自己肯定感もダイエットも、成功のカギは「行動の仕組み」にあった!
竹内成彦
心理カウンセラー(公認心理師)
8/10(日) Yahooニュース
こんにちは。
精神医学と性格心理学に詳しい
心理カウンセラー(公認心理師)の竹内成彦です。
多くの人が「自己肯定感を高めたい」「痩せたい」と思い、
どうすればその願いを叶えられるのか? その「方法」を知ろうとしています。
インターネットや書籍、セミナーなどで数多くのノウハウがあふれているにも関わらずです。
けれど、実際には、方法を知っているだけでは変化は起きません。
なぜなら、知識やスキルはあくまで「手段」に過ぎず、それを行動に移し、続けることこそが最も難しく、最も大切な部分だからです。
自己肯定感にしろダイエットにしろ、「結果を出すための方法」は確かに存在します。
例えば、自己肯定感を高めるにはポジティブな自己対話を意識したり、日々の小さな成功体験を積み重ねたりすることが効果的です。
痩せるためにはカロリー管理や適度な運動を継続することが求められます。
これらの知識は多くの情報源で得ることができます。
しかし、問題は「知っていること」と「やること」の間に大きな溝があることです。
それぞれの人が抱える心理的な障壁や環境的な制約があるため、行動に移せなかったり、続かなかったりするのです。
何度も「やりたい」と思っては途中で諦めてしまうのは、そのせいです。
具体的には、自己肯定感を高める過程で人は「変わりたいけど変われない自分」を目の当たりにし、自己否定的な感情にとらわれることがあります。
また、痩せたい人は食欲や生活習慣の癖、ストレスなど、単に「知識があれば勝てる」ものではない壁に直面します。
では、方法を知ること以外に何が大切なのでしょうか?
1. 「やらない自分」を受け入れること。
まず大切なのは、「できない自分」や「やらない自分」を責めずに受け入れることです。
完璧を求めすぎたり、自分を厳しく責める態度は、かえって行動へのハードルを上げてしまいます。
自己肯定感の基盤は自分への優しさから育まれます。
痩せたい場合も同じで、挫折しても自分を責めるのではなく、「今日はできなかったけど、明日はまた挑戦しよう」と慈しむ気持ちが長続きする秘訣です。
2. 小さな一歩から始める習慣化。
どんなに良い方法でも、一挙に大きな変化を目指すと挫折しやすいものです。
自己肯定感を高めるなら、いつもより少し自分を褒める、感謝の言葉を3つ書く、といった小さな行動から始める。
ダイエットも、いきなり厳しい食事制限や運動をやろうとせず、間食を控えるとか、10分散歩するといった無理のない範囲から積み重ねるのが成功のコツです。
3. 自分の内側の動機を探る。
多くの人が、他人の基準や社会の期待に合わせて、「自己肯定感が欲しい」「痩せたい」と思い込んでいることがあります。
まずは、自分が本当はどうなりたいのか? どんな自分を望んでいるのか? を丁寧に内省することが不可欠です。
動機が自分自身にしっかり根ざしていなければ、変化のための行動は続きません。
4. 環境や支援を整える。
一人で自己肯定感を高めることや健康的に痩せることは簡単ではありません。
家族や友人、専門家(カウンセラーやアドバイザー)など周囲の支援や励ましが大きな力になります。
環境を整え、ポジティブな影響を受けられる状況づくりを意識しましょう。
5. 継続するためのマインドセットを育てる。
最も重要なのは「変わり続けることを自分に許す」ことです。
変化は一朝一夕に起こるものではなく、山あり谷ありの長いプロセスです。
途中でつまずいたり戻ったりしても、それを成長の一部として受け止め、あきらめず挑戦を続ける心の強さが成功の鍵です。
以上を踏まえると、「方法を知る」だけでなく、「それを続けるための心のあり方と環境づくり」が何より大切であることがわかります。
どんなに良い知識も実際にやらなければ意味がありません。
だからこそ、「知る」ことに力を注ぐのと同じかそれ以上に、「行動に移せる自分になる」ことに目を向けてほしいのです。
自己肯定感を高めたい人や痩せたい人には、まず「やらない自分もいるけど、それでもまた始めていい」というメッセージを伝えたいです。
そこから小さな一歩を踏み出し、続けることの喜びを感じられること。それこそが変化の本質であり、持続可能な成長の秘訣だからです。
あなたがたにとっての「方法を知ることより大切なこと」が、この記事を通じて少しでも伝われば幸いです。
今日も最後までお読みくださって、どうもありがとうございます。
心から感謝申し上げます。
この記事を書いた人は、心理カウンセラー(公認心理師)の竹内成彦です。

