2018年11月30日

トップ営業マンが接客や雑談で「絶対に言わない一言」とは何か

トップ営業マンが接客や雑談で
「絶対に言わない一言」とは何か
2018/11/29 ダイヤモンドオンライン(菊原智明 )

ちょっとした一言や相づちが、その場の雰囲気を一気に悪くしてしまうことがある。
トップ営業マンと呼ばれる人々は、場を盛り上げることを第一に考え、そうした一言を言わない人たちである。(営業サポート・コンサルティング代表取締役、営業コンサルタント 菊原智明
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場の雰囲気を
盛り上げる人と悪くする人の違い
 あなたの周りに《この人がいるとなぜか盛り上がる》といった人がいないだろうか?
井戸端会議でも飲み会でも、とくに目立って話をしているわけではないが、どういうワケだかその人の周りだけ会話が弾んでいく。
 こういった人がいるとどんな会でも楽しくなる。

 逆に《この人がいると雰囲気が悪くなる》という人もいる。
 たとえ盛り上がった場であっても、その人が何か発言するたびにシラケていく。
静かにしてもらいたい時には便利だが、このような「火消し役」のような人もいるのだ。

 では、その違いは何だろうか?
 いくつかの具体例をあげて説明しよう。
 仕事仲間と話をしていた時のことだ。

Aさんが食事法について面白い話をしていた。
いろいろ混ぜて食べるより同系(炭水化物なら炭水化物だけ、タンパク質ならタンパク質だけ食べる)の食物を食べたほうが内臓に負担がかからず、エネルギーになりやすいという。
 みんなで「それは知らなかった!」などと言って盛り上がっていた。
盛り上がりピークに達したころ、Bさんが「そういう理論って、よくあるよね」とボソッと言った。
 その瞬間、一気にシラケた。
 Bさんは悪い人ではないが、場の空気を読まない人である。
あえて火消しをやっているのなら、見事と言うほかない。
 いずれにせよ、こういった一言を言う人はだんだんと敬遠される。
実際、Bさんはどの会でも見かけなくなった。
 悪気はないが、つまらない一言を言ってしまう。
こういった人があなたのまわりにもいないだろうか?

トップ営業マンは相づちにも気をつける
 もし、盛り上がっている席で、“一言口を挟んだとたん静まり返った”という経験があるのなら、今後は注意しなくてはならない。
 では、次は手前みそで恐縮だが、好例となったケースを紹介する。

 私がハウスメーカーの営業マン時代、2世帯住宅を検討しているお客様を接客していた時のことだ。
 ひょんなことから“嫁姑の問題”に発展し、お客様が話しながらどんどんエキサイトしてきた。
 そこで私は「そういったお客様もたくさんいらっしゃいますから」と相づちを打った。
その一言でお客様は「うちだけじゃないのですね」と心から安心してくれた。

 私はしばしばお客様との商談時に共感を得るために「そういうのはよくありますよ」という相づちを打つことが多かった。  つまり、偶然だったのだが、ここでの火消し役的なトークは効果的だった。
 要するに、相手が同調してほしい時の共感トークはいい。だが、盛り上がっている時には向いていない、ということだ。

《とっておきの話だ!》と思っている相手に「よくある話だ」などと言ってはならないのだ。
 結果を出している営業マンは、決してそんな相づちは打たない。
 たとえ聞き飽きている話でも「なるほど、面白いですね!」と受け答えする。
 トップ営業マンは普段の会話から《どう相づちを打てば相手が気持ちよくなるか?》と考え、練習しているのだ。

盛り上がっている中「正論」を言って
シラケさせる人
 盛り上がっている中、シラケる一言を言う人もイヤだが、正論を言ってしまう人もまた敬遠される。

以前、友人たちと子どもの話になったことがある。
 友人Cは息子について「この前、県大会に出てね。そこで優勝だったんだ」と話していた。
 県大会優勝は大したもの。
仲間で「すごいじゃないか!」と盛り上がっていた。

