に優しい街づくりを 是非とも摸索したいもののだと思います。
posted by 小だぬき at 09:51 | Comment(2) | TrackBack(0) | 社会・政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年12月20日

エコ・メンテナンス重視の産業構造へ

昨日、メンテナンスの影響で 小だぬきさんのブログが開かないので心配しています、とのメールを頂きました。読者の方には、ご心配をおかけいたしました。無事、復旧しました。

昨日の朝の「人に優しい街づくりを」と同趣旨の発言を 夜のTV太田総理の討論で「森永卓郎」さんが発言し、私だけではなかったのだとホッとしました。道路族から反発を受けていましたが・・・・・。

今日は、タイトルは固いのですが、今の企業の生産計画そのものが エコ社会・リサイクル社会・メンテナンス重視に逆行していないかとの素人の単純な思いを書きます。

トヨタがリストラを正当化するように通年期決算で赤字の見込みとの発表を一昨日しました。
これを含め、企業が毎年、大量の新製品を出し 売ること自体に??の観点が必要ではないかと思うのです。
「もったいない」の精神に基づいた、企業の在り方への転換期ではないかと思うのです。

毎年、企業が新製品を出し、それに見合った買い換え需要が果たしてあるのか・・・、また短期間で買い換えなければならないような粗悪品を売っているのかとの問題です。

戦後の一時期、日本製品は「粗悪品」の代名詞のように諸外国では評価されていたのを 「日本製品だから買う・安心だ」までに信頼を勝ち得たのは、ソニーやビクター、プリンス自動車、ホンダ、ヤマハなどの技術陣が必死に「よりよき技術の追及」をし信頼を獲得した「物作りへの拘りと執念」でしょう。

今の新製品にそのような「信頼性」が失われていった結果の販売不振ではないでしょうか??

私のように昭和20年代・30年代に幼少期や少年期を過ごした者には、生活は今と比べ貧しかったけれども
「希望と活気」があったように思います。

また、電化製品にしても「街の電器屋さん」に気軽に修理に出せる店舗網がありました。

今はどうでしょう・・・。「修理するより新製品を買った方が安いよ」とか「街の電器屋」さんが消え「量販店」全盛。

エコ対策といっては、大量の廃棄物がでる社会構造が異常なのではないかとの視点は忘れてはならないと思うのです。

2011年の「地上デジタル放送」開始などは、いくら電波枠の有効利用といっても まだ十分に使用可能なTVにすらチューナー購入や買い換えを強制する「エコ・リサイクル・環境」問題に反逆する施策ではないでしょうか・・・・

この不況を境に「大量生産」する企業の体質改善を図り、長く・安心して使える「物作り」の原点に立ち返るチャンスだと思うのです。
なぜトヨタが「赤字転落」になったのか、よく吟味して欲しいのです。
販売店はあっても「修理・メンテナンス体制」が不十分なら、今後ますます売れなくなるのは当然ではないかと素人ながら思う小だぬきです。 

「物づくり」の原点と「適正な企業規模」が問われる時期にはいってきているように感じます。
posted by 小だぬき at 08:40 | Comment(0) | TrackBack(0) | 社会・政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

素朴な疑問

今、不況で企業のリストラが問題になっていますが、別な視点で見ると「違う側面」が見えてきます。

まず、気になるのは、派遣・期間工・パートなどの雇用形態を 「選択」したのか」「選択せざる得なかった」のかで 分けて考えなければいけないのでは・・・と思います。

報道で私だけではないと思うのですが、「帰る家がない」「貯蓄がない」という労働者に「えっ」と疑問や何かおかしいと感じる人も多いのではと思うのです。

1派遣の場合は、契約が派遣会社からの派遣という形式をとります。派遣会社に登録した人達が他に雇用がなく 派遣会社登録のみしか生活の糧を得る道がなかったのか・・・との点です。

 @不可解なのは、派遣契約した際 所得税・住民税・県民税・年金・保険などの「義務」の部分を きちんと派遣会社の方で天引きしているのか・・・という点です。
 Aましてや長期派遣の場合、住民登録はしているのだろうかという点も気になるのです。
 B派遣社員で「帰る家がない」というのも ???を感じるのです。

2期間工・パート・臨時雇用についても 「その雇用形態」が強いられたものか、自らの選択かで 考え方に??がつくのです。

 @貯蓄がないというほど 苛酷な勤務形態・低額雇用だったのか・・・。
 A派遣の場合と同じく、3K(キツイ・きけん・きたない)労働すらなく 応募したのかという点です。
 B「帰る家がない」というのも??です。
 Cこれも派遣と同じなのですが、所得税・住民税・県税・年金・保険などの「義務」の部分はきちんと支払った上での労働だったのだろうかという点です。

◎リストラされる・されかねない多くの人が 本当に「家族がいない、家庭がない」、一人だけで身内なしというのが真の姿なのだろうかという点です。


この年末のリストラ多発で、私も 企業=悪、派遣・期間工=善との立場で意見を書いてきましたが、
もし自ら「派遣労働、期間労働・臨時工」という就労形態を選択したのなら 善悪論以外に問題設定をしなければならなくなります。

以前から言われていた、「我慢のできない若者達」「ホームレス」などの受け皿に 派遣労働・期間工があるのなら 今行政のしている救護策ではない対策を考えていかなければならないでしょう。

また、各種の税金のがれのための選択なら より悪質になるのでしょう・・・・

一面的な見方から、全てをみると「木をみて森を見ない」ことになりかねません。

企業の雇用の在り方とともに就労する人達の在り方も 問題を正確に認識するためには必要な視点だと日を追う事に感じはじめています。

これを読んで下さった読者の方は どう感じていますか・・・・・。
posted by 小だぬき at 15:33 | Comment(4) | TrackBack(0) | 社会・政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年12月21日

素朴な疑問A

国と地方の赤字合計が 800兆円に達したという報道がありました。
財政赤字は、先進国で第1位だそうです。
赤ちゃんから老人まで1人あたり数百万円の借金ということになる計算です。
今年も歳入の倍以上の予算を組むとのこと。

いずれ国債や地方債の償還の時期には 「破産」に近い財政状態になることは明かです。

財務省や会計検査院などが いくら踏ん張っても 政治の理念なきバラマキが続く限り この状態は続くのでしょうね。

国民年金納付率も年々低下とのこと、制度の根幹そのものが揺らいでいる証拠ですね。現役世代が年金世代を支える今の制度では、まともに現役時代に年金を納めた人たちが 受け取る段階で財源不足で受給額が減るという負の連鎖に入ってきています。

私など素人が考えても、決して安くない年金掛け金や保険掛け金を天引きされながら 将来赤字見込みだから「我慢を!」と言われても 到底納得できるものではありません。

もう「先進国」幻想をすて、「赤字再建国家」と位置づける必要はないのでしょうか・・・・

当面は過疎地対策に重点を絞り、都市化した部分のインフラ整備を止めるとか、医療・福祉・低所得者に重点を絞るとか、警察・消防・自衛隊・海上保安庁の重複した任務と装備を一本化するとか、徹底して国民生活を守った上での贅肉落としの「再建団体としての国家施策」が求められていると思うのは小だぬきだけでしょうか?

企業活動は、「民間活力」が大事といっている政府なのですから、国の規制・認可・許可を大幅に見直し、「民間活力にまかせる」ということも大事でしょう。私が応援するクロネコヤマトは、消費者のための認可を認めないのはおかしいといって 旧運輸省と全面対決をしながらも宅配便を守り抜いた会社で、その経緯を知っているからこそ 顧客は「安心して」利用し応援しているのです。

未だ、政府や野党にも「先進国」幻想があるようですが、国民は「赤字国家」のツケを生活で実感しています。あれもこれもの施策はもう止めて、国民に希望ある施策に重点化を示して欲しいと願うものです。

それと余計な思いですが、政治家の資産公開を見て、政治家はもともと資産家なのか、政治家だから資産がもてるのか・・・・、国税局で過去に遡って税務調査をして欲しいなどとも思う小だぬきです。
posted by 小だぬき at 11:21 | Comment(0) | TrackBack(0) | 社会・政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年12月23日

消費税の値上げ論議

この国の政府は、未だ「先進各国より消費税が安い」から、値上げをなどと主張しています。
都合のいい時にだけ「諸外国」との比較を出します。

世界のどの国が、米軍の駐留経費を「思い遣り予算」で支出しているか・・・・。首都圏に他国の軍隊の基地があるか・・・、米軍の再編予算の負担をしているか・・・など 都合の悪い点は出さないでです。

また議員歳費や政党助成金を貰いながら、政治資金パーティや企業献金を受け取る矛盾なども「見ざる・聞かざる・言わざる」です。

縦割り行政の許認可が複雑で 同じことでも違う手続きが必要なこと・・・(国道・県道・市道・私道)や(水道・ガス・電気)などの工事の統一計画がないこと・・・・等々 探せばいくらでもでてくるでしょう。

「国土防衛」をになう自衛隊にしても、日米安保条約でといいながら、いざとなったとき武器・弾薬が規格が違うため共用できない「国産兵器」の開発など矛盾点が一杯。

縦割り行政を是正して、横断的な施策のための行政改革を!!  と叫ばれて久しいのですが、官僚の抵抗が強いからと いつも骨抜きにしている政治家の「理念」のなさ・・・。

その中でまたもや浮上したのが「消費税値上げ」

導入の際、薄く広く消費者に負担を頂く、税の特性から「目的税」にはできない、「一般会計」に。申告・納税の煩雑さをさけるため ある一定の売り上げ以下の店については「消費税」の申告はいらない。などと
0%から3%、5%に値上げした経緯は、国会議事録をみれば明かなのに、今回は堂々と「福祉目的」のための目的税としてお願いしたいという矛盾。
要は、「取りやすいところから取る」、名目はどうでもいいという無節操な暴論だと思います。

導入前から要望の強かった「生活用品・食料品・医療・介護」などの低所得者の負担をなくし、高級消費財のみに「消費税」をかけるべきだとの議論も 忘れ去られているようです。

それは、一人1万円以上ですか、物品税をすでに課税しているため、消費税論議と物品税論議がブッキングするため避けざる得ないのでしょう。

私のように素朴に??と思うのは、税金など気にせず買い物ができる富裕層に負担願って、所得が500万以下の大多数の勤労者・年金者への負担はゼロにできないか・・・との夢想です。

繰り返し何度でもいいますが、国や地方の赤字で「真に国民のために使った」施策の赤字はいくらで、箱物行政やばらまき補助金、政治路線といわれる鉄道・道路などの赤字はいくらで 責任者はだれかを明確に開示してから、「消費税」論議に入るのが本筋でしょう。

二言目には、将来の国民に負担を強いないためと口当たりのいいことを言っていますが、負担を強いる政治を行ったのはだれか?? との総括もなく、まるで他人ごとのように言う「政治家」達。

来年配られるという「支給金」、税金還付として堂々と受け取りましょう。
そして還付したから「その財源のために消費税にご協力を」言われたら、ためらいなく「No!!」の宣言をしましょう。
posted by 小だぬき at 04:53 | Comment(0) | TrackBack(1) | 社会・政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年12月26日

麻生首相・浜田防衛相の軍事音痴

ソマリア沖の海賊船対策に海上自衛隊の護衛艦を派遣し その根拠を「日本船舶への警備行動で対応」するとのこと。

海上自衛隊幕僚長は、「職をかけて 海自の警備行動の不可能さを 防衛相にきちんと伝えるべきだ」と思う。どの艦種で対応できるというのか・・・・、また「日本船舶」護衛任務のみに限定する作戦が可能か冷静に考えれば分かるハズなのに・・・。

各国派遣艦船との共同作戦は可能なのか・・・・、相手が発砲しない場合 今の海自をがんじがらめにしている自国防衛・領海内の警備行動を拡大解釈し、「海賊排除」が可能か・・・・、などをしっかりと進言すべきだと思う。もし、派遣した場合「集団的自衛権」、領海外の発砲が自衛艦自身の判断のもと可能か・・・など、憲法解釈を大幅に変え、領海外の軍事活動を認めることになるが それでいいのか??

また、現場では、他国の派遣艦船との連絡調整と艦船配置の検討をようすることになるが、本当に首相自身、自衛隊ではなく「海軍」との一歩を歩ませようとしている、この策定作業・携行武器・行動規定が船団護衛としてなら、軍としての十分な装備と交戦規定を明確にしなければ、派遣されたけれど、何もできないという「汚名」を 海上自衛隊に受けさせることになりかねない。

現憲法下で「海賊船」対策ができるのは、警察権行使が可能な「海上保安庁」船舶と海上保安官しかないとの認識を 海上幕僚監部は 例え現最高司令官である麻生首相の命令であっても「できないことはできない」ときっぱりと進言して欲しい。

海保自身も「これは海保の役目だ」ときちんと 主張して欲しい。

もともと、海自の編成が民間船の「船団護衛」に適した編成も訓練もしていないことを 正確に伝えないと、政治家の「おもちゃ」として「海自」をみすみす窮地に追い込むことを心配します。
 
海自派遣は他国からみると「軍事作戦」に踏み込んだと捉えかねられない。海保なら警察権の延長として小回りの効く 他国との連携も可能だと ここは防衛省・海保の「任務の違い」を明確にして、歴史に汚点を残す 愚命と きちんと政治家を説得して欲しいと思う小だぬきです。

posted by 小だぬき at 20:19 | Comment(0) | TrackBack(0) | 社会・政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年12月31日

2008年とお別れの日

あと14時間余りで「2008年」とお別れの日。
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<今年目立ったこと>

1 土砂くずれ、河川の増水、集中豪雨、竜巻、各地で頻発した地震などの自然災害の多さ。
◎道路族の政治家さん、公共工事をするのなら、毎年自然災害の死亡者・罹災者を出さないような公共工事こそ必要だと一般常識だと思うのですか・・・・。

2 自殺者の増加・精神疾患の増加
◎「愛国心」「日の丸・君が代」の強制をする前に 「人命の尊さ」と人々の感じる閉塞感・絶望感を取り除く施策が必要でしょう。世界不況による失業・倒産などで「希望が持てない」社会構造の変革が大切だと思います。

3 「自助努力」の崩壊
◎誰がみても「年金」のみでは生活ができない「年金制度の崩壊」、資産家ならともかく一般商店・勤労者が 年金以外で「自助努力」する資産があるのか、考えれば不可能。

4 凶悪犯罪・振り込め詐欺の多発。
◎「世界一治安のいい国」といわれたのは、過去のできごとか・・・。無差別殺人や振り込め詐欺がいつ起こるかもしれない「潜在的恐怖」で暮らすのは 悲しい。

5 政治家の腐敗・政党政治の危機
◎「国民の代表である政治家」が △族などと「自分達の利権確保に走る言動。政党助成金を貰いながら「歳費削減無しや議員年金を受け取る無節操。本来なら政党助成金を廃止するか政党助成金で所属議員の歳費に充てるのが筋。政党助成金を辞退しているのが「共産党」のみという現状は「変」

6 「赤字再建国家」なのに税金バラマキを止めない政府、「オリンピック招致」などと東京都の愚策。 
◎本気で今までの税金のムダ遣いで累積した国家赤字を減らす気があるのか・・・。国民への課税のみというのであれば、財務省はいらない。主婦が家計赤字をサラ金で穴埋めして その場を凌いでも「返金時」に破産するのは明か。国のやっていることはそれと「同レベル」
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個人的には、1月末から「休職」に入り、
「うつ病家族の自助の会」「Mixi」、ブログをはじめたこと。
障害者手帳、障害年金の受給資格を得たこと・・・・などでしょうか。

2009年が少しでも「希望」が持てるように「明けない夜はない」ことを信じたいものです。

posted by 小だぬき at 09:43 | Comment(4) | TrackBack(0) | 社会・政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年01月04日

政府の愚作、ソマリア沖海賊対策

昨日の産経新聞に 自衛艦に海上保安官を同乗させ、海保による「刑法」適用の措置をとるとの報道がありました。

これが事実であれば、自衛艦は単なる「輸送手段」になるが、現地の各国軍はどうみるだらうか・・・。海上自衛隊としての志気に悪影響を及ぼさないか 心配です。

また海上保安官が襲撃されている船舶に移乗するまでの間、自衛艦は援護射撃ができるのかも不透明なまま。本来「軍艦」がいるのに何もできない、犠牲は海上保安官では、「笑い話にもならない」

海上保安庁の巡視艇で指揮を一本化するか・・・・・

海上自衛隊に各国軍との役割分担の海域での 船舶の国籍を問わず「海賊排除」の権限を与えるかのか・・・。政治の決断が問われていることは確かです。

派遣する以上、日本国籍の船舶のみの護衛など実質的に不可能だし、目の前で「他国の船舶」が海賊の被害にあっているのに「見て見ないふり」など 出来るハズもありません。

過去「日本籍船が海賊に襲われた時」、それを排除したのはドイツ軍艦船であったように、海賊対策の目的のもと、日本もその一員に加わろうとする以上「日本船の護衛のみ」などの理屈が 世界の国々の笑いものになるのは目に見えています。

海上保安庁か海上自衛隊か明確にして 指揮を一本化しなければ、いざ海賊と対峙したときの隊員の指揮・権限さえはっきりしないものになりかねません。

私は、海上保安庁に一本化して、その活動の後方支援としての燃料・食料・移住区などができる輸送艦のみを自衛隊が受け持つのが、あくまでも筋だと信じています。

政府はあまりにも海自や海保の任務と訓練内容をしらなさ過ぎると思います。
武装海賊には、拿捕訓練を日夜していて、機関砲装備の海保しかないと思う小だぬきです。
posted by 小だぬき at 13:30 | Comment(0) | TrackBack(0) | 社会・政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年01月05日

国会が始まりました・・・

今までの政局と違い、野党が「攻勢」をかけるべき課題が山積み。「後期高齢者医療」「自立支援法」「派遣労働者法」の改善とソマリア海派遣問題、景気対策など 攻め口は山ほどあります。また公明党のみが「支給法」を求めているのも攻め口としては面白い。

本当は、攻めるだけ攻めてから「衆議院議員総辞職」をして、野党は選挙区の運動に集中することもできます。

生活苦にあえぐ人達のためにも自民党・公明党には厳しい審判が必要でしょう。

私など素人が考えても「言っていることは正しい」でも「共産党には・・・」という国民のアレルギーがどこからきているのか 党本部は真剣に考えて欲しい。
いつも「政策が国民に浸透しなかった」という総括のみでは、敗北を繰り返すた゜けでしょう。

また、創価学会の方も「宗教」と「政治」は別だとの見識を持って貰いたいと思います。学会員であっても公明党党員ではないのですから・・・・

野党総辞職、連合と全労連の全組合のスト権確立をしたゼネスト準備など 今から視野に入れて欲しいと国民の一人として思います。

私的なことですが、やっと今日 ヨドバシカメラまでの往復40分の散歩ができました。未だ疲労感はぬけないのですが、散歩の時間を延ばしていきたいです。

明日は、銀行かな・・・・。 








posted by 小だぬき at 17:51 | Comment(2) | TrackBack(0) | 社会・政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年01月06日

野党圧勝の衆議院代表質問

鳩山由紀夫さんの民主党を全面に立てず「国民のみなさん」「野党一致して」とのフレーズの代表質問は聞き応え十分でした。
共産の佐々木憲昭さん・社民の辻本清美さんも押さえぎみに 政策の迷走と矛盾をつき拍手です。

それに比べ自民党の「よいしょ質問」はなんと歯切れのわるいことか・・・」この質問中、ウトウトしてしまいました。

公明党は記憶にないので、その時まで寝てしまったのでしょうか??

鳩山さんの質問を聞いていて、これからの国会に「談合・裏取引」などなく、徹底的に「膿」を出し切ろうとする姿勢が見え、心強く感じました。

正直、今までの代表質問が 与野党とも「自党宣伝」のように噛み合わなかったのですが、今回の野党質問は、本気で政権交代をし 我々にまかせろ!!という気迫のこもったものでした。

どう日本の舵をとるのか・・・、自民・公明党では「難破船」のようなもの。

あとは、野党がどう「大衆活動」と連動しながら 国会を優位に解散にもっていけるかが勝負です。
民主の連合、共産の全労連、全学連などが もうそろそろ眠りからさめてもいいのではと思う小だぬきです。
posted by 小だぬき at 16:11 | Comment(2) | TrackBack(0) | 社会・政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年01月07日

第2次補正予算の強行採決・・・??

なんともいいようがない 自民党・公明党の節操のなさ。
第2次補正予算(給付金込み)を 明日にでも衆議院本会議で強行採決をするとか・・・・。今なら参議院で60日棚晒し・見なし否決の心配もなく、衆議院2/3の採決で可決できるからということでしょう。

結局、年末に出せなかったのは 60日の見なし否決が怖かっただけで、国民の生活のためでなく、与党の党利党略によるものということでしょうね。
麻生首相の「迅速・スピード」というのは、今持っている議席で通せるものは 数の暴力で通すことだったのかとあらためて 国民に知らせてくれました。

でも、本当に自民・公明で2/3の再議決が可能か・・・・、渡辺喜美夫さんはじめ政府・与党の政権運営に不満かつ疑問を持つ人達の 決起、党分裂の導火線になるやもしれないとの認識はないのだろうか・・・、前にソマリア沖海賊対策で「軍事音痴」といったけれど、政権運営でも「政治音痴」ぶりを発揮するのではないかと 野党支持の野次馬として思います。

少しでも政治センスがあるのなら、公明党だけがごり押しする「給付金」と「第2次補正予算」は分けて提案するのが筋なのに。

今年は与党の崩壊、終焉過程をみせつけられる通常国会になりそうです。
posted by 小だぬき at 16:46 | Comment(5) | TrackBack(0) | 社会・政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年01月08日

今、国会が面白い!!

面白いといったら不謹慎なようですが、久しぶりに自分の中で数時間のTV視聴が集中してできるようになったのは 「うつ病」の改善か・・・・・と思えて嬉しいです。

公明党の「給付金必要論」などでトロトロと居眠りが始まり、民主党の管直人さんも演説は得意だけれど、質問はヘタだなぁ・・・・と、眠りかけたのを起こしてくれたのが、管さんの関連質問に立った 仙石由人さんと逢坂誠二さんの質問。

特に仙石さんの質問は、大学時代にこんな教授に法学概論や憲法論を聞いていればもっと勉強ができたのに・・・と思うほど 迫力満点、理路整然。(私、法学部出身です)

@ 給付金に法的根拠・政令の根拠はあるのか・・・。給付事務の自治体への根拠法はあるのか・・・。という質問です。
見事に「法的根拠も自治体への強制力もない」ものであることが明らかになったこと。
自治体への根拠法がないため「各自治体で意をくんで支給して欲しい」、根拠法もなく「給付金を自治体事務には本来はできないこと」とのデタラメぶりをあぶりだしたこと。

A 年金記録の喪失・改ざんについて、84歳の方の記録24年間分の記録漏れの事実を示した上、再支給決定通知が余りにも遅いのではないかとの質問。桝添厚労相に「40年間の膿を出し切る作業をしていること」「他の杜撰処理なども発覚し 懸命に立て直していること」「記録もれ事実がわかったら、速やかに支給すること」 遅延利息やお詫び状の必要性も認めさせました。

B公務員の天下り・わたりの質問時、法律制定の趣旨と論議内容、各党合意と違う「政令」がでているをを、ご存じか・・・・とした上、法律と違う内容の政令をチェックせず 霞ヶ関にまかせているから国会軽視・または反対の政令をだして平然としている、これでいいのか!!とした上 渡辺喜美元行革相の首相への質問状・提言も首相は読んでいないことが露見。

Cこれで民主主義国家・議会制民主主義国家といえるのか、法律の根拠法がなく予算で決まったからとか政令をだしたからといって勝手に何でもできるのか!!
 
久しぶりの「仙石節」を聞きました。弁護士だけあって、根拠法から攻めるあたり大拍手です。

元行革相の議員の質問状・提言」すら 読まず 幹事長止まりで処理とのこと。しかもこれが法案作成に奔走した自民党元行革担当相のものであるにも関わらずです。空いた口が閉じません。


次の逢坂議員、初めに昨夜みた夢として「戯画化して今の日本を紹介した上」、行政の経験・町長の経験から「給付金」の問題点をソフトな語り口で質問。地方の裁量権のない金を何の根拠法で自治体事務にするのかの質問に 「お願いしたい」のみの回答にソフトな人が怒るだけに緊迫感大。
行政事務の執行手続きの手順にそっての質問で 学習になり、これも拍手でした。


最近、やっと数時間でもTVが見られ 国会のだれが下品なヤジをとばすのか、だれが居眠りをしているのかまでわかる中継は 社会科の教科書にしたいぐらい。

不勉強な閣僚のために 質問中から大臣にレクチャーする担当官僚も大変だなぁ・・・と思いつつ、日本は「官僚内閣制」の国家なのだなぁ・・と改めて思った午後です。

posted by 小だぬき at 19:33 | Comment(0) | TrackBack(0) | 社会・政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年01月09日

今、国会中継が面白いA

今日は、新聞などの整理をしながらラジオで聞きました。

民主党 枝野幸夫さん、共産党 笠井亮さん、社民党 阿部知子さん、国民新党 亀井久興さん が昨日に引き続き、雇用・給付金・景気対策・小泉政権の誤りを追及しました。

◎枝野さんの切れ味の鋭い追及と出産医療事故を例にした検察の医師起訴への疑問と医療問題を関連づけた質問は 特に耳に残りました。それとキャノンの派遣切りの問題点追及は鋭く 経団連会長でもある御手洗キャノン社長の対応が注目されます。

◎笠野さんの質問で 派遣元企業と派遣先企業と従業員の雇用関係の不明朗さと法的不備が明らかになりました。

◎阿部さんの質問では、「イスラエルの建国」の強引さ・無理に立ち返る視点を思い起こさせました。麻生首相はハマスのテロが止まらないからから和平交渉が進展しないと述べましたが、発端はイスラエル正規軍のガザへの空襲・地上侵攻にあるとの認識がないのにはビックリしました。
侵略に対する反撃をテロというのでは、軍事力の大きいものに屈しろと言っているように思います。
阿部さんの紹介したドイツ人医師の発言は、明らかにイスラエルの非道に対しての抗議なのに。

◎亀井さんはたんたんとして、麻生首相と小学校から大学まで同窓で、小泉政権の要職としてともに竹中経済担当相の施策に疑問を持って問い糾した仲だと言った上、私たちの疑問に思ったように 竹中氏の規制緩和路線や構造改革路線の誤りが今吹き出していると思うが どうか・・・・、と第一声。当然首相は亀井さんのおっしゃる経過通りです、過ちは正します。静かに質問する中で大切なツボをつき、速記録に「小泉改革」の誤りを残すあたり、ベテランだなぁ〜と感心しました。

今日は午前中のみの放送でしたが、野党の足の引っ張り合いがなく、きちんと他党議員の質問と絡ませて質問している姿は、好感が持てたし まともに制度を考える自民党議員がいたとしたら 衆議院は可決できても 再可決2/3は 常識的には無理だろうなと感じられました。
posted by 小だぬき at 13:05 | Comment(0) | TrackBack(0) | 社会・政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年01月12日

成人の日に思う

何かしっくりこない「成人の日」

年齢のためか「15日」が「成人の日」と刻まれている心身に 俗に連休法と読んでいる休日設定の日が毎年違うのは、どうも休日とはいえ違和感を持つのです。これは、成人の日に限らずです。

学校5日制にしても 教職員組合は「反対」を表明しました。当時の労働省や文部省の欧米と比べ 労働時間が長いとか授業時間が長い・生きる力をつけるためにも地域に子ども達を返すべきだとの施策により現在に至っています。
<組合の反対の根拠>
@ 総授業数を変えずに 5日制にした場合、1日あたりの授業数が過密になり、かえって子供の負担をふやすことになる。
A 地域の受け皿の整備なしに 土曜日を休みにした場合、子ども達は「塾」「おけいこ」などに追いやられかえって「ゆとり」を無くすのではないか・・・。
B 労働省のいうように勤務時間が多いから是正というのであれば、平日の時間数にゆとりが工夫できる6日制の方が 現場対応としては「職員も子供も疲労感なしに過ごせる」

以上を主な理由として「5日制の試行段階から疑問をなげかけてきました。

これらの経緯を官僚は十分にしっているハズなのに、無知な与党議員が「日教組が学力低下させた、休みが多い」などと トンチンカンな組合攻撃をしています。マスコミも発言を垂れ流すだけで事実検証をしない。 現場の立場から言わせると「当時の反対が正しかったのに、なぜそれが攻撃材料になるのか・・」という思いが強いのです。

4月から低学年で5時間授業、中・高学年では6時間授業が1コマ増えることになります。

学校に限らず ビジョンなき施策で 現場が悲鳴をあげる事態は、多くの行政分野や医療・福祉分野にあります。

話が大部それましたが 日本の休日は、「日本の風習や伝統」に根付いたものが多いハズです。それを連休にするために「固定しないで日にち移動させる」こと自体に 政府与党の「伝統軽視や非愛国」があらわれているように思うのです。

また 今の中小企業の資金繰りの苦しさを考えると 一歩歯車が狂うと「連休で銀行窓口も休日」では、手形が落とせず倒産などとの事態を招きかねません。

学生の内は 「夢が持てる休日」でも 生活困窮や企業経営・商店などでは、ヘタをしたら休日が命取りになりかねません。

高級官僚の定年後の「わたり(いくつかの法人に再就職し、その都度、高額退職金を)」を 主務大臣であった渡辺喜美さんさえ怒る 抜け道「政令」をだす霞ヶ関の皆さん、金融機関の融資・貸し付け・返済の休日業務などは「政令」でなんとか作れそうではないですか・・・

あっちこっちに飛びましたが、だれのための「休日」かを考える1日があってもいいように思う小だぬきです。
posted by 小だぬき at 13:02 | Comment(2) | TrackBack(0) | 社会・政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

渡辺喜美さん、離党はまだ早い!!

衆議院予算委員会での野党質問に対する政府の「答弁不能」のまま、明日 第二次補正予算の強行採決が既定の路線のようにいわれています。

もし、採決をするのなら、委員会の「議場封鎖」を含めてあらゆる物理的抵抗を野党はして欲しい。そして、本会議では記名投票を要求して 往年の牛歩などの戦術を駆使して 「再可決の時も国民のための抵抗手段はあらゆる方法をとる」と宣言して欲しい。

それに呼応して全参議院議員は、出演可能なマスコミで「定額給付」を含めた与党の暴挙を訴えて欲しいし 街頭演説などでどちらが「本当の暴挙」なのかを 有権者に語りかけてほしい。

渡辺喜美さんも元行革担当主務大臣として、与党元大臣の肩書きて゛衆議院→参議院の「参考人・証人」要請に応え、今の霞ヶ関の政令のおかしさを暴露して欲しい。
その上、自民党に「除名」処分をさせた方が 筋が通る。

参議院でも「今は自民党の施策に関係ない無所属議員」扱いより 与党元主務大臣として「立法趣旨と政令の問題点」を発言する方が 影響力は大きい。

今の麻生首相に絶望した気持ちは、十分に理解しつつ、渡辺さんの今の役目は元主務大臣として自民党や官僚とどんな論戦をして、立法趣旨は「天下り・わたり」の完全禁止にあると言い続けられる「影響力」を保持することだと思う。

離党は、「わたり政令」撤回まで闘いぬいてからでも遅くはない。

どなたか栃木選挙区や渡辺喜美さんに話せる方・電話できる方は、明日の「離党」撤回は一時の恥・「天下り・わたり」の廃止に全力を尽くす、破廉恥な政令は訂正させる努力を 二次補正審議でやれるだけやって 結果 官僚に負けた場合、麻生首相に抗議の意味で離党する の方が 国民のためになると信じるのです。衆議院本会議での記名投票の要求と牛歩など まだまだやれることはあるのですから・・・。

posted by 小だぬき at 20:46 | Comment(0) | TrackBack(0) | 社会・政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年01月14日

静かな地殻変動・・

昨日、第二次補正(定額給付付き)予算が、強行採決されました。

なんら野党の指摘した問題点への改善なしにです(ここが重要)。質疑時間をとったから・・・との理屈です。

本来、法の欠陥や予算の使い道について、誰がみても野党案の方が筋が通っているのに、言わせたから いいだろうとなんの修正も加えずの可決です。

自民党は公明党の傘下に入ってしまったのか・・・・・。

本来は、渡辺喜美氏や松浪健太氏には、棄権ではなく反対を表明してほしかったのですが、松浪氏のように内閣府政務官が疑問を持つ 第二次予算案は 渡辺氏の言葉を借りれば、なんら妥協も修正もせず 与党案を強引に通したという汚点をつけました。

民主党は審議拒否をいっているようですが、ここは審議に応じ、参議院で第二次補正予算の組み替えや修正は可能なのだから、政府案を徹底的に修正する闘いに移行すべきでしょう。

今、現在進行形で政治が動いています。オバマ氏を大統領に選んだアメリカ国民の主権者意識を見倣い 今度は私たち一人一人が政治を動かせる「選挙」も近づいています。

投票率100% を目指したいものです(気が早いですが)。
@不在者投票の必要な方は 手続きを忘れないようにしましょう。
A入院中の方でも 病院内で郵送投票ができます。
B寝たキリや介護施設に入っている方でも 施設で郵送投票できます。
C身障者の方も選管に申し出れば、投票が可能です。

今の自民党・公明党の政権担当能力なるものが 霞ヶ関の役人のコントロールを受け入れているだけに過ぎないことが 明白になりました。

選挙区では 反自民・反公明党候補への投票、比例区では 民主・共産・社民・国民新党などの野党に一票を入れ、自民・公明両党に「一票の怖さ」を思い知らせたいものです。

参議院の質疑しだいでは、「解散権は首相」ではなく 世論が作ることも可能な時代になっています。

伝家の宝刀として「衆議院議員総辞職」という手もあるのですから・・・・。
posted by 小だぬき at 09:19 | Comment(2) | TrackBack(0) | 社会・政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年01月16日

憲法条文を読んでから・・・

たぬきじ.jpg今日は寝ようと 最後にニュースチェックをとヤフーを開いてビックリ。

日本をメチャメチャにした上、我が子に自分の議席を世襲しようとしている 元総理 小泉純一郎とそのお仲間が 次の衆議院選マニュフェクトに 参議院廃止の1院制を入れることを決めたとのこと。

彼らの化けの皮がはがれた暴論。小泉流改革がヒットラー並の情報戦略で生き延びた 憲法無視の独裁でしかなかったことが明白になりました。

国会の二院制は「日本国憲法」で規定された制度で、憲法改正手続きを踏まない限り 実行不可能な公約です。しかも憲法では、二院制により権力の暴走を許さないことや政治空白を作らないなどが明記されています。
本来「日本国憲法」を忠実に実行・実現する責務を負う 政府や与党国会議員が「日本国憲法」をきちんと読んでいない、尊重していない表れとして 重大な問題点です。

おばさま方の支持で総理になった小泉氏も現総理のソマリア沖海自派遣も「憲法」を蔑ろにする点では同じです。まさか、「憲法改正」を党是とする自民党の方々が 現憲法を知らず・守らずでは 「憲法改正」といっても説得力も話にもなりません。

小泉さん、これは国民の財産を民間企業に譲渡した「郵政改悪」とは訳が違うのです。

何も知らず 思いつきで政策にできるようなものではなく「日本国の最高規範法規の憲法」に抵触する提案です。
この点でも、今の与党に 国政をまかせるのは 国民にとって害にしかならないことが明かです。
まず確実に 小泉さんの長年の主張であった世襲批判を彼の選挙区で実現しようではありませんか!!
まさに「息子に議席を譲る発想」事態が 代議員制の議院内閣制では許されないことですから・・・。

小泉氏の息子の対抗馬に地元選出の自民党県議さん 立候補申請してはいかがですか??  神奈川県連会長は まだ河野さんだし、自分の持論からも小泉氏は息子の立候補は取り下げざる得ないハズだから・・・・。
ま、まてよ・・・、そんな良識がある位なら 憲法違反の政策や「こんな日本」にするハズはありませんね。
小泉さんゴメンナサイ。期待する方が間違いなのですね。
posted by 小だぬき at 23:34 | Comment(2) | TrackBack(0) | 社会・政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年01月17日

兵器オタクはいても軍事音痴の政府(追加)

おこるA.jpgソマリア沖海賊対策が迷走しています。その原因は自衛隊をシビリアンコントロールするハズの官僚・政治家が「軍事音痴」で 海上自衛隊に「海保(沿岸警備隊)」に近い任務を与えようとしているからです。各国の軍事関係者は、「日本の無知」に怒りより笑うでしょう。

ソマリア沖を航行する船舶は、1日に往路・復路で何隻になるのか、海賊対策のメドは どのような状況になったら解除になるかの前提がスッポリと抜け落ちている点です。

また、軍事音痴の政治家・官僚は、自衛隊派遣にあたって「海上警備行動」「警察官職務執行法準用」などと 屁理屈を並べていますが、これなどは「軍事音痴」の自己表明でしかありません。

また、もっとも許し難いのは、海賊の背景に対する分析がないことです。以前、東京新聞特報面でルポが載っていたのですが、ソマリア内戦をドロ沼化させたのが アメリカ軍の軍事介入であり、沿岸地帯の部族が貧困のため 始めたのが「海賊」であったこと。それが部族の青少年のあこがれの職業として「生きるがための海賊」の側面が強い、とのこと。
対処療法としての小手先の艦艇派遣より、内戦の収拾・貧困化の改善が 本来の政治家・官僚の役目だろうと思うのですが、日本は「自衛隊の方が慎重・理性的」、政治家・官僚が「軍事力をおもちゃ」にしている逆転現象が今。

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<問 題 点>Gを追加 14:00

@エスコート方式で船団を護衛艦が先導するというが、果たしてこれで護衛できるのか?   後方で複数の船が同時攻撃を受けた時、「正当防衛・緊急避難」で対処できるのか??

Aこの方式の矛盾は、船団を集団護衛しようとすればするほど、海賊にとっては「狙いやすい」獲物が増える点です。まさか政府方針が朝刊にあったような規模でというのなら初めから ムリなことです。

B交代・補給・隊員の疲労を考えると、少なくとも2個単位の護衛艦・特別警備隊・海上保安官を派遣し2交代体制を取らねば 任務は全うできません。

C寄港地や寄宿舎、食料・燃料・弾薬などの後方支援は 計画に入っているのか・・・・

D船団護衛とともに常識的には 各海軍との連携作戦の艦艇も当然必要になるが、これは「海上警備活動」の範囲を超える軍事作戦になること。

Eソマリア派遣によって、自国防衛に穴があかないか・・・・。アメリカのように沿岸警備隊=海上保安庁。外洋海軍=海上自衛隊 に本気で組織改編を指向するのか・・・・。この1点だけでも法匪(法律を自己の都合の良いようにねじ曲げ解釈する輩)と民主党の仙石議員から 内閣法制局長官の資質を衆議院予算委員会で否定された法制局長官でも「違憲」と言わざる得ないことです。

F基本的疑問ですが、「海賊」が無抵抗で護衛艦に近づき、機関砲の死角から機関室などへのロケット攻撃をする気になれば 現在の派遣条件では 撃退する前に航行不能に陥る心配がある点です。
ここまできたら、海上自衛隊は世界の笑いものになってしまいます。

Gエスコート方式の護衛艦での護衛というけれど、そもそも民間船舶を船団として編成する権限がどこにあるかという点です。また、往路・復路ともどこまでの距離の護衛になるか、集合点・解散点はどこになるかとの点も重要です。
効率よく ムダなく護衛するためには、往路の解散地点で復路の船団と合流できなければなりません。
民間船の航行調整が果たして可能なのか、どこの機関が責任をもって運行計画を民間企業に命令!!をするのか・・・・。まさか民間まかせなんてことはないですよね。
失礼ながら 国土交通省や外務省・内閣官房にその能力があるのでしょうか・・・・
通商船護衛の基本は、船舶の往路・復路を 海上自衛隊の戦力・航行能力に合わせ、ムリ・ムダなく集合させるとともに海上自衛隊の指揮下に護衛中は民間船舶が従うという前提が無ければ成り立ちません。 
実際に護衛するためには、民間企業の意向より 船舶の速やかなる自衛隊指揮下編入を集合点でしなければなりません。今のなんでも「派遣された自衛官にまかせる」では済まないのです。

ことソマリア沖を航行する「日本船籍」「日本人乗船」の船に対する 「国家統制」に近い形が必要だと麻生首相や防衛大学校を卒業しても兵器オタクにすぎない石波さん、浜田防衛相も理解されているのですね。本当に!!
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今の海賊は、映画にあるようなロマンあるものではありません。銃器・ロケットや高速艇まで購入し「生活のために必死に海賊行為せざる得ない部族」相手の「局地戦争」です。

軍事音痴の官僚・政治家・最高指揮官の首相に 海上幕僚長・統合幕僚会議議長は、隊員の生命を国土防衛外で「戦死(この派遣では戦死扱いではなく殉職)」させないよう、また航行船の完全防衛の不可能さ、隊員の後方支援体制の不備などを 意見具申して欲しい。
田母~空幕長の底の浅い論文・自己陶酔より、軍事常識上「旧大本営命令より非常識・無謀な作戦、派遣だ」と職をかけて 「隊員の生命や家族のために」無知なシビリアンと闘って欲しい。
posted by 小だぬき at 12:12 | Comment(0) | TrackBack(0) | 社会・政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年01月18日

三権分立の真の姿を!!

ちょっとまて.jpg「日本国憲法」を学んだ方なら 権力の暴走を防ぐために 行政(内閣) 、  立法(国会)、 司法(裁判所)の分立が 明記されていることは ご存じのことと思います。

今の政治は、本当に三権分立で互いに「権力の乱用」をチェックする機能をはたしているのだろうか・・・・

特に与党の自民党・公明党の姿は、立法権を捨て、政府の「追認」にのみに存在意義を見いだしているように思えてならない。
政府案が「第二次補正から給付金を切り離せば」、与野党がほぼ同意できるのに、与党は頑なに「政府案に固持する」 これでは立法府でなく行政の下請けではないか・・・・

たとえ自党で内閣を組織しても、この時点で与党と内閣は一線を引かなければならない。

当然党内で政府方針に疑問・反対があった場合は、政府に申し入れて政府が聞く耳を持たなければ、国会の場で政府を追及し 政府案の修正または反対をするのが、立法府議員で与党の立場のハズです。

前首相小泉氏の「郵政改悪」反対議員に対する報復刺客候補擁立いらい、行政府の長の意向に逆らえば、与党総裁に変身して「所属議員を処分する」暴挙。

自民党・公明党の皆さん、与党として政府に送り出した議員の「党員権停止」や「一時離党」などの処置を執らなければ、あなた方は政府のロボットとしてしか存在意義がなくなりますよ。
「政府からの分立」した「立法府の与党見解として一致する」ならともかく、今の状態は「党での議論などが全く反映されない、政府案を通すための員数扱いですよ」

今回の野党の方が筋の通った反対、疑問、不備を指摘しているのだから、与党議員が黙殺する方が「立法府」の自殺行為といえると思うのですよ。

TVなどで威勢のいい発言をする与党議員の皆さん、あなたは内閣の代弁者が国会議員の役目とでも勘違いしているのですか??  それとも本来の立法府議員として心から政府案に賛成なのですか??

学生達が「憲法」を学習するとき、憲法条文と現実の解離に戸惑うのです。少なくとも私はそうでした。

posted by 小だぬき at 15:12 | Comment(0) | TrackBack(0) | 社会・政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年01月20日

今日・昨日の参議院予算委員会

たぬき14.gif昨日の夜、パソコンが原因かサーバーのメンテナンスのためか報告できませんでした。
今日も 予算委員会のラジオを聴きながら の私の雑感です。
今日は詳しい質疑内容はニュースでご覧ください。

@ 野党質問にたった民主党 蓮舫さんの「さわやかで鋭い 歯切れの良い」質問に 好感がもてました。その中で以前エールを送った自民党少児化担当相の小渕優子さんが 今年の念頭の挨拶で「安心して妊娠・出産・育児・生育ができる環境整備が 私の決意です」とブログで宣言したということを知り、蓮舫さんも その点に「感激し 頑張って欲しい」とエールを送っていました。
鋭い追及の中にも 過去の肯定的な発言もきちんと評価する蓮舫さんはじめ野党議員の質問はますます好感度を増しました。

A あと自民党小池正勝氏の「関係部署に自衛隊制服組が多く出入りしているようだが、マスコミが言うように自衛隊は慎重なのか後向きなのか・・」と笑止千万な質問をしました。
政治家が「軍事を知らず」、自衛官が「問題点の指摘・ツメ・要請」をするのは、当たり前ではないか。大切な商船の保護と隊員の生命に責任を持つ以上、海上自衛隊幕僚監部が常識にそって、きちんと対応しようとする姿勢を知り安心するとともに 政治家や官僚に「戦史研究」「軍事常識」の学習が是非必要だなぁと改めて感じました。

B 自民党の坂本由紀子議員、巧妙に政府案に有利な答弁を引き出す技量はすごいな・・・と思いつつ マルチ商法などの追及に「いいマルチ、悪いマルチはない」と納得しかけたのですが、最後で「マルチ商法の集会に民主党議員(質問では実名)が参加している、おかしい」と民主党のスキャンダルに持っていく手法は、感心しない。

C 「給付金」について 各方面の議論を紹介し、反対や使用目的を変えてはとの野党質問に、相変わらず「頑なな政府の姿勢」が浮き彫りになりました。

D 民主党の大塚直士さん(今視聴中)の質問で、海外で非武装で派遣されている自衛官の危険な任務について紹介されましたが、麻生さんは「万が一の殉職は、仮定の話」として突っ放しました。警察官職務執行法の拳銃携帯ですら許されていない任務につく海外派遣が多いことを知り、驚きです。
工賃や賃金の低下の例を示した上、定額給金の使い方のおかしさの攻めはステキです。
全国の学校の耐震化工事も2兆円あれば、すぐにできることを速記録に残しました。

E 品のないヤジを飛ばす与党議員の氏名もマスコミは公表して欲しい。TVを見て「うちの選挙区の議員」なら 間違いなく 選挙区の良識・品位のために落選させましょう。

私の「退職関係」の冊子も付箋が一杯になり、座礁中です。
posted by 小だぬき at 11:40 | Comment(0) | TrackBack(0) | 社会・政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年01月23日

民主党、これでいいのか・(追記)

こんな手があったのか・・・・、という盲点でした。

審議がすれ違い、未だ有効な修正も得ていない「第二次補正案」を 26日に参議院本会議で採決することを 自民党・民主党で合意との報道がありました。

参議院で「野党案」可決で、両院協議会で与党案成立見込みとのこと。

「民主党」の若手が頑張っていたのに 執行部は旧態依然の妥協ですか・・・・。
参議院で可決したから 野党としては「面目」が保てたということでしょうね。

問題の多い「定額給付」も 結局は「反対したアリバイ」作りでしたか??

せっかく「野党に期待したのに・・・」 、失望も大きい。
民主党の若手・中堅議員の皆さん、執行部方針では 旧来の悪しき慣習と一緒。

「定額給付」を政府案から削除するまで「徹底抗戦」できるように頑張って欲しい。

(追記.13:00)

もし、両院協議会が開かれる成り行きが動かないようなら

@前例がなくても、TV中継で「両院協議会」を公開して欲しい。

A採決は、記名投票にして、最大限の抵抗をして欲しい。
当面、「野党の暴挙」と報道されようと 牛歩戦術で衆議院での野党共闘を実現して欲しい。
この「第二次補正予算」の問題を歴史に刻むためにも、反対・修正の取り得る手段は、全て使って欲しい。

Bできれば「内閣問責決議」「内閣不信任決議」をしてでも、衆議院解散に追い込むしか手はない。
今の与党は 官僚内閣です。その打倒ですから、国政・経済・生活などは、例え衆議院が解散になっても「参議院」で十分対応可能です

posted by 小だぬき at 08:20 | Comment(0) | TrackBack(0) | 社会・政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年01月27日

民主党、妥協するな!!

第二次補正予算の衆参議院での採決結果が違うため「両院協議会」が開かれています。

ここで初めて知ったことは「両院協議会」の議事録すら今までなかった事実です。

今までは与党と野党で「形式的」に話し合い、衆議院議決を採択していたのでしょう。

自民党・公明党のいう「憲法の衆議院優先」とは、憲法の何条を根拠にしているのか・・・・・。

確かに予算の90日条項や関連法案の60日条項はあります。これはその日数で参議院が審議・採決できない場合の「衆議院優先」のことで、「両院協議会」を拘束するものではありません。

与党のいうように「衆院議決」が自動的に通るのなら、「両院協議会」規定は ムダな規定になります。

「両院協議会」が憲法に規定されている本来の意味は、「衆参議決」が違った場合、改正・修正を含めて各代表で話し合いなさい、との意味ととらえるのが本筋だと思います。

「両院協議会」の議事録に反対する与党は、議事録に発言が残るのが余程都合がわるいのでしょうか?

修正が可能か(定額給付を除けば可能)→各議員の発言を議事録に残す→公開。のルール作りだけは妥協無く民主党は闘い抜いて欲しい。できれば、審議の模様をNHKのTVで公開して欲しい。

posted by 小だぬき at 01:33 | Comment(2) | TrackBack(0) | 社会・政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年02月10日

自衛隊員を危険にさらす暴挙

ソマリア沖海賊対策に自衛隊に出動待機命令がでました。

今までのイラク派遣のように 攻撃されてからの自衛とか、攻撃者に死傷者が出た場合に 自衛隊の反撃命令者と実行者が 殺人罪・過剰防衛などの「刑法犯」に問われかねないなどというバカな!!体制で行かせるのは絶対に反対です。幸いにも今まで交戦がなかったのが幸いだっただけです・・・・。

苛酷な任務につく自衛隊員に 「交戦権」もなく 自衛行為に限定されるなど 「死ね」といっているのに等しい暴挙だと思います。しかも 特警隊は排除・逮捕行為はできるが 攻撃は許されず 船が拿捕されたら政府間交渉になる、また、各国軍との連携は持たない・・・・・。

誰が考えても「机上の空論」で、いかにシーマンシップのプライドが傷つけられるか・・・・。外国船籍だから近くで攻撃を受けている船を海上自衛隊は 見捨てられるのか・・・・。もし助ける命令を艦長がしたら「刑法犯」に問われるのか・・・・。

本当にソマリア沖の海賊対策に自衛隊を出すのであれば、海上警備活動の拡大解釈で 完全武装で各国海軍との共同作戦に踏み切るしかないのではないか・・・。哨戒機のP3Cを出すとか、陸上自衛隊の設営地警備などと 政府の方針は支離滅裂です。
哨戒機は、各国軍に情報を流す方針だとしたら 常識的には 自衛隊艦船もその情報に基づき各国軍との共同作戦をとるのが合理的だし、世界の常識だと思うのです。

素人の私が指揮官なら、派遣命令の実をあげるためにも 各国軍との連携と哨戒海域の持ち場など実質的な集団防衛行為に踏み切らざる得ないと思います。
また、陸海空に「派遣命令違反」覚悟で必要な武器携帯を命じざる得ないし 交戦状態に入るか否かの指揮権は派遣上位者に任す、責任は 省全体が負う位の覚悟は必要だと思います。

私は、憲法九条を守りたい立場ですが、政府が無理な解釈改憲で世界からは「日本国軍隊」と見られている自衛隊に 手枷足枷をはめ 自衛隊員の命を軽々しく弄ぶことは許せません。

自衛隊員を「軍人」なのか「特別職公務員」なのか、自公与党は衆議院で2/3をもっている今こそ 国民に問うべきではないでしょうか・・・・・。

本当に世界の平和(アメリカのではなく)に自衛隊が活動を 今後とも必要とされるなら、政権の存立をかけ憲法九条の改正を 国民に問うべきではないでしょうか・・・・。

寝ぼけた暴論のようですが、解釈改憲では対応できない時代にはいっているのではないでしょうか??

国民投票で改憲否定されたら 「国土防衛隊」として震災・災害および領土保存のために武装や訓練を精選して どこまでの「自衛隊」なら許されるか 国民の合意を図ればいいことだと思うのです。

posted by 小だぬき at 11:27 | Comment(0) | TrackBack(0) | 社会・政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年02月18日

政治の迷走・・・

小泉・安部・福田・麻生首相には ある意味感謝しないといけないかな・・・と思い始めています。

政治・国会に国民が「これでいいのか!!」と考え、興味・感心を持たせてくれたからです。
この反面教師たちのデタラメさで 経済破綻・生活苦が顕在化して「耐え難い冬」を強いられている国民に 衆議院議員選挙で「希望」をもとうという機運が生まれたことです。

自民党・公明党の与党は所詮 官僚主導内閣・党略内閣・利権内閣でしかなかったということは日が過ぎるほど明らかになっています。、与党から退場して貰うしかないということでしょう。

この国会で「希望」が見えてきたのは、民主党若手・中堅議員の活躍です。汚いヤジしか飛ばせない員数だけの自公議員より 余程しっかりと問題点を学習し、政府が答弁不能になること多々の事実です。

また共産党の「我が党だけが正しい」という唯我独尊が薄れ、大きく野党共闘に舵をきっている点です。
志位委員長になって、はじめて「選挙で議席を伸ばす」可能性が出てきました。
今までは、離党者・除籍者・除名者に対する「罵詈雑言」や野党各党との路線の違いのみ強調して衰退していた党勢も下げ止まりつつあるとのこと。

本当に「国民のための政治」にチェンジするためにも 共産党は 連携を深め、他の野党にはない組織力で 反自民・反公明で闘いきって欲しい。

歴史の転換点に立ち会うことの幸せを感じています。今こそ「国民主権」の力を発揮したいものです。

ただ 市町村議員・組長さんの選挙の低投票率は、今のうちから克服する努力が必要でしょう。

国民が主権者であることを証明するのは 「選挙」で自分の代弁者を選択する行為でしかなしえないのですから・・・・。

社会党時代の土井たか子さんの「やるっしかない」「ダメなものはダメ」「山は動いた」などの変革は、一票一票の積み上げでしか実現しないのです。

主権者国民として、限りなく100%に近づく投票行動の訓練??が求められています。
私たちが 主人公と胸をはって「国つくり」に参加できるよう、私たちも身近な選挙から意思表示をしていきましょう。

日本をメチャメチャにし、今ひずみが出ている施策の殆どは、小泉前首相時代の施策です。
その小泉さんが 未だに一定の影響力をもっているなんて、信じられますか?

中川元財務相、しっかりと入院して「風邪」「アルコール依存」から脱却してください。
きちんと自分の意見を言える人だと 嫌いではなかった人物だけに 今回G7での記者会見の汚名をそそぐよう 身体を完治させてください。
posted by 小だぬき at 07:54 | Comment(0) | TrackBack(0) | 社会・政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年02月24日

マスコミの功罪

こたぬきI.jpg日本のマスコミ、評論家、TVなどを見ていると(誤解なきよう、小だぬきは外国語はまるでダメ)、平然と中国などの「人民裁判」(証拠に基づかず、感情で量刑が左右される)と同じことをしている 恐怖国家になってしまったのか・・・・と 思うことが多くあります。

ある事件で警察に呼ばれた人を 何の裏付け・証拠もなく「実名報道、犯人視」して、家や実家・近所の人まで取材し、「犯人」にしていく構図は、まるで「人民裁判」ではないかと思うのです。
多くの冤罪事件で 無罪になっても名誉回復がなされず、平穏な生活に戻れない責任には マスコミの垂れ流し報道では無視される。
今、本当に実名報道が必要なのか・・・・、立ち止まって検証する必要はないのだろうか・・・。

刑法では「推定無罪」の原則があるのに、起訴前から「推定有罪」に世論を誘導する今のマスコミの有り様はいかがなものか・・・・・・

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なぜ、このようなことを書くかというと、中川元財務相に対するバッシングが腑に落ちないのです。

◎彼が 要職についたのは、それなりの実力があったということでしょう。それが今では「日本の恥」「泥酔大臣」「奇行大臣」として 一挙に「政治家失格」の烙印を押される。
    
@これは 全てG7の会談終了後の出来事である点。
 
 私には、国内経済疲弊にもかかわらず、G7で多額の出資金を約束した「政府方針」を国民の眼からそらす人身御供になったとしか思えない。
 
  本来マスコミが報道しなければならないのは、中川氏の「奇行」ではなく、経済が疲弊しているのにも関わらず多額の拠出金や政府開発援助を続ける 政府の方針ではないかと思うのです。

 諸外国から「笑われる奇行」というけれど、本来は「巨大赤字の国の財務相のストレス」と擁護して「きちんと拠出金を取り決めた 我が国大臣を笑う権利は 貴国にあるのか」位の気骨ある外務省の対応が欲しかった。

A自民党・公明党の与党議員は、なんのための随行員か!!と 官僚をまず叱責すべきだし、日本国の恥と中川氏を責める資格があるかどうかも反省して欲しい。
同行したマスコミ記者達も直前まで飲食を共にした人がいるとのこと。私は どう考えても「随行官僚、マスコミ記者」の方も中川氏と同じように批難されるなら少しは納得できるのですが、今の状態は まるで手のひらを返すような報道。釈然としない。

B語学力うんぬんという人がいるが、なぜ「日本語」ではいけなくて「英語」でなければいけないのか論拠をはっきりとして欲しい。誇りあるフランス人はどの会議でも英語を話せてもフランス語を使うと以前から言われています。

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◎古くは、調布市の白バイ偽装での「3億円強奪事件」この時も不確定な似顔絵に似ているとして草◇さんが逮捕され、マスコミは私生活まで根掘り葉堀り報道しました。
その後、アリバイ証明され無実とわかっても 彼は「3億円事件の容疑者」としてのレッテルを貼られたまま 職を転々として 昨年9月末 沖縄で自殺したとのこと。

◎オウム真理教による松本サリン事件。
この時も 奥様が重い後遺症で闘病生活に入った 河野さんが 医薬外交員をしていて納屋に農薬があったというだけで 逮捕されました。無責任なマスコミは河野さんをまるで極悪人のように報道しました。
無責任な学者(母校の教授だけに許せない)が 素人でもサリン製造は可能との見解を出し 河野さん犯人説が確定しそうになったとき、地下鉄サリン事件が起き、オウム真理教による犯罪として 辛うじて無罪が証明されたのです。オウム真理教のサリン事件が数年後だったら 河野さんはどうなったか・・・、恐ろしいことです。

◎痴漢でっちあげ事件
この時も逮捕された男性の氏名・会社名が実名報道されました。数日後、被害にあったという女性が私人逮捕した男性と共謀の上、和解料めあての「でっちあげ」事件だったと告白したから 無実が証明されたけれども もし女性が出頭・供述しなければ・・・・・。ゾーッとする話しです。

帝銀事件、松川事件、白鳥事件などなど 確証のないまま、今でも無罪論が強い事件や「それでも僕はやっていない」で見直されるようになった「痴漢事件」、などなど 逮捕=犯人でない事例は調べれば少なからず出てきます。

マスコミ報道の皆さん、報道倫理規定があるハズです。
「裁判で有罪確定」までは「推定無罪」で論陣を張れないものだろうか・・・・。


ロス事件も警察がというより 1週刊誌が三浦氏を犯人としてシリーズで追及したため事件となったものです。

何が真実か判断するのは「裁判所」の役目です。マスコミは万が一の冤罪の可能性を念頭にいれて報道して欲しい。 そして、より権力のあるものに立ち向かって欲しい。

週刊誌が揶揄する創価学会や大企業に広告を出して貰うため、スポンサーに遠慮をして報道できない新聞・TVなどではないと信じたいものです。
posted by 小だぬき at 18:00 | Comment(4) | TrackBack(0) | 社会・政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年02月26日

連帯を求めて孤立をおそれず・・・

たぬきかお.gif私が中学校・高校時代に影響を受けたのが 当時全共闘議長であった秋田明大さん?の「連帯を求めて、孤立をおそれず・・・・」でした。

童話の「裸の王様」の中で 唯一「王様は裸だ!!」と主張した少年の純粋さと通じる言葉として記憶に刻みこまれています。

同じようにベ平連の小田実さんの「なんでもみてやろう」、今できることは「ベトナムに平和をの一点で連帯したい」との言葉です。(他の分野で活動できる人は、その問題で立ち上がって欲しいとの願いもこの運動の幅を広げた要因だと思います。)

法学部時代は 正木ひろし弁護士の八海事件を初めとした冤罪事件に関する取り組み・著作でした。

教員時代は 上田薫さんの「動的相対主義(環境や人間関係でアプローチの仕方もかわる)」という考え方でした。

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真実とはなにかという哲学的な問題ですが・・・・・

上記の人達に共通していたのは、多数派に迎合せず、自分の疑問・信念を貫き 徹底して「納得出来ないものは、納得できるまで解明したい」という純粋さが 人の心を打ち 多くの人の支持をえるようになった点です。

かっては読売新聞大阪本社社会部の「黒田清」軍団といわれた記者集団の「弱者目線」での報道などもありました。

物の見方は どの視点・どのような立場でみるかで 変わりうるという点です。
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なぜ、このようなことを書くかというと ブログも「連帯と協同」を作り出す可能性の反面、悪意・中傷の道具になり得るという怖さを持つ、言論手段なのだと自戒したいためです。

私が今月数度の「お休み」をしたのも 疲れもありますが、どう考えると真実に近づけるかとの悩みが出てきたことです。ブログ開設5ヶ月に入る壁でしょうか・・・・・。

「うつ患者」として孤立感を感じずに済んでいるのも 「うつ」自助の会、コメントを頂ける方、カウンターに刻まれるアクセスして下さる方々のおかげです。

退職まで「あと1ヶ月と数日」、私のブログも「連帯を求めて 孤立をおそれず・・」で 自身の疑問や思いを大切にして行きたいと 今日午前の前原民主党副代表の質問を聞きながら、自民悪・民主善でいいのかと 実は頭が混乱しだしたからです。

都議会などで学校の「日の丸・君が代強制」「教員処分」の論陣をはっているのは民主党都議です。

善悪、正誤で割り切る危険があるのではと思うのです。今日の感覚では「よりどちらがましか」ではないのかと思いだしたのです。

当分、論調が揺れると思いますが、こんな見方もできるのかと 許容していただければ幸いです。
posted by 小だぬき at 16:58 | Comment(2) | TrackBack(0) | 社会・政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年02月27日

民主党の限界か??

こたぬきダンス.gif今日、参議院で第二次補正予算関連法案の採決、衆議院で21年度本予算の採決を 民主党国会対策委員長が合意との報道。

他の野党との協議も十分にせず、政府案を事実上「修正なし」で通す自民・民主の「馴れ合い・傲慢体質」の表れです。

本当に民主党が政権をとっても、現野党連合に軸足を置くのではなく、公明党をきって 自民党と民主保守派の大連合になるのではないかと危惧すらします。

正式な党機関での審議なく 個人的見解を連発する小沢氏や旧自民党田中派の守旧派が主導権を持つのであれば、総選挙への「希望」も「絶望」に変わりかねません。

第二次補正関連法案の扱いも 筋を通して審議すべきだと主張したという「国民新党」の方が 同じ自民党離党組でも 民主党内旧田中派より より民意に近いことを証明しました。

ましてや衆議院で今日採決されるという21年度本予算の年度内自然成立への道を確定させる国会対策委員長の決断は愚かな行為でしょう。

どうも民主党は 今も勘違いをしているらしい・・・。
今の支持率は自公与党の自滅・失策による反動であり 民主党が与党延命に手を貸すような国会対策をとるのであれば いつ民意が離れるかわからないという状況判断もできなくなっているらしい・・・・。

自公与党が予算を乗り切り、警察の公安部の民主党議員のスキャンダルの調査済み部分をマスコミにリースするだけで 状況は一変する可能性すらあるのです。(政界の一寸先は闇)

時間が経てば経つほど 評論家のいう「民主党有利」などは 希望的な観測で、彼らの予測の的中度は過去の例からしても低いのです。私はむしろ自公与党に反転攻勢の余裕すら与えかねない「国民失望の日、2/27」とさえ語られる日になるのではと危惧します。

なにか民主党は「戦術」も「戦略」も持たず、ただひたすら自公の崩壊を願っているだけにしか見えない。

この際、「共産党」「社民党」「国民新党」「新党大地」「新党日本」「革新無所属」に 民主党一人勝ちをゆるさずキャッチングボードを握る闘いを期待するしかなさそうです。

間違っても、民主・自民の大連合などをさせないために・・・・。
そうなりそうなとき、民主党や自民党の若手・中堅が離党し 「新自民党」結成を展望する位の勇気を持って欲しいと願うのです。
河野洋平さんらが かって結成した「新自由クラブ」の例もあります。

もう党利党略、利権とは きっぱりきれた政界再編になるかもしれません。
今の民主党の執行部のしていることは「反対はしたというアリバイ作りで 何の修正も加えられず、数が少ないから・・・」という 言い逃れの口実作りとしか思えないのです。

posted by 小だぬき at 12:35 | Comment(0) | TrackBack(0) | 社会・政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年02月28日

なんでだろうね・・・

今日は、「美人か天使?」と錯覚中の精神科の診察日。

ちょっと疲れがあり 行き帰りともタクシー。
本来他地域では使えない「障害者手帳での1割引き」を適用してくれた運転手さんに感謝。

ちょうどラジオで「派遣労働」の問題を取り上げていたので、つい私が「真面目に働いていても生活が苦しいのに 派遣を選択した人ばかりを弱者扱いするのは理解できないな・・・」と言ったら、タクシーの運転手さん「私も24時間勤務しても歩合級のために手取りが生活保護基準以下になることが多いのに・・」「彼らの多くの甘え、そして生活保護の不正受給者は許せないな・・・」となんとなく もっと労働全般の働き方・給与も 政治家は問題にして欲しいな・・・・て゛意見一致して降車。

もう一つ息が合ったのは、「税金を天引きされる労働者と派遣労働は同じかな・・・・」と「失業した場合に備えての貯金もないなんて・・・、普通考えられないよね」でした。

「派遣切れで職のない方、「タクシー会社は 年中人で不足で募集しているそうですよ」

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<私、鬼になろうかな・・・>

看護師さんや事務の人から、小だぬきさんと◇◇先生のやりとり、まるで漫才のようで笑いを堪えることがあるのですよ・
・・・と。 いたって優良な患者と主治医の会話が・・・。

主治医   「今日は、遅い時間ですね」
 私     「土曜日は遅い時間の方が 空いていて 先生と長く話せそうだから・・・」
主治医   「また・・?」
 私     「患者として 真面目にです」

で始まり、調子の良いときの後のダウンについて

主治医   「また、調子がいいと あれもこれもしてしまうの」
 私     「ハイ、その傾向があるようです」
主治医   「小だぬきさんは、調子の良い時、車でいえばアクセルを踏みっぱなしでブレーキをかけることを忘れてしまうのね」「後のダウンは、オーバーヒートしたエンジンをひやしているのと同じようだわ」
 私     「前よりは安定しだしています」
主治医   「この前の復習、無理はしない。1日一つのこと」「調子の良い時こそブレーキの踏み方の練習です」
 私     「ということは、生活表からみると、アクセル一杯の走行のあと 余力なしでダウンということですか・・・・」
主治医   「私、少し怖い先生にならないとダメかな・・・」
 私     「鬼教官であっても 信じてついていきます」
主治医   「診察室の中だけよ・・・・」
 私     「先生の左手薬指の指輪、いい趣味と思います」
主治医   「だんだん、小学校の先生だったことを忘れそう・・・。この調子で焦らず治していきましょう」
 私     「2週間後が楽しみです」
主治医   「もっと違う楽しみを見つけてください・・・」

どうみても診察兼カウンセリングだと思うのに、まわりは「漫才」に聞こえるなんて・・・。ネ、皆さん 健全な精神科外来の診察ですよね。
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明日から3月、人事異動の話しも「内示」として 耳打ちされる時期。本辞令が交付されたあとでは否は言えない風土のある日本の社会。
公務員はというより教員は、児童数の増減で4月に突発異動なんて事例もある位、上位者の辞令一枚で異動させられる世界です。中央官庁なら ヘタすると南から北へ等と「家族の都合などおかまいなしに辞令は下されます」

そこで紹介したいのは、弁護士による働くうつの人の社会的サポート「働くうつの人のための弁護団」です。
アドレスは http://utsu-bengodan.main.jp/ です。

何か疑問・質問があれば 投稿箱でネット相談ができます。
人事異動などで うつを悪化させられるより、

行動しなければ後悔がのこる、行動すれば上手くいかなくても後悔は残らない。の精神です。
 
posted by 小だぬき at 19:21 | Comment(0) | TrackBack(0) | 社会・政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年03月02日

公的年金赤字 5兆7千億円??

こタヌキ同盟.jpg 制度の建前では、60歳までは「国民皆年金支払い」義務があります。

新聞報道された「公的年金赤字 5兆7千億円」というものを 社保庁や厚労省がどのように捉えているのか 見解が出されていません。

資金運用の失敗での赤字、とのことですが、今までも「運用失敗」の赤字で関係職員の処分など聞いたことがありません。

貧しい家計から「国民年金」「共済年金」「社会年金」などを支払っている国民を愚弄するのもいい加減にして欲しいと思うのです。

国民から預かった「年金資金」の運用を 私は依頼した覚えもありませんし、行政がした運用赤字は当然
責任者の責任に帰するものですよね。

数年前も週刊誌で「資金運用素人の親方日の丸」追及記事が出されたことがあります。
今回も、きちんと「資金運用のプロ」が その係をしての「赤字」とは 到底信じられません。

誰の責任で「年金資金運用」がなされていて、何を原因として「運用赤字」が生じたのか きちんと国民に説明する必要が 社保庁にはあるのではないかと思います。

「公的年金赤字」の多くが「素人のマネーゲームで失われているのだったら 将来の年金のためと消費税アップを図ること自体フザケルナ!!」と言いたくなります。

それと不思議なのは、皆年金制度なのに「あなたは支払っても年金受給資格は得られません」と言われたという芸能人の告白も不思議です。
今の年金は、個人積み立てでない以上、現在の年金受給者のためにも支払を促すべきなのに、あなたは将来貰えないから 支払わないで済むなんてオカシイと思いませんか??

告白した芸能人(記憶が定かでないので)は、過去の分を含めて納付すると申し出たのに、時効があり不可能と言われたことに 憤慨していた記憶があります。
国民年金は30年の納入が必要ですが、「支払える」という人まで年月で時効、排除。年金支払い免除というのもおかしな話しです。

同じ事は「公共工事」にも言えますよね。予定価格で工事終了などめったになく、数倍〜10倍の工事費用になることはザラ。なんのための入札制度なのだろうと考えてしまいます。

杜撰な会計処理などがあまりにも多く、怒りを通り越して絶望感すら生まれます。

自民党若手が「賞与返上」を言い出しましたが、むしろ国会議員も「日当支給・交通費現物支給・文書費現物支給・政務調査費は申告支給」などに踏み込んでくれれば いいな・・・と思います。

また国会議員年金は即刻廃止すべきでしょう。聞くところによるといくつかの年金を同時に受けている人もいるとのこと。これは明確な違法行為ですよね。

「家計が赤字」だと自己責任と言われるのに、国家の赤字は「自己責任」ではなく国民に転嫁する、これなら 誰にでもすぐ「国会議員」としての仕事はできそう・・・・。

もっと真摯な予算を組まないと、税を徴収する「国税庁」の皆さんが可哀想・・・・。

posted by 小だぬき at 13:59 | Comment(2) | TrackBack(0) | 社会・政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年03月03日

呆れた志位委員長のアナログ思考

外国記者クラブにて 共産党の志位委員長が 民主党政権になった場合でも国政での基本政策に大きな違いがあるので、閣内・閣外協力はしない。個別政策ごとに対応を決めると述べたそうです。(時事通信・15:25分配信)

共産党のかっての方針「民主連合政府」は、「より国民にとって益があるなら、政策の一致点をもとめて他党と共同・協力する」というものではなかったのか・・・・

私自身も民主党は「第二自民党」の体質を残した政党だと思います。でも押しかけ閣外協力・閣内に入ることによって、民主党や社民党・国民新党との「政策すり合わせ」が可能になるはずです。

今日の志位委員長の話ては、永遠に政権から遠ざかることを宣言しているようです。
「議会を通しての革命」という理念は、今こそ一歩前進できるのに・・・・。

共産党の政策を少しでも実現するために、「我こそ正しい」との独善をすてて欲しいものだと思います。

怖れていた自公の反転攻勢が始まったようです。東京地検特捜部が民主党代表 小沢氏の疑惑にメスをいれました。公設第一秘書の逮捕まで行いました。
政権与党には 警察・公安部などを指揮できる権限があります。
これから、なりふりかまわず スキャンダル合戦が始まりそう・・・。

スキャンダルに惑わされ、民意が変わることが「国民の生活苦を選択する」ことにります。
何度もいいますが、民主党執行部の「戦術」「戦略」なしの敵失待ちの姿勢が 衆議院選敗北にならないように 若手・中堅で「党内討論の要求」「機関決定の民主化」を求めて立ち上がる時期でもあるとおもうのです・・・・。
今の軽犯罪法や条例では、警察がやる気になれば 殆どの人を逮捕、書類送検できるほど「ダメダメ」が多いのです。

民主党や野党に「希望を持ちたい」国民を裏切らない政策、共同を摸索して欲しいものです。

posted by 小だぬき at 18:34 | Comment(0) | TrackBack(0) | 社会・政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年03月04日

「申請主義」の落とし穴

「うつ疾患」になり 学んだことは、勤務しているときは事務が代理して申請受領していたものが、休職・退職するにあたり 「個人申請」が必要な場合が多いということです。

私が友人に薦めているのは、各市で名称が違うかもしれないですが 無料配布されている「市民便利帳」をバイブルとして手元に置くことです。市役所・区役所・出張所などで申しでれば誰にでも入手可能です。
それと何かと「身分確認」が求められる現在、顔写真入りの住基ネットカードは 賛否はあっても収得しておくと便利です(小だぬきは運転免許をもっていないので・・・)

単価は高いけれど 10年パスポートなども身分証明としては、年間1500円程度の負担になりますが便利です。

私のラッキーだったことは、病院の患者相談室で「精神障害者福祉手帳」「障害年金」「自立支援医療」の紹介を受けたことです。

周りに制度について教えてくれる人がいれば、貰えるべき手当などの申請方法がわかりますが、いない場合は「市民便利帳」が役に立ちます。
行政が広報を積極的にしない制度も ここには書かれているからです。

是非「市民便利帳」を座右の書として、活用して欲しいと小だぬきは思います。

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民主党の小沢代表の記者会見を聞いてガッカリです。

共産党以外 受け取っている「政党助成金」の審議のとき、これからは「企業献金」をなくし「個人献金」にするために「政党助成金」が必要だとの趣旨だったと記憶しています。

企業献金が癒着・政策の歪みをまねくから、その代替えとしての「政党助成金」だったハズです。
いつの間にか、企業献金が大手を振って再開されているのなら「政党助成金」自体の存在意義が消滅しているのではないかと思います。

小沢代表の記者会見では「政治資金規制法」には違反していないの一点のみ。
企業献金を受けた反省がないのには 怒りすら覚えました。

本来、政党とは 政党の政策実現のための集団なのですから、党費や党関連事業で財政を確保するのが当たり前で この点は共産党は立派だと思います。
野次馬的には、うけとって関連病院などの資金にしてもなどとは思うのですが・・・・

次は、うやむやのままに推移している民主党 山岡国会対策委員長の「ネズミ講関与疑惑」でしょうね。

民主党は思い切った若手・中堅議員による執行部刷新ができなければ、総選挙での苦戦予測になるかもしれないぞと思う今日です。
posted by 小だぬき at 15:29 | Comment(6) | TrackBack(0) | 社会・政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年03月06日

タクシー運転手のストライキ

2/28の「小だぬきのつれづれ日記」で タクシー運転手さんとの会話を載せたのですが、今日 東京で「待遇改善」に3000台のタクシーと運転手さんの抗議集会・デモが行われたそうです。

私が利用するときに聞く運転手さんの声は、「自交総連」が影響力を無くしているので 職場は「物言えば唇寒し」でヘタなことは言えない現状にあるとのことです。

経営者の姿勢は「あなたの代わりは いくらでもいるよ」とのことで、殆ど歩合給になり生活が四苦八苦とのこと。

その人達が立ち上がったことは、意味ある一歩前進でしょう。

各地のユニオン(自由に職種を問わず加入できる)の活動が盛んになり、連合や全労という既存のナショナルセンターを上回る実績をあげつつあります。

小回りが効くのとユニオン組合員の主体性の高さでしょう。

久しぶりに大規模な同一職種のデモのニュースをみながら 働く物の「主体的な連帯」が芽生えつつあるのに とっても心が揺さぶられました。

第二労政部といわれる「御用組合」は論外として、これからはいくらかましな組合なら加入し「権利のための闘争」イエーリング著のように 主体的に「連帯していく道」を摸索したいですね。

私は、なだいなださんのネット政党「老人党」党員のつもりで やれるだけのことはしていきたいと思っています。
posted by 小だぬき at 20:55 | Comment(0) | TrackBack(0) | 社会・政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年03月07日

久しぶりのDVDを見て・・

アンケートや懸賞に応募している内にたまった楽天ポイントで取り替えた「007 カジノロワイヤル」を見ました。
楽天ポイントの難点は、懸賞やゲームでポイントを得ようとすると 後で協賛会社のメールがドサッときて配信解除に手間取ることです。
経験されている方も多いと思います。

久しぶりにDVDを見て、「主人公は死なない」お約束と分かっていても ハラハラドキドキの2時間でした。
ジェームズボンドに依頼すれば「拉致被害の方」の救出も可能かなどと夢想する程でした。

日本とアメリカの最大の違いは、アメリカは自国人が一人でも被害に合うと 損害を無視して救出に当たる海兵隊の存在と日本は「交渉」しかできない違いでしょう。

北朝鮮の拉致は、領土侵攻・自国民拉致という明確な戦争行為です。
出港地も拉致被害者収容施設もわかっているのに、何ら反撃出来ない日本と 多くのテロや拉致をしても平然としている国・北朝鮮。何かが狂っていますよね。

ただ正論に聞こえるのは
@何故、大国の核武装を問題にしないで 新興国だけを問題にするのか・・・
Aロケット技術も使用済みプルトニュウムもある日本も「反米」になった場合、テロ国家指定になる可能性があること。
Bアメリカ国債の多くを持つ日本が 一斉売却をした場合、アメリカそのものが崩壊する可能性があること。
C思い遣り予算や基地提供をしている日本が いつまでアメリカの脅しに怯えるのか?
Dフィリッピンは 国運をかけて米軍基地の撤去を成し遂げました。なぜ日本はできないか・・・

もっと素朴な疑問を言えば

大富豪・豪邸の持ち主だから政治家になるのか、政治家になったから豪邸や資産ができるのか・・・・
 
多くの方がポイントカードでやりくりしたり、ささやかな楽しみで生きているのに・・・・。
ちょっとボンドのような能力があれば、調べてみたいものだと思った1日でした。
posted by 小だぬき at 21:16 | Comment(0) | TrackBack(0) | 社会・政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年03月10日

東京大空襲の日(焼夷弾での虐殺)

今日は、「東京大空襲の日」

昭和20年3月10日、東京の下町を中心にB29爆撃機による焼夷弾(油を広範囲に巻き点火するもの)の大空襲のあった日です。

役所の住民台帳も焼けているため正確な死者は不明で 推定20万人〜30万人が焼死した日です。
TVで海老名香葉子さんの「うしろの正面だあれ」や特集が組まれると思っていたのにTV欄では見あたりません。

戦時法規からいっても米軍の無差別爆撃・焼夷弾使用・原爆投下など、非戦闘員を対象とした無差別爆撃は「戦時法規違反」・戦争犯罪のハズですが、「勝てば官軍」なのか米軍の戦争犯罪は裁かれていません。

沖縄戦や他の戦闘でも 米軍は、火炎放射器などを使用しています。

私だけではないと思うのですが、戦争犯罪を敗戦国のみに限定した「東京裁判」に違和感を覚えるのです。

戦後、米軍が介入して「平和」になった事例は 皮肉なことにベトナム戦争での敗北だけです。
アフガニスタン・イラク・ソマリアなどは 内戦が長期化しています。

それは、米軍が「正義」をはき違え、敗戦国に科した戦争犯罪を 自国の軍隊・政府では検証をしなかったための奢りとしか思えません。

よくこのようなことを書くと「戦争を始めたのは日本だ」との議論が起こりますが、目くそ鼻くそを笑うではありませんが、戦争犯罪に戦勝国も敗戦国もないと思います。

満蒙開拓団等の民間人をも含めて数十万人をシベリア抑留をし、鉄道建設などの作業に当たらせたり、敗戦の8/15に北方4島を攻撃した旧ソ連軍の「残酷行為」なども裁かれていません。

歴史学者もその点、冷静に太平洋戦争・大東亜戦争を見直す時期に来ているのではないかと思います。
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税務署のe-Taxシステム 初体験

結果的には、職場の源泉徴収書で「障害控除」がなされていて、減税はなかったのですが、システムそのものの入力が これほどラクだとは思いませんでした。オマケに係員にしつこく聞いたり、助言を受けたりして 来年度は悩まず e-Taxを使用しようと思いました。

障害者年金は無税、退職金は来年度の一時所得で申告とわかっただけでも成果でした。
医療控除は残念ながら600円不足で控除はなし。

あとは共済会・互助会に電話して、休職補償と療養手当が 退職後も受給できるか問い合わせるのみ。

1日ひとつの事で精一杯、明日は「何ができるかな・・・・・」

posted by 小だぬき at 17:51 | Comment(4) | TrackBack(0) | 社会・政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年03月11日

「人権」を守ろう!!

