日本人6000万人が餓死の危機に…中国による「台湾海峡封鎖」で石油も食料も干上がる地獄のXデー
5/13(水) ピンズバNEWS
米国とイスラエルによるイラン攻撃の余波が、じわじわと日本にも押し寄せている。
「2月末、イランがホルムズ海峡の軍事封鎖を行ったことで原油価格が高騰しました。
とりわけ日本は、輸入する原油の93%、LNG(液化天然ガス)の6%が同海峡を通過しており、その影響は甚大です。
高市早苗首相は“当面、問題ない”と強調しているが、1973年の石油ショック以来の危機とも言われています」(全国紙外信部記者)
ガソリンや軽油の値上がりによる物品のコスト高はもちろん、原油を精製して作られるプラスチック製品や合成繊維、合成洗剤など、生活用品の値上がりも懸念されている。
「しかし実は、それよりも深刻な危機が日本のすぐ近くに潜んでいます」
そう指摘するのは、国際政治学者の浜田和幸氏だ。
「それは、中国による台湾海峡の封鎖です。
台湾海峡は、日本の輸入船にとって重要なシーレーン(海上航路)の一つ。
原油やLNG、食料品などを運ぶ最短ルートなので、ここを封鎖されると一気に危機的状況に追い込まれます」(前同)
実際、中国海軍が海峡封鎖を実行に移すことは難しくないという。
「台湾も日本と同様に、海上輸送に頼る島国なので、中国が侵攻を見据えて台湾周辺の海域を封鎖する可能性は十分ある。
また、中国は370隻以上の艦艇・潜水艦を擁し、隻数ベースでは米国を上回る世界最大の海軍力を誇ります。
民間の漁船や商船をも大量に動員できる体制も整えているので、号令ひとつで海上封鎖に踏み切れます」(同)
■中国は日本近海にも機雷を仕掛ける
封鎖されれば日本は、かつてない食糧危機に陥る。
農林水産省の元幹部で、武蔵野大学国際総合研究所の研究主幹・山下一仁氏は、こう言う。
「現在、日本は、カロリーベースの食料自給率がわずか38%です。
海外からの輸入食料に頼っていますし、食料だけでなく石油の輸入も止まれば、農業機械や肥料・農薬が使えず、国内生産も大打撃を受けます。
飼料穀物が輸入できなければ、日本の畜産はほぼ壊滅し、肉や卵、牛乳なども食べられなくなります」
さらに、こんな衝撃的な試算もある。
「最低限の食料として現在の人口1億2300万人に、第2次大戦中の1人1日当たり2合3勺(約330グラム)の米を配給するには、年間1600万トンの玄米が必要になります。
しかし、減反で2025年の米生産は779万トンと半分以下です」(前同)
結果、国内で米の奪い合いが起きるというのだ。
「米価格は高騰し、資力のある人たちだけが食べられます。
米を買えない6000万人もの人が餓死の危機に瀕してしまうんです」(同)
前出の浜田和幸氏も、同様の懸念を示す。
「政府のコメ備蓄は100万トン程度です。
国民1人当たりに換算すると1か月分にも満たない量なので、すぐに底を尽きます」
台湾海峡が封鎖された場合、フィリピン東側を迂回するルートも考えられるが、中国が第二列島戦まで進出すればそれもかなわない。
「台湾有事の際に、中国が日本近海に機雷を仕掛けたら、アメリカからの貨物船も近づけないでしょう。
小麦や牛肉などの農産物も輸入されなくなるんです」(前出の山下氏)
これは、けっして遠い未来の話ではない。
「中国の習近平総書記は、3期目が満了となる27年までに台湾統一を成し遂げることを至上命題に掲げています。
国内経済が傾く中、台湾統一という国家の夢を果たし、国民の支持を取り戻したい。
それに、アメリカが多くの戦力をイラン攻撃に費やしている今こそ、中国にとっては絶好の局面なのです」(浜田氏)
地獄のXデーがすぐそこに迫っている。
ピンズバNEWS編集部