 そんな時のこと、友人Dが「県大会で勝ったとしても、しょせん群馬のレベルだろう。全国に出れば並み以下だよ」と言い出した。
 その瞬間、一気に話が盛り下がったのは言うまでもない。
 確かに友人Dの言う通りではある。
 群馬県内だけでは競技人口も少なく、その競技でトップになるためには全国大会で結果を出す必要がある。
 しかし、今、それを言うべきだろうか?
“友人Cの息子の将来を思ってあえて言った”というのだとしても、いただけない。

 嫉妬なのか?自分が主役にならないと気が済まないのか?
とにかく、周りにいる人たちが本当にイラッとする一言だったのだ。

トップ営業マンは
シラケる一言」を決して言わない
 トップ営業マンはプライベートのささいな話題だとしても“シラケる一言”を決して言ったりはしない。
 どんな話題だとしても、《どう言えば盛り上がるのか?》と考えて発言している。
この差が人間的魅力につながり、そして営業の成績の差になって表れる。

 人といい関係を構築するためには、周りの人とコミュニケーションの時間を取る必要がある。
雑談にも積極的に参加するほうがいい。
 しかし、せっかく仕事の手をとめ、時間をかけたのにもかかわらず、かえって職場の雰囲気を悪くするなど逆効果になったのでは意味がない。
「人付き合いには自信がある」と言っている人こそ、注意が必要だ。
 やはり、相手の立場になって受け答えすることが大切になってくる。あなたが会話の輪に入った時、一気に盛り上がるようになれば、営業成績は間違いなく上がっていくだろう。
posted by 小だぬき at 00:00| 神奈川 ☀| Comment(4) | 健康・生活・医療 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年11月29日

「疲れ」がいつまでも取れない人の根本原因

「疲れ」がいつまでも
取れない人の根本原因
重要なことは「疲れ」からの急速な回復だ
2018/11/28 東洋経済オンライン

竹下 雄真 : デポルターレクラブ代表

重要なことは「疲れない」ことではなく「疲れからの急速な回復」だ――。
疲労の仕組みやリカバリー(回復)方法について、多くのスポーツ選手や経営者の肉体改造に携わるデポルターレクラブ代表の竹下雄真氏の著書『ビジネスアスリートが実践する 最強のリカバリー術』(監修:本間龍介医師)を基に、生活習慣を改善させる3ステップを紹介します。
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いったい、なぜ、現代人の疲労は取りにくいのか。
これを考える前に、疲労についてまずはしっかり定義する必要がある。

疲労とは、風邪や頭痛などと同じように、現代人にとっては当たり前すぎて、取り立てて気にしていないという人も多いが、実は、とても奥が深い。

そもそも疲労にはいくつかの種類がある。
大きく分ければ、「肉体的」「精神的」「神経的」な疲労だ。

1 肉体的な疲労
筋肉を動かすためのエネルギーが不足し、だるさや筋肉の張りなどが起こっている状態のこと。
日頃から運動不足だったり、デスクワークで同じ姿勢を長時間とり続けていたりすることによって起こる。
反対に、過度の運動や重労働を続けたことにより、筋肉が疲労していることもある。

2 精神的な疲労
ストレスを原因として心が疲弊している状態のこと。
人間関係のトラブルや家庭の不和、仕事での緊張やプレッシャーなどが引き金となっていることが多い。
不眠、食欲不振、イライラ、憂うつなどを伴うことが多く、”うつ状態”に似ている。

3 神経的な疲労
長時間デスクワークをしたり、細かい作業をしたりすることによって、目や脳の神経が過度に緊張した状態が続くことによって起こる。
集中力が低下したり、物覚えが悪くなったりするほか、不眠や眼精疲労の原因にもなる。

現代では疲労の質が変わっている
特に近年増えているのは、神経的な疲労である。
仕事でもプライベートでも、スマホを長時間使用し続けることにより、脳や視神経が過緊張の状態になっているのだ。

これら3つの疲労は単独で表れるのではなく、複合的に発生している。
終日、パソコンに向かって作業をしていれば、神経的な疲労にもなるし、運動不足により肉体的な疲労も起こる。
社内で人間関係のストレスに悩むことがあれば、精神的な疲労も加わるだろう。

少し前の日本では、肉体的な疲労が圧倒的に多かった。
だからこそ、「寝れば疲れが取れる」「精のつくものを食べれば元気になる」という程度で、疲労はとらえられていたのだ。