カルデロン一家、強制送還に反対します!!

法務省は 蕨市の中学1年生のカルデロン・のり子さん一家に「13日までに両親が自主的に帰国する意思を表明しなければ、17日に家族全員を強制送還する」と通知したとのこと。

確かに「違法滞在」は問題としても 「違法の条文」そのものに問題はないか、お子さんが小学校五年のときに発覚して「強制送還」を「特別在留許可」で今日まで来たとのこと。

日本でお子さんが10年以上 日本語の生活風土が身についた時期にフィリッピンへの強制送還。しかもご両親もビザ更新のための一時帰国もままならなかった経済状況だったようです。

「入国管理法」に問題はないのか・・・・。

新聞やTVでしたり顔で この問題で厳正な対処をしないと「法治国家の基盤を揺るがす」などと発言する人がいますが、高級官僚の渡り・天下りには、政令で骨抜きにする霞ヶ関なのに、弱者には厳格に法適用などというのですから呆れます。

「観光ビザ」「就労ビザ」などで 来日した人に対して、日本は「金を持っている人はいい観光客、働き口を日本に求める入国者は要注意人物」とでも 入国時から差別・選別をしているのではと邪推したくもなります。「密入国」など以ての外ということでしょう。

現地での貧困から抜け出すために、ブローカーに斡旋料を借金までして入国する人も多いと思います。
この人達には、違法だから「強制送還」ではなく 別な視点が「人権上必要」だと思います。

摘発するのなら、入国ブローカーや日本の企業・サービス業などの搾取労働が先でしょう。

今の入国管理法と政府の言う「国際化」との整合性を保つためにも改善が必要でしょう。

私が一番引っかかるのが、入国管理局・警察庁公安部が「スパイ容疑」「破壊活動・テロ行為」としてマークしている人の取り締まりと一般労働者を同一に取り締まるのが 適切なのかという点です。

就労ビザや密入国の場合でも「ケースバイケース」で 就労ビザの無条件更新とか密入国の場合でも身元照会した上、犯罪組織に関与していない人には就労ビザ・在留許可なども考慮にいれた対策が可能かと思います。

よく日本は「外国人スパイの天国」などと言われていますが、警察の外事課や公安部は 全貌とはいえなくても組織の端緒を 日夜捜査していると信じたいのです。

さしせまっているカルデロン一家の強制退去は 止めさせたい。それが出来ないのであればフィリッピン政府と交渉して「日本からの強制送還」→「フィリッピン国外退去」→「日本入国(国籍選択)」などの方法はとれないものか・・・。

「人命は地球より重し」とした国是を今こそ考えて法務省は結論を出すべきではないたろうか?

posted by 小だぬき at 09:19 | Comment(2) | TrackBack(1) | 社会・政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年03月12日

その笑顔が続くように・・・

セブンイレブンなどの入社式のニュースが入ってきています。

みんないい笑顔をしていました。この笑顔が続くことを祈ります。

いくつかの苦言

@同期というのは、心許せる友でもありますが、他者への思い遣りも忘れないでください。
 ・道一杯にグループで歩くと 迷惑にならないか心配りをしてくださいね。
 ・電車でも 同じ開閉口に大勢で並ぶのも 状況をみてね。
 ・時々人名や研修内容を話しているのが聞こえますが、就業規則を見てね。

A大失業時代のなか、社会に巣立つのですから 挫けず頑張ってください。
 ・内定取り消し等で 苦境にある同窓生への労りを忘れないで・・・。
 ・定食屋などで社名を誇らしげにいう「バカ」がいますが、社会は互いが支え合って生きているのであって、君達の会社のみで成り立っているのではないことを肝に銘じて置いてくださいね。

**********************************
今日の参議院の予算委員会は 与党の質問のせいか 結構本音がでていました。
面白いのは 「老齢者が年金で笑顔で暮らせる社会に」と答弁させたあと、消費税などでの応分負担をともいっています。要は遠回しに 与党質問で「今の苦しさからのがれるには、増税が必要だよ」とのこと。
私自身「今苦しいのに、増税して ラク」になるなどという論法は、詭弁にしかならないと思うのですが、皆さんどうでしょう。
よく 欧米より税負担は低いからと福祉問題になると政府は答えます。
支払った年金がきちんと記録され支払われている、ムダな箱物行政はしない、消費負担度を同一にする、きちんと国防・治安に責任を持つ、老後の生活の安心が見える国家なら 信頼と希望を与えられる政府のもとでなら、高負担・高福祉の道を選択できますが・・・・・・、今の政府の増税では「生活がよくなる」と自信を持ってない自民・公明の与党には やはりビジョンがなさ過ぎると思った日でした。
posted by 小だぬき at 21:34 | Comment(2) | TrackBack(0) | 社会・政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年03月16日

自衛隊員はいつ任務が終わる・・・

<ソマリア海へ>

昨日の午後、呉からソマリア沖海賊船対策として 護衛艦2隻に特警隊・海上保安官を乗せて出港しました。
ただでさえ居住性が悪い護衛艦(駆逐艦)で3ヶ月の航海をして任務につくとのこと。

一船団で護衛艦を前後に1隻ずつということは、A-B地点に2日護衛、 補給1日、 B-A2日。というローテーションでの任務になるとのことです。船団は国土交通省が調整するとのことですが、乗っている自衛隊員などの休養は確保されるのだろうか・・・・。少なくとももう1隻を出し、交代勤務にしなければあまりにも派遣される自衛隊員・海上保安官などに負荷がかかりすぎると思うのは私だけでしょうか・・・

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<政治資金>
東京地検特捜部は きちんとすべての膿を出し切るつもりで「政治資金規正法」「企業献金」にメスを入れて欲しい。民主党だろうと自民党だろうと容赦せず政界の闇資金を暴いて欲しい。

それと不思議なのは公明党や共産党は、歳費をいったん党本部に入れ、党から給与や秘書が派遣されてくるとのこと。これも厳密にいえば「政治資金規正法」違反ではないのだろうか・・・

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<通院後のダウン>

私の通院ジンクツであった晴天が、14日は外れました。午前中、雨と風の強い中で診察。
結果的には天候不順で患者さんが少なく助かりました。

@精神科主治医(待ち3分、診療20分)

退職して食べられないようなことになったら「来年くらいにはアルバイトができるといいな・・・」といったら 「来年ね・・・・、焦らずに治していきましょうよ」と曖昧な返事。ま、いいか・・。

A内科主治医(待ち5分、診察5分)

血圧測定 121-90。おかしいな・・・というので、ごめんなさい、今日薬を飲んでいないせいか下が高いようです。以後気をつけます。「まぁ、あまり気にする数字ではないのでお大事に・・・、花粉症の薬も1ヶ月だしておきますからね。」とスムーズに診察終了。

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春になるきざしを草木でみるのではなく「引きこもり小だぬき」は、女性の服装が軽やかな感じに変化しているのに 「春」を感じました。

posted by 小だぬき at 16:09 | Comment(4) | TrackBack(0) | 社会・政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年03月17日

お彼岸の入りに・・

父と母は、今日 水戸の祇園寺に墓参りと墓清掃にでかけました。
私は19日に行こうとの最初の予定通りに19日出発で1泊大浴場のあるホテルに宿泊20日に家に帰る計画をしていたのですが、「初日でないと意味はない」と言って 両親だけの墓参りになりました。

現職時代は、この日「成績処理の憂いなきように・・・」と仕事を逆算してこなしていたのですが、今の自分のフットワークの悪さ、咄嗟の行動ができないのが情けなくなります。

今、銀座の母の手相占いや江原啓之さんの「オーラの泉」、細木数子さんの六星占術などに根強いファンがいるそうですが、そんなものに頼るより 仏壇で供養した方がいいという立場なので 占いやオカルトを信じる人の心境が今一つ解らないのです。

「ご先祖様がいて今の自分がいる」、両親はお前が結婚して子どもでもいれば安心できるのに・・・・、と未だに「小だぬき家」の墓が無縁墓になることを心配しています。

私の返す言葉は 若い時から一緒で「心配でしょう、だから長生きしなくちゃと思うでしょう?  不肖の息子の最大の親孝行だよ」などとかわしていたのですが、真剣に「養子とり」を考えなくちゃと思うのです。
55歳になって(あと1ヶ月で56歳)焦り始めた小だぬきです。

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今日「退職共済の保険証」がきました。23日に引き落としがあるので口座確認を!!とのこと。

口座確認も大切ですが、退職金の額も早く教えて欲しいものだと思います。

別ブログにしたアフィリエイトのブログでどの程度、副収入が得られるか・・・・、1つのレポートの検証を始めました。

無理ない程度に、「世の中タダほど怖いものはない」という気持ちを忘れずに チョッピリと毎日少しずつ管理画面と睨めっこしています。

posted by 小だぬき at 21:40 | Comment(2) | TrackBack(0) | 社会・政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年03月18日

東京五輪招致?? ムダ遣いと警備問題

私は、今の時点の景気では「東京五輪招致」など 落選した方がいいと思っています。

前大会時は「高度成長期」で高速道路網整備・道路の舗装化、東海道新幹線の開通などでインフラ・ライフラインの整備が急速に進みました。

当時小学生だった私も 学校ごとに割り当てられた入場券の抽選にあたり 国立競技場の陸上予選に行きました。

円谷選手のマラソン3位獲得、大松監督率いる東洋の魔女といわれた女子バレーボールの優勝、体操の活躍など記憶に刻まれている年代です。

できれば超一流の選手達の生の試合を見せてあげたい気持ちはあるのですが・・・・

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<疑問点として>

@確かにホテルなどで 観光客を収容する部屋数はあるでしょうが、移動の際に通勤・通学者とのブッキングはないのだろうか??

A洞爺湖サミットで見られたような テロ対策の警備のため「首都機能麻痺」が起こらないだろうか・・・。道路検問や各駅での身元確認など・・・。

B今の経済状態で果たして オリンピックに費やす膨大な経費はどう捻出するのだろうか?

C今はTVが普及しています。「五輪招致」に 以前の大会のような「未来・希望・夢」を描けるだろうか? 

D今やるなら 貧困に喘ぐアフリカ諸国のどこかに招致して、国際的にインフラ・ライフラインの整備、生活基盤の育成を オリンピックを通じて実現していく思考も必要ではないか、と思うのです
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今の日本に必要なのは、お金がなくても志あるものが 練習できる場所と指導者を育成することでしょう・・・・

ある選手が 県民賞を辞退したいと述べた中で「県内には公営プールが一つもない、私に県民賞より 公営プールを作ってあげてください」と言うほど、設備・指導者の地方間格差があるのです。
また、スポーツにも貧富の差が生じているようです。日本の選手層が薄いと言われて久しいのですが、特別な専門クラブ入会や外国遠征費用が出せるかどうかで 諦める若い人も多いのではと思います。
今、五輪招致運動より、どの地方でもスポーツが楽しめる施設・指導者の育成の方が先だと思う小だぬきです。
posted by 小だぬき at 12:16 | Comment(2) | TrackBack(0) | 社会・政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年03月19日

企業献金禁止は当たり前!!

政党助成金を貰いながら「企業献金」を貰うこと自体、企業に「献金してもソンはない」との目算があってのことでしょう。
一流料亭やホテルでの会合そのものが、国民の代表意識の欠如そのものでしょう。

今回、民主党小沢代表が言ったことに意味が大きいと思うのです
検察捜査に正々堂々と対抗しようという思いと 企業との距離を空けて民主党が「国民目線」にたつために個人献金のみにする。この姿勢は貫いてほしいと思うのです。

何か話しがオカシイのは、本来政党とは「政策や理念」に共感した党員によって組織されているはずです。TVなどで自民党議員などが 秘書費や事務所維持費・後援会などに膨大な費用がかかるのだとの論法をとりますが、政党なら地元政党支部が党費や後援会費、事業収入で賄うべき費用です。

政党活動といいながら「個人の選挙対策費用」ではないか、また政党としての組織そのものが党員に依拠していない証拠ではないかと思います。

政党として党費、後援会費、各種事業(新聞・パンフレット)で運営できるように きちんと組織整備を 各
政党ともするいい機会ではないかと思います。

公表党員が1000万を超える自民党、きちんと党費を徴収すれば 企業献金などいらぬはずです。

社員のリストラ・賃下げ、派遣・パート切りなどを平然としている大企業に「献金」を貰うことは、政党としての自殺行為ですよね。


WBCのキューバ対日本。久しぶりにいい試合を見ました。
また準決勝では、韓国と対戦する日本。また良い試合を見せてほしいと思いました。

posted by 小だぬき at 19:17 | Comment(0) | TrackBack(0) | 社会・政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年03月29日

「第二次朝鮮戦争」を誘発させる危険

今日のニュースを寝床でトロトロみていたのですが、ただ事実として「迎撃ミサイル」の移動、イージス艦の配置を報道していました。

素人が考えても、今回のような「予告された長距離ロケット」の発射に対して 部隊移動や艦船派遣で疑問に思うことは多々でてきます。
憲法や歴代政府の武器使用規定は昨日の日記にかきましたが、まだまだ疑問が吹き出してきます。

1スイスは小国ながら全国民を避難させるシェルターを 国の政策として完備しています。
日本本土が「戦場」、「ミサイルの標的」になった場合、国民は見殺しですか?

2部隊移動が必要だったのですが、現行の部隊配置は「何をどこまで守る配置」だったのか、政府には説明責任があると思います。

3アメリカ軍でさえ「訓練と実戦は違う」という精度しかない「迎撃システム」を 今発動することの軍事的評価がされているのだろうか・・・

4迎撃ミサイルを発射した場合、成功しても失敗しても「北朝鮮軍」を刺激しないか、また失敗した場合システムの不備を内外に知らせることになるが これで国防に責任をもてるのか?

5本当に北朝鮮がミサイルを着弾させるのに要する時間は、10数分足らずとのこと。レーダーやパソコン弾着解析が間にあうのかも問われる所です。

はじめに迎撃破壊ありの姿勢の政府ですが、誰もが思うのは 脅威が本当にあるのなら発射直前のミサイル基地破壊が最善の方法であることは明かです。

政府筋の「軍事」音痴達の命令が「第二次朝鮮戦争」や「日本の国防」の欠陥を知らしめる結果にならないことを祈るのみです。

なぜマスコミが「踏み込んだ議論や問題提起をしないのか・・・」、呆れて熟睡ではなく眠りが浅くなってしまった小だぬきです。
posted by 小だぬき at 20:35 | Comment(0) | TrackBack(0) | 社会・政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年04月01日

自由人としてのスタート

昨日と今日では「生活自体には変化ない」朝を迎えています。

自分の中でケジメをつけるつもりで24時の時計の針が指す所までは「小学校教員」、過ぎてからは「自由人(無職)と確認してから 睡眠剤を飲み熟睡。

休職中は「療養義務」があり、家族旅行にも主治医の許可をとったものですが、今日からは「自己責任」の生活。気持ち的に何か軽くなったような気持ちになった朝です。

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やはりなぁ・・・・、「北朝鮮」の恫喝に政府が毅然とした対応がとれるかが問われる報道記事がありました。
「拉致被害者」救出を含めて 受けて経つかが麻生首相の真価が問われます。
「日本の脅威を取り除くための迎撃を 宣戦布告に近い、軍事報復を言う国に対しては、総力を挙げて抵抗する。ミサイル基地破壊も自衛行為として行使する覚悟がある、また「拉致被害者救出」のための軍事的手段行使も検討する」と危険なカケですが、タンカをきって欲しい気もします。
外務省と防衛省の情報収集と「防衛出動待機命令」をせざる得ない状況で ここまできたら「テロ国家には屈しない」と宣言する姿勢は 断固貫くべきでしょう。
私も多くの国民も「戦争」の危険より、「平和」が望ましいのは確かですが、脅しに屈する「平和」は真の「平和」とはいえません。

脅しに屈して「破壊命令」を取り消すか・・・(隊員の志気低下を覚悟して)、方針を貫くか・・・(限定的な武力行使を覚悟するか)、政府の毅然とした態度を示して欲しい。

強力な軍事報復を警告=「日本の牙

城を無慈悲に粉砕」−北朝鮮

 【ソウル31日時事】朝鮮中央通信は31日の論評で、北朝鮮が「人工衛星」と称して発射の準備を進めている長距離弾道ミサイルを日本が迎撃した場合、北朝鮮は「再侵略戦争の砲声」とみなし、「最も強力な軍事的手段によってすべての迎撃手段とその牙城を無慈悲に粉砕する」と警告した。韓国の聯合ニュースが伝えた。
 論評は、日本が北朝鮮の衛星打ち上げをミサイル開発とみていることについて、「相互尊重」をうたった2005年9月の6カ国協議共同声明を認めない立場を宣言し、「6カ国協議のテーブルをひっくり返す行為だ」とけん制した。 
 さらに、日本政府は「衛星打ち上げを日本社会の軍国化と国内政治の危機解消に最大限活用」し、「米国との共同ミサイル防衛(MD)システムの展開など軍事大国化を本格的に推進するための足場」を整えようとしていると主張した。(了)
(2009/03/31-20:48)

posted by 小だぬき at 09:56 | Comment(2) | TrackBack(0) | 社会・政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年04月04日

無認可老人ホームの問題

純粋に「老人のための施設」を目指した 群馬県の無認可老人ホーム。
不幸なことに火災で犠牲者がでたために、批難を浴びています。

殆どの入居者が 墨田区から紹介された生活保護受給の「認知症」を含む老人であったとのこと。

今の日本で「入居待機」が多数いることと、施設の数の絶対数が足りない問題点が浮き彫りになりました。

介護保険制度の欠陥と厚労省の施設削減政策が招いた悲劇でしょう。
家族がいれば「家族が介護すればいい」との現状をムシした施策で 泣いている人はたくさんの数に上るのでしょう。

今回の火災事故、私が施設長でも 公的補助金なしで介護職員を雇ったり 環境整備に費用を掛けることは 余程の資産家でないと無理でしょう。ここに問題の本質があると思うのです。
なんとか介護職員を配置しても 「認知症の患者」を十分に介護できない無認可の壁。
今回のように「認知症の患者を守る」ためには施錠せざる得ない事情もあったのでは思います。

都会では 毎年、学校の統廃合などがあり、また簡保の宿や倒産宿泊施設など 国が福祉に本腰をいれる気なら場所はあるはずです。あとは介護保険料を既設・無認可をとわず 介護職員の待遇アップに助成金を出す位の対応が望まれます。区役所や市役所がいくら立派でも 肝心の住民や福祉の志はあっても経営や生活が成り立たない現状は「寒風」が吹きすぎです。

それと不随して問題なのは、病院の入院限度期間の設定です。老人保健でも通常入院1ヶ月、リハビリ訓練3ヶ月というのは、医師会が反対したように「人間の健康」より採算重視の冷たい行政です。

民主党の長妻議員を厚労相にすえ、抜本的な改革を目指すしかないようです。

今まで社会に貢献してきた老人・障害者を大切にしないで、若い人を大切にする施策は生まれるハズはないのです。私も若年痴呆の傾向がでてきているような物忘れの多さ。他人事ではないのです。
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今日、政府は大誤報とともに軍としての欠陥を公表してしまいました。
今だから呑気に レーダー解析の誤りといっていますが、「国防」を考える時 この発言は自衛隊の致命的欠陥を内外に公表したのも同然です。

また「警報」や「避難」通報をするとのことですが、国民はどこに避難すれば安全なのですか・・・・。
現実には待避壕もないのに 「警報」「避難」通報がだされても そこの住民は「仏壇や~に祈ること」位しか出来ないのが現実ではないでしょうか・・・・。

何か 最近の出来事は、戦後64年、経済発達のみ優先した政府の歪みがもろにでているようです。
岩手・青森などに浜田防衛相や麻生首相にテント生活でもして現地を励ます度量はないものだろうか・・

早く 総選挙をして「チェンジ」の投票権を行使したい小だぬきです。
posted by 小だぬき at 21:38 | Comment(0) | TrackBack(0) | 社会・政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年04月05日

北朝鮮ロケット「日本上空」通過でいいのか

今日、北朝鮮のロケットが11痔30分発射され、わずか15分足らずで太平洋上に・・・・・。

政府がロケットだろうがミサイルだろうが迎撃すると大言壮語していたのに、河村官房長官の「上空通過、被害なし」の記者会見で そのことに言及した記者質問はなし。

迎撃システムの欠陥があったのか・・・・
指揮・命令が遅れたのか・・・・・
米軍の圧力か・・・・

部隊移動やイージス艦を配置しても「迎撃できず」は、「北朝鮮」に日本は結局何もできないと 変に自信を与えてしまうのではないかと 心配です。

迎撃ミサイルを発射できなかった要因・原因を 国民にしっかりと政府は説明する責任があると思います。
そうでなかったら 役にも立たない「迎撃ミサイル」より 総理官邸地下のような対核構造のシェルターを
1つでも多く作った方がいいと思うのです。

映画「亡国のイージス」に描かれたように対艦ミサイルでも複数発射された場合、100%迎撃は無理に近いことです。

「北朝鮮」が 変にミサイル攻撃に対する自信をつけないためにも 今回の「迎撃なし」をきちんと説明して欲しいものだと痛切に思いました。
posted by 小だぬき at 14:45 | Comment(0) | TrackBack(0) | 社会・政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年04月18日

プラス思考が少しはでてきたかな・・

こだぬき01.gif
ブログの記事を投稿したら またまたolive-Xニュースに掲載されました。

題は「呆れた共産党の態度」です。
http://www.olive-x.com/news_ex/newsdisp.php?n=61144

もしよかったら、お立ち寄りください。
これで3度目の掲載になるのですが、何かクセになりそう・・・・・

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今週から 少しずつブログの編集を変えています。

・56歳の初老としては 大胆にも「ピンク」の背景にしました。

・ペットのガンバ!!君を しばらくカメさんからペンギンに変えます。
 理由は、うつの状態が 少し上向いたかな?との思いです。

・広告を女性の写真のものに徐々に変えています。
 ブログの中だけでも明るいものにしたいからです。

・午前中の更新は、モニター参加かあるといいなという物にしました。

・午後から夜にかけての更新は、私の視点での物の見方です。

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無理なく更新できる体制を早く作っていきたいです。
今後ともよろしくお願い致します。

$ 3月の広告収入→楽天カード申し込み2名様 1000円。セブンイレブン(主に自分の買い物) 19円でした。 利用していただいた人 ありがとうございます。

額に汗して働かないで 不労所得で1019円とは感謝、感謝です。
posted by 小だぬき at 16:36 | Comment(0) | TrackBack(0) | 社会・政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年05月01日

地区メーデーに中途参加

今日は 午前中に集会だとばかり思っていたのですが、終わっていてもともとと会場に行くと、統一メーデー。今年も分裂を回避して統一でできたのかと まず感激。

はて、私はどの旗に行ったらいいか・・・・。もと教職員組合の執行部にいたのに 若い看護師さん達が沢山いた医労連の旗に行き「今年、病気退職した患者なのですが・・」といったら なんとあっけらかんと「これだけ看護師がいるんだから 心配せず一緒にデモしましょう」と仲間に入れてくれました。
「医療・福祉・社会保障にもっと予算を!!」「介護現場の実態に即した施策を!!」「後期高齢者医療制度は廃止を!!」など 若い人とスクラムを組み歩きました。(ベテラン組や一本線の主任、2本線の婦長組に入らなかったのは、56歳にしてまだ歳の自覚のないせいか・・・)

以前の新聞で「看護師の8割が過労死の危機、異常に多い超過勤務」の記事がありましたが、私の周りの子?に聞くと 準夜勤・夜勤勤務の人たちが殆どとのこと。
どの組合も高齢化が進む中、医労連の若い人達の熱気と爽やかさに触れ、一時「うつ患者」であることを忘れることができました。
会場に足を運んで良かった・・・・。

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勿論、プリンターインク・印画紙の購入もしました。ヨドバシカメラの店員さんも「こんなに購入していただいていいのですか・・・・」と聞いてくれたのですが、これも「うつ病」特性か、十分な予備がないと不安な心理の現れで「予備を常備していないと仕事にならないから・・・」とミエを張った買い物でした。
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それと 今日帰宅後 ブログを渡り歩いたのですが、皆さん 見事ですね。
可愛い女性の写真や女性名ばかりを今日 見てまわったのですが、9割以上が男性の皆さん。
私のようなウブな??男性は、その写真や名前で友達になれたらいいな・・・・なんて思ってしまいますもの。
ニックネーム一つにも遊び心があり、結構 楽しかったです。
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今日は 久しぶりに長く歩いたので、早めに寝ることにします。
posted by 小だぬき at 21:10 | Comment(0) | TrackBack(0) | 社会・政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年05月03日

今日は「憲法記念日」

今日は 憲法記念日です。
冷静に読み返してみて 到底 この国で「憲法」の理想に向けた施策が今までなかったのではないか・・・・・、などと思います。
憲法九条と自衛隊の問題は マスコミでも取り上げられていますので、ここでは取り上げませんが、解釈改憲の典型的な事例であることは確かです。

法学部時代、この憲法と現実、具体的裁判事例などで 一番悩まされた「基本法」です。

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憲法25条 
「すべて国民は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する。」「国は、すへての生活部面について、社会福祉、社会保障及び公衆衛生の向上及び増進に努めなければならない。」

判例で問題になった「朝日生存権訴訟」、クーラーが贅沢だと問題になった生活保護基準、預貯金や持ち家があると受理されない「生活保護」
今の厚労省の年金杜撰記録の放置、介護保険の問題、後期高齢者医療など 数えあげるとキリがないくらいです。薬害エイズ問題や丸山ワクチンの不当不認可・・・・・

そして雇用不安・失業問題・・・。この条文だけでも 国が国民目線にたっていないのは明か。

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憲法12条
「この憲法が国民に保障する自由及び権利は、国民の普段の努力によって、これを保持しなければならない」「又、国民は、これを濫用してはならないのであって、常に公共の福祉のためにこれを利用する責任を負う」

ここの論点は、権力者(政治・行政)が 自由及び権利を侵害する怖れがあるので、国民自らの努力で保持しなければならないと言う点。現憲法の基本は、一番違憲行為をしがちな権力者の権力濫用を 厳に禁止している点に特徴があります。

濫用については、残念ながら まだまだ多く見られます。生活保護不正受給や介護施設・病院などの患者によるパワハラ・セクハラなど 私たちの中に「自由と権利」の濫用があるのも悲しい現実です。

「公共の福祉」というのも、政治家が好んで使う言葉です。本来は「支え合い・協力、共同のコミュニティ」を目指す言葉なのに 政治家が使う時は、公共工事?などでの立ち退きのゴリ押しなどに都合良く濫用されてしまいます。成田空港反対運動に関わった世代にとって、政治家達の論法の酷さに呆れるより怒りをかんじます。

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憲法19条
「思想及び良心の自由は、これを侵してはならない。」

これも現実社会では 軽視されている条文です。
以前紹介した 共産党員ビラ入れ事件、広告や他党のビラは問題ないのに共産党のビラということで「住居不法侵入罪」に問われる事件が頻発しています。
このようなデタラメな法運用が見逃されていくと、いつの間にか「拡大して、権力判断で誰でも逮捕」できる世の中になる怖れがあります。

学校での「国旗・国歌」強制も条文違反でしょう。なぜ「国旗・国歌」なのか・・・・。本来は「校旗・校歌」ではないでしょうか・・・・。
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少なくとも 憲法第3章「国民の権利及び義務」の所は お読み頂きたいと思います。憲法全文はネット検索で手に入ります。

また、憲法にある「公務員」とは、権力・権限のある国会・内閣・高級官僚を指す言葉であることにご留意ください。
posted by 小だぬき at 10:24 | Comment(0) | TrackBack(0) | 社会・政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

憲法記念日A

私のような「うつ疾患」の者にとって、主治医やカウンセラー・産業医が、個人より企業や行政の立場から診断されると「治る病気も治らず」「拗らせ廃人か自殺に追い込まれる」でしょう。

責任ある専門家が人間的か「権力志向・保身」かで 患者の運命が左右されることになります。

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内閣法制局という所が しっかり機能していないため 平然と「解釈改憲」がまかり通ってしまうのです。
行政や国会の議案・政策が「憲法に違反しないかチェック」するハズの役目を放棄して、時の権力に都合良く「合憲・合法」の見解をだしているのです。

本当は、ここが歯止めにならないと「憲法あって憲法なし」の状態に陥るのです。

最大の被害者が 無理に無理を重ねた自衛隊の位置づけでしょう。
特別職公務員なのか軍人なのか・・・。歩兵を普通科と言い換えたり、巡洋艦を護衛艦、脱走を脱册、憲兵を警務隊など言葉遊びで実態隠し。
調子にのって田母~氏や各自衛隊幕僚長が 新刊本などで「軍隊」としての発言。
浜田幸一自民党前衆議院議員が明快に主張するように「違憲」「アメリカ補完軍」の状態なのに・・・

きちんと法整備・憲法規定をしない限り、高級幹部の独断専行で「軍」として暴走しかねない状態になりつつあります。
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裁判所の「違憲立法審査権」があるから 大丈夫、などと中学校公民などで三権分立を教えられますが、「違憲立法審査権」は 国民が「違憲だと提訴」し裁判になってはじめて問われるのです。
地裁・高裁段階では、違憲判決がでても 最高裁では今まで一度も「違憲判断はなされていません」
これが現実です。

与党の党首が内閣を組織して 内閣法制局が政府見解追随の法解釈をしている今の日本は、事実上政府独裁国家といえるものです。
行政と立法を分けるためにも 首相は「国民投票」か「大統領制」を採用できるよう「憲法改正」が必要かも知れません。
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テレビ欄をみても NHK教育テレビで 22:00〜のETV特集「いま憲法25条の生存権を考える」が唯一の番組というのも マスコミの惨状を端的に表している現象だと思います。
posted by 小だぬき at 16:57 | Comment(2) | TrackBack(0) | 社会・政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年05月04日

素朴な疑問

私の素朴な疑問が わき出して「今年の連休」は 何の記念日が続いたの? とカレンダーを見たら「うそー??」と 時代に乗り遅れていた自分を発見。

4/29    昭和天皇誕生日→みどりの日→昭和の日
5/4      平日→みどりの日
5/6      5/3の憲法記念日の振替休日

現職中は なんら気にせず「休日が多く 連休明けの指導が難しいな・・」位の感覚で 教材準備や読書・映画などで 過ごしたもののです。

また昨年の休職中は、心身ともシンドク 考えるゆとりもなかったのですが・・・・。

「旗日」には、伝統と休日になった「意味づけ」があったのに、いつの間にか「休日のための休日」くらいの
伝統・歴史軽視の「連休法」になっていたのですね。

これほど 日本の伝統の「旗日」を蔑ろにするするなら

3/10    東京大空襲の日
6/23    沖縄戦終結の日(実際は10月までゲリラ戦が)
8/6      広島原爆被害の日
8/9      長崎原爆被害の日
12/8    開戦の日
 
人間を必死の兵器の一部とした「特攻攻撃開始日」
講和条約締結の日、警察予備隊発足記念日

なども戦争の惨禍を忘れない「旗日」にしてもいいのでは・・・と思います。

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外国から「日本の総労働時間が長い」との外圧で導入された 土曜日・日曜日休みの週5日制。
旗日の伝統無視の連休法。

パート・アルバイト・派遣労働者には、休日の多さは マイナス要因ではないのか・・・・。

100年に一度の大不況と政府自らが「宣言」しているのに、どこもかしこも整合性のない政策。
「平成維新」が必要な時期かもしれませんね。

posted by 小だぬき at 10:33 | Comment(8) | TrackBack(0) | 社会・政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年05月06日

「国民主権」ということ・・・

今日は、「憲法記念日」の振替休日とのことなので、またまた憲法を取り上げたいと思います。

主権とは「国家の意思を最終的に決定する最高権力」と解釈されています。

そこに???がつく方も多いと思いますが、「主権は国民にある」と確認した上で、

第4章の「国会」を読むと

憲法41条
「国会は、
国権の最高機関であって、国の唯一の立法機関である。

憲法43条1項
「両議院は、全国民を代表する選挙された議員でこれを組織する」

最高の権力機関の「主権」は、選挙権の行使による「選挙された議員」によって行使されるという「代議員制」をとっています。
「国民主権」を生かすも殺すのも 「選挙」によって決まるといって良いと思います。
ですから 棄権したり 白紙投票などは、「自分の国民主権の放棄」に理論上はなるのです。

ですから選挙の不在者投票も幅広く認められています。
私が 大腸憩室炎で入院中も 「病院」で不在者投票をしました。
寝たキリ状態の人も「選挙管理委員会」に申し出ると 係員が出向いてくれます。

今年春の「統一地方選挙」を見ていると 中小都市・町・村では70〜80%強の投票率を維持しているのに、大都市圏や知事選挙などは 20〜50%台の低投票率です。

本当に「これではいかんがな!!」です。議会が民意を本当に代表する構成になっているか疑問符がつくからです。
棄権や白紙投票は、主権放棄と行政・立法の「白紙委任」に結果的にはなるからです。

次の「選挙」では、「自分が国政・地方」を動かす主人公だとの自覚で投票行動をしたいものです。

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余話として、皆さん なぜ公明党が 国政選挙より都議会選挙を重視しているか不思議に思われた方はいませんか??

「日蓮正宗」の檀家集団であった「創価学会」は、「日蓮正宗から破門」された時点で 宗教法人格は常識的には喪失しているハズです。
でも「東京都が未だに 宗教法人と認可」しているために 膨大な出版物・新聞・会館・財務などの資産を宗教法人として無税化できているのです。

創価学会の内情は 知りませんが、彼らは「東京都」の認可が 組織としての生命線なのです。
何故「都議会選挙」に血眼になるか・・・、もう明かでしょう。

よく創価学会の批判??を書くと ブログは炎上するといいますが、私は批判ではなく「現実」を素朴な疑問として提起したつもりです。
創価学会の本尊はなにか?  知っている人にご教示頂ければと思う朝です。
posted by 小だぬき at 07:26 | Comment(0) | TrackBack(0) | 社会・政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年05月15日

匿名という「暴力」

豚(A型)インフルエンザに感染した 大阪の寝屋川市の高校と教師・生徒に対する批判・批難が、市や高校に多数寄せられてるとのこと。

誰が考えても、彼らや高校は被害者であるのに「感染した地域に留学、研修をすることはオカシイ!! 何を考えているのだ!!」との批判とのこと。

匿名批判が「自分では正義」と信じる「抗議電話」だけに 匿名の怖さ・恐ろしさを感じるのは私だけでしょうか?

誰が インフルエンザ感染の恐れを覚悟で海外に行くでしょうか?? 
渡航許可を出した 外務省の責任と相手国の対応に対する批判なら分かるけれど、何故 不幸にも感染してしまった生徒や教師を批判できるのでしょう・・・・・。

今、予防隔離されている方や「感染の疑い」「感染」と報道された方々は、明確に「被害者」であり、批判や批難対象ではなく、命に別状はなくよかったと労れて当然ではないでしょうか・・・・。

過去にもアフガニスタンやイランでNPOで活動されていた方が 国際的には評価されているのに、国内では批判・批難の渦に巻き込まれ、犯罪者のような扱いをされてきました。
女性が暴漢に襲われても、なぜ あんな時間に一人歩きを・・・などと 被害者が悪いみたいな報道や批難が出る国です。

本当に 人権や民主主義が蔑ろにされている国に住んでいるような暗澹たる気持ちにさせられます。

匿名の名の元に、加害者・被害者、原因と結果すら考えることなく 感情で電話やインターネットで批難・批判をする社会は 健全なものとは いえません。

私のブログのように あまり影響力のないものでも、自己責任で物事を考え 発表していかなければ、数の暴力、二次被害すら 「被害者に与える」ことを考えなければならないと思います。

また、寝屋川市の生徒・教員の方に戻りますが、彼らは 新型ウィルスから回復されたことにより免疫力を身につけ その免疫情報により新インフルエンザ対抗ワクチン開発の貴重なデーターを提供してくれた方々です。

私は、感謝されこそしても 寝屋川市や高校に寄せられたような批判・批難・抗議の対象になる方達では絶対にないと思います。

インターネット・電話の匿名性やマスコミ報道の在り方、政府発表・施策の杜撰さが産んだ犠牲者の姿に思えます。
自分の言葉で 意見公開する場合の責任の重さを痛烈に感じた「事件」です。
間違っても 犠牲者と加害者、原因と結果を取り違えた「ブログ」にならないように注意していき、自分の思考力を高めていきたいと思います。
posted by 小だぬき at 07:14 | Comment(2) | TrackBack(0) | 社会・政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年05月16日

「匿名」による暴力 A

まず 昨日の記事の補足をコメント欄の返事でしたのですが、一部紹介から・・・

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「留学、研修」派遣時期とカナダへの感染確認日が この(インフルエンザ感染への)批判者達に決定的に欠けている点だと思います。

日本でもメキシコの人へのインフルエンザ感染が 政府を含め対岸の火事程度の認識でした。
WHOが危険度5に引き上げ 世界各地に感染が広がりやっと注目されたのです。
(その時点で、厚労省が 水際作戦として検疫実施。現地感染への被害者援助もなく、ただ感染拡大を防ぐ手段として)(最近やっと消毒薬や衛生品の援助開始)

この時系列をきちんと抑えて報道してくれなければと思うのです。

世界では「英雄・国の誇り」と報道された人まで 国内では「犯罪者」のようなバッシングが起こる国です。
(記憶にまだ 鮮明な武装ゲリラによる拉致事件、危険地域に行く人の自己責任論)

事実・真実・憶測・また聞きなどの区別は別にして、いつも「???」と感じたことがあれば調べたくなる小だぬきです。(一度、何故?  どうして?と考える大切さ)
(寝屋川市・高校・感染した生徒、教師に対する批難・批判に)違う見方もあると理解して頂いて感謝です。 
(      )内は補足・付け足し
Posted by 小だぬき at 2009年05月15日 11:53

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物事には、原因があり それによって結果があるのです。

WHO(世界保健機構)の警告があるまで 各国政府の「メキシコに対する防疫支援、感染者治療援助があったのか?」、
世界的に感染者がでた経過は・・・・、在メキシコ人でも 感染した人と感染しなかった人の違いは何か?」

そもそも豚(A型)インフルエンザが 人に感染する変異をとげたのは、何が原因か??  

感染拡大国から 帰国された人でも 陰性反応と陽性反応に別れた理由は・・・・。
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肝心の基本情報がないまま、感染陽性者のバッシングが始まった・・・。
何か 眼に見えない「真相隠し」のためのバッシングに 市民の不安が重なり 無責任にも拡大したのではと 思わざる得ないのです。

鳥→豚の体内インフルエンザが 人に感染する位に変異したことを考えると、他の動物の体内にある菌の変異による人感染の可能性はないのか・・・・。
この点こそ、今 正確に報道して欲しいのです。

エサに使われるものの農薬・化学物質に対する 対抗変異なのか・・・。突然変異なのか・・・。

イタズラに対処療法で社会的不安を煽るより、冷静に「感染者には治療」、人に感染する変異をとげたウィルスの原因究明が必要だと思うのです。
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インフルエンザの公費接種は、何十年前から 効果より危険が多いと 学校での接種などが停止・中止され現在に至っています。
冷静に この冬の政府公報や医師会の「感染防止のためにも インフルエンザ予防接種!!」との自由診療で数千円する(私は4000円でした)ワクチン予防接種を受けた方も多いと思います。

学校接種中止理由と今の状況は まるで180°違います。

希望者制でいいのですから、無料接種を真剣に考える時ではないでしょうか・・・。

今のままなら、変異の度に「ワクチンの有効なことを祈るのみ」という予防接種を自由診療で負担できる余裕は 日々 経済的に失われていきます。

桝添さん、年金にしても保険にしてもインフルエンザ対策でも 威勢はいいが「何も実現していない」「後手後手の政策」では、完全に支持を失うのも時間の問題ですよ。
posted by 小だぬき at 07:08 | Comment(6) | TrackBack(0) | 社会・政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年05月17日

エコポイント開始・・・

何か最近、考えれば考えるほど 迷路に入っていくような気になります。

地球に優しい製品の普及のための「エコポイント」宣伝。
本当に買い換えた方が「地球に優しく」「家計も助かる」のだろうか・・・・

膨大な買い換え需要と同時にでる「廃棄物」。
この「廃棄物処分」のための二酸化炭素やゴミ処理を想像するだけで「本当にエコなのだろうか?」とか

地上デジタル放送のために買い換えるTVの処理は・・・・??
(私は買い換えせずに ビデオ再生機にして TVからラジオにシフトしたいと思っています)

車にしてもハイブリッドや電気自動車の普及とか・・・・の施策??。
過疎地や交通も不便な所にのみ個人所有を限定し、公共交通網充実に眼をむけるとかのほうが「地球に優しいと思うのですが・・・。

なにか流行のようになっている省エネ対策が 本筋を外れているような気になるのです。
私のように ガンコに10年以上 買い換えないしないで済むような製品のほうが 余程「地球に優しい」と思うのですが・・・。

企業活動との兼ね合いもあり、買い換え需要を 定期的にでも煽る必要があるのでしょうね。

何か変?? と思いつつ、流行や宣伝に流されそうな自分がいるのを 踏み止まることが大変な世の中になってきました。 
posted by 小だぬき at 14:39 | Comment(0) | TrackBack(0) | 社会・政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年05月18日

なぜ関西圏で発症拡大??

橋下大阪府知事が 全中学・高校の休校要請をしました。
兄弟関係で小学校まで発症者がでたらと思うと 怖いです。

一体何故、今 関西圏を中心に発症者がでているのか・・・・。

飛行機・新幹線などの交通網が発達して、関西圏での発症が 全国に広がる可能性がないのか 気になる所です。

まさか、国内で輸入飼料などで 豚本体にインフルエンザ変異が生じている怖れはないのか心配されるところです。

JRなどでの利用者のマスク使用要請など 冬季のインフルエンザ以上の警戒態勢。
弱毒性で人体への危険が少ないと報道されているのに 今回のインフルエンザと冬季・春先のインフルエンザとの違いは 何か??   今少し詳しい情報が欲しい所です。

感染力の強さなのか、人から人に感染をする間にも「変異」がみられるのか・・・。
情報が「感染」状況しかないだけに 不安になりますね。
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民主党の元小沢代表への筋違いな批判が 未だに強く報道されています。
自公与党は、小沢氏を退任に持って行けてホッとしているのかもしれませんが、「政治資金規正法」の欠陥を利用した「国策捜査」による起訴である点は 次第に明らかになりつつあります。

一野党代表が 一企業から「大量献金」をされたのは オカシイとの論法でしょうが、小沢氏の言う通りにきちんと記載されているのであれば、与野党とも「有罪判決」でも出ようものなら 殆どの議員を「起訴→
有罪」にできる 検察の恣意的捜査を可能にする怖れはないのか 考えるべきでしょう。

鳩山新代表のもと「政治と金」については、恣意的捜査がなされないように 法改正を闘い取って欲しい。

「政治と金」の問題を小沢氏が説明責任を果たしていない との批判が強いですが、正規の手続きで得た金の使い道を説明しろだなんて 何かおかしくありませんか??
脱税行為などはないようだし ますます 真相は「闇の中」です。

私のように「障害共済年金」受給資格者に 得た年金の使途を説明しろ!!と言われるのと同じような違和感を持つ今です。

posted by 小だぬき at 07:03 | Comment(2) | TrackBack(0) | 社会・政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年05月25日

「国民主権の放棄か」「白紙委任」に・・

埼玉県さいたま市の市長に 現職を破り、民主系の清水氏が当選したとの報道が新聞一面に載っています。
私が気になるのは、前回より投票率が上がったとはいえ 42.78%しか投票率がない点です。

国民が「国民主権」を実行できる機会は、投票行動によってしかなし得ないのです。

理屈はなんとでもいえますが、棄権された方々は 当選者に「棄権による信任・委任」を与えたことになる点だけは、押さえておきたいと思います。

どんな選挙のニュースにも 臆面もなく「どうせ変わらないから・・・」とか「興味がないから」と答える方がいらっしゃいます。言葉をかえれば「私は主権者を放棄して、大勢に従う」と意思表示しているのと同じことになるのです。

選挙の怖さでもあり面白さでもあるのですが、自分の一票を棄権するかわりに「どうせ落選するだろうけれども 今回は共産党か社民党にいれてみようか」と 投票行動をするだけでも 自民党・民主党という巨大政党を倒し、少数政党の躍進をもたらすことが可能になるのです。

生活の閉塞感、先行き不安を どの政党に託すかで「国民の民度」が問われるのです。
是非、これからの選挙には 限りなく100%に近づく 個人個人の「主権行使」を実現していきませんか?

川崎市でも 大部以前ですが、保守政治が数十年続き「公害の街」といわれた施策の転換のために、社会・共産共闘の無名に近い新人を 当選させたことがあります。
当時は、中学・高校生までもが ステッカーを通学鞄に貼ったり、バッチをつけたり、ステッカーを郵便受けに張ったりして 社共両党の枠を大きく越えた市民運動に近い「市民の手に市政を取り戻そう」と一人一人が シール・ステッカー・ビラ配り・会話・バッチなどで盛り上がった選挙戦をしたことがあります。
候補者が庶民的で気軽に声をかけやすい「人柄」だったことも大きかったのですが・・・

誰が当選するか選挙ですから大事ですが、どれだけの人が「投票したか」「関心を持って自己判断で投票したか」がより大切になるのが、「国民主権」での選挙です。

1つ1つの選挙を 投票券を持って投票会場に行きましょう。
当日、困難な方は 遠慮無く 選挙管理委員会に問い合わせて 不在者投票をするようにしましょう。
posted by 小だぬき at 07:04 | Comment(2) | TrackBack(0) | 社会・政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年05月26日

とうとう配達されず・・

今回の「佐川急便」の対応は チト納得がいきません。

角川映画から発送しましたの連絡が 18日(月)、それが今日まで配達されなかったのも不思議ですが、きちんと不在票が入っていたので 再配達をとお願いし 18時〜21時の再配達を約束してくれながら 配達なし。

電話番号も知らせてあるのに 電話1本ない状態。

私は おちおち風呂にも入れず、夕飯も届いてからと我慢していたのに・・・・。

こんな対応をしていると「佐川急便」そのものの信用失墜です。

私の贔屓の「クロネコヤマト」では、一度もこんな事故??はありませんでした。

配達ができないならできないと 1本電話があれば ムダな待ち時間もなかったのにと思うと腹がたちます。
睡眠剤を使わないと今日は眠れそうにありません。本気で商売する気があるのか「佐川急便」

一回でもイヤな体験をすると 二度とその業者は使わなくなるのですよ。永遠に小だぬきという顧客をなくしたことは確かです!!
posted by 小だぬき at 22:35 | Comment(2) | TrackBack(0) | 社会・政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年05月27日

与党の「敵基地攻撃論」の愚かさ

昨日は、「佐川急便」に腹立つばかりだったので触れませんでしたが、与党や麻生首相が「敵基地攻撃」論をいいだしました。

戦史を知らない「政治屋」の危険なパフォーマンスです。

「敵」と規定する根拠を どこに求めるかの前提が全くないことです。
確かに「北朝鮮の核実験」や「軍事肥大」、食料危機が 政権維持のために「戦争という手段」に訴えて 国民の不満をそらす「冒険」にでる可能性は否定できないでしょう。

でもジュネーブ協定や国際戦時法規などで 恣意的軍事力の行使は 厳に禁止されています。

「宣戦布告」なしでの攻撃は、相手国からすれば 明確な侵略行為であり全面戦争の危機すら招きかねません。これを覚悟で「与党・首相」は発言しているとは到底思えないのです。

戦後アメリカは「宣戦布告」なしで他国の内政干渉の「軍事力」を 数多く行使してきました。
「アメリカの正義」「アメリカの利権」による軍事行為です。
イラク・アフガニスタン・ソマリアを含め、このような軍事力の行使によって「平和」が維持できたのでしょうか・・・・。内戦で他国の荒廃や無垢な国民までもが 食料危機や爆撃の犠牲になっているのが現実です。

与党・政府は、「北朝鮮のミサイル施設を破壊すれば、その後 どのように北朝鮮軍が暴走するか」の分析をしっかりした上での 発言・検討であって欲しい。

高度防衛網や核武装論も公然と語られるようになっていますが、肝心の国民の生命財産を守る施策が無い中での議論は 「沖縄戦」の教訓すら学んでいない証拠としか思えません。

@ 国民の避難・待避場所の整備
A 最低限の武器使用教育
B 高速道など臨時滑走路に適する道幅、中央分離帯の撤去

他国のように「有事の場合」 いかにして「国民を守るか」の発想が大切なのに、それを置き去りにしたまま、「自衛隊の軍事力」のみ運用・整備の議論は 危険極まりないことです。

日本の防衛は 「沖縄戦」の徹底的検証と教訓から「政治屋」に学び直して欲しいと思う小だぬきです。
posted by 小だぬき at 06:54 | Comment(0) | TrackBack(0) | 社会・政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年05月29日

先にやることがあるでしょう、厚労省

厚労省を 2分割にするとか3分割にするという議論が 麻生首相の「指示したわけでなく 検討課題だ」ということで終息しました。
これなど全く国民目線にたっていない議論だったといえると思います。

消えた年金、雇用情勢の悪化(失業率5%強)、介護問題、福祉全般の低水準・・・・、これらの主務官庁は厚労省です。

多弁で出たがりで自己顕示の強い 桝添大臣のもと「前進した」といえるものが一つでもあるでしょうか?

また、厚労省の年金問題をはじめ 国民から徴収した保険料などの「運用失敗」やムダな箱物を作った責任を明確にしたでしょうか・・・・。

@また、国民年金未納の方が過去にさかのぼって納入したいと申し出た所、時効にひっかかり 今から納入しても受給資格が得られないから 納入免除・・・・・と対応された事例もあるとのこと。
これは 今の「国民年金」の理念の否定になりませんか・・・・。

A医学・保健部門も厚労省です。小児病棟・小児科医の不足。産婦人科の保健適応外診療・産科医不足、毎年変わる医療点数・薬価点数・・・、大方の医師・看護師・病院は「蟹工船」状態。

B介護にしても 本当に大事にするというのなら、介護従事者が「仕事に生き甲斐をもって、自身の生活も充実できる給与・休日」の施策はとれるハズです。少なくとも補助金増額や準公的施設に認定して介護経営が赤字ギリギリという状態と介護者の自己犠牲に頼る施策は止めにして欲しい。

C保育所待機児童、老人ホーム入所待機の人達の施策も一歩も進んでいない。

Dこれからも多く出るであろう失業問題・・・・。

初めは 歯切れのいい桝添大臣の啖呵に期待したものの 今は失望状態。

厚労省の体質を改めるためには 政務官達に責任を持たせ、各問題に真剣にあたらせることでしょう。
私は早急に、桝添大臣の自己中心を改めて、能力ある政務官を任命し大臣補佐として働いてもらい、すくなくとも「消えた年金」「ムダな箱物・支出」くらいは 任期中に解決して欲しいと願う者です。

厚労省の問題だけでも 政権交代が必要と考えています。
posted by 小だぬき at 20:30 | Comment(0) | TrackBack(0) | 社会・政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年06月02日

国民に知らされない性能・・

未だに北朝鮮を念頭に置く「敵地攻撃合法論」、冷静に考えればおかしくありませんか??

先の「北朝鮮のミサイル(気象衛星?)」の時、麻生首相を始め閣僚は、ものものしく「我が国領空を通過する場合は迎撃する」といって 陸・海・空自衛隊を臨戦態勢にして迎撃態勢をとったハズですよね。

実際は、北朝鮮のミサイルは領空を通過して 太平洋に落下しました。
「敵地攻撃論」を言う前に、膨大な予算で「迎撃ミサイル態勢」をとったのにも関わらず 迎撃出来なかった?   しなかった?  原因と理由については、政府もマスコミもだんまりです。

その関連で「敵地攻撃論」を考えると、「ミサイル防衛網」はムリか対処不能のために出てきた議論かと素人目には見えます。

例え有効で「試験運用のための資料収集」だったとしたら、政府やマスコミ報道、部隊移動命令はなんだったのかという問題が残っているハズです。

普通に考えると「ミサイル防衛網」は機能しない代物であったために 窮余の策として「敵地攻撃論」が出てきたことになりませんか??

今、北朝鮮が宣戦布告に近い声明をだしたのが、韓国の「核拡散防止条約調印」に対してです。
また、北朝鮮を敵視し軍事包囲網を構築しようとしているのは、韓国・米国・日本です。
「敵地攻撃」は韓国軍、国連軍(アメリカ)との共同作戦に日本が参加する「集団的防衛権」の発動そのものに他なりません。
日本は 核爆弾5発で完全に廃墟とかすと 専門家の分析があります。
「敵地攻撃論」がもし発動され、完全に成功したとしても 韓国への宣戦布告・日本への宣戦布告は 覚悟しなくてはなりません。

北朝鮮の異常な施策、国民の飢餓より軍事力増強の警戒は無論必要ですが、軍事的対応より「地上の楽園」と洗脳されている人々への「正確な情報伝達」の方法の模索が大切でしょう。

私からみると「拉致被害者」が確認された時点での 自衛隊特殊部隊・レンジャーの救出作戦すら「自国民保護」で軍事力発動が出来なかった政府・与党の言葉に空虚さを覚えます。

余談ですが、アメリカ軍の介入で内戦状態が激化しているソマリア海峡に海上自衛隊だけでなく空・陸自衛隊まで派遣命令がでている現状は 何か変。
ソマリア沿岸の漁師すら 海賊扱いを怖れ 漁がができない現状に陥っているとのこと。
海賊対策と平行して「ソマリアの内戦終息」への効果的な援助を摸索した方が 時間はかかっても「海賊」の暴挙を止める有効な手段だと思うのは「平和ボケ」でしょうか??

日本には外務省があるのに、大使・公使は 何を「本業」としているのか 日々疑問がわく小だぬきです。
posted by 小だぬき at 09:12 | Comment(2) | TrackBack(0) | 社会・政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年06月04日

国民目線のなさ

民主党の山岡国対委員長が 審議のスピード化に協力するとの記事がありました。

与党も野党も「選挙」に思考がいき、国民生活を忘れているとしか思えない。

補正予算もムダな支出が多いのに、徹底審議と廃案を勝ち取るではなく「速やかな法案成立」に民主党が協力なんて フザケルナ!! です。
問責決議・牛歩・反対意見を出来るだけ長くやる、だめなものはダメと 議場封鎖・議長室の封鎖などの抵抗を最大限に摸索する。

連合・全労連に国会包囲デモを連日要請する などの「国民負担・増税」につながるものには物理的抵抗も辞さない態度と姿勢があってこそ、「選挙」に勝つ基盤になるはずなのに・・・

共産党の党勢停滞がいい例でしょう。「革命を忘れた革命党」になってしまったための党勢停滞です。
党員が自主的に各種団体で 活動できなくしている党至上主義。(私のように執行部にいて、ストライキ態勢をとりながら 一片の党指導でストライキ中止になった体験者、著作や対談で党方針と違うと糾弾され、離党や除名になった方々の多さ)など、現場の苦闘を支援しないための停滞です。

離党者や除名者が一番党に近いハズなのに 各種レッテルを貼り 排除しようとする偏狭さ。
今度の選挙では、一定の支持を集めるでしょうが、政権にはほど遠い存在。

山岡氏のような姿勢で民主党が進むのであれば、正しいことをいっても「政権交代」の雰囲気づくりだけで 国民の党ではないと国民にソッポをむかれるのも時間の問題でしょう。

今、国民が求めているのは「未来に対する希望」です。議会で「希望」が得られないなら国自体の崩壊も近いのではないかとすら思えてきます。

それに近い動きが 中小ユニオンという組合の組合員の増大と活動にあるのではないかとすら感じます。
小さな政府にして 権限・収入を各県に配分しろという 霞ヶ関解体・地方の独立志向にしか救いがなくなるのは 今の報道を割り引いて読んでも時代の趨勢になりかかっています。
 
すくなくとも目先の選挙より、目の前の課題に かって社会党の土井委員長が言った「ダメなものはダメ」精神を 民主党の姿勢として持って欲しいと願っています。
posted by 小だぬき at 11:02 | Comment(0) | TrackBack(0) | 社会・政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

足利事件、余りにも酷い・・

最高裁で無期懲役刑が確定し、17年半も受刑者として「汚名」を着せられ 再審請求のDNA鑑定で「無罪」に近い鑑定結果がでて 釈放された菅家さん。

本人も17年半の年月を拘束された怒りの会見。家族・親族の苦痛も並大抵のことではなかったことでしょう。
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<問題点と課題>

・一体 今までの裁判で何を審議し、有罪にしたのか・・・

・当時のマスコミ報道の「人民裁判」的報道をどう検証するか・・・

・粘り強く再審のために奮闘した弁護団がいなければ どうなったか・・・

・検察、弁護がわ鑑定人が 同じ結論をだしたから再審を認められたが、もし再鑑定が門前払いになっていたら・・・・
・17年半近く、精度の低いDNA鑑定を証拠とした事件が 他にはないのか・・・

・これから始まる「裁判員制度」で冤罪が防げるか・・・

・時効が成立した責任は 栃木県警と捜査検事は重く受け止めるべきでしょう。
時効が成立しても 「真犯人を特定し」調書を残す努力はすべきでしょう。
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菅家さんが「無期懲役」で獄中で再審での望みを捨てず 自暴自棄にならずにいられた精神力があったのは救いです。
よく「冤罪主張」をする受刑者は「反省が足りないと 仮釈放も認められない」といわれます。

一端逮捕され 自供調書をとられ 起訴された場合、主導権は検察側にあり 弁護人は受け身にならざる得ません。
裁判官が 法の原則である「疑わしきは 被告の利益に」「確たる証拠でのみ判断する」ことがなければ、罪刑法定主義そのものが揺らぐことになるでしょう。

今日・明日から当時の報道の問題点を検証するマスコミがあるかどうかも 問われるでしょう。もし それがなければ マスコミの取材とは何か・・・、マスコミの犯人視はなかったか・・・。
私は 誠実にマスコミが自己検証しなければならない問題だと信じます。
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逮捕=犯人とは言えない教訓だけは しっかりと胸に刻みたいと思います。

和歌山カレーヒ素事件の林真須美「死刑囚」も 状況証拠の積み上げのみでの「死刑判決」です。
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八海事件を描いた「真昼の暗黒」という映画があります。限りなく無実と信じられることを正木ひろし弁護士が立証したにも関わらず「有罪」になった事件を題材にしたものです。
映画のラストの被疑者の叫び「それでも最高裁がある」との願いは 現在でも課題として大きく残っているということでしょう。

私などの「引きこもり」に近い 療養生活を送るものが、事件に巻き込まれ「アリバイ(事件現場不在証明) を求められ」ても単身では 証明できません。
冤罪事件というのは、いつどこで 我が身に降りかかるかわからないのです。

何のための三審制か、弁護人への証拠開示や科捜研などの活用を保障しなければ、同じような悲劇は無くならないと思います。

このままでは、菅家さん・ご家族、被害幼児のご両親やご家族も「救いがありません」
なんとしても「真犯人を特定し」参考人調書だけでも とる努力はして欲しい!!

被害者家族や菅家さんには 悲しみ・無念さ・怒りの時効はないのだから・・・。
posted by 小だぬき at 20:52 | Comment(0) | TrackBack(0) | 社会・政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

さすが楽天ブック・ヤマト運輸

6/3の午後に注文した CSIシーズン7 DVDボックス1が 明日午前中配達とヤマト運輸から連絡がきました。 さすが楽天の配送手続きの早さとヤマト運輸の対応。
明日の午後は「映画鑑賞会」になりそうです。
posted by 小だぬき at 21:49 | Comment(0) | TrackBack(0) | 社会・政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年06月15日

投票率を限りなく100%に・・・

千葉市長選挙で 民主党推薦の熊谷俊人氏(31歳)が当選とのニュースを聞きました。

残念ながら選挙の投票率は、43%台とのこと。

「主権在民」は このブログでくどい程主張しているように「選挙権行使」でしか 実現しないものです。

少なくとも 今の政治に痛めつけられている 期間労働者、派遣労働者、失業者、福祉関係者、障害関係者などは「選挙権」を大切に行使しなくてはと思うのです。

ハッキリ言って、自民党も民主党も違いが不明な点は多いのですが、自分の地域、国政選挙では「投票行動」によって 圧倒的多数で「政権交代」を実現して、少なくとも「自分の一票で 世の中を変えることができる」実感を持ちたいと小だぬきは思います。

「今、自分達の一票で 政治を変えられる」ことに目覚めなければ、いつまでも「主権在民」は眠ったままになることを残念に思います。

「無党派」「浮動票」などというマスコミは、「主権在民」化では失礼な 命名だと思います。

「現状維持か」「変革に夢を持つか」、一人一人の投票行動で決まるのです。

是非、都市部でも 投票率を上げ 私たちの意思表示の政治にする「主権在民」の原則を蘇らせましょう。

posted by 小だぬき at 01:01 | Comment(0) | TrackBack(0) | 社会・政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年06月18日

難しい臓器移植法案

臓器移植には、4本の議員立法が出されていますが、正直 どれも中途半端な感は拭えません。

患者の家族を持つ立場からは 広く拡大解釈の可能なA案で「脳死を人の死」とみて 本人の「意思確認は不要」でしょう。評論家的には これで幼い子の臓器移植の可能性が広がり 人命が救われると評価するのでしょうが・・・・・・。

提供する立場になる「脳死と診断された臓器提供の子ども」の家族にとっては、はい、わかりましたとは言いにくいのではないでしょうか。

少なくとも 私に子どもがいれば、例え「脳死」と診断されても心臓停止が確認できるまでは「我が子の生還を祈りたいし」、もし死亡しても「きれいな身体のまま、あの世に送り出してあげたい」と思うのです。

例えどの案が成立しても、「人の死」をどう考え、不幸にもなくなった遺体・遺族に対してどう向き合うのかという、宗教的・哲学的合意は 長い時間をかけても必要でしょう。

間違っても、上記の私のように考え・思ってしまう 遺族に対してのバッシングにならない配慮だけは、考慮して欲しいと思います。

実際「脳死判定されてから蘇生された方」もいますし、アメリカなどでは「心臓死と判断され葬儀中に蘇生した」例もあります。

臓器を待つ人と提供する立場の遺族の方との合意形成のためには 新聞にあるように「死生観」の問題は避けて通れないことだけは 私たちは認識する必要があるでしょう。

昔読んだ 確か「ジョニーは戦場に行った」だと思いますが、周りからは 脳死と判断されても 本人は思考力も聴力もあり、周りの会話が理解でき その中で必死に「生きている」と主張するのですが、周りは「死」としての儀式を始める・・・。
もし、このような例が一例でもあれば、今少し 慎重に「脳研究」も進めて欲しいと思います。

正直、私は「助けられる命は助けたい」との総論は 賛成ですが、上記したように各論では賛成しがたい自分がいるのは確かです。

このような私は「人の命」の大切さを わきまえない不埒者でしょうか・・・・。
posted by 小だぬき at 20:57 | Comment(0) | TrackBack(0) | 社会・政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年06月19日

やはり「A案」ですか・・

昨日の衆議院本会議に安倍晋三元首相・共産党をはじめ47名の退席者がでたとのこと。
私は安倍晋三首相らの退場は、「採決」していいものか・・・、患者の立場とともに臓器提供対象になる人の思いなどを 考えてのことだと信じたいと思います。

でも、党議拘束を各党外してのなか、共産党が党としての立場を優先し 議員個々の採決を保障しなかった点は 残念とともに「やっぱり 支持はできないな」と思いを強くしました。

昨日の日記で「私の矛盾した思い」を書きましたが、国会で「臓器移植の権利・義務」的法案を決めていいものかと まだ率直になれない自分がいます。

臓器提供者を ドナー登録者の年齢制限撤廃、幼少者の保護者登録者に限定すべきではないか 患者をお持ちの家族には申し訳ないけれど、私は 一挙にドナー登録に関係なく一般化することには疑念が残ります。 

参議院では、、医療関係者の意見・患者家族の意見・今妊娠して子育てもしている小渕少子化対策相や一般の方の意見・宗教、哲学者、小説家などの意見を最大限聞き 「A案の修正」「A案の深化」を図って欲しいとねがっています。

「どの命も大切」です。患者と提供者 それぞれが納得できる「ドナー登録に限り」にして欲しいと思うのは私だけでしょうか??

参議院こそ 「良識の府」の存在価値が問われる問題です。今度 共産党がまた党としての行動しかできないのであれば、次の衆議院選挙では、評論家の意見とは違い、私は また敗北するのが眼に見えるようです。

間違っても 日本が「地下に潜った 臓器売買の国」にならないことを祈るものです。何せ児童虐待が年々増え続けている国の中で「我が子の命より金」などということがないように しっかりと歯止めをかけて欲しいと思います。
新聞では触れられていないのが悲しいです。
posted by 小だぬき at 12:52 | Comment(2) | TrackBack(0) | 社会・政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年06月20日

居眠り議員の名前・選挙区・写真の公表を!

今日、早起きしてしまったので、国会採決のビデオを再生してみて 驚きより怒り爆発。

「臓器移植法案」」時の居眠り・ウトウトの議員の多さ。
河野議長も議員立法提出者も「こんな状態では 命の問題の採決」は出来ないと怒って欲しかった。

臓器移植を待つ親も提供することになる「脳死」認定の親も 内心は怒りで一杯でしょう。

「居眠りで 人の命を 軽んじる」

「うとうとで 弄ばれる 命かな」

写真週刊誌、週刊誌の皆さん、居眠り議員の写真・氏名・選挙区を公表してください。
選挙民の皆さん、ご自身の名誉・理性で、我が選挙区の議員なら 次の選挙で「落選」させ 反省させてください。

大事な仕事場でしかも高給をとる議員さんの不真面目さ。
公務員への批判・怒り・バッシングは、汚いヤジを飛ばす議員や上記の議員さんこそ必要だと思います。

見なきゃ良かった 録画ビデオで 頭に血がのぼる小だぬきです。

posted by 小だぬき at 06:16 | Comment(0) | TrackBack(0) | 社会・政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

通称「アニメ館」について・・・

これほど おかしな予算の使い方もないでしょう。

建物予算先行で、展示の仕方や資料収集の基準を含めたコンセプトのないままの見切り発車。

各アニメーターの著作権、声優達の「再出演料」や散逸している原画などは、どうするのか・・・・。

漫画にしても 著者や出版会社にある著作権をどうするのか・・・・・。
また、読む場所にするのか 国会図書館のようにアダルトものを含めて 全出版物の収集にするのか・・。

アニメなどを含めての放送資料・視聴は 川口市にあるNHKアーカイブ」や原宿の「放送センター」などがよく整理され保存状態もいいものです。

個人の資料館や展示館も 各地にあります。

もっとも問題なのは、「文化」の名のもとに 国が選別するということに違和感を感じるのです。
私の愛読書の石森章太郎さんの 「ホテル」はよくて「仮面ライダー」「人間の条件」はダメとか・・・

作りたい物のイメージがしっかり説明されないから 賛成派は空理空論でしか説明できない。

わたしは「アニメ館」などではなく、歴史的資料館として「航空博物館」や「艦艇博物館」などの方がよほど筋が通っているとおもいます。

今所沢にある"航空博物館」は これで「航空博物館」といえるのだろか?という代物。

ブラックジョークのようですが、日本の戦前戦中の軍用機の発達、技術向上は、アメリカのスミソニアン博物館などの諸外国の方が丁寧に収集・整備・展示をしている。

戦後は、各自衛隊展示室か新明和工業や三菱、富士重工、靖国神社、個人所有のものが散在しているのみ。
私は 靖国神社の遊就館に展示保存してある 「桜花」や「回天」に釘付けになりました。

多分、諸外国からの軍国主義復活などという根拠なき批判をおそれてのことでしょうが、「マンガ博物館」より 「特攻兵器」や「戦中の技術」としての「実物現存兵器類の博物館」などの方がよほど「平和教育に繋がると思います。
大本営発表の音声と新聞報道と前線での乖離。日本の戦死者の多くが 餓死か病死によるものともいわれています。東京平和博物館はしっかりと展示する努力をしています。

今から、「マンガ館」に使われる予算を 「桜花」「菊花」などの特攻兵器の収集展示館に置き換えるだけでも 諸外国に「二度とこのような非人間的兵器など使わない国にする宣言として」大切ではないかと思います。

どうせ作るなら、コンセプトのしっかりしたものにして欲しい。
posted by 小だぬき at 17:36 | Comment(2) | TrackBack(0) | 社会・政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年06月22日

6月23日 沖縄慰霊の日(シネマ沖縄より)

沖縄情報ガイドより引用
 http://www.okiinfo.com/tokusyu/tokusyu040.html

今からちょうど60(64)年前、日本は戦争をしていました。第ニ次世界大戦です。沖縄は日本で唯一地上戦が行われた場所となり、沖縄本島は米軍の上陸によって南北に分断されてしまいました。

南北約130qの細長い沖縄本島に打ち込まれた砲弾の数だけでも、艦砲弾約60万発、地上砲弾約17万発と言われ、山の形が変わるまで「鉄の暴風」が3ヶ月以上も吹き荒れました。自分たちの住んでいる土地に米軍が上陸し、戦場となり、20数万人の人々が悲惨な最期を遂げています。軍人よりも沖縄県民の犠牲者がはるかに多いのが、沖縄戦の特徴です。
 (中略)

最高司令官の自決した6月23日をもって、日本軍の組織的戦闘が終結した節目としてとらえ、「沖縄・慰霊の日」が制定されました。この6月23日の慰霊の日は、沖縄戦の戦没者の霊を慰めて平和を祈る日として、本土復帰前(米国統治下時)は休日と定め、各行政機関や学校、企業に定着していましたが、1972年の本土復帰以降は日本国の法律が適用となり、慰霊の日は休日としての法的根拠がなくなってしまいました。
しかし、1991年に地方自治法が改正され、沖縄県では、沖縄戦が年ごとに忘れ去られていることの反省と、世界の恒久平和への希求、戦没者の霊を慰めることを目的として、慰霊の日を休日と定める県条例が制定されました。これにより、沖縄県庁、市町村役場、公立の小・中学校、高校などは公休日となっています。
あれから今年(2005年)で60年。
沖縄から世界へ「命どう宝」(ぬちどうたから)を。
日本で唯一地上戦があった沖縄。多くの尊い命が奪われ、戦争の惨禍を体験したことから、一切の戦争をなくしたい私たちの想いを慰霊の日に託し世界へと発信し続けています。
「何よりも平和を大事にし、生きとし生けるものが共に睦びあう沖縄の心」命どう宝(ぬちどうたから)に平和の願いを込めて、私たちはふるさとからメッセージします。
2005年6月 シネマ沖縄
posted by 小だぬき at 22:30 | Comment(0) | TrackBack(0) | 社会・政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年06月23日

マスコミの惨状

朝から書いていた 「沖縄戦」に関する記事がまたもや消失。

<素朴な疑問>だけを書きます。
@ なぜ 沖縄県民が疎開・避難せず 上陸日を迎えたか?
A 何故 アメリカ軍は過剰ともいうべき艦砲射撃・地上攻撃をしたか?
   火炎放射器やガマ(洞窟)にガソリンまでまいている。
B 牛島司令官のもと長期持久戦を戦う場合、戦史以外の戦い方はあったのか?
C 村落全滅、住民記録消失の中、犠牲者はまだ不確定・・・

**********************************
インターネットというのは、酷なもので朝からこの疑問と戦い続けたのに、アップ出来ず・・・・

私の住む関東では、TV番組での「沖縄戦検証特集」は ニュースを除いて1本もなし。
どうでもいい??特番・特集ばかりで 絶望を通り越して、ただただ呆れるばかり。

皆さんのお住まいの所では いかがですか?
posted by 小だぬき at 19:17 | Comment(2) | TrackBack(0) | 社会・政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年06月25日

東国原宮崎県知事の県政評価を・・・

自民党古賀選対委員長が 衆議院選挙立候補を東国原知事に要請したとの報道で 賑やかですが、肝心の「県政評価」については マスコミは触れずです・・・

確かに彼が 知事になったことで

・観光客がふえた。
・宮崎県の位置、特産物の知名度があがった。
・彼の存在、発言が全国区に伝わるようになった。
・今回の「事件」で 彼の宮崎県民の支持率が高まった・・・
                    などはあるでしょう。

でも肝心の「県政評価」については、全くといっていいほど報道されていない。

・県民の福祉・医療・教育・雇用問題への取り組み。
・インフラ整備の状態(特に下水道や電気)
・県の行政改革の進行度
・県の財政状態への取り組み

    などの「知事」としての評価検証が必要でしょう。

かれの「宮崎観光大使」としての存在は 知事職の本来の仕事ではないはずです。
「知事」として 行政のリーダーシップがとれているのかが 国政進出うんぬんの前に問われることだと思います。
まさか「総裁候補」云々が 本気であっても、宮崎などの九州への利益誘導しか考えていないのではないかと???が つく小だぬきです。

自民党という政党には、地元組織も党員もいないのかと疑問を感じた方も多いのではないでしょうか?
東国原知事も「初心忘るべからず」で 宮崎県民のための仕事をするために知事になったはずで ご自身の知名度をあげるために知事になったのではないことを 思いだし 発言して欲しい。                  
posted by 小だぬき at 07:19 | Comment(0) | TrackBack(0) | 社会・政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年06月26日

地方自治と国政の違いを明確に!!

橋下大阪府知事が また勘違いの発言。

中田横浜市長のいうように 「地方分権」を考えるグループであって、決して特定政党への支持表明のグループではないはずです。

地方自治体の首長選挙において、地元の人達は「地域の施政」を任せる意味で投票をし、各組長さんは当選したはずです。

その時の選挙基盤、支持団体、支持政党を離れて「純粋にマニュフェクトを検討し、支持政党を表明する」などということが 可能かどうか 冷静に考えれば分かることです。

個人として どの政党に投票するかは「自由」です。
でも、地方自治体の長とはいえ その立場で「支持政党」を表明するということは「職権濫用」「投票誘導行為」になりませんか??

東国原宮崎県知事のように「完全無党派」で当選したはずなのに 自民党に媚びを売り 集票マシーンの一人になることを きっぱりと断れない節操のなさ。

今の知事権限と「党所属議員の一人」では、どちらが「宮崎県民」のための施策を推進できるかは 誰が考えても「宮崎県知事」でしょう。

真面目に地方自治に取り組んでいる組長さん達に対しても、失礼な言動です。

何だ「国政に立候補するための腰掛けか」と 有権者に対して失望を与えることにもなりかねない。

国政の与党もめちゃめちゃなら その政府から交付金を貰う知事まで「保身と名誉欲」で一杯な人がいるとは・・・・・。

次の選挙では、しっかりと知名度などに惑わされずに 投票したいものです。

posted by 小だぬき at 08:42 | Comment(0) | TrackBack(1) | 社会・政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年06月29日

立証責任は行政に!!

