“崩壊寸前”れいわ新選組の臨時総会実況中継 「電波が悪い」とZoom画像を切った山本太郎代表 「海外逃亡」を勘繰る声も
4/15(水) デイリー新潮
「結党以来最大のピンチを迎えているというのに、山本代表は党の仲間に画面上の姿すら見せようとしなかった」。
こう語るのは、れいわ新選組の地方議員である。
4月9日に開催されたれいわの臨時総会は怒号が飛び交う大荒れの展開。だが、雲隠れ中の山本太郎代表はついにZoom画面からも姿を消し、“天の声”だけの登場だった。(全3回の第1回)
“大戦犯”の大石晃子共同代表を続投
党内闘争の発端は、総選挙直前、病気を理由に参院議員を辞職した山本代表が、大石晃子共同代表を“2代目”として後継指名したことだった。
そのまま選挙戦に突入すると、大石氏は党の顔として報道番組や党首討論に出演。
だが、制限時間を守らず、口汚く与党批判を喚き散らすばかりで、世間の大顰蹙を買ったことは周知の通りである。
結果、党は220万票を失い、おこぼれの1議席しか獲得できない大惨敗を喫した。
にもかかわらず、執行部は2月16日に開かれた1回目の臨時総会で大石氏の続投を発表。
納得できない地方議員たちからは「なぜ“戦犯”を続投させるのか」との批判が噴出した。
しかし執行部は、その声に耳を傾けようとはしなかった。
「山本代表は反対意見を述べた地方議員に『だったら代案を今すぐ出せ』とパワハラさながらに詰め寄って黙らせた。
大石氏も『批判と悪口が原因で票を減らした』と指摘した女性議員に対し、『私の代わりにテレビに出られる?』と小馬鹿にするような言葉を浴びせた」(前出・地方議員)
30人以上の地方議員が「山本・大石独裁体制を放置していたら党の行く末はない」と団結
地方議員らの予想以上の反発に危機感を強めた執行部は、3月6日に2回目の臨時総会を開催。
しかし、そこでも大石氏の姿勢は変わらなかった。
一向に敗戦の責任を認めなかったばかりか、フランスで起きた「火炎瓶闘争」を支持すると演説。
反執行部の地方議員たちは「いつからこの党は過激左翼に変質したのか」とさらに反発を強めた。
そこへ新たな火種として加わったのが、3月中旬から始まった新潮社の報道だった。
所属国会議員の秘書給与を党が組織的に詐取していた疑惑に始まり、山本氏の「オービススピード違反問題」、告発した元党職員への「公益通報潰し文書」、大石氏の夫である大阪府職員が「大石事務所秘書」の“偽名名刺”を用いながら、こっそり党の政策立案に関与していた問題――。
疑惑のオンパレードに、30人を超える地方議員が「これ以上、山本・大石独裁体制を放置していたら党の行く末はない」と団結。再度の臨時総会開催を要請する事態に発展したのである。
そして開かれた3回目の臨時総会。山本代表が「音声のみ」で参加したことに、地方議員たちは愕然とした。
謎の言い訳で「顔すら見せず」
「ほとんどの執行部役員が会場に来てリアル参加しているのに、毎回山本代表だけはZoom参加。
しかも今回は5分以上も遅刻したうえ、『電波が悪くて画像は出せない』という謎の言い訳をして、冒頭から画像をオフにしたのです。
遠方の地方議員はやむなく30人ほどがZoom参加でしたが、顔を出さなかったのは山本代表だけ。
あまりに不自然だったため、『海外でサーフィンバカンス中なのではないか』『ラフな服装やこんがり焼けた肌を見られたくなかったのではないか』と勘繰る声まで出ました」(同)
トップがこの体たらくでは、党内融和などできるはずもない。
会の冒頭では、6人しか残っていない国会議員の一人、大島九州男参院議員からいきなり執行部批判が展開される事態となった。
「テレビってのは一般の人が見るからね。そういう一般の人が見るときに何をやるかっていうのは考えて選挙戦略を立てないといけない」(大島氏)
「やはり山本太郎代表がこのれいわを立ち挙げた時の原点に戻らなきゃいけない。これでも我々は政治家だから。活動家じゃないから」(同)
「ルールは守る。だから、3分と言われりゃ3分で話を終える。
一般の人が見てそうだよね、って思うような基本的なことができなければ、いくら良いこと言っても誰も理解をしてくれないし、そういう政党を国民は支持しないんです。
その結果が出た以上、そこをしっかり受け止めて改革すべき」(同)
大石氏の反論
名指しこそしなかったが、明らかに大石氏へ向けた批判であり、大石氏を信任している山本氏への“反旗”でもある。
これに対して大石氏はこう反論した。
「前回の総会でもありましたように、確かに『大石がテレビで批判ばかりしていた』とか『時間を守らなかった』という形での炎上はしておりますが、批判ばかりだというのは事実に当たりませんし、大島さんも、ぜひ、これはこういう表現であるべきだったと言っていただけないと次に進めないのかなと思います」(大石氏)
「『時間以内にやるべきだ』。これは論評としてそうだなと思います。
だから、賛否は分かれると思います。
ただ、時間を私があえて大幅に越したものはテレビではありません。
山本太郎の原点に戻るべきだとおっしゃいましたが、山本太郎自体は国会の中でフィリバスターをやりましたね。
その原点と私が時間を過ごしすぎたインターネットでの討論番組ですが、出過ぎたことは、あの原点から外れることなのでしょうか。
私は外れないと思いました。以上です」
だが大島氏の批判はまだ序の口だった。この後、会場は怒号が飛び交う修羅場になっていくのである。
デイリー新潮編集部
「なぜ太郎さんは病気で議員を辞めたのに党の代表にだけは居座るの?」れいわ臨時総会でとうとう飛び出た「山本太郎への反旗」に大石晃子共同代表が泣いた
4月9日に開かれたれいわ新選組の臨時総会。
ついに山本太郎代表に向かって、「なぜ病気で議員辞職したのに代表だけは続けているのか」と真正面から問いただす地方議員が現れた。(全3回の第2回)
これからは「反軍演説」が必要
第1回で伝えたように山本代表はZoom画面を切ったまま”天の声”で参加。
冒頭、大島九州男参院議員による大石体制批判で幕を開けると、堰を切ったように改革派の地方議員たちが挙手した。
トップバッターの女性議員は、大石氏の選挙区の大阪で選挙総括した時、大石氏が自分に向けられた「言葉が悪い」という指摘について「嘘です」と言い切っていたことを明かし、「批判を“嘘”と断じてしまえば言論の萎縮を招き、正しい総括ができなくなる」と訴えた。
それに対し、大石氏はこう反論した。
「そういう時は『事実ではない』とか『事実認識が違う』とか、そういう言い方をするようにしています。
もしかしてうっかり言ってしまったのかもしれませんが、ただ、『あなたの言ってることは嘘です』とは、ほぼ言わないと思います」
そして、従来通り「自分には敗戦の責任はない」とする持論を展開した。
「私、1人の言論人で政治家だし、一生懸命自分のベストを尽くしました」
「政権徹底批判について、私は何も悪いものだと思っていません。
誇りを持って、そういう表現がこの社会で許されるべきだと、必要だと思っています。
なぜならば、これから反戦活動家、そして反戦を言う政治家、反軍演説っていうのが大弾圧されていくからです。
そういう時代だから。だからその表現を守らなければいけなくて、私はそれで必死に答弁したのかもしれません」
「これから反軍演説などもれいわ新選組としては必要になります」
れいわそのもの自体が私自身である
大石氏が繰り返した「反軍演説」という言葉は、ほとんどの改革派議員たちにとって初めて耳にした言葉だった。
「まさに極左が使う言葉。前回の『火炎瓶闘争支持』に続き、またもやヤバい発言が飛び出したと騒然となりました」(改革派地方議員)
続く男性地方議員も、「最高責任者である代表、共同代表がそのまま居座っていること。これが僕はあり得ないと思っております」と発言。
大石氏が繰り返してきた「私以外にはできない」「私が辞めたらこの熱量を継承できない」という説明は主観に過ぎず、「客観的な評価は衆院選で壊滅的敗北を喫した結果そのものだ」と訴えた。
この指摘に、山本氏が黒いzoom画面の向こうからこう噛みついた。
「ルールに則って、選挙で公正に選ばれた代表が、その代表を補佐する立場として共同代表を決めたり、副代表を決めたり、それぞれの役職者を決めていくって当然のことです」
「旗を立てた私、れいわそのもの自体が私自身である。私はそう思ってます。だからこそ、リーダーとして選ばれた」
この発言に黙っていられず、「今の太郎さんの発言を受けて、ちょっと疑問に思いました」とマイクを握ったのは別の女性議員だった。
「自分が決めたから全部聞け」というのはちょっと違うか
「確かに山本太郎っていう人は代表に選ばれましたけども、そもそも代表戦の時は参議院議員の山本太郎であり、元気だった山本太郎にみんな投票してるんですよ。
そこがまず違うと思います。
それを反故にしておいて、参議院も辞めておいて、代表として今仕事もできない中で、『自分が決めたから全部聞け』というのはちょっと違うかと思いますが、いかがですか」
ここから会場のボルテージは一気に上がった。山本氏は猛反論。
「『自分が決めたんだから全部聞け』なんて一言も言っていません。
代表の選任事項である、代表の決定事項であることに関して、代表は決めました。それ以上でも以下でもない話です」
「議員としての100パーセントの仕事が自分自身としてできないのであるならば、一旦横に置くべきだという決断をしました。そんな簡単な結論ではないですよ」
「国会の中で現職議員として自分がいれないということの歯痒さを感じながら、代表として党務を中心にやっていくということを決めてやっている」
しかし、女性議員は引き下がらなかった。
大石氏が泣き出した
女性議員「申し訳ないですけど。太郎さん、申し訳ないですけど、参議院議員としてやめておいて代表として残るっていうのは、そこはどうなんですか。
できないと思って参議院を辞めたんじゃないんですか。なぜ代表は居座るんですか」
ヤジ「その通りだ!」
山本氏「居座るっていう話ではないです。だって、れいわ新選組の代表ということで、私が議席を有していない時もありましたよ。
議席があるってことが必ずしも要件にはならないです」
ヤジ「詭弁やな!」
ここで大石氏が口を挟んだ。
「ちょっと、いくら代表と言っても……。体が健康なのを選んだだけだって、そういうの…、それはおかしくないですか」
涙声になって“病気のことを持ち出すなんてひどい”と訴えかけたのだが、その悲痛な声は、
「おかしくないでしょ!」
「じゃあ、代表が亡くなったら誰がやるんですか!」
「そういう規約だって決めてないでしょ、あなたたちは!」
という男性議員たちの激しい怒鳴り声にかき消されてしまった。
そして、続いてマイクを握った女性議員がこれまで誰もが口にできなかった「禁断の質問」を切り出したのである。
デイリー新潮編集部
大紛糾・れいわ臨時総会 元看護師の地方議員が山本太郎代表に“決死の質問”「多発性骨髄腫“一歩手前”であってもみんな治療をしながら仕事しています」
2026年04月15日 ディリー新潮
改革派の地方議員たちの執行部批判で大紛糾した、れいわ新選組の臨時総会。怒号が飛び交う中、看護師出身の女性地方議員が「誰もが言い出せなかった質問」を山本氏に投げかけた。(全3回の第3回)
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「すごく疑問だったんです」と語り出した女性議員
議論が白熱する中、ある女性議員がマイクを握り語り出した。
「私、元看護師なんですけれども、代表が多発性骨髄腫の前段階で参議院議員を辞職するという話を聞いた時に、えっと思ったんですね」
「普通のお仕事、全然継続できるんですよ。
多発性骨髄腫であっても治療をしながら皆さん仕事しています。
代表だったらそういった状況においてもしっかりと国会議員を全うするのではないかというふうに思って、すごく疑問だったんですね。
幹部の方たちへの発表の時にも、泣いてる人もいて、神妙な顔も皆さんされてるんですけれども、なんでだろうと思ってたんですね」
「もしかしたら別のところから命をもう狙われてる状況なのかなというふうにも思ったんです。
今、党の代表としてもほぼ姿を見せず、こうしてzoomも顔を出せないっていうのは電波の関係でっていう風におっしゃってましたけれども、何か別に理由があるのではないかなという風に思いました」
この発言に対して山本氏はこう訴えた。
「多発性骨髄腫というものになってしまった場合には、やっぱりより厄介になってしまうわけです。
前段階っていうことで、その前段階のまま進まない人も中にはいらっしゃるそうです。
けれども、私が国会でやっている活動っていうのは、皆さん、同じように議会の中でギリギリやってくださってますか。
山本太郎が国会の中でやっているようなギリギリの戦いっていうものを、皆さん各議会で…」
「だったらもう社民党でいいんじゃないですか」
この言葉が火に油を注いだのは言うまでもない。
「やってますよ! 地方議員馬鹿にしないでくれよ!」
「1日2時間しか寝ないで議会やってんだよ、こっちは。秘書もいねえんだよ! 甘ったれてんじゃねぇぞ!」
山本氏は「大丈夫ですか。いつ馬鹿にしましたか」と平静を装って応じていたが、ついにはこう言い放った。
「だったらもう社民党でいいんじゃないですか。どうしてれいわなんですか。
次の選挙の心配されていました。一刻も早くれいわから離れるべきじゃないでしょうか」
「それ言ったら終わっちゃうだろ全部! 全部違う意見みんな排除するってことだろ!」
約3時間続いた質疑の中では、執行部支持の声も少なからず出た。
「この会議の内容を外へ流している人がいるみたいなので、どんな正義感か知りませんけど、軽蔑いたします。
そして、同じ内容の会話がずっと何回も繰り返されていることをがっかりしてます。
それと、先ほど恫喝した方、大声を挙げて恫喝した方、即刻反省してください」(執行部派の地方議員)
「今回、特に選挙で大石さんが前面に出て、メディアとかsnsとかで言葉遣いを叩かれる構図って、これも完全にミソジニーだと私も思うんです」(同)
総会のメンバーは90人いるが、地方議員によると執行部側と反執行部側はの勢力ほぼ拮抗しているという。
失墜したカリスマ性
結局、議論はまとまらないまま終了。
改革派議員たちは審議の継続を訴え、4回目の臨時総会開催を執行部に要求していく構えだ。
どう見ても、党が分裂するのは時間の問題だろう。
山本氏にはその覚悟はあるようだ。締めの挨拶でこう語った。
「今こうやってる間にも戦争に向かって前に進んでいるわけですよ。
このれいわというリソースをどのようにそういったものかっていうことに関して、私たちは今、党内のもの、それだけじゃなくて、ある意味でのこの先、国策捜査に繋がりかねないような状況、そして国会内での戦い、この3つを同時進行するっていうのはかなり大変なことなんですよね」
「私がやるべき1丁目1番地は何かつったら、この対戦争の話なんですよ。
申し訳ない。この戦争の話と、そして私たちの身の潔白を証明していくってことが優先順位の第1位になります。
選挙の総括ももちろん重要かもしれないけれども、そうは言っても今戦争はどんどん前に進んでいくばかりだし、そして私たちの、逆に言えば潔白であるものを黒だという話にされてしまうということも進んでいっている」
「デイリー新潮」はこれまで3回開催されたれいわ臨時総会を取り上げてきた。
はっきりしたのは、現執行部が外部からのみならず、身内からの批判に対しても「絶対に非を認めようとしない姿勢」を貫いていることだ。改革派の地方議員はこう指摘する。
「彼らは『謝ったら死んじゃう病』にかかっているんですよ。
この部分は悪かった、改めようとかそういう姿勢は皆無。こんな偏狭な姿勢では二度と支持を得られることはない」
そして、かつて“れいわフィーバー”と呼ばれたムーブメントを巻き起こし、国会で衆参14人を擁するまで党を拡大させた山本氏のカリスマ性が、いまや大きく失墜していることも確かだ。
「姿すら見せられないなんて、病気だけでは説明がつかないでしょう。
偶像を崇拝しろと言われているようなものです。
いったいいつまでzoom画面の中で雲隠れを続けるつもりなのか」(同)
デイリー新潮HPでは、大石氏の「過激発言」が飛び出した第2回臨時総会の音声を公開している。
デイリー新潮編集部