現在は、インターネットやスマホが広く普及しており、現代人は絶えず過密な情報にさらされることになった。
加えて、多くの企業ではリストラが加速し、成果主義の浸透や終身雇用制度の崩壊など、労働環境も大きく変化した。
環境が変われば、それにさらされる人間の肉体も精神も変化するのは当然だ。
つまり、社会環境の変化が、人間の疲労の質までも変えたのである。

「疲労」と「疲労感」の違い
「疲れ」と向き合ううえで大事なのは、まず、「疲労」と「疲労感」は違うと理解することだ。
難しいのは、本人がどれだけ疲れているのか、客観的に測定する”ものさし”が用意されていないということである。
現在では脳機能や血液の検査を行い、生化学的な評価を下すことによって、ある程度、信頼性の高い疲労度を測定できるようになったが、それでもまだ、本人が「どれだけ疲労を感じているか」というのは、あくまでも個人的な感覚であり、検査データと乖離することも少なくない。

つまり、「疲労」とは「物理的な体の疲れ」であり、「疲労感」とは「本人が疲れたと感じる度合い」のことであり、この2つが完全に一致していないということに、疲労を解決する難しさがあるのだ。

これはアスリートのみならず、すべての人に共通する。
たとえば、ものすごく過酷でプレッシャーのかかる仕事をしているときでも、周囲から高く評価され、やりがいを感じているなら、それほど「疲れた」という感覚を持たないだろう。

だがその一方で、単調で面白くない作業を延々と強いられたり、退屈な会議に出席したりするときには、たちまち疲れを感じるはずだ。
このように、「疲労感」という感覚は非常に主観的なものであり、本人の意欲ややる気に大きく影響を受けるのである。

良いリカバリーの条件とは?
しつこい疲れを取るために、ぜひ実践したいリカバリー法を紹介したい。
まず、「良いリカバリー」とはいったいどんなものか、定義してみよう。
「リカバリー」とは直訳すれば「回復する」「取り戻す」という意味だ。
ということは、「今は一時的に失ってしまったけれど、以前は元気だったことがある」ということが前提になってくる。
ここ数年、慢性的に体調が悪く、「元気に満ちあふれていたときのことを思い出せない」という場合は、残念ながらリカバリーとはいわない。
その場合は、病気を治癒することが必要になるだろう。

人間はそもそも生物学的に、30歳以降になると加齢により体力が衰えるのは当然だ。
どんな一流アスリートでも、年齢の壁を越えることは難しい。
なかには頑張って現役生活を続ける選手もいるが、それでもかつての黄金時代に比べればスタミナは落ち、反射神経も衰え、「昔とは何かが違う」という違和感を覚えることはやむをえない。

だが、生活の中で上手にリカバリーの習慣を取り入れると、若かった頃の全盛期とまではいかなくても、ある程度は体力や気力を復元することができる。
疲労してもきちんと疲労回復物質を出すことができれば、疲労する以前よりも心身のパフォーマンスは向上する。
つまり、「良いリカバリー」とは、「疲労」と「回復」をスムーズに繰り返すことであり、日頃から疲労回復能力をできるだけ上げておくことが、「良いリカバリー」には欠かせないのである。

リカバリーを考える上で重要な点
リカバリーを考えるうえで大事なのは、疲れをためないということだ。
「疲れ」という負の財産は、ためればためるほど雪だるま式に膨らんで、解消するのが難しくなる。
疲労はできるだけ翌日に残さず、「一晩眠ったらスッキリしている」というのが理想だ。
また、自分なりのルールを見つけておくことも、とても大切。

たとえば、「起きたら必ず、常温の水を1杯飲む」とか、「夜、寝る前にストレッチを15分間行う」など、なんでもいい。
そういう小さなルールをあらかじめ決めておくと、万が一、不規則な生活が続いて体調が悪くなったとしても、そのルールを再開することで自分のペースを取り戻すことができるはずだ。

「脳をだます」ことも必要になる
それからもうひとつ、リカバリーをうまく行うためには、ときには「脳をだます」ということも必要になる。
人間の体の中で、唯一、自分でだますことができる器官は脳である。
風邪をひいて、ぐったりしているときでも、「自分は元気だ」と何度も繰り返し自分に語りかけることで、いつのまにか、具合の悪さを忘れてしまうことがある。
もちろん、風邪が治ったわけではない。
脳に「元気だ」と思い込ませ、具合の悪さを隠してしまうのである。

「脳をだます」ということを応用して、「自分は体調を回復した」「元気を取り戻した」と、自分に何度も語りかけることも、リカバリーには大事だ。
もちろん、体調が絶不調だったり、明らかに病気だったりするときには、脳をだましてもまったく意味がない。
むしろ、体調を悪化させてますますリカバリーをしづらくしてしまうだろうから、その場合は考え直したほうがいい。

だが、人間とはそもそも思い込みの激しい動物であり、「なんだか体調が悪い気がする」と思えば本当に体調が悪くなることもある。実際、アスリートも試合の前には、自分自身に「俺は勝つ」「チャンスで打つ」など、鏡に向かって言い聞かせている人も、とても多い。
「勝ちたい」という希望ではなく、「勝つ」と、現在形で脳に言い聞かせることがポイントだ。
繰り返した作業は、いっそう深く脳に刻まれていく。

常々、「ありがとう」「おかげさまで」という言葉が口癖になっている人は、いつも感謝の気持ちで心が満たされているだろうし、そういう穏やかなマインドはどんなときでも冷静な心を保ち、気力を充実させるのに役立つ。

脳をどんな状態でキープしたら、
いつも最適なパフォーマンスを
発揮することができるのか。
そのためには、自分にどんな声がけをしたらいいのか。
自己流にマインドを最適化する方法について、改めて考えてみるのもいいと思う。

リカバリーには心構えが必要
リカバリーとは、一朝一夕にできるものではない。
疲れのたまらない体を手に入れるため、これからリカバリーを生活習慣に取り入れようとするなら、最低でも1カ月くらいは意識して、誤った生活習慣を見直し、正しい習慣を身に付けようという心構えが必要になる。
だが、意識づけが必要なのは最初だけで、習慣としてなじんでしまえば、あとはそれほど意識しなくても日常的に行えるようになるはずだ。

3ステップのリカバリー法
僕が考えるリカバリー法は、3ステップで進める。

まずは、「悪いものを入れない」という第1ステップ。
たとえば、目の前に汚れた池があるとする。そこには絶えず排水や汚水が流れ込んでいて、どんどん汚くなっていく。 この池の水をきれいにするにはどうしたら良いか?
 まずは、排水や汚水が流れ込むルートを遮断することが必要だ。
どれだけきれいで新鮮な水を池に注ぎ込んでも、絶えず汚い水が流れ込んでくる状態では、いつまで経っても、池の水はきれいにならない。
そのため、まずは「悪いものを入れない=上流を断つ」ことが、リカバリーのファーストステップになる。

次に行うのは、「体から毒を出す」ということ。すなわち、解毒である
先ほどの池の例で考えてみれば、排水や汚水がこれ以上流れ込んでこない状況になったら、次は、水面に浮いたゴミを取り除いたり、底にたまった泥を捨てたり、といった作業を行うだろう。

体もこれと同じで、老廃物や未消化の食べものなどが体内に蓄積している状態では、どれだけ体に良い栄養素やサプリメントを摂取したとしても意味がなくなってしまう。
特に現代人は、さまざまな毒性物質にさらされている。

農薬、ダイオキシン、内分泌攪乱物質(環境ホルモン)などの人工的な毒もあれば、カビやウイルスなどの微生物のリスクもある。
また、食べものに含まれる添加物も体にさまざまな悪影響をもたらすことがある。
こうした毒素を体外へ排出することは、内臓機能を正常化し、代謝をスムーズにして、疲労がたまらない体を作るベースとなる。
近年はデトックスブームでもあるので、解毒の大切さや必要性は容易に想像できるだろう。

3つ目のステップは、「体に良いものを入れる」ということ。
これがリカバリーの最終段階で、悪いものを断ち、体から毒素を出して、初めて体に良いものを入れるのである。
よく、「疲れが取れない」といって、慌てて強力な栄養ドリンクに頼る人がいる。
だが、これはまったくの対症療法でしかなく、「疲れを感じている体」を改善するために、本質的な努力を何もしていない。

リカバリーを実践して、体の回復力が上がってくると、自然と毎日エネルギッシュに過ごせるようになり、大げさではなく、世界が違って見えるはずだ。
そのためにも最低1カ月間意識して、生活習慣の見直しに取り組んでほしい。
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2018年11月28日

自律神経を乱す、「考え方の悪いクセ」の正体

自律神経を乱す、
「考え方の悪いクセ」の正体
失敗の「拡大解釈」をしていませんか
2018/10/06 東洋経済

原田 賢 : 「自律神経専門」整体師
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「なんだか眠れない……」「なんとなく胃の調子が悪い……」「なぜか胸が苦しい……」こういった不調は、自律神経乱れが原因かもしれません。
自律神経の乱れは、長引くとうつ病をはじめとするさまざまな疾患を引き起こすおそれがあります。
本稿では、『忙しいビジネスパーソンのための自律神経整え方BOOK』から抜粋し、自律神経を整える「考え方」の習慣を紹介します。
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ストレスを感じたときは、
        脳を意識的に切り替える
自律神経失調の症状がある方の多くは、そもそもストレスを抱えていて、悩みが頭の中でグルグルと回っています。
あなたも、ふと気がつくとストレスになっている仕事や人間関係などで頭がいっぱい――そんな経験はありませんか?

どうせなら、楽しいこと、好きなこと、リラックスできることを思い浮かべる癖をつけましょう。
ストレスになることが頭に思い浮かんできたら「よくないことを思い浮かべているな」と思い、楽しいこと、好きなこと、リラックスできることを頭に思い浮かべてください。

普段からでも、楽しいことや好きなこと、リラックスできることを思い浮かべていいのです。
こう言うと、皆さんはそんなにすぐに楽しいことなんて考えられないし、考えたって楽しくなんてならない、と思うかもしれませんが、このエクササイズは無理矢理考えても大丈夫です。

これにはしっかりとした理由があるのです。
というのも、脳は見ているものを自分の実体験だと勘違いする性質があるからです。
自分の頭の中で、楽しい情景や、リラックスできることをなるべく鮮明に思い浮かべると、しだいに自分が今、実際にやっているのだと勘違いしてくれます。
楽しいこと、好きなこと、リラックスできることというのは、副交感神経を働かせてくれる状況なので、考え方を変えるだけで、体をリラックスする状況に切り替えることができるのです。

認知の歪みから考える、
ストレスから抜け出す思考法
「認知の歪み」という言葉をご存じですか?
これは、ストレスを溜めやすい方が陥りがちな考え方のパターンを表しているもので、アメリカの精神科医デビッド・D・バーンズ博士が提唱している新しい認知療法です。
これをビジネスパーソンでストレスを溜めやすい方の考え方のパターンに当てはめると、2つに分けられます。

1つ目は、完璧主義の考え方で、100点を取らないと気が済まない、「〜しなければならない、といった思考」がその典型です。
2つ目は、ネガティブな考え方で、小さな失敗を大きなミスだと思う、これで全てが台無しだと考える、悪いことばかりに視点を向けてしまう、根拠もないのに未来はきっと悪くなると考えるなどがその典型です。

ビジネスの現場でこのような考え方をしていると、同じことが起きていても、ほかの人はストレスに感じていないのに、自分はストレスに感じてしまうということになりやすいのです。
すると、何をやってもストレスになって、いつも交感神経を活発に働かせてしまう状況をつくりだしてしまうのです。
ビジネスの現場に合わせた「脳の切り替え方」 では、実際にビジネスの現場に合わせた「脳の切り替え方」を見ていきましょう。

@ 完璧主義をやめてみる
物事を白か黒か、ゼロか100かという視点でしか見ることができず、白黒つけなければ納得できないという思考パターンです。
ビジネスの現場の例では、任された仕事は何としてでも高い評価を取らないといけないと考え、「ミスをすることは許されない」と、過度に自分を追い込んでしまう、というものです。
また、上司があいまいだったり間違った指示をしてくると怒りが込み上げてきたり、好きか嫌いかだけで分けてしまう……なども当てはまります。
対処法としては、あいまいさを許容する気持ちを持つことです。
世の中のほとんどは、あいまいなことなので、許して受けいれるということができれば、このストレスの負担を大きく減らすことができます。
人の意見が変わったり、間違ったことをしたりしたとしても同じ人間なんだから当たり前と考えたり、無理して100点取るよりも、無理をしないで90点取れればいいという考え方に切り替えましょう。

A よくない出来事が
     起こり続けると考えない
一度よくない出来事があったら、いつもよくないことばかりだと思ってしまったり、たった1人に嫌われただけなのに、みんな私のことが嫌いなのだと思ってしまうような思考パターンがあります。
ビジネスの現場の例では、1週間のうちで6日間は、うまく仕事ができていたのに、1日でも失敗があると「いつも自分は失敗ばかりだ。出世することもできない」と思ってしまうなど、悪い状況を一般的なものだと考えてしまうような状態です。

全体を客観的に考える 対処法としては、
全体を客観的に考えることです。
先ほどの失敗例でいえば、1週間を7日と考えて、7分の6はうまくいっている。
失敗したのは7分の1だから、たった1日うまくいかなかっただけだと思うようにするのです。
たった1度の最下位なんてどうでもいい 一度起きたよくない出来事を、たまたま起きただけだ、いつもではない、と考えて冷静に見ることができれば、この思考パターンによるストレスを減らすことができます。

B 悪いことだけを見ない
全体の中の1つのよくないことだけに目が向いて、よいことが見えなくなり、悪いことばかりが見えてしまうという状態に陥ることがあります。
たとえば仕事をしているとき、長らく営業でよい成績を取っていたのに、一度だけ最下位の営業成績になったとします。
このとき、最下位になったことばかりが気になって、このままクビになるのではないかと思ってしまう、というような状況です。
これは、最下位になったショックがあまりに大きく、仕事全体に対して不安感を抱いてしまっているのです。
対処法としては、よいことに目が向いていない状態なので、視点を悪いことからよいことに切り替える必要があります。
たった1度の最下位なんてどうでもよく、ずっとよい成績を残し続けていることのほうがすごいことなのです。

C マイナスにとらえすぎない
マイナス化思考とは、プラスの経験を「マイナス化」してしまったり、よいことを悪いことにすり替えてしまったりする考え方のことです。
せっかく成功したことを、「どうせ、まぐれだ」と考えがちなあなたは要注意。
うまくいったことを、偶然だとか、たまたまだというふうにとらえていると、成功したことを素直に喜べなくなり、よかったとかうれしいとか思うことがなくなってしまいます。
つまり、成功体験そのものを感じられなくなってしまうのです。
そうすると、何をやってもうまくいかないとか、うまくいっていることもうまくいっていないと勘違いしてしまうことが起きるのです。
このようにマイナス化してとらえていたら、何をやっても楽しくなく、やる気も起きなくなってしまいます。
仕事でうまくいった、成功したということがあれば、成功を成功として素直にとらえることが必要です。
また、まぐれではなく、努力の結果なのだと、客観的にとらえることが必要となります。
できたことは、素直に喜ぶようにする習慣をつけていきましょう。

D 根拠のない結論を出さない
根拠もないのに、悪い結論を勝手に予測する考え方をやめましょう。

1つ目は、人に対しての考え方で、「心の読みすぎ」というものがあります
本当のことは本人から聞かなければわからないのに、他人の行動を勝手に決めつけてしまう……という思考パターンです。 →

根拠がないのなら、よい結論を出すことも自由
他人が黙っているのを見て、怒っているのだろうと決めつけたり、そっけない態度をされたら嫌われていると思い込んだりなど、他人の顔色を気にしすぎてしまう方が、このタイプに当てはまります。

2つ目は、物事に対しての考え方で、「先読みの誤り」というものがあります
結論を悪く決めつけてしまう思考パターンです。
「私はこのまま出世することができない」「私は一生、平社員のままだ」など、と、先を悪いほうに読んで考えています。

2つのケースとも、根拠のない結論を出さないことが必要です。
根拠がないのなら、よい結論を出すことも自由です。
勝手に悪い結論に決めつけて悩み苦しむよりも、よい結論に決めつけて明るく希望を持って行動しよう、と考えてみましょう。

成功は成功、失敗は失敗

E 拡大解釈や過小評価をしない
失敗や悪いことを大きく考え、成功やよいことを小さく考えるという思考パターンがあります。
こういった思考に陥ると、小さなミスが大失敗に感じられ、社会人として最低だ、この会社を辞めたほうがいいと、自分で勝手にことを大きくしてしまいます。
小さなミスは、小さなミスであり、台なしではないと考えましょう。
失敗は成功のもとという言葉があるとおり、小さなミスは、大きな成功のもとかもしれません。
ミスは行動した結果です。
どんどんチャレンジして、ミスをたくさんしたほうが、後でいろいろなことに気配りができ、大成功することができるかもしれません。
私もうつ病を克服した方法を基にこの整体院を開業し、皆さんのお役に立つことができています。
成功は成功。失敗は失敗。いいことはいいこと。悪いことは悪いこと、という客観的な視点を持つことが必要です。

F 感情的に物事を決めつけない
自分の感情が現実であると思い込んでしまうという思考パターンがあります。
自分が不安を感じている → だから失敗する
自分の気分が落ち込んでいる → だからこのままやらないほうがいい など、
自分の感情によって世の中の正しさを決めたりしていませんか?

時間があまりとれなかったために不安に陥り、仕事はすべて失敗だと考えてしまったりなど、心当たりのある方も多いのではないでしょうか。
やみくもに時間を費やしたからといって、必ずうまくいくとは限りません。
少なくても正確に準備ができたほうがうまくいくこともありますし、それ以外の堂々とした受け答えなどによる要因でうまくいくことだってあります。
気分や感情は、一過性のことが多く、いつまでも続くわけではないですし、次の瞬間には楽しくなるかもしれません。
この状況の対策としては、気分をよくしたり、いいことを探したりすることがいちばんです。

とにかく楽しいことを
頭に思い浮かべるようにする
帰りにおいしいものを食べて帰ろうとか、次の休みに旅行に行くことを思い浮かべるなど、とにかく楽しいことを頭に思い浮かべるようにしましょう。

G 「すべき」思考をやめる
「〜すべき」「〜すべきでない」「〜しなければならない」と、つい考えていませんか?
期限があるものではないのに、いつまでにやらなければならないと思い込み、結果的に自分自身を追い込んで、プレッシャーを感じた経験はありませんか?
この思考パターンの厄介なところは、自分だけでなく、他人に対しても同様に当たってしまうことにあります。 
たとえば他人を見て、もっと頑張るべきだとか、自分より早く帰るべきではないと考えてしまったことはありませんか?
  人はそれぞれ持っている常識が違います。
もしかしたら相手から見ると、自分のほうが間違っているのかもしれません。
こんな状況には「上下に目線をずらす」という考え方が有効です。

まずは、「上」の目線
たとえば自分が「すべきだ」と考えていることに対して的外れなことを言ってきたら、悪い言い方ですが、少し斜に構えて上から目線になってみましょう。
小さな子どもに接するように、まともにぶつからず、よしよしかわいそうな人だと上から目線で見れば、他人を許せる余裕が生まれます。

また、逆に相手の言うことは絶対だ、どんなことでも「はい」と言おうと、「下」から目線でいるのも有効です。
どちらもアプローチは違いますが、自分の「すべき」という思考パターンから無理やり離れることができます。

うまくいかなくても、次はうまくいくこともある

H レッテル貼りをやめる
うまくいかなかったときや、失敗をしてしまったときに、ネガティブなレッテルを貼ってしまうことはありませんか?
うまくいかなくても、次はうまくいくこともある。
努力をすれば状況は変わると考え、決めつけをできるかぎり排除していきましょう。

I 何もかもを自分に関連づけない
悪いことが起こったときに、自分に責任がない場合でも、自分のせいにしてしまう思考パターンがあります。
ほかの人が仕事で失敗しているのを見て、自分が助けてあげられなかったから失敗してしまったんだというように、他人の失敗を自分のせいにしてしまうことがありますが、他人がやってしまったことに責任を感じすぎてはいけません。
他人に100%の影響を与えることはできないのですから、助けなかったから失敗をしたと決めつけてしまうのは飛躍した論理なのです。
posted by 小だぬき at 00:00| 神奈川 ☀| Comment(4) | 健康・生活・医療 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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