2017年07月20日

宝くじで1億円当たった人の末路

宝くじで1億円当たった人の末路
7/19(水) 11:55配信 日経デュアル

この記事は、書籍「宝くじで1億円当たった人の末路」の一部を抜粋しました。
日経ビジネスオンラインの好評記事を1冊の書籍にまとめて、発売3カ月で8万部を突破した人気書籍の世界。
今回は、書籍のタイトルでもある「宝くじで1億円当たった人の末路」について、マネーの専門家・マネーフォワード取締役の瀧俊雄氏に話を聞きました。
(聞き手は日経ビジネス編集部の鈴木信行)

 7億円もの1等賞金を巡り、毎年暮れに盛り上がる年末ジャンボ宝くじ。
だが、この本を読んでいる多くの人が、投資金額の回収すらままならない状況にあるのは想像に難くない。
それもそのはず、物の本によれば、年末ジャンボ宝くじで1等が当選する確率はおよそ1000万分の1以下。
つまり、一生買い続けてもほとんどの人は当たらない。それが宝くじというものなのだ。

 それでも、「人生は何があるか分からない。現実に毎年当選している人が存在する以上、もしかしたら自分にも奇跡が起きるかも……」と妄想をしてしまうのが人間。
だからこそ宝くじビジネスが成り立っている。

 だが、ここに、「宝くじは当たったら当たったで、ろくなことにならない」と公言するマネーの専門家がいる。
大金を手にしたのにろくなことにならないとは、一体どういうことなのか。
マネーの専門家、マネーフォワード取締役の瀧 俊雄氏に聞く。

―― 7億円とは言いません。1億円でも当たれば、人生が変わる気がするんですが。

瀧: 宝くじの当選金が払い戻される際、銀行から高額当選者に『【その日】から読む本』という冊子が渡されます。
中には、「当選した興奮と付き合い、落ち着いたらローンなどの返済を優先すること」などが書かれています。
そういう冊子が配られること自体、宝くじが当たった瞬間に舞い上がってしまい、家庭内トラブルを巻き起こしたり、一度に大金を手にしたが故に身を滅ぼしたりするケースが少なからず存在する証拠だと思います。

―― どういう悲劇のパターンがあるのでしょうか。

瀧: まずポピュラーなのは、家族・親族内トラブルだと聞きます。
例えば、宝くじを当てると家族はもちろん、それまで縁遠かった親族までが直接・間接的に“おすそわけ”を要求してくる。
家族の間でも、お金以外の話題が食卓の会話に出なくなる。

■「当たったらどう使う?」
  家族で大喧嘩した思い出

―― 運が悪ければ、「一家離散」のきっかけにすらなりかねない、と。
でも、なんか分かります。
「もし宝くじが当たったらどうする」という話を家族でしていて大喧嘩に発展したことってありませんか。

瀧: シミュレーションでさえそうなのだから、実際にお金が入ってくると、入念な準備がないとトラブルは必至です。

―― でも、当てた人が、家族にも親族にも黙っていたら無用なトラブルは起きないのでは? たんす預金や海外の金融機関に預けて少しずつ使えば親族にも近所にもばれない。
盗難や、税務署に痛くない腹を探られるリスクは置いておくとして。

瀧: 現実には、当たる前は「黙っていよう」と思っていても、多くの人はばれてしまいます。我慢し切れずに自らカミングアウトする人もいるし、隠そうとしてもついつい生活が派手になり周囲に隠し切れなくなる人もいるようです。

―― なるほど。

瀧: 人間の浪費というものは一回始まるとなかなか止まらないものなんですね。
普段、2000円の寿司を食べている人が、宝くじが当たって「自分へのご褒美」などといって1万円の寿司を食べたとしましょう。
ところが美味しいものを食べた時に出る脳内麻薬は、寿司の金額が5倍になっても、比例して5倍になることはありません。
「あれ、おかしいな。じゃあ3万円はどうだろう」と、すぐエスカレートしてしまいます。
クルマ、旅行、宝飾品……。浪費はどんどん膨れ上がり、周囲からすぐに「何かあったな」と勘繰られるようになるはずです。

―― 「そんなことには絶対にならない。自分は鉄の意志で自制心を失わない」と思っている読者もたくさんいると思いますが。

■「自分は大丈夫」と思っている人ほど危ない

瀧: そう思っている人ほど、危ない。
企業側も「急に資産を築いた人」の財布を開くためのマーケティングは研究し尽くしています。ただでさえ、人は「不慣れな金額の取引」は金銭感覚が麻痺して失敗しやすいものなんです。
普段800円のランチを食べている人が、別の店に行ってランチが1150円だったらどうします。

―― 慎重にメニューを吟味します。

瀧: でも5000万円で家を買う時、70万円追加すれば、より生活が快適になるオプションが付きますよと言われたら。

―― 「そりゃもう5000万円払うんですから、70万円なんて大した金額ではない」などと思う人もいるでしょうね。

瀧: そうですよね。
でも、金額的には、その意思決定はランチの2000倍、吟味すべき対象なんです。
それくらい、不慣れな取引ではいい加減な意思決定をしてしまいがちなんです。
 超高級宝飾店で買い物をすれば、豪華なパンフレットやインビテーションが届くようになります。
行けばVIPルームに通される。
この“あなただけ感”“エクスクルーシブ感”に堪えられる人は多くないですし、一度味わうとそんな生活を諦めることはより難しくなります。
「急な富裕化」というのはそのぐらい危険なことで、例えば米プロバスケットボールNBAを引退した人の60%は5年以内に破産しているというデータもあります。

―― 宝くじが当たった結果、固定費が上がって「かえって貧困化」しかねない、というわけですか。
だったら、いっそのこと1億円持って引きこもったらどうでしょう。
金庫に現金を入れて、仕事はせず、高級品は一切買わず、旅行もしない……。

瀧: そんなふうに大金が入った勢いで仕事を辞めてしまったりすれば、事態は一段と深刻になります。
まずこれまでも話したように、1億円は使い始めると想像以上の速さで減っていってしまう。

 それに、労働が私たちに提供してくれているものはお金だけじゃないんです。
啓蒙主義を代表するフランスの哲学者、ヴォルテールは、かつて「労働は我々を3つの大きな悪から逃れしめる」と言いました。
退屈、悪徳、欲求です。

―― 後の2つは分かりますが、最初は退屈ですか。

瀧: そのくらい退屈というのは人生にとって辛いものなんです。
宝くじを当てて仕事を辞めてしまえば毎日、その退屈と向き合わねばならなくなる。

―― そういや、富裕層の取材などをしていると、「お金を貯めようと必死になっている時は楽しかったのに、いざ、一生かけても使い切れないお金を手にしてしまうとつまんない」といった話をこっそり聞かされます。
なるほど、宝くじは「人生のやる気を失う」ことにもつながりかねないわけですか。
ならば、起業は? 起業なら暇にはならない。

■人は不労所得を得ると冷静ではいられない。
  いわんや1億円をや

瀧: 宝くじで得た資金で事業を始めるなんて最もハイリスクな選択です。
飲食店に行っても3億円分は一生かけても食べ切れない。
でも、誤った経営によって3億円を失うのは容易にあり得ることです。

 晴耕雨読の日々を過ごすのも、起業で第2の人生にトライするのも、それ自体は全く悪いことではない。
でもそのためには入念な準備が必要で、宝くじの当選をきっかけに始めることではありません。早期退職も起業も、冷静な判断と緻密なプランが欠かせないんです。
でも、人はたとえ少額でも、急に不労所得を得ると冷静ではいられない。
身に覚えはありませんか。

―― なら、結局、宝くじで1億円当てちゃったらどうすればいいんでしょうか。

瀧: まず親族内トラブルを回避するため、税理士、弁護士に相談しましょう。
次に、複数の金融機関に相談し、信頼できるファイナンシャルプランナーを見つけて一緒に資金プランを立て、今の生活を変えないことです。
もちろん仕事を辞めてはいけません。
人との付き合い方も変えてはいけません。
この部分さえしっかり押さえておけば、宝くじが当たってもまず大丈夫です。

―― せっかく宝くじが当たったのに、ものすごく夢がない気がするんですが……。

瀧: そんな皆さんにぜひお聞かせしたいのが古典落語の『芝浜』です。
大体こんな話です。
魚屋の勝は、仕事のスキルは高いものの大の酒好きで失敗続き。
そんな彼がある時、浜辺で財布を拾います。
中にはとんでもない大金が入っていました。
「これで一生遊んで暮らせる」。
テンションが上がった勝は、仲間といつも以上のドンちゃん騒ぎを始めます。
 ところが翌日目覚めると、肝心の財布がありません。
女房に聞いてもそんなものは知らないという。

―― あーあ。せっかく宝くじが当たったようなものなのに。

瀧: ところが勝は、ここで一念発起します。
「こんな夢を見るのは楽をして、あぶく銭を手に入れようなどと不埒なことを思っているからだ」と反省したんですね。
以来、酒を断ち、身を粉にして働き、気がつけば商売は大繁盛。
安定した生活を手に入れることができました。
 そしてある日、勝はこれまでの苦労をねぎらい、ありがとうと妻に頭を下げます。
ここで、妻は意外な告白を始めます。
妻はあの日、夫が拾ってきた大金を見て、発覚すれば夫は死罪になりかねないと思い、こっそりと落し物としてお上に届けてしまったんです。

―― 勝は?

瀧: 全く怒ることなく、「あの時、道を踏み外しそうになっていた自分を救ってくれたのはお前さんが財布を隠してくれたからだ」とその機転に深く深く感謝します。
落語って本当にいいもんですね

―― おお。

瀧: 感動した妻は夫の長年の頑張りをねぎらい、久しぶりのお酒を勧めます。
そこで勝が一言。

―― なんと?

瀧: 「よそう。また夢になるといけねえ」

―― お後がよろしいようで。


【結論】
 宝くじで1億円当たった人の末路は?
 一家離散、貧困化、人生の目的喪失……ろくなことにはならない
 (注)瀧さんの言う“準備”をしておけば大丈夫です

 【解説】
 宝くじは、数あるギャンブルの中でも、ものすごく割に合わない“賭け事”です。

 1枚買って7億円が当選する確率は約1000万分の1以下で、交通事故で死ぬ可能性よりはるかに低く、99・999……%の人は、生涯買い続けても1等などまず当たりません。
おまけに、控除率(購入代金に占めるテラ銭の比率)は約50%と、競馬や競輪(約25%)も真っ青の高さ。
召し上げられたテラ銭は、販売経費を差し引かれた後、地方自治体に分配されることから、経済学の世界では「宝くじ=愚か者に課せられた税金」と定義する人もいます。

 それでも、多くの人が今日もせっせと宝くじ売り場に列をなすのは「万が一にも当選すれば、その日から一発逆転、バラ色の人生が待ち受けている」と信じて疑わないからです。
が、マネーの専門家はそんな幻想を真っ向から否定します。瀧さんの話をまとめると、

外れ⇒お金と時間のムダ⇒ろくでもない
当たり⇒親族トラブル、かえって貧困化、やる気の喪失⇒ろくでもない

 当たっても当たらなくてもろくでもない末路になるなら、「そもそも宝くじは買わないという選択が正しい」という結論にならざるを得ません。
瀧さんが言う“当選が招く不幸”は決して大げさではなく、実際に2005年には、サマージャンボ宝くじの1等2億円に当選した岩手県の女性が、交際相手の男性に殺害される事件が起きています(判決は懲役15年)。

■「宝くじ」を買う度胸があるなら、「ルンバ」を作れ

 にもかかわらず、日本での宝くじ人気は依然高く、過去1年で1回以上、宝くじの購入経験がある人は推計で約5600万人もいるそうです。
年齢別では40〜50代の中高年が多いとのこと。

 自分で稼いだお金をどう使おうと個人の自由ですが、不思議なのは、1000万分の1の確率を信じて宝くじ売り場に並ぶ“勇猛果敢”な日本の中高年が、会社の中ではとても挑戦意欲の低い保守的な上司だったりすることです。
あなたの会社にも、新しいことへの挑戦を嫌がり、部下のアイデアを潰してばかりいる中高年上司はいませんか。


 日本の産業界では、2000年代以降、ITや家電分野で日本企業が世界に先駆けて新しいものを作れなくなりました。
その背景には、バブル崩壊後、急速に進んだ「過剰なリスク回避主義」があると言われています。