社会保険庁の「消えた年金」問題で、申し立て要件なるものが提示されました。

「消えた年金」を国民が申し立てすることまではいいとしても、

あなたの年金は このような事情・事務処理のために確認できません。
申し訳ありませんが、◇◇のような書類は ないでしょうか?
当方の事務の不行きとときのため ご迷惑をおかけしますが、記録回復のためにご協力ください。

と、先に社会保険庁が謝罪をするのが筋ではないかと思うのです。

今までのやり方は、記録はないんだ お前らが払ったというなら それを証明しろ!! と 社会保険庁と社会保険庁を独立会計にした政治の責任、杜撰処理を棚にあげて国民に「責任転嫁」しているように思えるのです。

消費税論議にしてもそうです。
年金や福祉・介護にまわす予算はない、だから「消費税上げは当然」との議論が まかり通っています。
国民のために予算を投入して 巨大な赤字になったわけではないのです。
国家赤字の責任者が どういう政策失敗で赤字になり、なぜ社会保障費を消費税値上げで補わなければならないのか 「理由」説明なしに ごたごた言わず金がないんだからしかたないだろう・・・従え!!などという暴挙に 黙っていられるほど 国民生活は豊かさにほど遠い。

国民の生活より利権優先としかいいようにない 海外援助(ODA)や何でも金で解決というような海外拠出金、古くは 新幹線・道路網の「政治路線」、箱物行政。
また官公庁の税金のムダ遣い、天下り・・・・・、年金基金運用の膨大な失敗。

もうそろそろ 「赤字だから・・・」「しかたないよな」などという 物わかりのいい(お人良し??)を 返上し、
「なぜだ!!」「理不尽なことには従えない」「政策の理由説明を しっかりと主権者国民に開示しろ」という
「原因」「責任」「結果」説明を求める 思考に立ち戻る時期
ではないかと思います。

朝刊で小泉元首相の選挙区で 古くから軍港で栄えた 横須賀市長に無所属新人の若者が当選との報道がありました。

一人一人の投票行動で「世直し」が 可能なことを 各種選挙が証明し始めています。

これからの一つ一つの選挙に「国民視点」で投票をし 「世直しの風」を吹かせたいものです。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
内科受診をし 血液・尿検査の結果で 落ち込むかもしれないしれないので 朝はカラ元気で「遠くない未来の希望」を信じることで救われたい小だぬきです。

posted by 小だぬき at 05:39 | Comment(0) | TrackBack(0) | 社会・政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年06月30日

官公庁のボーナス(期末勤勉手当)支給日

退職したのですから、私自身には一銭も入らないのですが 今日あたり「公務員バッシング」がありそうなので 書きたいと思います。

3年前発症前(53歳)の私の教員30年目の夏のボーナス(期末勤勉)は、手取りで80万円強でした。
これが高いか低いかの判断は お任せしますが・・・・

夕刊には 不況下にありながら公務員に支給、平均◇◇円(  歳)などと 記事になるのでしょう。

断言してもいいのですが、私はいつも 平均年齢の低い人の支給額を 越えたことは一度もありません。
なんとも不可解な算出額なのです。

教員の場合は、管理職から新卒までの支給額の平均です。扶養家族や各種手当て、採用年・月で同年齢でも差がでます。
団塊の世代の退職と新卒者・期限付き採用などの増加で 平均年齢は下がりますが、採用年数・扶養家族や管理職手当、主任手当などを支給される中高年も含みますので 支給平均額は上がります

平均という考え方は ふつう中間層と理解されがちですが、こと教育公務員の世界では、平均以上は少数、あとは平均値がいて、平均以下が多数という 数字のマジック的な報道数値になります。

しかも 私の在職中は 民間の景気のいいときは「公務員だから・・」と押さえられ、不況の時は「公務員のくせに・・・」とバッシングを受けるのです。

夕刊を読むときは、キャリアといわれる高級官僚や政治家達と 一般事務・現業とを分けて「怒って」くださいね。
確かに 私の友人のように ボーナスなんて最近貰ってないな・・・、給与も遅配だしという方も多いと思います。
そのような方々(私も障害年金)が 本来の姿ではなく 汗に報いる収入が当然なんだという視点を
忘れずに 安易な公務員バッシングにならないように願っています。

例えば 不発弾処理・救難の自衛隊員、海保・消防・警察・病院などの「危険手当など」を お暇がある時に検索して調べて見てください。
数百円で命を張る仕事が多いことをどう評価するかは、検索したひとの判断にお任せいたします。
posted by 小だぬき at 11:49 | Comment(4) | TrackBack(0) | 社会・政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年07月01日

税収確保で避けている点

今日から7月スタート。
マスコミなどでは、衆議院選挙・都議会選挙・静岡県知事選挙などの報道が多くなってきました。

SNSを巡回していて驚いたのは、生活破壊・雇用破壊・福祉、年金破壊をしてきた政府与党を棚に上げ、野党攻撃に精力を注ぐものが数は少ないけれどあり、一定のアクセス数を確保している点です。

私の望むことはただ一つ、「投票行動を通して 政治が変わる」希望を取り戻したい一点です。
どの政党支持というより「政権交代」も「議員・首長交代」も 国民主権の一票で可能だということを、議員特権にあぐらをかき、利権のみにしがみつく政府与党に思い知らせたいことです。
今は、地方区「民主党」、全国区は「社民党」か「共産党」を考えています。

***********************************
今日の主題は 税収を確保するためには 各都道府県が持つ「宗教認証」の厳格化・見直しで可能だということです。
無論、信教の自由は守った上でです。

日蓮正宗を破門になり、檀家集団でもなくなった「創価学会」の宗教認証を東京都がしているため、膨大な土地・資産・収入などが 宗教法人として無税化されている点の見直し。

「幸福の科学」や他の「宗教団体認証」でも 実態が不明な団体の点検などが 消費税率上げより早急に検討されてしかるべきだと思うのです。

「オウム真理教」なども サリン事件で公安調査庁の監視団体になるまでは、宗教法人として手厚く税制面で優遇されていたのです。

信教の自由の保障と「宗教法人格」の厳格かさは 矛盾しないはずです。
「宗教法人格」認証を取り消されても、信教する人は継続して信教し、適正な固定資産税や所得税などには 否を言わないハズです。

「宗教」法人格だけが 見えないペールで包まれているような気持ちになるのです、
少なくとも、「宗教法人」だから全て無税というのは、庶民感覚的に馴染まないのです。
宗教活動か事業活動かの「税務調査」だけでも 各宗教団体に対して「税務署」ができるようにならないものかと思うのです。

公明党が国政選挙より「都議会選挙」を重視している点だけでも 「創価学会」宗教法人格確保ではと 素朴な疑問を持つ 小だぬきです。
posted by 小だぬき at 09:53 | Comment(4) | TrackBack(0) | 社会・政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年07月02日

集中豪雨

ここ数日、「集中豪雨」が各地を襲っています。

気になる点は、いつも同じように「崖崩れ」や「川の増水」「各種事故」が繰り返される点です。
主管官庁である国土交通省は、きちんと治水対策や災害予防の対策をとっているのか疑問になるのです。

公用車ばかり高級車でも、肝心の梅雨時・台風時に同じような災害が繰り返されるなんて 税金の使われ方が違うのではないか と思います。

本当に「国民」を守るのが防衛なら、自然災害にも強い国作りが求められるハズです。
交通事故死者 1万人、自殺者 3万人、災害・事故死者などを加えると この国は「戦争なしでの戦死者」が余りにも多いことに驚かされます。

宮崎県知事の東国原さん、このような災害時 陣頭指揮し県民の生活を守る権限は「知事」の方が大きいのです。早稲田の大学院でどのような行政法の学び方をしたのか知りませんが、知事職の方が活躍できることは確かです。

私からみると 東国原さんは 「知事としての自分の力のなさが露見」するまえに 人寄せパンダでいいから話題性のあるうちに「国会議員」に逃げたいのでは とさえ思います。

今後も起こるだろう 大雨・強風・台風・地震などで 命を失うひとがでない「公共工事」ならだれも否はいわないでしょう・・・・。

厚労省のミスで年金が支給されるはずの人 3万人が無年金にという記事。
いい加減、物わかりがよくおとなしい国民も 黙っていられる限界点は とうに越えています。
そのことを自覚して 政治家・官僚は「国民目線」に経たないと・・・、一挙に英雄願望→ファシズムに突入するかもしれない 危険な時代に入ってきているようで心配です。
posted by 小だぬき at 11:39 | Comment(4) | TrackBack(0) | 社会・政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年07月04日

東国原・橋下知事へ

毎日、マスコミや懇談会、講演会での精力的な活動、お疲れ様です。

ただ気になるのは、宮崎県庁や大阪府庁で 毎日のようにあるハズの「報告・連絡・相談」や計画案・予算執行計画など 多忙な知事職をこなした上での 今の活動と信じていいのですか・・・

<東国原 宮崎県知事へ>
今、やっとマスコミでも「宮崎県政の検証」が 開始されていますが、住民福祉・県赤字・住民との会話なし、住民本位のインフラ整備のなさが 徐々に明らかになっています。
本気で「地方自治」を大事にするというのなら マスコミ登場以前に 県庁の施策の検討や住民との会話・対話に時間を裂くのが本当ではあのませんか??

まさか 知事決裁を副知事にまかせ、自分の「存在だけアピール」しているのではと勘繰りもしたくなります。

あなたが知事職を満足に勤めず、しかも1期途中で公約を果たしたとノー天気に宣言し、「自民党」から出馬するようなら まず「宮崎県民が見限るでしょう」
師匠のビートたけしさんや前妻のかとうかずこさんに 「思い上がるな!!」と怒鳴られるのは 目にみえているようです。

<橋下大阪府知事へ>
あなたの組織無視の発言、思いつき発言には 慣れましたが、大阪府知事の仕事は大丈夫ですか?
新インフルエンザ タミフル耐性患者がでた事、発表が遅れたことに対して 「行政の無責任体質、怠慢の現れだ」と あなたは他人ごとのように怒りましたが、その行政のトップリーダーが あなただという自覚はあるのですか・・・。
行政の仕組みとして 報告・連絡・相談は 最終的に知事に届きます。
あなたが知事本来の仕事を十分にしていないか 副知事以下に丸投げして「目立ちガリや」に徹しているとしか思えません。大阪府の行政検証も是非必要でしょう。
また、あなたは 自民・公明の与党推薦で当選しました。
支持政党を表明するとあなたはぶち上げましたが もしマニュフェクトの首長検討会で「共産党が一番理にかなっている」とした場合、あなたは「共産党支持」ができますか・・・・。
どうも はじめに「自民支持」を意図したパフォーマンスにしか見えない 小だぬきが狭量でしょうか??


国委託業務などでの地方負担金問題なども 新幹線負担金の不条理を新潟県知事が公表したり、東京都の石原知事など問題提起したために 広く知られるようになりました。

地方自治体首長の地に足をつけた 自治体予算の見直しで 長年の国の横暴・不透明な地方負担金の使われ方が表にでたのです。

東国原・橋下両知事に お願いしたいのは 地方自治体の最高責任者としての仕事に精力を使い、行政が「住民目線になった」という行政にすることが、地方からの改革の第一歩です。

極論すれば 知事の名前は忘れても「この地に住んでいてよかった」と住民が心から思える自治体を目指すのが本当の姿だと思います。   
posted by 小だぬき at 16:56 | Comment(2) | TrackBack(0) | 社会・政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年07月06日

「変革」の流れ

昨日の小だぬきは、コメントを頂いた方へのお返事でヨレヨレ。
1日「冬眠状態」でした。面白いことに あしなどのSNSで「ダイエット」関係の方の善意のあしあとを連日いただくのですが、生活の気力低下状態では ダイエットより 日常生活の「整理整頓が課題」なので、インド式マッサージのあいさんのブログ写真をもとにリラックスを図るのがやっとの状態。
布袋腹が食欲不振の今、栄養補給源として活躍しています。

**********************************
選挙速報を見ようとNHKの番組をつけていたのですが、兵庫県知事選の与野党相乗り候補が共産党候補を破って当選までは 記憶にあるのですが・・・・

今日の朝刊を見たら 静岡県知事選挙、民主党分裂選挙にも関わらず 民主・社民・国民新党推薦の候補が 自民推薦候補に僅差で勝利とありました。
投票率は60%台、 マスコミが言うほど高投票率とはいえないと思います。
だって、40%近くの人が 「まだ国民主権の選挙権」を行使しなかったということです。
今までの投票率が 異常に低かっただけです。
一歩一歩「自分の一票で世の中が変わり得る」という実感を積み上げたいものです。

以前書いたと思うのですが、当選したあとの活動監視が 住民に求められます。県民だより・市政だよりや議会報告は読むようにしましょう。
当選後も「国民目線」にたっているかが 唯一わかる「公的資料」ですから・・・・。
posted by 小だぬき at 06:02 | Comment(2) | TrackBack(0) | 社会・政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年07月09日

理想と現実の乖離

「中国共産党」は、本当に「共産党」か・・・・??

「社会主義」・・・労働の対価は 労働者に正当に配分
「共産主義」・・・必要な時に必要なものを供給できる社会

どの定義にも当てはまらない格差社会、民族弾圧、公害垂れ流し、軍事大国、他国の技術・モノを平気でコピーする国、核兵器保有国・・・・・。

国民党との内戦、文化大革命、天安門事件、チベット武力統合・・・・、等などの自国民虐殺の歴史。

マルクス・エンゲルス・レーニンの「理想」と「現実政治」の乖離に絶望さえ感じる中国。

今のチベット民族・イスラム教徒による武力衝突と報道される死者数は、殆どが武装警察の発砲、漢民族による民族差別による行動の犠牲者でしょう。
ニュースを見る限り、無武装のデモに対する鎮圧です。

***********************************
今の日本は・・・・。
倒産、失業者の増大、医療・介護現場の疲弊、年金・生活不安などの「怒りの「マグマが噴火する寸前」

もし、選挙制度がきちんと民意を反映できなければ、一人一人に溜まった怒りや絶望・不安の感情がどこで爆発するか 時間の問題でしょう。

私の学生時代以上に、警察機動隊の「暴力鎮圧」、自衛隊の「治安出動」でしのぐのでしょうか・・・。
もしこのようなことになったら「中国共産党」のしている施策と変わらない 弾圧政治になってしまいかねない。

可能性が少しでもある今、「選挙権」は大切な国民の武器。
「国民の選挙権」を行使して、生活破壊に抗議したいものです。

宮崎県のノー天気な知事さんに騙されるほど 国民は愚かではないことを 当人にも自民党にも思い知らせたい思いが一杯です。
posted by 小だぬき at 10:03 | Comment(0) | TrackBack(0) | 社会・政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年07月10日

厚労省のHP

桝添大臣になってから 厚労省の政令・省令・審議会報告・通達などが 検索しにくくなっています。

本来は各官庁のHPで 見つけられるハズの資料が 「資料名」「法規名」が分からずに ヒットしないことが 最近多くなっています。

官庁の透明性を高くするためにも HP担当者の「国民目線」に立った リンクを検討して欲しいと思います。

これからいつ「衆議院解散」があってもおかしくない政局に入ります。限りなく100%の投票率で「変革」を実現したいものです。

**********************************
<小だぬきの昨日出来たこと>

・床屋に やっといけたこと。
・コンビニに買い物にいけた。
・週刊文春をよめた。
・食事を 2食たべることができた。

ささやかな 前進でも、嬉しいです。

**********************************

歯科医師の経営困難について 書いたあとですが、弁護士の世界も経営困難な所が多いとの報道。
今、経営が順調な所を探す方が 大変みたい・・・・。

私にしても「消費より貯蓄に」にシフトしている状況。私と同じような将来不安のための貯蓄派の増加現象でしょうね。

「夢の夢  買い換えたくも  元手なし」 オソマツな一句。

「国のいう  エコ生活を 国がやれ」 (国家赤字解消を)
posted by 小だぬき at 13:23 | Comment(2) | TrackBack(0) | 社会・政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年07月11日

通院日。土日閉庁の役所

今日は、精神科通院日。

昨日の強い風もおさまり なんとか行けそうと思う朝。

昨日、市の社会保険事務所に17時過ぎだったのですが電話したら、「業務はおわりました。平日の8時30分〜17時まです。お掛け直しをお願いします」とのテープ。

私のような退職者はともかく、平日出勤者やフリーで仕事している人には、役所の土日閉庁というのは不便だろうなぁと 感じました。
勤務シフトの工夫で、土曜日の午前中だけでも受付してくれると どれだけ助かるか・・・などと感じたものです。

せめて郵便局本局のように 午前中だけでも窓口取り扱いをして欲しいと節に感じました。

私の小学校勤務時は、休憩時間45分(建前上でしかなかったのですが)を入れて、8時30分〜17時15分が正規の勤務時間でした。でも実際は、8時〜18時過ぎというのが殆どでした。
朝会や児童集会などが 平然と8時30から組まれる職場では、朝は 自発的早出出勤。午後も校務分掌会議や職員作業なども17時から組まれることが多く 退庁も自発的残業などザラでした。

実態にあった勤務時間、国民の利便性にあった勤務シフトなども検討していいと思います。
posted by 小だぬき at 05:52 | Comment(0) | TrackBack(0) | 社会・政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年07月12日

都議選投票日

都民の皆さん、結果はともかく 投票してください。都の選挙管理委員会は50%越えをとPRをしていましたが、有権者の皆さんは100%に限りなく近づく投票行動をし、「有権者は、いつでも 議員の言動をみているぞ!!」との意思表示をしてください。

地盤・看板・組織決定などには縛られない「地方公共団体の主人公としての一票」を投じてください。

新東京銀行の膨大な赤字、築地市場の土壌汚染地への移転問題、東京オリンピックの招致問題、介護・福祉の他県依存(現在版姥捨て問題)、雇用問題 等などの山積している問題に Yes・Noを都民の皆さんで下して欲しいのです。

政権交代の選挙でも他党批判のための選挙でもなく、東京都民の暮らしに直結した選挙です。
治安や災害時の対応も問われるものです。

神奈川県から東京都の皆さんに「お手本となる投票率を記録して欲しい」とエールを送りたいです。

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精神科の宿題のゴミ処理に取り組み始めました。

川崎は以前は 毎日のゴミ収集が基本でしたが、年々改悪され収集曜日が限定されてきています。
伊藤三郎 社共統一推薦市長の時は、横浜市民がゴミを川崎市の集積所に置きにくると冗談めかして、語られるほど 充実した 施策をしていたものです。

それが、社会党と共産党の主導権争いや「施政赤字」攻撃に負けてから 年々暮らしにくくなり「伊藤さんの時は良かった」と回想される状態です。
高校生でも「青空バッチ」をつけ、鞄にステッカーを貼り、家の郵便箱にもステッカーを貼り 学生から老人まで「公害都市」から「青空のある都市」への転換をと戦った時代もあったのです。

今はネット政党「老人党」を名乗っていますが、「市民が闘いとった市政」があったことを誇りにおもっています。
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都民の皆さんも「歴史に残るかも知れない選挙」です。
再度のお願いですが、選挙投票に是非 足を運んで 「歴史」を作って欲しいと願っています。
posted by 小だぬき at 06:21 | Comment(2) | TrackBack(0) | 社会・政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年07月13日

盆の入り、県庁、サマージャンボ発売日

今日が「盆の入り」、お墓が水戸にあるので 県庁の帰りに常磐線に乗り行こうと計画していたのですが、朝からの暑さに迷い気味。

取りあえず、県庁に書類を届け「国民年金」の届けが必要か聞いてから 余力があれば・・・、とご先祖様には申し訳無いですが、優先順位の変更です。

暑さにも寒さにも弱くなっている心身を痛感している所です。

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昨日の都議会議員選挙、私が心配したムード選挙・劇場型選挙になってしまいました。

自公の過半数割れといっても、実質都議会与党だった「民主党」に票が流れるとともに 創価学会の牙城で公明党が全員当選するなど 開票速報を見ながら複雑な気持ちでした。

私は今こそ、共産・社民・生活ネットが 踏ん張って 現有議席増を果たすものとばかり期待していました。
残念なことに 都政批判票が「民主党」へ流れたようです。

国政とは違い、地方議会では 自民党・公明党と連携する「民主党」が どのような行動をとるか注視したいと思います。

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私の家の近くに「まいばすけっと」というスーパーが開店しました。
冷やかしに入ってみると 「安い!!」  100円ショップより品物がよく、しかも値段も100円以下。

各店舗で競争してくれるのは、消費者としては助かるのですが、安く供給される野菜・果物・文具・飲料の正規の価格っていくらなんだ!!  と「メーカー側に聞いてみたくなる」ほどの価格設定です。

ヨドバシカメラや山田電器、ビックカメラなどの家電商品にも 感じる素朴な疑問です。

私を例にあげると 映画のDVDがその典型です。発売当初に買ったものが 数ヶ月で廉価版がでたりすると 腹がたつのと同時に 「廉価版」が出るまで待つという心理になります。

何か「経営戦略がヘタで 自分で自分の首を絞めている」のではと、発売元に同情したくもなります。

廉価版が出るのであれば、ヘタにレンタルするより 廉価版を買った方が楽しめますもの・・・・

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今日は 「サマージャンボ宝くじ」の発売日。
またまた、抽選日まで「億万長者」の夢を買いたいと思う 小だぬきです。

1枚 300円は チト高いけれど 買わなければ当たる夢は見られませんものね。
posted by 小だぬき at 07:41 | Comment(0) | TrackBack(0) | 社会・政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年07月18日

子供への悪影響??

今の自民党を見ていると 政党としての機能不全に陥っているとしか思えない。
党則にあるからと「両院議員総会」の署名を集めた発起人達と署名者、それを規定の人数に達していないと却下した上で「両院議員懇談会」に変更した執行部。 

どちらも「国民目線」ではなく「選挙目線」。
もし、署名数が足りなくて、却下したのなら 反党行為として署名発起人達に除名ないし離党勧告を断固としてしなければならないと思うのですが ウヤムヤ解決で済ます党。

今の自民党は 党内すらまとめられないのに「政権運営」がまともにできる党ではないと 連日自ら国民に宣伝しているようでみっともない限り。

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共産党の東京都議選の敗戦の弁も この前も同じ事を聞いたよ という「唯我独尊」

「我が党の方針は正しい、自民党と民主党の政権交代という争点ズラしに埋没してしまった」「唯一の野党・革新政党として これからも国民のために奮闘していきたい」(どの選挙でも大筋は同じ)

<党としての独善>
・政策ではなく、ムードに流れた「都民」の投票行動が問題と言う。
・党ではなく、「目にみえない風にふきとばされた」、その程度の政策か。

これでいくと 党中央はいつも正しいのに、党員や支持者が民意をくみ取る活動ができなかったという論法にすり替えられます。
職場でも地域でも「革命を忘れたカナリア」のごとく 赤旗拡大・党員拡大などで疲れきらされているのは、末端の党員達。 
支持していただけに、 「敗北は敗北」として認めるとともに「最前線で活動している党員・支持者」への感謝と労りの談話くらいはだせないのかと いつも思うのです。

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どうも 大人が子ども達の「見本」になれないような 政党・議会の有様。
こんな国会議員達がいう「愛国心」や「道徳」に どれだけの説得力を持つのか・・・。

次の一票は 8/30日 とのこと。 よりましな政治になるようにしたいものです。

posted by 小だぬき at 12:52 | Comment(0) | TrackBack(0) | 社会・政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ヤミ専従の一掃を!!

農水省が ヤミ専従関連で1237人処分という報道に 呆れる以上に怒りの感情がおこります。

勿論、全農林労働組合とそれを容認していた農水省幹部達にです。

今回のヤミ専従では、514人に対して給与返還請求額が 25億円に上る規模だそうです。

長年、教職員組合にいた私としては信じられない腐敗ぶりです。

<ヤミ専従というのは>

普通専従者と言われる人達は
@本部役員など組合業務のみに専念する場合、「組合専従届け」を出し、無給休職扱いになります。
その人の給与相当分は、組合費から支払われます。
A現場では、組合活動は勤務時間では禁止されているので、各会議や動員、ビラまきなどは 勤務時間外か年休をとり、組合活動をします。

上記の手続きを得ないで 勤務時間内に組合業務を行ったり、実質組合専従なのに組合費からの給与支給ではなく 正規の勤務として給与をうけとっている場合、「ヤミ専従」になります。

昨年の社会保険庁といい 今回の全農林労働組合といい、国家公務員で「税金」から給与を得ている倫理感が 感じられないことです。

しかも今回でタチが悪いと思うのは、執行部が給与返還請求額を「組合費」から支出するとしている点です。
これでは、まともに勤務している組合員も納得出来ないでしょうし、深読みをすれば「組合方針・指示でヤミ専従をしたから 組合費で」ということでしょうか・・・・

自民党や保守論客が いつも自分達の政策の失敗や間違いを棚に上げ、「組合悪」説を唱えることに 味方するような全農林労働組合の姿勢に疑問を持たざる得ません。

組合加入率低下が言われて久しいのですが、このような組合なら淘汰されてもしかたのないことだと思います。

組合のナショナルセンターである「連合」「全労連」にお願いですが、当局との癒着や第二労政部に腐敗してしまった労働組合や「職場にとって闘う砦ではない組合」など 精査して 脱退勧告をする位の姿勢を示して欲しい。

また倫理的・常識的な活動を踏み外している組合は 組合として認めないとの断固たる姿勢を示して欲しい。

何故、中小の自立労組「ユニオン」加入者が増えているのかも 真摯に捉えて欲しいと願う小だぬきです。
「本当に自立と連帯」を実感できる組織だからこそ ユニオンは逆境の中でも 組合員が増え「どっこい、生きている」活動を展開していると思うのですよ。

posted by 小だぬき at 16:10 | Comment(2) | TrackBack(0) | 社会・政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年07月19日

公務員65歳定年制??

人事院有識者会議が 公務員65歳定年制を提出するとの記事がありました。

よく読むと、老齢年金の支給年齢が 平成13年〜25年にかけて段階的に引き上げられるから定年延長が必要との内容。

精細はまだ報道内容ではわかりませんが、基礎年金が66歳から、老齢年金を70歳からにすることを前提にしているようです。

国家公務員に適用されると ほぼ地方自治体でも連動して適用になるのでしょう。

後輩達のためにも「フザケルナ!!」と声を上げておきたいと思います。

また雇用不安の中の民間企業にその余力があるかも問題です。

私の実感からしても 現業労働に携わるものが 65歳定年制・老齢年金年齢引き上げで身体の健康を維持できるか・・・・、生活設計できるか・・・が問題だと思うのです。

今は国民皆年金制度で60歳まで国民年金掛金の納入義務なのですが、定年延長に伴い、連動して65歳まで「国民年金」納入義務。資格収得年数の引き上げにも繋がりかねないものです。

確かに今の60歳は若いし 活力もあると思います。だからといって 定年延長・年金支給延長というのは筋違いのように思うのです。

60歳で一区切りつけて、第二の人世に挑戦したり、嘱託として後進の指導にあたったりできる「年金システム」にしていくのが 本筋です。

小泉改悪のもと、社保庁の独立採算 平たくいえば徴収した年金収入で社保庁を運営し 年金支給業務をしているから「赤字」が生まれるのです。
純粋に徴収したものを 受給者に支給できるシステムになっていないのが、年金問題の核心であり改善策です。

膨大な費用をODA(政府開発援助)として 核保有国で軍事大国の中国に「援助」していたのです。

今こそ この国をどのような国にしたいのか、国として何をどこまでできるか 今度の総選挙では 私たち主権者が問われるのです。
何度もお願いですが、限りなく100%の投票をして 「一票で世の中を変えることが出来る」実感を持ちましょう。

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国民保険・年金の国庫補助率が 1/3から1/2に引き上げられました。
このことも政権選択の大事な論点になります。

前進だと評価する人もいますが、私からみれば 国の予算配分によって 今の水準より大きく後退し 本人負担が増大するかもしれない「諸刃の剣」です。

これから暑い夏が来ますが、8/30日だけは スケジュールを空けておいて欲しいものです。
もし、その日が無理だとわかった時点で「不在者投票」を済ませましょう。

これ以上、政治家や高級官僚の無策・既得権益のために 国民の生活が破壊され、黙々と額に汗して働く人、介護・医療・福祉現場で理不尽さに耐え奮闘している人達が 困惑するような政治は転換したいものです。

posted by 小だぬき at 15:41 | Comment(2) | TrackBack(0) | 社会・政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年07月22日

衆議院解散・・

昨日は 心身ともに怠く 1日考えがまとまらない日でした。

衆議院解散・山口県の死者まででる水害、崖崩れ・・・・。

今、40日も政治空白にする状況にあるか?  衆議院解散と同時にバンザイをした衆議院議員に違和感を持ちました。
勿論 選挙戦に突入しても 政府機能は残ります。

山口県をはじめ風水害や崖崩れにあった地域の「激甚災害」の指定なども 迅速にして欲しいと思います。

また、肝心の労働者派遣法改正案や腎臓薬害救済法などが 解散により廃案になりました。

国民生活の上で重要な法案は、参議院で先行審議し 衆議院投票後に開かれる臨時国会を延長してでも「参議院から衆議院への送付、審議・議決」をして欲しい。

梅雨前線のあとは、台風の季節・いつ起こってもおかしくないといわれる地震対策、救急医療、小児医療の問題は、衆議院解散でも 政府機能・参議院ですみやかな対応が できるように万全の手配をしておいて欲しいと思うのです。

麻生さんは、言動のブレとともに 解散決定のタイミングで大きな禍根を残した「首相」として歴史に名が残らないように 与党党首としての選挙戦より 行政府の長としての責任を負って欲しいと願います。

行政には「空白」が許されないほどの 問題が各所ででていることだけは忘れずにいて欲しいと強く思います。

 
posted by 小だぬき at 05:45 | Comment(0) | TrackBack(0) | 社会・政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

土砂災害・洪水警戒

10:05分の段階で気象庁から 各地に大雨洪水注意報や警報(東京・愛媛・熊本・大分)が出ています。

特に西日本と九州南部では 土砂災害警戒も呼びかけられています。

昨日は秋田県でも洪水被害があったとのこと。

東京都には大雨・洪水警報。今の時点では、多摩川と接する川崎市の雨は上がっていますが、これからが気になるところです。

国土交通省の河川の護岸工事、自治体の排水路確保がなされているかが試される 今日・明日になると思います。

私は、勤務時 一級河川の「多摩川」「荒川」を渡りましたが、護岸工事の度に水路がせばめられ、公園やゴルフ場、野外スポーツ施設の面積が多くなっているのが 一種恐ろしさをも感じています。
きちんと水量予測と排水予測がなされているものと信じたいのですが・・・・

私もなのですが、これから外出する方は 豪雨の際 決して地下施設への避難だけは止めた方が無難です。
何十年前になりますが、運動会レコード購入で出張したとき、突然の豪雨に地下鉄に避難したばかりに水浸しになった経験が トラウマになっている小だぬきです。

どうか、今日は 負傷者や死者がでないことを 祈る思いです。
posted by 小だぬき at 10:49 | Comment(0) | TrackBack(0) | 社会・政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年07月23日

佐川急便なら・・、変に納得 佐川急便か・・やはり

11時30分にドコモから電話があり、佐川急便に配送依頼をして 3月26日には手配終了していること。
小だぬきのクレームを佐川急便に調査させたところ、伝票がなくどのような扱いになったのか調べようがないとの返事だったこと。

@ドコモが責任を持って「宅配扱い」で再手配すること。
A今月中に「宅配」がない場合、連絡して欲しいとのこと

    たぶん、その通りだと思います。

私は「佐川急便」の宅配は、まったく信頼していません。

過去何度かの「誤配送」、指定時間の無視・待ちぼうけも数度、不在票がポストにではなぐドアにはさまれていたり、不在票を入れていなかったりと、最もトラブルの多い会社と思っています。
一時は「原稿依頼のメール便」が所在不明になり、締め切り切り一杯で書いたこともあります。

 小だぬきの宅配評価

1位  クロネコヤマト便 (配送時間も不在票も正確、態度も気持ちいい)
2位  ペリカン便 (運転者のマナー、きびきびさが気持ちいい)

最下位  佐川急便です。 何か会社そのものが「宅配」から撤退したいと思っているのではと疑いたくなる トラブルの多さです(小だぬきだけかな?? この印象)

クロネコヤマトは、旧運輸省などと闘いながら 「宅急便」のシステムを創り上げた第一人者。

郵政民営化で、今までクロネコヤマトが開拓してきた デパート・コンビニなどの販路をつぶそうとと 郵パックの導入を進めたが・・・・、基本的なシステムの強固さと長年官僚と闘ってきた社風が トップ企業の地位を維持しています。

お願いだから、佐川急便さん 頼まれた仕事くらいは責任を持ってと言いたくなります。
今回の件が 佐川急便が関係しているのなら納得です。

だって、3・4月は 退職の関係書類提出で忙しくても、不在票があれば いつでも待てる状態だったのに・・・・。
posted by 小だぬき at 15:59 | Comment(0) | TrackBack(0) | 社会・政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年07月24日

蟹工船と共産党

22日、ヨドバシカメラでモバイルPCをセットアップして貰う間の時間に 川崎駅前で日本共産党の街頭演説を聴きました。

その感想です。

@ 年齢層が高齢化している。若い人達の殆どが素通りする。
   民主青年同盟は・・・・
A 警備のためと党勢把握か、地域課と公安の警察官が目立った。
B やはり「我が党は正しい」、生活の防波堤になるとの演説。
C アメリカのオバマ大統領の核への取り組みと書簡の紹介
D 志位委員長の演説にも拍手パラパラ。
E 都議会選挙の反省からか、民主党に是々非々で対応と唯我独尊が薄まった。
F 財界献金を貰っていないし 向こうももってこないことを強調。
G 創立87年 戦争反対を一貫して貫いたと強調。

創立87年で国民の支持率が4%前後というのは、どの点に問題があるかの問題提起なし。 
財界などとのしがらみがないから 自由に発言や提言ができると強調していたが、興味の有る方は 選挙事務所で“綱領と党則を貰い読んでみてください。
党員の権利と義務については、よく読んでおかないと 今の「惨状」がわからないと思います。


「蟹工船」ブームで入党者が増えたと一時話題になりましたが、今の派遣切りや雇用の不安定などと闘うイメージで入党された方は すぐに「違うのでは・・・・」と違和感を持つと思います。

党中央から降ろされる文書の読了、赤旗拡大の取り組み、党員拡大の取り組み、パンフレット販売の取り組み、党費以外の◇選挙のカンバなどの支出が 支部会議で多くの時間がとられ、肝心の党員の基礎文献学習をする、連帯と団結を実感する組織というより、勤務や居住区での疲労の上に 赤旗・党員拡大の疲労が重なるのです。

このような中では、入党者と離党者のイタチごっこになります。

私は「蟹工船」ブームというより 同時に小説に入っている「党生活者」の弾圧と闘う姿や活動、転向問題にたいする 小林多喜二さんの思いが 小説のメインだと思います。

今の現場での闘い、大衆活動より「選挙戦」優先の活動では いつまでたっても支持層は広がらないでしょう。

つい「組合」の活動をしていたものには、共産党が昔の方針「大衆行動の広がりで議会を包囲する」「どんな理不尽にも負けない 仕事のプロに そして組織者に」の方針に立ち戻らないと、党そのものの存在価値すら疑われると思います。

今の自由労組、ユニオンの先駆けになった 「東京管理職ユニオン」に対してすら、はじめは当時書記長だった設楽清嗣氏に「極左、冒険主義」のレッテルを貼ろうとしたことは 今の衰退を予見できるものだったのかもしれません。

立派な代々木の党本部に比べて、地区委員会がどこにあるのか?   党員専従者給与遅配などの問題を解決できなければ、とてもじゃないですが 「国民生活」を守れるハズはありません。

長年 死票になることを承知で 支持し続けた小だぬきも 今は「チェンジ」に夢を託す気持ちに変わってきています。

知り合いだった 県議・市議も 疲れた・・・と自ら「戦線離脱」を決意するほどに 末端に行けば行くほど疲労している事実は 党中央は認識する必要があるとおもいます。

今日は、朝から 共産党にエールを贈るブログになってしまいました。
posted by 小だぬき at 08:33 | Comment(0) | TrackBack(0) | 社会・政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年07月26日

自民党の終焉・国民目線のなさ

自民党の麻生首相は、日本青年会議所(JC)の会合であいさつし、「日本は高齢者、65歳以上の人たちが元気。介護を必要としない人は8割を超えている」とした上で、「この人たちは働くことしか才能がない」と演説しました。
細田幹事長は、「国民の程度」と発言しました。
この2人の本音を合わせると「国民は働くことしか能が無いのだから黙って働いて、年貢を納め、75歳になったら死ね」(後期高齢者医療で)と言うことになります。

以前、国家公務員の定年延長は、年金支給開始の繰り上げかと書きましたが、やはり本音は そこにあるようです。
65歳(何故、今の定年の60歳といわないのか、意図は透けてみえます)は元気、だから「どんな形でも働いてもらい、年金は その後でいいでしょう・・・・(金持ちにしか通用しない論理)

欧米のように67歳の年金支給でもいいし、働けるならもっと先延ばしをしていい との発想のようです。

まるで「年金額」も「老人にたいする姿勢」にしても 欧州各国との理念の違いを無視して形だけ同じにしようということは、人間は「死ぬまで働いて生活は自己責任」「年金額で生活しようとする国民は愚かだ」といっているのに等しい暴言です。

細田幹事長まで、自民党を敗北させるような「国民の程度」の低さが問題だと 自分達の借金赤字国家にした責任・霞ヶ関のいいなりになり 天下りや税金の浪費を許してきたことを 棚に上げ、責任を「国民の程度」の問題にする無責任。

両氏のような「国民目線のなさ」に、政権交代で「将来の夢」をみたいとする「国民」が怒らなければ それこそ「国民の程度の低さ・質の悪さ」と歴史に汚名を残すことになるでしょう。

今の60歳(私は、以前の55歳に戻しても当然と思いますが)まで 国家社会のために働いてくれてありがとう。これからの生活は 国家が憲法24条に規定されている「健康で文化的な最低限の生活を保障」しますから、「自分の第2の人世」を生活の心配をなく 充実させて下さい。という生活にするのが政治の責任だと思います。

財源にしても 国民が毎年納める年金掛け金の総額を 国家機関の運用で赤字をだしたのなら、赤字を自分たち社保庁の責任において補填していくのが 長年高い掛け金を払い続けている国民の素朴な願いではないでしょうか??

国民年金の納入率の低さを 国民に責任転嫁する方がおかしいのです。
今の「国民年金の水準」なら「生活を削ってまで 保険料を支払うのはどうも・・・」という 国民の悲鳴だし、いつだったか例にだした芸能人が未納に気付き、支払申請をしても「あなたは今から納入しても受給資格はない」と支払意思を示した人まで門前払いする 硬直性。

国自ら「国民年金」の土台を崩しているように思うのです。

国民年金受給資格の年数が足りなくても、60歳皆保険で徴収し 「年金は支給できないけれど、一時金は納入額に応じて支払う」制度に直すだけでも 「年金」の信頼性が増すと思うのは わたしだけでしょうか?

今、現実問題として 65歳はまだ元気なことは 確かです。そのような人に「働くしか能がない」という、総理大臣を持つ国民の不幸は もうなくしたい。
若い世代でも 派遣切り・リストラで職のない国で、老人・初老にどう働けというのでしょうか・・・。

国民一人一人が「この国に生まれて良かった」ということが実感できるように、大切な 「主権者の一票一票の積み上げ」をしていこうではありませんか!!
posted by 小だぬき at 07:50 | Comment(0) | TrackBack(0) | 社会・政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年08月01日

8月、スタート!!

何か不順な天候が続きますね。
なかなかスッキリとした気持ちになれない朝。

街では各政党の街宣車が 走り回っていますが、選択の基準は、「生活・医療・年金・介護・教育」と国の安全保障。

今の自民党・公明党に今後とも任せられるか否かの選挙です。

「生活・医療・年金・介護・教育」などは、小泉改悪で現場は 疲弊しきっているのが現実ではないでしょうか・・・・。
「防衛」にしても インド洋での各国軍隊への無料給油。
ソマリア沖の海賊対策としての 3自衛隊の派遣で 国の防衛に穴が開いている状態。
今のアメリカの補完部隊から、「独立国としての軍隊」への転換など 課題は山積みです。

与党は民主党などの政策に対して財源が示されていないと攻撃していますが、国家財政に840兆円もの赤字をだしている与党が「何を偉そうに・・・」と思うのが庶民感情。

私たちの一票で 世の中を変えるチャンスです。
今回の選択で やはり不安だという場合、来年度の参議院議員半数改選でバランスをとればいいことだと思うのです。

無血革命・政権交代が、私たち一人一人の投票行動で可能なのだという第一歩を刻む8月にしたいものです。

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2日間のダウンで やっと身体が動くようになってきました。
今日こそは「旅行写真」のプリントをします。
posted by 小だぬき at 10:24 | Comment(0) | TrackBack(0) | 社会・政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年08月02日

ヤミ専従、国交省

北海道開発局で開発局自ら勤務時間内の組合活動を容認していて 20年以上「組合のヤミ専従」が容認されていた事実が判明しました。

当局と組合の癒着の現れでしょう・・・。ヤミ専従をしていた組合員は 944人にのぼる数とのこと。
勤務時間の給与は「税金」から、組合活動は「組合費」からというのが原則です。

労務担当者の文書により、違法「ヤミ専従(勤務時間内の組合活動)」が容認されていたとのこと。
容認していた北海道開発局も組合も 「税金」で給与が支払われている自覚の欠如として 改善を図ることは当然のことと思います。

労組法では、当局の便宜供与は 「不当労働行為」として厳に禁止されています。
労組の独立性を保障するためにです。

労働組合そのものが「既得権・組合の成果」としていたのなら糾弾されてしかるべきものでしょう。

全農林の時にも書きましたが、専従者は「組合専従届け」を出し、無給休職。
勤務時間にかかる執行委員会や分会会議などは、年休届けか休憩時間(当局の合意が必要)が原則で、職場を離れる場合は 年休が当然でしょう。

組合の分会、執行委員会などの見識が疑われる所です。

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総選挙の中、社保庁・全農林・北海道開発局の「ヤミ専従」が 表面化したことは ある意図を感じますが、他の労組も「自己点検」する必要があるハズです。
組合活動だから「税金」で支払われる勤務時間で活動していいとの理屈は通用しないからです。

明らかに 民主党を支援している「国家公務員」労組、「地方公務員」労組へのダメージと選挙民への組合不信感を煽る 事実・事案であることは間違いありません。

民主党もここは「税金のムダ遣い」として、支持団体であろうと 違法行為は許さないとの断固たる姿勢を見せてほしい。
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権力は腐敗する といわれますが、組合執行部も腐敗してしまったら 国民のために闘う組織は 中小ユニオンしかなくなる・・・・。

今、国政の転換期、労働組合も自己の活動の点検をし生まれ変わる努力を是非して欲しい。

国家公務員などのヤミ専従問題で 労働組合に対する信用失墜が怖い。

経営者のリストラなどやりたい放題の利益追求の姿勢に対する防波堤に労働組合がならないとしたら、また、公務員労組の官庁へのチェック機能が低下したら・・・・、議会与党と高級官僚のやりたい放題・国民生活無視の施策がまかり通る・・・・。

JR民営化での「国鉄労働組合」の闘いに何ら学んでいそうもない 組合には正直ガッカリです。

posted by 小だぬき at 11:03 | Comment(0) | TrackBack(0) | 社会・政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年08月04日

犠牲はいつも弱者

日本の「太平洋戦争」などの戦記や記録を読んで痛切に感じることは、特攻やバンザイ突撃などの無謀な「死を前提にした」作戦とも言えない作戦で、死に追いやられた兵士と命令した幕僚や高級士官の敗戦時の対応です。

軍令部や参謀本部、政府要人、現地司令部の高級幹部が 「君達の死はムダにしない」「後に続く」といいながらも 自決し責任をとったのは少数で、多くは戦後発足した「警察予備隊」に入隊したり、戦後政治に復帰しています。

日本軍隊の靴に足を合わせろ式の不合理は 以前から指摘されていることですが、大尉以下の初級・中級幹部、兵卒と 佐官以上の戦死者の比率を知りたいものだと 最近特に思うようになりました。

撃墜王の名を轟かせた 坂井三郎氏の著作にも 前線で闘う兵士と幕僚達の食事の違いなどの憤りがでています。
いくら階級社会といえども 前線の兵士を優遇せず 自分達だけが士官食を食べて平然としていた体質の中に「敗戦」の原因があるように思います。

歴史にIfはないのですが、防衛省は「太平洋戦争」の教訓を 兵の立場からも分析して欲しいものです。
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その軍の体質を 今の霞ヶ関はもっているような気がしてならないのです。

年金記録喪失の責任は 国民にあるのですか・・・・
年金・保険財政の運用失敗の責任は 国民ですか・・・・
簡保の宿を含めての箱物赤字は 国民のせいですか・・・・
今の非正規労働・パート切りの失業は 個人責任ですか・・・・

後期高齢者医療に移行している人に介護保険料も徴収するなんておかしくありませんか・・・・

日々更新している「自殺者」の多さは、個人が弱いからですか・・・・・
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いつの時代でも 権力者は「生き残り、贅沢」をして、しわ寄せはいつも個々の国民が負う社会はおかしくありませんか・・・・・。

朝のTVで麻生首相の演説を聴いて、何か怒りがこみ上げてくる小だぬきです。
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2009年08月06日

広島原爆慰霊の日(64年め)

大江健三郎氏の「広島ノート」を中学時代に読み、喉に小骨がひっかかっているような気持ちが未だ拭えません。
また、選挙めあてでしょうが昨日の「原爆症認定訴訟」の国の方針も遅いとしか言いようがありません。

<原爆投下に関して>
・科学、化学者の姿勢として「仮説→実験→検証」という段取りがあります。
 私は、アメリカの原爆開発のマンハッタン計画には、黄色人種として蔑んでいた日本人に対する「実験」
日常生活での爆発効果・被害調査を前提としたものではなかったのかと未だ思っています。

 軍の日本上陸作戦の被害軽減策と科学者・化学者の「実験・検証」の誘惑、悪魔のささやきが 一致した結果の「広島」「長崎」を対象にした「人体実験だった」のではとの疑惑は捨てきれません。

・B29の焼夷弾による都市無差別爆撃で 焦土と化していた日本。その中でなぜ 軍港の広島・長崎・古都の京都・奈良などを 無差別爆撃から外していたのか・・・・。
 日本政府が終戦の仲介をスイスやソ連に打診していたのにも関わらず、原爆投下にふみきったのか??
早期戦争終結のためなどという理由ではないことだけは確かです。

 原子爆弾そのものの威力検証を黄色人種で長期に米軍に多大な被害を与えた「日本人」にこそ 戦後を見据えて「実験・検証」をしたかった、一時「悪魔」に支配された国が 米国だったのでしょう。

 放射能被爆の被害が 64年たっても消えない「悪魔の兵器」を マンハッタン計画に携わった科学者・化学者は 人間としての理性を失って 悪魔に魂を売り渡したとしかおもえません。

 日本の731部隊、俗称石井部隊の細菌研究・人体実験なども 人間としての良心より「実験テーマ」を追求した医学者の恐ろしさでしょう(殆どが戦後も大学教授に復帰した医師達です)

科学・化学の発達と兵器のより殺傷力を備えた発達??は表裏一体です。
国家指導者や政府の「理性ある歯止め」が無くなったときの悲劇が 広島・長崎原爆投下であると思います。

<防空戦闘機の出撃記録は・・・>

・戦記などでは B29のような重武装の爆撃機でも 編隊を組み相互で機関銃で援護し合わない限り、戦闘機からは機体を守るのは難しいと言われます。

・原爆投下したエノラゲイなどに対する 防空戦闘機部隊の出動の記録が不明なのはなぜかという素朴な疑問が湧くのです。 松山には、最新式戦闘機で熟練パイロットのそろった「紫電改」部隊があったし、その他の部隊も合ったはずです。
 可動機がなかったのか、意図的に迎撃しなかったのか・・・

 喉に小骨が引っかかっている点が そこなのです。

 日本の防空隊は B29の搭乗員に恐怖を与えるほど 果敢に奮戦しています。機体性能の貧弱さをパイロットの「祖国を守る」意思で 克服して、いろいろな戦闘法をとり 撃墜数でも相当な戦果を挙げています。
 なのに、広島と長崎の原爆投下機への迎撃記録を 私は読んだことがないのです。

 これは機材の問題なのか、命令の指揮系統の問題なのか、政治的判断なのか・・・・。

当時産まれたばかりの人で64歳、働き盛りの人では80歳・90歳になろうとしている「慰霊の日」

 慰霊碑の言葉「二度と過ちはくり返しません」は、科学・化学者に対する強烈なアンチメッセージだと思います。

 権力者が戦勝者が 学者が 人間としての理性を忘れた時、「悪魔」に心が操られるのでしょう。

私たち一人一人も「人間としての良心・理性」を考える日として 絶対に風化させてはいけない日だと思います。

posted by 小だぬき at 05:45 | Comment(2) | TrackBack(0) | 社会・政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年08月09日

長崎原爆慰霊の日、酒井法子逮捕

今日で長崎に原爆投下されてから64年目の日を迎えます。

アメリカの有権者の61%が「原爆投下」を正当化している記事を見て、未だ「事実・現実」をきちんと国内に教育し その非人道性を知らせない米国の態度に呆れます。

と、同時に日本の「外務省」は、この64年間 本来は「非核化の先頭にたって広報すべき」なのに 何をしていたのか・・・・。

被爆された長崎・広島市民の方の放射能後遺症、一瞬にして命を絶たれた方々のためにも「非核」への努力は 日本こそすべきことでしょう。

政治家や自衛隊元幹部の間で「核兵器所持論」が 公然と主張される危険な時代に入っています。
どんな理由づけであっても 我が国や他国に第2、第3の「被爆被害」は出してはならないということだけは、頑固に守り通して欲しいと思います。

イラク戦争で米国が使用した「劣化ウラン弾」やベトナムでの「枯葉剤」の後遺症は 世代を超えて残っています。
カンボジアの地雷なども未だに被害を及ぼしています。

国民に知らされない膨大なODA(海外開発援助)の使途を 明らかにし、戦争の負の遺産の除去やアフリカなどの緑化計画にまわすのなら 一国民としても納得できますが・・・・。

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酒井法子被疑者が 昨日出頭し逮捕されました。

警察の任意同行要請時に「覚醒剤使用を告白」していたら、自首扱いも可能だったのに、家宅捜査・逮捕令状後であれば、たんなる逃亡犯の出頭に過ぎません。

彼女自身が自分の心証を悪くしただけの「逃亡犯」を選択したのです。

本人が唯一、名誉回復できる道は 命をかけた(暴力団や外国マフィアが関与している場合)覚醒剤ルートの自白、知っている限りの覚醒剤汚染者の告発だけでしょう。

彼女の場合は、「裁判員制度」「覚醒剤禁止」キャンペーンの主人公であり、アジア諸国のアイドルでもあっただけに 罪は重いと思います。

「覚醒剤やめますか?    人間をやめますか?」が 問われる被疑者になったわけです。

考えようでは、覚醒剤関係者に口封じされる前に 逮捕されたわけですから 彼女にとっては「不幸中の幸」だったかもしれません。

彼女の今後の供述が、警察から一生監視対象になるのか 保護対象になるのかの分かれ目だと思います。
地に落ちたとは言え、さわやかなイメージを与えていた人として 過去の完全清算のために「知る限りのことは供述して」 覚醒剤被害を少なくする道を選んで欲しいと願っています。
posted by 小だぬき at 09:13 | Comment(0) | TrackBack(0) | 社会・政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

酒井法子逮捕、板倉日大法学部名誉教授コメント

酒井法子被疑者に対して、板倉さんは、今日の新聞コメントで 警察の送検(最大72時間留置)後、検察起訴 釈放との見解を出されていますが、
もしそうなったら 彼女の子どもへの「保護責任者遺棄」や常習性、逃亡が否定された場合に限ることだと思います。
量刑予測も執行猶予付きのコメントをだしていますが、それでいいのでしょうか・・・。先走るようですが、どう贔屓目にみても 薬物依存克服のための「措置入院」の処分は必要でしょう。

警察の送検3日、拘置延長最大20日は、確保しなければ 彼女の常習性を断ち切ることにもならないし、警視庁組織暴力対策課が意図したであろう「広域暴力団」の覚醒剤流通ルートの解明と摘発には結びつかないでしょう。

警察がいち早く逮捕状を請求したのは、彼女の生命を守ると同時に彼女が覚醒剤流通のキーポイントになるとの判断だと思います。

検察庁送致→起訴 までの期間で 警察・検察の本気度が占えると思います。

起訴から裁判判決確定まで、仮釈放なしに、拘置所に送るか警察留置場を代用監獄とするかでも 本気度は問われます。
闇ルートの暴力団資金源撲滅が 最終的な目標なら 多少強引な法解釈をしてでも 彼女の生命を守るためにも留置し、「覚醒剤ルート」根絶のために 警視庁・東京地検を応援したいと思います。
posted by 小だぬき at 12:13 | Comment(2) | TrackBack(0) | 社会・政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年08月12日

人事院勧告

<批判が出そうですが・・・、あえて>

人事院は、11日 内閣と国会に 給与を平均 0.22%、期末・勤勉手当の0.35ヶ月分の引き下げと手当見直し、定年延長の段階的検討を勧告しました。

国家公務員が実施されると地方公務員の人事委員会も同様の勧告をほぼだします。

民間の好況時は「公務員だからと抑制され」、不況時は「民間に準拠してと引き下げる」、公務員は、民間賃金を より安く抑制するための安全弁扱いか。

元公務員の立場から許せないのは、給与水準の高かった銀行・証券などが 自分らの放漫経営のツケを「税金投入」で凌いだ上、役員退職金をため息の出そうな高額で支払っていることです。

今、民需拡大が不況対策の特効薬だと評論家が言っても、給与水準の低下、失業・倒産の不安がある限り 内需が拡大する要素なんて一つもないではありませんか??

確かに本省の課長以上のキャリアの給与水準は高くなりますが、ほぼ2年程度で広域異動することを考えれば 高水準といえるかどうか・・・・。

しかも人事院の統計は「正規雇用者」の平均賃金です。
今は 正規従業員 1/3、 非正規雇用 2/3 といわれている状況です。

このような雇用状態になったのですから 
人事院を廃止して、組合に労働三権(団結権、交渉権、争議権)を与え、天下り阻止・無駄点検・無駄使いの撲滅・能率性・正確性、国民のための施策で 団体交渉で給与水準を決める方法も一考でしょう。無論 組合員の賃上げ相当分は 無駄廃止の中から物価上昇分か定期昇給の幅で決定される限度は必要でしょう。

予算の有効利用・無駄廃止、国民のための施策遂行で 生活向上も国民の支持を得ながら行える組合であれば 働きがいを持って取り組めるでしょう。

ただ、これは中央本部だけが本省と交渉するとしないと 逆効果にもなりかねませんが・・・。

今こそ、国公労の活動の透明化、活動を国民の支持を得て行うという原点に立ち戻る チャンスだと思うのですが・・・・。
posted by 小だぬき at 00:15 | Comment(4) | TrackBack(0) | 社会・政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

御巣鷹山事故?から24年・・・

若い人には 記憶にもないのでしょうが、日本航空ジャンボ機が群馬県御巣鷹山に墜落して24年の歳月が立ちます。
その前の年から 航空機事故が続き「旅客機」に対する安全神話が崩れそうになった時の出来事、

・航空自衛隊のF86戦闘機の戦闘訓練に全日空機を使い、空中衝突全員死亡事件。
・羽田沖で「逆噴射」と機長が叫び、墜落した事故。
・大韓航空機、ソ連戦闘機による撃墜事件

日本だけでなく諸外国でも「旅客機」事故が頻発している中で 日本航空大阪行き123便墜落事故がおきました。

この事故については 未だに米軍撃墜説が消えないほど不可解な事故として鮮明に記憶に残っています。<小だぬきが大阪の研究会のため 3日前に日本航空ジャンボ機に乗り、事故当日の朝 夜行「銀河」で帰宅した夕方に起こった事故だったのです>

16時出発?の123便が 羽田離陸後 30分ほどでダッチロール(制御不能飛行)に入り 突然レーダーから消え 墜落が確実になっても 墜落した場所が特定できず 埼玉県・群馬県県警も確認出来ないとき、最初に発見・救援部隊出動の打診をしたのが米軍だったことから 「米軍関与」説が消えないでいます。

夜、群馬県御巣鷹山と確認されても 登山道もなく救難部隊の現場到着が大幅に遅れたこと。
警察・消防・自衛隊が出動し 凄惨な遺体や肉片を丁寧に集めた主力が自衛隊普通科部隊であったのにも関わらず、報道は警察発表のみ。
幸にも 3名の生存者が発見され、習志野の空挺団所属ヘリコプターで空挺団隊員に救助される場面を見て、自衛隊の姿がやっと見える状態でした(当時の反自衛隊報道主流のマスコミによって)

そのときの検証報道が後になり報道され、自衛隊の持つ災害対処能力が やっと認知されることになります。

歌手の坂本九さんや墜落する中で必死に家族への遺書を書いたサラリーマンの方の姿が 報道されて悲しみを深くしたものです。

520名の犠牲者を出した記録は、8・12連絡会(被災者家族の会)から 「おすたかれくいえむ」と題して毎日新聞社から出版され、多くの人の記憶に刻まれたものです。

小説家の横山秀夫さんが「クライマーズ・ハイ」の題で小説にし、映画・テレビでもご覧になった方が多いと思います。

事故調査委員会はジャンボ機の隔壁破損が原因と結論を出しましたが、パイロットの交信記録や突然の制御不能、初動の米軍の早さなどから いまだ「謎」として残っている事故です。

犠牲者・遺族には 申し訳なかったのですが、24年前の私の搭乗機でも起こりえたのかとゾーッとして しばらく搭乗機体を調べ ジャンボを外した記憶が 鮮明によみがえる 8/12 です

posted by 小だぬき at 17:09 | Comment(3) | TrackBack(0) | 社会・政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年08月15日

敗戦(終戦)の日

誰がつけたのか「終戦の日」の命名。
言葉遊びにしても 戦争の悲惨さを薄める 見事な言葉遊び。

64年前、ポツダム宣言を受け入れ「無条件降伏」をしたのですから、正確には「敗戦の日」でしょう。

多くの民間人・軍人の死者を出し、天皇陛下の「終戦の詔書」がでて 無条件降伏が決定した日です。

この「太平洋戦争」「大東亜戦争」には 序章となる列強の植民地拡大の思惑、日本への石油禁輸などの圧力があったこと。当初 大本営でも短期決戦・早期和睦で開戦に踏切ながら 有利な「降伏」のチャンスを逸したこと。
まだまだ 謎の多い「開戦」「決断の遅さ」「大元帥である天皇陛下に正確な戦況を上奏していたのか」などの「開戦」と「敗戦」までの経過が 正確に総括されていないのではと疑問が残ります。

それなのに「日米安全保障条約」のもと「講和」後も 米軍の進駐・基地確保を許し 半占領下に置かれていても 恥じなかった政治ってなんだったのだろう・・・・。

しかも米軍に対する「膨大な思いやり予算」の支出。
フィリッピン政府が毅然と「米軍撤退」を要求し、実現したのに対し、日本政府はアメリカ追従のまま。

8/15の「敗戦の日」を いつも 日本は真の独立国か?? と考える日にしたいと思う小だぬきです。

posted by 小だぬき at 07:44 | Comment(0) | TrackBack(0) | 社会・政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年08月16日

政党CMのセンスのなさ

やたらと流れる「政党」のCM.

自民党・・・麻生首相が「安全・安心・信頼」の日本をと。
      4年間の政権の実績をいえない悲しさ?? でもうまい。

公明党・・・太田代表の顔を見る度に、竹入・矢野元委員長の失脚を思い出す。

民主党・・・余りにも生真面目。今野党なのだから「仮定の政権」を論ずるおかしさ。
      自分達なら◇◇は実現できる の攻撃型がいいのでは?

共産党・・・志位委員長の「健全なる野党として」 あまりにもソフト。
      生活者・労働者の先頭に立って闘う姿勢が感じられない。

社民党・・・福島党首の「護憲」は理解しますが、空虚さをかんじます。

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政党はイメージではないのはわかりますが、「民主党」の下手さには呆れるばかり。
TV討論・党首討論・マスコミ報道などでの 「マニフェストでの財源は」に必死で答えている姿は、ある人達には好意的に見られるのでしょうが、
私なら「政権をとってから 与党の予算執行が適正か総点検し、無駄な物を排除します。」「国会に逐一点検結果を報告し、予算の組み替えを実施します」「とにかく、現政権の膿を出し切ることに専念します」でいいのではと いつも思います。

民主党が勝つことを前提にしていますが、本当に「国民の気持ち」を汲んでいるか疑わしいのです。
今、与党の敗北をマスコミなどが 盛んにいっていますが、そのムードに流されては民主党の「敗北」すら考えられるのてす。

明日からの選挙戦、選挙期間中だけ「選挙民に低姿勢」で 選挙後は「代議員であることを忘れる人物」は この際 選挙民の良識で退場してもらいましょう」

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今、各地を襲った災害被害の報道より、酒井法子・押尾学などの覚醒剤報道が多くなっています。
マスコミのあり方としてバランスを欠いていませんか??

最大22日の拘留後、起訴できるかが勝負になるのですが、酒井紀子については最低「保護責任者遺棄」「確信犯としての逃亡」、押尾についても「死亡女性の救命措置をせず逃亡」「覚醒剤常用」で起訴しうる事案だと思います。
当人達は、まだ若い。再犯を防ぐ意味でも 薬物依存の抜けるような「刑」「保護観察」「措置入院」などの処置が望ましいと 素人ながら思います。


今日も「夏日」で暑い1日になりそうです。
新型インフルエンザの罹患も続いています。また、最近死者も出ています。
健康に留意しながら いい1日にしたいですね。
posted by 小だぬき at 06:58 | Comment(2) | TrackBack(0) | 社会・政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年08月17日

明日、選挙公示・・

正式な??選挙戦が明日から2週間・・・・、30日深夜には 態勢が決します。

今の自民党・公明党の与党か 期待を込めて「政権交代」するように民主党・共産党・社民党などの現野党を選択するかの 選挙です。

現状でいいと言う方は、与党でしょうし・・・、少なくとも「夢・希望」を持ってみたい方は 野党への投票行動でしょう。

じっくりと 考える時間はあります。与党のネガティブキャンペーンが始まっています。

一つは 官公労の闇専従問題にたいしてです。勿論、組合に問題があるのは確かですが、管理者側も返す刀で血を流すのです。
長年放置していた 管理職や与党の責任も問われることを 忘れないようにしましょう。

二つめは、財源の問題です。どっちが野党かわからないほど 自民・公明はしつこく追求していますが、自分たちの赤字予算・大型補正の財源は 健全なものだったのですか??
これも冷静に判断しましょう・・・

三つめは、流行のように道州制がいわれていますが アメリカのような連邦国家ならともかく、今の日本にこの制度が適しているかどうかは 国民の合意を得ていないこと。

四つめは、なし崩し解釈改憲で戦時法規も交戦規定もない「自衛隊のまま」でいいのかという点です。
現与党は 57年間 その問題をまともに論ぜず アメリカの補完軍にする解釈改憲を続けてきました。
今こそ、政権交代をして「独立国の軍隊」のあり方を きちんと論議する時期だと思います。
航空自衛隊が 2機でスクランブルをかけるのも 1機が攻撃されて初めて残りの1機が反撃できるという「自衛権」の解釈です。
はじめから、戦死者覚悟の出撃など、現場は「軍隊の形をしていても 他軍隊のように交戦規定をもたないため 軍隊機能を発揮できない矛盾」 私は前線部隊の命を守る意味でも政権交代が望ましいと思っています。

選挙については、公示後は 難しいネット検閲や公選法解釈があるとのことなので、8/31の選挙結果を見て意見を述べたいと思います。
立場の違いはあれ、限りなく100%に近づく 投票率をめざしましょう。
そして、「たかが1票、されど1票」の積み上げで 新しい政権を自分達の手で作り上げましょう。

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ブログペットの「ガンバ!!」君を 初代のカメ君に戻しました。

この暑さでは、ペンギン君を休ませるためと 着実な前進を!!の気持ちで 「冬眠」の時期までカメ君に頑張ってもらいます。

このカメ君の記憶は、休む前までで、ペンギン君の記憶を引き継がない点は 飼い主としてもおもしろいなぁと思いました。
いろいろな機能向上に 初老(熟年?)世代の私は 戸惑うばかりです。
posted by 小だぬき at 17:23 | Comment(2) | TrackBack(0) | 社会・政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年08月18日

新型インフルエンザ致死率0.5%

今、子ども達は夏休みの宿題の追い込みに入っていますよね。なんと早いことか あと2週間で始業式ですね。(2期制の所は あと1週間かな・・・)

アメリカ・カナダの新型インフルエンザ致死率が0.5%であったと オランダの大学の疫学調査でわかったと報道がありました。
今まではWHO(世界保健機構)の推定値 0.4%を上回る 先進国での致死率に戦慄を覚えます。

小学校の大規模校で1000人の児童がいれば 集団感染で5名の死者。
中規模の400〜500人規模で 2名の死者となる数字です。

この疫学調査が正確で事実だとすると 上のような具体的な所をイメージすれば 大変なインフルエンザということがわかります。

今発症されている方、夏休みを海外で過ごした方、仕事で海外を往復している方、海外からの観光客、商用来日などの方のどなたかが 潜伏期間後 発症したら 治療が間に合うのだろうかと心配になります。
また新型インフルエンザと流行性インフルエンザ(今年は流行期が非常に長かった)が 同時流行したら・・・・、映画の世界の「感染列島」(東宝映画)に近づく恐れはないのか 厚労省は正確な感染ルートを調べてほしい。

渡航歴のない方、身近にも渡航歴のない方が 発症していることに「ウィルス」の恐ろしさを感じます。

衆議院候補ですら インフルエンザで入院・静養を余儀なくされたことは報道もされました。

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今、家の周りでは選挙カーが大音量で連呼しています。
不謹慎のようですが 音量を下げ、聞いていて心地よい 演説はできないものかと思います。

学校でさえ 近隣の方の音の迷惑に配慮して、リズム・民舞などの校庭練習では ボリュームに気をつかうのに 選挙カーは その配慮なし。

病人や乳幼児のいる方に少しは 配慮した「選挙運動」をして欲しい。

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今日も暑い「夏日」です。
熱射病に気をつけながら、子ども達には「宿題処理」と「夏休みの思い出作り」で 充実した日々を送って欲しい。
お勤めの方や買い物に行かれる方、店内・社内温度と外気温の差に注意して 体調を崩さないようにしてくださいね。
小だぬきは、なんと未だに クーラーなしの生活ができています。身体の適応力って捨てたものではありませんね。
スーパーやコンビニの冷気が いやに効き過ぎている感じなのは、私だけですか・・・・・。
posted by 小だぬき at 10:37 | Comment(0) | TrackBack(0) | 社会・政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年08月19日

新型インフルエンザ死者3人に (訂正)

沖縄(57歳)に続いて 神戸でも人工透析を受けている方が亡くなった(77歳)との報道。

◇午前中の桝添厚労相の記者会見で 名古屋(80歳)の死亡がわかり 死者3名になりました。
院内感染で初診医師、看護師、同室患者さんら6名も感染とのこと。

どのくらいの規模で 新型インフルエンザが流行しているのか 今の報道ではわかりません。

正確な厚労省の発表がなければ、普段のように日常生活を送って良いのか、外出時は マスク着用がいいのかも 素人では判断できません。
◇マスク着用と無用な外出を控えるよう記者会見。

またワクチンも最大5000万人分とか・・・・。優先接種は 医療関係者・介護関係者というのは納得できても 現に「死者」まででているとなると 患者用予備がどの程度確保できるのかも不明です。

例年ですと 流行性・季節的インフルエンザの予防接種が10月頃から始まりますが、季節性のインフルエンザと新型の混合接種をした場合の危険度など不明点が多すぎます。

マスコミの皆さん、酒井法子や押尾学の覚醒剤報道よりも 新型インフルエンザが厚労省のいうように「手洗い・うがい」で防止できるのか、感染された方の共通項はないのか、渡航歴がないのになぜ??   との報道の方が 「国民生活に直結」します。(ますます大切になりました)

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また 日照不足・降水量などで ジワジワと野菜の価格が上がってきています。
海流変化・クラゲの大発生などで 魚の水揚げ量や種類も変化しているとのこと。

生活の方々で 「異常」がみられるのです。報道姿勢を国民目線に変えませんか??
芸能番組ばかりで どこの局をまわしても金太郎飴の現状では ますますTV離れが加速するだけだと思うのです。

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水害・地震の罹災者の方の「自殺」も報じられました。こんな悲しいできごとはないと思います。
1人の方で食い止めるためにも 潜在的な多くの「生活困窮に追い込まれた」方の救済を図るべきでしょう。
エコカー減税や高速道減税、家電のエコポイントという「企業活動」活性化のために税金を使うなら、災害被害者への救済・地域復興(と医療・教育)に 税金を使う 政府であって欲しいと思うのです。

地デジも結局は、買い換え需要を図るための「家電業界」のための施策としか思えません。

「業界援助」より「人間の生命を大切にする」政治に生まれ変わって欲しいです。
posted by 小だぬき at 09:55 | Comment(2) | TrackBack(0) | 社会・政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年08月20日

幼児、子どもも重篤化

「新型インフルエンザ」の猛威が 幼き子まで重篤化させている報道に胸が痛みます。

健康を取り戻して欲しい、まだまだ「長い寿命がある」ハズの子どもたちですから・・・・

立て続けに死者・重篤者がでて、厚労省指標では「大流行」の水準にあるとのこと。
厚労省が無策だったとは思いませんが、海外帰国者・入国者の検疫ですむ段階は とっくに超えているようです。
ウィルスの怖さは、保菌していても免疫で発症しない方もいれば 運悪く「貰いウィルス」でも免疫低下状態の時は その人が発症する恐れがあることです。
こうなると いくら発症者の周辺を調べても該当者なしで「発症原因不明」に陥るからです。

この段階になったら 自己防衛のために 体調がおかしいと感じたら 病院・医師・看護師には申し訳ないけれど すぐに「通院・診察」を受けるしかありません。

二次感染・三次感染・・・・が起こっている段階に入ったともいえるでしょう。

もし新型インフルエンザ対抗ワクチンが 出来ているのなら 医療関係者と介護関係者に早急に接種を政府の責任においてすべきでしょう。
医療機関・介護機関の機能停止状態になってからでは遅いと思います。

桝添厚労相が 昨日の記者発表で 人混みをなるべく避け マスク・手洗いの励行を と国民に呼びかけたのにも関わらず、政府は 集会自粛は要請しないとのこと。
余りにも チグハグな対応では ありませんか?

もしもですよ、衆議院選挙候補者やその関係者に「保菌者」がいた場合、その地域の街頭演説や政治集会に参加した人達に 急激に感染拡大の恐れがでてくるのですよ。

用心のためにも 各候補者と関係者の一斉簡易検査が 必要かもしれない状況になってはいないでしょうか??

「君子危うきに近寄らず」といわれます。私たち一般生活者は尚更でしょうね。

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昨日、那覇の豪雨の鉄砲水で また被害者がでました。

何度も言うようですが、今何に優先してお金を使うべきか、政治家・官僚に考えて欲しい。

今までの自然災害とこれから起こるかもしれない場所の補修・補強工事に 被害に合われた方の生活援助に 可能な限りの予算を組むのが 「国民のための政治」ではありませんか??

小泉元首相時代にイラク戦争支援目的で 30兆円もの支出ができたのに 「国民の生命・財産」には予算がないでは 納得できる人はいないと思う小だぬきです。

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これ以上、新型インフルエンザや自然災害で 被害を受け 死者まででる事態は 一日も早く無くなって欲しいものです。
posted by 小だぬき at 08:51 | Comment(0) | TrackBack(0) | 社会・政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年08月21日

不可解な政府の姿勢

次の臨時国会までは、「現政府」であるのは確かですが・・・・・

災害被害者救済・新型ウィルス対策などでの緊急閣議ならわかりますが、麻生総理が早々と解散し 40日の衆議院議員選挙までの空白を自らつくりながら「インド沖給油継続(無償ですよ!!)」や「人事院勧告の完全実施」など 次の政府の施策に拘束をかけるような決定をすることは 許されることでしょうか・・・。

「選挙の投票 はがき」が お手元に届いていると思います。
一票のムダもなく 全員が「主権者」としての投票行動をしたいものです。

不在者投票も各選挙管理委員会に聞けば 投票の仕方を丁寧に教えてくれます。
たとえ、住民票外の病院に入院していても 病院に申し出れば「不在者投票は可能」です。

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昨日は、重い身体をやっと動かし 15時頃から郵便局・銀行の残高確認、宝くじの換金(18000円で夢を買い、当選金2800円)、スポーツドリンクの買い物。

そして、500円定食屋にタッパーの返却と看板娘(ゆきさん)に菓子の差し入れ。
親父さん曰く「うちのゆきさんに」の問いに 素直に「ハイ」と答えるあたり 小だぬきのうつも改善に向かっている証拠か???
残念ながら 娘さんは蕁麻疹がでて療養中とのこと。

最近、「ゆきさん」の名前に縁があるなぁと 苦笑です。

明日は「美人か天使??と錯覚中の精神科主治医」「やさしいながらもM先生を見習って きびしくなろうかな と言った内科医」の診察日。

朝の目覚めは良くなってきているのですが腰が重く、午後も「日差しを避け 夕方から動ける」状態。

幼児・乳児は「寝る子は育つ」といいますが、小だぬきの育つ所は お腹の脂肪ばかり・・・。

身長158p(年々 低くなる不思議、はるか以前の防衛大学校・一般幹部候補生試験・警察学校の身体測定では 162センチメートルあったのですが・・)で 体重 69.7s。医師からは14sの減量を宣告されているのですが、水だけでも太る体質になっているのか、毎日4qの散歩では足りないのか・・・・。

結果的に両方 落ちたため(当時 べ平連で活動し民主的書店に出入りしていて合格するはずはない)
大学卒業後、通信教育て小学校免許をとり 翌年から「教員としてスタートしたのですから 世の中不思議。

ちなみに神奈川県警の最終面接で 定番の志望動機は? に「公安警察に入り 思いっきり共産主義を学びたい」と答えたアホさ加減。就職難・学閥が横行していた当時、「公務員」になること以外 選択の余地がなかった私学出・左翼崩れの時代を 時々懐かしく思い出します。
posted by 小だぬき at 09:47 | Comment(0) | TrackBack(0) | 社会・政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年08月23日

「高負担、低水準」の福祉

年金積立金 2年で16兆運用損

2009年8月23日(日)11時0分配信 ココログニュース

厚生年金や国民年金の給付の財源となる「年金積立金」が、2008年度の運用で9兆6670億円のマイナスに終わったことがわかり、波紋が広がっている。

「年金積立金」を運用しているのは、年金積立金管理運用独立行政法人という組織だが、同組織は7月1日、昨年の運用実績をウェブ上に発表。その報告によると、08年度は「年金積立金」が運用で9兆6670億円のマイナスに終わっていた。07年度は5兆8400億円のマイナスで、2年間で約16兆の運用損となる。04年度から06年度は利益を出していたが、この2年の大幅な運用損が響き、過去5年のスパンで見ても利回りとしてはかなりの低水準に終わっている。(以下、略)

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自民党のマニフェストの中に「中負担・中水準」の福祉国家をめざします、とあります。

上記の記事を見ただけでも こんなデタラメな独立法人(天下り団体)に 貴重な年金財源がわずか2年間で 16兆円も運用損益をだしてながら、政府の年金維持のために「消費税値上げだ」といわれて怒らない人はいますか??

この独立法人は 責任をどうとるのでしょうか・・・・・

前々から 週刊誌や心ある評論家が 杜撰な年金資金運用を指摘していました。

選挙での自民党のマニフェスト「中負担、中水準」は、現実には そこまでの福祉に至っていないと与党自ら 認めたに等しいことでしょう。
現政府がいっていた「百年安心年金」は、どこに行ってしまったのでしょう・・・・

失礼ですが、「年金運用独立法人」なんて 積立金の浪費団体ではありませんか??   よもや高額退職金などで問題になっている渡り団体ではないですよね。

ここまで損益を出す団体なら 即刻解散して、リスク回避のために証券会社や銀行などのプロに運用委託したほうが よほど安心できるというもの・・・・

年金積立金の運用損益を過去にさかのぼり洗い出し、国民に返せ!! と怒鳴りたくなりませんか!!

こんな杜撰なことを平気でしていて「消費税を上げて、福祉へ」の理屈は通るはずはありません。

庶民感情では「高負担・低水準」の年金水準なのですから・・・

国民年金だけの人は、最高で一人 年792100円の国民年金です。月に直すと66008円になります。
これで「百年安心年金」ですか??    借家住まいだと手元に残る金額などないでしょう。

もう温和しく我慢する時代ではありません。
30日の「主権者の一票」で 独立法人などの無駄を省くとともに きちんと責任をとらせようではりませんか・・・・・・。
posted by 小だぬき at 18:33 | Comment(2) | TrackBack(0) | 社会・政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年08月25日

始業式前に・・

9/1 始業式の学校では 新型インフルエンザの対応を考えていることでしょう。

子ども達は「夏休みの宿題」の追い込み時期ですが、それにプラスして「手洗い」「うがい」の習慣づけが求められます。
また「発熱し体調が悪い時」は、無理して登校せず「医師に診察して」もらい 新型インフルエンザか通常の風邪かを確かめた上、治るまでは「自宅療養」が必要になるでしょう。

どんな時もそうですが免疫力が低下している時の登校はさけるのが賢明だと思います。
このインフルエンザは、自分だけでなく 他人をも感染させる怖れがあるとの認識が 重要です。

夏休み明けには、全員マスク着用も必要になると思います。
通常は、給食当番のみのマスク着用でしたが 今回は全員が望ましいでしょうね。

生活習慣を学校モードにするための起床・就寝時間・歯磨きに加え 手洗いとうがいも残りの1週間で身につくように努力してください。
・意外と「手洗い」「うがい」というのは、大人でも難しいのですから・・・・。

どの学校でも 今週か31日までには、「体調はいかがですか?、今 新型ウィルスがはやっていますが
体調が悪い場合は 無理して登校せず 治してから登校してください」との電話か家庭訪問があると思います。これは お子さんだけでなくクラス・学校全体の子ども達を守るためと 善意に解釈してください。
どんなことをしても「悪意・邪推・思い込み・クレーム」を つけたがる人もいますので・・・。

教職員も 教育委員会から「健康管理の徹底について」などの指導文書で、罹患防止の指導がなされるのでしょう・・・。

ウィルスは目に見えないし、潜伏期間の人だと感染していることすら 本人もわからないだけに 対応がやっかいだし難しいのです。
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私は 対抗ワクチンがもうできているものと思っていたのですが、10月にならないと供給できないし本数も想像していたほどは出来ないそうです。

<新型インフルエンザワクチン>

ワクチンの効能は
・重症化を防ぎ 死なせない。
・罹患しても 病状の進行を食い止める。
にあり、季節性インフルエンザのように 身体に抗体・免疫をつくる目的とは 違うらしいとの報道もありました。

免疫が可能なら
@医療・介護関係者
A妊婦・老人・子ども達・慢性疾患のある方
B消防・警察・自衛隊防疫隊員     などに優先接種でしょう。

ウィルスは癌などと一緒で 宿主を殺してしまうと 自分も死ぬという 宿命があります。
なんとか今は 共生できる程度にウィルスを無力化できるようになって欲しいです。
posted by 小だぬき at 08:44 | Comment(2) | TrackBack(0) | 社会・政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年08月26日

情け無い選挙応援

野田聖子消費者相が公明党の太田代表や自民党の議員2人を応援し、すぐに自分の選挙区に引き返したとのこと。

演説内容も「私も苦戦しています、1分1秒でも惜しい。どうか皆さんのご支援で◇◇候補のご支援を」と、新人候補のような演説・応援で里帰りとのこと。

各地でねじれ現象が起きているのは、小泉元首相の「郵政民営化」と「反対する議員への刺客」による選挙のしこりです。

安部首相が「郵政反対組当選者を復党させたことから 自民党内部での矛盾が生じました。

特に野田聖子さんの選挙区の刺客候補で比例で復活当選を果たした「佐藤ゆかり」さんの支持議員、後援会の離党、民主党への合流という 変な構図になっています。

理屈からいえば「佐藤ゆかり」さんは、郵政民営化賛成議員で自民党の方針から言えば正当派で、その支持者が 民主党へというのは 本来ならあり得ないことです。

それだけみても 今の自民党には求心力も政党としての一貫性もないことになります。

党組織より 除名・復党した「野田聖子」さんを なぜ公認にするのかという「感情的なもつれ」でしょう。

本来なら大臣経験者や元首相は、実績アピールで 他の候補者応援に入るべきでしょうが、実績に胸をはれないため 「政権交代」の声に抗しきれないのでしょう。
野田さんだけでなく「大物」「派閥代表」も 今回は自分の議席死守でアップアップの報道。
政権政党としては ちょっと恥ずかしくありませんか??

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自民党は「日本を守る」「安全保障」の責任政党とうたっていますが、
憲法九条と「自衛隊の整合性」をまともに議論してきたでしょうか・・・・
「日米安全保障条約」は、本当に対等・平等の軍事条約でしょうか?

地震や水害などの対応の遅さ、民間防衛の思想のなさは明かになっているのに・・・

それと北朝鮮のミサイル防衛としてPACK3を全国配備するといっていますが、前回のミサイル騒動の時
「迎撃」の名目で秋田・青森に配置した PACK3は 迎撃発射すらできなかった。
ミサイル防衛網・迎撃の困難さは アメリカさえ認めているのに・・・・。未だ日本は可能と信じている。
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与党のいう「責任力」とは何かを 現在野党である民主党攻撃の前に 明らかにできない政府・与党の惨状が 各マスコミの「選挙情勢」になっているのでしょう。

あと4日で投票日です。
一人一人が 足を運び 投票率をうんと高くして 民意に基づく政府を作ろうではありませんか。

たとえ 今の自公与党政権継続でも「民意に反したらどうなるか」を知るし、民主党勝利でも「民意に反した政策はできない」歯止めになりますから・・・・。
posted by 小だぬき at 05:31 | Comment(0) | TrackBack(0) | 社会・政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

選挙中の歳費は・・

7月に解散して事実上、それ以降は「選挙戦」に入っています。

またまた「うつ患者の疑問」編です。

・政府の首相・大臣・副大臣・政務官の歳費の8月分は、衆議院候補になっても支給されるの?

・現衆議院議員の歳費や文書費・交通費などの手当と公設秘書の8月分は・・・・・。

・8/31に新衆議院議員になる人達は、1日でも8月の歳費は支払われるの??

・解散と同時に議員宿舎などの入居権喪失なの・・・・ 

国会法を調べれば 答えは出てくるのでしょうが、何かどこか割り切れない気持ちが残るのです。

もし仮定の話、臨時国会で新首相選出までの間に、テロ行為などで「防衛出動」が必要になった場合、
麻生現首相や国務大臣が選挙で落選しても 自衛隊の指揮権は旧内閣の責任で行うの?

何気なく漠然と今まで選挙権を行使してきましたが、選挙中の「空白期間」の政治対応と選挙後の臨時国会までの「空白期間」、この空白期間に緊急事態が生じたら 政治は誰が運用するのかも素朴な疑問として残ります。

今、国会法や内閣法を 読む気力はないのですが、今までの学習では習わなかったなぁと思う小だぬきです。
posted by 小だぬき at 11:13 | Comment(0) | TrackBack(0) | 社会・政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

感染拡大は米軍基地?(日刊ゲンダイ)

「感染拡大は米軍基地が原因」と専門家

2009年8月25日(火)10時0分配信 日刊ゲンダイ

●沖縄だけじゃなかった

 
  新型インフルエンザ(H1N1型)がついに「流行期」に突入した。国立感染症研究所(感染研)によると、全国の受診患者はこの1週間で11万人に上る。目立つのは、国内初の死亡例が確認され、1医療機関当たりの患者数が29.60人と全国最多の沖縄県だ。

 
  感染研によると、1医療機関当たりの平均患者数は1.69人。19日に「インフルエンザ流行警報」を発令した沖縄に次ぐ奈良は2.96人で、以下、滋賀2.48人、福島2.45人、東京2.14人となっており、沖縄の患者数は群を抜いている。

 
  観光客が多く、本土と比べて空気が乾燥――といった説も飛び交っているが、この数値は異常だ。一体なぜ患者が集中しているのか。医事ジャーナリストの志村岳氏はこうみる。

「米軍基地が集中しているからでしょう。国内は水際対策で検疫強化や監視態勢の徹底を促したが、米軍基地内は治外法権です。空母や基地など、閉ざされた施設内で長期間過ごせば感染が広がる可能性も高く、仮に感染者が基地外の飲食店などに行けば、接触した日本人が感染するリスクも必然的に高くなるからです」

 
  沖縄県は「基地と新型インフルエンザ流行の因果関係は不明」(医務課)としつつも、「基地が集中している中部地区で感染者が多い」とも言う。

 
  沖縄県以外で米軍基地のある各地の感染状況をみると、神奈川県横須賀市では衆院選出馬中の民主新人候補やラグビーサークルの子供59人が確認されているほか、山口県岩国市でも小学生や40代女性に感染が見つかっている。偶然とも考えられるが、国は米軍基地にもきちんと新型インフルエンザ対策を求めているのか。

 
  厚労省に聞くと「基地については各都道府県が対応しているはず」(インフルエンザ対策推進本部)と言い、感染者数の把握さえしていない。外務省も「米軍基地に何らかの対応を求めることはない」(海外安全相談センター)と説明。新型インフルエンザ発生当初、海外からの帰国者に検疫を強要し、施設に隔離までした“水際作戦”がウソのようなザル対応だ。

 
  舛添厚労相は新型インフルエンザの流行を「国民の慢心」と言って責任を押し付けていたが、怠慢だったのは自分の方じゃないか。

(日刊ゲンダイ2009年8月22日掲載)

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見逃していた記事ですが、厚労省の対応は 事実としたら納得できませんね。
posted by 小だぬき at 12:01 | Comment(0) | TrackBack(0) | 社会・政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年08月28日

生きたお金の使い方を(墓穴を掘る企業)

家の母親は律儀に家計簿をつけています。 その点私は失格ですが・・・。
多くの家でも レシートをもとに家計簿をつけていると思います。

よくわからないのが 物の「原価」

・AQUARIUS(スポーツドリンク)
    イオンで 88円
   ローソン100で 100円
   スーバーで  125円
   コんビニ・自販機で 150円

コーヒー缶やビタミン飲料などでも 同じような傾向を持ちます。

・肉や野菜も 値段が極端に違うばあいがあります。

私は、特に飲料については 悩むのです。熱中症予防のために「スポーツドリンク」と「水」をよくかうのですが、同一製品で値段がこうも違うと 素朴に「なぜ?」と思うのです。

同じようなことは家電品についてもいえます。
ちょっと待てば、量販店で「値崩れ」のようにやすくなるのです。
何も今でなく、1日 1ヶ月 1年 待てばという気持ちになるのです。

ソニーのPSVが 1万円値下げで 販売されるということですが、以前の購入者からすると「フザケルナよ」という気持ちになりませんか??

まだ映画のDVDなども 発売当時4000〜6000円近くしていたものが、廉価版として1800円とか1000円近くの値段で手に入るのなら 先を急いで買いますか??

新刊本にしても 文庫化が早ければ わざわざハードカバーで高いものを買いますか??


消費の冷え込みといわれて久しいのですが、「企業側」が 上記のような値下げ販売を繰り返すのですから 私たちは 何も慌てないでも「買い頃」を待つ心理になるのは 当然のような気がするのです。

初めから「原料費・人件費・製造加工費・適正利益」の原価を明らかにして 販売するようになれば、ちょっとまてよ という気持ちは起きないと思うのです。

企業や販売店が「自らの首を絞めている」としか 思えない 「消費者を馬鹿にした」販売方式ではありませんか??

この不況の中でも ブランド品は売れていると言われます。それは高くても品質がよく買い手が「安心して」買えるからでしょう。

私も何度 カメラやパソコン、電子辞書、携帯電話、ビデオ、プリンター、DVD、DVD映画作品で 買ったあと 性能のいい新製品で安くなる現象に 「腹がたち」「自分の買う時期」「店員の情報開示のなさ」に痛い思い・悔しい思いをしたことでしょう。

確かに今、派遣切りや社内失業、パート切りなどが大量に発生していることは確かだし、金利にしても低金利のデフレ傾向であることはたしかでしょう。

でも、キャノンやトヨタなどに限らず 物が売れない原因を作っているのは、企業そのものとしか小だぬきには思えないのです。

買い換え需要無視の生産計画、消費者の心理を買い控え・待機にする「販売価格」、
私には消費者の財布・心理・「値崩れの期待感」などで 賢くなった消費者に、企業が気づいていない、遅れている現象としか 思えないのです。

「大きいことはいいことだ」の時代はおわったのです。
ブランド品に限らず 「品質の良い物、安心出来る物」が売れる時代に入ったのだと思うのです。

ユニクロという会社が 「安くてファション性が高く 品質も向上して」売れていることに 経済連や経済同友会などの大企業は学ぶべきだと思います。

「経済規模」は小さくなっても 本当にいいものなら コツコツと貯金をしてでも買うものです。
そこから 景気や内需の議論をすべきだと信じるのですが・・・。
posted by 小だぬき at 10:09 | Comment(2) | TrackBack(0) | 社会・政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年08月29日

覚えられない閣僚名

明日の選挙投票は 主権者が自覚的に「政権選択」ができる 初めてといっても良い「歴史的な日」になるでしょう。

与野党どちらが「政権をとる」かというより、「選挙で世の中が変わり得る」体験の方が 重要だと思います。

私が小学校6年生の頃、社会科で「閣僚の名」を覚えさせられた記憶があります。
政権が安定していたのか、一度覚えれば 殆ど変化なしで1年間が過ぎたように思います。

今は大人でさえ 総理大臣の名前さえ 覚えるとなるのに苦労します。ましてや閣僚となるとスキャンダルなどで 交代も珍しくなく 覚える気にすらならないようになってきています。

明日の選挙結果で、「財政再建、ムダの徹底排除、医療・介護の充実、後期高齢者医療の廃止、自立支援法の再改正、雇用・生活問題、年金・福祉の充実・・・・」などの改革を地道に前進させる政権になって貰いたいし、適材適所で 「閣僚名」くらいは覚えられる安定政権になって欲しい。

今の小選挙区比例代表制では、小選挙区で「地盤・看板・かばん」を持たないと当選は 難しいといわれる選挙制度で 死票が大量にでる仕組みです。

本来の国民の民意を反映するためには 衆議院は「ブロック比例代表制(無所属のみ個人名、他は政党名)、参議院は「ブロックごとの個人名での投票」が 一番 民意を反映し死票を少なくする選挙だと思うのですが。

自民・民主党のなかには、比例代表の削減だとか 一院制などという憲法違反の論議があるとのことです。これは 民意の反映や一票の格差をなくす方向に逆行するものです。

今回の選挙を機に ブロックでも全国でも「小選挙区制廃止、比例代表選挙」への転換を図り、より民意を反映できる選挙制度に変える必要があるように感じます。
posted by 小だぬき at 10:59 | Comment(0) | TrackBack(0) | 社会・政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年08月30日

投票に行ってきます。

朝は、きちんと起きられたので 眠気が襲ってくる前に「投票場」にいってきます。

関東地方は台風の影響で 天気予報では雨の確率が高くなっています。

今までの 澱んだ「後期高齢者医療・介護保険、自立支援法、年金・保険、雇用」などの政策を 洗い流す雨だと信じています。

結果は「投票率しだい」といわれています。今まで痛めつけられてきた人、現代・将来に不安を抱えている人、是非 投票場にいきましょう。

不在者投票が 1000万人とのこと、その人たちに負けない投票をしたいものです。
posted by 小だぬき at 07:14 | Comment(2) | TrackBack(0) | 社会・政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

陸自「富士火力総合演習」

陸上自衛隊は 国内を守ることを基本として編成されているはずです。

今日の「火力演習」を見て、上陸侵略してきた機甲師団が 自衛隊演習地で雌雄を決してくれるなら 陸上自衛隊は精鋭だし互角以上の防衛力を発揮してくれるでしょう。

でも、万が一 大規模な侵略があるとしても 主戦場は 街中であり 果たして 70式戦車の火力が役に立つのか 心配になるのです。

ましてや市民は ただ逃げ惑うばかりの中でです。

年に一度の火力演習は 「弾薬」の劣化を防ぐための一大イベントで 新規購入のための在庫一掃の意味合いが強いと思います。

本当に「陸上自衛隊」の編成が 今の世界情勢にあっているのか、報道を見ながら考えさせられました。

今日、衆議院で新たに議員になる方々に 真剣に「自衛権」に伴う「軍隊」のあり方を議論して貰わなければ、自衛隊員も国民も不幸だと思うのです。

もうそろそろ投票が締め切られ、開票が始まります。是非、今までのような、その場しのぎでの解釈改憲ではなく 国民に問題提起をして、憲法九条の第1項「あらゆる戦力は保持しない」か2項の「国の自衛権は保持する」にするか はっきりさせても良いのではないかと思います。
posted by 小だぬき at 19:49 | Comment(0) | TrackBack(0) | 社会・政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年08月31日

風頼りでない真の政党基盤を!!

投票率69%という低投票率??の中でも 民主党の圧勝(308議席)という選挙結果になりました。

これからが 民主党執行部の真価が問われます。

大量に誕生した新人議員達を 自民党の「小泉チルドレン」のようにしない 党内教育と先輩の実務を学ぶ意味での「グループ」作り、など課題は一杯です。
新人議員とはいえ、きちんと活躍の場を与え、採決の員数だけにしない工夫です。

予算の各省庁からの概算要求が 今日財務省にあがってくる予定だそうです。
まず、その膨大な予算項目を 精査するプロジェクトチームの立ち上げと 先に成立した補正予算の執行停止と組み替えは 是非早急に手を打たねばならない課題です。

民主党の党としての「実力」を図る第一歩でしょう。

次は、もちろん縦割り行政の見直しと各省庁が「福利厚生施設」としているゴルフ場やテニスコートなどの洗い出しと廃止・統合の問題でしょう。

鳩山由紀夫氏は マニフェストを4年で実行すると宣言しました。

・早急な課題は、新型インフルエンザやタミフル耐性変異をしているインフルエンザ対策。
・本当に「生活困窮に陥っている人」の救済。
・税金をムダに使用した官僚の処分。
・後期高齢者医療の廃止と「介護保険料」徴収の所得制限。
・公益法人や財団の見直しと廃止、渡りなどの元高級官僚の高額退職金の廃止。
・本社所在地のみの法人課税から 事業所ごとの法人課税。
・「教育訓練」の充実による介護・福祉職の定員増と待遇改善。
・日米安保などでの思いやり予算の廃止と防衛装備品の精査。
・災害復旧や災害防止の公共工事の充実。
・年金と保険の制度設計の見直し。
・年金・保険皆保険制度の再構築と支払い年限の足りない人への一時金支払いなどの検討。
                                などなど

自公の政府の垂れ流し行政の蛇口点検と膨大な赤字体質の改善という 負の遺産も「民主党中心内閣」は引き継ぐことになります。

これらを着実に情報公開し改善、前進をさせない限り、来年の参議院選挙での勝利はなくなるでしょう。

以前話題になった石原慎太郎・盛田前ソニー会長著の「Noといえる日本」にする必要もしょうじるでしょう。

「創価学会」など無税扱いされている「宗教団体」の精査も必要だと思います。
「日蓮正宗から破門され 檀家集団でもなくなった創価学会」が「宗教法人」格のままというのもおかしなものです。それと今回の選挙に大量立候補した「幸福の科学」の宗教法人格なども 検討していいと思います。
細木数子さんの贅沢な買い物、暮らしも きちんと課税されているのかも いつも不思議なのです。

アメリカのように証券・金融の高額退職金や賞与の差し止めなども いいことは大いに参考にすべきでしょう。

国民新党の言う「郵政民営化の再検討」も是非 まな板に乗せてほしい。
地方局の廃止や統廃合の名による削減が 現実に起きているのだから・・・・。
民営化とは「営利追求」のためだけだったはずではなく 「民間の創意工夫の導入」に力点があったはずだから・・・・。

今日から 新たな政治のスタートです。自民党本部は国有地の上に建っています。適切な課税は是非とも実行してほしい。

投票した人の 政権交代による「希望・夢」を壊さないように一歩一歩着実に しかもスピーディーにできる各種プロジェクトチームで検討し 政策に生かしてほしいと願っています。

posted by 小だぬき at 07:52 | Comment(2) | TrackBack(0) | 社会・政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

東京地検特捜部、官僚の反乱の第一歩?

今日の朝刊で 東京地検特捜部が 鳩山由紀夫民主党代表の「故人献金問題、二階俊博経済産業相の西松建設の政党支部「偽装献金問題」の捜査に入るとの記事がのりました。

成立当初は「政治資金規正法」は「政党助成金」で 個人献金のみ認めるハズだったのが、政治家得意の抜け穴で財界や団体献金もいつの間にか可になり しかも政党助成金まで税金から支出させる。不合理もいいところです。

本来政党とは、綱領・党則を認めて入党した人の党費と事業費で運営されるべきものです。
それが基本にないと政党としての日常活動もできなくなるものでしょう。

まずは、すぐ出来るのは、「企業・団体献金の廃止」と「政党助成金の廃止」です。
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東京地検特捜部の先の小沢一郎秘書逮捕・起訴以来、何か「政治的意図を持った捜査」ではないかとの疑いがぬぐいきれないのです。

その原因は、政治資金規正法の抜け穴だらけのザル法にあるのは確かですが、特捜部が扱うべき巨大汚職や政治家の利益誘導などの汚職(利権・収賄・贈賄)にあたるような 重大事犯かは疑問なのです。

本来、この手の事件は 会計・経理担当者への呼び出し、帳簿訂正か、略式起訴罰金相当のじけんのような気がするのです。脱税があれば 税務調査で重加算税を課す程度ではないですか??

首班指名の特別国会までに「鳩山由紀夫」さんと民主党にダーティなイメージを植え付けるための 検察官僚の反撃としか思えない 捜査手法だと思います。

民主党は 今までの権益を守ろうとする官僚と闘うためにも ノンキャリアの公務員にも痛みをきちんと説明をした上、政治家と実務担当の公務員協同で 高級官僚との一戦も覚悟しなくてはならないようです。

鳩山氏の「故人献金」の問題がスキャンダル化しそうなら、党と政府の分離で 首相候補を 岡田幹事長にするとかの決断も必要になるでしょう。

省庁の概算要求の精査、補正予算の執行停止・組み替え執行などに 政治的空白は許されません。

東京地検特捜部も 帳簿記載ミスや迂回献金という問題は、他の部に任せて、本来の「巨悪は眠らせない」という 特捜部の伝説を汚さないようにして欲しいものだと思います。
posted by 小だぬき at 16:07 | Comment(4) | TrackBack(0) | 社会・政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年09月01日

防災の日

防災袋の入れ替えをしました。

欲張っていれた ペットボトルや缶詰、ラジオ、懐中電灯を出し、新たにペットボトル1本とそのままでも食べられるインスタントラーメン、ポケットティシュ、タオル、ライター、簡易トイレ、防災ライト付き手動充電のラジオをいれました。

自分の今の体力では 10キログラム以下にしないと とてもではないが担げないからです。

常備薬・持病の薬(1週間分)は 1ヶ月ごとに交換しています。


また、午後から避難所までの散歩をしてみたいと思っています。図々しく 最新構造のマンションなども勝手に 公的避難所にたどり着くまでの「休憩所」としてチェックしてきます。

実のところ避難所にたどり着くまでが 危険なのです。広い車道を 3回も横切らないといけないのです。
(8月中旬までは 2回と勘違い)

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8月の静岡の地震の時、元職のときに 「防災博物館」などで模擬体験を毎年のように繰り返していたのに、寝床で「揺れているな・・・」と揺れが止まるまで動けなかった小だぬきです。

気持ちだけでも「自分だけは大丈夫」という根拠のない思いは捨てる。
「人間性」が問われるのが、災害時。
秩序正しく 助け合いながら「救援を待てる」ようになりたいものです。

両親の家は10階建ての9階、築40年近く経つ 公団分譲アパート。まずは両親の救援にたどり着けるかもわからない状況。80歳を超えた両親には 階段避難はとても無理でしょう。

もういつあってもおかしくないと言われる大地震。なんとしてでも「生き残る」ことを優先です。自分だけでなく多くの人が・・・・

寝ている時の地震なら なまじっか重傷より、眠ったまま気づかずにご先祖の元に・・・・
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またまた主治医のいう「うつ思考」、いけない、いけない・・・
個人があれこれ想定しても 助かる準備はできても、あとは実際に地震に遭遇したときの臨機応変さですよね。

地震対策も考える1日にしましょうね。
posted by 小だぬき at 13:38 | Comment(4) | TrackBack(0) | 社会・政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年09月04日

舛添厚労相への素朴な疑問

舛添厚労相(特別国会まで)、あなたは 年金記録を1年で精査し解決するといっていましたよね。
また「新型インフルエンザ」対策も 春の国会で「万全の措置」をとると答弁しましたね。

厚労相として、約束をした大きなこと 2つとも「何もできなかった」ことを反省せず、民主党では年金・インフルエンザは解決できないと「大見得」を切るまえに 自己のできなかったことを 先に反省すべきではありませんか??

あなたが「自民党総裁選」に立候補しないと発言したことは、当たり前のことですよね。
パフォーマンスだけで実質がないのだから、党内をまとめることなどできっこない。
国民人気といわれますが、「実力と人気」はちがいますものね。

<新型インフルエンザについて>

・国内のワクチン供給が 1000万人分、10月下旬から接種可能とのことですが、これは厚労省としての見積もりの甘さ、「新型インフルエンザ」への警戒心のなさの現れではありませんか??

・季節性のインフルエンザのワクチン量は確保できているのでしょうか・・・

・このワクチンは、「タミフル耐性患者」が出ている今でも 免疫効果をもつのですか??  発症した場合にタミフル以外の治療法は研究されているのですか??

外国から5000万人分輸入と安易にいっていますが、諸外国では 国民接種分以上にワクチンを輸出できるほど 余力があるのですか??  もしそうなら 日本の厚労省の責任は より重いというべきでしょう

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個人的な恨みは毛頭ないのですが、あなたの発言は「歯切れがいいが、中味のないものだった」と反省して 欲しいのです。

民主党の新政権は、厚労省だけでも大きな遺産を引き継ぐのです。
自民・公明党は、少なくとも 自分たちが蒔いた種の「負の遺産」の処理に関しては、新政権に協力する姿勢は持ってください。

また自公政権下に省庁改編が行われ、厚生省と労働省を合併させた責任も 自公政権が負うのだとの認識と反省はしてくださいよ。いまさら厚労省分割をいうのであれば 過去の「省庁改編」にさかのぼって見通しのなさを反省して欲しいと思います。
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今日の目覚めは、比較的いいようです。「怒りの感情」がでているだけ・・・。 

posted by 小だぬき at 08:24 | Comment(0) | TrackBack(0) | 社会・政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

こんな情けない政党だったの?? 自民党

16日の特別国会での首班指名に なんと自民党は「麻生太郎」と書けないらしい。

いくら今回の選挙で大敗したとはいえ 119議席を持つ「大政党」ですよ。
小選挙区制を導入した目的が「政権交代が可能」な選挙制度、ということだったのだから、やっとその扉が開いた、可能だと証明したわけでしょう。

麻生太郎氏は 党全体として敗北したとはいえ 本人は小選挙区当選で現総裁ですよ。
比例重複で復活当選した人や 自分の選挙区に張り付いて 他の候補の応援にすらいかなかった元総理や派閥領主と比べてみても 麻生さんは選挙応援や党の顔として奮闘した人ですよね。

「麻生太郎」と書けないと宣言する人や 総裁辞任を特別国会までに本人がしてくれれば・・・などという自民党議員の皆さん、本当に自民党は「政党としての党則や綱領」を持つ近代政党なのですか・・・

臨時国会の最終盤、野党の「内閣不信任案」「内閣問責決議」を 否決したのは 紛れもなくあなた方自身でしょう。信任したハズですよね。
うつ患者の私からみても 今「麻生」批判をしている自民党議員の節操のなさが情け無いしこのような政党が戦後 与党であり続けられたことさえ ミステリーに感じます。

自民党の獲得議席 119議席というのは、55年体制といわれた自民党と社会党対決時代の「社会党議席」とほぼ同じ 勢力なのですよ。その点の認識がなさ過ぎると思うのです。

比例区での敗者復活をした議員への 「潔く辞職して後身に議席を渡せ!!」という 議論ならわかります。

自公政権に「否」を持っていた私ですら、今の自民党の「麻生下ろし」には 反対です。
少なくとも 特別国会までは 全党員が 執行部を支え 首班指名では「麻生太郎」と書くのが たとえ選挙には負けても 自民党の結束力で、民主党の暴走を許さないぞ!! というのが、本来の党員としての勤めではないですか・・・・。

任期が切れる時の「総裁選」と今度の「首班指名で麻生太郎と書く」ことは矛盾しないハズです。

私が「麻生太郎」氏の立場なら 長島茂雄氏の引退宣言ではないですが 「自民党の団結は不滅です」と 記者会見をし、今、首班指名で「白票」などということを平然という議員へ「党規違反の警告」または「反党行為」の警告はするでしょう。

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自民党再生の一歩を歩むどころか 分裂・崩壊の一歩を歩んでいるとしか思えないのです。

共産党の9議席しか 是々非々政党が無くなるとしたら 国民の不幸です。

少なくとも 自民党119議席 + 公明党21議席 +共産党9議席だけでも149議席になります。

野党の政策の釣り合わせをして 野党共闘に主軸を起き、政策調整の申し込みをする位の自民党の度量が欲しい。
党首批判をすることより、比例復活議員の辞退、野党間の政策協議、民主党との「連絡会議」の構築の模索など、
野党になった今こそ 最優先ですることがあるはずです。

あなた方の施策を引き継ぐ民主党には 頭を下げても 自公では出来なかった霞ヶ関改革・年金・医療・福祉などの分野、雇用対策などを 「押しつける」に等しいのですから・・・・。

子供じみた「麻生太郎」嫌いなどドブにすて、結束力を優先して欲しいと願うのです。
posted by 小だぬき at 16:27 | Comment(6) | TrackBack(0) | 社会・政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年09月05日

運動環境、文化環境に投資を!!

東京オリンピック招致より運動環境・文化環境の充実へ

石原都知事が「東京オリンピック」招致運動を 未だにしているとのことなので 国としては後援できないということを 明確にして欲しいのです。

今のスポーツ選手や選手層を厚くする「いつでも どこでも だれでも」が スポーツに参加でき、楽しめる条件整備が殆どなされていない点です。

「場・時・費用」が個人で賄えて 実績を積み上げない限り 「体育協会」からの援助がない国だという点を知り、あらゆる分野で才能があっても 気軽にスポーツができる環境にないため 才能を眠らさざる得ない若者も多いのでは・・・。

未来を見据え、選手層を厚くするためには、やりたい・挑戦したいと思ったときに 挑戦出来る場所。
時間帯での予約待ちをしないで済む施設・設備。
今現在、活動しているグルーブ・少年団・選手登録している人の援助などの基盤の整備が必要です。

オリンピックの雰囲気を感じるのはTVでも リアルタイムで見るチャンスはあります。

学校の校庭や体育館使用、公民館使用にも 使用費用がかかる地区があるとのこと。
地域では・・・、のびのびとボール運動することも制限された公園。
公共施設の絶対数が足りないための予約待ちの現状。

招致運動に膨大な税金を使うなら、それをやめて 東京の子に限らず全国の子がスポーツを楽しめる「総合運動場」がいくつできるだろうか・・・

いつも日本は、メダルを取った人が名誉より 後に続く人のために 「プール施設」を増やしてください。「スケートリンク」を増やしてくださいと声を上げても 利益をうまないためか「未来の選手」たちへの投資がなされないまま 放置されています。

本当に「スポーツのすばらしさを」というのであれば 基盤整備に費用をかけて欲しい。

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上記のことは、音楽についてもいえます。
多くのアーティストが アピールできる場所は確保してあげたいものです。

路上アーチスト活動も警察・JRとの「仁義なき闘い」、ただ自分の楽曲を聴いて欲しい・楽しんで欲しいという青年達のライブ場所も限られた中での努力には 勇気とさわやかさが得られます。

ブログにリンクしてある「浅羽由紀」「羽純」「北川夕紀」「Taila」「ちょっきんず」などの川崎にゆかりのあるアーティストのブログに 疲れた時 訪問し 澄んだ声や詩を聞くと 心が落ち着きます。
これは小だぬきが保証します。
聴いて いいな・・と感じたら 応援のため1枚CDを買ってください。

少しずつでも「活躍の場」が広がっている様子に応援団として嬉しいのです。

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歪んだ文化環境だと思います。利益はうまないかもしれいけれど 若者達が自分の自己表現をする環境整備も心豊かな国作りのためにも大切だと思います。
posted by 小だぬき at 13:45 | Comment(2) | TrackBack(0) | 社会・政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

議員歳費削減、特権廃止から・・・

民主党の議員さん、
マスコミ発言でマニフェストには「実現をめざす」と書いてあり 「実現」を約束したものではない、とか 高速道は全て無料化するわけでなく交通量の少ないところからで 渋滞区間の生ずる所は想定していないとか 「建前と本音」の乖離が出始めています。

霞ヶ関の方が先手をとり、補正予算の執行を「新内閣発足」前に行うとか 兵糧攻めの作戦にでています。
選挙で民主党が勝っても 霞ヶ関は「1日の空白も行政には許されない」との正論のもと、人事や予算を短期間に行う素早さは いかに強敵であるかを示す選挙後1週間の仕事ぶり?? 

早急に省庁の予算のチェック、補正予算の執行停止・再提案は必要です。
マスコミに出る前に予算状況の精査に時間をとって欲しい。

<今すぐ出来ること>

議員歳費の削減。立法調査費など「議員の当然の仕事」なのだから「本給一本化」でいい。

・文書、交通費の廃止。単身赴任の人が 月に数回帰宅するのに交通費がでている企業はどの位あるのですか??  また、文書費にしても「政党機関誌」があるのですから 選挙対策に地元に「文書」を出すのを議員活動とするのは おかしくありませんか?

・税金で政党活動費を出す政党助成金は、民間でいえば 組合活動費を経営が助成する「不当労働行為」と一緒の暴挙ではないですか・・・。この点は 共産党の主張は正しいと思います。

・選挙制度の改善。比例区は民意を正確に反映するために残すべきと思います。小選挙区が町村合併などで 実態に合わないものになっているのではありませんか??   むしろ小選挙区の方を町村合併や過疎化などを考慮して 1票の格差が大きくでないように 選挙区を広げ(または狭め)て 小選挙区定数を減らすのが筋ではないかと思います。

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民主党の皆さん、「実行しようと思ったのだけれど できなかった」は通用しないことを 肝に銘じてください。
国民は、自分の一票で 政治を変え得ることを 体験したのですから・・・・
国民目線から権力維持に走ったら「今度は民主党が見放されます」よ。
posted by 小だぬき at 15:07 | Comment(4) | TrackBack(0) | 社会・政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年09月06日

法律を分かり易く作って・・

本文に入る前に・・・、今は国家試験になっている「宅地建物取引主任者」資格。
まだ「都道府県資格」だった頃、もう35年前になるでしょうか 「県知事名の合格証書」をもっているのですが、登録すれば通用するのでしょうか・・・・。
同じく「行政書士」についても 同じなのですが・・・。

教職を離れた「うつ患者」の寛解後の仕事として「社会保険労務士」試験への挑戦をめざしているのですが、上記資格が生きるのなら 活動範囲が広がるのですが、もう無効ですかね・・・。

誰か教えて欲しいです。

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最近、国の制度が知りたくて 「六法」を使うのですが、今年度版も「改正」の追録が届きました。
一部の法律関係職だけでなく、改正法律くらいは 一般の人(私)にも手に入るように 法務省のHPで分かるようにして欲しいです。

各省庁のHPで省令・通達・研究会報告などと見比べながら調べないと 誤答に繋がるだけに 省令委任だとか◇◇法律の何条に準拠するなどと書かれていれば、うつでなくとも迷路に迷い込む心境になります。

社会保険労務士のテキストも過去問も 法改正や政令・省令・通達委任が多いため 最新版でないと役に立たなくなるのです。しかも 法律と常識・実態とが必ずしも一致しないのが 問題なのです。

保険関係などは、素人は専門家に任せておけといわんばかりに 複雑怪奇な代物。
今まで 国会で 条文をきちんと審議して作っていたのか・・・・???がつきます。

どうも官僚の説明だけで 条文検討なしで作られたとしか思えない代物です。

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三権分立には程遠いのが 今の日本。
裁判所の「違憲立法審査権」や「法律の是非」を問うためには、疑問に思われたり被害を受けた人が「訴訟」をお越し、確定判決を得る必要があります。独自に最高裁が審査出来ないのです。

行政は 国会での法律の範囲内での独立が本来の勤めですが、今までは与党の白紙委任に近い形で
立法作業にまで関与し 霞ヶ関権益を確立しています。

国会で 資料請求・質問通告書の一番多いのが 鈴木宗男氏(新党大地)だそうです。外務省の官僚と対峙したため ある種行政の横暴を知っているからでしょう。
鳩山さんに度量があれば、鈴木氏(現公判中)に外務省政務官にして 内部文書の公開の権限を与える手もありますよね。
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大統領制でない議院内閣制をとる日本で、鳩山氏は大きな冒険をしようとしています。
政府と与党の分離、緊張関係の選択です。

小沢氏が 民主党の人事権を持つということは、政府と与党の癒着と政府への政策介入を党にさせないという大冒険です。
立法府と行政府の分離に舵をきったのです。

政府施策に 民主党も野党と同じく 修正・廃案の権限を持たせた点、画期的です。
政府が霞ヶ関をコントロール出来なければ、実際はなくとも「内閣不信任案」の権限も持たせた 勇気ある選択です。

政府与党の官房長官と民主党幹事長の小沢氏が対等平等で対峙する構図です。

政府と与党が切磋琢磨していけるかは、鳩山氏と小沢氏の理念の共有が大切です。

民主党議員の中でも 政府の立場から発言する人と 党として政府に注文をつける人がいる構図になります。戦後初めての 党と政府の分離です。

どちらも「国民目線」だけは 忘れないようにと願っています。

posted by 小だぬき at 15:03 | Comment(0) | TrackBack(0) | 社会・政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年09月08日

人権侵害? 名誉毀損?

今のマスコミ報道をみていて 気になるのが「衆議院議員当選者」の過去報道。

風俗ライターだの風俗嬢だの まさかの当選だのとの「過去・現在」のプライベート報道の多さ。
特に「小沢チルドレン」などという命名からして「おかしい」とは 思わないのでしょうか??

今回の民主党圧勝の背景には、選挙区の候補選びの上手さは小沢氏にあるとしても、自民党の幹部・派閥の領袖に 果敢に挑戦して 選挙区民の心をとらえた 一人一人の努力と選挙民の一票の積み重ねがあるのです。

何も「小沢氏が候補を決めたから当選した」などという 単純なものではないはずです。
「変化」と「希望」を託すに価する 候補者達だから選挙民が「夢を託し」当選したという視点は忘れてはいけないはずです。

つまらぬ 民主党新人候補の過去を問題にするより、小選挙区で負けて比例復活当選したにもかかわらず、自民党のボス気取りの面々を問題にした方が よほど今後の参考になる。

マスコミに問いたいのは、過去 風俗記者や失業者は 選挙で勝ち抜いてきても国会議員になる資格はないとでもいうような 職業差別や人物への偏見・対立候補への思い入れによる報道は、報道に価しないと問う良心はマスコミには もうないのですか・・・・

新人議員が美人だとか若いなどは 政治に関係ないことです。これから 新人議員がどう成長し活躍をするかの「今後」の方が 重要です。
今の芸能報道のような 新人議員への報道は 即刻止めてほしいものです。

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取材するなら、自民党の復活当選組の「人物像」の方が より興味深いし、なぜ比例重複にしたのかの背景取材のほうが 有権者としては知りたい所です。

また、公明党という政党も「創価学会」なしには 当選できないことが証明されました。今回は不思議なほど 学会に入信している同期や友人からの電話がありませんでした。
今回ほど 学会の個人の自由が保障され 組織としての動きが見えなかった選挙も初めてです。

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自民党・官僚の特別国会までの空白を利用した人事、予算執行は 法律的には問題ないとしても 政権が変わることが明白なのに「無神経」に執行・承認する破廉恥さをこそ マスコミは問題にすへきだと思うのです。

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あと1週間で 新政権が誕生します。
 
「どんな国作りを 民主党がするのか、この目でしっかりと見届けようではありませんか・・・・」
posted by 小だぬき at 06:57 | Comment(0) | TrackBack(0) | 社会・政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年09月10日

3党連立政権、数の暴力再現か・・・

あくまで 素人の??ですが、民主党・社民党・国民新党の連立政権は、筋の通らない選択だと思います。

私は以前、小沢民主党幹事長に党務を任せることで 立法府と行政府の緊張関係を持つと書きました。

が、昨日の連立政権成立は 期待に反する 衆議員・参議院の多数派形成という従来の手法より最悪な結果を招くと思いました。

三つの意味で最悪です。

@政党の政策のすり合わせを「閣内連絡会議」ですることは、民主党の政策に「夢」を託した国民に背く恐れはないのか・・・。また、政党政治を否定することになるのではないかと危惧します。

理屈の上では社民9人、国民新党3名が「反対・修正」を求めれば、政府施策はストップすることになります。これでは 立法府の少数党に行政府の生殺与奪の権限を与えることになります。

早く連立政権を解消して 参議院の「3党協議」で妥協点を探り、政府案を修正する形にしていかないと、
行政府がストップする可能性と議会の行政府追認機関になりかねません。

A 私は@の理由で 今回の連立政権に反対を表明します。
鳩山新首相が 308議席という途方もない絶対多数を獲得し、党務を小沢氏に任せたところまでは評価します。
ただ、旧態の自民党の数の論理と同じ 衆参議院で安定多数を狙うだけの「連立政権」なら、筋が違うと思うのです。あくまで 立法府の機能を重視して「参議院での与野党協議」による法案成立を図るのでなければ、行政府の「独裁」、立法府の「形骸化」を招く恐れがあります。

社民党と国民新党は、事実上 民主党に従属するか、閣内不一致の責任・批判を覚悟で政府内で抵抗し閣外にでるかの「踏み絵」を踏まされることになります。

もし、Aのような事態になれば、社民・国新の自殺行為になりかねません。

B民主党のシャドウキャビネットは 何だったのだろうという疑問も沸いてきます。民主党の中で想定人事のもと 調査・研究・政策を練ってきたハズです。
その人達の「意欲」を損なうことになりませんか??
福島さんや亀井さんは 実力がある人でしょうが、民主党の政策チームと感情的しこりなしに連携がとれるのだろうかという疑念です。

各省の行政のプロに対して、政治家が行政のトップとして 施策・立案をして 彼らの既得権益と闘う必要があるのです。そのときの最大の味方は 立法府の小沢幹事長率いる民主党になります。

菅さんが どうイギリス議会と政府を研修してきたかわかりませんが、3権分立と行政府の政治家主導は 今の鳩山氏の動きからは見えてきません。

「大が小をつぶす」か「小が大をつぶす」かのような やり方は旧自民党そのままです。

自民・公明・共産などは 「閣僚連絡会」での一致で 相手にせずというような 政党政治・議会の形骸化に繋がりかねない危険な代物です。

小沢氏が率いる民主党が 「最大野党」になる可能性もある 立法府と行政府の分離であることの覚悟だけは 鳩山氏に持って欲しい。
小沢氏も 党人として「おかしなことはおかしい」とチェック機能は持ってください。小沢氏の「壊し屋」といわれる本領を発揮して 政府の歯止めになってください(たぶん、本人も議会与党であっても 政府に対しては野党的スタンスを持つと覚悟しているハズですから・・・)

posted by 小だぬき at 14:24 | Comment(0) | TrackBack(0) | 社会・政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年09月13日

日給115万円!? (13日 産経新聞)

日給115万円!? 衆院議員、8月も満額報酬 在任期間わずか2日

2009年9月13日(日)8時0分配信 産経新聞


 ■「社会常識を逸脱」「身近から改革を」

 
  8月30日の総選挙で当選した衆院議員の8月分の歳費が16日、480人の全議員に支給される。同月の在任期間は投開票のあった30日と31日のわずか2日間だが、歳費と文書通信費の計230万1千円が満額支払われる予定だ。日給換算で約115万円、全議員で約11億円という巨額な支出で、「社会常識を逸脱している」「無駄遣いだ」と批判も出ている。

                   ◇
 衆院事務局によると、16日に支給されるのは、8月と9月分の歳費と文書通信費の一部。議員の任期は投開票日にスタートするため、8月30日からが歳費支給の対象となる。

 
  歳費の額は「国会議員の歳費、旅費及び手当等に関する法律」で1人当たり月130万1千円と規定されている。8月の在任期間はわずか2日だが、同法には「日割り計算」などの制度はなく、満額が支給されることになった。

 
  また、電話代や交通費など政治活動に使う目的で支給されるが、使途報告義務がなく「事実上の歳費」とも呼ばれる月100万円の文書通信費(正式名称・文書通信交通滞在費)についても全額支給される。

 
  こうした解散総選挙による“歪(ひず)み”は以前から指摘されている。平成12年6月の総選挙では同月2日に解散したため、わずか2日間の在任期間を理由に499人に1カ月分が満額支給され、問題になった。

 歳費の返納は「公職選挙法が禁じる寄付行為にあたる」との理由で認められていない。このため、過去には一部の議員が公選法に抵触しない「選挙区外」の慈善団体に寄付したケースがある。

 
  民主党新人の横粂(よこくめ)勝仁議員(28)は、「一般的に考えておかしなことだと思う。今回は受け取るが、選挙でかなりのお金を使ったので、恐らくそこに充てることになるのでは」と戸惑い気味に話す。

 
  近畿地方の民主党の中堅議員も「(8月)30、31日はあいさつ回りで忙しく、国会議員としての仕事はしていない。2日間で1カ月分というのは社会常識を逸脱しており、報酬規定の見直しが必要だろう」と訴えた。

 
  “政治とカネ”の問題に詳しい日本大学の岩井奉信(ともあき)教授(政治学)は「無駄遣いとしかいいようがない。日割りや返納などの制度を導入すれば済むのに、議員自らのことなので改正に意欲的でなかったのだろう。
  民主党は無駄遣いの撤廃を打ち出しているが、身近な点から改革しないと、国民の理解は得られないのではないか」と話している。

posted by 小だぬき at 13:48 | Comment(0) | TrackBack(0) | 社会・政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年09月15日

善意が無に・・

  下記の報道に善意で献血した人の思いを考えると複雑になります。
  皆、善意で献血するのですから「インフルエンザ簡易検査」くらいは 日本赤十字にして欲しかった。
  これでは誰もが「もし自分が感染していたら」と考えると、いくら善意があっても「献血」に応じるのを躊躇しかねない事案です。
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献血に新型インフル混入の恐れ、血液を回収

2009年9月15日(火)11時6分配信 読売新聞

 
 千葉県と大阪府の赤十字血液センターに8月中に納入された献血が、新型インフルエンザウイルスの混入の恐れがあるとして、回収されていたことがわかった。

 
 ともに、患者には使用されておらず、健康被害はないという。

 
 潜伏期間中に献血すると、輸血を通じて感染する恐れがある。日本赤十字社は今年5月以降、献血後7日以内に新型インフルエンザを発症したり、疑いがあると診断されたりした場合は連絡するよう、献血者に呼びかけている。
 今回は2例とも、400ミリ・リットルの献血を行った本人から連絡があり、8月下旬に医療機関から血液を回収した。

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私は 血圧降下剤を飲み始めた10年ほど前から「献血不能」とされていますが、それ以前は 健康診断のつもりで 大学時代から2ヶ月に一度の割合で献血していました。

胆嚢切除手術の時は、献血血のお世話にもなりました。

  記事にある2例の方は、とても良心的で心が温かいことがわかりますね。

 自分が「新型インフルエンザ」の発症、疑いとの診断を受け、ただでさえ身体に不安がある中で 日本赤十字社に きちんと献血の報告する律儀で誠実な人もいるんだと 世の中捨てた物でないな。

「人情・良心・誠実・律儀」な出来事に心が温かくなります。

 
 それに反して「日本赤十字血液センター」の対応は 決して誉められるものでないことは確かです。

 確かに血液は新鮮なものが 望ましいのは確かでしょうが、献血者に「1週間以内に発症、疑いが出た場合は連絡を」ということは、すくなくとも 冷蔵保管して1週間待つと解釈するのが自然ではないですか??

  日赤血液センター自身も潜伏期献血の怖れを感じているから 献血者への「お願い」をしたわけですよね。

 報道ではよくわからないのですが、個々の分を輸血血にするのではなく、まとめてですよね。

 もしそうなら 他の善意の人の分の献血血も 無駄になったわけですよね。

 
 その点を 掘り下げて「読売新聞」の続報を期待します。
献血者ではなく 日本赤十字社の血液管理に問題がありそうなことは 素人の私ですら想像できますもの・・・。

posted by 小だぬき at 15:37 | Comment(0) | TrackBack(0) | 社会・政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年09月16日

マスコミの良心が問われる日

酒井法子覚醒剤被疑者の保釈が 月曜日に認められたのに、昨日まで「保釈金」が半分の250万円に止まり、今日の午後 保釈になりそう。

「騒がれたくない」との願望実現のための駆け引きか??と ますます彼女のイメージが損なわれていきます。

今日なら「鳩山首相新政権誕生」「閣僚の認証式」など 報道が新政権スタート一色になることを願っての自主的保釈延期だったとしか思えないのです。

普通の神経の持ち主だと 拘置10日を超えたあたりから 「名前ではなく番号で呼ばれる屈辱」「衣食住が監視下に置かれ、プライバシーなし」の生活に耐えられなくなる 拘禁神経症がでる時期だと考えられています。

無実でも「今ここから出られるだけでいい」という自暴自棄になりやすく 身に覚えのない事件でも警察の誘導による「自白」が出やすくなります。
無実を維持するかえん罪事件に発展するかの岐路といわれています。
弁護士・家族などの支援が一番必要な時期です。

酒井被疑者は 約5週間の拘留です。これは酒井被疑者の希望と禁断症状の克服には必要な時間だったのかもしれません。

この薬物依存は 非常に再犯率が高く、フラッシュバックや幻覚にまで発展しかねないといわれています。保釈後の逃亡さえ想定されます。ある程度のルート解明のために警察の監視下に置かれることは確かです。
逮捕状がでてから出頭するまでの「証拠隠滅」を図るための逃亡を考えると、彼女の保釈に検察が準抗告で抵抗しなかった理由が 朧気ながら見えてきそうです。

裁判所指定の所在地や他市移動許可がない行動は「逃亡」ですし 再犯をしたら即収監です。

この保釈という制度は、公判に自ら出頭することが最低限の条件になります。

私たちは 酒井法子事件を通して「もし、自分が逮捕されたら」のシミュレーションをしているようです。
今の「迷惑防止条例」や「自転車規制」は、警察が本気になれば どこかの条項には誰でも該当しうる代物ですから・・・・。

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今日の新内閣のスタートと「酒井法子」の報道で、TVや新聞が「マスコミ」か「マスゴミ」かが 問われる報道機関にとって「一番長い日」になることは確かでしょうね・・・。
posted by 小だぬき at 06:31 | Comment(0) | TrackBack(0) | 社会・政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年09月18日

酒井法子を人民裁判する前に・・。

マスゴミに成り下がったテレビ報道。

昨日までのマスゴミの「酒井法子」報道、異常ではないですか・・・
何百人も毎日「警視庁湾岸署」の前に陣取り、法の手続きにより「保釈金」を積んで釈放される容疑者に対する人権をどう考えているのだろうか・・・

一昨日の保釈された酒井夫のワゴン車を 勝手に追い回し、見失うと「逃走しました」と発言した記者がいました。

酒井法子については、憶測情報を延々と流し、記者会見までさせる・・・。

マスコミによる「人民裁判」ではなかったのだろうか・・・・。日本テレビの解説、元警視庁刑事課長の田宮氏も保釈金の分割は例がない、だの41日の拘留の規則正しい生活が 見た目にも健康そうに見える、などとトンチンカンな発言。

あんなに異常なマスコミの報道で 出るに出られなくしたのは「マスコミ各社」ではないかと思うようになりました。

マスコミは何様だ!!   溺れている人を助けないで より弱いものには強くあたる。
もっと 違うものにあれだけの人員は割けないのだろうか・・、ハローワーク・介護現場・自公の政策の負の遺産の検証などの方に 人員を回せるはずなのに。

警視庁渋谷署・湾岸署は、日常業務妨害、職務執行妨害などで マスコミ各社に厳重注意したのだろうか・・・・。

放送倫理委員会で 取材方法や記者の個々のレポート内容を精査し、警告または暴言があれば記者証
取り上げくらいは、して欲しいものです。

昨日のような取材方法で 犯人視され逮捕され 無実が証明され釈放されても 犯人のレッテルをおって人生を狂わせた方が どれだけいるか・・・。容疑者・被告の有罪・無罪をきめるのは 「裁判所」です。

本来は冷静に裁判で争うべきことを 毎日 有罪推定で情報を垂れ流すマスコミにも困った物です。

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昨日から 新政権が動きだし、マニフェストを実行しようと 新閣僚の茨の道がはじまりました。
初犯で「執行猶予」がつく可能性のある芸能人の取材や放送時間を使う位なら、新政権に対する役人の非礼な非協力こそ、追求すべきだったでしょうね。健全なマスコミなら・・・。

posted by 小だぬき at 03:41 | Comment(6) | TrackBack(0) | 社会・政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年09月19日

予想以上のスピード感

今日、関東地方て心配していた台風の影響もなく、運動会が実施されそうです。
シルバー連休に入っている方は、連休の1日目を「お子さんの競技応援」に割いて頂けると嬉しいです。

マスコミのおかしさは、昨日も続きました。
なぜ ニュースの一番に酒井法子がくるのか??  不思議でしょうがありません。
視聴率稼ぎに「芸能ネタ」を持ってくるあたり 退廃が見えるようです。

「朝ズバ」のみのもんた氏を初め キャスターや司会者が 専門外のことに感情で知ったかぶりでコメントするのは もうやめさせたいものです。ニュースではなくバラエティー化している印象です。
NHKの最近のニュース・ドキュメントの質の良さに 民放の「お笑い??芸人」「スキャンダル思考」の番組編成では 太刀打ちできないのが現状でしょう・・・

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ある映画の感想に 鳩山首相の「デジタルの時代になっても 一番大切なことは、人間の絆と、愛だなと思いました。」とのコメントが載っていました。
この気持ちを忘れずに 今後の政治に生かして欲しいと思います。

小沢氏と鳩山氏の二重権力構造という アンチ民主党批判がたびたびでていますが、マスコミもまだ意識変革が出来ていないのたなぁと思います。

鳩山氏は行政府の長、小沢氏は立法府与党の実質責任者。行政と立法府の癒着ではなく 健全な緊張関係を築くためには 意見の衝突はいくらでもありうると捉えるのが健全な意識でしょう。

何せ 鳩山氏は「政治主導」とはいいながらも、政策は党に図らず 内閣・閣僚会議でするというのですから、小沢氏の民主党が実質チェック機能をもたないと 行政府独裁になりかねません。

それにしても 新内閣の政策実現に向けてのスピード感は 目を見はるものがあります。

・母子加算の復活  ・後期高齢者医療の廃止  ・高校授業料無料化
・インド洋給油1月で停止(アメリカは見返りを要求していますが、現地で活躍するNGO支援強化で十分)
・アメリカ追随からの脱却、各国の貯金箱扱いからの自立。

小さな記事扱いですが、着々と足元を固めていっています。

ただ気になるのは、昨日の「太田総理・秘書田中」(日本テレビ 20時〜)で 「政党助成金は廃止します」のマニフェストを 自民・民主の議員の反対で否決されたことです。
実質、政党助成金の名による個人配分。歳費の二重取りに近い実態が明らかになったのに、自分達の権益だけは守ろうとする姿勢にはガッカリでした。

話題の民主党 田中さんの過去も 過去をほじくる方が問題であるとの意見がでなかったことも不思議でした。この番組の「まじめさと突っ込み、笑いの質の高さ」を評価してきただけに この一点だけは納得できませんでした。

予想以上の早さで時代が変わろうとしています。私たちは 景気対策とは大企業補助金のことではなく、中小零細企業の保護、個人所得の増大・購買意欲の向上にあるとの観点は忘れてはならないと思います。
亀井静香氏のフライングはともかく、彼のいう「銀行を守るのではなく、零細な借りてへの貸しはがし・貸ししぶり」を防ぐのだとの論は正当だと思います。

大企業を守るのではなく、下請けの単価を上げる 大企業都合の発注停止に「歯止めをかける」という、庶民・零細企業目線にたった施策を是非とも維持して欲しいと思うのです。

景気対策とは、公共工事ではなく 雇用・賃金・生活支援だとの発想を必要としているのが今だと思いますので・・・・
posted by 小だぬき at 09:00 | Comment(4) | TrackBack(0) | 社会・政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年09月20日

3党連立政権、旅行について

今日のNHK政治討論会から 民主党の新閣僚の出演が目立っています。

菅国家戦略相、原口総務相、亀井郵政担当相、福島諸費者対策相、藤井財務相出演のNHK討論会で、見事に亀井さんのフライング発言を修正し 政策の一致点を浮き彫りにした所はさすがです。

主役は、主に亀井さんと原口さんでしたが、藤井さんの絶妙なフォローと福島さんへの気配りが印象的でした。菅さんの不機嫌そうな顔が目立ったのは どうしたのだろう・・・・と心配になりました。

サンディープロジェクトの岡田外務相の芯のとおった発言と態度も立派でした。田原総一郎という自民党応援団相手に毅然たる態度で臨む岡田氏に「やっと独立国」になれそうな気持ちになりました。

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連休の高速道路の下りの渋滞ぶりが酷い「高速」(低速)道路。上り線も明日の午後から渋滞予測がでています。

車でお出かけの方、事故にだけは気をつけてくださいね。

現職の頃、笑い話になったのは「金持ちの国内旅行、節約の海外旅行」というのがあります。
海外ツアーで1週間 グアム島、香港、韓国、台湾、ハワイに行く方が 熱海3泊4日の料金より うんと割安になるからです。

元同僚の女子教員の猛者は、グアムに行って 拳銃の実弾射撃をしてストレスを解消するのが好き!!といっていたものです。

日本のホテル・旅館のバリアフリーの少なさと宿泊単価は 確かにパンフレットで見るだけでも割高です。連休料金で一人3万も4万もとられたら 一家の旅行も1泊で我慢になりかねません。
場合によっては、2泊車中で1泊宿などという珍現象も起こりかねません。

私がいつも利用している熱海の後◇園ホテルは、全館バリアフリーで従業員の人達もステキですが、一人2万〜3万では そうそう行けなくなりました。
人件費や維持費などを考えると単価が高くなるのは 半ば仕方ないなと思いつつ もう少しさがればなぁと思っています。
私が 宿泊の感想はチェックアウトの時、出したほうがいいというのは、案内を貰えるのと 宿泊の感想のお礼として 臭い袋や油とり などをくれる旅館・ホテルも多いからです。
後◇園ホテルでは 感想1通に対して 次回の宿泊割引券1万円分が貰えます。

若いときは 各地を安く見て回れればいいと カメラ片手に出かけたものですが、56歳と84の父・80の母と行くには、どうしても もう冒険は出来ず、気にいったホテル・旅館、部屋の予約になります。

最近は、バリアフリーと洋室が絶対条件になっています。
疲れたら すぐ眠れるベッドが 年配になればなるほどラクです。

毎日が日曜日の今、来月あたり また両親と叔母をさそい平日に旅行したいなぁと思っています。

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皆さんは 洋室派、それとも日本間派ですか??
posted by 小だぬき at 14:00 | Comment(2) | TrackBack(0) | 社会・政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年09月21日

連休法と「敬老の日」

今日が「敬老の日」とカレンダーにあります。

9月15日とインプットされている私の頭は、しばしパニック。

海の日・体育の日も動いていたな・・・・、これが「連休法」なのか・・・。

日本の伝統を守る、尊重する心と「連休法」、何か違和感を覚える日です。

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敬老の日も「本当は毎日が敬老の日で、特別に休日にしたのは 先輩方の労苦を再認識しよう」との趣旨だと理解しています。
何も休日のための休日ではないはずです。

では、今の日本は「敬老」精神があるかというと 至る所に不備があるようです。

身近な所では、道路などの段差・歩道橋の階段、駅の表示板の字の小ささ、自動券売機の扱い、駅の階段、ポイントカードや銀行のキャッシュカード・・・・

政治では「後期医療制度」→75歳以上は世帯扶養扱いを廃止し、一人一人が国民保険・介護料金を支払う仕組み。

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ただ救いは、公共機関などの利用の際 比較的親切なのが高校・大学の学生さん、若者に多いということです。
普段は 「今の若い奴らは・・」と説教をしていそうな中高年が 大股を広げ傲慢な態度をとる方が目立つのです。

私も知らない地区に出かける時、親切に教えてくれるのが「若者」である点に まだまだ 世の中捨てた物ではない と、彼らの優しさに感謝することが多いのです。

何か 働き盛りや管理職タイプに「自分中心、他人を思いやる余裕のなさ」を多くかんじるのです。
特に この点は 男の方が「非常識さ」を感じることが多く 私なども「ああはなりたくない」と思うこと多々です。

私のおっちょこちょいで「障害者手帳」を落とすことも多いのですが、おばさん?や青年の方が 当たり前のように拾ってくれて 自然に届けてくれます。

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たんに「敬老の日」だから 大切にではなく、いやでも自然に誰でも歳をとり 老人になるのです。
その視点を忘れずに また毎日が「敬老の日」になるように「尊敬・労り・優しさ」を自分の中に育てていきたいですね。
若者・壮年にとっては 簡単で便利なものでも、老人にとっては??ということも忘れないでくださいね。
posted by 小だぬき at 09:51 | Comment(2) | TrackBack(0) | 社会・政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

長妻厚労相貫け「後期高齢者医療」廃止

今、マスコミで「後期高齢者医療制度廃止に現場反発」との記事がのりました。

「敬老の日」だからこそ 「老人主体」に報道できないものかと思います。

国民保険・国民年金の納付率の低下の歯止めをかけないで 金がない事務負担が大変だと広域連合や役所の言い分ばかり取り上げるマスコミもおかしなものだ。

今まで「この国に貢献し社会の土台つくり」をしてくれた「老人」に失礼極まりない「現場反発」です。

75歳以上といえば 終戦時11歳でひもじさを体験した世代から陸・海軍に徴兵にとられ戦地にいた方や特攻待機でいつ死ぬかの境をさまよい、戦後復興の担い手になった方々です。

その人達の医療制度を考えるのに「金がない、役所の事務負担が大きい」の反対論は 公僕としていかがなものかと 猛烈に怒りがわきます。

今の制度では、夫婦の扶養扱いが、個々の年金に分断され しかもその年金から国民保険料・介護料・地方税がひかれるのです。

多くの国民の年金は 年300万以下で国民保険だけだと100万円を下回ります。この状態で「今の老人からの批判は少ない 定着している。金もない事務も大変なのに 定着しているものを変える必要はない」との詭弁にだまされる国民では もうないと認識して 厚労省の役人は国民目線で制度設計をしっかりして、老人医療を考えて欲しい。
責任を持って 国の予算の無駄遣いをなくし、それでも老人医療費をまかなえないというのであれば、消費税で賄うことも 多くの国民は納得するでしょう。

でも 議員歳費の多さ、特殊法人・公益法人の天下り団体化、エコポイントなどという税の使い方などが残っている以上、とうてい これ以上の負担は生活の限界点に近づくし、老人に限らず国民保険証がないために 医療機関にかかれないで寿命を縮める人も増えるのでしょう。

年間3万人にも及ぶ自殺者なども 根っこは「未来への希望喪失」「生活苦」などに起因するのでしょう。

長妻厚労相、「人間に優しい」施策のためなら 喜んで末端の公務員は働きます。難癖をつける人に限って 今の制度で恩恵を受けている方々です。

国民の奉仕者としての使命感・働きがいを 大臣自ら示してくれれば 喜んで苦難に立ち向かうのが「公務員」です。

どんな問題でも 「国民・国家のため」になる仕事なら 自己犠牲も厭わないのが「公務員」だし官公労 労働組合です。部下を信じて 「人への優しさ」「老人への敬意」ある施策を遂行してください。

うつ患者の私でも「金より命」の施策のためなら デモでもなんでもして応援します。
posted by 小だぬき at 16:47 | Comment(0) | TrackBack(0) | 社会・政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年09月22日

発想の転換・・

民主党の「高速道路無料化」に対して、環境問題に逆行するとか維持費はどうするという議論が 正論のようにマスコミを通して流されています。

帰省ラッシュの渋滞を見て 少し発想の転換が必要ではないかと思いはじめています。

高速道路だけの問題なのだろうかと・・・・。

二酸化炭素排出の大元は 今の自動車交通を推進し「自動車産業」の大きいことはいいことだという施策を続けたことに起因するのではないか と思うようになりました。

民主党の高速道無料化は過疎地から始めるという施策は 経済原則からするとズレているかもしれませんが 地方の公共交通網を蔑ろにして「自家用車」なしには生活ができなくなった地方からの保護という点では 十分に合理性を持つのではないか・・・、地方活性化に繋がるのではないかと思うようになりました。

都市・地方を訪わず 公共交通網を「経済原則」で運営して、割高感・不便さがあるから 各種自動車関係の税金負担をしてまでも「自家用車」の方が便利・割安感で 渋滞を覚悟してまで「低(高)」速道路を利用するのですね。

「高速道路」無料化に反対する人達は、基本の問題を意図的に無視しているように思うのです。

@高速道路通行運賃の「運用・利用」の実態。
 
 本来は 道路建設費とメンテナンスをいれても原価償却できる時期になったら無料化するはずだった高速道路通行料金の使われ方が適切だったかという問題です。
毎年、膨大な「利用収益」がどこに消えているかの点検なしに 無料化反対が先行する論の建て方はおかしいとの視点です。

A環境対策と逆行との暴論
 
 現在でも渋滞が日常化している地点が多くあります。料金の問題ではなく、個々の自動車の出す「排気ガス」の総量が問題なハズです。
無料化したら より交通量が増え 環境問題に逆行するというのは、一見説得力を持つようでありながら、自家用車ユーザーを馬鹿にした議論の建て方であり、「排気ガス」をだす自動車会社責任を免罪することになりませんか??

B公共交通網の整備問題
 
 鉄道やバスを含めての交通体系の議論が不可欠なはずです。高速道路無料化反対だけでは、道路公団は喜ぶかもしれませんが、利用者にとってはどうでしょうか・・・・
バス路線が充実し、鉄道の家族割引なども行われるようになったら わざわざ渋滞覚悟で自家用車利用が増えるでしょうか・・・・。
 今までの施策が、自動車産業保護のために 自家用車の道路利用に誘導してきた側面はないでしょうか??

C物流の観点の問題
 
 今の休日割引でも宅配便や運送業者のトラックは除外されています。今の割引が生活のためというのなら 物流部門・長距離バスを含めての割引があって当然のハズです。
今、生活を支えるというのなら 物流部門の平日・休日割引が優先されて良いはずなのに その観点は旧自民党・公明党連立内閣にはありませんでした。

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私は 昨日の何十q渋滞のニュースを見て、道路公団のあり方・公共交通網の整備の歪み・自動車優先施策の問題を痛切に感じました。

地方の自家用車しか交通手段がない地域と都市部の自動車利用のあり方とは 別個に議論すべきです。
都市部に住んでいる私でさえ、出張時 あまりにもバスの不便さで 乗り合いでタクシー利用を余儀なくされました。都市の中の交通網過疎も深刻です。
その地域に住む場合、自家用車なしには難しい地域もたくさんあります。

自動車産業育成・保護施策から脱却して、国民のための「交通網」を考える視点で 「高速道路無料化」施策を考えていかなければならないと思います。

マスコミや有識者と言われる人は、「割引で渋滞するのだから 無料化ならさらに渋滞」などと子どもじみた架空の想定を止めて、道路公団の実態・今までの交通施策のあり方を含めて「国民目線」で 問題提起して欲しい物だと思います。

素人の私にすら「反対のための反対議論」にしか 見えない議論の横行に辟易します。
財源をいうなら「道路公団」の財務のあり方を問うべきです。

朝から 少々固い話になりごめんなさい。 

posted by 小だぬき at 07:27 | Comment(0) | TrackBack(0) | 社会・政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

「生活大国」を目指そうよ・・

未だに 「経済成長」信仰の人達は、生活者支援より産業保護・輸出入拡大が大切だ!!などと 現政権の施策に疑問を投げかけています。

経済成長路線で 確かに一定の生活水準の向上は 30数年前にはありました。
でも、その路線で 経済格差・派遣、パート切りなどの雇用問題・福祉・教育・医療・介護などの問題が解決しましたか??  むしろ竹中平蔵氏らのマクロ経済論者のために 株式や土地が「投機対象」「マネーゲーム」に巻き込まれただけではないですか??

鳩山首相の「無秩序な新自由主義経済が 世界に混乱と混迷をもたらした」という認識は 正しい物ではないかと小だぬきは思うのです。

経済成長化の利益の多くは 設備投資や株主配当・企業積み立てにまわり、従業員の給与は会社の成長に比例しましたか??   マクロ経済学者と言われる人は 「経済成長」神話の化石か・・・とも思いたくなります。

中国や韓国にとどまらず 多くの国が「為替レート」のマジックで 経済成長をしている現状で、日本が「経済成長路線」を歩んでも 立ちゆかない現実は 経済連などの経営者の方か承知していることでしょう。
今までの経済成長路線でも「工場の海外移転」などでの産業空洞化がいわれたのを マクロ経済学者はどう説明をするのだろうか??
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蒲田、大森地区の中小企業の中には、優れた技術力で NASAなどが頭を下げてまで発注してくる企業も存在します。

終戦後の企業史を見ても、本田・ソニー・ニコン・松下電器などの多くの企業が「技術力と製品の品質」で信用を得て、成長してきたハズです。

今こそ 大量販売「経済成長」の幻想と決別し、初期の「日本製だから買う」という創業者達の精神に立ち戻る時期ではないかと思います。

経済も国民主体の経済規模にし 経済指標では劣るが「国民の生活の満足度・国への信頼度 世界一」になる絶好の「転換点」ではないかと思います。

各県の地場産業の育成、技術研究、自然保護と管理、などの発想転換で雇用問題を考える時期ではないかと思います。
極端な例えですが、ホームレスの方々は 立派なサバイバル生活の専門家でしょうし、いまアルバイト・フリーターの方々は 面接や対応で企業体質評論の専門家でもあり 新業種立ち上げの卵ともとらえられます。

小さな島国で人口1億3千万人が幸せに暮らす、生活に希望・夢が持てる国にするためには、それなりの規模の施策があれば十分に可能でしょう。

何も他国と無用な企業競争を数・売り上げでしないですむ国にするのは 十分に可能でしょう。
未だ日本は、先端技術を多く持つとともに可能性も秘めている国です。

昭和30年代・40年代に子どもだった世代は、今よりもうんと貧しかったけれども 充実した子ども時代を送れたと思います。少なくとも 現在の状況をどう打破していくのかが問われているのです。

あなたは、企業の規模成長を優先しますか??    それとも企業の技術で長持ち安全な製品と生活の安心社会をめざしますか??   極論のようですが、マクロ経済学者の洗脳を防ぎ 生活を守るためには必要な観点だと思います。
posted by 小だぬき at 13:18 | Comment(2) | TrackBack(0) | 社会・政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年09月24日

名誉ある住民判断と文部行政の転換を!!

今日から、仕事・学校という人も多いでしょうし、運動会振り替えで今日まで休みという人もいるでしょう。

今、鳩山首相が外交デビューをし、概ね各国の「日本の姿勢」が支持されたとのこと。
オバマアメリカ大統領との会談も 追随外交から「対等パートナー」になろうとする意志は伝わったようです。

国内でも前原国土交通相の57年にわたる「八ッ場ダム」建設中止の方針の明確化と自民党の施策を民主党の政権が謝罪するという茨の道。

成田空港反対運動に関わったものとしては、今までの政権が「権力・権益」で警察権力まで導入して住民無視の施策を「公共のため」という大義名分で ろくな調査もせず強行して 長期の工事遅滞に繋がった教訓を無視していた 膿をだしている段階だと思います。

成田でも住民の先祖伝来の土地の強制収用から 拗れました。「八ッ場ダム」でも同様のことが行われていたのだなぁと ここ数日のニュースで知りました。

確かに 「金と公共のため」という大義名分の元、先祖伝来の土地を奪われた「住民」が また国に裏切られたという気持ちになるのは十分に理解できます。
でも、忘れて欲しくないのが 初めの国の方針そのものに無理があり 予算が膨らんでいても未だダム本体の建設ではなく、周辺工事の段階のままとのこと。
苦しい選択でしょうが、ダム本体の建設にかかる前に 計画そのものを冷静に見直す視点も 地域住民の方にお願いしたいところです。
無意味な強行決定・施策だったからこそ 57年もの歳月がかかっている現実を直視して欲しい。

成田空港の反対運動も結果的には正しかったと今でも思っています。
用地選定から 「空港」の機能・将来性を考えずに建設したために、国際空港としての交通アクセスや滑走路不足で、未だにアクセス網の充実が課題として残るとともに 滑走路が離発着に追いつかないために羽田空港の拡張整備に取り組まざる得ない状態です。
国の今までの施策に「将来ビジョン」も「総合的な整備計画」も無かった欠陥空港として歴史に名を残すものです。「八ッ場ダム」計画も 勇気ある撤退も選択義の一つとして考えて欲しい。

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私が一番期待している点は、元職として「教育行政」の転換です。

・まず 取り組んで欲しいのは、放置されている「耐震化工事」の完全実施。

・今「英語」導入などで 小学校低学年でも6時間授業の日がでてきます。高学年になると職員会議日以外6時間が常態化します。これは 授業終了が15時半、帰りの会を考えると16時前後まで授業になります。子ども達と向かい合う「空の時間」の喪失です。子どもも教職員も ゆとり確保が最大の課題だと思います。

・腰痛や足・ひざの故障や交流給食で地域のお年寄りが来校する際、バリアフリーの一番遅れているのが学校ではないかと感じたものです。

・新型インフルエンザの流行により、早くも学校閉鎖や学級閉鎖が多く実施されています。「全国一律の学習指導要領」の中味の精選と弾力化がないと 今年の現場の運営は例年以上に厳しいものになるでしょう。

・今、高校の無償化が課題に挙がっていますが、小学校・中学校の無償化の中味も点検して欲しい。
教科書と授業料・施設管理費は無料ですが、教材費として保護者が負担する額、修学旅行や林間学校、遠足、給食費などは保護者負担です。
放課後の学童保育室にも保護者負担があります。

・今までの上位下達、朝令暮改の指示などの廃止。必ず 現場の声を聞く体制にして欲しい。各市町村教育委員会が 「現場管理・統制」から「現場の声の集約機関」に変わるだけでも 学校は生まれ変わることができます。

・全国学力テストの廃止か希望制に。ある地域では 地域全体で「学力テストのための学習」という弊害がではじめています。「学力」を国際比較などという物差しでみるのではなく、個々の総合学力で見る段階にあるのではと思います。
今の「国語・算数」とか「国・算・英・理・社」などだけでは 図れないのが人間ではないでしょうか??

・人事評定の廃止、さも公正な判断がされていることが前提にありますが、本当に「公正」でしょうか??
教員評価は教頭の評価を元に校長がする制度になっていますが、事務量が多く 殆ど職員室にいる教頭が 個々の教員の評価ができると考えること自体 「現場を知らない人の発想」です。
好きな織田裕二の踊る捜査線の言葉を借りれば「教育は職員室でなされているのではない、教室や授業でされているのだ」ということです。

この管理職の評価がいかに不明瞭かは、不祥事が起こる度に「まじめで熱心な先生だった」とのコメントに現れていることだと思います。

現場の実情にあった、声を聞きながら施策を進める「文部科学省」になって欲しいと願うのです。 

posted by 小だぬき at 06:41 | Comment(2) | TrackBack(0) | 社会・政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年09月27日

ホッとしたのか よく眠る・・

昨日の通院でホッとしたのか、少し動いては「気持ちのいい睡魔」

朝といっても10時前に爆睡から起きて コメント返しなどをしてから「サンデープロジェクト」の亀井静香金融担当相の「金融モラトリアム」の苦しい発言と元警察キャリアの傲慢な態度に 民主党は臨時国会の前に「大臣独走は認めない」とクギ刺しを本人にしないと 3名の国民新党のために308議席の民主党の政権危機さえ招きかねないな・・・と思いつつ 夢の世界へ。

15時までトロトロと旅行の夢を見て 「空腹感」で目覚め。
今まで「空腹感」なんて 発症以来あまり感じていないので、身体の正直な反応に驚いています。

頭も回転しだしたのでいくつかの疑問を・・

・八ッ場ダム、川辺川ダム建設中止に伴う「住民補償」とのことですが、何の名目の補償でしょうか??
  金で解決を図る最低の施策ではないでしょうか??
 
 
 計画・着工の段階で「住民補償」は 解決しているはずです。
 
 治水対策・水源確保に必要かどうかが 今の争点であるハズです。
 いっそのこと、完成をさせて それ以後のダムの維持・補修・管理を 建設中止反対をいう都道府県が負担するという方向で 国土相は「居直った」ほうが 解決が早いと思う小だぬきです。

 川辺川は小学校の4年の教科書にもあるような 治水工事は必要な地区です。それがダムなのかどうかは別にして・・・。

・与那国島への陸上自衛隊配備中止について

 現在の与那国島は 半分以上が 台湾空軍の防空識別圏になっているそうです。
私は、民主党政権だからこそ、国土防衛のためにも断固 日本の意志表示をすべきだと思うのです。
防空識別圏が台湾にあるということは、領海も領土も「中国領」だなどといいかねない 国なのですから・・・、現に公然と「琉球王国」は中国の臣国であった歴史から「沖縄は中国領」などという主張も出始めているのですから・・・。早急に防空ミサイル部隊と護衛艦・海保の巡視艇だけは 常駐させて欲しい。

とにかく金を利権や「その場の懐柔」に使うのは、自公政権で終焉したはずです。

「国民のため」に使うのであれば、納得できます。そのための菅さんの「国家戦略室」ではないのですか?

今のバラバラな省庁の動きを 整理統合して運営を図るハズの「国家戦略室」の活動が見えないのは、残念なことです。
情報開示は 行き詰まったときこそ 国民にオープンにし 支持を得ながら施策を進めるとの慎重さも合わせもって欲しいと思うのです。

posted by 小だぬき at 16:27 | Comment(0) | TrackBack(0) | 社会・政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年09月28日

自民党総裁戦の情けなさ

今日、誰になるか 投票・開票されるそうですが、「谷垣」氏が優位のままとのこと。地方遊説もマスコミも関心を失ったかのような「総裁選」でした。

なぜ 自民党の総裁選を 一般の方が多い 街頭演説でするのか??   
党組織の基盤のなさが 茶番劇になるのでしょう。

本来の政党基盤・組織なら各末端組織・地区委員会で党内論議をして党大会で選出すべきことを 党本部の議員20名の推薦で立候補してその中から選出する 議員政党であることが おかしいと感じないセンスは 近代政党とはいええないでしょう。

この点、一番筋の通っているのが日本共産党でしょう。
党内での議員は組織の役割分担の一つの担い手であり、全てが中央幹部ではありません。

自民党や他党が議員中心に運営されているから、民意が反映されず 選挙に負けたらガタガタになる組織になるのでしょう。

臨時国会で小沢幹事長と国会対策委員が どう動くかで 民主党の民度も試されます。
それが 党と政府の分離ということです。
小沢民主党は、政府に対して 与党であっても 政策については是々非々でいいのです。

民主党としての「修正案」がだせるかどうかが 民主党の今後を占う試金石になります。

自民党のように党内でまとまらない政党になるか、きちんとマニフェストの実行のために政府に対してチエック機能を持てるかで「第2自民党」に陥るかどうかが問われるのです。

亀井静香氏の「金融・郵政」担当相は、未だ「おらが大将」という 自民党の悪い所を引き継いでいるように見えてしょうがない。もし今の姿勢なら 彼の出すという「モラトリアム案」を 与党で否決してほしい。
閣内不一致の議論が出る前に 罷免が望ましいと思うのは 私だけでしょうか・・・・。
posted by 小だぬき at 11:32 | Comment(0) | TrackBack(0) | 社会・政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年09月29日

健全野党?と官僚、オリンピック??

これからの施策の遂行上、谷垣自民党内の族議員と「官僚」との関係の復活だけは阻止しなければなりません。

現職の民主党の担当相に協力・情報開示する前に 野党族議員への根回し復活では、ブラックジョークにもなりませんから・・・・・。

また、昨日「オリンピック招致」会議に 鳩山首相が出席するという報道もなされました。
私は、国内のスポーツ施設・スポーツ指導者の養成を優先して「だれでもどこに住んでいても」スポーツに親しめることを 第一義に考えるべきとの立場で、緊急性のない「東京オリンピック」招致に反対です。

1964年のオリンピックでは オリンピック開催とともに高速道路・一般道の整備、東海道新幹線開通、公共施設の充実など 高度成長に向かう熱気や期待が国内にありました。
美智子皇后のご成婚以来のTV普及率も記録しました。
また、円谷幸司マラソン選手や三宅選手のメダルなどで「自衛隊体育学校」の存在もクローズアップされました。
東洋の魔女といわれた「女子バレーの優勝」、体操の活躍など TV普及と小学校まで「入場券抽選」があり 私も雨の中の陸上競技場応援にいったものです。

その時は、日本の経済発展と国民生活の向上の一歩として 新しい国づくりとやっと国民生活が改善されていく希望と夢が重なり、熱狂的に歓迎したものです。

では、現在の「東京オリンピック」にどんな夢を描けるでしょうか??

失業者の増加、企業リストラ、貧困の拡大、病院の経営悪化、福祉・介護の疲弊などの現状で 正直膨大な招致費用・開催費用に「税金」を投入する意義があるのだろうか・・・。

確かに生で世界の第一線の選手を見る意義は、見られる機会に恵まれる人にとっては 大変貴重で有意義な体験・経験になるでしょう。

でも、競技期間に入場できる人の人数には 限りがあります。多くの国民は 外国で開催されていたオリンピックと同じようにTV観戦になることは 目にみえています。

これを機会に 全国にスポーツ施設やコーチ育成の裾野を広げるには、あまりにも「経済負担」が多き過ぎます。今の諸問題を解決して、オリンピックでの経済効果・教育効果などが上回るなら 何も懐疑的にはなりません。

限られた予算の中での「優先順位」が、生活者より国威高揚・公共工事の土建屋さん達が上にくるような選択なら 民主党に一票を入れたものにとっては 到底納得できません。

目に見えていることは、リニアモーターカーの着工、残存未着工新幹線網の再開、凍結高速道路の着工、羽田の国際空港機能の強化。テロ対策に名を借りた 警視庁機動隊の増強と自衛隊特殊部隊の強化など 国民生活と かけ離れた「東京への集中投資」しか 思い浮かべられません。

やりたい都市があるのなら きれいにお譲りし 招致撤退を速やかに行い、国民生活・福祉の充実・国家赤字の解消のメドがついてから立候補でも遅くないと思う小だぬきです。

マスゴミのいうように「国民が望んでいる」ことなのですか?? 本当に!!
 
posted by 小だぬき at 05:50 | Comment(0) | TrackBack(0) | 社会・政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年09月30日

これでいいのか・・、主権侵害。

尖閣諸島の沖の中国のガス田開発の進行、韓国の竹島実効支配??、北方4島などが 日々進行している現実。悪い言葉で言えば「日本を見下している」中国や韓国の態度を これ以上容認していいのか、岡田外務相の手腕が問われる事態が進行しています。

旧・自公政権が「協調と話し合い」という 事実上 土下座外交に等しい外交?で 既成事実が積み上がっていることに対して 日本の「領海・領空・領土」の主権確保を外務省は優先・または毅然と主張する省に変身して欲しい。

今まで外務省無用論も何度か週刊誌に取り上げられるほど、情報収集面でも対外要人とのつながりも弱いと指弾されている所です。
極端な話、外国で何か政変が起こったり邦人被害があった場合、外務省より商社の情報網の方が正確で早いとも言われています。
国会議員視察のための現地旅行代理店か!! と一時批判の的になりました。

役所の体質を変えながら 岡田外務相が 諸外国と渡り合わないといけないのは すごくシンドイことと思います。
警察・自衛隊派遣の駐在「外交官」が 本来任務ができているのかも気になる所です。

戦後64年 もういい加減に「戦争責任」などという亡霊にとらわれず、自主的に外交を展開して欲しいものです。

日本の自衛隊の観閲式に「軍国主義の復活」だなどと、核保有し天安門で軍事パレードまでする中国や
北朝鮮の言質に惑われることはないと 単純に思います。

彼らは64年以上前の「太平洋戦争」「アジアでの戦争」を言えば、日本は沈黙し「貯金箱」から金をだすように援助金を引き出せると思っているらしい。

自主・独立・平和外交のためにも 土下座外交ではなく 自らの主張はしっかりと発信・発言できる国になって欲しい。

尖閣列島のガス田開発は 領海上 看過できないものです。中国に日本との協同開発または作業工程の開示を求めるべき問題です。
彼らは ガス田開発とともに領有権まで主張し、原子力潜水艦の配備・航行なども平然としています。

岡田さん、亡霊による好き勝手を 日本なら大丈夫としている国には 毅然と主権主張ができる外務省にしてください。

posted by 小だぬき at 08:44 | Comment(0) | TrackBack(0) | 社会・政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

最高裁の暴挙(今井功裁判長)

マンションに共産党のビラを配るために立ち入ったとして「住居侵入罪」に問われた 僧侶の上告審の
最高裁判決が口頭弁論なしに 10/19に言い渡されると通知されたとのこと。

今までの例からすると 東京高裁の罰金5万円が確定する見通しとか・・・・

本来、新聞・マスコミのトップ記事、問題点報道がされてしかるべき上告審なのです。

日常的にアダルトちらしや不動産・広告ちらしに迷惑していると感じているもの(私も)にとって、社会面ベタ記事扱いの この記事を読み過ごすところでした。怖い怖い・・・・

政党ビラや議会・議員報告などは、政党活動の基本であり、有権者に今何が問題か「報告」する もっとも基本的な活動です。

それが今回の裁判では マンションにビラ配布の目的で立ち入ったから「住居侵入罪」に問われるという「治安判例」が確立してしまうのです。

なぜ、多くのマスコミ人や評論家達が 無言を決め込むのか理解しがたいのです。

マンションのフロアー、郵便受け、エレベーター区域は、住民の共用スペースであって、たとえ管理組合が規制したとしても「住居」というには無理があるとは思いませんか??

今回の事件は「共産党を狙い撃ち」した政治弾圧の側面が強いのですが、基本的に政策を訴える、議会報告をする、議員活動報告をするのは、政党・政治家として当たり前の政治活動ではありませんか??

今回の裁判のように「共用スペース」に立ち入ることすら「住居侵入罪」にあたるとの判例が 最高裁で確定すると、とんでもない警察・検察の「治安判例」になりかねないのです。

共産党のビラの配布の問題を抜きに 判例確定後は 「共用スペース」が住居と見なされるのです。

新聞配達員・拡張員、ヤクルトおばさん、ダスキン、宅配業者、セールス、訪問販売の業者の皆さん、これからはあなた方の活動も「住居侵入罪」で いつでもどこでも 警察がその気になれば「住居侵入罪で逮捕」できる判例ができようとしているのです。
このまま 見過ごしていいものですか??

弁護士会・マスコミ会・言論界が 立ち上がらなくて「民主主義を語れるか」という重要判例になるのです。

法の本来のあり方は「権力の暴走」に歯止めをかけることにあります。
刑法の「住居侵入罪」を 「共用フロアー」にまで拡大することが確定すれば、極論すれば「民主主義が死ぬ」「警察・検察のさじ加減一つの治安判例」になるのです。

罪刑法定主義というのは 刑罰や範囲を予め 法律として明記して、それ以上の濫用はゆるさないという理念でなりたっています。

今回、最高裁が下そうとしている「共産党ビラ」事件は、不当に「住居の範囲」を拡大したものです。

またまた極論をいうようですが、冷やかしで店舗に入ってウィンドーショッピングをしていて、客が「買う気がない」のに 店舗内にはいっていたら「住居侵入罪??    まさかね・・・・

posted by 小だぬき at 14:15 | Comment(0) | TrackBack(0) | 社会・政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

「白旗の少女」今日21時放映

【放送芸能】

命の尊さ伝えたい激戦地を1人で生き抜いた テレ東『白旗の少女』放送(沖縄戦)

2009年9月29日 東京新聞朝刊

 
 太平洋戦争末期の沖縄で、避難中に姉たちとはぐれ、戦禍を一人で生き抜いた少女を、実話を基に描くドラマ「白旗の少女」が、三十日午後九時からテレビ東京で放送される。

 主人公の比嘉富子さん(71)が、六〜七歳時の経験をつづった同名の著書が原作。ドラマは戦争の悲惨さを伝えるだけでなく、「命の尊さを分かってほしい」という比嘉さんの切なる思いも込められている。 (高橋知子)


 富子(八木優希)は、沖縄・首里に父・直彰(石黒賢)、姉のヨシ子(鈴木杏)と初子(大平うみ)、兄・直裕(神谷涼太)の五人で暮らしていた。米軍が沖縄本土に上陸した一九四五年四月。父は出掛けたまま戻らない。子供たちは戦禍を逃れ、父を捜して南へ向かう。

 
 その途中で姉たちとはぐれた富子は、生きるために民家に忍び込み、時には死んだ兵士の荷物をあさり、食料を得て飢えをしのぐ。やがて、あるガマ(洞窟(どうくつ))にたどり着いた富子は、両手足のない老人(菅原文太)と盲目の老婦人(倍賞千恵子)に出会い、生きる尊さを諭されて、白旗を手に一人で米軍に投降する−。

 
 同作は、開局四十五周年記念作品を募った社内コンペで選ばれた。命の問題が軽くなっている現代に、戦争を二度と起こしてはいけないということと、生き続ける尊さを伝えようと企画された。

 
 「これは紛れもない命の物語。今は、生きる意味も見失いがちだが、六歳の少女が極限状態で生き抜いたという真実には感銘を受けた」と岡部紳二プロデューサー。原作を読んだ後、比嘉さんと会い、その口から昨日の出来事であるかのように、明瞭(めいりょう)に当時の話が出てきたことに、あらためて体験のすさまじさを思い知ったという。

 
 七十一歳を迎え、“沖縄のおばあ”という雰囲気の比嘉さん。今は平和なのに、なぜ子供たちの自殺が多いのか。そんな日本を憂いているという。

 ドラマを通して「命は一人のものか。そうではない。曾祖父母、祖父母、父母から受け継がれたもの。そう考えたら、どんなに苦しくても頑張れるんじゃないかと。命の尊さを分かってもらいたい」と話す。

 原作をほぼ忠実にドラマ化。八割以上の撮影が、梅雨時の沖縄で行われた。


 畑の泥がついたままの菜っ葉を食べ、死体の中をさまよい、至近距離での爆撃にさらされる富子役の八木は、小学校三年生には過酷といえるシーンを次々とこなした。


 ロケでは、戦争を経験したエキストラから「生き残れればいいってわけじゃない。大切な人も亡くなるわけだから、生き残れればうれしいってわけじゃないんだよ」と教えられたことが印象に残ったそうで、「戦争って嫌だ」と思ったという。

 
 八木の演技に比嘉さんは「あんなつらいシーンを次々とやってくださって」。戦禍をくぐり抜けた人の中には、どんな戦争ドラマを見ても「悲惨さは、そんなもんじゃなかった」という声もあるが、比嘉さんは「戦争真っただ中のことは、実体験した人に言わせると、ああだこうだというのが出てくる。強調し過ぎても、しなくても意味がない。ドラマは、戦争の醜さと命の尊さを伝えるのが本筋ですから」と言う。


 そして、戦争を知らない世代へ訥々(とつとつ)と語った。

 
 「今の時代でも、いろんな心の中の葛藤(かっとう)、心の中の戦争はあると思う。でも、死んだら戻れない。命を大切にしてほしい」
posted by 小だぬき at 16:14 | Comment(0) | TrackBack(0) | 社会・政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年10月01日

本格的な政権運営スタート

昨日のテレビ東京の「白旗の少女」は、ローカル局でも良識を持って取り組めば「良質なドラマ」ができるのだと 感慨深く見ました。

目線を少女「富子」に置くことで、戦争の悲惨さを描く手法は見事でした。

キー局といわれるテレビ局が 「お笑い芸人」や「クイズ番組」に偏重している中、テレビ東京のドラマ作りとスポンサーにも良識が残っていることを確認でき 嬉しかったです。

10月を迎え、中旬以降に「臨時国会」が開かれ、民主党の連立内閣が本格的に動きだします。

後期高齢者医療の廃止、自立支援法の見直しが どのようなものになるか注視したいと思います。

マスコミの多くは 相も変わらず スキャンダル報道が主流ですが、月替わりで報道姿勢が「施策の内容と困難点」を明らかにする方向に向かうことを期待するのは「無い物ねだり」かな・・・・

巨大な公共工事には、不明朗な支出が多額にあるようです。

八ッ場ダムの57年の検証、川辺川ダムの経緯などこそ 「東京地検特捜部」が着目していい「事件」が眠っているかもしれません。あまりにも計画決定から着工までの時間の空白と着工してからの工事の進捗状態も遅すぎるようです。

政・官・財の癒着・汚職構造がないか 資料を検討する価値があるように思えてしかたありません。

秋のさわやかさ??の中、今まで溜まったヘドロがあれば徹底的に清掃・排除して欲しいものだと思います。

posted by 小だぬき at 07:58 | Comment(2) | TrackBack(0) | 社会・政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年10月03日

オリンピック、リオに!! 国際救助隊の支援を!!

ブラジルは、過去の移民政策で日本人が多く移民をし、多くの移民が極貧のなか荒れ地を耕しながら根付いた国です。

今日本で働いている方は、3世・4世になるのでしょうか・・・・。

どう好意的に解釈しても 今回はマスコミが指摘した「同一都市、2回開催」の大義名分はなかったということでしょう。
各地方自治体財政が 逼迫している中、東京都の財政状態がいいのは 各企業の本社があり法人税収入が大きいからでしょう。

オリンピック招致の陰に隠れていた「新銀行東京」の赤字、「築地市場」の汚染土壌地帯への移転問題。
多摩川・隅田川が決壊すると水没するといわれる地域の対策。

早く、日系人が多いブラジルのリオの開催を歓迎し、住民のための都政に立ち返って欲しいと思います。
日本の貢献できる所は 大きいハズです。
人的交流をはじめ インフラ整備にも貢献できるのです。
「東京」から「日本」の外交・通商に活躍・貢献の場が広がったととらえるべきでしょう

************************************
スマトラ沖・サモア沖地震で 救出活動にあたっている「国際救助隊」。報道では今一つ不明なのですが、勤務交代で睡眠時間が確保されているのか心配です。
まだ生き埋めになっている多数の方を 一人でも多く救助するためには、救助隊そのものの疲労を極力少なくしなければ 活動の限界に達してしまいます。

極端な例をだすのは、私の悪いクセですが、ソマリア沖海賊対策にあたっている自衛隊輸送艦や陸自部隊の派遣はできないものか・・・と思うのです。

インド洋で各国艦船への「無料給油」活動でお金を遣うなら、その費用を一時凍結してでも重機などの借り受け費用にまわすことができないだろうか・・・。

各国の日本大使館・領事館を通して 近辺で重機使用の民間開発が行われていないか、土木技術に長けた人が近くにいないのか 総力をあげて 調べて救援に当たって欲しいのです。

かって「人命は地峡より重い」とテロに屈して 世界の笑いものになった外交。
でも、その理念を定着させ、自然災害の被災者救助に 全力で当たる国、何国人であれ「人命優先の国」の方が、もはや崩壊している「経済大国」より、より 崇高な「国家観」だと思います。

マスコミも 多くの若者を中心にNPOとして 各国に行き 活躍している人達を紹介して欲しい、日本大使館も その人達の活動を支える役所になって欲しい。

posted by 小だぬき at 18:08 | Comment(0) | TrackBack(0) | 社会・政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年10月04日

ユーザーとての就職活動を・・

いつの時代も「就職戦線」は厳しいものがあります。

もう35年前になるでしょうが、学生運動・べ平連などに多く参加していた学生も 当然のごとく「就職難」でした。

当時の学生は 「就職」して「企業の営利」のために「就職していいものか」悩みながら「就職活動」をしました。

私は 法学部の時、銀行・商社・先物取引・自動車販売などの試験をうけましたが、初めから国立大学との差別扱いに「企業の本質」をみたような気持ちになりました。

東大をはじめ旧帝大出と六大学、その他の学校と 試験会場も面接も別待遇なのです。
旧帝大出は コーヒー・ケーキ付きの待合室に交通費、六大学出には交通費、その他の大学は一応試験をしてやるという態度。
露骨だったのが 銀行と商社でした。
「営業部門」は差別が少なかったのですが、研修場所が違うなどという理不尽もあり、しかも転職率の高さに断念。

残された道は 警察・消防・自衛隊という 「思想の転向」を伴う公務員試験。かって問題になった行政職も大学の一種試験ではなく、二種試験を受ける状態でした。

あとは「宅地建物取引主任者」「行政書士」の資格をとり、その上で「司法書士」「司法試験」に挑戦するパターンが多かったです。

卒業時にある教育委員会の「中学社会科教員」の採用登載名簿にのるものの 欠員なしの状態。

私の場合は 採用待機しながら 明星大学通信教育で小学校教諭免許収得をめざしながら採用試験に。今度は 1年で教育実習まで終わらなければ 免許を取れず「採用内定取り消し」事態という綱渡り。

どの時代も 自分の希望と就職がマッチして船出にこぎ着ける人は少ないでしょう。

そのミスマッチを 主体的に「働きがいにもっていけるか」が 人生を分けるのかもしれません。

夏に多く見られたリクルート服も今は少なくなっています。
ハローワークや大学就職課の掲示版も 私の世代より 厳しい状態のようです。

学生の皆さん、今は思想問題で悩むというより 資格や特技で悩むことが多いようです。
決して自分を安売りする必要はないですが、今の大企業が いつまでも花形企業であるかは疑問です。

高校の仲間のなかには JALに落ち全日空に入社して「安定」をえているものもいます。
誰が 全日空が日本航空を追い抜く企業に成長すると当時は予想したでしょうか??

今の求人倍率0.4などという状態で 就職を目指すみなさん。
公務員試験も視野に入れて 春を迎えられることを信じています。

東大をでても「2年任期の自衛官」で入隊して、任期更新をしながら 幹部候補生学校に入校する人もいる時勢です。

是非 今の一流企業が永遠でないことを腹に据え、自分らがユーザーの立場で就職活動するのだとの気概だけは忘れずに 「納得のいく妥協点」を探してください。
企業の体質・本質がわかるのが、就職活動ですから・・・・・ 

posted by 小だぬき at 08:07 | Comment(0) | TrackBack(0) | 社会・政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年10月05日

中川昭一氏の「死」

自宅で無精ひげで 仰向けに寝ている姿で発見されたとのこと。

推理小説マニアには、ニュースを聞いた時、筋弛緩剤・脳内出血、心筋梗塞などいろんな死因が頭に浮かんだものですが、行政解剖までして「死因特定」ができないというのは 不思議でしかたありません。

本当なら 自分が議員として活躍していたであろう国会の報道を 落選した身としてどんな思いでこの1ヶ月を過ごしていたのか・・・、まだ 本人は「死ぬに死にきれない」で 魂がさまよっているのかと思うと 反自民党の立場である私も 「中川氏の魂が安らかに成仏してください」という言葉しかでてきません。

それにしても解せないのは、報道陣の多さです。ただでさえ 最愛の人を亡くした家族の思いを考えると非常識すぎると思うのです。

弔問にだれが訪れようと 主役?は 故人になられた中川氏です。
真っ先に弔問することで 「党葬」はしない意思表示でしょうか??  せめて 「自民党元閣僚」として あの世に送り出してあげたいと思いました。ご冥福をお祈りいたします。

***********************************
政権交代の熱気が 失せたような虚しさが 私の中で出始めています。

初めは勢いのよかった閣僚のみなさんが いやに「物わかりがよく」なっているのが気になるのです。

特に長妻厚労相の「後期高齢者医療廃止」から自治体の事務量に配慮して「当分継続、新制度構築まで」にはガッカリを通り超して 絶望です。
来年度「新制度」にするにしても 自治体事務の負担、混乱は避けられないのであれば、いま「後期高齢者医療の廃止」をして「老人保健」に戻す方が 事務負担も現場の混乱も少ないハズなのです。
前のシステムに戻すだけですから・・・。
介護保険も この人で大丈夫と不安になってきます。

何か期待が大きかっただけに 厚労省の動きには 残念の一言です。

それに反して 防衛省は 医官を中心とした「緊急部隊」を 地震被災地に派遣していたことを知り、ホッとしていています。まさか、社民党は「海外派兵」などとはいわないですよね。
posted by 小だぬき at 15:10 | Comment(2) | TrackBack(0) | 社会・政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年10月06日

台風で試される治水・防災能力

台風18号が 日本縦断コースをとるのではとの 予想がでています。
今度こそ、台風での災害被災者0人であって欲しいと願う所です。

前原国土相も今回の台風による高潮被害・崖崩れなどが 生じた場合、原因を分析した上 防災対策を検討する必要が生じるかもしれません。

毎年、同じような地区での河川氾濫などの被害にたいしては、迅速な対応を求められます。

川辺川・八ッ場地区などの状態もダム建設に適切かどうか ある程度の判断材料が得られることと思います。

今の国土交通省の出先機関を総動員して 危険箇所の点検と避難勧告の必要な場所は把握しておいて欲しいと思います。

今の土砂災害や崖崩れは、無計画な森林伐採のために山の保水能力の極端な低下にあることは明らかなハズです。この修復には何百年という年月が必要になりますが 是非今からとりくんで 森林の再生・保護も視野に入れてください。

これから 台風のルートに当たる所の 役所・消防・警察・自衛隊は 非常災害準備の検討に入る所も多いでしょう。公務員批判の渦巻く中ですが、現場は「国民の生命財産を守る」一点で団結して 死者が出ないように奮闘してください。
問題になっているのは「中央官庁の高級官僚」で「現場で汗をかく公務員」ではないことに確信と誇りを持って 万全の体制をとってくださいね。

また、住民のモラルとして 無用な外出を止め、関係官公庁の指示に迅速に従えるように準備だけは怠らないでください。

目指そう 自然災害死者0人。
posted by 小だぬき at 14:26 | Comment(4) | TrackBack(0) | 社会・政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年10月09日

被害の爪痕、怖い自然災害

今日のニュースでは、台風のもたらした被害が紹介されていました。

人命被害、河川の増水、高潮、崖崩れ、橋の倒壊、家屋被害、道路の水没、たつまき、交通機関マヒ・・・

私が心配した学校管理者の判断の遅れは、今回はなく 児童の被害がなかったことは幸いです。

JRの安全基準が 私鉄と比べきつすぎるから 鉄道マヒが起こるなどという 暴論を言う人もいましたが、昔の鉄製と違い アルミなどで軽量化された車両に変更されているJRの「安全基準」は 緩めるべきではありません。暴風雨での列車事故に繋がることは 誰も望みません。

それより問題なのは、企業の「人命感覚」です。
事前に台風の接近がわかっていたのですから、泊まり込み可能な人員だけでの企業活動に限定すべきだったでしょう。あとは自宅待機で有給が「人に優しい企業のあり方」だと思うのです。

また昨日が「会社訪問」「企業面接」などという学生さんの就職活動も報道されていました。
強行した企業は、「人に優しくない」企業です。再面接・再試験がないようなら その企業は「自分で拒否した、もうそこの製品は買わない、利用しない」という決断も大切でしょう。

確かに就職の氷河期ですが「人命軽視」の企業に就職しても その企業の未来はないとの観点は大切だと思います。

河川・架線・堤防・電気施設・下水処理能力・森林の保水能力・道路建設の位置の妥当性など、多くの課題が見えてきた今回の台風被害。これを今後の教訓にしていきたいものです。

また 竜巻の発生や台風の大型化は 地球温暖化の顕著な現れといわれています。
他国はともかく 日本が温暖化対策の先進国になる必要はありますね。
都市・地方からも消えつつある「緑」の再生、山の再生・保護、緊急時や生活に必要以外の車両規制など今からでも取り組む必要がありそうです。

台風に限らず 毎月のようにどこかで起こる「地震」への対応など 問題が山積みです。

私個人では「原子力発電所」の設計見直し・耐震強度の強化、地震帯の上にある「原子力発電所」の廃炉など 検討も必要かと思っています。
「地震で助かりました、放射能被爆で死にました」だけは 絶対に避けたいです。

人間は過去の教訓・歴史から学び進歩してきました。
学び方を「庶民の暮らし」に置き換えるだけでも 災害対策に有用だと思います。

「予期できない・避けられない被害」なら 甘んじて受け入れます。
「しかし、対策不十分・予期可能な被害」なら 黙っていない国民になりたいと私は思います。

posted by 小だぬき at 12:56 | Comment(0) | TrackBack(0) | 社会・政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

裸の王様か?? 橋下大阪府知事

大阪府の橋下知事の独善ぶり 思い上がりも来るところ迄きたか!! 

メールの返信に失礼なことを書いたとして女子職員が処分され、以前の府政方針でも反論した女子職員が処分されています。

本論に入る前に「大阪府には職員組合はないのか!!」「これに堂々と闘いを挑まないと 府職員に労働法制適用なしの 知事独裁府政」になりさがります。

<第一の疑問>

・府職員の携帯アドレスは 自己申告したものか、強制されたものか・・・
 プライバシーに属するメールアドレスを知事が一括配信するシステムはおかしくないか・・・
 自宅電話ならわかるけれども 行政のメールアドレスの掌握・利用はプライバシー侵害にならないか?
 全職員への業務用貸与携帯であっても メールできたものには 反論権や返信の自由 内容の非公開などの「通信の自由」は保障されるべきものではないのか!!

<第二の疑問>

・橋下氏のメール指示が必要な緊急性のある事案だったのか・・
 
報道内容を信じる限り、緊急性のあるメール指示ではなかったようです。
 なぜ、橋下氏は、府内放送・掲示版・文書による手段をとらないのか。
 一人一人に「踏み絵」を踏ませているしか思えない。
 彼のいう「地方分権」が 知事独裁を意味するとしか思えない 職員への態度。

・反論や修正意見があって当然
 
橋下氏の独善もいい加減にして欲しい。メールの返信について言葉遣いがなっていないとか、上司に対する返信か・・・・、等と問題にしていますが、メールの基本が、「簡潔に自分の意志を明確に」というものなら 反論や修正案を受け入れず マスコミにメール内容を公開することに問題はありませんか??
あまりにも狭量すぎませんか・・・。職員より自分が正しいという思い込みがどこからくるのか不思議でなりません。弁護士ですから法的部分くらい 職員のプライバシーを大切にして欲しい。
 また橋下氏は 地方公務員法の「信用失墜行為」にあたりませんか・・・・。
 
<第三の疑問>

・知事としての役所の信頼回復に努めてください
 本来、知事というのは「職員の職務意欲を喚起させ、積極的に職員や議会の意見を聞く」立場にあるハズです。知事自ら さも「府行政」の総意のように 発言したり行動するのはスタンドプレーでしょう。
 私があなたのような行政なら 「公平委員会」「人事委員会」「労働基準監督署」「人権委員会」などを フルに使い、知事の処分権の濫用や職員への誹謗中傷に 反対するでしょうし、次の選挙では 橋下氏の対立候補支持を表明するでしょう。

<第四の疑問>

・なぜ 組合の姿がみえないのか
 ひとつ一つに 報道では 「組合の姿がみえません」。たとえ橋下氏のパフォーマンスで府民80%の支持があっても「どんな小さな事でも 労働法や人権感覚に問題あり」の事項には 知事との交渉を組むべきものです。このまま橋下氏の独善・裸の王様が続かないようにチェックするのが組合であるハズです。
 一人の職員の問題でも 総力で解決をする気のない執行部では、存在意義はない。

*************************************
地方分権で 真の担い手は 各自治体の職員です。
たとえタレント知事であれ、謝り役は知事が引き受け、職員に生き生きと働ける条件・役割を与えるべきでしょう。
正直、末端の公務員・特別職公務員の賃金実態は 悲惨なものです。でも末端は「公務員」「奉仕者」として議会で議決された給与表に耐えています。
その人達の働く意欲さえ なくさせようとしている知事など 現場ではありがた迷惑です。

 今回の台風でも 消防・警察職員、ゴミ収集などの現場は 立派に機能していました。
彼らの働きを「当然」とみるか 「現業職に感謝」する気持ちでみるか・・・・、元職とはいえ、高級官僚と一般事務・現業職は分けて 公務員を語って欲しいと願う日々です。

 役所などで不真面目・不誠意・意欲なしの職員は 淘汰されてもしかたがありません。でもその不埒者を基準に 公務員論議をして欲しくないとの気持ちも強いのです。

 どうも橋下知事は 公務員は「ラク・サボり・仕事しない」と見下しているようで、何を血迷ったか 勤務時間内の休憩・休息時間の観念も喪失しているらしい。

 大阪府民の皆さん、皆さんは「職員が生き生き働ける」方がいいですか、それとも知事のパフォーマンスだけで満足しますか・・・・。極端にいえば そこまで橋下氏の何かが壊れ初めているように思えて仕方ありません。

 彼なら このブログをもし目にした場合、名誉毀損だといいかねない。
 「批判があるから前進できる」という思考のなさだと思います。

 そこまでの影響力のないブログであることが 少し残念ですが・・・
 もちろん、名誉を毀損しようなどという意図はありません。橋下さんへの素朴な印象と無視してくださると嬉しいです。でも、読んで欲しいな・・・

posted by 小だぬき at 16:26 | Comment(4) | TrackBack(0) | 社会・政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

どっちが非常識・・、橋下知事??

下記のニュースをお読みください。橋下知事のおかしさが冷静に読めばわかります。

ダム建設の参加・撤退は職員がしたのですか・・・・・・・・。
当時の知事・府議会で決定されたものでしょう。
府の施策の欠陥をいうなら 当時の知事・府議会にいうのが筋でしょう。

施策の決定権のない府職員に対して、府の損失をいうのは、筋が違うというのは職員の返信の通りだと思います。
また、反論した職員のいうように数多くのメールが届くなども「明確な業務妨害」でしょう。

下記の記事で 不満なのは、橋下知事こそ常軌を逸しているという視点がないことです。
私は、「あんたこそ 税金で給与をもらっているのだから 府政に腰を据え 取り組め」といってもいいと思う位です。

********************************

橋下知事に「『お前』メール」 府職員に100人もいる!
2009年10月9日(金)18時46分配信 J-CASTニュース

   
  大阪府の橋下徹知事が全職員に宛てたメールに対して返信した内容が「一般常識を逸脱している」として、40代の女性職員が、口頭で厳重注意処分を受けた。橋下知事は「これは、あり得ない」「公務員組織は、ちょっとずれている」と怒りが収まらない様子だが、実はもっとひどいものもたくさんあるのだという。


「それなりの職についている人間の文章とも思えませんが」

  
 発端は、2009年度末に完成する予定の「紀の川大堰」(和歌山市)の事業から、大阪府が撤退を決めたことにある。この事業は国が1987年に着手。当時の水需要予測では、大阪府で水不足が予想されていたことから、同大堰から1日2万トンを取水する計画になっていた。ところが、その後の需要予測では、需要が大幅減。同大堰を利用しなくても需要が容易にまかなえることが判明したことから、府は事業からの撤退を決めた。総事業費1028億円のうち、府がすでに負担した約380億円が無駄になる形だ。
   橋下知事は、府の幹部が9月30日の府議会で、撤退の経緯について説明する様子が不満だったようで、10月1日夜、全職員に対して、公金に関する意識を改めるように求めるメールを送信。このメールが、今回の騒動の引き金になった。内容は、こうだ。
「どうも税金に関して、僕の感覚と、役所の皆さんの感覚は違います。昨日の議会答弁、水需要予測の失敗によって380億円の損失が生まれたことに関しても恐ろしいくらい皆さんは冷静です。何とも感じていないような。民間の普通の会社なら組織挙げて真っ青ですよ!!(中略)それよりも、皆さん、380億円の損失って、何にも感じませんか?何があっても給料が保障される組織は恐ろしいです・・・・」
   これに対して、10月2日になって、女性職員がメールを知事に返信。文面では、
「このメール配信の意味がわかりません。愚痴はご自身のブログなどで行ってください。メールを読む時間×全職員の時間を無駄にしていることを自覚してください。また、文も論理的でなく、それなりの職についている人間の文章とも思えませんが」
と、橋下知事を罵倒する一方、事業撤退の決定についても、
「380億の投資を行うことを決断したのは誰ですか?投資なら、損益を十分考えて行ったわけでしょうから、今回の責任は決断した人にあるべきです。『やめ逃げ』はずるいです」
と、「やめ逃げ」と非難した。なお、府が事業から撤退しなかった場合、少なくとも年間2億円の維持管理費を負担しなければならなくなる。


知事に「お前の考えていることはおかしい」

   
さらに、メールの最後には、知事からのメールの「何があっても給料が保障される組織は恐ろしいです」とのくだりを引用し、
「こんな感覚を持つ人が知事であることの方が私は恐ろしい」
と、再び知事を罵倒した。この約7時間後、知事は女性職員に対して
「まず、上司に対する物言いを考えること。私は、あなたの上司です。その非常識さを改めること。これはトップとして厳重に注意します。あなたの言い分があるのであれば、知事室に来るように。聞きましょう」
と、メールで「警告」。このメールに対しても女性職員は反発し、
「こんなにたくさんメールが送りつけられること自体、私には未知の経験で、恐怖に感じています」
「知事室にお呼びとあらば、公務をどけてでもお邪魔いたします」
などと返信。さすがに知事も堪忍袋の緒が切れた様子で、人事担当者に
「彼女の仕事自身も、知事の指揮命令権の中に入っていることすら認識になさそうです。知事と職員の関係から、きちんと説かなければならないようです」
などして、処分を検討するように指示。職員と直属の上司を、府の内規に基づく「厳重注意」にした。
   知事の怒りは、処分を明らかにした10月8日の囲み取材の場でも爆発。
「一般常識を逸脱している」
「これはありえない」
などとまくしたて、記者に対して
「どうなんですかね。こんなもんなんですか?『愚痴はブログで言ってください』とか社長に言うことは。言えます?『メールを読むのは時間のムダだ』って(社長に)言えます?」
などと問いかけた。また、
「もっとひどいのも、いっぱいあるんですよ」
と切り出すと、記者からは苦笑いが漏れていた。
「『お前』というのも頻繁にあります。『お前』って、社長とかに言えますかね?『お前の考えていることはおかしい』って」
   今回処分された職員は反省しているというが、「『お前』メール」を送信する職員は100人程度いるとのことで、知事の怒りが収まることは当分はなさそうだ。
posted by 小だぬき at 22:21 | Comment(2) | TrackBack(0) | 社会・政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年10月13日

神奈川の参議院補欠・川崎市長選挙

驚くほど この3連休は、静かでした。

10/25日に投開票が行われるのですが、駅頭演説やビラ配布以外 目立った動きなし。

参議院補欠選挙ほど悩むものはありません。
このまま「民主党」に投票していいものか、チェック・批判票として「共産党」候補にいれるべきかの選択。

川崎市長選も政令指定都市ながら まともに政策を出しているのは「現職と共産党」のみ。民主や自民は 現職批判のみで「政策」らしきものは今の所、不明。

笑い話として ショッピングモールやマンションの建設ラッシュで 景観が1ヶ月で変わるような状態。

また、鉄道も川崎駅は、「京浜東北線」「東海道線」「南武線」のみ。
再開発で 生活に便利になっているのは 中部地区、北部地区に変貌しつつあります。
首都圏の古くからの「政令指定都市」なのに 新幹線は品川は停まっても川崎は素通り。

しかし、市役所などの行政機能は 人口減が激しい「川崎区」が中心。

私も 時々利用する 登戸、鹿島田、小杉、溝の口、宿河原、府中本町の方が、整備されているのはチョッピリと悔しい。

総選挙後で、あまり選挙ムードにはなっていないのですが、川崎市・神奈川県のお住まいの方々、投票率を上げるように頑張りましょう。
posted by 小だぬき at 08:56 | Comment(0) | TrackBack(0) | 社会・政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年10月16日

公務員の不祥事・・

なにか、政治や経済が動こうとするとき「公務員の不祥事」が報道される気がします。

☆自衛隊の精鋭部隊と言われる習志野の第一空挺団の隊員や下士官(曹クラス)や任期制の隊員が、酒酔い運転だ、婦女暴行だ、痴漢だと逮捕される。しかも一般市民に・・・。

☆警察も「証拠書類」の紛失や盗難、痴漢などで逮捕される。

☆消防にいたっては、火事を消したいからと放火する。

☆教員にいたっては、毎日のように「飲酒運転」「痴漢」「教え子への猥褻」「体罰」などなど・・・


一握りの不埒もののために 組織全体が「不審の目」でみられる。
住民の信頼なくして成立しない「公務員」としての仕事を キズつける。情け無い話です。

☆社会保険庁や厚労省の「公金横領」や「収賄」事件・・・、ニュースになる人の出身官庁を一覧にしたら・・・「刑務所で 行政機能が成立する」ような有様。

************************************
多くの公務員が 現場で頑張っているのに「魔がさした」では済まない ダメージを組織に与えます。
元公務員として、ストレスがあるのはわかりますが、仕事の大変さやストレスは民間も同じです。

どうか、自分の属する組織への「不審」だけは 与えないように 身を処して欲しいと思います。
posted by 小だぬき at 19:42 | Comment(0) | TrackBack(0) | 社会・政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年10月17日

反省なしの自民党・・

今まで、国民一人あたり800万円以上に上る「赤字国債」を発行して、箱物やムダ?な公共工事、天下り団体等々に税金を投入してきたのは「自民党」であること。

各省庁の杜撰な予算執行を許してきたのも「自民党」政権であったこと。

昨日のTV「太田総理 秘書田中」の 「子ども手当が支給されなければ鳩山首相は辞任します」法案の討論が面白かった・・・・。
太田の指摘した財政困難は、全て自民党のツケであり 不況での税収不足も麻生前総理の元の自公政権の「景気回復」の3段ロケット路線が デタラメだった証拠でしょうに・・・。

自民党議員の居直りと民主党攻撃に 「そもそもこの不況は・・」「国家赤字の大半は・・・」と堂々と反論し、「このメチャメチャにされた国民生活を修復しているのが今だ」「あなた方の55年にも渡る杜撰さを必死で立て直しつつあるのが今の現状」といえない ディベート力のない民主党議員。

何か自民党の作った借金を 民主党が返してから 民主党のマニフェストを実行しろ!! と言わんばかりの暴論に 堂々と反論できないのでは 大きな改革など期待できなくなります。

今は 与党一ヶ月です。守りの姿勢に入るのは早すぎます。
「前自民党政権の◇の膿・ムダを出し切り 国民目線の予算執行ができるようにしている所です。」との攻勢の姿勢を忘れてどうするのか・・・とさえ思うのです。

今月下旬からの臨時国会で 民主党は代表質問はしないとのことですが、これはおかしい。
前政権と民主党政権の違いを明確にするためにも、赤字の実態や過去の社保庁の杜撰さ、各省での問題点と課題などを 代表質問で明確に答弁させ 議事録に残すべきでしょう。
この点、小沢幹事長の代表質問しないとの意図は 理解できません。

昨日の討論でも 「こんなに赤字を作った責任者はだれだ!!」「景気回復ができなかった責任は!!」と民主党議員が 切れてもいいような場面がたくさんありました。
ディベート力と演技力は 持って欲しいと思います。
今度の臨時国会や通常国会で 解決できるような生やさしい財政状況ではないはずです。

緊急な雇用対策・子ども手当(収入制限)は実現するという 政権の筋道を今一度明確にすべきでしょう。

私は民主党のマニフェストは HPでダウンロードしましたが、国民への約束として全世帯に配られてはいないことを念頭に 丁寧に説明をしてほしい。

正直、今のやり方は「マニフェスト」を読んでいない 国民が悪いとでもいうような 上から目線に感じるのは私だけでしょうか・・・

posted by 小だぬき at 12:25 | Comment(4) | TrackBack(1) | 社会・政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年10月19日

遊び空間のなさ・・

なにか 綺麗なものがいいのだ、壊れにくい遊具を・・・、で都心の「公園」は 子ども達が自由に遊べない「公園」が多くなっています。

皆さんの学区はわかりませんけれど、不思議と学校が 学区の端にあることが多いのです。

校門の前の家なのに 違う学校区になっていたり・・・・。

公園でボール運動や縄跳びなどが 規制されているのが多いので 遊び場は「校庭」になるのですが、すぐ近くでも他の小学校では遊びにくい・・・・。

これは中学校にも言えることです。

広域第一避難所になっている学校が 学区の中心に位置しないのが 不思議でしょうがありませんでした。
今は「学校選択制」で 家の近くの学校を選択することも可能ですが、個人ではなかなか申請しにくい「同一社会」「町内会」

私の近所の子ども達も集まって何を路地でするのだろうと見ていたら、ゲームをする子と待つ子に分かれ静かに座っている状態。

今は遠足でも「ゲーム機を持って行っていい??」と質問がでる時代。

何か人間のもつその場に応じた過ごし方の基本が 子ども時代から失われていると思うのです。

昔の丸大ハムの「ワンパクに元気に育って欲しい」のCMが いやに懐かしく感じる今日この頃です。
posted by 小だぬき at 08:04 | Comment(6) | TrackBack(0) | 社会・政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年10月26日

また、酒井法子ですか・・・

朝からの「報道番組」は、酒井法子初公判のニュース一色。
今の時間帯も同じです。

正直、私は「酒井法子」という芸能人がいたことは 記憶にあっても 覚醒剤所持・使用容疑報道まで たいして気になる存在ではありませんでした。

それが、この容疑での逮捕・拘留・釈放・初公判で TVニュース欄の多くをさく「存在」なのか??  正直未だにわからないのです。

元職の時に「裁判員制度」や「覚醒剤問題」で ポスターが来たことは あるのですが、「きれいな人」くらいの印象なのです。

私が 世相・芸能に弱いのか、こんなに重要なニュースになるほどの「芸能人」だったの??との思いです。

覚醒剤の問題は、もちろん使用者の「健康破壊」とともに暴力団などの闇の世界の資金源になっていることです。これの追求・告発に「特別番組」を組むのなら理解しますが、「酒井法子」被告に特番とは、TVの退廃ではないかと思うのです。

むりやり暴行を受け、覚醒剤中毒にされ 風俗などで働かされている方がいるという報道があるのに、自発的に吸引した「酒井法子」がメーンでは、何の社会的覚醒剤啓発にもならないでしょう。

本気で覚醒剤問題に取り組む気があるのなら、厚労省麻薬取締局や警察の組織暴力対策課などと連携して 強制された覚醒剤中毒者や覚醒剤での幻覚・フラッシュバックに苦しむ人達の実態に腰を据えて取り組む 報道機関であって欲しい。

きっと 心あるディレクター・プロジューサーは、各テレビ局にはいるはずです。
視聴率やスポンサーを気にすることなく テレビの良心として「闇社会」と闘う番組はつくれませんか??

戦後の広島の暴力団告発に どんな嫌がらせにも負けずにキャンペーンをはった「中国新聞社」という先駆者もマスコミにいるのです。
これを機会に 本気で「闇社会」撲滅キャンペーンを行ってもいいのではと、いまだマスコミの良心を信じたい小だぬきです。
posted by 小だぬき at 14:34 | Comment(0) | TrackBack(0) | 社会・政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年10月27日

空虚な鳩山施政方針演説

昨日、録音していた「演説」を何度も聞いたのですが、何かズレているような気がします。
前自公政権の政策の膿を出し 官僚まかせから政治主導にという点は分かるのですが、「平成維新」というには、内容が空虚そのもの。

政権発足から2ヶ月も経過しているのに、事業仕分けで時間をとられすぎているのと 目玉であった「雇用対策」「福祉対策」「年金対策」の多くは先送り。

沖縄の基地問題については、触れずじまい。

子ども手当にしても生活保護の母子加算にしても 丁寧な説明なし。
学校には 市町村が実施している「要保護」「準要保護」制度があり、学費・給食・課外活動の補助制度は 存在しています。

高校授業料無料化にしても 一律にというのは 庶民感情からすれば おかしくないですか??
資産格差により進学先や学習内容に違いが生ずると言われている中で 実施することに意味はあるのでしょうか・・・・。

対象を「あしなが募金」で進学している子や所得制限のもと実施するなどの施策があってもいいような気がするのです。

全員一律ではなく 低所得や学習意欲により 大胆に予算の「傾斜配分」をするという発想です。

年金にしても膨大な「不明記録」照合に予算をかけるのなら 年度をを区切って「全員の記録」を仮認定して支給するとか ある年度から 「積み立て方式」に移行するとかの大胆な施策でないと先行き成り立たなくなるでしょう。
「現役者が年金者を支える」という美名のもとに、年金生活者が今まで支払った年金額を社保庁が杜撰に遣っていたツケを 現役者に求める発想から変える必要があるのではと思います。

平成維新と首相が言うのであれば、各方面の現場の生の声を聞き、「制度・仕組み」そのものを「現場にあった」ものにする必要があるハズです。

何か 今までの予算からムダを拾い出す発想から、「こんな国にしたい」とのビジョンで予算を組み替えることが求められているのだと思います。

税収が40数兆なら その範囲でメリハリの効いた予算を立てるのが政治でしょう。
税収が足りないのであれば、企業の膨大な「内部留保」をはき出させるのも維新でしょう。

産業構造は 時代とともに変化してきました。
繊維産業→鉄鋼・造船産業→電器・家電→自動車 などなどです。

今の産業構造維持では 輸出入が成立しなくなっているのですから、「時代の流れ」をつかまないと経済不況も雇用問題も克服できなくなるのは 明らかだと思うのです。

真の意味での「生活者革命」に「平成維新」を位置づけて 未来への展望を開く「内閣」であって欲しい。
posted by 小だぬき at 10:54 | Comment(0) | TrackBack(0) | 社会・政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年10月28日

護衛艦のコンテナ船との衝突

つい先日、海上自衛隊の「観艦式」が行われたのに・・・。

護衛艦(駆逐艦)と韓国コンテナ船が 関門海峡で衝突とのニュース。

これがコンテナ船でなく油送船タンカーなら 海峡封鎖などの大惨事に繋がりかねない事故。
*航行規則違反は、韓国コンテナー船にあるようですが、護衛艦の泥弱性も明らかに

この数年、「自衛活動」以外の 事故が多すぎるのではないか・・、耐用年数ぎりぎりの補修・修理ならだけも??に思わないけれど、不注意による事故は「税金のムダ遣い」と言えるでしょう。

いくら高性能の武器システムを持っていても 操艦技術に欠陥があっては、いざという時大丈夫なの??と疑問をもたれる事故だと思います。

自衛隊の組織的欠陥といわれる 士官・曹中心で 肝心の兵不足が露見したのか、レダー・見張りのミスなのか・・・ 徹底的に調査し「改善」をはからなければ 「海軍」としては機能しないでしょう。

いくらイージスシステム(肝心なシステム情報は米軍に)や迎撃ミサイル、レーダー、ソナーを備えていても 通常航行すらおぼつかないのでは「張り子の虎」でしょう。<どの程度、危険性を認識していたのかの問題。>

関門海峡といえば、竹島などの国境問題と微妙に近い位置関係にある所。

この事故を材料として 韓国政府の出方が気になります。

陸海空で30万人近くが 防衛のために汗を流して日々働いているのに、平時で民間船と事故を起こしては、自衛隊としての志気に関わる問題です。

「事故」を怖がって行動規制が強化されるのは 本末転倒ですが、少なくとも船舶航行の基本・見張りなど人的な質の向上、士官などの臨機応変な命令・操艦技術の向上には 日夜取り組んで欲しい。

そうでなかったら 相模湾での「観艦式」は、まともに運用できない船舶・航空機の陳列会で終わってしまう。
今この時期こそ、三自衛隊に分かれていていいのか 指揮・命令を含めて「国土防衛隊」としての組織のあり方も検討されるべきと思います。

それと有事の際、一番力を発揮できるのが「予備自衛官」だと思うのです。素人の国民の避難誘導など「予備自衛官」に負う所が大きいです。

事故や事件で貴重な人材が失われないようにして欲しい、そして今回のような自衛艦の事故が 潜在的対外的な防衛力を低下させることだけは 重大に受け止めて欲しい。

posted by 小だぬき at 14:27 | Comment(0) | TrackBack(0) | 社会・政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

三権分立の否定?? 民主党の質問なし

今の小沢民主党の国会対策は、立法府の「大政翼賛会」化を計っているのか??

政府と与党の緊張関係、相互の立場の違い(行政府と立法府)を 忘れているとしか思えない暴挙。

代表質問もしない、予算委員会などの与党質問もしないとのこと。
これでは、行政の暴走をチェックするという 立法府の存在否定にならないか・・・。よく国民に納得できるように民主党は説明する責任があるように思う。

与党で政府を作っていても 行政府と立法府のケジメだけは忘れないようにして欲しい。

野党から質問がでるであろう「鳩山・小沢献金」問題、予算の問題、各施策の問題点や修正案は、予想されることです。

与党であるからこそ、補充質問や施策遂行状の困難点や前政権と現政権との違いを あらゆる機会を通してするのが 本当だろうにと思うのです。

その結果、野党との協議で施策の優先順位変更・先送りや「改善点」を探るのが与党の勤めでしょう。

報道を信じる限り、建設的な国会質疑を放棄して 「数の暴力」に頼った自公政権と同じではないかとの危惧すら抱きます。

もし、政府派遣以外の議員が 政策や施策に意見を述べる場が保障されず、ただの採決要員としか考えていないファッショ的思考なら、「民主党」政権に否をいうしかない。
 
自民党には愛想をつかし、民主党も同じ体質では これ以上の国民の不幸はないのです。

少なくとも、国会では 政府と緊張関係を維持し 審議の進行では、修正案や場合によっては廃案にする
与党の新しい姿を期待している国民もいることを忘れないでほしい。

かっての野党時代の長妻氏や仙石氏のように 行政府にいては見えない 施策の欠陥や官僚、天下り団体などの不正を徹底的に追求してこそ 政府の「平成維新」を助ける質問になることは忘れずにいて欲しい。 

臨時国会がどんな審議の仕方、終わり方をするかで 「民主党への期待」が失望に変わることを肝に銘じて欲しい。

今度の衆議院選挙で 自分の一票で政治を変えられると学習した国民です。
一歩間違えれば あなた方の敵失で 一挙に「共産党政権」も出来うる時代に入ったのですよ。

共産党には失礼かもしれませんが 私たちは「批判勢力としての共産党の躍進」は 期待するのですが、小選挙区の無党派の動き、党の政策の出し方・運動で 政権をとることも現実的視野に入りつつあるのです(私は そんな内閣は見たくないが・・・)

民主党に期待した国民を裏切るような 国会運営・政権だったら 次はないとの危機感と初心を忘れずに「民主主義」の手順は きちんと踏んで欲しいです。
選挙で勝利すれば「何でもやれる」とは思わないでください。あくまでも 部分委任と前政権への失望から 大勝したにすぎないのですから・・・(得票率の両党比較では 自民45% 民主55%の違いでしかない)。

posted by 小だぬき at 20:16 | Comment(2) | TrackBack(0) | 社会・政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年10月29日

思いがけない「倒産」の知らせ。

小学校の頃から知り合いで(彼氏は当時許されていた新聞配達を健気にしていた)、高校・大学と共に学んだ??(一緒にアルバイトしている時間が長かった)  K君から「今月で会社倒産」とのメール。

大学時 私は法学部、K君は外国語学部で どちらかと言えば 彼の方が真面目に授業やゼミに参加していたのに・・・。

彼は就職した企業が一度倒産し、仲間達と「自主再建会社」として今の会社を立ち上げたのに・・・、その会社も「倒産」との知らせ。彼は全国に営業に廻ったり、工場のISO認定を獲得するまで 真面目に働きつづけたのに、1日からは「無職」。
せめて 今までの賃金債務は獲得して欲しいし、「会社都合」なのだから 職安の雇用保険をフルに使って欲しいとしか 今言えないのが残念です。

中小民間で働く仲間の「倒産」の報を聞き、なんだかんだといっても32年間の賃金保障と働く職場のあった元職が公務員であった私は恵まれていたのだと思わざる得ません。

退職金は出た、傷病手当金も受給できている、障害年金も今は受給出来ているなどを考えると 複雑な思いにとらわれます。

K君の再起を願うことしか出来ない小だぬきの無力さを感じた 「倒産」メール報告でした。

posted by 小だぬき at 17:56 | Comment(0) | TrackBack(0) | 社会・政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年10月30日

本当に「目的税」にできるの??

政府の取りやすい所から 税金をとる施策、

タバコ税を 肺がんなどの癌治療や医療の目的税にするのであれば甘んじて受け入れます。
酒税についても「アルコール依存症」の治療の目的税に遣われるのなら納得しましょう。

でも、いつの値上げの時も「健康増進」とか医療にと目的税のような宣伝をしながら、値上げしたあとは、知らんぷりで「一般財源化」

趣好品、とくに「タバコ」「酒」については、依存性が強いから、値上げしても税収を確保できるという「悪代官的な発想」


税で「健康増進」を計る?? ふざけるな!!の気持ちです。
今のたばこ税と酒税が どのように使われているか 情報開示していただきたい。

厚労省統計にあると思いますが、タバコ税・酒税を納める割合は、低所得者が多いという現実を承知の上での議論ですか??   家計に占める税比率も 仕事が終わりホットした一服、居酒屋談義の方が 高額所得者より高いのですよ。

税収入をいうなら 1万円以上の飲食や10万前後の被服費、タバコや酒も二重価格にして 高級クラブや飲食店、ホテルなどでの「高値販売」の方が現実的でしょう。

あえて暴論をいうようだけれど 酒井法子の覚醒剤も 闇ルートが問題なのだから、政府の公定価格と税でタバコ同様に合法化し、税を依存症の治療費に充てる方策をとった方が闇ルート撲滅に繋がるなんて・・・。

いつも安易な税収確保の方策に呆れます。 

********************************

たばこ1本10円の値上げ

  2009年10月30日(金)2時4分共同通信配信 

厚生労働省は29日、政府税制調査会へ30日に提出する2010年度の税制改正要望で、健康対策や社会保障費の財源確保のため、たばこ税を1本当たり10円引き上げるよう求める方針を固めた。実現した場合、たばこ1箱(20本)は主力商品で300円から500円に大幅値上げとなる。実現するかどうかは微妙だが、鳩山首相は政府税調に、たばこ税の見直しを検討するよう指示しており、税制改正で焦点の一つになりそうだ。


posted by 小だぬき at 08:46 | Comment(0) | TrackBack(0) | 社会・政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

もう白旗? 敵前逃亡?

<まずはお知らせ>
昨日、リンクが出来なかった pariさんの「何ちゃってニュース」が新ページで再開されました。
相互リンクしてもらっているので、ブログリンクも下記アドレスに変えました。どうも昨日、ログインできず仮再開のようですが・・・・、雑学・流行・話題づくりに素敵なブログですよ。
http://egao8.jugem.jp/


<さて、今日の本題>
午前から NHKで参議院本会議での代表質問の様子が中継されていました。
衆議院と比べ、いやに静かだなぁと思っていたら、タイミングよく産経新聞の下記の記事を目にしました。

選挙前まで連立政権を組んでいた公明党幹事長の代表質問に 退席する自民党議員。
いい度胸だなぁ(爆笑)

本会議出席は、議員としての最低の義務でしょう。
退席=職場放棄  ではありませんか??

もう自民党には、議員としての職務も友党に対する配慮もないのですね。
公明党・創価学会の皆さん、もう自民党には活力もやる気もないようです。

今日の答弁でも鳩山氏は、公明党に配慮した答弁をしていたし、公明党の質問も 大変紳士的でした・・。
自民党の主戦場は、参議院に移った自覚も 公明党との連携も欠かせないハズなのに・・・。
自民党執行部、議員の危機感のなさは 何なのだろうと不思議でしょうがありません。

今までの「官僚任せ」「族議員」「派閥優先」「国債依存体質」を 謙虚に総括し、新しい理念を持った保守政党に再生するつもりはないのか・・・・

民主党のマニフェストや政権運営に 協力する所は協力し、容認出来ないところは「対案」をだすことによってしか 自民党の活路は無いはずです。
今の状態は 公明党からも距離を置かれ、闘う牙と戦術・戦略を考える頭脳もない「野党という名の員数」のみだと酷評されても反論ができない状態ではないですか・・・・。

公明党が 閣外協力に舵をきったら 民主党の長期政権を 自民党みずからプレゼントすることになるのですよ・・・。少なくとも退席した議員名の公表と歳費のカットはすべきだと 思うのですが・・。 
************************************

「疲れた!?」自民議員の空席目立つ 参院本会議

  
  鳩山由紀夫首相の所信表明に対する与野党の代表質問が29日、参院でも始まったが、参院本会議場では自民党議員の空席が目立ち、民主党からはヤジの迫力不足を指摘する声が上がった。  この日の民主党の輿石東(こしいし・あずま)参院議員会長の代表質問中、欠席や途中退席を含めた自民党の空席は、同党議員の約2割の15人だった。同党は28日の衆院本会議でも公明党の井上義久幹事長が代表質問に立つや退席者が続出。29日の衆院本会議でも、社民党の重野安正幹事長が質問している最中の空席は約20人に上った。

 輿石氏は代表質問後の記者会見で「これまでは私が質問に立っただけで(自民党は)『(輿石氏の出身母体の)日教組!』なんて騒いだが、今回は言わなかったね。(自民党は)疲れたのかもしれません」と指摘した。

***********************************
この記事を読む自民党支持者の皆さん、このままでいいのですか??
自民党本部に抗議電・メールで 鼓舞・激励してあげてください。

posted by 小だぬき at 13:18 | Comment(0) | TrackBack(0) | 社会・政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年10月31日

「普天間基地」移転の経緯。海兵隊の横暴


こタヌキ同盟.jpg

米軍「普天間」海兵隊基地移設問題のアメリカ国防省・在日米軍の姿勢は、日本を植民地・占領地扱いをする 帝国主義国家(他国を自国利益のために支配する)の要求のように感じます。

@「普天間」海兵隊基地の移転問題のそもそも
 
 アメリカの世界戦略でも日本政府の要請でもありません。
 過去・現在の海兵隊員の婦女暴行を初めとした犯罪行為の多さと市街地の真ん中にあり小学校校庭に非常着陸する、沖縄大学の校舎へ墜落激突するなど、生活不安がある中で、小学校女児への海兵隊員の強姦致死事件が明らかになり 沖縄全県に「反米」機運が高まり 米軍の反米感情緩和策として海兵隊グアム移転へとなったのです。
 詳しくは、琉球新報社から「異議あり 基地沖縄」が詳しいです。

A県外・国外移設要求の原点

 政府はいつも「基地機能」といっていますが、普天間基地・嘉手納基地を一度でも見学したことのある人(カメラを向けただけで米軍憲兵隊が排除にくる、金網外は日本領土であるハズなのに)は、米軍の「駐留した方がメリット(思いやり予算など)が多い」ための詭弁だと気づくハズです。
 沖縄県民、普天間の皆さんが「県外移転」「国外移転」を希望するのは、米軍海兵隊の組織・暴力的構成員への我慢の限度を超えたためです。

B本来は、米軍が謝罪 お願いをする事項

 マスコミなどで「日米関係への懸念」などといわれていますが、この問題で日本政府に要求するなどというアメリカ政府、米軍の方が 日米安保の本質を暴いています。
 この条約が 日本を守るためでなく、アメリカの世界戦略のためにも必要だからです。
 で、無ければ 沖縄県民への暴行・犯罪・婦女子強姦など 米軍自ら「県民・被害者への謝罪と犯罪者の厳正処分、補償をすべき」なのに、これも日本政府が肩代わりしています。

C通告すれば、1年後に無効になる条約

 60年安保闘争、70年安保闘争で 不平等部分の運用改定は行われてきました。
 この条約の今の段階は「条約解消の申し出で 1年後には解消できる」点です。
 このカードは、軍事優先の米軍は切れません。切れるとしたら「日本政府」なのです。
 政権がアメリカ重視からアジア重視に舵をきるのを怖れているのは アメリカの方です。
 
 普天間は、「日本防衛のためには海兵隊は必要ない」、とも主張できるのです。
 日米安全保障条約・地位協定・思いやり予算などを「日米対等条約にする機会」なのです。

 外務省は、時代の変化で やっと植民地から脱して独立国になる絶好のチャンスを 沖縄県民の尊い犠牲で得ているのです。

 利権や軍事を真剣に考えなかった自民党では出来なかった、対等な交渉を岡田外相にお願いしたいのです。彼らに「怒らせて本音をひきだせばいいのです。また、なぜ移転問題がでたか追及すればいいのです」、アメリカ側からは 絶対に「日米安保廃棄」が言えない世界情勢ですから・・・
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2009年11月02日

弱い者イジメ・・

たぬきE.jpg

本当に 「生活者目線」にたった政治なのだろうか??

日本よりうんと貧しい国でも 医療・教育の完全無料化を実施している国もあるのに、日本の明日が見えない「閉塞感」が生まれてきています。

高校の授業料補助を検討する位なら 「高校を義務教育」にし、底辺校は絶対にうまない どの子にも学力をつける、生活習慣の指導も徹底するなどに舵をきれないのか??

公立校定員の不足と私立依存の今の制度を 希望すれば公立校に全員入学できるとした方が より筋が通ると思います。
専門学校選択者も高校進学者と同じに「義務教育通学・卒業資格」扱いにするなど、「平成維新」とは 国のあり方をかえる試みでしょう。

医療、医師不足にしても 医学部入学・実習費など 膨大な教育費を必要とされる学部に「低所得」では 初めから諦めざる得ないでしょう。

今、全国で病院倒産が増えているそうです。
診療報酬を低く押さえているのと、独立採算で「高度医療をしようとすればするほど」機器購入費で赤字の連鎖になる。

病院や介護職・福祉・教育などは 経済原則の独立採算で黒字になること自体 常識的に不可能なことでしょう。
患者・利用者の負担をより上げるか 従事者の重労働低賃金に目をつぶるしか手がないのが事実でしょう。

「国民目線」というなら 高速道路無料化・暫定税率廃止・生活保護母子加算・高校授業料無料化・子供手当などの施策を先延ばしにしても、

その財源で思い切った制度改革で医師養成への補助、診療報酬引き上げと病院補助、
福祉関係の待遇の最低賃金補償と施設の増設援助・財務表による赤字補填支援金、
幼稚園・保育園の増設援助など思い切ったシステム改革に税金を投入して欲しい。

民主党のマニフェストを読むと 絆創膏的な予算の使い方で、制度疲労ともいえる各現場の改革と展望を示していないことに気づきます。

小児病院の増設、産婦人科病院増設、救急医療体制の改善など 問題は山積みです。

明治維新では「富国強兵」での植民地化阻止が命題でしたが、
「平成維新」が「弱者・国民目線」というなら それなりのビジョンを持つべきでしょう。

学校補修、保育園増設、福祉施設の増設、森林の回復、休耕地の土壌回復などの公共工事であれば、雇用対策も筋のとおったものになるでしょう。

減反政策で休耕田になった所の回復には 多くの雇用を生み出す可能性もあります。

「維新」の名に恥じない 国作りを指向して欲しいと思います。
posted by 小だぬき at 11:32 | Comment(0) | TrackBack(0) | 社会・政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年11月06日

国会中継の面白さ

今日は、参議院予算委員会の質疑でした。
参議院自民党は、やる気満々の鋭い質問。今日は微熱でウトウトしていたので 誰がと整理できていないのですが、閣僚答弁は「自公政権」と比べても抽象論で終始。

野党の方が 議員立法、可能な限り協議機関を設けて 一緒に国を立て直しましょうと提案する状態。
行政府と立法府の違いなどの初歩の質問も出る始末。

民主党の代表である鳩山首相に提案すればいいのか、小沢氏か との質問も・・・。

いま制度の改革法案をださず、マニフェストを実施すると野党指摘のように大増税・赤字国債と自公政権より酷い生活苦になりそう。

民主党の監視? のためにも 国会中継は見て欲しいなと思います。
posted by 小だぬき at 21:31 | Comment(4) | TrackBack(0) | 社会・政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年11月08日

沖縄だけに犠牲を押しつけるな!!

大会
県民の結集呼び掛ける               

きょう午後普天間の県内移設反対大会  
     
                        
11月8日9時10分配信   琉球新報

 「辺野古への新基地建設と県内移設に反対する県民大会」(同実行委員会主催)が8日午後2時から、宜野湾海浜公園屋外劇場を主会場に行われる。8月の衆院選で普天間飛行場の「県外・国外移設」を掲げた民主政権に、辺野古への新基地建設ノーの意思を突き付け、米軍再編見直しの方針堅持を求める。実行委は3万人規模の結集を目標に、幅広い層の参加を呼び掛けている。
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64年前は「長期持久作戦」で3ヶ月以上、米軍の艦砲射撃で「鉄の暴風」にさらされ、本土決戦の捨て石にされ、
戦後は長い間「米軍の信託統治下」に置かれ 朝鮮戦争・ベトナム戦争の最前線の基地にされ、人民党や社会大衆党などの地元政党の弾圧に負けない 粘り強い「日本復帰」運動で日本に施政権返還がされた後も 米軍の居座り状態は「日米安保条約」の名の下に継続。
この時も日本政府に裏切られ「返還運動」ではなく「独立運動」が正しかったのでは?? と地元住民の失望がありました。

14時からの「県民集会」の成功を祈る思いです。

民主党の弱者目線、平成維新からも沖縄県は除外されるのでしょうか・・・・。

日米安全保障条約は、「日本の安全」を担保するものではなく、「極東の安全、平和」に拡大解釈され、沖縄県は、イラク・アフガニスタンの対テロという名の「侵略戦争」の兵站、出撃基地になっています。

本来は、共産党・社会民主党などが、今日の沖縄集会に向けて 本土でも連帯集会とデモがあってしかるべきなのに 本土政党も沖縄を見捨てるような静けさ。

私は「自宅」から 今は動けませんが、沖縄県民に連帯を表明したいと思います。
posted by 小だぬき at 12:44 | Comment(0) | TrackBack(0) | 社会・政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

今でも戦争のような状態

大会各地で反対、昨日の嘉手納での反対集会の記事です。
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犠牲 いつまで 

「今でも戦争のような状態」
                      
                       嘉手納町民大会

11月8日10時20分配信 琉球新報

犠牲 いつまで 「今でも戦争のような状態」 嘉手納町民大会
子ども連れで参加する家族の姿も見られた「米軍普天間飛行場の嘉手納統合案反対町民大会」=7日午後5時前、嘉手納町嘉手納
 
 【嘉手納】約2500人(主催者発表)が集まり嘉手納町のロータリー広場で開かれた「米軍普天間飛行場の嘉手納統合案に反対する町民大会」。町の約83%を嘉手納基地が占め、日夜激しい爆音で生活環境が破壊されている町民からは「これ以上の犠牲を強いるな」との熱い思いと地元を無視した岡田克也外相の発言への怒りが会場を埋め尽くした。

  会場には爆音の中で育ち、基地のない町を願う子どもたちから米軍機墜落事故の恐怖がいまだ癒えない高齢者まで基地の重圧に苦しむ町民の姿があった。再び浮上した嘉手納統合案。参加者は夕暮れの空に向かって、断固反対の拳を突き上げた。
 
  基地と向かい合う形で立地し、日ごろから激しい爆音にさらされている同町屋良の栄光幼稚園からは教諭ら約10人が「町民の心を踏みにじる行為許さん」などと書かれたプラカード持参で参加。多和田麻里さん(21)は「今でも騒音被害に悩まされているのに、これ以上の負担は負わせないで、子どもたちにより良い環境を与えてほしい」と訴え、宮城美智子さん(49)は「岡田外相には実際、嘉手納に住んで爆音を体験してほしい」と話した。
 
  読谷高校3年の知念真衣さん(18)、川武眞子さん(18)、大城詩織さん(18)は3人で参加した。知念さんは「友人からメールが回ってきて参加を決めた。会話が途絶え、テレビの音も聞こえない嘉手納町を大人だけの問題にせず、自分たちも声を上げたいと思った」と語り、川武さんは「これ以上基地を大きくするのはやめてほしい」と訴えた。
 
  13年前に本土から嘉手納町に移り住んだ調理師の嶋本浩巳さん(37)は「普天間基地が嘉手納に統合されても、辺野古にいっても危険性は変わらない。何か起こってから盛り上がるのではなく、基地はどこに持っていっても必要ではない」と話した。
 
  老人クラブのメンバーと参加した76歳の女性は上空をごう音とともに飛行する米軍機を見詰めながら「今でも戦争のような状態。いつ墜落するのかも分からない。その上、普天間からヘリが来るなんて、どこまで町民に負担を負わせるのか」と語気を強めた。
 
  前嘉手納町長の吉浜朝永さん(86)は「嘉手納統合案はもってのほかだ。普天間飛行場の移設は辺野古だろうが県外でもかまわない。とにかく嘉手納町民の基地負担を増大させる嘉手納統合だけはやめてほしい」と話した。
posted by 小だぬき at 13:35 | Comment(0) | TrackBack(0) | 社会・政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年11月09日

沖縄県民の願い

昨日の沖縄県での意思表示。これを無死したら「民主党」に明日はない。
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米軍基地県内移設に反対、県民大会開かれる
< 2009年11月9日 2:08 >日テレNEWS24

 鳩山政権が掲げたアメリカ軍普天間基地(沖縄・宜野湾市)移設見直しの方針が迷走する中、宜野湾市で8日、約2万人が参加して基地の県内移設に反対する大会が開かれた。


 8日の県民大会は、現在の辺野古への基地建設計画、岡田外相が唱えたアメリカ軍嘉手納基地(沖縄・嘉手納町)統合案など基地の県内移設に反対するもので、主催者の発表で2万1000人が集まった。アメリカ・オバマ大統領の訪日を前に、沖縄の声を届ける狙いがある。会場に集まった人々から聞かれたのは、鳩山政権への不信感だ。


 民主党は去年まとめた「沖縄ビジョン」で、県外・国外への移設を目指すと明記した。8月に行われた衆議院議員選挙で、沖縄ではすべての選挙区で辺野古への基地建設に反対する候補が勝利した。

県外移設という民意が示されたが、政権発足後の閣僚の発言で期待は不安へと変わった。


 一方、県内の政治情勢も一枚岩と言えず、辺野古への移設を容認する沖縄・仲井真県知事や沖縄・名護市長は大会を欠席した。沖縄では、いわば公約と受け止められた県外移設に、鳩山政権がどう決断するのか厳しい目が向けられている

posted by 小だぬき at 03:51 | Comment(0) | TrackBack(0) | 社会・政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年11月10日

「国民主権」の論議なしの「外国人参政権」

 この法案は、筋が通らないと思います。日本国憲法の「国民主権」には、外国籍の永住者に「主権」は及ばないと解釈するのが 素直な読み方だと思います。
山岡氏には今日からSP」警護がつくとのこと。
マニフェストの重要課題が先送りされているのに、選挙の争点にもなかったことを 国民的議論なしに 国会提出とは・・・。
私には、合法的に「間接」侵略を可能にする法案としか思えません。

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外国人参政権、民主・山岡氏が成立に意欲 (読売新聞)
                            
[ 2009年11月7日0時11分 ]

 永住外国人に地方選挙権を付与する法案の扱いを巡り、民主党が揺れている。

 民主党の山岡賢次国会対策委員長は6日、同法案を議員立法で今国会に提出し、成立を期す考えを表明した。


 山岡氏は同日、国会内で自民党川崎二郎国対委員長と会談した。その後、記者団に「会期を延長するなら、外国人(選挙権付与法案)の問題も仕上げる前提でやっていかなければならない。『議員立法で提出し、場合によっては党議拘束なしでいきましょう』と(川崎氏に伝えた)」と述べ、国会を延長した場合には成立を目指す考えを強調した。川崎氏は会談で、即答を避けたという。


 ただ、山岡氏はこの後、公明党幹部に電話し、「法案提出の話は私案だ」と語り、党の決定には至っていないことを強調した。


 山岡氏が当初、法案提出に意欲を示したのは、小沢幹事長の意向をくんだためと見られる。

 小沢氏はかねて、法案成立に積極的だ。選挙権付与推進派の議員連盟の事務局長を務める民主党の川上義博参院議員によると、川上氏が4日に小沢氏と協議した際、小沢氏は議員立法で早期成立を図るべきだという意向を示したという。川上氏は5日、山岡氏に小沢氏の考えを伝えていた。


 小沢氏は、法案に慎重な議員の多い自民党と積極的な公明党の関係に揺さぶりをかけるのが狙いと見られる。実際、公明党の山口代表は6日、山岡氏の発言について、「歓迎すべきこと」と述べた。

 しかし、肝心の与党内から異論が噴出している。


 民主党の平田健二参院国対委員長は6日の記者会見で、「外国人選挙権で党内の意見が一致したとは聞いていない」と不満をあらわにした。同党の慎重派も「党議拘束がないなら、堂々と反対する」と法案提出の動きをけん制している。


 社民党は「賛成の立場」(福島党首)だが、国民新党の亀井代表は6日、「反対だ。おれが反対したら、ダメだろ」と記者団に語った。山岡氏が公明党幹部に対し、発言の真意を説明したのも、こうした事情があるからだ。


 選挙権付与法については、日本に反感を持つ外国人が集団で地方選挙権を行使した場合、国民保護法に基づく政府と自治体の協力を妨げることもできるなどの問題点が指摘されている。与野党には「選挙権を行使したければ、帰化すれば済むだけの話だ」という声もある。

posted by 小だぬき at 06:46 | Comment(2) | TrackBack(0) | 社会・政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年11月12日

危険な法案、外国人住民基本法

下記紹介の中川氏の記事は大変客観的で、日本の主権を考えた時 下記の論考がとても参考になるとおもいます。
適法・違法入国であれ 5年?経過すると「日本人同様の権利・義務」を与えようとの法案です。

外国籍のまま 一定年度在住すれば 帰化の必要・外国人登録票も必要なく 二重国籍ともいえる権利と義務を与えようとする法案が静かに進行していることです。

「帰化申請」すれば、今でも「日本人」としての権利・義務を行使できます。各個人の「祖国愛」「愛国心」で帰化申請しないのでしょう。

帰化条件さえクリアーすれば済むことを 「ムリに日本を人権後進国」とする請願には、思想の違いを超え「国のあり方」を真剣に議論すべきと思います。

対馬列島・竹島・与那国島に意図的に多数の在日韓国、中国の方が住民票を獲得すれば、合法的に「日本でありながら日本でない」事態さえ、やる気になればできる危険な法案だと 私は思います。 

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友愛理念の具体的な法案 ー中川信博ー
      2009年11月07日19時39分 / 提供:アゴラ
http://agora-web.jp/archives/794538.html
  
ー外国人住民基本法の制定に関する請願ー

「日本列島は日本人だけの所有物じゃない」という鳩山総理の発言が具現化されるような、請願請求が本年の3月にありました。紹介者は民主党副代表円より子議員です。
ー永住外国人地方参政権法案ー

今日、国内における人種問題の最大懸案事項は在日永住外国人の処遇をいかにするかです。本件は既存メディアではほとんど取り上げられない問題ですが、インターネット上ではここ10年くらいの間、HOTな議論が展開され、推進派反対派とも活発に活動をしています。

自公連立政権では公明党が積極的に推進して平成10年の143回臨時国会に衆院の議案に提出されて以来、公明党、共産党がそれぞれ毎国会ごと提出し審議され、廃案または継続審議になっております。
<第143回国会(1998年)衆法12号(公明党冬柴鐵三外19名が提出)>

推進派の大まかな趣旨は、永年日本に居住し納税をしており、終戦後の特殊な状況で日本に残らざるを得なかった。よって地方参政権程度は認めよ、ということです。一方反対派は日本国憲法第15条の「公務員を選定し、及びこれを罷免することは、国民固有の権利である」を根拠に選挙権は日本国民のみに保障されているとしています。

ー与党民主党の姿勢ー

民主党は結党以来本案を積極推進する旨が明記され、特に2008年1月「在日韓国人をはじめとする永住外国人住民の法的地位向上を推進する議員連盟」という党内議員連盟を設立しています

しかしながら先の選挙時は本件をマニフェストから除外しています。党内にも推進派、慎重派、反対派と議論は分かれていますが、鳩山総理、小沢幹事長、白眞勲議員、円より子副代表、ツルネン・マルテイ議員が推進派といえ、反対派は長島昭久防衛政務官、渡辺周総務副大臣などです。

ー国際法と文化文明の共生はー

与党内でも安全保障上の観点から慎重議論を求めている声が多くあるように
、私もその観点から冒頭の外国人基本法や、永住外国人地方参政権法、移民受け入れには反対です。永住外国人地方参政権法については特に2012年より、日本国内でも韓国国政選挙(大統領選挙)の選挙権を与えられることになっていますので、大韓民国籍の方々の問題はほぼ解決されたと思います。

冒頭掲げた請願ですが、その内容は
日本は難民条約や国際人権規約、女性差別撤廃条約、子どもの権利条約、人種差別撤廃条約に加入している。しかし、国内法に十分に反映されてないため、日本で暮らす外国人には、国際人権条約で保障されている社会保障を受ける権利、自らの文化を維持・発展させる権利、子供の教育の権利、地域社会に参画する権利など、多くの権利が制限されている。また、差別発言、就職差別、入居拒否、入店拒否など、日常生活においても外国人に対する敵視と排斥が繰り返されている。日本社会に今なお根強く残っている偏見や、差別を容認する法制度などの不正義を克服しなければならない。国際社会で承認され広く共有されている人権の理解を基に、外国人を地域の住民として認める法制度を実現すべきである。
ついては、次の事項について実現を図られたい。
一、国会は、外国人住民に対する総合的な人権保障制度を確立するための特別委員会を設け、外国人住民公聴会を各地で開くとともに、自治体・市民団体・弁護士の提言を尊重し、外国人法制度の根本的な改正を行うこと。
二、国会は、日本国憲法及び国際人権条約に基づいて「外国人住民基本法」を制定すること。

移民問題や国籍問題はヨーロッパでは非常にデリケートな問題に発展しており、イスラム教徒の人口増加で、ヨーロッパはキリスト教文明という根本が揺らぐ事態になりつつあります。

特に深刻な国がオランダとドイツではないかと思います。ーリンクはドイツ国営放送の移民問題の特集ですが、この問題の参考になります。ー

与党はこれら国家の根本を揺るがすような問題を政策集にあるからといって軽々採決するのではなく、タウンミーティングなど、国民を巻き込んだ充分な議論をすることを切に願うものであります。

posted by 小だぬき at 08:23 | Comment(2) | TrackBack(0) | 社会・政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

死しても国に遺棄される戦没者遺骨

64年以上前の「太平洋戦争」の激戦地 サイパン島(戦闘後、B29爆撃機の日本焦土化基地)の遺骨が 下記記事のように「英霊」ではなく「荷物」として扱う厚労省の職員と国・マスコミの鈍感さには呆れるを通り超し「怒り」すら感じます。

多くの戦没者は、満足な補給も受けられず「生きて虜囚の辱めを受けず」の戦陣訓に縛られ、日本・家族のために徴兵され、飢餓と闘いながらも最前線で命を落とした「平和なら良き父親になれた」方々です。
遺骨の中には日本赤十字社の看護師の方々もいらっしゃるハズです。

今、太平洋戦争・大東亜戦争の是非は歴史にまかせるとして、不幸な時代に生まれ兵士として闘わざる得なかった人々がいた事実は曲げようがありません。

遺骨収集が驚くほど蔑ろにされていることと、今回の厚労省職員の手荷物扱いは、徴兵で死に遺骨になっても国に遺棄される これが「愛国心」を盛んにいう「政府、行政」の本当の姿なのか・・・

国民は、為政者にとっては、消耗品・ただの員数でしかないのか・・・。
私は 戦没者の皆さんは、国によって二度殺されているという気持ちが拭えません」
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戦没者遺骨、空港カートで運搬=手荷物と一緒
                                          職員ら処分厚労省
     2009年11月12日07時16分 / 提供:時事通信社


 厚生労働省の職員が先月、戦没者の遺骨をサイパン島から成田空港に持ち帰った際、空港のカートで手荷物と一緒に運んでいたことが11日、分かった。同省は「不適切な対応だった」と遺族に向けて謝罪し、職員3人を厳重注意処分とした。

 
  同省によると、処分は2日付。遺骨を運んだ援護企画課外事室の職員2人を文書による厳重注意とし、上司も監督責任を問い口頭注意とした。


 職員2人は北マリアナ政府の要請を受け、サイパン島に保管されていた遺骨二十数柱を受け取り、10月23日に帰国した。


 遺骨は紙製の箱に納められていたが、2人は空港に備え付けてあるトランクなどを載せるカートを使用。箱を縦や斜めに置き、手荷物と一緒に運んでいた。


 本来は専用の台車に箱を並べ、白い布で覆うことになっていたが、いずれも用意しておらず、2人は軽装だったという。空港で目撃した人の指摘を受け、同省が調査していた。


 同省は従来と異なる航空会社を利用したため、台車などを手配できなかったと説明。「遺骨の取り扱いについて注意を徹底したい」としている。

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2009年11月18日

国会議員のポーナス、320万円ですって・・

「夕刊フジ」の見出しを見てビックリ。
議員のボーナス 320万円ですって!!  8月も2日間の登院で1ヶ月分の歳費。

民主党の予算仕分けに内閣府の「議員歳費・諸手当」「官房機密費」や国有地の家賃(自民党本部、各地の国有地の杜撰管理)の見直し、議員宿舎の家賃、交通パス、政党助成金など 国会や内閣の仕分けはないらしい。

政党は前にも書きましたが、志を同じくした(綱領・立党の精神)一人一人の党費と事業費、個人カンパで基本的に運営されるものです。
今、政党助成金を1回も貰わずに 党運営ができているのは「日本共産党」のみ。おかしくありませんか??

政治主導をいうのなら、政党としての費用は、党費で賄うのが原則でしょう。
政治に金がかかるからといって、財政難の国家財政で 真っ先に「政党助成金」が廃止されるべきなのに、与野党とも 自分の懐に痛みを伴うものには口をつぐんでいます。

共産党は革命政党だから税金の「政党助成金」は受け取らない。
反共産党の他党は、平然と税金の「政党助成金」を当てにする。
税金頼りの政党運営から脱却してこそ「国民政党」として自立できるし、各施策にも「ムダだ!!」との仕分けが説得力を持つのだと思います。

今の自民党・民主党が 「企業・団体献金廃止の代わりにと導入した政党助成金」を廃止するたけでも膨大な税金財源を捻出できます。

年末、ボーナスどころか雇用も失業手当も切れる人が 20数万人に及ぶと予想されているのに、せめて国会議員の歳費・諸手当・ボーナス(期末勤勉手当)の減額か、冬の勤勉手当て凍結ぐらいのことは、削減が決定している公務員全体の志気を高めるために実施して欲しい。

貧乏人のひがみと言われるかも知れませんが、傷病手当て・障害年金・障害基礎年金の年間支給額を大きく上回る 国会議員のボーナスなんて 到底許容出来ない。

本務でない「選挙区活動費」は、党費か後援会費で賄うのが当然だと思います。
年末・年始や毎月の帰省の分まで 給与と居直っているのは 国会議員のみだと思うのです。
破廉恥・厚顔無恥でないと 国会議員は勤まらないのかな・・・。

ラベル:政党助成金
posted by 小だぬき at 17:04 | Comment(4) | TrackBack(0) | 社会・政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年11月19日

数の驕り? 返済猶予法案「強行」採決

「権力は腐敗する」といわれますが、政権獲得3ヶ月で民主・社民・国民新の与党3党が 自公欠席のまま採決。

◇与党サイドから見れば、野党の共産党が参加し賛成しているのだから 自・公の審議拒否・採決拒否にすぎず「強行採決」ではないという理屈が成り立つ。

◇野党からは、皮肉なようだけれど、前政権がしていたことと同じではないか・・・。民主党は「民主的運営」を主張していたではないか、国対委員会を通さず議長職権での採決は暴挙だとの論理でしょう。

この勝負、野党時代民主党は「慎重審議」を主張していたのだから たとえ前例や期限の制約があったとしても自民・公明抜きの採決は、戦術としては失敗でしょう。

自公にしても、補正を含め やりたい放題自分達がしていたことを 与党が前例として活用したのが許せないという意地だけの抵抗としか思えない。

「返済猶予法案」が 年末の中小企業を支え 金融機関の貸し渋りを防ぐための監視機関の機能も明記したものであって欲しいと思います。

金融機関も産業育成の観点で 本来は率先してやらねばならなかったことです。

バブル期はいい加減な貸し付けや不動産投機という銀行の放漫経営を 税金投入で乗り切ったことを 努々忘れたとは金融機関には言わせないゾ!!
確かに 零細企業などの資金繰りは大変で 審査すれば融資が難しいのでしょうが、過去の杜撰審査・融資を考えれば「産業土台を支える」という崇高な理念での「貸し付け」。

私は「強行」採決には異議をもちますが、法案の持つ意味・意義については賛成てす。

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菅副総理が マニフェストの修正の作業を行うとのこと。

私などは「高速道路無料化」「生活保護母子加算」「子供手当て」「暫定税率廃止」「エコポイント継続」に賛成できないのですが、選挙を今のマニフェストで闘って、財源がないから選挙後「修正」というのなら、
民主党に投票した人を愚弄していませんか??

私のように 自公よりは まし、政権交代の体験は必要と投票したものには、「やっぱりな」ですが、真剣に生活や労働を民主党マニフェストに期待し一票を入れた人には、正式に公の場で謝罪してから「修正」作業を行わなければ、今後、マニフェストを信じなくなる怖れがあります。

何か今の与党の中に自公政権と同じ「ファシズム」を感じる所が多くなっています。
数に奢ることなく 民主主義を貫いて欲しいものだと思います。
民主党小沢幹事長の「新人の仕事は、再選のための選挙活動だ」などという発言を聞くたびに 私の期待感が徐々に薄まっていることは確かです。
posted by 小だぬき at 16:53 | Comment(2) | TrackBack(0) | 社会・政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年11月22日

内閣官房機密費の透明性を!!

平野官房長官の「国家に関わる重大事項への支出」「相手方があるので」支出先は公開できない、との発言で納得できる「納税者」は、いるのだろうか・・・

平野氏のいう「国家」とは、国民の集合体を指すことばではなく、統治機構の「内閣」を指す言葉のようです。
過去、野党懐柔費として使われ 法案審議の円滑化を目指した「内閣官房費」であるらしい・・・。

古い記事ですが、共産党アレルギーを抑えて、下記リンクの「しんぶん赤旗」の記事を読んでみてください。客観的な証拠と当事者の「証言」をもとにした貴重な資料です。
 
2001.2.18(日)の「志位委員長質問が明らかにした これが内閣官房機密費ヤミの工作資金の実態だ」http://www.shii.gr.jp/pol/2001/2001_02/2001_0218.html です。

同党の塩川議員が質問した 選挙後の2億5千万円もの自民党による受領のからくりも見えてきます。

内閣報償費は、決して「災害援助」だとか「救難費用」とか要人警備の人達への「差し入れ」など 誰もが納得できる支出でないことだけは 確かです。

私などは善意に「公安警察」「世論調査」費用かな・・と、思っていたのですが、上記の赤旗記事を冷静に読むかぎり 与野党とも 早く問題に蓋をしたいのでしょう。

是非、リンク先の記事をお読み頂き、政界の裏を雑学として知って欲しいです。
そして、怒りの炎をどこかに保ちつづけましょう。

財政赤字の折り、とんでもない使われ方をしている「官房報償費」です。

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2009年11月24日

「学校の今」、教員免許更新制の不思議

今の現場の忙しさを知らない人の思いつきにしか思えない「教員免許更新制」

皆さんのお子さんが通学している学校が セブンイレブン勤務といわれて久しいのですが この制度の矛盾に敢えて目をつぶる評論家が情け無い。

初任者は、1年間の「条件付き採用」で 初任者研修を受けます。担任をもちながら週1回の県研修と週1日の初任者指導教員の指導を受けるというハードなものです。

その上、毎年 市教委指導課による授業研究。市や地区研究所・県研究所の指定研究や募集研修が繰りかえされ、5年次研修・10年次研修が行われます。

他の研究指定校の研究会に参加すればするほど、子ども達を「自習」にしてでかけなければなりません。

今年4月から実施されている「10年ごとの免許更新制」は、日常の業務・出張・研修をこなしながら、免許更新講座のある大学を自分でみつけて単位をとるというものです。

しかも問題は、大学院修士課程修了を義務づけることとセットになっています。

現場の感覚からすると 各種校内会議・分掌会議でさえ 子供との交流・補習時間を削らなければ時間確保ができないのです。

よく「指導力不足教員」とか「問題教員」と安易に言う傾向がありますが、市・地区・県の毎年のようになされる研修が 役にたっていないので 「免許更新」がでたのではなく、今の教員の個人的資質向上が教育問題の根本とした「誤った認識」からスタートした制度です。

ただでさえ「時間」を「子ども達のために使う」ことを削って、さも現場教師のみに問題や負担を強いる制度は 見直されるべきです。

朝令暮改の文科省の通達や現場をしらない学者などで 現場が混乱しているのが「今」です。

どうせするなら 現場教職員を生き生きとさせ 子ども達との時間を長く取れる学校運営をしたかどうかの「管理職」適確評価の方が 現場としては望みたいものです。

昔の管理職は「誰が何といってきても 自分の胸に収め 防波堤になる」「のびのびと切磋琢磨して指導して欲しい」という 管理職のもと 子ども達との放課後も保障されていましたし、民間教育サークル活動もできました。

退職教員として、これ以上 現場の活力をさく施策は止めて欲しいし 各段階の研修も精選してから その結果「今一度、学びたい」という教員に「長期研修」を認める方が 合理的だし効果的と信じる者です。

また、管理職の資質によって 現場が左右されることも認識してほしい。

最大の矛盾は、現場で「免許更新制」をいいながら、民間活力の導入などとの名目で 教育に無関係だった人達の管理職登用です。これも現場の志気を低下させる要因になっていることだけは認識して欲しいものだと思います。

文科省役人の 人事交流を中央官庁同士でやるのではなく、現場の学校に派遣した方が より現実に即した教育施策がとれるのでは・・・と夢想します。
posted by 小だぬき at 06:23 | Comment(0) | TrackBack(0) | 社会・政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年11月25日

蓮肪議員の柔軟さ マスコミの偏向 

マスコミでは、仕分けの代名詞に蓮肪議員が「予算削り」の象徴として取り上げられていますが、昨日の防衛省関係予算では どう考えても「自衛隊活動を評価しての削減案でした」

◇陸上自衛隊広報館について
 
 前々日の「みやね屋」日テレ14時〜で 施設視察の様子を紹介していました。

彼女は一通り説明を受け、戦闘ヘリのシミュレーションなどを体験したのち、「こういう素晴らしい施設なら 入館料をとっても 十分にやっていけそうですね」と担当説明者に「もったいないな・・」と評価したのです。
この施設は、子供から老人まで 自衛隊をしってもらうための「広報館」です。装備なども一般公開しているものです。

マスコミにかかると「隊員募集予算 大幅削減」と なぜトンチンカンな報道になるのでしょう。隊員募集は「各市にある募集連絡所であたり、目的が違うのです」

彼女は仕分け判断の時も それを踏まえて 「国費より入館料での再検討を」と削減したのです。

◇国際平和協力センター

 蓮肪議員は、PKO活動の大切さを認めた上、このような新施設の有用性に疑問を投げかけたのです。
決して PKO活動を否定したのではないのです。
担当官の説明では 1・2階が資料展示、活動記録展示施設。3階以上が 研修室や講演会施設との説明だったので、広報施設なのか研修施設なのか訓練施設なのかあいまいな箱物はいらないのでは・・

各駐屯地なり他省庁の空いている施設活用の方が合理的では・・・と問題提起したのです。

 一連の彼女の「自衛隊」に対する理解と励ましが 結果的には「削減」になったのです。

 同じような施設でバス停留所まである「航空自衛隊浜松広報センター」なども ガラスごしから離発着の様子も見学出来る上、歴代使用機など航空ファンが1日楽しめる施設になっています。

ことの結論だけみれば、彼女が「反自衛隊」だからだとの論評がでそうですが、きちんと自衛隊活動と広報活動の重要さを認め 施設を評価したからこそ「入館料をとっても入館したい施設」と予算的にはけずったのです

 私などは 彼女の柔軟思考に驚いたほどです。
昨日・今日のTV、新聞などで 「予算削減」のみを報道するマスコミだったら そちらの方がより「反自衛隊」だと思います。
posted by 小だぬき at 04:06 | Comment(0) | TrackBack(0) | 社会・政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年11月26日

科学者の皆さんの勘違い、仕分け人の苦労

科学技術仕分けでのノーベル賞をお取りになった科学者・化学者の皆さんの「抗議」が、的外れのような気がして仕方ありません。
著名な方などの反対で仕分けの結果が左右されるのであれば、旧態依然の体質ではありませんか??

蓮肪議員らが問題にしたのは、財団委託研究などの「人件費」の使い方と国庫補助なしにできる研究のあり方はないかという点です。説明者がスーパーコンピューターの用途や研究助成金について 確たる説明をしなかったことと 財務省の資料の国庫補助率が過大に記載それていたことが ことの発端です。

抗議声明を出した方々の多くが、大学の研究費配分の貧弱さに限界を感じて 諸外国の研究所や大学で研究を続けた方々でしょう。

特に長期にわたる基礎研究に予算がつかない現実に喘いでいた方々でしょう。
それを純粋な研究費として 民間参入を含めて考えてほしいとしたのが 今回の仕分けです。

蓮肪議員の長年のファンとして 彼女は「学習熱心で 真面目に 自分の頭で考えて」結論を出す人です。彼女のムダをなくしたい情熱に対して、請求者のあいまいな答弁のために「仕分け」されているのです。

今の日本の特許技術の多くが 研究所や企業で冷たい目を浴びながら、研究者の情熱が「発見」に結びついたものでしょう。
すぐには、成果のでない・または失敗するかも知れない「基礎研究」を蔑ろにしてきたことが、頭脳の海外流出になっていることは確かです。

仕分けされた内容を精査した上で 抗議の声をあげて欲しいものだとおもいます。

けっして肝心の研究費そのものでは 国庫負担のあり方を問題提起しているだけのものだからです。

冷静にみると、本来指導力を発揮すべき鳩山首相や菅副首相が 来年度予算の方針や骨格をはっきりさせず、国民に回すお金をなんとか確保しようと汗を流している仕分け人達に丸投げして傍観者的姿勢でするから、仕分け人たちだけが泥をかぶる結果になっているのです。
posted by 小だぬき at 20:24 | Comment(2) | TrackBack(0) | 社会・政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年11月29日

全学連、労組はないのか・・

私が就職活動をした 昭和51年・52年も大変な就職氷河期でした。

高校から大学の7年間、団塊の世代の影響をうけて 市立高校の入学時寄付金反対やべ平連活動、革新市政を作る会などに個々人が参加していました。教室でも放課後でも政治を語ったし、正直「革命」を夢見た最後の世代でしょうか??

民青(民主青年同盟)から 学内班の講師を頼まれたことも多々。当時は思想信条の違いを超えて連帯しようとする機運が残っていたのです。

日本共産党と下部組織の民青が 公然と主導権をとろうと政治的に 無党派層のべ平連や離党・分派した人々を「極左冒険主義」「暴力集団」と規定して 敵対行動が目立つようになり、団塊の世代の闘い」に機動隊暴力が入っても 警察より分派セクト攻撃を開始したために 闘いが敗北しました。

日本大学総長の乱脈経理追及や東大医学部の医局改革運動、学費値上げ反対、ベトナム戦争の日本の補給基地・修理基地化・B52爆撃機の発進基地反対などで 全国に広がった全国共闘会議が
いつの間にか 権力と共産党から弾圧されるという誠に変な時代を青年期過ごしました。

今年、選挙によって「政権交代」がされました。その担い手は 今一度 日本を立て直したいと民主党に「夢」を託した 団塊世代前後の世代です。

私の過ごした青年期と比べ、今の学生に「学生自治会」はあるのだろうかと疑問に思うほど 何の活動も団結も見えてこない。報道されるのは、集団暴力とか集団強姦などの破廉恥事件ばかり。

リクルートスーツを着て 従順に就職面接を繰り返すだけ。

私たちは、就職時 思想転向という自己の苦しみを乗り越えながら社会にでたのです。

それが結果的に 試験で合格し、面接でも堂々と行政批判をして 落ちたら落ちたで良いと考えていた若者を「自分がある、主張もできる」という理由で、度量があった教委と校長のおかげで教職に合格・採用された仲間が多くいました。
それ以後の 高度成長を先頭になって支えたのも 団塊の世代前後です。

今の不況は 大企業の冒険心のなさと我が社主義が 引き起こしているとしか思えないし、従業員を数としかみない経営陣と人事の「人を見る目」の曇でしょうね。

火曜から師走、結果はともかく「採用して貰う」ではなく 自由な発想で派遣でもバイトでも働き「採用したい」といわせるんだという反骨心もあっていいと思う小だぬきです。

目的によって連帯する柔軟な社会を作ろうではありませんか・・・。なんでもいいのです。趣味でも政治でも町内会・PTA活動でも ともに助け合いできたねという達成感を積み上げることが 権力者の横暴への抵抗に通じるのですから・・・。

有名な「孤立を怖れず、連帯を求む」日大全共闘、秋田明大氏のアジ演説??
posted by 小だぬき at 14:33 | Comment(0) | TrackBack(0) | 社会・政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

年末・年始対策法案は・・

明日で臨時国会が終わります。この際、自民党のいう12月中旬までの会期延長で、実質審議を確保するべきでしょう。

まず、鳩山・小沢献金の解明をはかる。
2に 雇用手当て打ち切りや雇用止めに合う方々の支援対策。
3に 国会議員の歳費見直しと10日支給のボーナス停止。
4に 国家ビジョンの構築
5に インフルエンザ対策
6に 郵政見直し
7に 融資法案。 

位でしょう。仕分けで問題になっているスーパーコンピューターも 請求先の理化学研究所が役員8名中
天下りが4名もいる点。そして現状でも世界33位の技術水準で国内設置が6台のみ。
この開発にNEC・富士通の有力企業が離脱・撤退している現実も踏まえるものでしょう。

理化学研究所のような独立法人を通してやる研究ではなく、本来は国家事業として「防衛研究所」「科学技術庁」がNEC・富士通・三菱などの協力を得ながら 技術蓄積すべき事項でしょう。
年金手帳のカード化・納税記録・新型三菱旅客機や国産ロケット、宇宙開発などと連動して必要な計算スピードを割り出す物でしょう。
少なくとも「理化学研究所」の役員の仕事、年収を明らかにしないで仕掛け人達の下した判断を 安易に覆すようなら、法人の天下り禁止の政策がそこでも崩れることになります。

また、鳩山・小沢氏の献金疑惑問題は スッキリとさせて欲しい。
個人資産が何十億もある人が 数十円の特価品購入をし生計をたてている人の生活・苦労が解るか!!となったら 「民主党」の基盤を崩すことになる。

また、自民党の延長案では「公務員ボーナス日」とダブル。その時の議員さんらの対応も臨時国会の目玉として 注視できる絶好の機会になります。

自民党がやりたくてもできなかった「増税路線」に入っている 民主党の今後が問われます。
選挙民は 党員ではなく有権者。ダメな物はダメと見切りをつけるのも早いですよ。
与野党とも 今少し「小選挙区の恐ろしさ」を心に刻み、政策と実行力で支持を獲得するとの気持ちは忘れないで欲しいと、明日の国会の延長幅に注目したいです。
posted by 小だぬき at 20:25 | Comment(2) | TrackBack(0) | 社会・政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年11月30日

警察・検察の選別逮捕の恐怖

最高裁の暴挙・司法の自殺とも言える判決が確定しました。
この判例確定により、警察は「ビラ配布」について 特定政党(共産党)だけでなく 時の警察判断によりビラ配布を規制できるようになります。
宅配や新聞配達も 住民の一部に「あの宅配業者や新聞は不快だ」と集合住宅で住居侵入だと訴えられたら 起訴になるのでしょうか・・・・。
今は 各地で日本共産党のビラ配りでの逮捕・起訴事件が何件も起こっていますが、それが違法ならどこまでも拡大解釈されていくか 「思想・言論の自由」に関わる判決確定です。

「住居侵入罪」の適用範囲を集合住宅(アパート・マンション)では どうとらえるか、「罪刑法定主義」を厳格にまもるためにも 法務省・内閣法制局・法曹界で 議論が必要な事案だと思います。
法の下での平等を確保するためにも 鳩山・小沢献金の問題を含め 政治弾圧と見られないような法整備と捜査は、本来「最高裁の努め」職務だと信じたいです。

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ビラ配り有罪…「この判決でいいのか」被告、憤然

 最高裁第2小法廷の上告審判決で30日に上告が棄却され、罰金刑が確定することになる荒川庸生被告(62)は判決後、東京・霞が関の司法記者クラブで記者会見し、「政治ビラや商業ビラが集合ポストやドアポストに配布されており、判決は現状を一顧だにしていない。最高裁にこの判決でいいのかと問い掛けたい」と批判。

 「国民の知る権利のため、(今後も)ビラを配り、受け取る権利を守っていきたい」と憤然とした表情で語った。

 弁護団長の松井繁明弁護士は「不当で許し難い判決。形式論に終始しており、国民の納得が得られる内容ではない」と述べた。
2009年11月30日12時52分  読売新聞)
posted by 小だぬき at 14:29 | Comment(2) | TrackBack(0) | 社会・政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年12月01日

他人からは「(うつ)嘘でしょう・・」

今日から師走、今日も大遠征。

障害者福祉手帳と自立支援医療の更新に区役所へ。
出発まえに 「市税納税書」の確認、退職共済の保険証と手帳、自立支援証など必要と思う物を現物どおりカラーコピー。
主治医診断書の確認をしてから出発、隣の駅が区役所に近いので鉄道と徒歩約20分の散歩。

担当の◇さんに持ってきた書類をだすと、「完璧、良くなっている証拠かな・・」というので 万が一の等級変更に備え写真を持参したのですがというと、2級の更新欄で十分でしょうと太鼓判を。
手続きができたというのと 手帳評価は違うとのこと。1ヶ月程度で結果を郵送できるでしょうとのこと。

本当に行動する目的がハッキリとしていれば 動ける自分に感謝かな・・・

次に給与振り込み指定の埼玉の銀行へ。
4月以来、退職者優遇利率定期の案内を何度ももらっていたのですが、11月に利率がいったん下がっていて また下がるまえに3ヶ月定期預金に・・・。
退職金の残っている内に少しの防衛策。

担当してくれた女の子が親切で笑顔たっぷりに応対してくれた上、利率は低いけれど元本保証の定期が一番というので、万が一に備え 小口で何口かの契約でいい??と聞くと、あっさりと低金利の中 当行を引き続き利用してくださってありがとうございます、ですって・・・。

他行に資金を移動するための引き出しもやってくれました。
それにしてもその子「小学校の先生でしたか・・すごい、素敵ですね」途中に辞めたなんてもったいないですね。というので「ストレスでうつになり退職です」とこたえると、率直に「もったいない」ですって。
かわいい子と美人には 優しい小だぬきは、退職したから 君のような素敵な担当がついてくれて幸せだったかも・・・といったら、来る用事があるときは声をかけてくださいね、との返事。

うつを発症していなかったら とても銀行へ 運用相談なんていかれなかっだしょう・・・。

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民主党、たった4日の国会延長とのこと、自分達が今までし反対してきた 強行採決の日々が続くのですね。
民主党の今の執行部を占める「自民党田中派、竹下派」の流れで「数は力」ということでしょうか・・・。

蓮舫議員の生真面目さが ネットやマスコミではおもしろ可笑しく「怖い」というイメージを作られつつあります。ファンだから弁護するのではなく 彼女は「仕分け人」の役割を全うするために 役人や説明者に問いかけただけで、毛利さんの反論の時も丁寧に聞き、そして問題点や修正をしたのです。

あんなに広い分野に真面目に自分の意見を持ち 堂々と役人と対峙できる貴重な人材です。

内閣の誰とは言いませんが、早くも官僚のロボットになっているような人達とは 政治家としてのレベルも資質も格段と上です。

農水省の◇松大臣など 農政を知らないくせに勉強をしようとしないから役人の言うがまま、情け無い。
彼氏は社会党が選挙で大敗北したときの書記長だったのに 反省も総括もなく社会党から新進党に乗り換えた 信じられない無節操で 今は大臣ですが 期待は初めからしていないのです・・・。

他の人より「民主党」に厳しいのは、幹部・執行部のなかには「出」からして信用できないのです。

蓮舫議員のように勉強家でまじめ、自衛隊視察でも国民目線で評価するところはする人達が 民主党の主流にならないかぎり 自公政権と「五十歩百歩」の政権のままなのかな・・・。
posted by 小だぬき at 19:36 | Comment(4) | TrackBack(0) | 社会・政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年12月02日

本当にいい人に出会えている

私ごとですが、昨日銀行にいって 下ろして貰ったお金を持ち 郵便局へ。

優遇金利があるとのことだったのですが、担当してくれた女の子「今の金利で1年定期がお薦めかどうか正直お薦めは 私個人としてはできないのです」「利息値下げが今年だけで2度おこなわれています。来月も今の状態だと下がる可能性があります」と無理に勧めず 十分限度額に余裕がある「普通貯金に」。

郵便民営化のゴタゴタで以前の簡易郵便局が残っているか不安なのですが、旅行好き・病気がちなものには 全国ネットのある郵便局は遣い勝手のいいものでした。

カードと通帳があれば、全国どこに旅行しても、また緊急入院なんて事態になっても 郵便局のネットワークは便利なものでした。今は廃止されている簡易郵便局や特定郵便局が多くでているようで 今までのように手持ちは少なく、現地で引き出し支払うという旅行方法がとれるか 今一つ不安になりつつあります。
出は「銀行預金」、入りは「郵便局」に公共料金や年金を設定している人も多いと思います。

それは単に、全国ネットを持つ金融機関が郵便局のみだからです。
小泉・竹中路線で廃止された 郵便局の全国ネットを是非立て直して欲しいと思います。
財政投融資から株をハゲタカファンドに売り渡し、せっかくの全国ネットを壊されては堪りません。

***********************************
いつもコメントを頂き 感謝のmaniiさんから以下のコメントをいただきました。
コメント欄に閉じ込めているのはもったいないので ・・・・


)先日読んだあるメルマガにこういう記述がありました ↓

鬱という漢字自体、本来、「気持ちが落ち込む」という意味ではなかったようで。

【鬱】 (音)ウツ (訓)しげる
ウツの音は、気の充満を意味する語源から。

ということで、木が密に茂る様子(鬱蒼等)を意味し、そこから、「気持ちのはけ口がない」状態の「うつ病」につながったということです。

だから、鬱というのは、気持ちが落ち込む事ではなく、一生懸命に、よりよい方向に向かおうともがく「向上」に向かうときの状態。

そう。
よりよい生き方をめざそうと
必死になっているときの状態。
<ここまで>

少々こじつけのような気もしますが、そう考えると、「鬱」という漢字自体が違って見えるから不思議ですね
posted by 小だぬき at 17:12 | Comment(4) | TrackBack(0) | 社会・政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年12月06日

デフレを止めるには・・

デフレ状態で物価が安くなるのは 大歓迎です。

ただ問題は「近代経済学」「新自由主義経済」の限界は、企業利益確保のために リストラ・派遣切り・賃金水準低下という「負の連鎖」を止めない所にあります。

物価が安くなっても 可処分所得が低下したら 購買意欲の低下・節約に消費者が走るのは当たり前のことです。

ここは発想を変えなければ、乗り切ることは出来ないのです。
家電業界や自動車会社は エコポイントという税金投入で 売り上げを延ばしています。
環境問題を解決するためには、十分使える家電をエコポイントで買い換え需要を煽るのではなく、企業努力と内部留保の取り崩しで対応すべきものです。

地デジ問題も膨大な廃棄TVを生みかねない 環境に優しくない施策です。

今必要なことは、中小企業を含め 原価割れ納入は させない施策です。生産コスト+数%の利益を公開した上、大企業の下請けイジメを辞めさせることと、適正価格納入を義務づけることです。
それと「約束手形」での支払いも 出来うる限り法改正して 1ヶ月程度の取引を認めるとか現金決済を原則とするなどしないと、今の3ヶ月・6ヶ月の約束手形では 黒字倒産も起こってしまいます。

また、賃金抑制策も見直すべきです。従業員には、経営戦略の失敗や見通しの甘さに対する責任はありません。驚くべきは、賃金切り下げやリストラをしている企業のなかに「株主配当」をしている企業もあることです。

大企業は 製造コストと利益率の公開をしては、困る所も多いのでしょう。デフレといわれながらも製造コストの算出での値付けでは 今より安く販売することになる製品も多いでしょうから・・・。

リストラ・派遣切り・低賃金の側面をみれば、デフレでしょう。可処分所得の低下と預金の切り崩しなど。
でも、今の製品価格は 本当の意味でのデフレなのかの検証は 絶対に必要だと思うのです。

ムリな出店、ライバルとの消耗戦の側面はないか、自動車・家電にしても 逆輸入の「日本製」の方が安い側面はないか・・・、全ては「不透明な価格設定」に起因しています。

消費者は 企業が考えているほど愚かではありません。

発売当時は 年収に近い高値の花だった 洗濯機・TV・車・冷蔵庫・掃除機・録音再生機なども 生活を切り詰めてでも 「購入した」国民です。
薄利多売などという「製品寿命の短い」ものより、本当に便利で耐久性があり「夢のある」製品なら 購買力は衰えていません。

本当に必要な機能に限定した商品群に転換すべき時ではないでしょうか??
今の家電など 全機能を使いこなしている人は 少ないのではないでしょうか・・・

ことPCについても 私だけかも知れませんが メモリー確保のために必要のない機能を 削除して使用しています。

安易に「デフレだから・・・」我慢といわれても納得できるものではありません。
少なくとも「原価と利益率の公表」はできるでしょうし、大きな購買意欲喚起のために預貯金金利を貸し出し金利の半分程度でいいですから 時限立法で「資産形成」を図ることも大切だと思います。

少なくとも旧態依然の経済学では、乗り切れない現状だと思います。

民主党よ、大企業の内部留保をまもりますか??  消費者国民の生活を守りますか?
posted by 小だぬき at 10:32 | Comment(0) | TrackBack(0) | 社会・政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年12月07日

昔の亡霊??「納税者番号」

納税者番号(国民背番号制?)の導入の検討がされようとしています。

何を目的にしているか・・・、国民の個人情報の国家管理としか思えません。
悪用されると とんでもない弊害が予想されます。

今でも「住民票ネットワーク(住基カード)」や「基礎年金番号」がありながら、年金記録消滅などとの事故?(故意?)がおきています。

また、住民登録をしてない方、路上生活の方、行方不明の方、拉致被害者の方などの扱いも不明なまま作業を始めようとしています。

住基ネットが ハッカーなどにより 「個人情報」の流出の危険がある代物だけに カード復旧が進まないのと同じことを 国家が強制して「納税者番号」を導入して きちんと管理・運営ができるものかという不安と、膨大な税金のムダになりかねない。
「医療情報カード」についても 患者の個人情報と各病院間のシステムの違いで 実現しておらず、医療証とカルテ管理のままです。

知らないうちに個人に、いろいろな「番号」がついているのに なぜ「納税者番号」を導入するのか、どの番号を基本にするのか、社保庁のように人為的入力ミスが起こらないのか・・・、意図がまるでわかりせん。

<私のもっている番号>
・基礎年金番号
・住基ネット番号
・退職共済組合番号
・退職互助会番号
・通院したことのある病院の診察券番号
・銀行・郵便局の通帳番号
・ニフティなどのネット会員バスワード
・保険証書番号
・スーパーやカード会社の登録番号

等々、洗い出せば いまでも多くの番号で管理されています。

この納税者番号は、年金や住民税、所得税、国民保険などの番号との違いはただ一つ、国家管理情報になること。今でさえハッカーの攻撃で中央官庁のHPがダウンする状態なのに セキュリティや地方自治体の システムを統一する必要があります。

まさか「国民情報」までマイクロソフトやIBMという 外国のシステムは間違っても国家主権の保護のためにも使えません。
これからの審議経過を注意深く見守る必要があります。

カードシステムは100%完全・安全だなどとは言えないのが現状です。

個人用パソコンでも 何百に近い修正ソフトが配信され 辛うじてネットの安全制が保たれているのです。

国民の情報を 国家管理する必要など どこにあるのでしょう。
今ある制度を、改善していくのが先でしょう。知らぬ間に所得情報がハッキングされたらと思うとゾーッとします。
「国民総背番号制」でいわれた 徴兵制度への運用などを想定したものではないとは信じたいのですが、IT企業に丸投げの制度設計では 破綻と混乱が予想される危険な試みだとの問題提起たけはしておきたいと思います。
posted by 小だぬき at 08:13 | Comment(0) | TrackBack(0) | 社会・政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年12月09日

せめてもの贅沢・・

私の今、宿泊しているホテル、例年になく満室状態が来週あたりから続くとのこと。
 
年末・年始は「料金も高く、子供も多くにぎやかになるから、止めて今が正解でしたよ」との話。

団体でも剛毅だなぁ・・と思ったのは、連合系全国単産の専門部会が なんとホテルで・・。
組合員だったら 怒るだろうな・・と思うことも多々。

私のように「普段は質素??でも 家族の旅行というのは増えているのです」とのこと。

ヤケになっているわけではなく、価値観が変わってきているのでしょう。
「家族を大切にする」第一歩の傾向ならうれしい限りです。

来年から、煙草税・発泡酒増税など 大衆課税が強化されます。
毎日の生活は苦しいけれど、年に数回は家族で出かけたい気持ち。

何か泊まりながらもTVを見ていて、率直に旅行ブームや消費傾向を喜べない自分がいます。

後、30分ほどで夕食、私のような「懐石料理」は3組で、あとの人はバイキング料理とのこと。

小だぬき家では、バイキングでは 見ているだけで腹一杯になりダメですね。
posted by 小だぬき at 18:00 | Comment(2) | TrackBack(0) | 社会・政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年12月10日

「国会」は削減・仕分けなし

熱海での3泊4日を終え、帰宅しました。

従業員の子らが、子ども達のように見えてくるから歳だなぁと苦笑です。
彼女たち、ここまで話していいのという個人情報まで話されると おいおい、私も男だぞ! 少し警戒してよと なにか疑似家族の会話になり ここでも歳だなぁと苦笑です。

朝のニュースで名古屋市長の河村さんのインタビューをやっていました。
「名古屋革命」なるものが、成功するかどうか一つのモデルとしては面白いと思いますが、減税や給与カットで「商売人」の工夫の行政理念だけでやっていけるか 気になる所です。
橋下知事と同じような 「河村独裁」にならないようにして欲しいと思います。

夕刊にあるように公務員のボーナスが支給されました。最高裁長官を始め 国会議員、閣僚、高級官僚は 庶民感覚とケタがちがうよな・・・とため息です。

もう一つため息は 小沢民主党幹事長が総勢約600人の人員(国会議員143名)と一緒に中国・韓国訪問とか・・・。一体、今の日本の緊急課題に総力であたる時期に!! 
私のような凡人には、理解不能に陥ります。

・官房報償費(機密費)
・政党助成金
・国会議員宿舎
・歳費、諸手当
 
などなど、「国会」関係予算の仕分けもして欲しいと思う今日、何かズレているような気がします。

年末まで3週間を切るのに、率先して身を削る努力をしないで 中国詣でとは・・・・。

岡田外務相の憔悴した顔がTVに写されるたびに 行くのなら アメリカでの「普天間解決のためのロビー活動」ではないかと思うのですが、小沢氏には その発想はないらしい。

ホテルでバイトしている子と話す機会があったのですが、専門学校卒業が間近に迫っているのに 内定が貰えない子も多く、不安な状況のまま ホテルでのアルバイトをしている子も多いとのことです。

一体 民主党は、この日本をどんな国にしたいのでしょう・・・・、疑問な行動が多すぎます。

「日米安全保障条約」と「普天間を初めとした米軍」との関係を しっかりと解決する前に、民主党は中国詣でですものね。政府と党を分離しているとの建前で 政府のバックアップより小沢氏の意向にそう活動なんて 国民は望んでいるのでしょうか・・・。

しかも 一度に多くの議員が参加する「危機管理」のなさも気になります。
不吉なようですが、航空機事故・テロで 与党崩壊の危険性は想定していないのでしょうか??

国民が「政権交代」に夢を託したのは、民主党の党勢拡大ではなく、生活の閉塞感をなくし 少しでも生活に希望がもてるようにとの選択です。

何も「国民に希望を与える前に」民主党は参議院議員選挙で過半数を目指すですって、「へそで茶を沸かす」与太話にしかきこえません。

共産党の参議院選挙での「現議席確保」だなどという 大会議案を修正して、少なくとも公明党以上の議席を確保する方針に転換して、大衆闘争と選挙活動の以前の2本足の活動をして欲しいと節に願う者です。
労働者の前衛党といいながら 賃上げのストライキ・リストラの闘いすら指導できない党では 存在価値が疑われます。
70年代の飛躍は 現場での闘いと選挙が融合出来たときに共産党は、前進できたハズです。
ある意味 党創設80有余年たっても この程度の影響力しか国民に与えていない党というのは「誇れる歴史」ではなく「恥辱の歴史」といっては言い過ぎでしょうか・・・。

年末は、なんとか「年金支給月」で乗り切れても 来年の展望がない現状では 私も病人としても「安心して治療に専念できない」思いになります。

あ〜ぁと ため息が多くでる1日です。

posted by 小だぬき at 18:50 | Comment(2) | TrackBack(0) | 社会・政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年12月11日

「官房機密費」からの出費??

今後の報道を見守りたいと思いますが・・・。

小沢民主党幹事長を先頭に総勢約600名(内国会議員143名)の中国・韓国への訪問費用の出所も好奇心が出てきた小だぬきは 知りたいと思います。

・個別負担金
・党財政
・どこかからの寄付
・国会の出張扱い
・官房報償費(機密費)
・中国、韓国の招待

など、昨日も書きましたが、日米安全保障条約・普天間の問題を先送りにしてまで 訪問した意図が今一つわからないのです。そして上記の訪問費用の出所も・・・。

中国の東シナ海の既成事実を積み上げていることの抗議や与那国島などへの度重なる領空・領海侵犯、沖の鳥島などの侵犯に対する抗議目的でもないようだし、まして 中国ミサイルの日本への標準への抗議でもないらしいし・・・・。拉致被害者救済の協力要請でもないらしい・・・。

親善訪問だけなら 今の時期に行くマイナス効果を上回る成果がなくてはならないが、政府派遣ではないだけに 成果は期待できない。

中国の海軍の増強(空母、潜水艦、戦闘艦)に対する脅威がいわれている中で、このような大使節団は、米国や台湾、日本、韓国の国防にどれだけのダメージを与えるか 考えるだけで恐ろしい。

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鳩山氏兄弟の母上からの政治資金提供は、贈与という形に落ち着きそうですが、今度は 贈与税の支払いがどこから出るのかも気になります。
政治団体への贈与という形で 政治団体が支払うのか、個人資産からの支払いなのか・・・、見たこともない膨大な額だけに注目したいです。
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12月の師走も中盤に入りました。
いまだに 雇用不安・生活不安は続いたままですし、景気対策も 企業活動を支援するのか個人の流動資金を高めるのかの方向性も見えてきません。

今、大胆な施策を時限立法で 集中して取り組む時です。所得・住民税・国民保険の累進課税のギリギリまでの設定。
連結決算で「赤字」計上をしている企業の 内部留保課税・黒字会社への課税、株主配当の一時停止税納入へ など 取り得る所からは徴税する。

休眠国有地の売却や国有地賃料の見直しなども検討課題でしょう。

簡保の宿も「作って営業努力もなしに売却」ではなく、広く一般開放して それこそ旅行代理店に販売を委任してでも 収益を上げる努力はすべきでしょう。

今の時期は、国家的危機と国民が共有できれば、持てる者はもっているものを、知恵のあるものは知恵を、体力のあるものは体力を 提供してでも「◇年で 国家財政の健全化」を目指して一致団結できるハズです。

天下りなどは以ての外ですし、企業役員報酬も見直すべきですよね。

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それと、日本航空が リストラや企業年金カットで経営立て直しを図る案を発表していますが、整備部門・運行部門の維持だけはしっかりと確保しなければ、経営は立ち直りました、整備不良や客室乗務員、パイロットの不足で運行できませんなどとのマンガ的な組織にならないことを祈ります。
航空会社なのに運行の赤字を ホテルや各種アメニティやイベントで埋める構図は 笑い話にもなりませんから・・・。
小沢民主党幹事長も 私からみるとムダで危険な中国への外遊を 全日空ではなく、日本航空を遣い経営再建に民主党は協力するとの姿勢は見せてほしかったと思います。

posted by 小だぬき at 17:38 | Comment(0) | TrackBack(0) | 社会・政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年12月13日

明快 なだいなだ氏の視点

ネット政党「老人党」代表のなだいなだ氏のコメントを 紹介します。
とっても明快で 読んでいて何度うなずいたことか・・・・
一度、「老人党」で検索し、サイト訪問をしていただければ 嬉しいです。

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【打てば響く】アメリカと日本  なだいなだ 
                            12月12日老人党メルマガ

また、間隔があいてしまいました。失礼しました。現在の感想を書きます。

まず日本についての感想  ある新聞の記者が電話をかけてきました。
「鳩山内閣は混乱しているようですが、どう見られますか」

混乱してはいけないですか。良寛和尚式にいえば、混乱する時は混乱しなさいです。その必要があるから混乱する。それともあなたがたジャーナリストは、一糸乱れず行進する閲兵式風の軍隊のように、内閣も整然と行進していなくてはいけないとお考えですか」

「いいえ。ま、少しの混乱はあっても仕方ないですか」

「そもそも、沖縄問題は、そんなに緊急性のある問題ですか。それよりも沖縄の未来がかかっているのです。じっくり考えるべき問題ですね」

「でも、日米同盟はどうなりますか。日米関係は最悪になると心配する人もいます」

「心配する人もいますなんて、白々しい。あなたが、そう思っているのではないですか」
「いやあ、白々しいなんて・・・。そういわれれば、最悪とはどういうことなのかな」
「関係というからには、二つの当事者がいます。アメリカと日本です。

アメリカにとっては、これまでの自公民政権のように、ハイハイということを聞いてくれる政府がなくなったのは、痛いでしょう。
日本はどうですか。
昔の冷戦時代にはアメリカに依存する理由もたくさんあったでしょう。今は、昔よりも緊急に依存する必要のある状況ですか。

強引に早く結論を出せと迫って、日本の国民を怒らせて、決定的にアメリカとの同盟関係にヒビがはいったら、困るのはむしろアメリカの方でしょう。冷戦構造が壊れた今は、日本にとって、沖縄の基地をどうするか、日本にとってどういう意味があるか、考えるに良い時期ではないですか。敗戦後60年もたっているのです。
アメリカによる沖縄の占領状態を終わらせる機会は今をおいてありませんよ」

「沖縄の気持ちも分かるけど、国益を考えれば」
「沖縄に我慢してもらう他はない、とその人はいうのですか」
「まあ、そのようなことを」
「自民党の有力政治家がこれまでいっていたのとおなじですね」
「国益はどうなってもいいのですか」

「その国益という考え方が問題ですよ。沖縄は日本ではないのですか。沖縄はつねに日本の国益のために犠牲にされて来た。アメリカの基地が本当に必要なら、日本の本土が少しは犠牲になればいい。
それに都合のいいこともある。

今、関空が大赤字です。
アメリカに関空の一部を基地として使わせれば一石二鳥ではないですか。日本の防衛のためという国益のためになら、それくらいの犠牲を本土も払うべきです。しかも関空の危機を救う。

そして沖縄県民のこれまでの苦しみを本土の人間も味わってみるのもいいではないですか。
アメリカは日本の防衛のために沖縄の基地が必要なのではない。
勝手に起こしたアフガニスタンやイラクでの戦争をサポートするために重要なのです。
海兵隊は日本から、アフガンに出発するのではないですか。日本の防衛に必要なのでしょうか」

「でも、アメリカが、そう簡単に譲歩するとは考えられませんが」
「簡単に譲歩をしないでしょう。だから長くかかる。しかし、長引けば困るのはアメリカです。
だから、早く決めろという圧力をかけているのです。

ここは《政権の内部事情が複雑なので、結論を出すのに時間がかかる。もう少し待ってくれ、時間をかしてくれ》といっている方が得策です。
信頼関係を損なうという人がいるようですが、信頼関係とはなにですか。日本の国民に対し、核持ち込みに関して、歴代の総理大臣に嘘をつかせていたのは、日本を信頼していたからですか。

少なくとも日本の国民を信頼していなかったことになります。
鳩山内閣は、国民の皆さんと一緒にやって行きたいといっています。
保守合同の時にCIAから岸は金銭的援助を受けました。岸は信頼されていたのですね。国民は信頼さ
れていなかった。政府間の密約などが交わされる信頼関係を、まだ続けたいと思いますか」

「ナダさんは過激ですね」
「いやいや、おとなしいものです。むしろ外交は原則ではない、駆け引きだということを、若い政治家たちにいいたいだけです。喧嘩の仕方も知らないで大人になった連中に教えたいのです」

「喧嘩の仕方ですか」
「そうです」
「喧嘩したらアメリカとの友好関係はどうなりますか」

「喧嘩は友好関係を損ないません。喧嘩友達はながい友情の関係のかたちです。ともかくいまの政治は、混沌としているから面白い。どっちに転ぶか分からない。そのスリルをしばらく味わっていましょう。それより小沢幹事長の、二個中隊ぐらいの議員やその他の人々を引き連れての、訪中をどう思いますか」

ぼくは逆質問しました。あいては首を傾げていました。

「じゃあ、ぼくの見方をいいます。小沢は、日本の外交が、東アジア重視に方向を転換するぞ、とい
うアメリカに対するプレッシャーをかけたのです。アメリカに対する示威です。アメリカよ、ごりご
り圧力をかければ、日本は中国との同盟を結ぶかもしれないですよという警告ともとれますね」

「なるほど、鳩山首相に決断を遅らせるようにさせているのは、小沢幹事長ではないかという気がしてきましたよ。だとしたら、かれはかなりやりますね」
「一筋縄では動かない。かれは日本のトウ小平のような最高実力者の存在感を持ってきましたね」

ぼくの今の感想がこのやり取りに現れているので、ここに紹介します。
某紙のデスクは、記者の記事をボツにするかもしれないので。
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いろいろな見方がある中で 説得力を持つコメントだと思います。
でも 党の幹事長でしかない 小沢氏の訪中については、やはり「違う」のでは・・・という思いはします。
長文の引用で申し訳ありません。 
posted by 小だぬき at 10:35 | Comment(2) | TrackBack(0) | 社会・政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年12月14日

「国民主権」と「永住外国人参政権」

私は、この「外国人選挙権」方針には反対です。

日本国憲法の「国民主権」「国家主権」の規定を 蔑ろにするものです。
「国民主権」は、選挙を通して 代議員を選び行使する間接民主主義を日本は採用しています。

「永住外国人」の方は、日本帰化より「自らの祖国」を選択された方々です。
「祖国」を別に持ち、日本の選挙権を持つということは、大げさのようですが「間接侵略」を合法化することになりませんか??

しかも 議論が煮詰まったと「国民レベル」では言えるでしょうか・・・
この問題は、「主権」のあり方の重大な解釈変更であり、国民投票にかけるに価する問題だと思います。
8月の選挙で争点にもしなかった問題を 法案にして成立を図るなんて暴挙ではありませんか?
何度でもいいますが、民主党に何でも「白紙委任」を 国民がしたわけではないことを 承知してくださいね。
憲法学者や内閣法制局の見解を 早期に表明して欲しいと思います。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
外国人への選挙権、通常国会に法案を
                  
…小沢幹事長
 【ソウル=田島大志】
 民主党の小沢幹事長は12日午前、ソウル市内の国民大学で講演し、永住外国人に地方選挙権を付与する法案について、「政府提案で出すべきだ。
 鳩山首相以下、政府は同じように考えている。
 来年の通常国会には、それが現実になるのではないか」と述べ、来年1月に召集される通常国会で成立させる考えを示した。

 日韓の歴史問題については、「日本国民として謝罪をしなければならないのは事実だが、そのことだけを言い続けていたのでは、日韓両国の将来に何も良いことをもたらさない」と指摘した。

       (2009年12月12日13時16分 読売新聞)
posted by 小だぬき at 04:12 | Comment(0) | TrackBack(0) | 社会・政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年12月15日

小沢一郎民主党幹事長の暴走・・

党幹事長として 中国・韓国訪問など 何か勘違いしている 最近の小沢民主党幹事長。
「人民解放軍の将軍」気取りで「参議院選挙で 日本解放をする」という問題発言。

彼は、選挙で選ばれた国民の代議員であることを忘れ 自分の言動で 日本を動かせると思い上がっているらしい。
今の政府の苦境・迷走・つまずきを バックアップするのが 与党幹事長の役職であるはずなのに 内外に政府の上に党があり、首相以上の権力者として小沢氏がいるような印象を与える言動はいかがなものかと 眉を顰めたくなります。

本来の幹事長の勤めは、与野党との話し合い、調整や国会運営の下働きであるとともに、政府の施策のバックアップのための政策研究であるはずです。

鳩山首相率いる「政府」を支える土台になるべき人が 「陰の権力者」気取りでは先行き暗いというべきでしょう。

天皇陛下と習近平中国副主席との会見も 宮内庁長官がいうように 陛下の健康や1ヶ月前申請ルールを守らずに 強引に日程に組み入れるなど 暴挙であるとともに「陛下の健康より中国政府への媚び」といっていいものです。
しかも 懸念を表明した宮内庁長官に「辞めてから言え」などとは思い上がりも甚だしい。

日本は いつから権力者の都合・命令で動く「独裁国家」になったのか・・・。
今回の件については、私は 宮内庁長官の意見具申を高く評価するものです。

災害被害者などに対する陛下・皇后陛下の国民目線にたってのお言葉で 何人の人が救われたことでしょうか・・・、天皇陛下・皇后陛下に対する国民の信頼とご健康祈願は 小沢氏の考えている以上に強固なものです。
小沢氏が宮内庁長官にいった「憲法を読め」という言葉は 小沢氏にそっくり返したいと思います。

国民統合の象徴としての「天皇の国事行為」は、政府の都合ではなく 天皇陛下の健康を先ず優先して解釈すべきものです。

小沢氏の皇室への政治利用は絶対に許せません。
これは、思想的に右翼・左翼・中道・無党派を問わず 共通する願いだと思います。

民主党に投票した私でも、今の小沢幹事長の言動には 承伏しかねる点が大きいです。

posted by 小だぬき at 12:19 | Comment(4) | TrackBack(0) | 社会・政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年12月16日

自民党の終焉 政策能力なし

今日は、自民党の野党責任について書きたいと思います。

政権交代が明らかになったのに「官房機密費」を 全額下ろした前官房長官。
いまだに 使用目的については黙り。

選挙期間中「政権運営ができるのは自民党」といっていながら、雇用対策・景気対策・医療、年金対策・安全保障についての 具体的な対案なし。

今では「民主党の批判」のみに 活路を求めるオソマツ。

自民党の「政権能力」というものが、族議員と官僚の癒着、官僚への施策丸投げ、政治家の世襲、利権団体との癒着、に過ぎなかったことが 証明されたような今の状況。

こんな政党が長く「政権」にいたことが、不思議でしょうがありません。

今の鳩山内閣のマニフェストや選挙時の「すぐできる」、野党時代の鋭い追及で 私たちは民主党への政権交代で「夢」「希望」を見ようとしたのです。

今の政権の迷走・政策の先送り・マニフェストの変更も 前自公政権の施策・予算が 民主党の想像以上に酷かったということでしょう。

ですから 鳩山内閣の批判が強まっても「鳩山氏の指導力を強く」との世論になるのです。
民主党のあり方には疑問を持っても 政権交代や「内閣」には 平成維新を期待して 国民は耐えているのです。

自民党の谷垣総裁は、今までの「政権能力」なるものが、個々の議員の政策立案能力や調査力にあるのではなく、官僚依存だったことに気づいているハズです。
今、自民党に求められているのは、一人一人が 国政調査権や「いままでの癒着を精算」して、きちんと鳩山政権に 提案や助言、政策提言ができる 政策能力の向上でしょう。

政党名や綱領変更など思いつきとしか思えない提案で 今を乗り切ろうとしていますが、本当に綱領に賛同・理解して入党した党員や党友が 何人いるのでしょうか??
国民は 党の上に派閥があるような「権力闘争」の自民党を見限ったのです。

本当に国民政党としての脱皮を図るなら、議員後援会中心の支部体制を改め、党員の再登録が必要かもしれないのです。「自民党」という党に団結するか、◇議員という後援会で団結するかの 選択です。

いまだに 私には自由民主党という政党は、「綱領あって綱領なし」「党則あって党則なし」の派閥力学で平気で「綱領」「党則」を無視している 派閥議員達のサロンのように感じます。

これから年末に向かう時期、自公ロケットの3段目が発火していいようなものですが、欠陥景気ロケットだったようす。
3月末までは、自公政権が組んだ 本予算・補正予算で 国政は縛られているのです。

このままでは、未来永劫 「自民党」に政権復帰をする力量はないと言われても仕方のないヤル気の見えない政党のままですね。
小泉ジュニアの横須賀基地見学ツアーが 記事になる程度では情け無いですね。
posted by 小だぬき at 12:08 | Comment(2) | TrackBack(0) | 社会・政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年12月17日

JRの毎日のような会社ストライキ??

旧国鉄時代は、世界が驚くほどの定時運行が当たり前の鉄道でした。

JRに民営化され 肝心の運行面での不安が出てきているのはなぜでしょう。

国鉄時代は、「国鉄労働組合」「動力車労働組合」のストライキ日程が 事前にわかっていたので、利用者も迂回路や代替交通、会社泊まり込みなど 人それぞれに対策を考えることができました。

でも今はどうでしょうか??
車両故障、ポイント・信号機故障、人身事故等々で 毎日 予告なしの会社によるストライキに出会っているような気がします。

昔のようにホームに駅員配置があれば、防げる人身事故・自殺もあるのでは と感じますし、車両故障やポイント・信号機故障など補修部門や保線などの部門を人員削減したり民間委託しているせいではないか・・などと勘ぐりたくなります。

また予備電力がないための事故時の乗客の地獄(暖房・冷房)なども起こっています。

確かに駅本体や売店、エスカレーター化の順次工事、エレベーター設置、トイレの清潔などは 大いに評価するものですが、肝心の「鉄道運行」については 動いていて 遅滞なく運行できて 乗客がホッとするような状況は おかしくありませんか??

私も携帯とPCに「列車運行情報」をいれているのですが、メールが来ない日の方が少ないと思うほどです。

今朝も 「川崎ー蒲田」間の人身事故の影響で 京浜東北線の列車運行停止、遅滞のメールが多く入りました。

鉄道利用者からすると 第一の優先事項が 時刻表どおりに鉄道運行をして欲しい。
第2に高齢者のために階段をエスカレーターやエレベーターも補助として設置して欲しい。
第3に人身事故・自殺・乗客トラブルに備えて ホームに駅員を配置して欲しい。
第4にキョックなどの店舗は残して欲しい。
第5に携帯電話以外でも事故時に関係先に連絡するために公衆電話は設置して欲しい。

自動販売機や券売機も結構だけれども、本当に利用者のニーズにかなっているかを検討して欲しいと思います。
結局 国鉄民営化は「国鉄労働組合つぶし」「国有財産であった所有地の売却」にあったと言われないために 本業の鉄道運行に多くの投資をして 「定時、安全、快適」な鉄道に再生して欲しいと思います。

JRの減収は、高速道割引とか航空機の速さ以外に 定時運行や安全性に不安があるための利用者離れの側面も大きいと認識してほしい。

少なくとも 会社による「ストライキ」状態の運行改善だけは、早期に取り組んで欲しい課題です。

posted by 小だぬき at 10:54 | Comment(4) | TrackBack(0) | 社会・政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年12月19日

冤罪事件での裁判官の問題

最近明かになってきた「えん罪」の数々。

警察の逮捕・取り調べ・送検での取り調べ方法や証拠、自白偏重が問題になって改善策がこうじられようとしています。
1つでも「えん罪」がでれば、警察捜査の信頼性が揺らぐということでしょう。

検察の警察へ補充捜査の指示もなく、自白による起訴も問題でしょう。

でも、もっとも問題なのは、「疑いは被告人の利益に」という原則を踏み外して「えん罪判決」をした裁判官にあるのではないでしょうか??

被告人につく国選弁護人の熱意・努力によって やっと再審の決定がでる現状は 恐ろしい限りです。

なぜ、裁判所では「有罪判決」がでて、最高裁の上告棄却で「えん罪」が確定してしまったのか・・・。

このメカニズムが明らかにならないと 今の裁判員制度で 裁判官はえん罪の責任逃れ・裁判員を共犯?にする「暗黒裁判」になりかねません。

本当に「疑いは被告人の利益」になる訴訟指揮が 現実に実現しているのか 検証する必要があります。

あと、警察捜査に合わせて「推定有罪」で報道するマスゴミのあり方も問われる所です。
無罪の可能性も考えずに 「生い立ちや家族」まで 共犯者のごとく報道するマスコミ、おかしくありませんか・・・・。客観報道というのは 警察・検察情報の垂れ流し報道ではなく、冷静な裏付け・証拠をもとに
報道するものではありませんか・・・・・

ネットや手紙で 卑怯にも匿名で マスゴミ報道に便乗して「批難・中傷」をする無責任な「一般国民」の多さも問題です。
そういう匿名での輩は、逮捕時には被疑者家族への誹謗中傷、えん罪が解れば捜査当局への誹謗中傷に 矛盾を感じず 付和雷同するのでしょう。

無罪が証明された人の収監されていた年月は 戻ってきません。自分の身に置き換えると「失った時間を返せ!!」と叫びたくなるでしょう。

最悪、警察捜査での自白・検察官の安易な起訴・弁護人の無気力・裁判官の予断などが重なり、刑が確定して じっと出所を待つ人が1人でもいないことを願うしかありません。

今マスコミに必要なのは、自分達の報道を含め、えん罪をうんだ捜査過程、裁判所の法廷指揮などを丹念に検証することではないでしょうか・・・。
posted by 小だぬき at 10:25 | Comment(0) | TrackBack(0) | 社会・政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年12月20日

与野党とも身を削る意思なし

共産党をのぞく各政党に「政党交付金(助成金)」が 支給されたとのこと。

やはり国会議員の特権や歳費に手をつけずに 税金から「政党助成金」ですか・・・。

国民の生活向上の法案が成立して、国民が幸せ感を感じる政治が進んでいるのならともかく、国民の生活に関わる問題は、「財源なし」で後回し。
 
まず、与野党とも自分の「国会議員の歳費、特権」を削ることから 財政危機を考えるのが 当たり前の発想ではないでしょうか・・・

大赤字の国家の多くの国民が年収400万円以下なのに 国会議員の年収は単純計算しても数千万になる。これで 国民生活の苦しさがわかりますか・・・・。

予算編成にしても既存の概算要求から削ろうとしているから 肝心のマニフェストが実現できない。
新しく各省庁に概算要求の額と優先順位を指示して、査定するのが筋だと思うのですが、その動きなし。

我が国の国会議員が 率先して「歳費や特権」「政党交付金カット」をせずに、公務員改革だなどといっても説得力がありますか??

米軍の思いやり予算にしても削減なし。

一体与野党とも「国民から選ばれた代議員」としての自覚があるのか、日々の報道を見てため息です。
posted by 小だぬき at 13:56 | Comment(0) | TrackBack(0) | 社会・政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年12月22日

アンケート方法の問題、そして分析

政府は、タバコ1本当たり 5円程度の値上げに踏み切るようです。アンケートの多数派が賛成、健康増進のための健康施策の増税とのこと。

小だぬきのように 未だに「止めきれない」者にとっては、未練かもしれませんが、アンケート対象者を喫煙者に限定して実施したら また販売店・葉たばこ生産者など タバコ関係者に限定したら 結果も違ったものになるのではと思います。

国家が健康に悪いというものなら 税金の徴収を止め、タバコ会社と喫煙者との関係で価格設定が決まり、タバコ会社の法人税で徴収するのが本筋ではないでしょうか??

個人の趣好まで 6割の税をかけ 健康に毒だ、受動喫煙被害があると攻撃された上、また課税を個人愛好家に転嫁する・・・、毎回のごとく持ち出される 課税強化のための屁理屈にいささかうんざりです。

そんな屁理屈をつけるのなら、いっそのこと「健康には害になる恐れがあるけれど、税収確保のためにご協力下さい」と言われた方が 納得できる。

どのアンケートでもそうですが、統計学上は正確かもしれないけれど、利害関係人に絞らないとアンケートの有効性に問題はありませんか??

たとえば、アルコールを一滴も飲めない体質の小だぬきのもとに「発泡酒、酒税を健康増進のために値上げすることに賛成ですか??」と唐突に電話アンケートがきたら、深く考えもせずYESと答えかねない。
それほど、自分に関係ないと思っている事に対しては、無責任にも即答しかねない危うさがあるのです。
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アンケートを実施するのなら 結果数字だけでなく 実施した意図と分析をしっかりとしないと 人を過った方向に誘導しかねません。

その典型例が 最近の「内閣支持調査」でしょう。
鳩山内閣支持率が 70%強から 3ヶ月で 50%に 急降下とマスメディアが 鬼の首をとったように報道していますが、ちょっと 数字と内容分析をしてみると「鳩山首相の指導力不足」に不満が20%以上あるということです。
自民党の戦後政治、前の自公政治の「利権政治」「官僚丸投げ政治」「憲法の恣意的解釈改憲」「族議員・派閥政治」回帰を国民が望んでいないことは確かです。
そけは政党支持率でも明かです。

内閣支持率は低下ではなく、より一層鳩山色を鮮明にし指導力を発揮して欲しいとの願いの数字とも分析できるものです。そう考えれば 菅さんの「国家戦略局」が有効に機能し、内閣方針が明確になれば、より内閣支持率は高水準に転嫁することを意味します。
今回の各社の調査でも「鳩山さんに期待しているのに」「内閣をきちんと掌握して欲しい」との願いの「指導力不足」と考えれば、9月発足当時の支持率は維持していることになります。
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最近の自民党の節操のなさも情け無い。三白眼の石波氏を始め 民主党の公約違反を問題にしているが、自分達は 今まで公約実現の努力をしてきたのか 足元を見つめて欲しい。
「公約は約束であって 実現を担保するものでない」と堂々と開き直っていたのは、自民党の首相ではなかったのか・・・・。
その点、まだマニフェスト実現にむけて努力している 民主党政府の方がより「夢」だけは見させてくれています。
民主党の問題点は、政策にあるというより、数があれば何でもでると勘違いしている「党幹事長」にあるのです。
何度も言いますが、民主党に投票した人は 白紙委任した訳ではなく、選挙時の「暮らしのための政治を」に「夢・希望を託した」のだとの謙虚さだけは 忘れずにいて欲しいと願うものです。
posted by 小だぬき at 08:37 | Comment(2) | TrackBack(0) | 社会・政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年12月23日

究極の弱いものイジメ? 拷問??

今日は「天皇誕生日」、不敬なことをいうようだけれど 陛下・皇后陛下には、人間の寿命を超えた「神」になり、長寿記録を超え いつまでも私たちの心の支えであって欲しいと願います。

特に、昭和世代の「人間天皇」宣言をされた 昭和天皇・現陛下に何かにつけ、心の支えを頂いた世代は感じます。
************************************
今日のタイトルは、過激なようだけれど、最近の大手企業の横暴さが目立つので是非書いて起きたいと思いました。

トヨタ自動車が 下請け各社に部品納入価格の3割カット要請の記事を見てです。
大企業の裾野には膨大な中小下請けメーカーの協力で成り立っています。
本社や工場は、中小部品メーカーの土台の上で成り立っています。

トヨタは、自ら その土台を崩し 絞るだけ絞って 本体維持に走っているようです。
前にも問題にしましたが、今の下請け・孫請けの製品製造は 原価割れしていないのかの検証が絶対に必要です。

今、政府が強力に行政指導が必要なのは、下請けの工賃・材料費・適正利益の確保がされているかの調査・指導です。
従業員の季節工・派遣・パート化での生産調整の安全弁的 人員の採用・契約解除と同じ問題が、中小零細企業にも行われていないかの視点です。

トヨタのように 本体経営安定のために 土台となる中小零細企業へのいじめとしか思えない納入価格の値下げ要請は、膨大な中小企業の倒産と失業者を生み出しかねない大問題です。
もし、目先のエコポイント利用で購買欲を喚起し、販売価格を抑えるための部品メーカーへのコスト削減策なら 生産拡大中での今「納入価格カット」なら、一通り供給がいきわたり、生産調整局面に入ったら また「部品納入価格のカット」と「需給減」の仕打ちを 下請け企業は受けるのでしょうか・・・。

統制経済に近いものになりますが、材料・設備・人件費・内部留保・利益を きちんと調査し、その価格を割り込まない「製品価格」を 大企業より大多数の下請け中小企業に保障をする仕組みをつくり、大企業には それを切る納入価格設定は認めないという仕組みを作らないと、企業経営そのものから撤退する部品メーカーもでてきそうです。

消費者は、陰で泣く中小企業のおかげの「値段の安さ」より、だれもが納得できる適正価格なら、多少高くても買うでしょう。
自由競争という名の「弱肉強食」から 製品価格については 「統制経済」も含め 誰かが犠牲になる経済システムの変更が問われているのだと思います。

鳩山氏の「民主主義」を大事にする気持ちは とても大切ですが、時には緊急手術してでも社会の構造を変えることも必要ではないかと 頭の片隅にでも記憶しておいて欲しいと思います。


<ちょっと長くなりましたので、予定していた「死刑制度」については後ほど更新したいと思います。>

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究極の弱いものイジメ? 拷問??A

ご存じの通り、日本の刑法・刑事訴訟法では、残虐非道で更正の余地のない犯罪に対して「死刑」制度があります。
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刑事訴訟法475条には、「刑の執行は法務大臣の命令による」とあり

・死刑の執行命令は 判決確定から 6ヶ月以内に行う。
・法務大臣が死刑執行命令書に署名すると5日以内に執行する。

そして、上記停止に「非常上告」「再審請求」「恩赦依頼・申し出」があるとかかれています。

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その規定があるのに、自分で死刑を受け入れている受刑者に対しても 何年も何十年も執行されない現実は 命での「拷問」「イジメ」のもっとも残酷な仕打ちではないでしょうか・・・・。

近いうちに刑法・刑事訴訟法の抜本的見直しがあり、「死刑廃止」「無期懲役」に最高刑が変更されるのであれば 執行停止 法務大臣署名停止も理解できるのですが、今 そのような議論は起こっていない。

では、なぜ死刑にこだわるのかというと、時々法学部のクセで 死刑囚の立場に自分を置き換える時があります。

自分でも「死刑相当」と納得して 判決を受け入れたのに、労役なしの独房で 看守の足音がする度に「俺の番か・・・」とびくびくし、自分の部屋を通りすぎ「ホッ」とする日々が どれほど精神的にダメージを与えるか・・・・、そのために死刑囚に対する人間としての思いやりが「刑確定6ヶ月以内」の規定になったと思います。

いわゆる「罪を憎んで人を憎まず」の精神で、長期間の恐怖 生と死の心の揺れ、人格崩壊を防ぐため「死刑囚の最後の人間としての尊厳を守る」ための 条文だと思います。

各宗教、人権団体などの「死刑執行反対」の動きは、肝心の基本法改正がない限り、現死刑確定囚にとっては 彼らの運動が 「死の恐怖」「いつまでも続く時間」「生への未練」を産む 拷問運動になりはしないかと思うのです。

死刑論議はきちんと 被害者・加害者双方の人権や感情を踏まえた上で 慎重に議論されなければなりません。それは 倫理的・宗教的分野を含めてです。

ですが、歴代内閣の法務大臣が 「刑を認め 執行日を待つ人々」に対して、死刑命令書に署名しないのは 「死刑囚の精神・尊厳」を 裁判だけでなく 刑確定後も「生殺し」という「人殺し」をしていないか、考える必要があると思います。

私は 「えん罪主張」「量刑不当」を訴える人を除き、刑訴法通り 6ヶ月以内に「刑を執行」するのが罪刑法定主義にも死刑囚の人権にも配慮した措置だと思います。

無期懲役なら生きる望みも仮出所の希望もある、でも「死刑囚」には 自分の死と向き合う時間しかない。
人権団体の活動、死刑廃止論議は 大いに盛り上がる必要があるでしょう。
でも 確定囚にまで「死しか残されていない日々の延長」は、人権という観点から適切なのか??

「うつの状態」なら3ヶ月は無気力で過ごせます。でも薬が効いてきて意欲がでてきたら その後に「死しかない」とわかれば 発狂か自殺を考えるでしょう。

確かに理屈の上では正義であり人権擁護であっても、現行制度の見直しがなされない限り、現「死刑収監者」にとっては、刑執行の恐怖の日々を無用に引き延ばす 残酷な精神的拷問の日々になるのです。

安易な建前やきれい事で済まない現実を直視する必要が、「死刑」だけでなく 多々あるような気がしてしょうがない。
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2009年12月24日

誰かがないている? 物の安さ

私のような「年金」と「退職金の取り崩し」で生活しているものには、「安い」というのは大変な魅力ですが・・・、ちょっと冷静に考えれば「これでいいの?」というのが 結構あります。

趣味でいえば

航空機や寝台列車での何泊もの「パック旅行」です。
片道分の正規の運賃より安い 往復航空券とホテル・観光バスまでついたパック旅行。
どこも損をしていないのなら パック旅行以外でいく 旅行費用も値下げ出来るはずなのに・・・。

何か 旅行社の企画旅行の値段をみると、安いから家計を助けるという気持ちの前に、正規料金への疑問がでてしまう・・・・。

衣類でいえば

1000円ジーンズとか格安コートなども 材料費や裁縫代(人件費)・輸送コストなどを考えると この価格設定でいいの??   などと余計な心配をしてしまいます。

100円ショップや格安店

小物や文具などは、品質が悪くても諦めがつく点では、使い勝手はいいのですが、食品棚をみるとこれを食べて平気??なのと思わせる安さ。
コーヒー缶にいたっては、市販が120円のものが、78円とか100円とか さらに安い店では50円などという値付け。
何か「小売価格」というものを 信じられなくする世界。


いくつか身のまわりの「値段」についてかきました。以前DVD映画の値崩れを紹介しましたが、本当にだれもが納得でき、その製造・販売で 生活が成り立っているのなら有り難い安さですが、本当にそうだろか?

「安いー粗悪品」でなく、「安いー標準品質」であるだけに 疑問がわくのです。

昔の「女工哀史」や「ドレイ工場」などの犠牲の上での「安さ」ではないですね・・・。
posted by 小だぬき at 15:18 | Comment(0) | TrackBack(0) | 社会・政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年12月25日

鳩山首相、潔癖ではないの・・・

政治と金については、族議員や企業との癒着なら大問題ですが、鳩山献金問題は結局の所 「自分の資財」と「実家からの支援」で政治活動をしていただけ・・・・

収支報告書への虚偽記載などの問題はあるにしても 倫理的に責められも所は少ないのではと思います。

昨日の会見も あれほど追及する記者達も「虚偽記載」と「実家資金」のみ。

鳩山氏のいうように「収支報告書にきちんと記載するようにし、国民のための政治は続けたい」でいいのでは??とさえ 感じさせました。

個人献金も鳩山氏ほどの資産家だから 献金がすくないのであって 何の恥じるところがないのではないかと感じます。

検察も「政治資金の適法性」を洗い出すのが目的なら、税務署の協力も得て 全議員の収支報告書の点検をする意気込みであって欲しい。

素人目にも追及する方が やましい点が多いのではと感じることは多いもの・・・・

◇マスコミ各社の本社移転先など 国有財産の廉価での払い下げなどはないですよね??
◇Vもスポンサーに遠慮しての内部放送規制などなされていないですよね??
◇鳩山氏を追及する与野党の議員達も 自分の政治資金は「綺麗な浄罪」ですよね。

衆議院選挙での政権交代、まだ100日を超えたばかりです。
過去の汚泥からの環境浄化の第一歩が やっと始まったばかりです。
政・財・官の強固な「汚泥」から脱するのは そう容易いものではないことは 素人でも解ります。

鳩山さん、個人への中傷攻撃などは 政権と何ら関係ありません。
ここは ぐっと耐えて「生活者のための政治」を一歩でも進めてほしいと願っています。
posted by 小だぬき at 14:22 | Comment(0) | TrackBack(0) | 社会・政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年12月27日

高校は「竹島」触れず…指導要領解説書

文部科学省は25日、2013年度から実施する高校の新学習指導要領のうち、数学と理科を除く各教科の解説書を公表した。
                                韓国
「地理歴史編」の日本の領土問題に関する記述では、韓国と領有権をめぐる争いがある竹島問題の明記を見送った。

 中学校社会科の解説書で竹島問題を明記した昨年とは異なる対応で、鳩山政権が韓国側に配慮したと受け取られる可能性もあるが、文科省などは外交的配慮を否定している。
 解説書は25日午前、文科省から各都道府県教育委員会の担当者に提示された。
 領土問題に関しては、地理歴史編の地理A・Bで、現行の解説書同様、北方領土問題のみを例示した。
 竹島問題は昨年7月公表した中学校社会科の解説書で、「我が国と韓国の間に竹島をめぐって主張に相違があることなどにも触れる」と初めて記述したことを前提に、「中学校における学習を踏まえ、我が国が正当に主張している立場に基づいて的確に扱う」などとするにとどめた。
 新学習指導要領の解説書をめぐっては、昨年の中学校社会科解説書に韓国側が強く反発し、駐日大使が一時帰国するなどした経緯がある。
 今回の対応について文科省は、民主党が高校教育では現場の裁量をより広く認めることを主張していることを踏まえ、「記述は中学よりも大綱的で簡潔なものとなる」と説明。川端文科相も25日の閣議後の記者会見で、「竹島は我が国固有の領土であることを正しく認識させることになんら変更はない。我が国の教育は我が国が責任を持ってやる」と強調した。
 ただ、政府関係者によると、今回の記述は文科相や外相、官房長官ら関係閣僚が協議を重ね、最終的には鳩山首相の判断に委ねられたという。
 解説書は、約10年に1度の学習指導要領改定に合わせて文科省が編集しており、教科書作成や授業の指針となる。同省によると、現行の高校教科書では、地理Aで8冊中6冊、地理Bで6冊中5冊に「竹島」の記述がある。

[解説]竹島明記せず 韓国の反発に配慮か
文部科学省が25日公表した高校の新学習指導要領解説書での竹島問題の記述は、竹島の領有権を主張する韓国側に表現上で配慮した形となった。年内に公表したことについても、来年が日韓併合から100年の節目の年となることを考慮したとの見方が出ている。

 竹島問題については、自民党政権時代に解説書よりも拘束力の強い学習指導要領に明記することを検討したが、韓国側の反発で見送った経緯がある。昨年、中学校解説書で明記した際の韓国側の反発も強く、アジア重視を掲げる鳩山政権の下、文科省が高校解説書でどのように記述するのかが注目されていた。
 今回の記述は、竹島問題での日本の立場を基本的に変えるものではない。慶大の小此木政夫教授(韓国朝鮮政治論)は、「領土問題は譲るわけにはいかないが、表現は配慮したということだろう」との見方を示す。
 ただ、鳩山首相は中学校解説書の公表時に「(竹島は)わが国の領土であると私どもは信じて行動している。学習指導要領に明記することは当然ではないか」と発言した。北方領土問題を明記したこととの整合性も問われるだけに、文科省は今回の記述の意味を丁寧に説明する必要がある。(政治部 池上由高)
2009年12月25日  読売新聞)
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長い引用になりましたが、「竹島」だけでなく「尖閣列島」、東シナ海でも 韓国・中国の実効支配を許す政府。(自公政権時には実効支配が終了)

何の抗議も批判もせず 実効支配を許してきた今 「日本の固有の領土」と国際裁判所に申し立てても却下されるのではと思うほど 韓国の竹島の実効支配は住民居住・軍の配置などもされています。

今まで日本政府が 堂々と自らの主張をし 相手国に抗議したことが1度でもあるでしょうか??

北朝鮮の日本人拉致事件でも 本来は 国土侵略・国民拉致の明かな「戦争行為」なのに、日本政府は「調査願いや帰国への配慮を」との土下座外交。

自衛隊がありながら、拉致判明と同時に「救出作戦」も出来なかった「政府の弱腰」「軍隊」とはなんだろうと 当の自衛隊員の憤りと無力感は 想像以上だったでしょう。

未だに航空自衛隊では、スクランブルをかけても相手からの攻撃がない限り 領空侵犯にも警告しかできないとのこと。

もちろん濫用は困るが、領土・領海・領空侵犯、国民の犠牲の可能性がある場合には、国家としての自衛権の発動に躊躇しないという 覚悟だけは持って貰いたいと思います。
posted by 小だぬき at 14:03 | Comment(0) | TrackBack(0) | 社会・政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年12月28日

今日が 仕事納め??

多くの官公庁や会社が 仕事納めになる日ですね。

1年間、お疲れ様でした。仕事始めの1/4までは 十分にリフレッシュと静養をしてくださいね。

今年は、給与減などの影響か 年末・年始の過ごし方が二極化しているようです。

昨日のニュースにありましたが 海外旅行や国内旅行で家族団らんをする人と 家にいるという人。

生きる以上、最低 食費はかかるわけですから どちらがいいかは判断が分かれるところですが、多くは実家に里帰りをして 大家族??で過ごされるようです。

中にはサービス業・交通機関・中小企業・介護職などで「お正月どころではない」という方もいらっしゃることと思います。

ライフラインを維持・管理されている方々のおかげで 生活ができることも忘れてはいけないことでしょうね。

昔は コンビニ・ファミリーレストラン等という年中無休な便利な物がなく、年末になると各家庭で「おせち料理」の準備で忙しく、お正月を各家庭で準備した「おせち料理」を囲んで一家団らんをしたものですが
時代とともに「おせち料理」なしに 食事をとることができるようになりました。

何か歴では「年末・年始」なのですが、準通常生活が可能な時代の今、新年を迎えるという新鮮な心の区切りが薄くなってきているようです。

初詣にいっても「着物姿」がめっきりと減り、ジーパンやスラックス姿の初詣が増えているようです。

今年もあと4日。年末をゴミ処理に追われる小だぬきですが、皆さんにとって 素敵な年末・年始になることを祈っています。

むやみにお金を遣わずに 一家団らんをする方法が必ずあると信じる ノー天気な小だぬきでもあります。

posted by 小だぬき at 06:36 | Comment(0) | TrackBack(0) | 社会・政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

浅田真央ちゃんの笑顔




20091228-054351_S.jpg読売新聞 写真 増田教三 氏                   


不思議な魅力を持つ「真央ちゃん」です。

諦めず 努力(練習)をすれば、スランプも解消できる、と勇気を貰える女の子ですね。

勝つことを期待されるプレッシャーに負けずに 全日本優勝。

錯覚でしょうが、真央ちゃんの笑顔を見て 自分が励まされるような気になる小だぬきです。

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産経新聞 写真 岡田亮一 氏





posted by 小だぬき at 11:31 | Comment(2) | TrackBack(0) | 社会・政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

選挙の限りない平等を!! 一票の格差NO!!

来年の参議院選挙は、神奈川県民の一票は、鳥取県の約1/5の投票の重さで実施されようとしています。
平野官房長官は「各党が選挙準備に入っているから 定員の見直しなどの選挙制度改正はしない」と理由にもならない理由で この格差のまま 来年の参議院選挙を行うつもりのようです。

選挙区に格差があるのなら、ブロック別比例代表のみで実施し 個人、政党要件を満たさない候補には個人名投票で当選割り振り時 に調整すれば より平等に近づくと思うのですが・・・。

極端な話 総投票数を当選定員数で割って 最低当選票数をだすことによって可能な気がするのですが・・。
「国民目線を言う民主党だからこそできる 比例選挙制」ではないかと小だぬきは思います。
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大阪高裁・衆院選違憲判決の骨子◆  
 
 ▽2009年の衆院選で、議員1人当たりの有権者数の最大格差は2・30倍。
 ▽格差が2倍に達する事態は、大多数の国民の視点から耐え難い不平等と感じられており、客観的にも不平等と評価される。
 ▽格差は1人別枠方式という憲法の趣旨に反する選挙方式で生じたと認められるから、同選挙は違法。
 ▽ただし、選挙を無効とすると、公の利益に著しい障害が生じることは明らかで、原告の請求を棄却する。
2009年12月28日12時19分  読売新聞)
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ここから本文です 一票の格差(yahoo! 用語)
議員一人あたりの有権者人口が選挙区ごとに異なることで、有権者の投票の重みに違いが出ること。
特に、人口の多い都市部の選挙区と人口の少ない地方の選挙区で「一票の格差」が発生している。有権者の人口に比べて議席数の少ない都市部では、有権者の意思を議会に反映させにくい。
総務省の発表によると、2008年9月現在
衆議院の小選挙区では、有権者の人口が最大の千葉4区と最小の高知3区で2.26倍の「一票の格差」がある。また、参議院の都道府県選挙区では、有権者の人口が最大の神奈川県と最小の鳥取県で4.94倍の「一票の格差」が存在する。

(2009年3月31日)

posted by 小だぬき at 19:37 | Comment(0) | TrackBack(0) | 社会・政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年01月04日

グチ始め、今年いい1年に・・

まず 第一は、年末・年始のTVの特番のひどさ。お笑い芸人に占拠されたような番組ばかり。
ニュースを探すのが一苦労。

昨年、自公の景気対策3段ロケットと豪語した大型補正予算が 景気を上げるどころか借金のみ増やしたことは 明確なのに、それを論証する番組なし。

鳩山政権に責任を押しつける論調に誘導しているようで納得できないマスコミの不勉強。

Aまだ本会議の日程も審議もはじまっていないのに 参議院議員選挙態勢に各党突入とのこと。

何か違ってはいませんか??  有権者を小馬鹿にしてませんか!!

衆議院も参議院も本来の審議に全力で取り組み その成果と課題について国民に問うのが「選挙」ではありませんか??  

旧態依然の組織・団体まわりと駅頭などの演説ですか・・・・。

何も政党幹部は 前回の衆議院選挙から学んでいないらしい、とくに民主党・自民党は・・・・。

私たち有権者は、前回は 自公のひどさに見切りをつけ 受け皿として民主党に票が集中したにすぎないのです。

今の状態で もう一度衆参同一選挙をやれば、受け皿が 小政党になり、皮肉なことに小選挙区制が多党化に向かうか、泡沫候補扱いの選挙区・比例での共産党の躍進・または政権奪取などという 結果も起こりえる怖さ?が この選挙制度にあることを学ばないと 民主党も4年天下で終わりですよ。

よく選挙上手の小沢さんがいるからというけれど、この発想は 有権者を馬鹿にした発想です。

小沢チルドレンといわれる方々、小沢氏の影響で当選したのではなく あなた方一人一人の人格に有権者は「希望」を託したのです。そのことを忘れないで欲しい。

B病人、病気もちには 年末も年始もないという現実。
介護を要する人も年末・年始も介護が必要だとの現実から医療制度・医師体制・介護制度なども 現実に即して制度設計をして欲しいということです。

病人・要介護の人とスタッフの生活が両立する制度設計をしなければ 破綻することは目に見えています。 
どちらも少しの犠牲で人間的な生活が可能でなければやっていけません。

看護師・医師の過労死限界に近い勤務をそのままにしていたら・・・と考えるだけでゾーッとします。

C交通機関の見直しです。
自動車などは 過疎地や遠隔地にお住まいの方を優先してエコポイントを厚くし 自家用車については 思い切った階層別補助に切り替える必要はないでしょうか??

二酸化炭素をへらすには、公共交通網の充実がまず優先されるべきです

国鉄民営化後のJRでは 不採算路線などが廃止され 車以外交通網がないという地域も生んでいます。
これからの交通体系を本当の意味で「人に優しい」ものにするには、都会より過疎地を優先して考えるべきだと思います。

D郵政民営化もJRと同じ問題が生じています。

過疎地にこそ必要な郵便局が 統廃合される「人に優しくない」施策。

利潤を無視しても維持しないといけないライフラインがあるはずです。

郵政問題は 都会中心でなく 人数は少なくても収益赤字になろうとも 土台に過疎地帯に住む方々の生活を置くべき問題です。

E大胆なことをいうようですが、株式や先物取引の値動きは 一般国民には 関係ないことです。

企業経営者や株主、投資家たちの問題だと割り切る視点も 必要かと思います。

まだまだいいたいことは 山ほど出てきそうですが、今日はここまでにします。

ただ一般国民の視点で重要なことは、国家の無策・経営戦略の誤り・投資家の損失などを 自分の責任としない点です。
国内でどれだけの人が株の売り買いで生活しているのですか?  そんな人の損失など気にしない、儲けた時は 知らぬ存ぜぬで通す人達だから・・・

posted by 小だぬき at 11:14 | Comment(0) | TrackBack(0) | 社会・政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年01月06日

おかしい藤井財務相辞任、小沢氏を後任に!!

なぜ今なのか・・・・、理解に苦しむ 藤井財務大臣の辞職願い。

高年齢も持病も 大臣を引き受ける時には解っていたハズだし、大蔵省元官僚として多忙さも承知していたハズです。

自分が「景気浮揚策や景気対策」と考えている本予算の編成が、どこやらの圧力やマニフェストの見直しなしに組まれたための 失意の病状悪化ではないでしょうか??

今までは、財務省が「国家を動かしている」という自負・プライドが 税収不足の中での大型予算になり、しかもそれが「政治主導」という名で 強行しなければならないことの 自己矛盾に耐えられなかったのではと 思います。

つまり 本来財務相の決定事項と考えていたことが 財務相以外からの圧力で変質していく過程が許せなかったのではと思います。

今の時期の「国債発行」「子供手当て」「生活保護母子加算」「エコポイント」の実施への危惧ではないでしょうか・・・・

国債は 購入者にとっては 最も安全な債権です。
でも、それは 5年ないし10年で償還していかなければなりません。

選択技は日本の有する「外国国債」の売却を段階的に進める他に税収不足を補う手がありません。

デフレも放置できず かといってインフレ政策に舵をきれば ただでさえ疲弊している国民生活の破綻につながる、いろんな思いが ある中で 2階に上がらせられはしごを外されたような心境に陥ったのではと思います。

後任は、現在の副大臣か政務官から出すのが本筋です。面白いことにマスコミが「小沢との相性で誰それ」などという報道をしていますが、それなら 小沢一郎氏に財務大臣をやらせ、党幹事長は 長老の中から選べばいい。

鳩山氏を支持し続けた藤井財務相の辞任は 痛手でしょうが 「小沢一郎」を閣内に取り込み、民主党に活力を与える「政策研究会」の復活や「国政調査権の活用」「議員立法能力の向上」を可能にする人材を 幹事長に置くことが大事だと思います。

党内の金を含めて透明化でき、首相を本気で支えられる人なら「幹事長」は勤まるハズですもの。
posted by 小だぬき at 10:13 | Comment(0) | TrackBack(0) | 社会・政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年01月07日

なぜ菅財務相、副大臣昇格が常識では・・

今日もなんと健全な睡眠時間の確保(22時〜8時)、朦朧とした頭でも 「菅直人財務相」には違和感があり、民主党の中堅議員の幹部優先人事への反発がないのだったらおかしいと思うほど。

今まで藤井前財務相と一緒に活動していた副大臣や政務官からの昇格人事が 組織上当たり前だし、それがなければ 「小沢一郎」氏の入閣が当然だと感じるのですが・・・。

菅氏については 実績は「薬害エイズ」の文書発見・公表と問題の多い「介護保険制度創設大臣」という以外 何が専門か私にはわかせない人物。
果たして「財務相」としての資質があるのか 未知数な人物。
元財務相官僚や現副大臣の方が、150日の通常国会を乗り切れる「予算説明」「予算修正」の道筋を誤らないで済むと考えるのが普通ではないかな・・・と感じる人事です。

小沢氏は 参議院選挙のための全国行脚にでるとのこと。前の衆議院選挙前のように国会審議を疎かにして欠席などは もう国民は許さない、寛容ではないことを承知で活動してくださいね。
また、あなたは黒子に徹しないと 大金移動で検察との全面対決に敗れた場合の 党の打撃は大きいですよ。

今回で よかったと思う点はただ一つ 仙石由人「行政刷新相」が「国家戦略相」を兼務すること。この兼務が官僚にとって 一番イヤな人事ではないでしょうか・・・。

とにかく 主戦場の「国会」での審議が 最大の「参議院選挙」の国民の判断材料になることだけは 忘れないで欲しい物です。

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2010年01月10日

旧政権の対米約束「普天間移転」

来週に「沖縄県・名護市市長選」が投票されます。

民意がどのように表現されるか 注目です。

米海兵隊普天間基地の移転先とされるキャンプ・シュワブ沿岸部のある所です。

青い海とジュゴンの生息地でもあるところです。

<普天間移転は旧政府の約束>

米軍再編計画では、海兵隊をグァムに移転して、普天間基地の代わりに代替ヘリポートが欲しいとの要求に対して、どのような利権があったのか不可解ですが、日本政府から「代替飛行場建設」の提案をしたのが、今 問題をややこしくしているのです。

辺野古沖は 青い海とジュゴンの生息地で「自然保護」は大切ですが、米軍・米政府からすると「日本の提案を受け入れたのに 何年も棚晒しの上、また日本政府から変更申し出とはおかしいではないか」ということでしょう。
当時の計画立案者の計画意図を明確にし、長い間 棚晒しした責任をしっかりととらせることが先のように思います。
そうでなければ、米政府から「約束違反は日本政府」といわれても返す言葉がないでしょう。

<海兵隊という軍隊>

どの軍隊も「有事即応」が原則ですが、特に海兵隊は 有事即最前線維持または侵攻を目的に編成された軍です。当然志願者選別から猛訓練に明け暮れ、気性の荒い軍隊としても有名です。
海兵隊による沖縄婦女子暴行や交通事故・犯罪も 日米地位協定により 日本で逮捕・起訴・裁判が出来ない事案も多く出ています。
へりによる事故も多くでています。

<反対運動は 住民の意にそっているか>

産経新聞でとても気になるニュースがありました。
本来は 県内移設を決めた「旧政府への抗議」であるはずが、住民の危険をそのままにしての反対運動があったというのです。
本当なら「反対のための反対」は、真の反対派から除外されるものでしょう。
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【揺らぐ沖縄】児童の安全より反対運動優先か 基地隣接の小学校移転
       
2010.1.9 23:26  産経新聞

 米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾(ぎのわん)市)に隣接し、ヘリ墜落など事故の危険にさらされてきた同市立普天間第二小学校(児童数708人)で、これまで2回、移転計画が持ち上がったが、基地反対運動を展開する市民団体などの抵抗で頓挫していたことが9日、当時の市関係者や地元住民への取材で分かった。

 市民団体などは反基地運動を展開するため、小学生を盾にしていたとの指摘もあり、反対運動のあり方が問われそうだ。(宮本雅史)

 
 普天間第二小は、昭和44年に普天間小から分離。南側グラウンドが同飛行場とフェンス越しに接しているため、基地の危険性の象徴的存在といわれてきた。

 
 移転計画が持ち上がったのは昭和57年ごろ。同小から約200メートル離れた基地内で米軍ヘリが不時着、炎上したのがきっかけだった。


 当時、宜野湾市長だった安次富(あしとみ)盛信さん(79)によると、それまでも爆音被害に悩まされていたが、炎上事故を受け、小学校に米軍機が墜落しかねないとの不安が広がり、移転を望む声が地域の人たちから沸き上がったという。


 安次富さんらは移転先を探したが確保できなかったため米軍と交渉。約1キロ離れた米軍家族用の軍用地のうち8千坪を校舎用に日本に返還することで合意。防衛施設庁とも協議して移設予算も確保した。

 ところが、市民団体などから「移転は基地の固定化につながる」などと抗議が殺到した。

 安次富さんは「爆音公害から少しでも遠ざけ危険性も除去したい」と説明したが、市民団体などは「命をはってでも反対する」と抵抗したため、計画は頓挫したという。


 同市関係者は「市民団体などは基地反対運動をするために小学校を盾にし、子供たちを人質にした」と説明している。


 その後、昭和63年から平成元年にかけ、校舎の老朽化で天井などのコンクリート片が落下して児童に当たる危険性が出たため、基地から離れた場所に学校を移転させる意見が住民から再び持ち上がった。だが、やはり市民団体などに「移転せずに現在の場所で改築すべきだ」と反対され、移転構想はストップした。


 当時市議だった安次富修前衆院議員(53)は「反対派は基地の危険性を訴えていたのだから真っ先に移転を考えるべきだったが、基地と隣り合わせでもいいということだった」と話す。

 別の市関係者も「多くの市民は基地の危険性除去のために真剣に基地移設を訴えたが、基地反対派の一部には、米軍の存在意義や県民の思いを無視し、普天間飛行場と子供たちを反米のイデオロギー闘争に利用している可能性も否定できない」と指摘している。

posted by 小だぬき at 12:29 | Comment(0) | TrackBack(0) | 社会・政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

明日が成人の日・・、川柳?にしました

何か 休日法なるもので 毎年代わる「成人の日」

ちょっと小だぬきは 川柳に挑戦してみました。

 

 ・友達と 会う喜びだけの  成人の日

 ・あばれてで 大人を自覚  初逮捕

 ・止めようか 成人式で 酒タバコ

 ・行きたいが 履歴書書きが 忙しい

 ・ゆめもとう 語るひとから ゆめはなし

 ・あるけない がに股歩き 着物泣く

 ・欲しいのは 式ではなくて 仕事かな




何か「夢と希望」のないものばかりが でてきます。

でも「成人の日」を迎える皆さん、選挙権という「国民主権」の主権者になる日です。

今は閉塞感が溢れていますが、その政治や社会を変えることのできる主権者の仲間入りです。

1日早いですが、「成人の日」おめでとう。
posted by 小だぬき at 20:24 | Comment(0) | TrackBack(0) | 社会・政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年01月11日

なぜ拘る「選挙区」に

衆議院の一票の価値の違いが 2倍で違憲判決がでているのに、今夏の参議院選挙では 格差が5倍にもなろうというのに 制度改正の動きなし。

神奈川県民は鳥取県民の1/5の主権者か・・・・・。


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    ・金の木は  政治家のみが もっている

    ・節約だ 我が身削らず 他人だけ

    ・民主党 数は力と ムリ通す

    ・策がない 自民党には 金もなし

    ・成人だ  税と義務だけ 与えられ

    ・公務員  仕事できても  たたかれる
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国会議員の歳費や手当などの優遇措置の再検討は なされないまま 通常国会が来週から始まります。

なじみの食堂でも 「ヒマが有りすぎて かえって疲れる」などと 嘆きを聞きます。

議員さん達が、街なかを 警察・秘書の護衛なしにブラッと散歩すれば、本当の街の様子がつかめるのに・・・

国会議員の視察って 大名行列のように上から目線。

今の議員なら「暗殺」テロまで実行して、刑務所に行こうなどという価値すらないと過激右翼・左翼も考えているのではと思います。
posted by 小だぬき at 15:24 | Comment(0) | TrackBack(0) | 社会・政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

スモーカー&酒飲みが1年で払う税金は?(R25誌より)

止められれば一番いいのでしょうが・・・。
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スモーカー&酒飲みが1年で払う税金は?


2010年1月11日(月)11時0分配信 
R25

「健康のために、今年は飲む量(or吸う本数)をちょびっと控えよっかな…」。
新年を迎え、柄にもなく(!?)殊勝な誓いを立てつつある酒飲み、スモーカーもいるかもしれない。無論、飲みすぎ&吸いすぎはお財にだって負担大! そもそも、その1杯&1本の価格に占める税金っていくらなのか?

まず、たばこ税に関しては、たばこ1箱(300円、20本入りの場合)でたばこ税等の額は174.88円。消費税も加えれば、価格の半分以上の189円相当が税金となる。
とすると、1日1箱吸うとして、1週間で1323円、1年で6万8985円の税金を払っていることに! 世間では煙たがられることが多いスモーカーも、じつは税金面ではかなり貢献している。

酒税は、酒税法上のカテゴリーで税額が決められている。1リットル当たりでは、ビールが220円、第三のビール80円、清酒120円、焼酎(20度)200円などなど。
税額負担から見るとビールの割高度が際立つのが特徴だ。もし1日1本、500mlの缶ビールを飲むと、1日に払う税金は110円、1週間では770円、1年なら4万150円にもなる。

つまり、スモーカーかつ「発泡酒や第三のビールなんか飲んでられっか!」という真性ビール党は納税額が高くなってしまうわけだが、そもそもたばこや酒の税率ってなぜこんなに高いの?

 尾久土公憲税理士事務所の尾久土公憲さんに尋ねてみると、「たばこ税や酒税は、税金のなかでは消費税同様、間接税にあたりますが、伝統的にぜいたくな嗜好品という認識があったため高く課税されやすい傾向があった」とか。その流れで、税収確保のために増税されやすい側面もあるようだ。

実際、「国民の健康増進」という(建前上の?)名目で、たばこ税は今年10月から増税予定。酒税改正も
議論中だ。確かに健康のためには節煙&節酒を心がけるべし! なんだけど、禁断の“ぜいたく”である1杯&1本、コレがやめられないんだな〜。
(R25編集部)
posted by 小だぬき at 17:30 | Comment(4) | TrackBack(0) | 社会・政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年01月13日

もう存在しない「武器輸出3原則」

北沢防衛相と防衛産業がどのような意図で 問題提起したのかはともかく 現実問題として「武器輸出3原則」なるものは、存在しないに等しいものになっています。

先ず「武器」の定義ですが、まさか 自衛隊員にも批判が強い89小銃や新型戦車などの完成品、アメリカのブラックボックスに入って作動しているのを「武器」とよぶのは アナログ思考としか思えない。

今製造されている「民生品」も工夫次第では 「武器」に転用可能な時代に入っていることを 意図的に目をそらせることになりかねない。

最近 報道されたものでも ソニーのゲーム機 PS-3のCPU(計算速度)の高性能に目をつけ アメリカ軍を初めとした各国が 大量購入をしたとの記事。

北朝鮮のミサイル部品などにも 日本の部品が大量に使われていたこと。

食料援助なども「軍」に渡されれば 立派な後方支援物資に。

防衛省では そのような情報をしっかりと把握しているはずです。
にも関わらず 「武器転用」の認定などという 非現実的な政策で、軍事転用可能な「民生品」が 堂々と輸出されているのが現実でしょう。

「民生品」として輸出したものを 「軍事転用」したのは相手国だから 日本は「血に汚されていない」といい張る時代は とうの昔に終わっているのです。

本気で「武器輸出3原則」を守るなら 通信機器、電子機器、配線コードやナットなどの部品、(秋葉原電気街でうっているもの)などは 全て対象になるでしょう。

私は 観念的な鳩山さんの「平和」より、北沢防衛相が提起した「武器3原則」の「武器」の定義は議論されていいものだと思います。

私が今使っている インターネットは 軍需の民間転用だし、車のナビげーターや衛星時計なども 軍事衛星の利用です。

何をもって「民需」「軍需」というのか、武器とはどこまでをいうのか・・・・。

アフガニスタンやイラクの自爆テロの場合、普通乗用車が武器になっています。

ロープ一つでも 使い方によって殺傷能力があります。

建前上の「平和国家施策」など 諸外国からは何を寝ぼけたことを・・・と馬鹿にされるのがオチです。

技術力は 残念ながら「戦争」によって飛躍的に向上してきたのが 過去の歴史です。

「戦争なし」で技術力向上を図る施策の問題提起として、鳩山さんのように否定するのではなく「武器輸出3原則」を真剣に議論した方が 真の「平和」とは何かを考えられるキッカケになると考えるのはおかしいでしょうか??
posted by 小だぬき at 10:09 | Comment(0) | TrackBack(0) | 社会・政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年01月14日

小沢氏は正々堂々と地検出頭聴取を!!

いままで 権力の圧力でもみ消されてきたであろう事件・不正・・・・・

TVでも刑事ドラマの中で人気があるのは「権力の圧力に屈しないで捜査する捜査官を描いたもの」です。

ドキュメントなども同じです。

小沢一郎民主党幹事長は、少なくとも今日を入れて4日以内に 事情聴取に応じなければ マスコミは「白でも黒」との論調が鋭くなるでしょう。

18日に国会が開会されれば「国会開会中の不逮捕特権が生じる」からです。
検察が 事情聴取を要請しにくくなる状況になるのです。

政治と金、政党助成金の不明朗な使われ方が 報道の通りでも 政治資金規正法違反です。

民主党に政権交代をしたから「行政の一機関である検察に指揮権を発するべきだ」という恐るべき暴論もでています。この論法でいけば、権力を持てば 捜査権は及ばないということになり 刑事警察・検察の公正・中立の確保など望めないでしょう。

ただ、検察情報がマスコミにリークされていることは 「人民裁判的な推定有罪」をうむので、リーク者は国家公務員法の「信用失墜行為」「名誉毀損」として 行政処分はすべきです。

これからの4日間で 特捜部情報をリークしているのは 誰であるかは 法務大臣は明確に捜査指揮権をすべきです。
なぜ、法務大臣の情報リーク者逮捕の指揮権発動が必要かは、「検察一体の原則」で検察官は一人一人が検察として独立して証拠で判断をし その判断は 全員が共有するという独立行政機関だからです。

そして 検察は「秘書を含めて 起訴に価すべきか」再検証するべきです。

小沢氏は出頭して 明確に検察官と対峙して 捜査の不当性を証明すべきです。

そうでなく150日の間 疑惑のままで放置して 打撃をうけるのは民主党ということになります。

小沢氏ほどの政治家なら 事情聴取に応じた方がいいか、疑惑のまま放置された方がいいかは 判断できているハズです。

政治資金規正法も政党助成金も ざる法で どんな解釈も可能な杜撰な法律であった証明でしょうね。

自民党は 疑惑は疑惑のまま ほっといて、予算案の質疑・修正。提出法案の質疑に全力で望むのが賢明でしょうね。

国会で「検察捜査段階」のもので 空白をつくるより、疑惑としてマスコミ報道にまかせた方が 自民党のボロはでないとおもうのですが、執行部の頭は 化石のように堅いようです。

どちらにしても この4日間での小沢氏の行動が 政界再編の導火線になりかねないことだけは確かなようです。

posted by 小だぬき at 13:46 | Comment(0) | TrackBack(0) | 社会・政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年01月16日

小沢献金追及より政治資金規正法の改正を!!

小沢氏の元秘書だった石川知裕衆議院議員ら3名を陸山会土地購入を巡る事件で逮捕しました。

検察は大きな賭にでたのでしょう。

これに対して 自民をはじめする野党は、通常国会で追及の方針だとか・・・

まず、検察についてですが、もし裁判で「無罪」になった場合の 組織ダメージは大きいということです。
「検察一体の原則」で 「巨悪は眠らせない」と豪語していた東京地検特捜部の敗北は 全検察官の敗北を意味することになるのです。

不謹慎なようですが、政治資金規正法違反程度で 東京地検特捜部が動くこと自体が不自然な「事件」なのです。
政治資金規正法の虚偽記載容疑は、訂正すればすればいいことだし、土建屋さんから献金があったとしても 野党の議員に利益供与する職務権限があるのか冷静に考えれば 何ら法違反でないことは確かです。
小沢氏に説明責任といわれても 秘書に事務・対応をまかせていれば なぜ本人が説明しなくてはならないんだとの理屈が成り立つのです。ましてや 違法ではない認識なら尚更です。

へんな例えですが へそくりで奥様がハンドバッグを買い、へそくりを知らなかった旦那様に「金の出所は」と他人が追及しているような愚かしささえ感じるのです。

必要以上に小沢一郎という人に「権力者」「闇将軍」のレッテルを貼りたいようです。マスコミも検察も。


国会で個人の政治資金を捜査・公判中に追及し、最優先の景気・生活法案の遅滞を招くようでは 自民党も消滅の道を歩むでしょう。

鳩山氏・小沢氏の教訓から 政府・民主党がやるべきは 恣意的解釈が入らないように「政治資金規正法」の厳格化であるはずです。
野党が「追及」などという自殺行為にはいるようなら 鳩山・小沢氏の個人的問題に矮小化せず、「政治資金規正法」の問題として全議員の問題として「政治と金」の問題を取り上げるべきでしょう。

野党のみならず与党の中にすら「説明責任」を求める声がでていますが、これは諸刃の剣です。

野党は、検察の捜査にのっとっての「推定有罪」の立場での「説明責任」論でしょう。

政府・与党は、何の意図をもって「説明責任」をいうのかは理解できません。
むしろ「我が幹事長を信じ、逮捕者の無罪判決を持って、国民への説明責任としたい」と毅然とした態度をとり、二度とこのような捜査が政治家に及ばないように政治資金規正法を 与野党で改正したい」と宣言すればいいことだと思います。

法律の「利益・便宜供与」の職務権限は 野党にはないことだけは厳然たる事実です。

今回の東京地検特捜部の情報を小出しにし マスコミを利用して重大事件のような雰囲気を作りだす手法は、「特捜部らしくない」と思います。
posted by 小だぬき at 09:17 | Comment(0) | TrackBack(0) | 社会・政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年01月17日

検察の横暴、「国会では不毛な議論を避けて」

今日、やはりマスコミ論調は、小沢氏の「推定有罪」での「説明責任」なるものを追及していました。

東京地検特捜部の「政治資金規正法」の捜査は、10ヶ月に及びます。
時期的に注目して欲しいのは、衆議院選挙前からの捜査で、その捜査にGO!サインをだしたのが 前自公政権であることです。

今回も霞ヶ関改革の第一歩になる 通常国会開会前の石川議員ら3名の逮捕です。
多くの国民は冷静に受け止めていると思いますが、説明責任のあるのは「東京地検特捜部」ではないかと誰しもが 薄々気づいているはずです。

石川議員は 今更証拠隠滅や逃亡の怖れもないのに逮捕・拘禁した上で 検察は「自殺の怖れ」のためなどと説明しています。
今だ なにを立証しようとしているのか、石川議員に何度も事情聴取する事案なのか・・・

素人目にも こんなに捜査に時間をかけても 検察の立証意図が達成できないために 「自白」で証拠を作ろうとしているとしか思えない強引さです。

まず、検察が立証意図を明らかにしなければ、小沢氏が「説明しようがない」ではありませんか・・・

権力の強引さや意図的捜査(ビラ配布事件など)と闘うハズの立場にある 共産党志位委員長は いつから捜査機関=正しい という立場に変質したのか驚くばかりです。

少なくとも 小沢遼子氏のような冷静な立場が求められていると思います。

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小沢遼子氏「国会では不毛な議論を避けて」
                   スポニチ 2010.1.17
 
小沢氏が続投表明し、捜査批判を展開したことについて野党幹部は「居直り」(共産党の志位和夫委員長)などと反発。通常国会冒頭から小沢氏の参考人招致を求めるとともに鳩山首相の責任も問う方針で、与野党が激突し、国会が空転する可能性がある。

 自民党の大島理森幹事長は、幹事長権限の一時委譲が検討されていることについて「嵐が過ぎるまで隠れていれば済む、というような問題ではない。潔白だと言うのなら堂々と職務を続ければいい」と批判。検察批判に関しては「検察を批判する前にさまざまな疑惑について、潔白だという理由を具体的に説明すべきだ」と指摘した。

 公明党の山口那津男代表は、通常国会での参考人招致について「全く否定はしない」とし、共産党の志位氏は「説明せずに居直る態度は許し難い。国会で真相を語ってもらう必要がある。国会が真相究明の責任を果たさなければならない」と参考人招致を求める考えを表明した。

 一方、民主党の地方代議員会議に参加した埼玉県連の新井貞夫副代表は「シロだと信じている」、別の代議員は「昨年の衆院選でも出ていた話なのではないか」と反発した。

 社会評論家の小沢遼子氏は「今回の問題は以前から出ていた話。事件の真相は明らかにすべきだが、国会では、国民のために不毛な論議は避け、もっと大切な医療問題などについて話し合ってもらいたい」と話した。
posted by 小だぬき at 17:23 | Comment(0) | TrackBack(0) | 社会・政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年01月18日

検察は司法ではなく捜査機関・犯罪立証機関

厳密に言えば、司法権とは「裁判所」を差す言葉であることに ご留意いただきたいのです。
検察は 捜査機関であり、犯罪立証機関です。

今回の小沢氏の「政治資金法違反」事件なるものが、なんら立証できないまま10ヶ月経っていることです。
2/26に結審予定の大久保被告に対する裁判も 今のままでは「無罪」になりかねないので、検察は訴因変更をして引き延ばしを図るようです。

つまり今の段階では「疑わしきは被告人の利益に」の段階なのです。

捜査にGO!サインをだした自民・公明党の政略的意図は明かで 「小沢氏失脚」にあるのでしょう。

私が納得できないのは、共産党の「参考人」要求です。
同党が巨額脱税や政治資金の個人流用、ゼネコンに対する職務権限を立証する確たる証拠があるのならともかく、今の「検察」「マスコミ報道」による疑惑での「証人喚問」要求なら 共産党の名前を汚すことになる愚かな行為です。

国会は、いつから「裁判所」の代わりに「個人追及」機関になったのですか??
まして、「有罪の構成要件」を満たしているかわからない 事件にたいして・・・・

捜査中・裁判中のことについて「小沢氏に何を質問したいのか」意図が さっぱり読めません。

私も「外国人地方参政権付与法案」なら 反対のキャンペーンを張れますが、今回の小沢氏関連では、小沢氏はじめ秘書達・石川代議士が 何かの生け贄 政争の具になったとしか思えません。

今、各種アンケートで「小沢氏辞任」が70%とでています。マスコミの連日の疑惑報道に 裏を返せば惑わされない国民も30%いるということでしょう。

「推定有罪」で現在・過去 いくつのえん罪事件をうんだことか・・・・、裁判すら維持できない事件がいくつあることか・・・・

特にマスコミは 松本サリン事件の河野さん、3億円事件の草野さん、各えん罪事件の報道の反省がまるでないようです。

もし この事件が「無実」だったら どんな検証記事や反省をしめすのか、楽しみです
それと、地検特捜部が敗北した時の 組織そのものの崩壊・改革も 野次馬的ですが 興味があります。

野党の皆さん、「参考人招致」で質問できるだけの証拠はお持ちなのですね。
過去の爆弾質問は、まだ誰にも知られていない事実を 証拠をもとに追及したから 政府を揺るがすことができたのです。

今後の推移によっては、小沢氏は「名誉毀損」「行政機関改革」で逆襲できる「武器」を新たに貰える可能性すらあるのです。
posted by 小だぬき at 10:50 | Comment(0) | TrackBack(0) | 社会・政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年01月19日

民主党「闘ってこそ開ける道がある」

今の「検察捜査」の報告が 法務大臣に伝わっているかどうか、また「逮捕の訴因はなにか」を民主党は 検事総長を呼んで答弁させる必要があるのではないか・・・。

また、行政改革として「検察」も視野にいれるように質問すべきでないかと思います。

なぜ「政治資金規正法の記載もれ」が「虚偽記載」になったのかも問うべきです。

先手先手で手を打たなければ、「小沢氏の再聴取」の要請をだす東京地検特捜部は、「逮捕請求」などという暴挙をしかねません。

ここは、仙石氏や弁護士・検察出身の代議士を総動員してでも「東京地検特捜部」の異常捜査に対抗する部会を作るべきでしょう。

何度もいいますが、鳩山首相は「我が党の幹事長を信じている、裁判で必ずや潔白がつく問題と思う、捜査段階のことでの国会空白をつくらず、国民生活関連法と経済対策法を優先して審議をお願いしたい」という答弁はすべきだと思います。

与党慣れしていないのか、小沢氏に疑念があるのか、政府と民主党の弱気と世論ばかり気にする姿勢にはガッカリです。

闘ってこそ開ける道がある 今がその正念場でしょうに・・・。

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とうとう 内科の薬がなくなり 今日イヤでも通院しなくてはなりません。
ちょっと精神科により、ミニ世論調査をしてみたいなどと考えています。

日本は 顔や態度で逮捕されない法治国家です。刑法や条例に記載された罪状で逮捕・起訴される「罪刑法定主義」をとっています。
これは、権力者・金持ち・一般勤労者・貧乏に関係なく、全国民に保障されなくてはなりません。

野党の質問で「マスコミによると・・・」とか「検察では・・・」と質問がでたら 「今捜査段階です、10ヶ月以上捜査して結論のてないものに 政府として答弁のしようがありません」「また 小沢一郎氏も被疑者でもありません、どのような理由で参考人招致を要求されるのか 明らかにして欲しい」と毅然たる対応を望むものです。
posted by 小だぬき at 05:42 | Comment(2) | TrackBack(0) | 社会・政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年01月20日

陸山会の斡旋収賄の立件なのか・・・

なぜ 野党議員である「小沢氏」の陸山会に 執拗に検察が拘る構図が 冷静になってきたマスコミ報道で見えてきたように思います。

土建屋さん達の「談合」と「陸山会」との関係で 贈収賄は無理としても「斡旋収賄」の立件に動いているらしいことは 見えてきたように思います。

産経新聞の報道ですが、鹿島東北支社幹部が仲介し 岩手県奥州市丹沢ダム工事請負が決まったこと。

陸山会に工事指名希望の宮本組は、事前に了解をとり、鹿島が確認して工事受給者を決定していたとのこと。(ここで5000万円が動いたと報道) 

その鹿島東北支社幹部の退職後の就職先が 工事受注をした宮本組であること。

公共工事受注のための工作資金として 競争相手の山崎組下請け2社が政治資金として「陸山会」裏献金1億円がなされたと供述したことも事実か問題になります。

もし推測通りなら「政治資金規正法虚偽記載」のみならず「刑法での斡旋収賄」での立件を目指していることになります

その突破口として 不動産購入と小沢氏口座からの支出の 差額を この裏献金からでは・・・・としたいのでしょう。

こうなってくると 「政治資金不実記載」の捜査を入り口にして、公共工事請負の談合・指名斡旋までの証拠固めの 一斉家宅捜査だったことになります。

この壮大な構図なら 小沢氏と小沢氏の奥様の任意聴取要請も頷けるし、1回では無理としても数回の聴取後は 東京地検特捜部は 国会に小沢氏の「逮捕許諾要請」も視野にいれているのでしょう。

単なる政治資金虚偽記載だけでなく不動産購入資金まで踏み込むとは 地検特捜部は「巨悪は眠らせない」伝統の捜査手法であることは確かなようです。

小沢氏が有罪か無実かは、我々国民としては どうでもいいことです。

今日の参議院での代表質問とこれからの生活関連法案・経済対策できちんと国会が機能してくれればいい

小沢氏が 幹事長を辞めた方がいいという70〜80%の人の方が 先を読む力があったのかもしれない・・。  その時は、潔く 小だぬきは 謝りたいと思います。
posted by 小だぬき at 09:23 | Comment(0) | TrackBack(0) | 社会・政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年01月22日

どっちもどっち、予算委員会

昨日、一昨日の政治家主導というから 民主党は堂々と質問に受けて立つと思ったら 「弁明に終始」、特に平野官房長官の答弁は酷い。

自民党の谷垣氏に「あなたは◇◇といいたいのですね、法制局長官が答弁すれば すぐ解決する問題を」と皮肉られる始末。見ていて この人、法律の勉強をしたことがあるのかと思うほど 質問の要点をつかめず 迷走。

政治主導ということは、国の施策や方向は政治家が決めるが その実務は各行政機関が実質するのだから、もっと官僚に柔軟対応でいいのではと感じました。

内閣官房長官とは各省庁の施策のまとめ役なのに 方向性がまるでみえない迫力のなさ。
特にTV放送の時は、慎重に対応して欲しい。

天皇陛下の中国副主席との異例の会談の問題にしても「陛下の健康を考え1ヶ月前に各国来日首脳が訪問するときは 会談の調整をしていただいている」「今回は、中国外交の重要性を考え、特例としてお願いした。1ヶ月ルールは 遵守したい」「国事行為と陛下の行事等の出席は、政治利用と疑われないように 政府として厳格に区別し対応していきたい」と答えれば済む問題を、民主党のゴリ圧しを批判されたように勘違いしたのかしどろもどろ。
弁護士でもある谷垣氏に 憲法講座を受けるとは情け無い限りです。

自民党も地検で脱税容疑なしの「贈与税納入」で決着のついた鳩山氏の政治資金に、ネチネチと絡む自民党議員も情けない。
自分の首を絞める覚悟で、「参考人招致」などといわず、政治資金規正法の時効をなくすなどの改革案で対抗しなければ 時間を無駄に浪費しているようにしか思えない。

普天間問題にしても「自民党の合意案がベストとお考えなのですね」との言質一つとれない 鳩山首相、菅副首相・平野官房長官に「戦略も戦術もない」のには呆れました。

政治と金については、補正予算・本予算の審議 可決後すみやかに 「政治資金規正法」の改善にとりくめばいいと いらついているのは私だけでしょうか??

政治家主導というのは、こんなにもダメ議員・閣僚ばかりなのかとの失望感を国民に与えるためではないはずです。
政治家主導で実務担当官僚に答弁させるという柔軟な発想をもたないと 150日の会期を実りある物にできるのか不安になるスタートです。

今日も 国会中継が ロングランで朝9時〜放送されます。

野党には 国民生活向上のための質問、政府には「政府としてはこう考えますが、貴方たちはどうお考えですか?」のディベートの見本になるような 国会審議であって欲しい。
posted by 小だぬき at 05:26 | Comment(0) | TrackBack(0) | 社会・政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ヤジの品性のなさ・、情けない!!

今日の国会の質問者の質と閣僚の昨日の反省か?   比較的問題点がはっきりとわかる質疑が多かったです。

公明党・・まだ民主との連携を意識しているのか 提案調。早くも第二次補正賛成を表明。

自民の小池さん、世代論議から入ったので 何を質問したいのかと思ったら 学生運動の経歴から強引にも民主党の反米を引きだそうとするあたり したたか。 要所要所に普天間や日米安保などのポイントをつく質問。
ただ、彼女の意図はともかく、防衛相の北沢氏の理路整然とした答弁としっかりした態度をTVに映してしまったのは誤算か・・・

共産党・・「政治と金」の問題も心配したような逮捕からでなく 政治家としてのモラルから入ったのはさすが・・。赤嶺氏の沖縄現地での体験をもとに沖縄問題を質問したのは聞きごたえがあり、委任当時と返還後の問題を浮き彫りにしました。

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やっと 国会らしくなったなぁと思ったら 数千万円の歳費を貰う 予算委員・傍聴議員のヤジの品性のなさ。罵詈雑言の多さに この人達 本当に審議して修正等する気があるのと思う位の「ごろつき」的不規則発言。
ヤジにも品性が必要です。思わず場が和むような 知性あるウィットにならないものか・・・

明日は通院、ちょっと早いですが お休みなさい。

posted by 小だぬき at 23:08 | Comment(0) | TrackBack(0) | 社会・政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年01月24日

小沢氏の「墓穴を掘る」署名

任意の事情聴取は建前だけで 事実状の「被疑者扱い」で「検面調書(裁判所に提出できる証拠調書)を検察がとったことが明らかになりました。

この調書に署名してしまったことが、小沢氏の「政治生命」の危機といえそうです。

逮捕された石川議員や秘書が起訴された場合に 小沢氏調書と他の調書の食い違いが論点になりかねないからです。

退路が断たれ 小沢調書が正しく、他の被疑者の供述で作成された検面調書は「ウソ」「思い違い」であると、立証していかなければならなくなります。

公判で 石川議員や秘書の「罪状認否」が 一つの関門です。
もし 報道されているように「罪状を認める供述」を本当に 逮捕者がしているのであれば、調書の食い違いで 検察優位に公判が進む可能性が生じることになります。

調書への署名・捺印をしたこと自体、小沢氏弁護団のミスリードといえるかもしれません。
任意なのだから「検面調書」ではなく 「任意録取書」に止めるべきであったとおもいます。

会見での「説明申し上げた」認識は甘いとしかいえません。検面調書という証拠資料が検察の手に2通も残ってしまったのですから、どれか1つでも破綻すれば(秘書や奥様の調書との食い違い) 有罪推定資料になりかねないのです。

自分を守るか、秘書を守るかの選択さえ問われかねません。
小沢氏の「自信過剰」のためのミスとしか思えません。
公判で石川議員や秘書の全面否認がない限り 難しい局面に入ったといえるでしょうね。

検察が「どこをゴールにするか」、検察の手に優位な証拠を残した聴取だったと思えます。

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小沢氏聴取、関与否定
=虚偽記載「把握せず」−「裏献金は事実無根」・東京地検
(2010/01/24-00:09)時事通信
 小沢一郎民主党幹事長の資金管理団体「陸山会」による土地取引をめぐる事件で、東京地検特捜部は23日午後、小沢氏を任意で事情聴取した。
 小沢氏は終了後に会見し、供述調書2通に署名したことを明かした上で、政治資金収支報告書への虚偽記載について「把握していない」と関与を全面否定。ゼネコンからの裏献金は「事実無根だ」と述べた。

 聴取は東京都千代田区のホテルで、午後2時ごろから4時間半にわたり行われた。特捜部は今後、小沢氏の供述内容を詳しく分析した上で、同氏の事件への関与について捜査を進めるもようだ。
 特捜部は市民団体から告発を受けたため、黙秘権を告知した上で被疑者(容疑者)聴取した。

 記者会見や聴取終了後に配布した文書で小沢氏は、収支報告書への記載内容について、「相談や報告は受けていない。帳簿や報告書を見たことはなく、内容を一つ一つ確認したことはない」と述べた。

 陸山会の土地購入に充てられた4億円の原資については、自宅を買い替えた際に差額として残った2億円など、1989年から2002年までに銀行口座から引き出した総額5億6000万円のうち、土地購入時に個人事務所で保管していた4億数千万円から貸し付けたと説明した。

 ゼネコンからの裏献金については、「水谷建設からもほかの会社からも、不正な金はもらっておらず、秘書や元秘書も受け取っていないと確信している」と述べ、特捜部にも同様の説明をしたという。
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2010年01月25日

名護市長に稲嶺氏当選

接戦とはいえ、移転先市長に 基地反対派の稲嶺氏が当選したことは、重く受け止める必要があると思います。

この際 日米安全保障条約50周年に当たって、本気で「基地のありかた」を問うべきでしょう。

米軍は、世界戦略の一環として「基地」を捉えています。日米安保条約は 建前上 対等条約でアメリカの軍事戦略を 日本が一方的に受け入れる必要がない条約です。

こちらから「この地以外不可能だ」との意思表示が出来るハズです。
また、自国の防衛は 自衛隊が行うとの意思表示で 日本の基地の全面返還を要求も出来るのです。
今、本土に基地がなくなると困るのは米軍の方です。
海兵隊にしても グァム全面移転の方が 運用上便利なハズなのです。

辺野古沖に移転を決めた外交文書や取り決めがあれば まずそれを公開してください。
96年当時の自公政権の時の関係者を 国会に証人として呼び、この経過を国民の前に情報公開する必要があるとも思います。今のままでは、「藪の中」で さっぱり「普天間返還」の経緯がわかりません。

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素人の疑問
今、盛んに「自衛隊」の文民統制の話がでています。
実態は軍隊であるにも関わらず、未だに正式には「自衛隊」です。

自衛隊員には「軍人」としての対応ではなく「特別職公務員」の扱いのままです。
文民統制ということは 正確にいうと何をさして言うのか 意味がつかみかねます。

いつから「軍」に昇格したのか教えて頂きたいし いつからかれらが「軍人」になったのか 単純な疑問ですが教えていただきたい。

諸外国の文民統制とは 軍事に詳しい補佐官のもとに軍事戦略を練ることであって、民間の素人が軍運用に口をだすことではないハズです。今の解釈改憲でも「軍人」がいない以上、文民とは どのような人達なのか教えていただければ幸いです。
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2010年01月26日

ヤジがモラルか・・・

国会中継を見ています。

自民党がネチネチと「鳩山氏」「小沢氏」の政治資金を責めていますが、質問では「モラル」の問題といっていますが、ヤジそのものにモラルがないのは不思議です。

今、第二次補正予算の審議のハズの参議院予算委員会なのに 政治資金に時間をさく自民党西田議員のしつこさにいい加減呆れます。

このような質問の意図は、ただ民主党や内閣を陥れる目的のみで 何ら建設的な質問なし。

あぁ、我が国の国会の質の低さ。

亀井大臣の「こんなくだらない質問に答えられか!!」は 正解だと思います。
posted by 小だぬき at 14:23 | Comment(2) | TrackBack(0) | 社会・政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年02月01日

もう2月・・。時効について

早いもので もう2月。
各地で梅祭りや 寒桜の開花などの情報に触れる機会が多くなりました。

出不精で「睡眠過多」の小だぬきは つい数日前に正月を迎えたような感覚です。
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2月のスタートにあたり、「時効」について考えたいと思います。

被害者・被害家族には 「時効」がないことは確かです。

でも「時効廃止」をして 犯人検挙率があがるかも疑問なのです。

性善説に立って「犯人は時効までもがき苦しむ」からという理由で 収監されているのと同じ苦しみを味わうという理屈でしょうが、果たして 重大犯罪を犯す人物に良心を期待できるかといえば否でしょう。

「時効」を考える前に、時効をうまない「捜査態勢」が検証されるべきだと思います。
もちろん「えん罪」をうまないことを前提にしてですが・・・。

「刑事警察」より「警備・公安警察」に偏重していないか・・・・
「地元警察や交番巡査の巡回連絡簿」による捜査より「地元を知らない人の捜査指揮に問題はないか」

科学捜査の名のもとに 「交番」の地域密着・情報収集などが軽視されていないか 見直す必要があるように思います。

TVドラマを信じるわけではないですが、各部署の横の連絡のなさや公安偏重、キャリアの経験不足などが 現場の足を引っ張っていないかの検証も大事だと思います。

「踊る大捜査線」や「相棒」の視聴率が高かった理由も 現場視点と「推理・カンでの証拠固め」に視聴者が引きつけられたためでしょう。

組織捜査というものは、初動捜査が失敗すると 「手がかりをつかむ」ための捜査指揮官の能力次第で解決・迷宮が分かれる諸刃の剣のようです。

まず基本は 「時効」をうまない捜査態勢の検証と捜査方法の検証でしょう。

現場の刑事は 「昇任試験の勉強」すらままならない状態での 勤務だといわれます。
その労苦に報いるような 捜査指揮がなされねばなりません。

重大犯罪の検挙率は低空飛行のままです。
犯人の出頭か 市民の通報での逮捕が多くなっています。

網の目に張り巡らせた「交番」の再構築が 「時効」をうまない捜査の土台だと思います。

ある小説で 外国賓客が来日する日が 窃盗・強盗のし放題日だなどといわれる 「警備警察」偏重では市民生活は脅かされます。

「時効廃止」「時効延長」も 「継続捜査班」がきちんと機能していなければ、偶然に関連事件・別事件で証拠が出ない限り「絵に描いた餅」になりかねません。

捜査官の思い込みによる「えん罪」も怖いし、真犯人が検挙されないことも怖い。

秋葉原事件などのように いつ自分が被害に遭うとも限らない世界に住んでいることは、考えようでは怖い世の中になったものです。
正直者が被害に遭わないような時代にしたいものですね。

posted by 小だぬき at 09:10 | Comment(0) | TrackBack(0) | 社会・政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年02月02日

「男性心理」の盲点か? 結婚詐欺・殺人容疑

小沢氏の「政治資金不実記載」の事件より 不可解な「結婚詐欺」「交際相手不審死」の事件が明らかになろうとしています。

贔屓目にみても どこにでもいるおばさん(お姉さん?)、でスタイルも肥満気味の被疑者写真を見て「どうして こんな女性に大金を貢ぎ 死ななくちゃならないの?」と不思議でたまりませんでした。

今は、顔は好き好きですから何ともいえないのですが、体型が肥満な女性であるからこそ なしえた犯罪容疑ではないかと思うのです

TVドラマのように 美人でかわいく性格のよさそうな人が 結婚詐欺役をするのなら だまされてもみたいと思うのですが、現実の事件は 誰がみても「なぜ?」ではないでしょうか・・・

容疑者の写真を見て ふと思ったのは、交際相手で不審死をされた男性の心理をたくみに誘導したのかなという点です。
「美人 かわいい 人柄がいい」人なら 交際するにあたって 一応の警戒心を持つと思うのです。
「俺でなくても・・・」「俺に不釣合いではないか・・・」などという感情です。そして大金の用立てにしても「なぜ? どうして?」と 一歩考えると思うのです。

TVドラマでいえば 絶対にないキャスチングの女性結婚詐欺師役のような容姿の女性が いとも簡単に男性に大金を貢がせ セレブな生活をしていたという事実が 男性心理の不思議さでしょうか?

この女性なら「俺にふさわしい」「俺が幸せにしてあげられる」という 男性優位の思い込みが、大金を貢ぎ 不審死につながったのではと思うのです。
いつの間にか、女性の言葉を「俺がなんとかしなくちゃ」という錯誤に陥らせたのかもしれません。

「不審死」の真相は まだわかりませんが、「結婚詐欺」での立件はできそうです。

関係のない私ですら 騙されて死ぬのなら 美人かキュートな女性に騙されたまま 幸せ感をもって死ぬのなら本望かな??とも思う所ですが、今 報道で騒がれている女性では 「自分を安売りする」ようで嫌だなぁと感じます。

結婚詐欺だけでなく「詐欺」犯罪というのは 人の心をもて遊びキズつける点で 絶対に許せない犯罪だと思います。

まだ 解決には道は遠いし 「結婚詐欺、交際相手不審死」も 「推定無罪」「疑わしきは、被告人の利益に」という段階ですが、 「詐欺」事件の被害者にならないためにも「うまいはなしには裏がある」「そんなかんたんに 利殖できるはずはない」という最低限の警戒心だけは持たなければ 身を守れない時代になったのかなぁと悲しくなりますね。

「結婚詐欺師」「振り込め詐欺師」などなどの犯罪者の知恵を まともな方向に使えばと思う 昨今です。
posted by 小だぬき at 08:44 | Comment(0) | TrackBack(0) | 社会・政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年02月03日

職場の防波堤としての「組合」

自民党のヤンキー先生こと義家参議院議員が 我が子を私立小学校に通わせ、今だに「日教組」が教育をダメにしたなどと叫んでいます。

マスコミも民主党の教育施策と日教組の方針が似ているとか 報道しています。

現場を知らないか、意図的に日教組攻撃すれば 票がとれるとでも勘違いしているようです。

現場は、文科省の指導要領と指導要領解説書でがんじがらめになっていますし、文科省の方針転換がある度に四苦八苦しています。
職場に組合がなければ、元組合員として もっと「混乱した学校」になったことは確かだと思います。

年々強まる日案・週案の強制、校務文章の裁可制(事前に校長に起案文書を提出し許可を得る)などの事務だけでも負担が大きいのです。
起案文書を校長に提出しても 出張で留守の事が多く なかなか許可が下りない。
当然に分掌作業は 停滞し、ツケは起案者にくる。

管理職とうまく合わせる人のみが優遇されるなどの問題点もでてきます。

日教組の大きな闘いは 「勤務評定」「主任制」「全国学力テスト」などですが、「組合教育」などは方針にもでてはいません。
でてくるのは「平和教育の維持」「待遇改善」「文教施策の民主化」などです。

当たり前のことですが 「労働組合法」と「教育法制」と市町村管理規則に縛られた中での活動です。

どう考えても 今の低組織率そのものが 学力低下や学校の荒れ、職員の慢性疲労と比例しているようです。
組織率の高かった時は、まだ個々の意思や悩みを「分会」で発散できました。でも今は、個々が分断され勤務評価の下に萎縮しはじめています。
また、組合員狙い撃ちのような「指導力不足」認定や「TT教員」への動きも活発化しています。

私が 拠点校指導教員になった時の 拠点校指導教員(2校日替わり勤務)も 組合員が多く 皆、県の処遇説明と現場の乖離で疲労困憊したものです。
要は、制度の土台を組合員に作らせ 拠点校指導教員の疲労退職や病休を狙ったのではないかと思うような勤務実態でした。

現場で「子どものため」「同僚のため」と活動できる組合員の減少は、即 縦割り行政である教育委員会の施策が貫徹する職場になります。

組合は、完全週5日制導入の時、平日にムリがくると反対したのです。それを押し切ったのは 旧労働省・文科省でした。
学力低下論議がでると、反省もなく「土曜日授業化」にまた舵をきろうとしています。

「ゆとり教育」時も 頑強に「基礎学力」重視で抵抗したのは組合なのです。

今、反「日教組」「全教」の方にお願いしたいのは、批判は批判で結構ですが、時々の文科省の政策に組合がとったスタンスに間違えがなかったといえる 文科省の方針転化が あまりにも多いということにも目を向けて欲しい点です。

私は、教育を生き生きさせ 政治的な方針が持ち込まれないようにし 過重労働を是正するためにも日教組・全教の組織率を高める必要があると思っています。

posted by 小だぬき at 09:59 | Comment(2) | TrackBack(0) | 社会・政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年02月04日

起訴、不起訴、起訴猶予

小沢一郎民主党幹事長が 東京地検特捜部から「不起訴」になる見通しとか・・・。

ここで用語の説明ですが、

不起訴 → 証拠や証言から 公判を維持(裁判で有罪証明)出来ない場合の判断です。無罪と同義語てです。

起訴猶予 →証拠や証言から 公判を維持(裁判で有罪証明)はできるが、示談成立や解雇などの社会的制裁を受けており 敢えて裁判に問うほどの罪状でなないと判断されたもの。

起訴 → 証拠や証言から公判を提起して 罪状を問う必要があるもの(有罪推定可能との判断)

***********************************
この用語でわかるとおり 小沢氏が「不起訴」=無実 になる判断を東京地検特捜部はするということです。
与党の幹事長を 2日に渡り 被疑者として取り調べ 検面調書まで作成した異常な東京地検特捜部の捜査、マスコミ報道の異常さが 今後問われることになります。

政治資金報告書の代表名義の小沢氏を 起訴できなかったことで、国会開会前の石川議員の逮捕、私設・公設秘書の逮捕、起訴も 正当性が問われることになります。

陸山会による「闇資金ルート」など存在せず、東京地検特捜部が描いた図の破綻を意味します。

「政治資金収支報告書」の訂正で済む問題になったのです。

他の3名の逮捕者の公判維持すら難しくなったというべきでしょう。

鳩山首相の「検察捜査の結果を待つ」「同志である小沢氏を信じる」ことが 捜査でも正当な判断であり、民主党党首としても賢明な態度であったことが証明されたのです。

野党は、不起訴の結果をどう受け止め 方針転換を図るのか興味深いです。

政治資金規正法の改正で折り合い、国民生活に関わる本予算の審議に早く復帰することが賢明な判断だと思います。

鳩山氏のブレなかった「小沢幹事長を信じる」姿勢が より民主党の指導者・首相としての力量を示すことになったのは 自民党にとっては大誤算ではないでしょうか・・・・

党内抗争に明け暮れ 自らの首相・内閣すら信じなかった 旧自公政権より 政権交代をした民主党連立内閣の方が頼りになると印象づける1日になるのでしょう。

検察談話がどのようなものになるか 楽しみな1日です。
posted by 小だぬき at 06:23 | Comment(0) | TrackBack(0) | 社会・政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年02月05日

少数派・異端を許さぬ社会なのか・・朝青龍引退。

昨日、小沢一郎民主党幹事長が不起訴になりました。 ただ理解できないのは 他の3名を「不実記載」で起訴したことです。
政治資金収支報告書の訂正で済むことを 「意図的・悪質な虚偽記載」として秘書を起訴することに矛盾はないでしょうか・・・・。

小沢一郎という人が 規格外の政治家であり、今は多数を持っていることだけに 何をするかわからない「恐怖心」を 国民に与えるつもりなのでしょうね。
検察捜査に対する検証も 法務省がしっかりとしなければならない問題でしょう。

それと、ビックリしたのが 「朝青龍」の引退。

相撲取りは、土俵がすべてでしょう。彼の一連の言動は 確かに「常識外れ」の面が多かったにしても、それをうまく利用していたのが、「相撲協会」「高砂親方」だったでしょうに。

日本の伝統の相撲といいながら、モンゴルをはじめ欧州出身力士の活躍で 相撲人気が維持されているのに 「伝統に反する」「品格に欠ける」などの言葉で 彼を引退に追い込む 相撲協会の姿勢はいかがなものかと思います。

彼は、見事に 白鵬の敵役としての役目を果たしてきたのではないですか??
「警視庁談話」のように 私的時間での「暴行」と 仕事としての「相撲」は分けて考えるべきものと考えます。
たとえ、暴行の事実があっても「示談成立」をしているとのこと。

相撲界に染まらなかった「横綱 朝青龍」という 悪役としても愛されるキャラクターを失う損失は図りしれないものがあるでしょう。

結局、組織になじめずに 自分の力のみを信じて進んできた異端児の排除でしかない。

伝統・格式・品格を 現役に求めるほど 親方衆は「立派な人」で「弟子の育成もしている」といえるのですね。
高砂部屋の高砂親方の指導力不足は 問題にしなくていいのでしょうか・・・・

何か朝の新聞一面が 「小沢氏不起訴」「朝青龍引退」というのも 頷けない日です。
posted by 小だぬき at 10:34 | Comment(0) | TrackBack(0) | 社会・政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年02月07日

「憲法」が大切にされる時代は 大歓迎

面白いものです。
自民党単独政権・自公政権の時は、憲法前文と九条改正という抽象論議と改正論議しかされてこなかった「日本国憲法」が 政策論で条文引用がなされるようになりました。

法学部出身者からすれば、解釈改憲を無理矢理「内閣法制局」にさせ、その解釈改憲をもとに作られた「治安法制」「行政法制」などの法規を 官僚の意のままに作り上げた国家体制を、野党になったとたんに「憲法の各条項にてらし適切か」と問う 自民党議員がドンキホーテのように見えます。

教育でいえば 私学助成金制度は私学経営にとっては 死活問題でしょうが、公権力の私学教育内容介入や宗教と行政の問題など、曖昧なまま「負担軽減」の名により正当化されています。

今までの憲法の条文解釈と法律・政令・条例、行政指導などの矛盾・ムリが 今吹き出しつつあります。

政権交代をして 一番良かったと思える点は、利用されるだけで遵守されていなかった「日本国憲法」が国民の一人一人に 再読や条文を改めて知る機会になったことです。

学校で、理念や権利・義務は教えられた記憶が 多くの人にあるでしょうが、その理想や国家観が 現実に適確に運用されているか、実現されているかは、政権交代で「民主党マニフェスト」が問題になるまでは、政権の恣意的解釈がまかり通っていたことを考えれば 数歩も前進です。

自民党議員が 予算委員会などで「憲法」の条文から問題をたてていくのは 国民にとって歓迎すべきことです。彼らの今までのご都合主義の解釈改憲も同時に浮き彫りになるし、憲法が国の基本法であることを 周知させてくれる今までにない展開です。

今、平和の問題で 自衛隊と軍隊を真っ正面から見つめる運動「九条の会」が全国に立ち上がっていますが、運動は長いのですが 今一つ国民に浸透しませんでした。

「九条の会」の中にも 自衛隊=軍隊で廃止、防衛力としての限定など それぞれの立場の違いはありますが、「憲法を知ることは大切なことだ」との共通認識はできつつあるように思います。

今国会の議論を通しても 「生存権」や「公権力行使」「法作成の位置づけ」「国民主権」「違憲立法審査権」「三権分立」「自衛権の行使の可否と自衛隊」など、法学部学生が悩まされる現実との乖離がやっと課題になってきたように思います。

今、私の関心は「生存権」の朝日生活保護裁判やクーラー事件や「教育裁判」「労働裁判」などにあるのですが、今日は 簡単に九条問題について書きます。

有名な第2章 「戦争放棄」です。

1項は「日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動たる戦争と、武力による威嚇または武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する」

 この項は、軍事を背景とした外交ではなく 「正義と秩序を基調とする国際平和」を日本の外交方針に据えるとともに 軍事による外交解決・国際紛争は放棄するというもので、国家主権(自衛権、侵略排除)の放棄ではありません。

2項で「前項の目的を達するため、陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。国の交戦権は、これをみとめない」

この「前項の目的を達するため」と「交戦権」をどう解釈するかで 自衛隊が憲法違反か否かがとわれているのです。
侵略的な軍事戦力は持たないで合意できても 「交戦権はみとめない」という記述が、国家主権の侵害に対する排除権、抵抗権、防衛権までをも「放棄」したものかで議論は 棚上げのまま自衛隊員達は訓練しているのです。
驚くべきことに この問題を放置したために 自衛隊には「交戦規程」がないのです。つまり、明確な侵略行為を目の前にしても 政府の防衛命令がなく 相手より先に発砲したら 刑法の「過剰防衛」に問われる、現地指揮官の判断て「防衛反撃」しても 「刑法」に問われかねない軍隊なのです。

やっと 国会で「憲法の条文」に照らした議論がなされ始めたのですから、少なくとも今PKOで派遣されている自衛隊員の武装と反撃権(交戦権)は、認められるように 自衛隊をいびつな戦えない軍隊にした自民党議員には 海外派遣の自衛隊員の命を守る「交戦規程」の提案はすべきものと思っています。

軍隊でありながら いざ攻撃されたときは「他国軍隊の助けを借り、自分達は応戦てきない」など、自衛隊員にとっても屈辱的でしょうし 他国からみても「そんなアホな」な 解釈改憲の現状を やはり冷静に判断していくべきでしょう。

多母神前航空幕僚長の 辞職以後の著作や主張をみても 彼には「憲法」遵守義務より「軍としての現状を追認せよ」という薄っぺらい空論ばかりが目立ちます。
実際に 国防を前提に国土整備されていない日本という国が 本気で「沖縄戦」のような「国土防衛戦」ができると信じるほど程度の低い 制服自衛官は少ないと思われるのが救いです。

ちょっと九条を短くと思いつつ 「うつ患者」の拘りの強さが表れたとお許しください。
posted by 小だぬき at 10:59 | Comment(6) | TrackBack(0) | 社会・政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年02月11日

エコポイントとリコール

トヨタとホンダのハイブリッドカー、サンヨーの両開き冷蔵庫など 大規模なリコールが発生しています。

特に トヨタについては「安全神話」の崩壊で 輸出産業の「日本製」というだけで忌避される事態も招きかねません。

これらのリコール製品にも エコポイントという膨大な税金が投入され、景気刺激策として生産・販売とも順調だっただけに、「エコポイント」は適正なのか・・との疑問がわきます。

従来型に比べて二酸化炭素などが 少ないからだけでなく 安全性も保障された製品だと誤解していました。今までは・・・・。

何せ、政府・マスコミ・企業が 「地球に優しい」と大宣伝し 購買や買い換え需要をあおったのだから・・。

なにか、発想が違ってはいないか・・・・、

エコポイントの前提に「人に優しい」「安全だ」が土台にあってこその 廃棄ガス規制でしょうに。

「地球に優しい」というのは 「人間にとって危険で死を招く」ものをいうのか、このリコールで言われてもしかたのないものでしょう。

税金を投入して買い換え需要を 図った 景気対策は、企業目線でしかなかったという証明でしょうね。

今回のトヨタの致命的な欠陥は、ブレーキで人命に直結する部分であること。

幸いなのは、ユーザーの命が 大量に失われて 発見されたものでなく、アメリカで指摘されたからこそ 「リコール」が 実施されたこと。

戦後、ソニーや本田などの先駆会社が「日本製=いい製品」の評価を得るまで どれだけの時間を要したことか・・・・、今回のトヨタのリコールで 日本製製品の全体のイメージに悪影響がでないことだけを祈る気持ちです。

貴重な税金投入の「エコポイント」の審査基準も 「人命尊重」「環境負荷」を厳密にして欲しい。
posted by 小だぬき at 16:44 | Comment(0) | TrackBack(0) | 社会・政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年02月20日

お巡りさん・先生 しっかり!!

最近、神奈川県警の裏金疑惑とか、パワハラによる自殺  盗撮逮捕、痴漢逮捕の不祥事が続いたとおもったら 昨日は 身内の奥様のスピード違反のもみ消しとその処分について報道されました。

教員の世界も 教え子への性的暴力やトイレへの盗撮ビデオ事件、同僚へのパワハラ、学校備品の窃盗など・・・・。

警察や教員が 事件を起こすと「その組織」事態の信用崩壊に繋がりかねません。

ともに報道される所を信じると 若手・中堅・ベテラン・管理職を問わず 犯罪に走る傾向があるようです。

最も悲惨なのは 市民を守るべき警察官の拳銃が 自殺の道具になっている点です。

警察官も巡査からコツコツ昇進をした「警部」まで 上司のパワハラで自殺する環境って想像するだけに恐ろしい。ましてやたたき上げの昇進の上がりが「警視」止まりであることを思うと、階級社会のキャリア優遇人事が 現場を尊重する人か 成績主義の人かで 現場の士気に直接響いてくるのでしょう。
きちんと遺書を残し、現場の淀みを告発する「死」がすくないだけに 自殺者は無念でしょう。

しかも現場交通検問で「スピード違反」をした 上司奥さんには「反則切符」も切れなかった 寒空で働く交通課員の心の複雑さは 想像以上でしょう。
警察の監察制度は 本来末端の機能を維持するために上層部の腐敗に対して目を向けねば 士気向上など望めません。 
1日も早く「警察」への信頼が戻るよう 組織の総点検をして欲しい。

教員についても 自制心がマヒしている人が 教員・管理職になっているのかと思うほど、事故・事件が報道されています。
少数の不埒者のために その地域の学校機能がマヒしてしまう事態はおかしい。
管理職のパワハラなんて 呆れてものも言えません。
教員に不適格な人が 管理職を目指すなどと 一時揶揄されましたが 今回の指導要領改定を機会に現場に根をおろし、適格性があるかどうかの評価も 地域住民ができるようにしないと「不良管理職」は増大し続けるでしょう。

警察も教員も 一人一人が最前線で 人と向き合うのです。バックアップ態勢をしっかりと構築しなければなりません。
「自分の仕事に誇りをなくした人の 権力行使ほど怖いものはない」のですから。

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2010年02月22日

民主党の賞味期限?平成22年2月22日から初心に!!

地方選挙とはいえ、昨日投票の「長崎県知事」「町田市長」選挙での 与党推薦候補の大敗北。

ある程度予想はついていたものの まだまだ地方は「健全」な判断をするものだと思いました。

選挙分析など読むと 民主党支持者や無党派層が 民主党に距離を置きはじめた・・・

現職の時は、民主党という政党は 「党の実態があるのか」と疑問に思うことが多かったのです。
東京都議会で「日の丸・君が代」の実施率と教員調査、処分を強行に主張したのが 民主党都議会議員だったし、埼玉の上田知事も民主党出身ですが、政策的には自公との協調路線の県政です。

以前、谷垣自民党総裁が「民主党には綱領がない」と指摘しました。

綱領・・その政党が目指す政策や歴史、活動など 政党としての存在基盤を明確にしたもの。

この綱領を承認して「入党」し 党員になり 規約や党則に則って党活動をするというのが 本来の政党のあり方ですが
、民主党には 土台となる「綱領」がないというのです。

じゃー、議員以外の「民主党党員」っているのだろうか??  どの方向に日本を持っていこうとしているのか??   まったくわからないままの「幽霊政党なのか」という疑問もわきます。

そのあやふやさが 良い意味で国民生活のためになればいいのですが、鳩山・小沢・小林・石川議員などの政治資金規正法問題などにみられるように 党としての「規約」「組織」「綱領」がないために いつまでも「個人的問題」として矮小化される。

マニフェストのみが「現民主党の求心力」だとの 傲慢さやあやふやさに 疑問を持ち、長崎県では副知事経験者に 町田市でも現職が当選する 「知っている・継続性がある安心感」が「民主党のわからなさ」を 拒否したのだと思います。

今日が「2」並びの日。
今日をスタートに 民主党とは「このような政党で 党員資格はこうです」と明確に説明できるよう「綱領」を作成する準備をして、参議院議員選挙では 自発的入党者を土台に闘わなければ、国民のバランス感覚が発揮され「惨敗」も考え得ると思います。

共産党議員は「大会決定」や「議員総会」「中央委員会」の議論の元に活動しますから、国民には分かり易い政党です(未だに公安調査庁の対象団体にしているのは 官僚の利権か・・)。
でも支持が増えないのは 国会議員より 党中央の影響が大きく、中国のような二重権力構造にみえるからでしょう。

民主党の「綱領」で 党と政府の関係を明確にし 今度こそ 公約の先送り批判に耐え得る、個人の不祥事か党の欠陥か 国民がわかる政党に生まれ変わって欲しいと思います。
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情け無い自民党の審議拒否

与野党対決は、政策なり予算案でして欲しい。

今だ 「政治と金」の 国会招致問題で 自民党は情け無いことに予算委員会をボイコットとか・・・・

予算の組み替え動議や修正で どちらが国民のためになるかで「徹底抗戦」なら 国民も支持するだろうけれど、景気や生活の審議そっちのけでの審議拒否では、ある意味「敵に塩を送る」利敵行為にしかならないのではないかと思います。

今までの国会論戦を聞いても 公明・共産には 建設的な提案や意見があったのに、自民党は「敵失」をネチネチせめるだけ。
その上、審議拒否では まともな政策論争もできなくなったのかと思うばかり。

長崎県や町田市は、決して自民党の勝利ではなく 「地元により密着した人」を選んだに過ぎないことを冷静に見るべきです。

そうでなかったら 地方議員の最大人数を誇る自民党が 昨年の衆議院選挙で大敗北した教訓をなんら得ていない証拠かと思います。

NHKの編成ですから なんとも言えない所ですが、国会予算委員会より冬季オリンピック放映が優先される国会とは 恥ずかしくないのでしょうか・・・・。

自民党は長期独裁ともいえるほど 与党期間が長かった政党です。
良くも悪くも 霞ヶ関官僚には詳しいハズです。
利権を排除して、行政組織の透明化とスリム化、政策の整合性などについて 民主党に提言していくことが 唯一再生できる路だと思うのです。

若手・中堅のみなさん、今は次期総裁はだれか、新党は・・・、などという前に 民主党議員以上の政策通になるよう努力して欲しい。

今の「揚げ足取り」対「弁解」の国会では、生活や雇用に不安を持つものが ますます先行き暗くなる。
「政策」対「政策」の本来のあり方になるのは いつになることやら不安一杯です。
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2010年02月25日

自民党崩壊の始まり

今日の午後から自民党は予算審議・本会議に出席するとのこと。

なんとも中途半端な審議拒否と出席。

闘いの落としどころを討議せず 審議拒否などという手段をとったため 何の大儀名文も存在しない復帰に。

確実にいえることは 自民党の白旗降参に近い敗北です。
@「政治と金」の鳩山・小沢氏の国会招致問題に No!
A審議拒否中の討論・採決の結果の承認。
B政策で対決できない党であることを 国民に知らしめたこと。

長崎県知事選、町田市長選の分析の間違い。

共に「民主党推薦候補」が敗れたことは事実ですが、過去の選挙と比べ 得票数・得票率を伸ばしたしたのは「民主系候補」であること。
けっして、大勝利とは言えない内容だったのです。
だから、民主党国対委員会は強気でいられたし、反民主党のマスコミの暴風雨の中でも以前の選挙以上の結果がでていたので 「当選は出来なかったけれど、勝負で勝った」のは 民主党ということも言えるのです。

自民党執行部は、雰囲気で成算のない戦いに突入して、敗北したのでしょう。
石波氏の防衛大学校同期は 佐官級で将補もでている年齢のハズですから 今日からの「撤退戦」と「陣営士気の再構築」の知恵を 同期会に出席して学ぶべきでしょう。

空白、戦場放棄の3日間のツケは、大きいですよ。
「政治と金」の国会招致を 自ら3日も放棄したのですから「政治資金規正法改正」での抜け道のない企業・団体献金禁止の自分の首を絞めかねない改正に進むしかない。

民主党の数の暴力だと世論が向くような 野党共闘を粘り強く追及するしかないのに、執行部の頭は 今だに与党ボケ。

posted by 小だぬき at 10:36 | Comment(0) | TrackBack(0) | 社会・政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年03月03日

北教組幹部逮捕は やはり変??

民主党執行部も札幌地検もマスゴミも 肝心な点の報道がない。

小林議員に渡ったという「金額」は 公表されているのに、出の部分 北教組の「団体献金」の性質が 全く報道されない。

昨日も書きましたが、個人の後援会費をまとめて小林議員に渡したのなら なんら違法性はない。
後援会名簿と献金額を照合すれば足りる。

もし「北教組」の組織内出費なら どの組合予算項目で支出したのか 明らかにしなければ「北教組の団体献金」は成り立たない。

しかも、中央委員会なり三役会議のみで 決済できる性質の金だったのかも問題になる。

冷静に推移を見ていると北教組が出した「組織破壊攻撃と闘う」という声明の方が 理に適っている。

正規の手続きを踏まない 北教組からの出費なら「政治資金規制法」の問題ではなく、三役の組合費横領での逮捕でなければ 筋が通らない。

百歩譲ってみても 「組織的関与」というなら それを決定した会議日とどの機関決定なのか、検察は証明する必要がある。

何か日教組・北教組は、幹部独裁の組織で「機関決定の必要のない幹部の私的判断の流用や支出がまかり通っている」と言わんばかりの 検察の暴走。

新聞社やTV局の予算や支出は 杜撰だから「北教組も」といわんばかりの論説・記事。

また 小林議員の選挙区が 自分で大物と思って国会でネチネチと「政治と金」を問題にして偉そうにしている自民党の町村氏の落選選挙区というのも 何か目に見えない意図が働いているとしか思えない。

一番ガッカリなのは、調査もせずに すぐ検察逮捕=犯罪者のごとく 答弁する鳩山総理の軽率な態度です。

支援組織や同志議員をまず信じるが 本来の姿勢でしょうに・・・・・。

平気で自分に不利になるとみるや切り捨てる党首を頂く「民主党」に 国民生活が守れるのだろうかと疑問になる。  

今、同志や支援組織が信じられなくて、党員も少なそうな民主党が 存立し得るのかも疑問になります。

それにしても「政治資金規制法」というのは 検察にとって 逮捕しやすい弾圧法規にもなるのですね。

政治家弾圧法案になりえる「政治資金規制法」は 与野党で改正しないと「明日は、我が身」ですよ。

posted by 小だぬき at 04:13 | Comment(2) | TrackBack(0) | 社会・政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年03月04日

狂ったか自民党 徴兵制検討

自民、徴兵制導入検討を示唆 
2010年3月4日(木)17時17分配信 共同通信

 自民党憲法改正推進本部は4日の会合で、徴兵制導入の検討を示唆するなど保守色を強く打ち出した論点を公表した。これを基に議論を進め、憲法改正の手続きを定めた国民投票法が施行される5月までの成案取りまとめを目指す。論点では「国民の義務」の項目で、ドイツなどで憲法に国民の兵役義務が定められていると指摘した上で、直接的な表現は避けたものの徴兵制復活を思わせる主張を盛り込んだ。
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今の自衛隊の構成で、「徴兵制」は、何の混乱もなく導入できるのです。

士官の数、下士官の曹クラスが異常に多い人員構成、これに兵が加われば 一夜にして編成では巨大軍事大国になることは 理論上可能です。

あくまで理論上であって、「憲法の規定」と「武器調達」の資金負担に 財政が耐えうるか・・・。
また、若者が「銃や各種武器の使用法」を身につけることによる 治安上の問題。
ただでさえ、就職難の今、2年の兵役後の受け皿を確保できるのか・・・・。
もっとも懸念されるのは、日米安全保障条約で 日本の軍事的自立を心良く思わないアメリカとの関係悪化です。

アメリカが望んでいるのは、米軍の補完・補給部隊であって、日本の軍事自立ではありません。

この自民党案では、ウランもプルトニュウムも持つ(原爆・水爆製造の可能性のある)日本が アメリカから「敵対国指定」「テロ指定」を受ける可能性や国際的孤立化も覚悟した上でのことか 疑わしい。

民主党と違い 国防を真剣に考える自民党をアピールしたいのでしょうが、反対に「亡国の道」を招きかねないのです。

なぜ「うつ患者」の私でさえ、国家自立の基盤の軍事力強化を懸念するかは、過去のアメリカは自国のコントロールが効かなくなった国を平気で「テロ国家」指定をして 軍事的介入をしてきたからです。
今は、軍事力増強より、国家財政の赤字の解消と景気策が最優先のハズです。

私の年代で 徴兵してくれれば、喜んで兵器の使用法を学び、クーデターや武装革命を真剣に考えると思います。今のような 政党に信頼出来ない時代には・・・・
でも、それでは 過去の戦争までの道を追試することになりませんか??

やはり 自民党というのは 将来のビジョンのない その場その場で後追いする「化石政党」になったとしか思えない政党です。
万が一の国内テロを考えて、小銃・ピストルの基本的操作法を「体験入隊」を数週間義務づけるというのなら レジスタンスの活動のためにも検討の価値はありますが、これは 徴兵制とは発想が違います。

自民党が 野党で こんな化石のような提案しかできないのなら、次の参議院議員選挙で野党の受け皿になる政党は、残念ながら「日本共産党」にするしかないと思った報道でした。
posted by 小だぬき at 21:05 | Comment(0) | TrackBack(0) | 社会・政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年03月05日

民主党の弱点 政党基盤のないこと

小林議員の辞職時期検討

2010年3月5日(金)0時15分配信 共同通信

 北海道教職員組合の不正資金提供事件で関係者が逮捕された民主党の小林千代美衆院議員(41)=北海道5区=について、党執行部が議員辞職は不可避との判断を強め、辞職時期の検討に入ったことが4日分かった。鳩山由紀夫首相の政権運営や夏の参院選への影響を懸念したためとみられる。小沢一郎幹事長も同日、周辺に対し小林氏の辞職を前提に、補欠選挙のタイミングを見極める考えを示したという。
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このニュースを見て 違和感を覚えます。

民主党公認候補の資金・政治活動に伴う出費は、民主党支部がするものだと 常識的に思っていましたが、違うらしい。

北教組の「団体献金」か「個人献金集約」かがハッキリしていないのに 政治資金規正法だけでなく「組合攻撃」まで平然と行う 自民党の義家氏をはじめとした文教族とマスコミ。

また「完全党営選挙」ではなく 公認しても費用面は「個人、団体資金」が頼りだった選挙戦。
民主党の看板はあげるから、あとは 自分でなんとかしなさいという選挙だったのか・・・・

小林議員は ある意味被害者ではないのか・・・、まだ問題点が多いのに、民主党が辞職を模索・要請との報道。「フザケンナよ!!」と思います。」

鳩山氏、小沢氏、石川氏 より「悪質なのですか??」

辞職させるより 党が全力を挙げ 検察捜査の杜撰さと闘うというのが 本来の姿ではありませんか!!

小林氏を辞職させるということは、同じに「北教組」という支援団体も切り捨てることに理屈ではなるのですよ。

何度でもいいますが、同志・支援団体を信頼せず、また 恣意的処分ともとれる「小林議員辞職論」

執行部が 非情なら離党して「新社会党」か「社民党」への入党を考えた方が 筋は通りそう。

民主党執行部は 議員は員数にすぎず、いつでも取り替えのきく消耗品とでも思っているのか・・・

同じような傾向は、自民党にもある。

これで国民生活に目の行き届いた政治など できるのだろうか・・、きちんと党営選挙ができる基盤、党費収入やカンパ体制は、本来 公認で闘う候補者への政党の義務ではないかと思うのです。

posted by 小だぬき at 12:49 | Comment(0) | TrackBack(0) | 社会・政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年03月10日

東京大空襲 今の日本

この頃の天候不順と65年前の東京大空襲・・・。
郷土史をみると、各地で「大空襲」の記録が残っています。

B29戦略爆撃機数百機が 東京下町を中心に 焼夷弾(油をまき火の海にすることを目的にする)の大量投下で 大火事と油で20万人以上が火傷死した日です。

この地域は木造家屋が多く、明らかに焼死を目的に焼夷弾を撒いた爆撃。民間人に対する無差別爆撃を 米軍は、全国的に展開したのです。

この無差別爆撃と原爆は、戦争犯罪ではないかと思うのです。
勝てば官軍で 非道も許されるということでしょうか?

記録を読むと 陸海軍の防空隊は 機体の能力を超えて奮戦しています。
自発的な体当たりを含め、連日の疲労を超えて 連日首都圏の航空隊は奮戦しています。

結果論ですが、爆撃を完全阻止できない戦力に陥ってズルズルと敗戦を引き延ばした 政府と軍首脳の責任は重いというべきでしょう。
 
今の日本も状況的には 何ら変わっていません。

民間の避難場所の整備やシェルターがまるでありません。これではミサイルや航空機1機でも侵入を許したら 民間人に多大な被害がでることでしょう。

国防というのが「国家としての統治機構」を守るのか「国民の生命財産」を守るのか あいまいなままだから 直線道路に中央分離帯を作り 臨時飛行場にすることを不可能にしたり、地下街や地下鉄が シェルター足り得る強度を持っているのか・・・。

昨日・今日の暴風雨でも ライフラインがマヒするような状態。

本当の平和のためにも 総合的な「国民の生命・財産を守る」国防の在り方は 与野党とも綺麗事ではなく議論してほしい。

posted by 小だぬき at 11:54 | Comment(0) | TrackBack(0) | 社会・政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年04月21日

マスコミの酷さと障害者福祉

ラジオと新聞報道(TV)も どこの国のマスコミだろうという報道ばかり・・・・。

普天間基地が市街地の真ん中にあり、事故の危険や婦女子への暴行など危険極まりない基地である認識を持っているのだろうか・・・・・。

5月末までに移転合意無き場合は「鳩山首相の退陣」を などと書くマスコミの報道姿勢・一部政治家の発言を大きく取り上げる姿勢に疑問を持たざる得ません。

今こそ、「日本国民の平時・有事の安全」のためにも 米軍の再編成をと主張するのが筋であるのに、いつまで米国の占領時代・委託統治時代の既存基地を前提に論調するのか、日々 おかしさが増幅しているようです。

日本防衛のために日々自衛隊は訓練し、一定の練度を保っているハズです。
いまこそ 日本防衛のために必要な米軍基地は・・・・の論議を きちんとする絶好な時期なのに、マスゴミは 問題提起もせず 民主党攻撃のみ。

浜田幸一さん(前自民党衆議院議員)が 「日本はアメリカの植民地」と言い切った認識から 独立国への路を模索した結果が 昨年の政権交代であると 私は思います。

今のマスゴミの論調は、「独立国」より「アメリカの植民地として素直にアメリカのご機嫌をとれ」と主張しているように思います。

共産党の志位委員長がアメリカ訪問をすると話題になっていますが、「核拡散防止条約」そのものが、持てる国の核兵器独占条約で「核兵器禁止」条約でないという認識を表明できるか、普天間を含めて米軍の必要最低限の基地とはどこか!!と問題提起できるかが 日本共産党の存在意義そのものを問われる事になります。
今、親米が現実路線だなどと寝ぼけたことを云うのであれば、一気に「アメリカ植民地」への同意を示したと思われる結果になることを 志位委員長は覚悟して欲しいと思います。

************************************
今、全国の裁判所での「障害者自立支援法の1割負担見直し」訴訟が 国との和解が進んでいます。
なかなかその立場にならないと 1割負担が「どれだけ患者負担になるか」想像しにくいと思います。

介護現場などの苦悩も「1割負担」が重くのしかかっているのです。

介護の動作ごとに患者の1割負担になるのです。食事1つでも一連の行動で介護保険が適応されるのではなく、配膳・口に入れる・片付けなどによって それぞれに負担がかかります。
患者の移動についても同じです。

障害者事業所にしても 入所費用がかかるため 自立して働く訓練をしようにも 作業所に行けば行くほど「持ち出し費用」がかかるのです。

ミスター年金といわれた長妻大臣下の厚労省ですら 発足して7ヶ月余りでは、自民党・公明党が作った強固な「弱い者イジメ」の悪法改定には至っていません。

注意が必要なことは、裁判所の和解というのは、裁判当事者には有効でも 裁判に参加していない多くの障害者(私も)は、和解にそった法改正がなければ 実効性がないという点です。

「弱い者が大切に健常者と共生出来ない社会」は健常者をも大切にできない社会です。
民主党にも老害や変な反党行為をする副幹事長や大臣もいますが、弱者目線を失わない限り 私は民主党を守り・育てたいと一有権者として思います。

私の「共済年金記録」4ヶ月分の 復活もきちんとしてくださいね。

posted by 小だぬき at 07:40 | Comment(2) | TrackBack(0) | 社会・政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年04月26日

議員歳費、政党助成金・・・

民主党政権になってから 「仕分け作業」など 目にみえる形での税金の使い方のムダが公開されるようになってきました。一歩前進です。

普天間基地についも 自民党では10年以上棚上げにされていた問題を 解決しようとしています。
しかも5月末までと期限をきって・・・。
沖縄県民の9万人の反対集会も背中を押してくれるでしょう。
沖縄の占領状態を解消する 絶好の機会です。
海兵隊の運用は 米国が考えるべきで 独立国の日本の考えることではありません。
米ソ冷戦時代、もっとも危険といわれた北海道では、立派に自衛隊の集中配備で 乗り切れました。

海兵隊の運用で日本国内に あくまで米軍が必要だと主張するなら 今度は逆に 沖縄に自衛隊を重点配備して、米軍に「北海道」に全ての機能を移転させる案なども 大胆に模索されていいと思います。

また、議員歳費や政党助成金などは 減額と廃止に踏み出すことも期待したいです。
議員は 民意の代表であり特権階級ではないのですから 可能な限り 自らの懐からメスを入れるへきと考えます。
政党助成金を受け取らなくても 党財政が成り立っている共産党を見本に 与野党とも一致して「政党助成金」という 税金の支出は止めるべきです。

自分達には甘く、庶民には厳しくなんて 時代錯誤も甚だしいと 良識ある議員さんたちは 考えないのでしょうか・・・。

また米軍の「思いやり予算」を支出しているのは 日本だけです。自国の軍隊の維持経費を日本に負担させ平然としているアメリカは 日本を「独立国」と認知していない証明ではないでしょうか・・・
posted by 小だぬき at 08:54 | Comment(0) | TrackBack(0) | 社会・政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年05月03日

憲法記念日

この日ほど 矛盾した「大会」が行われるのも珍しい日です。

保守系で長く政権を持っていた自民党系が「自主憲法制定集会」

革新系で長く野党だった社会・共産党系が「護憲集会」

普通なら 憲法遵守義務を持つ与党系が「護憲集会」でなければ 筋が通らないのですが、今の日本は逆転現象。

うつ患者でなくとも「どないなっとるねん」と言いたくなる1日です。

現憲法下で60年以上政権を持っていた 自民党が 「自主憲法制定集会」、本当にそうなら 小泉政権下で 改憲発議ができる 議員の2/3をもっていたにも関わらず 改正発議をしなかったことがおかしい。

国民投票法が制定されていず、国民の過半数の支持を得る方法がなかった などという詭弁は通用しないハズです。なんせ60年も法制定の主導権を 与党として持っていたのですから・・・・。

前にだした浜田幸一前衆議院議員の「日本はアメリカの植民地」との認識の旨みを 与党として享受しながら、ヤル気もないのに「自主憲法制定集会・主張」を繰り返すことで 保守政党としてのアリバイ作りをしていたようにしか思えない現状です。

これは護憲側にも言えます。「9条を守れ」「文化的で最低限の生活保障の真の実現を」と毎年のように訴えながら、自衛隊の増強や最低賃金法、年金、保健などに関して 本気で闘う姿勢が今まで1度でもあったでしょうか・・・・。

何か 今日の記念日は 形式的・建前に終始し 「しゃべるだけならオウムやインコでも出来る」レベルにどちらも落ち込んでいるように感じるのは 私だけでしょうか??

多くの方の純粋に「連休」の1日として過ごすことの方が 健全なのかな・・・などとも思えてしまう定例集会化している「憲法記念日」の1日です。
posted by 小だぬき at 05:25 | Comment(0) | TrackBack(0) | 社会・政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年05月07日

マスコミ報道の問題な視点・・・

以前から疑問に思うことは、TVにしても新聞にしても 記者署名がないことや事実なのか憶測なのかがハッキリしない点です。

また、コメンテーターの人選も「意図的」な偏りを感じる点。

そして、もっとも問題なのは、批判ばかりで 建設的な提言のないことです。
誤報やえん罪などの時の「訂正、謝罪、検証」もないことも問題です。

普天間基地を含めて全国にある米軍基地は、太平洋戦争の敗北によって 米軍に接収・増設された基地で 日米安保条約によって 「占領状態の追認」によって維持されているものです。

この点が前提にないと、マスコミのおかしさ・無責任が放置されてしまいます。

民主党の鳩山首相になって始めて「沖縄の米軍基地」の問題点が明らかになったのです。
「県外・国外移設」「5月までに解決」との言葉じりを捉え、無責任だ、首相失格だとの大キャンペーンをマスコミや評論家はしますが、じゃー、あなた方は 前政権の辺野古沖埋め立て案にしろといっているのかというと そうではないらしい。
では、グアム全面移転派というと これも違うらしい・・・・・。

要は、解決策がないにも関わらず 鳩山首相が「沖縄の基地負担の大きさ」に言及して アメリカを怒らせているのがけしからん といっているだけ。

昨日、「鳩山首相は軍事音痴」だとの報道もありましたが、どっちが「軍事音痴」か・・・・。

今、日本の脅威になっている北朝鮮・中国などの抑止力に 海兵隊がなっているか検証もしていない。
日本の防衛は、上陸させないための自衛力、ミサイルなどの迎撃のための装備こそひつようなのに、この「軍事音痴」と主張される方々は、アメリカ国防省の世界戦略にそった発言で、日本のために抑止力になるなんて よく言えたものだと思うのです。

今の日米関係のギリギリの妥協点として 一部徳之島案がでたのは 評価されても批難されるものではありません。沖縄だけに負担をかけない決意の表れですから・・・。

後の課題は 日米安全保障条約を相互防衛条約に改定して、日本防衛は自衛隊が第一義に責任を持つと宣言して、戦後 接収・増設された米軍基地の全面返還に踏み出すのが 筋だと思うのです。

今のマスコミ報道は、自らの政府を「国民のために応援しよう、糾すべきは大胆に提言しよう」という姿勢がなく、ただ売らんかな・・・、視聴率を取ろう・・・・、自分達で世論を作り上げようとするなど、 「愛国心」のかけらさえも見えません。

本来なら旧政権の「普天間の密約」や「独立国としての基地再編成の提起」を 冷静に論ずるべき所です。
科学的に不明確な「脳トレ」や「ゲーム脳」を持て囃したのもマスコミですし、国有地の不明確な売買を得たのも大手新聞社とTV。

良識ある記者やデスクなら 情報の垂れ流しで良しとする マスコミの体質を変え、国民視点での提言や冷静な報道を目指して欲しい。

posted by 小だぬき at 09:14 | Comment(0) | TrackBack(0) | 社会・政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年05月11日

国家赤字の大半は誰が??

今のギリシャにつぐ「借金大国(次は日本が酷いそうです)」にしたのは、今の民主党政権でしょうか??

旧大蔵省・現財務省に ムリな出費をさせてきたのは 前自民党政権であることは忘れてはいけないと思います。

高級官僚の天下り、各種法人、政治路線の新幹線駅の強要や高速道路建設、小泉政権時には イラク戦費に35兆円もの出費をしています。
今の景気の悪さも 産業空洞化と民間への公社売り渡しのためのマネーゲーム化によるものでしょう。

支持率で 自民党が復調しトップとありましたが、散々国家財政を食い物にして借金大国」にした自民党に回帰するなんて 「ギリシャの次の国家破産」の危機にさらすようなものです。

このメチャクチャな 政・官・財の癒着構造を 国民本位にするためには、革命的発想転換が必要です。

官房機密費、外交機密費、大企業のための政治など 負の遺産の清算が最優先です。

すくなくとも 今のマスコミや評論家の暴論、「国家赤字を正当化しての民主党攻撃」には 心ある人は黙っていられないと思います。

走る車のいない道路や簡保の宿や旧国鉄解体のプロセスでの大赤字、年金などの運用損益より 「子ども手当て」などの赤字のほうが「血の通った政治」ではありませんか・・・・。

私は「国労支援団の一員」でしたから、マスコミの報道したような「国労悪説」だと説明のつかない資金の流れ、労組攻撃の酷さは 同時期に共有をしています。

新幹線駅の強要や政治主導の新幹線網の押しつけがなければ 国鉄の旅客収益は黒字だったのです。それを むりやり「国鉄に責任を負わせ」、政治が強要して出来た赤字を税金で肩代わりし、資産を民間化して 膨大な「国有地ごとJRに売り渡した自民党。

民間活力の導入とは、不透明な赤字をより不透明にし、国有地の譲渡と正論をいう労組つぶしの何ものでもないのです。これが 中曽根内閣だけでなく 自民党の歴代の内閣がしてきたことです。

小泉・竹中路線の「郵政民営化」も 結果的に過疎地の切り捨てと資産の売却以外の何ものでもありません。

赤字の原因を追及せず安易に国民負担にし 借金なしのサラの状態で国有地を収得して 労組もつぶした上での経営なら JRの黒字ははじめから保障されていたのです。

その理不尽と戦い 数十年の歳月を「国労闘争団」として戦った1000人余りを 和解金2千万円で妥協する 現国労執行部とJRと連合。きちんと雇用されていれば賃金として得たであろう金額にも足りず 退職金もなく 組織にも裏切られた「組合員」達のでる国が 今の日本です。

民主党政権を批判するのは自由としても 過去の酷さを忘れては 泣きをみるのはいつも現業公務員や弱者です。

天下り批判で 故意に「公務員」全般に問題をすり替えています。問題はキャリア組の処遇と彼らの不当収入で在るはずなのに・・・

何か「国鉄」から「JR」へのペテンが 大規模にされようとしている「民間活力」「公務員攻撃」のマスコミ論調。

今、私たちは やっと選挙で政権交代をして 過去の「悪・不備・利権」にメスが入ろうとしています。
もうマスコミや評論家に騙されない「国民」でなくてはと思います。

10人に1人が公務員という人もいますが、その多くは 治安・防衛・教育・衛生・社会保障・医療・介護などの職員であることは 意図的に隠されています。

リタイヤ組として、現状で 言論戦もストライキ権も確立できない 官公労には情けなささえ感じます。

長くなったついでですが、過去のバブルや株価の乱高下で 利益や損失がでたのは 国民の何%ですか・・・・。

私は、正直 何の利益も損失にも関わることのなかった 余裕のない生活が 連続しています。

posted by 小だぬき at 08:30 | Comment(2) | TrackBack(0) | 社会・政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年05月14日

牛の口蹄疫の現状

「みゆきさん」ブログ 5/13より 転載(左側 友達リンク)

是非この文章を読んで頂き、もしよろしかったら皆様のブログでも転載して頂けたら嬉しいです。

今、宮崎県に発生しています、牛の口蹄疫の事の現状です。

読んでいて胸がえぐられるような感触を覚えました。
 
2010年05月12日口蹄疫の問題について今、宮崎県内では口蹄疫の問題で衝撃が走っています。
宮崎県内にいても詳しく知らない、わからない口蹄疫の現状。

普天間問題やギリシャの問題、、殺人事件等々、ニュースがあふれている中
宮崎県内のニュースでもあまり長い時間を割かれないのはなぜなのでしょうか?なぜ全国ニュースでは報道されないのでしょう? 県内外の方々に伝えて口蹄疫問題を理解していただけたら・・・、心から 思います。

この 現状を知ってもらうこと世論で政府を動かすしかもう手が無いんです
 
昨日日記に書いた仲間の輪による消毒剤の話も、政府の圧力がかかり、 “各県まず自分所の防疫の徹底をせよ。宮崎は農相みずから出向き全力で対応している” との電話があったみたいです。

消毒剤が圧倒的に足りません。 消毒剤の事は昨日書きましたが、 人手も圧倒的に足りません。
 
政府は“現場スタッフを国としても確保している”と発表してますが、一昨日までの現場スタッフ350人のほとんどは県のスタッフ。

九州農政局から3人の獣医師と20人のスタッフ、追加で30人の自衛隊。 農政局の獣医師はペーパー獣医師で現場しゃまともに牛に触ることも出来ない、追加で来た自衛隊は4日出たら2日休み実質2/3の労力。
 
昨日から宮崎による確保と九州各県の応援により倍の700人体勢に。 それでも殺処分対称の1割しか処分出来てません。 県も、保健所も、獣医師も、JAも、市町村も、休みなしで必死になって頑張ってます。

保健所の友人はGWどころか、発生からずっと休み無し、6〜21時の重労働。
爪は割れ、消毒剤で手の皮膚が爛れ…、 それでも必死になって戦ってます。 マイミクさんの旦那さんも新婚、子供が産まれて初めてのGWも休み無しで頑張ってくれてます。 ホントに感謝しています。 それでも全然処分が追い付かないんです。

今、処分対称の10万頭のうち、20日間で処分が終わったのは1万頭にも届きません。
 
今1日の処分頭数が千頭。毎日発症する頭数の方が圧倒的に多いんです。 感染した牛は毎日10億個、豚は5兆個のウイルスを撒き散らします。感染拡大が止まりません。

4月末に発症した友人の農場では、今のペースでは5月内に処分出来るかどうかと言った所です。
全て殺されてしまう。それでも弱れば排出するウイルスが増える。だから、殺されるのがわかってても、毎日餌をやり、ビタミンをやり、あらゆる手を尽くして少しでも牛を健康に保とうとしてます。 でも、農場全ての牛に広がり、弱い子牛から次々に弱り、死んでいきます。

死んでも処理業者も出入りできないため、死体の上に大量の石灰を乗せても、腐敗し異臭を放ち始め、 それでも親牛は自分の子を一生懸命舐め、石灰を落とそうとします。
 
消毒剤の不足から、本来は牛に使わないような強い薬を大量に毎日浴びせられ、牛は毛が抜けぼろぼろになっていきます。
 
そんな中で、自分の家族同然の牛を殺す事も出来ず、飼い続けなければならないんです。

また、保健所や獣医師が殺処分現場に集中せざるを得ず、発症が疑われる農場の検査も出来ず、 テレビや報道では50件80000頭となっていますが、把握してるだけで発症の疑いがあり検査待ちの所があと40農場あります。
 
とにかく人手が足りないんです。 もう殺処分が追い付かないんです。

首相が激甚災害に認定し、自衛隊を出さない限り、拡大は収まりません。 「その必要があるかどうかを関係閣僚と話し合い、必要とあれば検討する」とか言ってる場合じゃないんです!!
ワクチンと言う手も有りますが、現行の法律では使えず、 しかも大臣は「参院選後の国会で立案立法を…」 とか言ってますが、 その頃には国内の牛・豚・山羊・羊・鹿・猪…等の偶蹄類はいなくなってるでしょう。
 
皆さんにお願いです。 とにかく、今、宮崎で大変な事が起こってると言うことを、多くの人に伝えて下さい。もう世論で政府を動かすしか方法がないんです。 資材機材も、人手も、予算も… もう国に頼るしかないんです。

よろしくお願いします。
おおきなうねりとなって国会の場に届くことをねがっています どうか宮崎の酪農を助けて下さい。心の底からお願いします。

  
もしも宮崎だけではなく、自分の住む街に口蹄疫の病気が広がったらどうしますか?

人事では済まされない、今必死に食い止めようとしている宮崎の農場の方達の努力を是非に政府に働きかけるのを手伝って頂きたい。
ブログの力は弱いかも知れないが何もしないよりマシ
何卒宜しくお願い致します。
posted by 小だぬき at 06:03 | Comment(2) | TrackBack(0) | 社会・政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年05月15日

経済大国は幻想、国民本位の政治へ

高齢者の「買い物難民」600万
2010年5月14日(金)19時14分配信 共同通信

経産省は14日、近隣の商店街の衰退や交通手段の不足によって日常の買い物が不自由になっている高齢者層の「買い物難民」が全国で約600万人に上ると推計した報告書を発表した。報告書は過疎地や高度成長期に建てられた大規模団地で、買い物に困る層が増えていると指摘。宅配や移動販売といった買い物の利便性を高める取り組みを、地方自治体が補助金などを用意して支援する必要があると訴えた。
********************************
上記の記事が、効率化と合理化・収益優先をした「小泉・竹中」路線」、旧自民党の施策の弱者切り捨ての政策の典型です。

郵政民営化でも 過疎地の簡易郵便局の統廃合で 貯金や保険の取り扱い「難民」が増えています。

このような 事態は都会でも 増えています。
地元商店街のシャッター通り化、大型複合型商店街の進出、大手資本のコンビニ・専門店などの進出で 嫌でも駅前にでなくてはという事態になっています。

今の不況は、銀行やFXのマネーゲーム化と大企業進出の自由化政策にあると思います。

税制にしても 年間1000万までの売り上げ店の「消費税納入免除」や累進課税の高所得者優遇、大会社の法人税が本社の所在地のみにかかるとか矛盾だらけ。

生活インフラの格差、未だに電気・ガス・水道の普及していない地域や下水の水洗化がなされていない地域も多く残っています。
本来の公共工事とは、箱物や道路以前に「生活難民」を生まない施策の遂行にあるはずです。
本来は、今 選挙区から出ている議員さんたちは、利権より「地域の弱者をうまない」ことを 公約にし 奮闘するべきものと思います。

1日も早く、国債依存を止め・海外援助の不透明さの解消・日米安保の対等条約化を図りつつ、国内の整備を公共事業の柱にすべきでしょう。

税金で維持する施策と「民間委託」「民営化」をするべきものの峻別は、「どの地域にすんでいても「幸せ感」を感じられる「国民本位」の政権でしかできません。
共産党や公明党の存在意義は 上記にあると思います。

もういい加減、大資本の収益を経済優先を止め、「本当の国民生活に目をむけた国に」なって欲しいものです。
経済大国である必要はない、国民生活の豊かな大国を目指して欲しいとつくづく思います。

posted by 小だぬき at 07:43 | Comment(0) | TrackBack(0) | 社会・政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年05月16日

四世議員とタレントは五十歩百歩では・・

参議院議員候補に元野球選手や運動選手、タレントの立候補に「批判的なマスコミ」や「書き込み」が多く見られます。

特に柔道の谷選手に対しては、与党内ですら批判があるようです。
多分、谷選手には 潜在的にオリンピック出場が期待されているからでしょうが、必ずしも代表になれるかは未知数なのです。気力・技能では勝っても 若手の体力や伸びを考えると、国会議員になっても代表にはならなくても コーチや役員は出来ます。「橋本聖子」参議院議員など先例はあります。

私は、ある種 政党が議席を伸ばすために「有名人」に出馬要請をするのは、必要悪かなと思うのです。

そんなに「有名人」を批難するほど、現議員達は 立派に政治活動をしているのでしょうか・・・
現議員の中でも ただ出席しているだけ、ヤジを飛ばすだけの議員は どの面さげて「タレント候補」を
批難しているか 理解しがたいのです。

マスゴミも立候補者についてあれこれ報道する前に 改選する議員達の「勤務評定」を国民に示して欲しい。

また、二世・三世・四世の世襲議員の問題点を調べて欲しい。
今の段階では 人気のある「小泉四世」の 政治的評価は タレント議員と変わらないのではありませんか・・・・。
ただ人気がある・演説も親父似だ、よく目立つ(マスコミのおかげ)しか実績がみえないではないですか・・・。

世襲議員がいること自体、その党の基盤のなさ・地方ボスの政治私物化と言えませんか??

それにしても どうしてこの国は 批判するとき、個人のプライバシーや名誉毀損を平気でするのだろうと背筋が寒くなります。

渡辺某新聞社主の「オレに挨拶がない!!」発言など その新聞社は 社員一人一人のプライバシーまで社主に報告が必要なのか・・・・。
ちなみに「谷選手の旦那様が 某新聞系の某球団所属だから」という理由で なぜ挨拶・報告・許可を求めるのか 渡辺某社長に紙面で納得する説明をして欲しい。
posted by 小だぬき at 18:32 | Comment(8) | TrackBack(0) | 社会・政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年05月17日

思想信条の自由の難しさ

昨日の日記に 反響が多かったのにはビックリです。

今のマスコミの報道の仕方では 「民主党連立内閣」を批判する記事で溢れていますが、60年近くの統治ミスを 10ヶ月で改善出来るハズはないのです。

また二世・・四世議員に至っては、親の政党支部・後援会の基盤の元に闘うのですから、他の候補とはスタートラインから違います。

また、小泉進次郎という1回生を 父親の偉功?(悪名?)が 消えないうちに利用しようとする自民党本体も問題だと思うのです。
正直、内閣が聞く耳をしっかりと持ち 「今の現状は◇◇です。私たちは△△がよりいい政策と思っています」「御提言・改善点があれば示して欲しい」と 相手にいつも対案を求め 検討する姿勢があれば、局面は変わってきたと思うのです。

どうして自民党が 60年以上の政権で作ってきた、天下りや公益法人、特別会計、ODA
、外資への資産叩き売りなどの問題を棚にあげて、政権批判するのはおろかな事です。

また、役人天国(キャリア)天国にしたのも自民党の公務員定数です。

少なくとも4年間は、おかしいことはおかしいと指摘しつつ、日本国内閣としてささえられないものか・・・・

本当に 旧政権のように「百年安心年金」どころか 制度崩壊の危機に立たせた政権に回帰するのですか・・・。

前回の衆議院小選挙区比例代表制は、死票が多く出ると当初から批判されながらも維持され、民意が民主党にいったのです。その総括は きちんと自民党の中でしたのだろうか・・・・。

国民はなかなかしぶといですよ。「どちらが 実際に自分の生活の味方になりえる」か本能的に見分けます。
私は「反党的言動を繰り返す議員」を除名にし、一丸となって闘う選挙になって欲しいと思います。 
posted by 小だぬき at 21:02 | Comment(0) | TrackBack(0) | 社会・政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年05月19日

政治は結果責任、泣きたいのは知事でなく畜産家

口蹄疫の責任
   5/18  産経新聞
赤松氏は4月20日に感染が確認されていたにもかかわらず、30日から9日間、中南米を訪問した。この間、殺処分対象の牛と豚は4369頭から一気に14倍以上の6万2426頭に跳ね上がった。しかし、5月8日に帰国した赤松氏が真っ先に向かったのは栃木県。民主党衆院議員の後援会会合出席のためだった。

 赤松氏がやっと宮崎県を訪れたのは10日になってから。鳩山首相は対応の遅れについて、「必要以上にさまざまな風評が立つと、農家の方が困る」と釈明したが、すでに感染は拡大しており、風評被害を気にする段階は過ぎていた。赤松氏は17日昼、首相との会談後も記者団に「対応が遅れたとは思っていない」と自己正当化を試みた。
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今回の宮崎県の口蹄疫の感染の早さと「殺処分」

手塩にかけて育てていた牛や豚を「殺処分」で失う畜産家の苦悩は いかばかりか・・・・
この伝染病の対策が 「ウィルス封じ込め」の「殺処分」のみとは、恐ろしい話しです。
ワクチン使用も治すためというより 「処分」のためとか・・・。

未だに発症のメカニズムは解明されていず、早期発見→「殺処分」のみとは・・・。
厚労省・農水省の防疫部や陸上自衛隊大宮防疫部隊などで ウィルス研究をしていても 治療法なしのウィルスのこわさ。

これが昨年の「新型ウィルス」の人人感染以上の「脅威」に今いるのでしょう。

昨日の東国原知事の記者会見ほど みっともないことはない。知事が寝ていなくても関係方面と連絡していても 口蹄疫の「非常事態宣言」を出すことになった 結果責任は知事が負うべきものです。
怒りと悲しさで一杯な 畜産家への労りもなく 蔓延させてしまったお詫びが先でしょうに、自分はやれることはやっているという居直りともいえる態度は 知事の化けの皮がはげたというほど残念な記者会見でした。

上記の産経新聞は 赤松農相に対する物ですが、知事以上に無責任極まりない態度といえないだろうか・・・・。
私の現職時代、赤松氏のことを「チョロ松」といい無責任の代名詞にしていました。
彼が 社会党書記長の時の総選挙で 議席を半分近く失う大惨敗をしたのですが、選挙の総括も責任もとらず、社会党から逃げた人です。

この人なら無責任や責任放棄はするだろうな・・・と50代後半以上の「労働組合関係者」だと 妙に納得してしまいませんか?

赤松氏は もう社会党書記長の時のように逃げられませんよ。今は口蹄疫対策の主務大臣・農水相なのですよ。政治は 残酷にも「結果責任」をしっかりと受け止めなければなりなせん。

今は、責任うんぬんより 原因を究明して 「防疫」とともに なぜ? どうして?を問い、緊急に対策を立ててほしい。輸入飼料にも 立ち入って 二度と口蹄疫の蔓延は起こさない対策を取って欲しい物だと思います。

新々インフルエンザなら 今「殺処分」されている牛や豚の死亡数は 人間の死亡数になるのです。
国家としての「危機管理」は ないに等しいということでしょう・・・・。

怖いし、お寒い現状ですね。

posted by 小だぬき at 11:44 | Comment(2) | TrackBack(0) | 社会・政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年05月21日

赤松農水相の「口蹄疫」不信任は まだ早い

自民党が「赤松農水相不信任決議」を用意しているとのこと。

趣旨には賛成ですが、今その時かは検討を要すると思います。

今だしたら、否決されたら「信任」されたことになるし、可決されても「これからの困難から 彼氏を放免することになります」

どうせ「不信任」するなら、口蹄疫の感染を止め、「殺処分の手配」、「保障(これは税金ですよ)」など 全ての対策が終わってから 「感染拡大の責任」「「膨大な国費での保障」を問題にして「不信任」案を提出して欲しい。

彼氏に「信任」を与える「不信任決議案」は、今まさにパンデミック(爆発的感染拡大)になりつつある現実から 対策に空白をつくるのと、赤松氏の責任放棄に手を貸す行為にならないでしょうか・・・

口蹄疫の感染はわからないことだらけ・・・

・なぜ、ウィルスが発症するのか
・なぜ 遠距離に感染が拡大するのか
・「殺処分」をされた牛や豚を 埋めたあとの土地の汚染はないのか・・・
・もともと家畜に内在するウィルスが 変異するから 「殺処分」なのか・・・
・本当に感染拡大なのか、何らかの一斉発症の要因があるのか・・・
・えさなどでの大量抗生物質投与に何らかの発症原因があるのか・・・

私たちは、日々 口蹄病の悲惨と感染拡大のニュースをみていますが、発症隔離された牛・豚が なにを媒介にして遠距離感染を引き起こすのか・・・、なぜ・どうしてか解明されないと いくら畜産農家が保障を受けても 私なら怖くて 二度と畜産に戻れないのでは・・・・

ここまでは 是非「赤松氏にやらせきりましょう」、ダメージを受けた畜産農家が 「もう無理だ」と言う事態にでもなれば、一産業が壊滅します。
畜産農家が安心して仕事を続けられるように 「口蹄疫」「鳥インフルエンザ」などの解明と対策は早急に手をつけるべきでしょう。
国民の生命・財産を守る 防衛戦を前線の保健所や獣医、畜産家が闘っているのです。明らかに ウィルスの日本侵略と捉え、総力をあげて 被害を最小限にしてください。
もう 17万頭近くの牛・豚が「戦死」を余儀なくされているのですから・・・

posted by 小だぬき at 10:37 | Comment(0) | TrackBack(0) | 社会・政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

馴染みたくない言葉→「殺処分」

毎日、口蹄疫対策で使われる「殺処分」ということば、いやだなぁ・・・・。

牛や豚にとっては、「オレ達は 病人だ」「被害者だ」とうったえているのに、人間にとって治すすべがないからと殺される・・・

本気で人間は、オレ達を治す研究をしているのか!!
病気でないときは 「いい肉だ」とちやほやして 口蹄疫になると手のひらをかえしたように殺される。

と、訴えているような気持ちになります。

現場で消毒や防疫にあたって疲労困憊な職員も「助けるため」でなく「感染拡大防止のための処分」では やるせない心境だろうな・・と思います。

私がゾーッとしたのは 精神医学でも 凶暴性や反権力性が強い人をロボトミー手術(脳の前頭葉を切除して 感情をなくす)が 一時盛んに行われたことがあるからです。

突飛な連想のようですが、今の多数にとって不都合や脅威がでたら 少数派はどうなるのだろう・・・と考えると 口蹄疫の患者??が治る可能性はゼロなのか 現場の獣医さんたちに真剣に聞きたい気持ちになるのです。
去年の新型インフルエンザも豚インフルの人感染変異でした。
口蹄疫も 人感染に変異する可能性があるから「処分」なのでしょうか??

なにか「殺処分」という言葉に嫌悪感とともに その言葉に慣れていく自分の心が怖くなります。

posted by 小だぬき at 13:26 | Comment(0) | TrackBack(0) | 社会・政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年05月23日

国税の前納(借金)が一人700万以上の異常。

ギリシャに次ぐ 国家赤字国が日本で 次の破綻国は日本だと警戒 という外信がされています。

国民一人あたり 統計の取り方で700万円〜900万円の借金にあたるといわれています。

国民からすれば、それだけの「税金の前納」をしているのだと 発想の転換が必要ではありませんか・・・。

海外援助や各種国際分担金、消費税の利率上げ問題、米軍負担金も 国民の「税前納」でまかなっているのであって、国家赤字だから「仕方がない」という議論は 責任のすり替えではないでしょうか??

政治が財政を考えずにしてきた施策(誤解なきように 歴代自民党政権を含みますよ)、民間委託・民営化という名の 「国家資産」の処理方法。
政治が生んだ 債務を「税金前納」で処理したり、国民の財産を二束三文で企業に売り渡したりなどのツケが 世界第2位の財政赤字国家にしてしまったのです。

今回の口蹄疫や薬害肝炎、国労闘争団への和解金、各種災害国への援助、米軍への負担などは、まさか「消費税上げ」や「国債増発」でしようなどと考えてはいないでしょうね。

現予算の支出項目変更で対処するのが筋ですよね。

たとえば、ダム関連予算の停止、国会議員の歳費の削減・議員宿舎への値上げ、国有財産の不当廉価販売先への課税強化、貸し付け地代の値上げ、政党助成金の廃止、官房機密費・外交機密費の廃止。
天下り先の給与表と勤務実態に寄る給与・・・・・・などなど 国民生活を犠牲にしなくても支出削減が可能な所はありますよね。

国民生活の先進国の土台があってこそ  国際的地位・貢献があるはずです。

私には未だに不可解なのは、エコポイントという税金があるからこそ、あれだけリコール問題を引き起こしながらも 自動車各社は黒字決算とか・・・。エコポイントは 黒字会社からの返還も検討されていいのではと思います。

報道で見る限りは、日銀が政府のいいなりにならずにいるから この程度のキズで済んでいるようですが、もう経済一流の幻想を捨て 内需で国内経済が成り立つ構造にしなければ、為替レートのマジックの前に 輸出入業者の経営も成り立たない事態も 遠い先ではないような気がします

政府、各役所、マスコミ、評論家に望むことは 「国家赤字」だからという論の進め方を止め、もう国民から膨大な「税前納」をうけているのだからとの 意識で国民増税論を止め、予算・決算の洗い出しから
身の丈にあった 政治の提言をして欲しいものだと思います。

posted by 小だぬき at 13:53 | Comment(0) | TrackBack(0) | 社会・政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年05月24日

今度は水害も・・(何から国を守るって?)

毎日、宮崎県の口蹄疫で被害が拡大しているのに 今回は 大雨による土砂崩れなどの被害も報道されています。

毎日、汗水たらして訓練をしている 自衛隊や海保、消防レスキューには申し訳ないけれど、国の防衛って何なのだろうと ふと疑問になるのが 災害が重なった時です。

防衛ということを「国民の生命・財産」を守ることと位置づけると、何か歯がゆくないですか・・・・

宮崎県で第一線に立っているのは、畜産業、保健センター防疫員、獣医さんたち・・・

水害の第一線に立つのは、消防のレスキューと警察・・・

土砂崩れなども 消防のレスキュー、警察、土木事務所・・・・

災害などで自衛隊で活躍するのは、普通科(歩兵)と特化(工兵隊)と災害へり部隊でしょう・・・・

古い「日本沈没」の映画で 丹波哲郎演じる首相が 「何のために自衛隊があるのか・・・」という素朴な疑問がでてきます。

今、日本では 普天間の辺野古移転に3兆円の費用を負担するそうです。
それだけの金があるなら 被災地や危険箇所の補修にお金をかけたほうが 余程「日本防衛」になる。

ある報道では、日本が「海外移転」と「安保条約」を絡めて 対等な交渉姿勢をもったら 米国の軍事関係者は 「海外移転」の路をとったろうといわれています。安保条約に言及されると困ると怖れていたのはアメリカ軍そのものであったということです。

日本のマスゴミの皆さん、政府にきちんと「対等な交渉を」と援護の論陣をはっていれば、戦後はじめて対等な交渉で 「海兵隊無条件撤退」「安保条約の定例見直し機関の設置」までは 勝ち取れたハズだと言われています。

マスゴミや評論家の皆さん、あなた方の中に 「国益のため」「独立国の報道機関として」存在していると 言い切れる方は 何人いますか・・・・。

官房機密費からの「飲む、打つ、買う」の支出や なんらかの名目で報道機関に 官房機密費が配られたと野中広務前官房長官の証言を 意図的にムシしているような態度だと 今回の辺野古報道や災害情報、口蹄疫の問題も 意図的報道がされていると思わざる得ませんよ。

私は 契約期間終了がきたら順次新聞購読は止めたいと思っています。

posted by 小だぬき at 14:54 | Comment(0) | TrackBack(0) | 社会・政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年05月29日

社民党よ、政権離脱し「反安保」闘争を!!

11時のチェックアウトまで「帰りたくない症候群か」、久しぶりの不眠。

朝風呂にのんびり入り、バイキングもゆっくりと味わいたい症候群か・・・。早めに起きてしまいました。

心反応というものの不思議さです。

*************************************
社民党の福島党首が 辺野古移転閣議署名を拒否し、少児化担当相を罷免されました。

社民党の主張の筋を通したことを評価します。

私は 今まで「民主党」を育てようとの立場でしたが、アメリカ追随・「植民地」の選択をした鳩山内閣は 国民の支持を失って当然の辺野古決定だと思います。

安全保障の問題は、統一するのは難しくこれからの闘い方が難しいですが、昨日を境に「自主防衛派」も「非武装中立派」も統一して アメリカ軍の日本占領状態と沖縄基地撤去を 当面の目標として 団結をしませんか・・・。

今が 昨年の「政権交代」に続き、日本の真の独立のためにも「日米安全保障条約」「地位協定」の改定、または廃棄の第2幕だと思います。

社民党は、閣内協力から離脱して 「安保改定・廃棄」の闘争の先頭をきって欲しい気持ちです。それが 党勢を回復する唯一の路であると信じます。

共産党が「議会政党」になってしまっている以上、社民党の初心に立ち返ってください。

そして日本の独立で手を結べる右翼から左翼までの大連合の票を 次の参議院議院選挙で意思表示をしようではありませんか・・・・

posted by 小だぬき at 09:24 | Comment(0) | TrackBack(0) | 社会・政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年05月31日

民主党の「自民党化」?? 社民党への期待

昨日は、日常に戻るための馴らし運転。

頭が働かなかったために DVD「沈まぬ太陽」と森繁久弥主演の「白虎隊」を約7時間強見ました。

「沈まぬ太陽」は 日本航空の「123便墜落事故」を中心にし 組合とは何か 政治とは何か 報道のあり方は、人間の生き様はと 他方面からの問題提起があり 見応えがありました。

原作の山崎豊子作品も読んでいたのですが、映画版は 「正義・思想・連帯、生き方」の対比がハッキリし 今の日本航空の破綻の原因にもせまるものでした。

会社の労組分裂、御用組合化、労働差別、マスコミの腐敗も描かれており 是非 何度でも 生き方に悩んだ時に見てみたい作品の一つになりました。


森繁久弥「白虎隊」は、会津藩の歴史上の立位置と白虎隊、女子隊、幼小隊なども丹念に描かれ、以後の軽薄な作品と一線をかしていると思います。

共に 歴史の転換点での「人間」を 等身大で描いた作品でした。

************************************
社民党の「辺野古をはじめ軍事力はいらない」との筋を通して、正式に「政権離脱」を機関決定できたことに まだまだ 救いがあると感じました。

社民党議員の中には、「政策」より「自分の議員当選」を 優先して、与党に残るべきとの意見も多かったと聞きます。
マスコミは、これで「社民党消滅」などという人もいますが、立党の精神を忘れて変な妥協をしたら歴史に汚点を残す所だったと思います。

民主党も「第2自民党」といわれても仕方のない 国会運営や閣僚の「権力ボケ」が 早1年で露見してしまったのです。

すくなくとも 7月の参議院議員選挙では、社民党が生き残り、健全な野党として 自分達で風を吹かす政党に成長して欲しいと思います。

本来は、組織がしっかりしている共産党が 第3次安保闘争や労働組合運動を主導しなければならない時期ですが 彼らの「党勢拡大」「議会重視」の方針のため、成田空港反対運動を分裂させたり 弱小労組の支援も出来ないような「党」になってしまいました。
「共産党は 一人一人の労働者の願いを実現するための司令塔」的存在で在るはずなのに・・・・・。」

これからの日々、どんな国づくりを各党が指向しているか きちんと見極めて、自民党・公明党・民主党が「アメリカ政府のいいなり、植民地、属国」にしたことの批判を含め、「社民」「新社会党」をまず選択技の上に置きたいものです。

ただ これからは 議会だけでなく あらゆる機会をつくり運動の輪を広げて欲しい。

真の愛国 「国民生活の安定」「精神の拠り所としての天皇家への配慮」など 小異を捨て大筋で合意する」連立精神が 必要な時です。
その手始めに「日米安保・地位協定の見直し」での連合があっていいと思います。

 

posted by 小だぬき at 04:06 | Comment(0) | TrackBack(0) | 社会・政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

岡本倶楽部 出資法違反容疑

新聞でお読みになった方も多いと思いますが、岡本ホテルの母体である岡本倶楽部に出資法違反容疑で 捜査が入りました。

新聞で読む被害者の方の「初期は配当があった」とか「ホテル利用権も換金できた」上での 預託金返還訴訟と「預託金」の性質を巡る捜査です。
比較的恵まれた条件行使ができた 第一次か二次会員の方たちでしょう。

実は、私も 第2次・第3次募集のパンフレットと勧誘を受けました。

私の場合は、上記被害者?の方と違って、預託金と入会金の性質が解らず 断りました。
500万円コースでは 5年間 ホテル利用権とか優先宿泊とかのメリットがうたってあり、確かにその部分をみると有利な「社債」「株券」購入程度の認識が第一印象でした。

でも、500万円のコースに入会するのに 「預託金500万」が必要とパンフレットにあり、運用例では入会コース特典のみの記載で、預託金の扱いが解らず問い合わせも数度しました。

入会金=預託金なのか、入会金と預託金が別なのかのが 今一つ 解らなかったのです。

担当部署への電話問い合わせでも、今ひとつハッキリせず 取りやめました。

私の解釈では 預託金500万円を「預託」して、入会金500万円の運用で 5年間の「特典」を保障出来なくなったとき その保障出来なくなった部分を預託金で補填し、5年後に全額返還されるものと解釈していました。

ホテル特典は利息の替わりで 満期になったら 預託金500万円と入会金500万円の計1000万円がもどるのかと質問したのです。
一言も 入会金の性質と預託金の性質の説明がないので、「今、5年間も 1000万円も寝かせる余裕はない」と返答しました。

でも事件の報道を見る限り、入会金=預託金としての返還要求訴訟と「利益をうたった出資行為の斡旋勧誘は、出資法に違反する」との捜査です。

私の利用している後◇園ホテルのように バリアフリーが徹底し接客もしっかりしたホテルなら 解釈の違いはあっても 支払ったかもしれません。

熱海の岡本ホテルが 老朽化し両親を連れて行くには抵抗があったために 断ることができた会員制度だったのです。

怖いのは 常宿が別にあったから 断れたに過ぎないだけのことで、立派なパンフレットと運用実績だけを見たら、私も被害者になったかも知れない点です。

世の中、旨い話しには、ウラがありですよね。

正直、冷静になれば 「絶対・確実・安全」で投資できるのなら、電話勧誘などしないで 直接自己投資すればいいという話が多すぎますね。
いつ被害者になるかわからないというのは怖い世の中になったものです。
posted by 小だぬき at 15:57 | Comment(0) | TrackBack(0) | 社会・政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年06月02日

辞任するなら衆議院選挙を!!

昨年度、鳩山・小沢体制で衆議院選挙を闘い、国民の圧倒的多数の支持で 政権交代がなされました。

今、任期途中で「普天間問題」「政治と金」を理由に 辞職されるのであれば、次の代表も早急に国民の信を問うのが筋ではありませんか・・・・

先月28日の普天間問題での「日米共同声明」は なんだったのか・・・。今辞める位なら「私は 日本国民を説得できない」と 次の内閣に先送りして欲しかった。

口蹄疫も まだ解決していない。内閣改造などで 赤松農水相の責任逃れも許してはならない。

菅さん、前原さん、岡田さん、仙石さんらの名前が 後継として上がっているようですが、鳩山・小沢氏ほどの求心力を持つとは思えない。

この際、大胆な人事刷新、中堅・若手の登用以外 立ち直ることは不可能かもしれない。

今、解散し衆参同一選挙をしなければ、自公政権末期の国民の信を問わない総理大臣のたらい回しと同じ愚を犯すことになります。

今度の政府を 選挙管理内閣として位置づけて、本当に最優先する課題は何か、どう解決していくか・・を 国民に問うてください。

それ以外、鳩山氏の辞任は 時期的にも課題山積の中で、民主党に票を入れた者には、納得のできないものです。
小沢氏の幹事長辞任にしても 不可解なものです。

これからは、党則をしっかりとして 党議違反・反党的言説・無責任な利敵行為をする議員などを 処分し 民主党とは 筋を通す党だとの 信頼感を取り戻して欲しい。

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2010年06月03日

ギャンブル予想のようなマスコミ

民主党の後継代表選びのニュース一色。

しかも 「組織」を知らない評論家や 老害無役に過ぎない渡部恒三氏をさも影響力があるように持ち上げ、本人も勘違いしている御仁が 1日 小沢氏批判をする異常。

民主党は まだ公式に4年間で実現すると約束した「マニフェクト」を撤回していません。
ということは、誰が 後継代表になっても「マニフェクト」を指針とする政策しかできないし、組織的決定で動く組織に 「個人の思いや個性」は 指導力としてのみ表れるものです。

極端に言えば、内閣のことは 鳩山氏だけに責任があるわけではなく、内閣の共同責任ということになります。

有力だと言われている菅さんが代表になっても 普天間の日米合意に閣僚としてサインした以上、責任は逃れません。

形はどう表れるかに関わらず 組織は「民主的中央集権制」で 決定するまでの議論は大いにやるべきですが、正式に機関決定がされた場合は 全構成員は 決定の実現に向けて努力する義務を負います

渡部氏と小沢氏を 当選回数が一緒だからと 党の立場まで同列に扱うマスコミの無知・強引さは 組織を知らないものの暴論、意図的世論誘導としか思えません。

渡部氏は 無役の一議員です。本来なら執行部批判や個人の党に対する感情を 党外に発表することは、組織人として失格であり、本人が言うようにグループを持っていたのなら 分派行為として除名されても文句の言えない人です。

小沢氏は 「幹事長」という 党の組織・活動のトップにいた人です。
渡部氏や生方副幹事長などの 組織人としては失格な党批判を許容したことは 小沢氏の老いとしても立場がまるで党内反党派とは 決定的に違います。 

明日、誰が代表になり 幹事長になっても 渡部氏のような方はきちんと処分し、民主党としての団結と組織の目的を明確にしてください。

また、昨年の「マニフェスト」を踏襲するのか、変更するのかで 衆議院解散も視野に入れなければ、責任ある態度とはいえません。

組織の機関決定というのは、実行しつつ ムリが生じたら 再度 機関決定のやり直しをしなければなりません。また組織による軽重の判断なども柔軟性を持たなければ、なりなせん。

リーダーの質が問われるのは、重点と見切り・決断の時です。
posted by 小だぬき at 18:52 | Comment(0) | TrackBack(0) | 社会・政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年06月04日

共産党、閣外勝手協力を!!

今日、民主党の代表・内閣組閣・党内人事などが決定されます。
(天皇陛下のご静養日程を変更してまで 内閣認証のため1日をとったのに、菅さんは 8日まで人事を延期するとのこと、国会の閉会間近にそんな余裕があるとも思えないが・・・)

鳩山・小沢氏に「旧政権の弱者切り捨て」「放漫財政」の是正、「内閣の官僚指導」を期待していたものには、鳩山氏の敵前逃亡と「小沢氏の不起訴」を灰色とする談話など 許容範囲を超えたデタラメさです。

小沢氏が おとなしく大人の対応で反論しなかったからといって 小沢氏の「政治と金」(実質無罪)に言及したのは許せないという思いを抱く有権者もいることを知って欲しい。

今は、社民党の筋の通し方と比べて、共産党の対応に疑問が多すぎます。

確か「民主連合政府」の方針のなかに 「国民にとって よりましな政権を追求する」とあったはずなのに最近の活動には疑問符だらけです。

国会内での 自民・公明・みんなの党などとの同一歩調など 国民から理解されるものではないし、参議院議員選挙での小選挙区全立候補など 有権者にかぎらず党員からも「中央は狂ったのか」といわれてもしかたのない方針でしょう。

自公政権より「よりましな民主党政権の施策の援護にまわる」ならともかく、今の共産党の姿勢は「我が党の支持拡大優先」で 民主党で一歩でも生活向上を図りたいと考えている有権者への背信行為でしょう。

少なくとも 東京・大阪・京都・沖縄などの重点に絞り込み、与野党対決選挙区の多くに立候補している候補者を下ろして 与党候補を勝手連式に応援し当選を支援するのが 今の共産党の役割ではないでしょうか・・・。比例区に重点を移し 選挙区は大胆に よりましな与党候補を支援する。

今の共産党は、歴史を前に進めようとしているのか、後戻りさせようとしているのか 国民には今一つわかりません。
少なくとも 自民・公明・みんなの党などの旧勢力の当選を阻止する 方針に大転換してもらいたいと思っています。

社民党の「沖縄に基地はいらない」という政権離脱の潔さに比べても 共産党の定見のなさは驚くばかりです。「大会決定」の再読を要するのは、党中央の委員達ではないかと失望すら感じます。

posted by 小だぬき at 09:17 | Comment(2) | TrackBack(0) | 社会・政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年06月05日

おかしな組閣報道

民主党を 非小沢系議員・小沢派議員という色分けで 報道するマスコミ。

小沢氏の影響力なくしなどと言われていますが、小沢氏の何がいけなかったのかの客観報道はされていません。今、元検事の郷原氏が指摘するように「犯罪要件のない事案を 検察が無理矢理犯罪性ありと強行したもの」 検察審査会に小沢氏側弁護人を呼ばず 検事のみの証言で「起訴相当」がきまったこと。そして また東京地検特捜部は「不起訴」にしたこと。

これらの事実経過をみても 小沢氏の「政治と金」の問題といわれるものは、存在しないものを存在するように印象づけたものにすぎない
鳩山氏の母上からの「子ども手当て」とは、質が異なるものです。

何か小沢氏は 潔ぎよすぎるように思うのです。

今まで小沢氏が担った 組織固めや組織対策があればこそ 各種団体の民主党支持が得られたのに 小沢氏の土台のない民主党に何ができるのか 不安感が一杯です。

幹事長は 組織の引き締め役とともに政策決定の責任者でもあり、対外折衝の窓口です。
そう簡単に勤まるものではありません。

マスコミは、小沢氏が嫌いらしく アンチ情報のみ流しますが、今は無役になった人を けなす理由が今一つわからないのです。同じ民主党党員なのですから 親しいか親しくないかの距離感はありますが 党は組織で動くものです。それを即 小沢支配とするマスコミや民主党議員の一部に違和感を持ちます。

また、組閣情報で 蓮舫議員入閣かとの報道がありますが、彼女自身は優れた才能の持ち主だとおもいますが、次の参議院議員選挙の東京選挙区の改選議員です。
選挙運動と閣僚は 両立するものか よく考えて欲しいものだと思います。

またまた 共産党に話を移しますが、ビラまき逮捕事件や公安調査庁・警備警察の「不当逮捕」「監視」と闘っているハズの共産党が 東京地検特捜部ですら不起訴にしかできなかった 小沢氏の「政治と金」に拘る理由が解せないのです。本来なら 不当捜査・逮捕で 論陣を張るべきなのに こと小沢氏の問題になると「捜査機関を信じる」なんて 論理矛盾ではありませんか??

立場が違う右翼・極左の逮捕だろうが 違法捜査は違法と共産党は 主張できなければ、国民の支持は得られませんよ。何か共産党のいう国民や民主主義というのが 支持者のみを指すのではないかとの疑念が 解消されないから 大衆政党になりきれない現状があると思います。

民主党から出馬する有田芳正さんは TV芸能ルポライターの前は 離党を余儀なくされるまで、すぐれた「赤旗記者」でした(本人がブログで告白しているので了承を)。
その有田氏をも推薦できない共産党中央を信じろというのが 所詮ムリなことです。

党に一番近いハズの除名者・離党者をも 支持者につなぎとめられずに 共産党に触れたこともない人たちの支持など得られようがないではありませんか・・・・・。

共産党の除名者・離党者に対する非人間的報道に接したものには、未だに大衆的前衛党などと言う党中央執行部に 小沢氏ほどの度量を持って欲しいというのは無理な話か・・・・

かって党員だった人、赤旗読者だった人が 支持者のままだったら 民主党並みの党勢があっていいはずなのです。それがなし得ていない点こそ 共産党の最大の欠陥でしょう。
posted by 小だぬき at 16:55 | Comment(0) | TrackBack(0) | 社会・政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年06月06日

何かが違う・、保守の定義

私自身は、自民党が保守政党だったのか・・・・、すごく疑問に思うのです。

確かに強固な官僚組織を作り上げた点、対米従属ながらも 第2次大戦以降 少数の戦死者(朝鮮戦争時の機雷掃海部隊)をのぞいて 平和だった点は評価します。

ただ、高度成長期を境に 公害・自然破壊・生産至上主義・「拝金主義」の横行を許し、伝統・文化より経済を優先してきたのが 自民党ではなかったでしょうか・・・・

正直、保守という概念は、伝統・文化を大切にし、時代に沿って変化発展させる 内実を豊かなものにすると規定したとき、今の自民党は その責任を果たしたのだろうかと疑問なのです。

「金権政治」とか「弱者いじめ」「大企業優先」で 街の商店街はシャッター通りになったり 平均賃金も下降の一途。

私がイジワルな外国メディアで 「ホームレスの皆さん」や山谷・釜ヶ崎の日雇い労務者街、派遣労働・孫請け労働や廃棄物処理場や無認可廃棄物などを 中心にして「これが 日本だ!!」と貧富の差を対比させ紹介した場合、戦後長く政権にいた 自民党という政党を好意的に見る人は何人いるだろうか??

私は 固定概念をすて 物事にどう向き合ったかで 保守・革新が決まるのだと思うのです。

公害の酷いさなか 美しい自然と命を守ろうとした陣営が真の保守ではないか・・・・
薬害エイズ・肝炎と闘い 大企業と国に命を大切にしろと主張した方が真の保守ではないか・・・
鉄道の安全運行で闘った JR闘争団が 真の保守ではないか・・・

減反政策や無秩序な輸入と闘った人達が 真の保守ではないか・・・

日本の伝統・文化を守り、自然や人命、生活を守ってきたのは、革新または左翼勢力とレッテルを貼られた人々で 自民党は正反対の位置にいたのではと 最近思うのです。

私などからみると 革新・左翼が保守勢力として闘い、保守をうたった勢力が 利権勢力ではなかったかとさえ思うのです。

そのような観点でみると 一概に 民主=左翼、 自民=保守 という単純な図式が通用しないことがわかります。

アメリカが風邪をひいたら 日本は肺炎を起こす、ような現状を長く続けたのは旧自民党政府です。

私などの世代からすると「安保廃棄」「独立」「中立」、労働者も人間らしい生活を!!、どのような弱者も生まないという 旧左翼・革新派の方が 立派に「日本」という国を考えた保守勢力のように思われます。

今、ネットで横行している右翼・左翼の定義づけ、保守・革新の定義づけを 丁寧にしていかなければ 真の敵と味方を 見誤る危険性があると思います。

きちんとした定義づけのない言葉の横行は 日本の自然と国民を守る、心の支えとしての皇室、自衛力としての自衛隊の位置づけを より不安定にするように思えてならない昨今です。
posted by 小だぬき at 15:07 | Comment(0) | TrackBack(0) | 社会・政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年06月10日

悪循環?

浦島太郎のような週。

今まで「特集」だ「増刊」だと 定価?280円から320円→380円だった週刊現代などが とうとう400円定価に。

新聞朝刊の駅売りも いつからか150円に。

まぁ、買わなければ清むことですが、デフレの中で注意深く値段をみると、日常の菓子類や雑誌などが 微妙な値動き。

本でも文庫・新書本の割高感が・・・。

映画も入場料が2000円の時代とか・・・。

データ保存も昔はフロッピーで十分に用が足りたのに DVDかCDRに焼いて欲しいとか・・・・。

時代の進歩なのか・退歩なのか、身近なものの品薄・値上げ・生産打ち切りと たまに外出すると驚くことが多くなっています。(馴染みの店が いつの間にかマンションに変わっていたり)

確かにDVD映画などは 値崩れを起こしていると思えるほど 半年近くで廉価版がでるのですが、ブルーレイ規格の再生機ではどの程度の画質になるのか・・・。

今日は 幸いに晴天の朝を迎えています。
通帳の記帳のついでに 小売りの値段も見てきたいと思います。

風邪薬一つでも 同じ銘柄で薬局によって 500円以上の差がでるのです。
どこの店は「何かお得か」のウィンドーショッピンク゜も欠かせなくなりそうです。価格の自由化を全ての分野ですると 大資本の資金力に太刀打ちできない小売りの実態が解ってきそうです。

今は「お金」は手元に少ないけれど、ヒマと時間はたっぷりとありますから・・・・。

posted by 小だぬき at 06:46 | Comment(2) | TrackBack(0) | 社会・政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年06月11日

参議院選挙日優先とは・・・

選挙区に民主党をと思っている小だぬきも 今回の選挙日程にはいささか疑問です。

国民新党の言う「郵政法案」は、審議が中途半端だし・・・、衆議院で強行採決をしてしまったのだから参議院で十分に審議保障をし 継続審議か廃案にするのが筋だし、宮崎県までの口蹄疫拡大対策や国家公務員法などの法案もたくさん残っています。

国会議員は 選挙のためでなく 「国政の審議、法案作り」が 本来の仕事であるハズですよね。
本来の仕事を 脇に置き、党利党略で「選挙日程を優先」するなど おかしくありませんか??

民主党の改選議員から 今なら「勝てるから・・」などと主張が強かったためと聞きますが、もしそうなら 審議より選挙を優先した議員の名前を公表して欲しい。議員としての資格そのものが疑われるから・・。

そもそも4日に民主党代表に決定していたのに 人事を7日・8日に延ばした菅首相そのものが、16日の会期切れを意識していたのかも怪しい。参議院も強行採決を連発すれば 参議院に送った法案を通せるとおもっていたのか 初めから成立を諦めていたのかのどちらかでしょう。

その点、国民新党の亀井さんの閣僚辞任も「出来レース」といわれてもしかたのないものでしょう。

上記のような事情は 考えなくても 誰しもが薄々感じていることと思います。

何か与野党とも「国民、選挙民を愚弄している」としか思えない 政略優先。

今度の参議院選挙ほど「国民の意識・政治の関心」が問われるものはないように思います。

本当に弱者目線・貧困問題、介護医療問題に真剣に取り組めそうな党への一票が必要です。
国会の都合より「国民の生活」で投票したいものです。

名古屋の河村市長の発言に「国会議員の歳費削減など 我が身の仕分けを」最低限はして、会期を閉じて欲しい。

posted by 小だぬき at 08:55 | Comment(0) | TrackBack(0) | 社会・政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年06月14日

「世論調査」のいい加減さ??

まだ 菅総理大臣が何の仕事もしていないのに 世論調査では 内閣支持率が60%とか・・・・。

不思議なのは、鳩山前首相・小沢前民主党幹事長が 辞任したとたん、この高支持率。

本当かいな??と思うこの頃。

鳩山氏の「子ども手当て」は、明かな政治資金法・贈与税無申告だから 辞任は当然としても、小沢氏の場合は 東京地検特捜部が1年近く捜査しても「不起訴(犯罪事実なし)」での辞任。

マスコミも与野党の一部??も 小沢氏が幹事長だと困るから 無理矢理「灰色」にして 排除したに過ぎない代物。
それなのに「世論調査」なるものが 乱高下する不思議。

設問の仕方次第では 統計操作も可能ということか・・・。
それも各社の調査のバラツキの大きさが 統計学上 有効性があるものなのか疑問になる所。

いま盛んに「消費税」が 遡上に登っていますが、その議論の前に「社会保障費」はなぜ赤字になったのか・・・、運用などに問題がなかったのかの その責任を明確にしないと いくら税率をあげても 赤字体質からぬけられないでしょう。

国家赤字も同様で 何が原因かの追求なくして 「赤字なのだから仕方がない・・」なんて いつまでも人のいい国民性に胡座をかくような行政なら、ガマンの限界もそろそろですよ

毎回、マスコミが発表する「世論調査」も 本当に必要な「暮らしと生活」については少なく、殆ど政局のみ。
これに一喜一憂する「政治家の質」も 問題ですが・・・。

何か サッカーW杯の他国の攻撃精神と勝利への執念は 見ていても気持ちいいものです。
昨年の衆議院議員選挙では 民主党にも「国を変える」熱気があったのですが、今はどうでしょう・・・。

また、今度の参議院議員選挙でも 一票の格差は先送りになっています
私の神奈川県住民は、鳥取県民の 1/4の主権者のままです。限りなく平等に近づく努力を与野党とも放棄して 国会閉会→選挙モードとは・・・。

マスコミの意味のない「世論調査」より、居酒屋談義などの方が 現実に近いなどと思うのは小だぬきだけだろうか・・・。

posted by 小だぬき at 10:49 | Comment(2) | TrackBack(0) | 社会・政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年06月15日

ボケたのか谷垣自民党

昨日、久しぶりに携帯ラジオを持ち、県庁往復。

衆議院の代表質問を聞いていたのですが、谷垣氏をはじめ野党は 民主党の応援団になったのかとおもうような 質問内容。

いくら言葉つよく 相手を攻撃するような口調でも 質問内容がオソマツでは 話にならない。

今、昨年の「ムダを排除すればマニフェストを実現できる」と豪語した民主党が 財源不足でマニフェストの先送りを平然としているときに、総花的なマニフェストを撤回し 現実に即した政策を!!などと質問されたら、喜ぶのは 政府と民主党でしょう。

子ども手当て満額支給を主張した 長妻厚労相を 仙石官房長官が「できるか!!」と怒鳴りつけたという報道がされているように マニフェストの矛盾と撤回をしたいのは 早くも権力ボケした政府でしょう。

これでは、参議院選挙で 民主党が衆議院選挙でのマニフェストを撤回、延期、廃止に口実を与える物にしかならないではないか と 素朴に代表質問を聞いて思いました。

今、野党が主張するべきは「民主党への誉め殺し」ではないでしょうか・・・・。

1.ムダをなくせば 国家財政の負担を増やすことなく実現できるとした「子ども手当て」「高速道路無料化」「年金改革」などの実現を国民は 真に願っています。そのために内閣としては 全力で取り組んでほしい。

2.「政治と金」にクリーンな政府を目指したハズですよね。一連の不祥事に対する政府の姿勢、民主党の対応は、国民からみると不透明に見えます。断固と初心を貫いて欲しい。

3.沖縄の基地負担は減らす、普天間は「国外か悪くても県外」と主張した民主党に 沖縄県民は期待をしていたのです。なぜ、現行案になったか説明して欲しい。
安全保障の将来展望も聞かせていただきたい。

4.野党は、民主党の「財政負担を増やさず 福祉を充実させる」「子ども手当てを恒久的に支出する」ことが可能なら 協力は惜しみません。本年度予算の予算のような「大幅赤字国債発行をせず」公約通りにムダの排除で 公約実現と財政再建を両立させて欲しい。
実りある国民生活の安定のためにも 工程表を示して欲しい。

5.口蹄疫が まだ終息していないのに 赤松農相を再任しなかった理由を開示して欲しい。責任ある政治家なら終息まで陣頭指揮するのが本当だとおもいますが・・・、赤松氏には その能力なしということですか・・・・。

などなど、攻め口などいくらでもあろうに 各党とも言いっぱなしの自党宣伝で終了。

今日の参議院代表質問でも ボケた質問をするようなら、間違いなく 7/11には「棄権票」が多数でるかもしれません。与野党とも「国民の生活」を充実させるための討論であって欲しい。

posted by 小だぬき at 10:03 | Comment(0) | TrackBack(0) | 社会・政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

参議院代表質問・学びのない野党

未だ 旧時代の代表質問を踏襲しているのか、野党は過去の言質とスキャンダル探し、民主党は口だけの反省と努力の連発。

少なくとも野党幹事長・書記局長会議を事前にしているのだから、質問内容の調整をしても良いはずなのに 何度か同じ質問。

勝敗はどちらにつけるか聞いている人の判断ですが 事業仕分けに当たって 蓮舫さんに対する質問は最悪。
昨日の「はやぶさ」カプセル回収に当たって 科学予算を大幅に削っていて「政府が賞賛するのはおかしい」とおかしな質問。
予備回路をつくっていたり 各種バックアップ態勢をもって、何度ものトラブルを乗り越えて帰還した技術力と設計段階の緻密さ、誘導技術は賞賛に価するし日本人としての誇りにもなります。

<考えるべき問題点>

・「はやぶさ」をはじめ、衛星を1ヶ国であげる必要性はなにか・・・
 膨大な予算を使うのだから「目的」がハッキリとしたものでなくてはならない。
 成功したら良しなら69年前の「真珠湾奇襲」に驚喜した国民とかわらない。

・日本の衛星誘導技術の高さが 他国に軍事警戒を与える怖れはないか・・・

・原子力発電のプルトニュウムとロケット、ミサイル・衛星技術をドッキングさせた時、日本を仮想敵国にするのは、同盟国であるはずのアメリカである可能性が高い。

・今、国家財政が赤字の時に 優先順位が高いのか・・・

自民党議員の質問もオソマツ、麻生内閣の科学予算が17億から事業仕分けで5000万円に減額された、その仕分けの最終決定者は 蓮舫さんだ、責任を感じないのか!!

この詐欺的質問に冷静に答えた蓮舫さんの一本勝ち。「仕分け前の作業で多くの人の意見を聞き、調べての結論です。今後とも 財政のムダをなくすよう行政刷新相として取り組みたい」で質問者もマズイと感じたのか再質問なし。

はやぶさは7年前に打ち上げられ、麻生内閣の17億には 誘導管制予算しかはじめから計上されていない。でないと、今年度の誘導管制・回収作業の予算に説明がつかない。
いくら 科学信仰でも 回収したカプセル内容の分析をしてはじめて、はやぶさU号の目的と概算要求がでるものでしょう・・・・。

ちょっと聞くと「鋭い質問」のようでも 「肝心の安保や国会議員歳費」などは ないまま。
過去の発言より 今後の取り組みが大事なのに その質問もなし。

何か 参議院議員選挙を意識して 元気で威勢の良い人との質問者の人選でしょうが、相手から譲歩や約束、政策転換など 何一つ得られなかったのは事実のようです。

共産党も「普天間無条件返還が当然だ」というのなら、沖縄現地・日本全国で「安保条約改定、廃棄」の運動を大規模・継続的に組織できなかった共産党中央の運動失敗を沖縄県民に詫びてから 民主党批判をして欲しい。

沖縄県民の怒り、徳之島住民の怒り、全国の国民に「普天間を考えさせる」キッカケになった 鳩山前首相の迷走(彼の唯一の功績だと思います)。
これで決着を強行するのか 日本の安全保障を見直す議論の第一歩にするかで 政権の真価が問われます。

敢えてキツイことを言うようだけれど、本気で民主党に基地全面返還を要求するのであれぱ、社民・共産両党は 60年安保闘争以上の大衆行動を組織できるかにかかっています。

きれい事なら誰にでも言える。少なくとも共産党が「革命政党」であるかが問われます。運動の状況は待つものではなく 作り出すものでしょう・・・・。一つ覚えでいいのです、今日から「反安保」一色で闘って欲しい。

私のような病人でも ◇日に国会に花を持ってとか ろうそくをもってとか 歌いながら仲間と散歩しませんか?の散歩デモ、気づくとデモなら参加できます。教員の勤務評定反対時の日教組の戦い方です。詳しくは 石川達三著「人間の壁」を参照してください。
九条の会あたりで 「安保反対」「日本の主権を」「真の平和を」「アメリカNO!!」「自衛隊で守る」などのゼッケン・シール・バッチ・Tシャツなどを 普及させる知恵者はいないですかね・・・
posted by 小だぬき at 17:50 | Comment(0) | TrackBack(0) | 社会・政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年06月16日

違うだろう!! 菅内閣

昨日の報道を見て、政府の言葉の軽さが 悪い方へ出てきているようです。

「はやぶさ」の成功で、衛星予算の増額検討と菅首相。枝野氏も衛星1割カットを反省とか・・・。
また、参議院議員選挙のマニフェストから「基地の見直し」項目を削除とか・・・。

私からすると「内閣の質は 低下している」としか思えない「発言」

・厚労省の「後期高齢者医療」は 未だに制度変更のメドがたっていない。
・子ども手当ても公約違反。
・年金問題も未解決。
・失業、倒産などの経済情勢の二極化(貧富の差の拡大)
・普天間の辺野古移転、在日米軍の基地への主権放棄。
・累進課税の復活拒否、法人税優遇の見直し。
・日本のアメリカ属国化の維持。
・介護保険認定制度の見直しなし。
・医療、介護従事者の待遇改善の不十分さ
・小児科、産科の絶対数の不足
・ガソリン暫定税率廃止の延期、高速道無料化の延期
・口蹄疫、インフルエンザ対策の遅れ

など 思いつくままあげても上記の課題は残ったままです。
それなのに、政府まで「はやぶさ」の成功に浮かれ、早くも「日米安全保障条約」の対等条約化を放棄するような発言。

何か 野党の代表質問や予算委員会・各委員会の質疑がなくとも、政府自ら「墓穴を掘る」ような思考力のなさ。
「はやぶさ」については、軍事的な問題も絡んでくるので 軽率に単独開発をいうのは愚かなことです。
中国・アメリカなどとの共同開発を模索した方が「安全保障上」有効との考えもできるのです。

確かに「はやぶさ」の成功は、宇宙へのロマンをかき立てますし、日本人としての技術力も誇りに思います。
でも、現実生活の安定、向上があってこそ 国民として「宇宙のロマン」を共有できるのだと思います。

菅首相や枝野幹事長の「サメの脳」「感情でものをいう」リーダーで 日本丸は諸外国の荒波を乗り切り、切り開くことができるのか、大変不安になる「発言」です。

その不安が的中しないことを祈る気持ちです。
posted by 小だぬき at 07:40 | Comment(0) | TrackBack(0) | 社会・政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

民主党への風など吹かない!!

民主党は、予算委員会での討論、会期延長もせず 強引に「国会閉会」しました。

今までの 自公政権での強行採決、重大法案の廃案・継続審議より酷い数の力で強行し 国会閉会をして参議院議員選挙に入ろうとしています。

国会の民主的運営と審議を尽くすという当たり前のルールすら守らず、今まで批判してきたことを与党になったとたん 手のひらを返したような ファシスト的運営。悪しき前例を作ってしまいました。

権力を持つということの恐ろしさですね。

ちまたの会話では 今の民主党、自民党に投票するのは愚かだと公然といわれていることを承知ですか?
特に 民主党については「嘘つき政党」とまで 広く言われているのです。

自分に不利な世論調査は信じず、都合の良い世論調査は信じるというおめでたさ・・・。

参議院が衆議院のチェック機能を持つ意味では、今の傲った民主党議員が当選するのは至難の技です。
衆参で与党に多数を与えると、今回のような「与党の都合だけで国会が運営される」ということを 再学習をしたのです。
昨年の衆議院選挙で「夢を見た」国民を 平然と裏切ったままの国会閉会です。

こうなると 冷静な判断をするかぎり 野党への投票の流れ、野党への風が吹かなくては 議会制民主主義の死に繋がることになりかねない。

きちんと審議して時間切れ閉会なら 与党に頑張って貰おうか・・・となる気持ちも 民主党が第2自民党、極右または極左どちらでも「国民のための党」ではないことを 自ら明らかにしたのです。

余りにも 有権者をムシしたような政権が 参議院で勝つなどということになれば、昨年度の「夢」が「悪夢」になりかねません。

少なくとも 小だぬきは 民主党に対する「幻想」が 破壊された日になりました。

posted by 小だぬき at 17:48 | Comment(2) | TrackBack(0) | 社会・政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年06月17日

よりましな候補へ・・・

与野党とも問題・課題を積み残したまま国会が閉会しました。

どの党が政権をとっても「強行採決」「審議拒否」などは許せないことです。

まずは「定数の見直し」「議員・国会歳費、運営費」の縮小の本気度が指針になると思います。

民主党・・・昨年度の「コンクリートから人へ」の原点に戻れるかどうかが問われる。野党時代の主張を与党になっても謙虚に実践する初心に立ち返って欲しい。

自民党・・・敵失ばかりネチネチと攻撃するだけの政党に成り下がっている。「政権担当能力」との幻想をまだ持っているのなら、きちんとした「対案」をだし論戦して欲しい。

公明党・・・「創価学会の党」から大衆政党に生まれ変わる努力をして欲しい。自ら宗教法人の課税のあり方・認証の適否について問題提起し 創価学会と一線を引く姿勢があれば信じる。

共産党・・・大衆運動を忘れた議会政党になってしまった。民主や自民と柔軟な政策協定、または押しかけ協力で是々非々をハッキリして欲しい。「我が党のみ・・・」正しいという思い上がりが 弱小政党のまま党史を刻むだけの党になっている。そう見れば「公安調査庁」と「警備警察」の予算は削れる。

社民党・・・主張を実現するための党員・組織の整備が先。旧社会党にあって社民党にないのは「理想」「理念」「思想」と現場活動に対する影響力。

その他、自民党からの離党・脱走組の小党。


これでは確かに選挙での選択にこまりますよね、現実的に・・・・。

私は 都道府県選挙では、とりあえず 共産か社民。一人区などでは「しかたなく民主」
比例代表では、共産・社民かな・・・などと よりマシな選択をしていくしかないかな、と思っています。

ここで政治に幻滅して 棄権をしたら、「国民としての監視」能力が弱まります。

こんな時に 戦前のドイツではヒットラーがでました。くれぐれも英雄待望論にだけは組しないで 各党の公約・マニフェストを集めて 「よりまし」な選択をしたいものです。
posted by 小だぬき at 13:38 | Comment(0) | TrackBack(0) | 社会・政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年06月19日

消費税の前にムダ排除が先でしょう・・

昨日、今日の東京新聞朝刊は 久しぶりに健全な「権力監視」「論説」だったと思います。

菅さんの「消費税10%発言」について、財政赤字の総括と「行政のムダ排除」「今後の見通し」などがないでしょう・・・・、と 
衆議院選挙時のマニフェストと今回のマニフェストの比較と整合性を鋭く記事にしています。大筋はネットでも読めますが、定評のある「特報面」の面目躍如です。

仙石官房長官の「衆議院マニフェストは かなりお気楽な気持ちで作ったので 菅首相の方針に従う。行政のムダを排除しても 残り12兆円   2兆円程度しか見込めない」などは 国民裏切り発言です。
本当に精査しつくしたのか・・・??

運送業協会の「高速道路無料化」公約は ウソだったのかの集会など・・・・

子ども手当てを支給された家庭でも 増税になるなら遣えない・・・などの声の紹介も。

1期目の民主党政権に 期待したのは、
前政権の行政のムダ排除・「利権・権益の廃止」・官僚支配、縦割り行政の見直し・地方の活性化・安心して暮らせる生活・年金問題の解決・社会保障の充実・失業雇用対策 等々の衆議院議員選挙でのマニフェストにです。

そのことを4年間、死にものぐるいで実現してくれると「夢」を見て投票したのです。

永久政権でなく 民主党の「国の立て直し」を通して、健全な2大政党で 政権交代の切磋琢磨を期待したのです。

所が 現状は、民主党が1年もせずに与党ボケし志を忘れ、自民党の政権担当能力なるものが霞ヶ関の役人の能力だったことが暴露しました。

今なら 公示前なので 間に合います。

民主党は 昨年度のマニフェストに立ち返り、死にものぐるいで実現を目指す政党の初心に立ち返って欲しい。
その中で実現困難があれば、国民に情報開示して 予算の組み替えや「増税」をお願いするのが筋だと思うのです。

前に記事にしましたが「民主党に風は吹かない」との 気持ちは日々強くなるのは残念です。

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私ごとですが、昨年12月以来 ブログ更新がなく、メールも電話も不通状態になっていた、私とおなじように病気退職した 友人の ブログ引っ越しのニュースがあり、本当に「生きていてくれて」良かったとおもいました。
3/19に私の弟の肝不全急死から 連絡が取れなくなる人がでると 生死が心配になる「うつ2級」小だぬき。ホッとしました。
posted by 小だぬき at 12:14 | Comment(2) | TrackBack(0) | 社会・政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年06月20日

ヤンキー先生??義家さんの破綻

選挙のたびに「日教組打倒」だとか「教育をダメにしたのは組合だ」などと主張を 何の論証もなく主張するのが自民党の欠陥。

日本教職員組合・全日本教職員組合というのは、単一組織ではないのです。

都道府県教職員組合の連合体であるということです。

日教組と全教の分裂のとき、各組合員は「組合再登録」して欲しいと悩んだのです。
分裂前は、日教組組合員になるために 単一組織の県教職員組合に加入したのです。

私は、日教組に加入するために ◇玉県職員組合に加入をし ◇玉県教職員組合の方針のもとにある◇市教職員組合に所属し ◇市教職員組合の活動のために◇地区協や学校分会に所属したことになります。

中央組織は 連合体ですから 大会決定の実践や活動の実質は ◇都道県教職員組合が具体化することになります。

北海道や山梨や大阪の問題=中央全体の問題 とは言えないことに注意が必要です。
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義家議員の経歴と所属校は 私立学校教職員組合になりますが、彼が 組合活動をしたことがあるのだろうかと 思うほど 彼の主張は 荒唐無稽なのです。
私立学校の場合、公立学校と違い 待遇・労働条件・教育課程作成が 個々の学校設立者・管理者との労使交渉になります。

公立学校はその点、労働法制上の基本権は 分会段階では「管理職に保障して欲しい」との活動しかできないのです。

歴史をみても 組合が独自で教育内容を支配したなどという事実はないのです。

あるとすれば、御用組合化を図り 教委と組合の迎合を意図的に 政府や各教育委員会が「不当労働行為」をした地域に限定されます。

多くは朝令暮改とも言える文部省・文科省のだす現場教育破壊に近い方針の被害を食いとめる防波堤であったのです。

現場の声は 今までの文教政策で尊重されたことは、一度もないと言い切っても間違いではないと思います。

まともに現場の意見の集約もせずに コロコロかわる文教政策に 防波堤としての組合がなければ、もっと早くに 日本の教育は破綻していたに違いないのです。

組織率と学力低下・校内事件の推移を丁寧に分析すれば、組織率の低下と組合攻撃の激化の時と奇妙に一致します。

「元教員」であっても、義家さんのように「日教組・全教」の歴史と「国の文教政策」を 考察せずに 負の部分は皆「組合があるためだ」というのは、中央支配を現場に貫徹できなかった、教員を権力で支配できなかった人達の 「組合」憎しの憎悪感としか思えません。

ただ今ハッキリと言えるのは「ゆとり教育」「週5日制」「安易な指導要領改定」「生活科・総合科」への疑問提起や反対を表明していたのは 教職員組合だということは覚えていて欲しいと思うところです。

posted by 小だぬき at 13:27 | Comment(0) | TrackBack(0) | 社会・政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年06月21日

国の言葉の詐術

まず「国家赤字」だから財政健全化のためにも 消費税増税をの主張

ウソも繰り返しいうと真実のように聞こえるから怖い。

日本は「赤字」だけで「資産」はないのか・・・・。「アメリカ国債をはじめ諸外国国債」の保有、膨大な国有地と国有建築、国有地の貸し出し家賃、特別会計、法人課税

何か 家計で言えば 住宅ローンの残高のみで危機感を煽り、預貯金などの資産を意図的に隠す手法のように感じるのです。

また、社会保障目的税にするはずの消費税で 国のいう「財政健全化」になるのか・・・・

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年金崩壊の話についての説明もうさんくさい。

今の年金受給者も現役の時に 掛け金の支払いをしています。その掛け金は 本当に先輩方に全て使われたのかの疑問です。
今の現役の方の掛け金も 年金世代を支えるために全額使われているのかも問題です。

ここにトリックはないのだろうか??     年金基金運用失敗とか年金基金での保養所、ゴルフ場などの資産に化けているものはないのか・・と言う点です。

今、本当に一人あたりに支給されている年金額は 現役の支払いに応じたものなのかも疑問なのです。

何か行政の運用失敗、支出のムダ、基金の管理の杜撰さを 棚にあげて、危機感のみ植え付けていませんか??  
どんな使い方をしても、赤字がでたら 国民に転嫁すればいい との暴挙のような思いです。

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議員歳費は、削れるものはないのか??    政党助成金は廃止できないのか?   本来 政党自身が負担すべき「文書交通費」や「政策秘書」「政治活動費」などは、国庫から排除できないのか・・・

「米軍の思いやり予算」まで 日本で負担すべきなのか・・・。

官房機密費や外務省機密費は 削減できないのか・・・・。

きちんと情報公開を国民にする国政・地方自治体が 少なすぎませんか??
posted by 小だぬき at 11:16 | Comment(0) | TrackBack(0) | 社会・政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年06月23日

今日は「沖縄慰霊の日」

実際の沖縄戦は、3月下旬〜9月上旬まで続くのですが・・・

今日は「地上戦」の残酷さと 本土の捨て石にされた意味、米国の基地、委託統治、本土返還・米軍の基地の占領維持など トータルに見る必要があると思います。

今日を「慰霊の日」としたのは、沖縄守備隊の牛島中将・長参謀長の自決により 日本軍の組織的抵抗が終わったとされる日だからです。
当時の32軍は、兵員の台湾や関東軍への移動で ゲリラ戦による長期持久の道の選択しかありませんでした。
沖縄守備軍自体が 本土から捨てられた存在だったのです。

当然、予想された米軍上陸に当たって、県民の疎開計画を大規模にすべきところを 対馬丸への魚雷攻撃など 制空・制海権を失っており 米軍上陸時には多数の住民が「軍と行動を一緒」にとることしか選択技を失っていました。

米軍艦艇や航空機による砲撃・爆撃による「鉄の暴風」、本土からの補給なしの中で 3ヶ月近く「軍機能」が維持されたことも驚異的ですが、鉄血勤皇隊(男子学生)・ひめゆりなどの看護隊などの悲劇は
軍の組織的抵抗終了後も続きました。

その中で軍の統制をなくし暴徒化した日本兵による ガマ(洞窟)への住民拒否、自決強要、自殺の悲劇が戦史に残りました。

菅首相が「慰霊の日」でどんなことを言うか、沖縄の人は まだかすかな「期待」の元、今日を迎えたと思います。

・村落の全員死亡地域が多数あり、未だに被害総数すら確定していない。
・学徒隊などが 最前線に配置され 軍の住民保護より持久戦優先の作戦指導。
・県庁、国の住民疎開の判断の遅れ

・陸海軍機の数あれば戦果というような 無謀な「特攻攻撃」
・大和等の艦船特攻。

歴史にifはないのですが、艦船の砲台化や松山航空隊や厚木航空隊の沖縄配備が 数ヶ月前であれば被害も違ったものになった可能性もあるのです。

戦史によると 一番マズイ軍の運用は「逐次投入」だそうです。効果的なのは全戦力の適時投入しかないそうです。
後のベトナム戦では 「沖縄戦の教訓」を真摯に学び、ゲリラ戦で長期持久を図り 正規軍はきちんと効果的に運用するという ホーチミン北ベトナム共産党が近代的戦力のアメリカ軍を敗北させました。

戦後の軍隊運用に多大の影響と小国の主権維持のテロ・ゲリラでの闘いは 沖縄戦の教訓から始まっています。

未だに学んでいないのが、日本政府・自衛隊であると思われるのは残念なことです。
以前も書きましたが、退避壕もない・高速道も臨時滑走路にする思想なし、ゲリラなどに対する交戦規程もない。

軍隊と住民の生命維持を 考える1日になって欲しいと思う小だぬきです。
posted by 小だぬき at 04:50 | Comment(0) | TrackBack(0) | 社会・政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする