2019年06月06日

公園のベンチに座っただけで通報されたおじさん 不審者扱いの理由

公園のベンチに座っただけで通報されたおじさん
 不審者扱いの理由は「普段は見ない人。スマホを使っているから盗撮かも」
2019年06月05日 キャリコネ

世間には危険が多数潜んでいる。
高齢者が乗り回す車はしばしば逆走するし、通り魔だって起きる。
いつ、どこで恐ろしい事に巻き込まれるか分かったものではない。
大多数の国民はそういった脅威をもたらす存在でもないし善良だ。

ところが稀に、善良な人々が必要以上に警戒し、過剰な対応をしてしまうこともある。
例えば、公園に立ち入っただけで誰かに危険因子扱いされたとしたら、みなさんは平気だろうか。
(文:松本ミゾレ)
警察官も通報者を「公園で休憩するのに許可はいりませんので」となだめる始末

先日、公園脇の自販機でジュースを買っていると、なんだか遠くで物々しい言い争いが聞こえた。
野次馬根性丸出しで喧噪を眺めたら、1人のおじさんが数人の警察官に囲まれ、なにやら怒っているではないか。
周囲にいた野次馬に事情を聞くと、不審者が出たのだという。
「そうか、不審者なんだな」と納得しそうになったが、取り囲まれたおじさんは「休憩していただけだろうが!」とかなり怒った口調を貫き、決して折れない。

公園で休憩するのは普通のことだ。
ただ休憩していただけなら、警察のご厄介になることだってない。なら、さぞ普通でないことをしたんだろうと思い込んでいると、公園にいたママ友集団の一人が僕たちに向かっていきなり「私は間違っていませんからね」と言い放った。
女性はおじさんを通報した本人で、 「普段見かけない男性が公園のベンチに座って休憩していた。
マホも使っていたから盗撮かもしれないので通報した」 のだという。

要はこれ、目に映る他人をすべて怪しい奴扱いしちゃうお母さんの暴走のようなものだったのだろう。
通報されたおじさんが憤激するのも無理はない。

「いつから公園で俺が休憩してはならないというルールになったんだ!」と、まあ〜キレるキレる。そんなに怒っちゃう気持ちも分かる。
怒る女性に警察官は、「でも、まあおかしな画像も動画もスマホになかったですし。
公園で休憩するのに許可はいりませんので」と諭していた。

僕を含めた野次馬数人はずっこけそうになった。
世の中疑心暗鬼になり過ぎでは? たしかに世間には物騒な事件も多い。
だけど、公園は誰でも利用できる公共の施設だ。
それを「普段見かけない人がいた。怪しいと思った」なんて理屈だけで通報しても、警察官も困るだろうし、第一そんなめんどくせえ人が居座っている公園、誰も寄り付かなくなる。

厄介事を予防したい気持ちは分かるけれど、やましいことが何もないおじさんを見てもまだ「私は間違ってない」と言い切る思い込みは、かえって危険だ。

みんなで利用できる場所、物、文化は、みんながちょっとずつ譲り合ってこそ正常に機能する。
昨今はその辺の仕組みが分かっていない人が、どこにでもあるような物事を過剰に深刻視し、疑心暗鬼になる例が増えているように思う。
posted by 小だぬき at 00:00| 神奈川 ☁| Comment(4) | 社会・政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年06月05日

ムカつく相手に「ムカつく」と伝えるコツ

ムカつく相手に「ムカつく」と伝えるコツ
2019年06月04日 PRESIDENT Online(三坂健)

無茶な仕事を振ってくる、叱り方が理不尽――腹が立つ上司と働かなければいけないとき、どうすればいいだろうか。
我慢するだけでは改善されない。
人材育成コンサルタントの三坂健氏は「ときには直接本人に感情を伝えることも重要だ」という。
その伝え方のコツとは――。
※本稿は、HRインスティテュート『全員転職時代のポータブルスキル大全』(KADOKAWA)を再編集したものです。

■仕事の無茶ぶりに「困ります」と言う方法
仕事でもプライベートでも、人間関係にはストレスが付きまとう。
時には、「なぜ自分がこんなふうに扱われないといけないのか」と感じるような出来事も起こる。
そんなとき、あなたはどのような反応をしているだろうか。
相手にその感情をぶつける? じっと我慢する? 
それとも、その場は引き下がるが、影で悪口を言ってストレス発散する?

 ――これらの対応では、その場を乗りきることはできても、解決にはならず、後日また同じような出来事が起きるだろう。 そこで役に立つのが、アサーティブネスだ。

アサーティブネスとは、直訳すると「自己主張すること」
自分の要求や意見を、相手の権利を侵害することなく、率直に表現することをいう。
つまり、自分の考えを、相手が協力しやすいように伝える方法である。
自分が我慢するのでもなく、相手をやり込めるのでもなく、自分の気持ちを正直に伝えて互いに歩み寄ることを目指す。

具体的には、以下のステップで、アサーティブなメッセージをつくり、伝えることができる。

(1) 相手の行動を客観的に説明する。推測表現、断定表現は一切入れない
(2) 自分にどういう影響があるのかを具体的に言う
(3) 自分の気持ちをはっきり表現する。真っ先にどう思ったか、を伝える

■責め立てるような表現は避ける
(1)〜(3)を使って、例を考えてみよう。
たとえばあなたがとても忙しい日に、上司や先輩が突然、「これ、今日の17時までにやって」と仕事を振ってきたとする。
アサーティブネスを用いると、どんな対応ができるだろうか。

《アサーティブネスを使った伝え方の例》
(1)「今日17時までに完了してほしい」というご依頼をいただきました。
(2) こうしたご依頼は私にとっては唐突なものであり、あまりに急なので、仕事を前向きに捉えるのが難しく感じてしまいます。
(3) なので、もっと早めに状況をお伝えいただくか、またはゆとりをもった仕事のご依頼をお願いしたいです。

これを見て気後れする人もいるかもしれない。
とくにビジネスの場において、自分の負の感情を取り繕うことなく主張するのは、勇気がいる。
時に痛みを伴うこともあるだろう。
しかし、自分だけでなく相手のことも考えたうえでの正直なメッセージだからこそ、相手に響くことも多い。
相手のほうも「自分のことを大切に扱ってもらいたい」と考えているので、意図が伝われば問題にはならない。

■感情を伝えて人間関係を強固にする
伝え方には訓練が必要だ。感情に流されて伝えるのはご法度。
1)〜(3)のとおり、事実を率直に伝えるに留め、相手を非難しないようにする。
「あなたの仕事のしかたはおかしいと思います」とか、「それ、あなたが忘れていたから今日急に依頼をしてきたのですよね?」といった表現はしない。
これは相手が目下であっても同じだ。

まずは社内の気心の知れた先輩で練習してみよう。きっと受け止めてくれるはずだ。
どこでも誰とでも働ける人、働く環境や仕事の内容が変わっても成果を出せる人というのは、アサーティブネスに長じた人が多い。
「それは困ります」「とても残念です」「こうなるとは思いませんでした」としっかり自分の感情を隠さず伝えることで、むしろ人間関係を強固にしていくスキルを身につけよう。

■アンガーマネジメントは「我慢」ではない
では、もっと強い怒りが湧いたらどうすべきだろうか。
近年、職場では多様な価値観を受け入れることが求められるようになった。
価値観が多様化すれば、認め合う面が増える一方で、見えない衝突も増える。
衝突が増えればストレスや怒りの感情が増大する。

誤解が多いようなので最初に伝えておくが、アンガーマネジメントとは「怒りを抑え込む」手法ではない。
怒りをコントロールし、上手に付き合うための方法だ。
怒り自体は時に強いモチベーションを生み出す原動力にもなるため、無闇に抑え込むことはかえってもったいない。

ただ、絶対にやめたほうがいい怒り方がある。イライラしたときや怒りを感じたとき、一番やってはいけないことは「反射」だ。
感情に任せて物にあたったり、売り言葉に買い言葉を返したところで、うまくいくことはまずない。
「反射」をやめるのは実は簡単だ。

今すぐ実践できる対処法を2つ紹介しよう。

(1) 6秒待つ
怒っているとき、脳の大脳辺縁系と呼ばれる部分が活発に働き、感情が支配している状態だ。
一方で、脳は前頭葉と呼ばれる部分を使って理性的に対処しようとする。
ただ前頭葉が働き始めるにはタイムラグがあるため、脳を感情から理性に切り替えさせるために、6秒程度の時間が必要とされる。
(2)深呼吸する
「6秒待つ」間に深呼吸をしよう。
ちょうど1回できるはずだ。

昨今注目を浴びている瞑想やマインドフルネスにも用いられている禅の「三調」という教えがある。
「調身・調息・調心」、つまり心を整えるためにはまず姿勢を調え、次に呼吸を調える。 怒りに支配されているときは緊張感が強まり、呼吸が浅くなっていることが多い。
逆を言えば、深く呼吸をすれば感情をコントロールしやすくなるのだ。
繰り返しになるが、あくまで怒りの感情をコントロールすることが大切で、抑え込むのではない。
したがって、冷静になったうえで、伝えるべき怒りは適切に表現しよう。

たとえば「1つ、お伝えしていいですか」と断りを入れたうえで、口頭ならば低い声で、メールならば、あまり長くない文章で、ポイントを絞って相手に感情を届けよう。
先ほどの「唐突に急な仕事を振られたこと」についてだとすれば、下記のような言い方がある。

「今回はなんとか周りの人にも無理をお願いして今日中に対応しますが、次からは進捗を前もって共有していただけたらと思います」

■ストレスは悪いことばかりではない
最後に、ストレスとの適切な付き合い方を紹介する。
コンスタントに活躍できる人は間違いなくストレスマネジメントがうまい。
前提として、ストレスは、悪いことばかりではない。
短期的にはコルチゾール(ストレスホルモン)のレベルを引き上げ、アドレナリンを増加させることで、意識を高めてくれる。
これにより、差し迫る納期に間に合うよう仕事効率を上げる、といった馬力が発揮できるのだ。

問題になるのは、ストレスが長期にわたる場合だ。
コルチゾールを持続的に増加させると、脳に有害な影響が及び、記憶力や集中力等を低下させる。
ただ、多くの人は、完全に押し潰されるまで、自分の集中力が弱まっていることに気がつかない。
だからこそ、今のストレスのレベルを自覚することが必要になる。
ストレスのレベルを自覚するには、その日の心身の状態を10点満点で手帳に記入してみることだ。
なぜその点数をつけたのか、理由も書く。
加えて、「ストレスに感じていること、不安なこと」を書き出してみて、それらを「自分で変えられるもの/変えられないもの」に整理してみる。

■チームのストレスを見える化する効果
変えられないものは大きなストレスになるが、本当に変えられないのか、別の見方ができないかを考えられれば、ストレスレベルを下げる糸口も見つかり得る。
これを発展させて、図表1のようにチームでその日の心身の状態をボードにプロットし、共有する方法もある。
毎朝、メンバーは自分の名前や似顔絵が書かれたマグネットを、その日の状態に合わせて貼り付ける。

ある会社のクレーム処理部門では、このボードでその日のストレスを見える化したところ、お互いの状態を気遣って助け合いが生まれ、チーム活性化に繋がったという。
まず「自覚する」ことがストレスコントロールの第一歩となる。
上手にコントロールしてストレスを力に変えよう。
とくに部下を持つ人には身につけてほしいスキルである。

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三坂健(みさか・けん)
HRインスティテュート シニアコンサルタント
慶應義塾大学経済学部卒業。
安田火災海上保険株式会社(現・損害保険ジャパン日本興亜株式会社)にて法人営業等に携わる。
退社後、HRインスティテュートに参画。
現在は常務取締役兼シニアコンサルタント。
経営コンサルティングを中心に、教育コンテンツの開発、人事制度設計、新規事業開発、人材育成トレーニングなどを手掛ける。
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2019年06月04日

高齢者に多いうつ 自然治癒は不可能、放置すれば悪化の一途

高齢者に多いうつ 
自然治癒は不可能、放置すれば悪化の一途
2019年06月03日 NEWSポストセブン

 老親のもの忘れが気になると、真っ先に疑うのは認知症だろう。
今や認知症は大きな関心事で、情報も数多く発信されるようになった。
 そんななかで見過ごされやすいのが“老人性うつ”。
脳内の神経伝達物質が減ることで起こる脳の病気だ。
 治療で治すことができるのに、認知症や老化と思われて治療に至らず、悪化するケースが多いと、長年、高齢者の精神科医療に携わる和田秀樹さんが警鐘を鳴らす。

◆認知症や老化に間違われやすい“うつ”の症状
「高齢者のうつでいちばん問題となるのは、必ずしも典型的な症状だけが、わかりやすく現れるわけではないことです」と、和田さん。

 一般的にうつは、悲観的になり、意欲が低下し、不眠になって心身ともにつらくなる。
 高齢者の場合、これら典型的な症状以外に、一見うつとは無関係のような症状が出ることも多いという。
特に多いのは記憶力の低下。
年齢的に認知症と間違われやすいのだ。
「認知症は高齢者に多い病気ですが、70代では、うつが認知症と同じくらいか、若干多いくらいの頻度です。
 それなのに70代でもの忘れがあると、今時はみんな認知症だと思ってしまう。

着替えや入浴を億劫がり、身なりにも気を使わなくなったりもするので、ますます認知症だと思い込むのです」

 また食欲不振や不眠はどの年代のうつにも多い症状だが、高齢者の場合はうつと気づかれにくいという。
いずれも高齢者には、年相応の症状としてよくありがちだからだ。

「痛みに敏感になり、腰痛や頭痛、息苦しいなどと訴えることもあります。
整形外科や内科で検査を受けても、異常は見つからず、結局、見過ごされる。
ところが、幸運にもうつが判明して治療薬をのむと、痛みなどがうそのように治るといったケースも少なくありません」

 このほかに“イライラして多弁になる”“不安でソワソワする”「病気に違いない(心気妄想)、人に迷惑をかけている(罪業妄想)、お金がない(貧困妄想)」といった“非現実的な妄想”なども老人性うつには多いという。

◆うちは治療できる…が放置すれば認知症リスクも
 脳に原因があり、症状もよく似たうつと認知症だが、根本的にはまったく違う病気だ。
うつの主な原因は、セロトニンと呼ばれる脳内の神経伝達物質が減ること。
悲しい出来事やストレスなど、心理的要因がきっかけになることは多いのですが、きっかけがなくても発症します
 セロトニンは、快楽・喜びに関係するドーパミン、覚醒や意欲、記憶に関係するノルアドレナリンなどをコントロールして、精神を安定させる働きがある。
別名“幸せホルモン”などとも呼ばれている。

「セロトニンは、高齢になるほど減る傾向にあります。
また高齢者は、子供の独立、配偶者や親しい人との死別など、インパクトの強いストレスや悲しみと向き合う機会も多い。
病気にまで至るか、どんな症状が際立つかは個人差もありますが、基本的に高齢者はうつになりやすいのです」

 一方、認知症も高齢になるほど増えていく病気だが、脳の中に原因物質がたまって脳細胞が萎縮、死滅するなど、不可逆的な変化によるもの。
残念ながら今のところ完治に至る治療法はない。

うつは認知症と違って脳細胞自体が壊れるわけではないので、減ったセロトニンを増やす薬物療法がよく効きます。つまりきちんと治療をすればよくなるのです」
 しかし前述のような理由から気づかず、受診に至らず放置されることも多いという。
高齢者の場合、自然治癒はまず望めません。放置すれば悪化の一途です。
脳の神経伝達がうまくいかないので、認知機能も低下します。
多くの調査から、うつが認知症のリスクを高めることも明らかになっています」  

さらに厄介なのは、悪循環に陥りやすいことだ。
「うつになると基本的に悲観的になりますが、悲観するとよけいにセロトニンの分泌が悪くなるのです。
また不眠になったり、食欲が落ちて栄養不足になったりすると、セロトニンが作られにくくなる。
こうして悪化すると、抜け出すのが難しくなります。

 実際にうつの人の話を聞いたところでは、高熱にうなされる時のようだと言います。
気力も食欲もなく、あちこち不調でだるい。
夜中に目が覚めていつも不安。
それがエンドレスで続く。
『生きているのが嫌になる』と。最悪の場合は、自殺にも至ります。
本当につらいだろうと思う。
うつこそ、早期発見、早期治療が大切なのです」

 ちなみにうつは女性の方がなりやすいが、自殺者は男性の方が多い。
今の高齢者は「迷惑をかけている」という思い込みからうつになるケースも多く、独居より、家族と同居する高齢者の方が自殺率が高いという。
※女性セブン2019年6月13日号
posted by 小だぬき at 14:00| 神奈川 ☀| Comment(0) | うつ病について | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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