 皆さんは、日本の家電メーカーがロボット掃除機をなかなか開発せず(作れる技術はあったのに)、米アイロボット「ルンバ」の後塵を拝した理由をご存知ですか。

 「ロボット掃除機が仏壇のろうそくを倒して火災になるリスクを重視したため」(大手家電メーカー幹部)だそうです。

 先祖に祈りを捧げようと仏壇に火を灯しながら、すぐに外出を思い立ち、出かける前になぜかろうそくを消さず、一方で「ルンバ」のスイッチを入れる――。
そんな人が日本に一人もいない、とは言いません。
でも、いくらなんでも心配しすぎ(リスクの過大評価)と思うのは私だけではないはずです。

 人生もビジネスも「リスクを取ってリターンを取りにいく作業」の繰り返し。
その際、何より大事なのは、目の前のリスクとリターンを正確に見極めることです。
リスクもリターンも過大評価していては、人生も仕事もろくなことにはなりません。

 リターンを過大評価⇒1000万分の1 の幸運を信じて宝くじを生涯買い続ける
 リスクを過大評価⇒仏壇が燃えるかもしれないのでロボット掃除機を開発せず新市場をみすみす海外企業に明け渡す

 とりあえず、「めったに起こらない幸運」を待ちわびるのも、「めったに起こらない不運」を恐れるのも、今日からやめてみる。
それだけで、落語『芝浜』の主人公・勝のように、人生やビジネスの可能性がぐっと広がる気がしますが、いかがでしょうか。
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2017年07月19日

防衛費また過去最高へ ムダな兵器を軍事専門家がチェック

防衛費また過去最高へ
ムダな兵器を
軍事専門家がチェック
2017年7月18日 日刊ゲンダイ

 安倍政権がまたぞろ防衛費を増やそうとしている。
防衛省は来年度予算の概算要求で5兆円超を計上する方針。
安倍首相の再登板から6年連続の前年度比増となり、過去最大となる見通しだ。

「日本の防衛予算が増え続けている背景には、北朝鮮の核ミサイル開発や中国の海洋進出といった安全保障環境の変化があります。
ただ、よく調べてみるとベラボーに高い兵器や、不要としか思えない兵器を毎年のように購入している。
日本は米国の対日貿易赤字を縮小するために米国製の防衛装備品を購入している面があります」(軍事ジャーナリストの世良光弘氏)

 今月、ドイツ北部ハンブルクで行われた日米首脳会談でも、安倍首相はトランプ大統領に日米の貿易不均衡を改めて指摘され、戦闘機などの購入を強く求められる場面があったらしい。
トランプによる兵器の“押し売り”によって今後、日本の防衛費はますますかさみそうだ。

 防衛省は来年度予算で、弾道ミサイル防衛(BMD)強化のため、地上配備型の迎撃システム「イージス・アショア」の研究調査費の増額を予定している。
いざ調達となれば、日本全域をカバーするには2基で1600億円程度かかるとみられている。  

さらに、新型輸送機オスプレイの取得費用も来年度予算に盛り込まれる。
最近、指摘され始めたのがオスプレイの護衛問題だ。
「同伴飛行するにあたり、ヘリでは遅すぎるし、戦闘機では速すぎる。
そこで機体外部にミサイル装備などを備えた“武装オスプレイ”導入の計画が浮上しています。
1機の値段はオスプレイの2倍、400億円近くするといわれています」(防衛関係者)

 上空から離れた地上の敵を攻撃できる“空対地ミサイル”の導入も来年度予算で検討されている。
「飛行速度がマッハ3以上の対艦ミサイル『ASM―3』と、射程約300キロの対地・対艦ミサイル『JSM(ジョイント・ストライク・ミサイル)』の関連経費が来年度予算に計上されます。
今後、問題になりそうなのがJSM。
最新鋭ステルス戦闘機F35に搭載でき、射程も長い。
その気になれば北朝鮮の核施設に打撃を与えることもできてしまう。
“専守防衛”に反しないかが問われることになると思います」(世良光弘氏)

 防衛省は毎年批判されている米国製の水陸両用装甲車「AAV7」を来年度も購入する予定だ。
旧型のAAV7は最大速度が時速13キロと遅く、現代の戦場ではほぼ役に立ちません。
最終的に52両を調達しますが1台が7億円もします。
これぞ税金のムダです」(世良光弘氏)

 トランプとの“義理”で憲法違反や不要な兵器を買い漁るなんて言語道断だ。
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2017年07月18日

内閣支持率 最低の35% 不支持53%と逆転

内閣支持率 最低の35%
 不支持53%と逆転
2017年7月17日 東京新聞朝刊

共同通信社が十五、十六両日に実施した全国電話世論調査によると、安倍内閣の支持率は続落し、前回六月より9・1ポイント減の35・8%となった。
調査手法が異なるので単純比較はできないが、二〇一二年の第二次安倍政権発足後で最低を記録した。
不支持率は10・0ポイント増で最も高い53・1%。支持と不支持が逆転した。

安倍晋三首相の下での改憲に54・8%が反対し、賛成は32・6%だった。 

 これまでの最低支持率は一五年七月に安全保障関連法が衆院通過した直後の37・7%。不支持率もこのときの51・6%が最高だった。
 学校法人「加計(かけ)学園」の獣医学部新設計画を巡り、行政がゆがめられたことはないとする政府側の説明に「納得できない」との回答が77・8%に達し、「納得できる」15・4%を大きく上回った。

首相の友人が理事長を務める学園による、特区制度を活用した獣医学部新設を62・4%が「問題だと思う」とし、「問題だと思わない」は29・2%だった。

 東京都議選の応援で問題発言をした稲田朋美防衛相を続投させる首相の姿勢について「適切ではない」73・1%に対し、「適切だ」は21・8%。71・8%が、稲田氏は辞任すべきだとした。

 安倍内閣の不支持理由として「首相が信頼できない」が前回比9・7ポイント増の51・6%で最多だった。
首相が八月早々に行う方針の内閣改造に「期待する」は41・0%にとどまり、「期待しない」が57・0%に上った。
 首相が二〇年に改正憲法施行を目指していることを踏まえ、秋の臨時国会に自民党の改憲案を「示す必要がある」としたのは61・7%で、「示す必要はない」は29・3%だった。

 小池百合子東京都知事が事実上率いる都民ファーストの会が国政選挙に進出することを「期待しない」が49・6%で、「期待する」の42・2%より多かった。

◆不支持の半数「首相信頼できぬ」
 共同通信の世論調査で安倍内閣の支持率が第二次政権発足以来最低の35・8%となった。
学校法人「加計学園」問題や稲田朋美防衛相の東京都議選での問題発言を巡り、後手に回った対応が響いた。
 調査でも、これまでと異なる事情が浮き彫りとなった。
過去の調査と選択肢の数は異なるものの、不支持理由を「首相が信頼できない」としたのは今回、第二次政権以降で初めて半数を超える51・6%に達した。
 二〇一五年の安全保障関連法成立前後に不支持は50%を超えたが、首相への不信感を理由としたのは当時でも31・5%。

首相が加計問題で「真摯(しんし)に説明責任を果たす」と話す一方で、通常国会の閉会後に語る機会を設けてこなかった事情が影響しているのは間違いない。

 自民党の二階俊博幹事長は十六日、支持率低下について、豪雨災害の視察に訪れた福岡県朝倉市で記者団に「右往左往する必要はない。支持率は結果としてついてくる」と強調した。
 風向きを変える材料として内閣改造も注目を集めている。
だが、与党内では政権運営への懸念が増している。
ある副大臣は「首相のおごりが最大の原因だ」と指摘した。
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2017年07月17日

SMAP問題も…公正取引委員会が芸能事務所のタレント支配と移籍妨害を調査開始! でも共犯者のテレビはこのニュースを封印

SMAP問題も…公正取引委員会が
芸能事務所のタレント支配と
移籍妨害を調査開始!
でも共犯者のテレビは
このニュースを封印
2017.07.16 LITERA編集部

 本サイトではこれまで、SMAP能年玲奈など、所属事務所から独立しようとした芸能人が圧力や嫌がらせを受けるケースを紹介してきたが、とうとうこの問題に公的機関が動きだした。  

今月7日、NHK が「公正取引委員会が、芸能事務所が芸能人と結ぶ契約の中で、独占禁止法に抵触する不公正なものがないかどうか、調査を始めたことがわかりました」と報道。

いて、朝日新聞も12日夜に、公正取引委員会は、移籍などの制限が独占禁止法の規制対象になるかを検討するため、有識者会議を来月から開催する」とより具体的な報道をした。
 公取委はまだ、正式発表をしていないが、これは事実のようだ。

実は、公取委はこれに先立って委員会内に設置されているCPRC(競争政策研究センター)で、『芸能人はなぜ干されるのか?』(鹿砦社)著者、星野陽平氏を呼んで勉強会も行っていた。
 そのレポート「独占禁止法をめぐる芸能界の諸問題」には、SMAP安室奈美恵江角マキコ清水富美加をめぐる嫌がらせの事例が並んでいた。
 たしかに、こうした事例は独占禁止法に違反する可能性が極めて高い。

飯島三智マネージャーの処遇をめぐって勃発した、ジャニーズ事務所からSMAPへの独立妨害と度重なる干し上げと嫌がらせに関してはもはや説明不要だと思うが、こうした圧力は、ジャニーズ事務所退所後に、稲垣吾郎草なぎ剛香取慎吾の番組の継続が危ぶまれるなど、いま現在でも続いている。
 安室奈美恵も2014年、所属していたライジングプロダクションから移籍しようとした際、メディアからバッシングに遭うことになる。
バーニングプロダクション系列であるライジングプロダクションは、御用メディアを使い「安室は18歳年上のプロモーターに洗脳されている」といった報道をさせ悪評を書き立てられた。  

もし、公取委が本格調査に乗り出せば、これらの事例に対して、独禁法違反の排除措置命令を芸能事務所に出すことになる可能性が非常に高い。

能年玲奈、小林幸子などのケースも
        独占禁止法の対象
 公取委が何よりも先に調査対象にしなければならないのは、のん(能年玲奈)のケースだろう。
前述した公取委レポートでは触れられていないが、のんのケースも明らかな対象だ。
前所属事務所であるレプロエンタテインメントとのトラブルにより独立することになった彼女に対し、バーニング系列であるレプロは「週刊ポスト」(小学館)や「女性セブン」(小学館)といった御用メディアを通じ、「能年は旧知の演出トレーナーに洗脳されている」といった内容の記事を発信させた。

 のんに対する嫌がらせはこれだけにはとどまらない。
事務所独立にあたり「能年玲奈」という名前を使用するのであればレプロの許可が必要との申し入れを行い、彼女は本名である「能年玲奈」を捨て「のん」に改名せざるを得なくなったのだ。  

また、復帰後にアニメ映画『この世界の片隅に』で主演声優を務めることになった際には、在京キー局の番組から締め出されてプロモーションができない という事態も起きた。
昨年8月には、『めざましテレビ アクア』(フジテレビ)への出演が告知されたものの、実際の放送に彼女の姿はなかったという騒動も起き、急きょ出演がなくなった理由は明かされなかったが、その裏にはレプロと、そのバックにいるバーニングからの圧力があったのではないかといわれている。
 のんのケースに関しては、バーニングに忖度するメディアからの嫌がらせが殊更にひどく、彼女の出世作『あまちゃん』(NHK)の資料映像を使う際には、のんが出演するシーンを巧妙にカットして使用するということも繰り返された。
宮藤官九郎は「週刊文春」(文藝春秋)16年7月7日掲載の連載コラムで〈そう言えばトーク番組で『あまちゃん』の話題になり懐かしい映像が流れたのですが、映像使用の許諾が取れなかったのか、アキ(能年玲奈さん)がワンカットも映ってなかった。
代わりに前髪クネ男(勝地涼くん)がガッツリ映ってて笑った。
あまちゃんは能年さんの主演作ですよ、念のため〉と綴ったこともあった。

 芸能プロダクションとのトラブルが原因で嫌がらせを受けたり、継続的な活動ができないといった状況に追い込まれる例は他にも数多ある。
暴力団と交際した過去があったことを理由に事務所独立後に干された松方弘樹
独立後に引退報道や悪評をメディアに書き立てられた水野美紀鈴木亜美
個人事務所の元社長と元専務を解任した後に彼らがバーニングの周防郁雄の後ろ盾を得たことから御用メディアを通じたバッシングを受け紅白歌合戦の連続出場まで途絶えた小林幸子など、挙げていけば枚挙に暇がない。

 つい最近でも、今年4月、元NMB48の渡辺美優紀の出演するインターネット生放送番組が直前になって放送中止になる騒動があった。
グループ卒業と同時に吉本も退社したメンバーには2年間待たなければ芸能活動をすることができない「2年縛り」があるとされており、渡辺美優紀の番組の放送中止はこの縛りを理由にクレームを受けたからなのではないかといわれている。

テレビ局はこのニュースを無視、
芸能事務所が政界に公取委つぶしの圧力
 公取委は、こうした移籍トラブルをひとつひとつ調査をするのはもちろん、そのベースになっている芸能界の統一契約書についても踏み込むのではないかと言われている。
 この統一契約書は“芸能界のドン”バーニングプロが牛耳る団体・日本音楽事業者協会(音事協)が作成、多くの芸能事務所がタレントとの契約に使っているものだが、その内容は、事務所とタレントが「独立対等」の関係にあるとしながら、事務所の承諾なしに独立や移籍ができないとするなど、非常にタレント不利になっているものだ。
これが改善されれば、たしかに状況は大きく変わるだろう。

 公正取引委員会をはじめとしたこのような動きがようやく出たことで、芸能界の「ブラック体質」にも、ようやく解決の糸口が見えたのだろうか。
 ただ、こうした旧態依然とした業界の体質にメスが入るのは大歓迎だが、
しかし一方で、気になるのは、この問題に対するメディアの姿勢だ。

 実はこのニュースを取り上げたテレビは前述したNHKと朝日新聞だけで、他のメディアはほとんど取り上げていないのだ。
とくに民放は、このニュースを一秒も報じていない。
民放のワイドショースタッフが苦笑しながら語る。

「それはそうでしょう。テレビはこういう芸能プロの圧力、嫌がらせの共犯者のようなものなんですから。
報道なんてできるはずがない。
うちの番組では、最初から企画にもなっていません」

 また、公取委への圧力も気になるところだ
というのも、各芸能事務所は安倍政権や自民党の政治家に太いパイプを持っており、公取委に取り上げさせないよう圧力をかけていくのは明白だからだ(一部ではすでにその動きも出ているようだ)。
 このブラックな芸能界のタレント支配を公取委がきちんと調査し、改善させていく事ができるのか。
その動向をしばらくチェックする必要がありそうだ。
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2017年07月16日

松居一代と栄一郎の結婚に猛反対 船越パパは正しかった

松居一代と栄一郎の結婚に猛反対
船越パパは正しかった
2017年7月16日 日刊ゲンダイ

 亀の甲より年の功とはよく言ったもの。
年長者の経験や知恵は尊いという例えだが老いたる馬は道を忘れずという別の言い方もある。

ひとり息子の船越英一郎(56)と松居一代(60)との結婚を当初から反対していた船越英二さん(2007年に84歳で死去)は、結果的に見ると正しい判断をしていたことになる。
 父の船越英二さんは、01年に行われた2人の披露宴も欠席。
バツイチ・子連れ(当時=小6の息子)の松居を気に入らなかったからとされ、結局、鬼籍に入るまで一度も嫁と会うことはなかったという。

まさしく偏屈な老人で、当時はマスコミにも「女性に対する偏見・差別だ」と批判された。
騏麟も老いては駑馬に劣るというわけである。

「ただ、昔から亀の甲より年の功と言われることにも意味はあります。
人間は体験の中でしか判断を学べません。
その点、親は子より確実に経験があり、しかも子を思う深い愛情がある。
頭ごなしはいけませんが、父親が『若い娘は夜遅くまで出歩いてはいけない』
『とりあえず大学は出ておけ』と言うのも、その一つ一つに先人としての深謀遠慮があります」(国士舘大学講師でビジネス能力開発研究所代表の安重千代子氏)

 船越パパも、どうやら単純に松居一代が嫌いだったわけではなさそうだ。
「芸能界に生きる女性特有の気の強さというか、その点を心配していたそうです。
父の船越は、息子のおっとりした性格も見抜き、芸能界入りの際も反対したほど。
結婚後、息子が尻に敷かれるのを予見していたのです」(芸能リポーター)

 老人は考えが古いと一方的に拒絶すると、今の船越栄一郎のようになってしまう。
posted by 小だぬき at 15:56| 神奈川 ☁| Comment(2) | TrackBack(0) | 健康・生活・医療 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする